令和6年度予算審査特別委員会(3月15日_教育費)

○委員長(中河つる子) これより、第10款教育費、181ページから233ページまでの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で、特に説明を要する点があれば説明願います。

 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 今日の午前中、清水中学校、御影中学校の3年生72名、無事卒業しましたので、この場でご報告させていただきます。

 それでは、学校教育課の所管の新年度予算につきまして、特に説明を要する点について説明をさせていただきます。

 予算書は181ページからとなります。

 10款教育費全体の歳出予算額1,051,354千円となっており、昨年当初予算額よりも185,974千円の増、21.5%の増加率となってございます。

 それでは、主な学校教育課に係る新規及び拡充事業とあと主な事業について説明をさせていただきます。

 予算書181ページをお開きください。

 1項教育総務費でございます。

 1目教育委員会費は、前年度対比で4,365千円の増となっておりますが、主な増加理由といたしましては、職員の人件費の増によるものが大きなものとなってございます。

 続きまして、183ページ、2目教育振興費です。前年度比12,326千円の増となってございます。令和6年度からの新規事業として実施いたします予算書84ページ、24番、英語検定料助成事業報償につきましては、別冊予算に関する資料8ページでの新規事業、予算に関する資料2、17ページに記載しております事業シートをご覧ください。

 事業の内容につきましては、記載のあるとおり小中学生の英語検定料を助成するものとなっております。これからさらに多様化していく国際状況の中におきまして、国際化していく子供たちを育むための支援として実用英語技能検定への受験を支援することを予算に盛り込んでいます。その費用といたしまして、令和6年度は700千円を計上してございます。

 同じく、予算に関する資料8ページ、予算書184ページ、中段下の28番、小学生親善派遣事業報償につきましては、昨年度から実施しております町内小学生の埼玉県深谷市への交流事業を、令和6年度につきましては派遣人数を5名から8名に増やして実施しようと考えております。

 続きまして、188ページ中段、高校振興事業です。

 令和6年度の清水高等学校振興会への補助金としまして、9,500千円を計上しております。学生の校内活動の魅力向上と保護者負担軽減対策として、タブレットの購入や模擬試験等に係る支援を継続して行ってまいります。

 同じく188ページ中段下の国際交流事業につきましては、4年目の交流となる台湾台中市清水國小学校と2年目となる清水國中学校とのオンライン交流を継続して実施し、子供たちへの国際理解と生きた英語を活用する機会として実施をしてまいります。

 続きまして、190ページからの2項小学校費を説明させていただきます。

 小学校費につきましては、前年度対比で14,590千円の増となってございます。

 190ページ、小学校運営事業では、令和6年度に入学する清水小学校新1年生においても、小人数学級を実施することとなりましたので、町採用教員1名の人件費増を見込んでおります。

 196ページ、上から1行目、小学校施設改修整備事業工事請負費につきましては、未設置でした御影小学校図書室に酷暑対策として、エアコンを設置するための費用550千円を計上してございます。

 続きまして、196ページ、3項、中学校費となります。

 1目中学校管理費は、前年度と比較しまして616千円の減となってございます。

 198ページ、上段、17番、備品購入費では、清水中学校吹奏楽楽器購入として老朽化しておりますチューバを更新することを考えてございます。また御影中学校においては、古くなった音楽室及びEルーム教室での椅子を64脚を更新する予定となってございます。

 200ページ、中段の中学校施設改修整備事業におきましては、前年度比707千円の減となってございます。

 事業といたしましては、清水中学校グラウンドの排水対策工事として1,276千円、御影小学校と同じく未設置だった清水中学校図書室へのエアコン設置550千円を計上してございます。

 同じく200ページ、2目スクールバス管理費は、前年度から3,905千円の増額となってございます。

 増額となった要因といたしましては、別冊予算に関する資料9ページ、予算書200ページ、下から6行目にありますスクールバス運行事業、12節のスクールバス運行委託料に記載しています。前年度から2,161千円増加していることが主な要因となってございます。

 予算に関する資料9ページ、15番、スクールバス運行事業といたしましては、令和6年度から拡充事業として実施します。これまで低学年の児童が5時間授業で学校が終わるというところでしたが、中高学年、3年生以上の子たちと同じ6時間授業までバスを待っていたということになってございました。基本的には、学校が終わった後は速やかに下校するということを考えまして、校内にいる下校できていない子供たちに対しては、通常のこれまでの下校時間よりも早い低学年用の下校バスを運行することで、低学年児童1、2年生の子供たちの負担軽減を図っていきたいと考えてございます。

 加えまして、中学校での部活バスはこれまでは5月からの運行としておりましたが、4月からの運行をすることによって生徒及び保護者の負担軽減を図ってまいりたいと考えてございます。

 続きまして、ページが飛びまして227ページでございます。

 5項保健体育費です。3目学校給食管理費でございます。

 学校給食管理費につきましては、前年度と比較し25,821千円の増となってございます。

 228ページ、下から3行目の10節需用費、60番、賄材料費が当初予算前年度比較で1,084千円の増となってございます。こちらは給食食材の物価高騰に係る増加分となってございます。

 230ページ、上から4行目、給食センター施設維持管理につきましては、前年度から18,918千円を増加してございます。

 要因といたしましては、232ページ、14節、工事請負費においての食器洗浄機更新工事として32,437千円、厨房内の衛生維持のための経費として厨房床等修繕工事に1,245千円を計上していることによります。

 令和2年から順次更新を進めてまいりました厨房内の機械類の更新につきましては、大きなものといたしましては、これでひとまず終了できるのかなと考えてございます。

 以上、簡単ではございましたが、学校教育課の所管に係る予算についての説明とさせていただきます。ご審議の程よろしくお願いいたします。

○委員長(中河つる子) 次、社会教育課長補佐。

○社会教育課長補佐(西田史明) 私からは、10款教育費のうち、社会教育課が所管いたします新年度予算につきまして、特に説明を要する事項について主なものをご説明いたします。

 予算書の202ページ、4項社会教育費から227ページ保健体育費の5項2目までが社会教育課の関係予算となります。

 まず、207ページの3目文化会館費ですが、209ページをご覧ください。

 209ページ、14節工事請負費において、文化センターの老朽した排風機回路改修と給油ポンプの交換を行い、施設改修を進めてまいります。

 次に、210ページから、4目図書館郷土史料館費におきまして、213ページ上段にあります図書館照明LED化工事として31,136千円を計上し、施設の省エネルギー化を図ってまいります。

 その下、エアコン設置工事は令和5年度からの2か年工事として、7,521千を計上し、施設の環境整備を進めてまいります。

 次に、213ページ、下段からの5目中央公民館費におきまして、215ページご覧ください。下段にあります備品購入費ですが、こちらのロビーテーブルとあとスポットエアコン2台を計上して、文化センターの環境整備を図ってまいります。

 続きまして、少し飛びまして、222ページからの下段からの5項保健体育費についてご説明いたします。

 223ページ、1目保健体育総務費においては、令和5年度までは学校教育課で所管しております部活動の地域移行に関して、令和6年度より社会教育課の所管となります部活動地域移行協議会経費等として132千円を計上しているところでございます。

 また、224ページ、中段の社会体育奨励事業報償といたしまして、児童生徒の全道全国大会への参加費を助成しておりますが、対象を全国大会に出場する高校生以上の選手及び世界大会に出場する選手まで拡充し、昨年より300千円を増額し、2,300千円を計上しているところでございます。

 最後になりますが、226ページ、2目体育施設費14節工事請負費において、令和5年度に引き続きまして、アイスアリーナ冷却機更新工事として39,468千円を計上しているところでございます。

 以上、簡単ではございますが、教育費のうち社会教育課に関わります予算の概要説明とさせていただきます。ご審議の程よろしくお願いいたします。

○委員長(中河つる子) 御影支所長。

○御影支所長(太田清子) 私からは御影支所が所管いたします令和6年度予算におきまして、特に説明を要する事項について申し上げます。

 予算書220ページからになりますが、4項8目農村環境改善センター管理費です。前年度の比較で53,087千円増の64,674千円を計上しております。

 その主な要因といたしまして、222ページとなりますが、予算書222ページの中の14節工事請負費でございます。12番、ボイラー等更新工事に29,700千円、その次の行、13番、煙突用断熱材石綿対策工事に22,143千円であります。

 本施設は昭和60年度に建設以降、38年目にして初めてのボイラー更新となっております。またボイラー更新に伴いまして、ボイラー煙突部にアスベストを使用していることから、併せてアスベストの除去工事を行うものです。

 以上、簡単ではございますが、御影支所に関わる予算の説明といたします。ご審議の程よろしくお願いいたします。

○委員長(中河つる子) これから、順次、質疑に入ります。

 第10款1項1目教育委員会費、181ページから183ページまで、183ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 私からなかなか話しづらいというか、これ町民の方から何件か来ているのですけれど、この後だったかな、最終日には、例えば請負ができるのが何本までとかね、議員がねあるのです。議員個人で役場から受けるのが1,000千円まで、少し緩和されたのですよ。それはいわゆる政治倫理の話になってくるのですけれど、教育委員とかいろいろなところで、特にないはずなのですそういうのは。

 ただし教育委員の運営の仕方というのが、例えば予算とかそういうのも、多分、教育委員が見た上で確認して、そこで合意を出してというかねオーケー出して、ここに上がってくるというのがあると思います。

 その中で、やはり例えば委員が直接関係ないにしても、後々例えば請負をしてしまう会社の所属していたりとかね、そういう場合というのが、やはり本当にいいのかいと、倫理観的には法律的には特に縛りはないにしても、倫理的には余りよろしくないというお話の町民が、数件私のところに相談というか、本当にそんなことでいいのかと、私は今まで来た教育委員は全部、一部トップは除いて、ほとんど教育委員は賛成しておりますので、この後、最終日に上がってくる部分についても反対する理由もないし、ぜひ頑張ってほしいと。

 ただ、全体的に倫理観に基づいて、今後、やはりやっていかなくてはならないという部分を含めて考えていくと、委嘱もしくは教育委員になっていただくためには、しっかりと後ろ指さされないためにも、より倫理観を持ってやっていただかなければならないのかなと危惧をしております。

 すぱっと言えないところは申し訳ないのですけれど、ただこれは倫理の問題とかいろいろな問題、清水町もだいぶ人口が少なくなってきたので、やれる人やれない人というのは出てくるとは思うのですけれど、なんとなく分かっていただけるかなと思うのですけれど、今後、この運用に際しては特に規定はないものの、誤解を招かない人事を、教育委員の人事については精査していただきたいなと思います。

 何でここで言っているかといったら、この予算が出ているから言っているだけであって、後々の最終日に出てくる方については全く関係ないと、それから明言しておきます。これについては、教育長というよりは指名は町長ですから、奥歯にかんだような言い方をしていますけれど、特定すると面倒くさい話なので、今後、そういうのを気をつけていただきたいなと。

 もしくはなるのであれば、例えばそこから社会教育、もしくは教育委員会事業から、例えば入札業務については教育委員の所属している会社の方はご遠慮願うとか、当然そういうのがないと厳しい世の中になってきていますので、今後、それに対して研究を進めてほしいなと。

 多分、そういうところをやっているところはないにしても、近いところはどんどん増えていますので、予算を審査する立場の人間がどこまでどう入るかという部分を、今後、しっかり考えてほしいなと思うのですけれど、いかがでしょうか。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 倫理観ということだったのですけれども、今、鈴木議員がおっしゃられた誤解を招かないような形で、そういう人選等については教育委員会の中で誰をということを決めるわけではないと思うのですけれども、そういうところは、当然、十分に注意しながら進めていきたいなと思います。

○委員長(中河つる子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 既に一部では誤解が生じているということでございますので、何をもって誤解なのかも含めて、そうならないように町民にきちんと説明できるように、要は審査する人間がそういう立場であると、後々自分で仕事を、議員は取れないですよ、議員は取れないですけれど、そういう立場でやられると誤解を招いていると申し上げておきますので、これ以上言うといろいろと差し支えあるものですから、ただ、そういう部分については選定についてと、今、倫理観についてをしっかりと教育委員の中でというよりは、指名する、もしくは推薦する、指名する段階で精査をしていただきたい。

 その中は、やはり内部での規約をつくる必要は当然ないのですけれど、誤解されないような人事を、ぜひ今後してほしいなと思いますが、それを教育委員か課長の答えで言うと、難しいのかなと、逆に。

 それやっていただくのはいいのですけれど、これ町長どうでしょうね、奥歯に絡みながらしゃべっているような感じですけれど、そういう声がやはりあるのです。

 現実に見てみると、そういう誤解を受ける状況があり得るということもありますので、ぜひ検討、もしくは検討してみて、世の中の流れを含めてお願いしたいと思います。

○委員長(中河つる子) 副町長。

○副町長(山本 司) 教育委員の選任については、当然、議会に提案をして審議をいただくということになってございます。

 今回、予算審議でございます。予算の提案権は当然町長にございまして、教育委員会においては、教育委員会予算の部分は我々が審査して、最終的に町長が提案申し上げるものですから、教育委員が予算に関してどうこうという部分はございません。あくまでも、町長が予算については提案するといったことでございます。

○委員長(中河つる子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 残念ながら、今、課長も言ったけれど、やはりここに上がってくる間に教育委員会で審査して出てきているというのは事実でございますので、例えば執行方針にしても何にしても、まず教育委員を通さなければならないですよね。教育委員会から出てきて教育長が上げると、同じことなのですよね。教育委員でまず協議をして出していますよね。予算にしても何にしてもそうですよね。もちろん提案権は町長にありますけれども、その過程、プロセスというのは......。そこにプロセスの中で一つはかんでいるということはどういうことかといったら、そこはやはり倫理観の問題、倫理が少し絡まってきてしまいますので、どうしても。そうではないと言い切るなら、そこを教育委員通さなければいいだけの話ですから、予算に関しての執行は教育委員は関係ないとしたら、それはそれで構わないのですけれど、現実的にはそうではない。

 ただ、通っている段階ではかんでしまっている以上は、そこの部分については、例えば退席してもらうという一つの手もありますし、何かありますけれどと誤解をされているというかね、そんなことはないと分かっているのですけれど、分かっているのだけれど、そうなっていたら町民の中ではやはりそういうわけにはいかんだろう。この世の中。裏金一つで大変な問題になっているぐらいの世の中ですから、そんな裏金なんていうのはないと、当然あるわけないのだけれど、ただ、今、政治倫理はすごく厳しくなってきているというか、当たり前なのですけれど、やはり今までやってきたことが正しいのではなくて、これからやっていくべきことの中でクリアしなくてはならないことはやはり出てきていると思いますので、慎重に協議をしていただいて、今後、運営してほしいなと思いますが、どうでしょうか。

○委員長(中河つる子) 町長。

○町長(阿部一男) なかなか難しい問題ですけれど、倫理観はすごくファジーなところありますよね。それをまた法だとかね、そういうところに照らし合わせて、どこまで整合性を持たせるか、あるいはということは非常に難しい部分で、ほかに例がないとしたならば、なおさら我々が考えることは考えてみる必要はあるのかもしれないけれど、そうやって言われた以上ね。それでどういう結論を出すか、あるいはねそんな部分については、それはそれで新たに今度またやるときには皆に提案するのですから、そのような中でね判断してもらえばいいかなと思いますので、はい。

○委員長(中河つる子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) これが出てきたのはね、やはり、今、国でも騒がれているお金の問題とか、そのお金の問題、仕事の問題とかいろいろな部分でお金が発生しているというのは、新たな時代に突入しているわけですよ。

 私たちが、当然、全部承認していますけれど、議員が過去にも何年かおきに1人ずつやっていったり、任期ずつやっていますけれど、その中でもやはり提案する側にもやはりそういうような誤解を招かないようにしてほしい。審査する側も、当然、それ今の中で考えていかなくてはならない。それは我々が出てきたときに考えるけれど、これ個別に否定するというのはなかなか難しいですよね。やってくれというね。であれば、一定のその人たちの立場を守るためにも、ある程度のラインを決めて、例えばそれがお金を審査する段階の人がそこに入って、それにいわゆるステークホルダー的な、ステークホルダーとは言わないな何関係と言うのですかね。利害関係者がもしそこにいるとするならば、それはやはり、今、許される時代ではもうないと思いますので、今、問題があるとは思って、いや問題がこれから出てくると思います。もう既にそういう声が出てきていますので、ですからそこをクリアしていくために、今後、運営に際して、もしくは選定に際しても十分な注意を払って運営、教育委員の任命については、教育委員に限らずほかの委員もそうなのですけれど、でもそういうところはほとんどないので、ここと議会ぐらいしかないものですから、その部分については十分留意しながら、今後、進めてほしいと思います。

 よろしい、どうでしょうか。ごめんなさいね。倫理は何だって言われたら、地方行政の中で倫理と言ったら、お金と仕事しかないのです。それ以外はないのです。大体。あとありますかね、ないですよね。ないのです、実は。あるようでない。そこについては十分留意して、今後、やってほしいと。そういうところ、当然、僕も知り合いですし業界も一緒ですから、あまり言いたくはないのだけれど、そうやってもういろいろなことでやんややんや言われていたら僕も言わざるを得ないし、十分注意して、今後、運営をしてほしいなと思います。よろしくお願いします。

○委員長(中河つる子) 町長。

○町長(阿部一男) 倫理観の話で、ここで議論したってしょうがないけれども、倫理観がお金と仕事しかないという、それには全然同調しかねる部分があります。

 そして、またただ一番最初に鈴木議員が少し考えたら、調査研究というお話をしましたよね。考えてみます。それらは。そうした中で、それなりの結論は出していけばいいのではないかなと思うところであります。

○委員(鈴木孝寿) よろしくお願いします。以上です。

○委員長(中河つる子) ほかに質疑ありませんか。

 川上委員。

○委員(川上 均) 全体を通してなのですが、教育長の教育執行方針に関しまして、具体的なことを教えていただきたいなと思ってお聞きするのですが、教育執行方針の中で様々な考え方や夢を持つ子供たちを主語とした誰1人取り残すことなく育成する個別最適な学びと多様な個性を最大限活かす協働的な学びの一体的な充実に向けた学校教育の在り方について取り組んでいくとあるのですが、もし今回の政策の中で具体的なものがあれば、教えていただきたいなと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 教育執行方針の中での話だと思いますけれども、各予算の項目の中にそれぞれに落とし込んだ特別支援教育であるとか、当然、給食でいけば食育であるとか、そういったところが全て網羅された中の言葉がこういうところではないかなと考えております。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) いや、意味はないです。なかなかこれ難しいなと思うのですが、表現がなかなか理解しがたい。具体的にではどうなのだろうなという思いがありますので、できれば個別、具体的な中身も網羅してもらって、今後、教育行政執行方針には取り上げていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) すみません。聞き方によって、見方によっては、抽象的な印象もあるかなと思うのですけれど、なかなか一つ一つの言葉として置いておくというか、その形として出すものが適切ではなく、やはり少し大きく見た中では、こういう書き方が適切だったのではないかということで、今回こういう表記はさせていただきました。

 また来年度に向けては、今、委員のあった言葉も加味しながら、考えていきたいなと思います。

 以上です。

○委員長(中河つる子) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款1項2目教育振興費、183ページから188ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

 川上委員。

○委員(川上 均) 何点かあるのですが、まず第1点目ですね。どこから行くかな。

 小学生の親善派遣事業を、今回、また昨年に続いて取り組むと思うのですが、なかなかこの事業、私としてはどうなのかなと。昨年取り組んだ中で、どのような成果があったのかをもう一度お聞かせください。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長補佐。

○社会教育課長補佐(下保朋子) 昨年8月に深谷市へ小学生を派遣したのですけれども、埼玉県深谷市で八基小学校との交流、それから渋沢栄一記念館や栄一翁の生家、中の家の視察のほか、東京都北区の渋沢資料館の見学を行いました。

 八基小学校との交流では、お互いの地域紹介をはじめ、八基小学校の校庭に植えている藍の葉、藍の葉というのは、栄一の生家が生業としていた藍玉の原料でもある葉です。その藍の葉を使ってたたき染めの体験を子供たちはさせていただきました。

 また、参加した児童からは、実際に渋沢栄一翁の生誕地に赴きまして、児童との交流や生家等の視察を通して、このような偉人が清水町にゆかりがあるのだということを学んで、改めて清水の歴史や清水のことに興味、関心を持ったとの感想をいただいています。とても楽しく、できることならまた参加したい。それから家族やお友達にも体験したことを伝えたいと子供たちは話していました。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) 非常に子供たちにとっては、いい体験をしたなと私は思います。そういう部分では、今回も派遣するということで、一応8名ということになっています。できれば、これはやはり小学生全員が行ければ一番いいと思うのですが、そうもいかない。

 でも、8名と、今回。この8名はどのように選ばれるのかをお聞きします。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長補佐。

○学校教育課長補佐(下保朋子) 昨年も学校に募集のチラシの方を周知させていただきまして、小学校5年生、6年生からの応募をいただいております。

 昨年、清水小学校からは7名で御影小学校からは1名、応募をいただきまして、教育長が両学校長の前で抽選させていただきまして、選出をしたところです。今年度も同じように抽選にて選出をしたいと思っております。

 ただ、8名ということですので、例えば御影小学校は参加人数の募集が少なくても2名は必ず確約するとか、清水小学校は4名は必ず確約するとか、そういうように人数の配分、両小学校から出ていただくように配慮したいとは考えております。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) 今回8名、いろいろ振り分けは難しいかなと思います。募集して5、6年生の中から清水が何名、御影が何名ということなのですが、先程言いましたように政策的にはいいと思うのですが、やはりこれできる限りもっと多くの子供がやはり行くのが本来だと思うのですね。

 そういった部分で、一部の子供だけを経験させる、これはこれでいいのかもしれないのですが、やはり政策的にどうなのかなと僕は思うのですよね。もう少し幅広く、直接行くのか行かないのか、リモートでできるのかどうかが分からないのですが、もう少しやり方があるのかなとは思うのですが、その点とあとこの事業を前回も聞いたかもしれないですが、いつまで継続していくのかをお聞きしたいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 川上委員のおっしゃられるように、やり方については常に考えているところです。

 実際、小学校、今年度からは御影小学校もリモートで深谷市の子供たちと関わることにもなって、時間等を許せば子供たちの都合があったり当然すれば、深谷市に全員連れて行きたい、そういう気持ちが正直ないわけではないです。ただ、子供もなかなかそういう時間を確保するのも難しいということと、ただこの夏休みの期間に募集を募ったときに、8名というところで、今回は予定のほうを計画させていただいたのですけれども、もう少しやり方等については検討しながら進めていきたいなと考えております。

 また、いつまでやるのかというところなのですけれども、今はまだ始まったばかりで、まだまだ盛り上げていきたいなという気持ちは、当然、学校での学びですから、1年、2年で終わるということではなく、継続しては続けていきたいとは考えております。

 ただ、それが1年後なのか10年後なのかというのは、今現時点では検討というか、相手の小学校とも深谷市の教育委員会とも話ししながら話を進めていきたいなと考えてございます。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) いい事業ですので、いろいろな問題はありますが、できれば長く継続していただきたいなと思います。

 過去、私も前回か前々回言いましたが、過去、阿蘇との交流だとか熊本ですね。あと姉妹町の交流だとか、清水町として過去そういう小学生や少年団の交流がありました。それがいつの間にか、いろいろな事情でしょうけれども途絶えてしまっている現状にあります。そういう部分では、やはり継続していくことが大事だと思いますので、工夫しながら継続をお願いしたいなと思います。

 続きまして、英語検定の助成事業700千円なのですが、184ページですね。

 これ教育行政執行方針の中では、義務教育の保護者負担軽減としてということで、英語検定料の助成を実施しながらということなのですが、負担軽減を図るということですね。この事業を実施するに至った、まず経過を教えていただきたいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 英語検定につきましては、小学校、中学校の先生、特に小学校の先生からなのですけれども、今、具体的に人数出てこないのですが、毎年多くの子供たちが検定に受検しているということを聞いてございました。

 過去、何年か前から、そういう助成とか子供たち、親の負担軽減、そして英語検定を受けることで、やはり新しい語学の興味をさらに深めていくとか、そういうことができないかという相談はあったのですけれども、ちょうど来年度、国際交流も深まってきていることもあり、来年度からこういう検定を実施してはというような流れになっていたところです。

 保護者負担ということももちろんですけれども、やはり語学への関心、興味を高める。当然、級によって受検のお金というのが違うのですけれども、そういった負担を少しでも抑えながら、かつ興味を深めていってもらいながらというところで実施の方を考えてございます。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) 検定料の話になったので、検定料で今回700千円という予算を組んでいるのですが、ちなみに積算根拠というのはどのようになっていますか。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長補佐。

○社会教育課長補佐(下保朋子) 積算根拠ですけれども、令和4年度の受検者数から算出しまして、小学生であれば3級、4級、5級で、大体50名程度、それから中学生であれば準2級から受けている子どもから5級までいらっしゃるのですけれども、115名程度の予算で考えております。

 それにつきましては、こちらの資料にもこと細かく何名何名と出ておりますので、そちらを見ていただければと思うのですが、令和4年度は小学生が約35人、それから中学生が約60人、合計で95人程度が英検を受検しております。

 今年度につきましても、大体横並びと聞いております。ただ、傾向としまして、聞き取りしたところ小学生の受検生が増えていると聞いております。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) 今回は英語検定料ということでございますが、例えばこれほかの習い事も含めて、親からこれ負担してほしいというような要望というのはないのでしょうか、お聞きしたいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長補佐。

○社会教育課長補佐(下保朋子) 特に今のところはございません。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) 英語ということで、それも小中学校の先生からも要望があったということでよろしいのですね。そのような形で今回、では今回の英語検定の助成事業につきましても、今後、継続して進めるということで理解してよろしいのでしょうか、お聞きします。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長補佐。

○社会教育課長補佐(下保朋子) これからも継続して実施していきたいと考えております。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) ぜひこの関係につきましても、一度事業を開始したので継続してやっていただきたいなと思っています。

 続きまして、188ページまでですね。

 国際交流の委託費1,573千円なのですが、これは昨年からやっているということですが、もう一度これどのような令和5年度の成果があったのかをお聞きしたいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長補佐。

○社会教育課長補佐(下保朋子) 令和3年度から国際交流、台湾と行っておりますけれども、今年度からは小学生以外に中学生も交流をしております。

 今年は令和5年9月と12月に清水小学校と御影小学校の6年生が、それぞれ小学校ごとに清水國小とオンライン交流をしております。今年からは中学校も交流をスタートしておりまして、12月に御影中学校2年生が、それから先週3月7日の日に清水中学校2年生がオンラインで交流をしております。

 お互いの学校の紹介や地域の紹介、日本の文化、それから台湾の文化などを紹介し合うような形で、それから最後は質問交流ということで、それぞれ質問をお互いし合いそれにお答えするという形で、交流のほうを進めております。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) これは既に継続している事業ですので、私も確認はしていなかったのですが、これ委託料150千円、今回、令和6年で1,573千円ですが、委託料の内訳というのはどのようになっているでしょうか。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長補佐。

○社会教育課長補佐(下保朋子) それぞれ小学校の交流と中学校の交流ということで、経費をいただいておりますが、コーディネーターの方は当日、台湾に、現地に行かれます。その渡航費用、それからコーディネーターとして台湾の学校といろいろ打ち合わせをさせていただいたり、こちらもオンラインで打ち合わせをしたりとか、いろいろそういうような人件費等になっております。

 以上です。

○委員長(中河つる子) ほかに質疑ありませんか。

 中島委員。

○委員(中島里司)3、4点お聞きしたいと思います。

 まず1点目ですけれども、184ページの修学旅行費助成、私、昨年、修学旅行の実施要綱というのを持つべきだという話をしたと思います。というのはどこまで修学旅行無償ですから、ルールをしっかり持ってやらなければ、東京行かせてくださいと言ったら簡単に東京、次行ったら京都行かせてくださいとか、そういう心配が、私出すことが悪いと言っているのではないのです。年度が変わっても、同じような待遇、扱いをすべきだということで言っていることですので、この辺について、今年度はその要綱の中ででしょうけれども、どこまで修学旅行行き先、道内なのか道外なのか、あと積算基礎内容を知りたいと。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 修学旅行の行き先なのですけれども、要綱の中で、小学生と中学生、距離の規定と宿泊日数とか、予算の範囲内でこれまでだよと決めているところでございます。

 今、すみません、具体的に東京に今中学生は行っているところなのですけれども、その規定の中では、その距離以上に行くような形にはなってございませんので、突然、先生が京都行きたいとか、富士山が見たいとか、そういうことで改まるということはございません。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 中島委員。

○委員(中島里司) さっと答弁したから、中学生は東京行けるのね。現実に両中学校は、東京まで修学旅行の行程を考えているという理解でよろしいですか。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) このコロナ禍の中で修学旅行の行き先というのは、通常、小学生であれば札幌に行っておりました。中学生であれば、少し前であれば、東北地方とか、そういう流れがあったのですけれども、このコロナ禍になってから、行き先、人混みを避けるようになって、できればそういう人の集まらないところとか、日程を少し圧縮してやるとか、それは学校の中で決めて、ルールに沿った要綱に沿った中で学校で決めていただいているところです。

 令和5年度でいきますと、御影中学校は東京に行かれています。清水中学校は道内での修学旅行だったのですけれども、こちら当然、学校長に東京に行くのであれば、清水中学校も当然東京に行くように、そこはそろえてほしいという話はあったのですけれども、そこの学校の考え方と旅行業者との契約がそれぞれの学校に委ねているというところがあるので、整っていないところでございます。

 小学校につきましても、1泊2日の行程なのですけれども、行く先は基本的には、小学校でそれぞれ委ねているのですけれど、今年度でいけば小樽・札幌へ行くということは例年どおりとなっているところです。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 中島委員。

○委員(中島里司) これは今年度の予算審議だけれど、今の話聞いたら、要綱、本当にあるの、修学旅行の要綱、変でしょう。校長に委ねていると言っていながら、片方は御影です、片方は道内でした。それは結局、教育、僕があえて言う必要ないけれど、教育の公平性というのは大事でしょう。僕は、去年は話聞いていないものだからあえて聞いているのです。今の話、課長に言っていること少し違うと思っています。

 これ渋沢栄一の関係もあったのではないの、御影中学校サイドでそういうところへ行きたいという希望が、だからそういう要綱あるのですかというのはそこなのですよ。両校とも公平に扱ったものをきちんと情報流さなければ、今、課長が言ったのは、それは校長がこう言ったと、校長そのせいにしたら駄目だよ、そういうものをきちんとしっかり両方を同じようにしなかったらという思いがするのですが、今年度、この新年度の予算はそういう差のない、そういう状況で計画されているのですね。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 今、中島委員からの質問なのですけれども、要綱は、修学旅行の行く基準というものは決めてございます。そこの基準に則って、各小学校、中学校の修学旅行は決めていただいております。ただ、行き先については、私たちがどこに行きなさいとか、何をしなさいというようなお話はしておりませんということです。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 中島委員。

○委員(中島里司) 今、私が言っていることは、修学旅行はどうするのですかと、校長に委ねても、両方でそれで違っていてもはいはいと受け取る。そういうことではなくて、2つしかないのでしょう、中学校。校長同士で協議してもらえばいいではない、事前にそっちのほうが大事でしょう、出てきたものを見る前に。同じ町の子ですから、同じ条件の中でそういうものを決めてもらうのでは別だけれど、上がってきたからこっちは認めて、こっちはこうだったから。それではない、教育の平等性、難しいこととというか、私はあまり知識ないから余計なこと言わないけれど、もう少しは同じような扱いをすべきだと思うのですよ。

 今年度からというか、次年度でもし今お話ししたようなことで反省するようなことを私がもし言ってほしいという思いで言っている部分が感じたら、ぜひそういう2つしかない校長同士で話し合ってもらって、そして、教育委員会に子どもたちが同じ条件で学べる、そういう環境整備してあげなくては駄目ではないの、校長のせいにしないで。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) すみません、校長先生のせいにしているとか、そういう意識は全くございませんし、そういうつもりも全くございません。

 修学旅行につきましては、中島委員もご存じだと思うのですけれども、来年行くから、その前の年に決まるというものではなくて、もう2年前から行く先というのは決まっているところです。

 今そういう計画で、先程コロナの話も少しさせていただいたのですけれども、行き先が少しばらばらになっているというところもあり、今、私たちは、今、学校と話を進めているのは、同じ東京に行くのであれば、逆に、清水中学校と御影中学校が同じ日に同じバスに例えば乗って、東京に行ってもらうとか、その東京に行った先はそれぞれ当然学校での学び方というのは違います。それぞれ特性があります、特徴がありますから、都内で別れていただくとか、そういう形にしていってはどうかということは話しております。ただ、来年、令和6年度の修学旅行につきましては、今話を聞いているところですと、2年前まだコロナ禍だったのですけれども、そのときに決めた計画では、清水中学校は道内、御影中学校は東京というようなことでは、話は今、予算は立てさせていただいております。

○委員長(中河つる子) 中島委員。

○委員(中島里司) ということは、去年、御影で東京に行きました。2年前からそういう話が出ていたのね。それもなぜ教育委員会で校長なり呼んで調整できないのですか。校長知っていたのかい、それ。御影は最初だよ、一番最初だよ。だから、ただ書類、要望を聞いて云々というなら、違っていたらやはり調整するのも教育委員会の役目ではないの。いかがですかそれ。

○委員長(中河つる子) 教育長。

○教育長(山下 勇) 中島委員の言われているとおりなのですけれど、2年前、同じように清水中学校も東京行く予定だったのですよね。コロナのこともあって、結局、本当は行くという予定で僕らも受けていたのですが、急遽、その前の年の12月か、その前ぐらい段階になって、学校の中で検討になったときに、御影は行く、でも清水はコロナ禍なので行かないということになったのですよね。そういう状況だったものですから、それ以上僕らは踏み込めない、要するに、各学校の教育課程の中の一つなので、初めは行くと言っていたのだけれど、今言ったその状況を見て、その段階で清水中学校は行かないという判断、道内で行くということで進めたものですから、今、その計画が今つながっているのですよね。

 中島委員が言われたように、今話しているのは、両校の校長に来年度以降、この後、今後2校で一緒に行った後とゴールを一緒にして、中間は、東京行った中は別々ですけれど、そういう一緒に行くような計画を立てていくように進めていくということで、お話をさせていただいているところです。そんなことで、本当に今回は言われて本当に一緒に同じようにやっていきたいのですけれど、そういう学校の中での協議の事情によって変わったということと、特にコロナということが、清水中学校はすごく懸念されていて行かない、御影はもう大丈夫だろうということで、ある程度そのリスクを追いながらも行くということで決定したという、その違いはありましたので、本当は一緒になったらいいのですけれど、そこまでは、それ以上は僕らも踏み込めない部分がありましたので、今その状況で決定したところです。

○委員長(中河つる子) 中島委員。

○委員(中島里司) あまりしつこくするのが好きではないのだけれど、実際に今、今年はさっき言ったけれど、清水中学校は道内だよね。コロナの問題であったら、それをまだ尾を引いているのですか。2年前にそうやって変えたから、清水中学校はそうですよと。これ同じ町にいて違うのではないですかね。

 ルールが2年前だからと言って、変えるのは認めないなんていう、そんな話にはならないのではないですか。子どもたち同士で終わった後、話合いさせてごらんなさい。道内と東京行った子と、どんな話すると予想されますか。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 認めていないということではなくて、繰り返しになるのですけれども、2年前の段階で決めたときに、もう既に道内3泊4日と学校で決定をして、その業者ともそういう話で進めているというところで、私たちがそこで東京に行きなさいというようなことの縛りはできなかったのかなというところです。

○委員長(中河つる子) 中島委員。

○委員(中島里司) 去年は去年の日です。なら、今年も同じように出てきているというのは、きちんと話はしてないということでしょう。御影はまた今年も行きます。僕、御影、清水と分けてしゃべるのが嫌なのだけれど、同じように扱ってほしいのです。

 今、たまたま一緒という同じ条件と言ったときに、一緒に行って同じバス、そんなこと僕は言っているのではないのだよ。日にち違っても構わないのだよ。ただ、同じ町の子なのだから、同じような条件、そして差があるのであれば、その差を縮めてやる、調整役をやるのも教育委員会ではないの。申出来たから、来なかったからでは、そういう判断というのは、校長からだから、そんな話にならないでしょう。両方にきちんと次年度はこうだから、僕これ何かというと、無償化というのにすごく抵抗あるのですもともと。だから悪いと言ってない、一回も言ってないでしょ、悪いとは。そういう無償化に決めたのだから、だったらなおさら同じ条件にしてあげなくては駄目ですよと。有償だったら負担が大きいから嫌だと、道内にしよう、道外にしよう。だけれど費用は教育委員長できちんとそこまで広げて、幅広い知識を吸収してくださいということでやったのでしょう。それがこんなに差あるような状況、これもう一回、今からでは間に合わないのか。だから、その辺来年、いつとは言わないけれど、やはり差のない教育、そして教育保障は学校長が持っているのだろうけれど、それはそれとして大事にしてあげてほしいけれども、一生のうちに一回だよ、小学生の修学旅行、中学生の修学旅行、そこに差つけるのはいかがなものかなと。だから、これ完全に、これからこの先しっかりしたものを持って、だから要綱あるのかいという話になる。要綱はこうだからフルに使ってください。そして、生徒や父母と相談して、できるだけの差のない、要するに教育の機会を均等に与えてあげるべきだという思いがあります。その辺本当に、この先考えていただきたいということで、次に移ります。

 これもあまり話す気なかったのですよね。というのは、もう一つ同じページになりますが、英語検定の関係です。

 これ、私、悪いって言っているわけでなく、本当にいいなと思っています。そうしたら、これは予算みるかみないかは別として、英語を覚える先に、正確な日本語を覚えなくては駄目なのです。私は言葉下手だし、日本語も下手だし、英語も全く駄目だしという人間だけれど、英語検定受けるまでに行くには、正しい日本語を覚えなくては駄目、であれば教科にある部分、英語も。もう一つ、英語と外国語というのか、それと日本語、国語というのがありますよね。国語でも検定ありますね、漢字。正しい日本語を覚えてもらうためには国語の漢字検定というのかな、そういうのに挑戦する部分も、さっき言ったように、日本語はまず基本ですから、絶対的な。英語をこれからの時代、国際的にも外国語、英語だけではないと思うのだけれど、それ広げたら指導する方がいないから大変だと思うのですけれど、それからいったら、国語検定についても、要望があるないではなくて、片方が出てきたらこちらもというのはやはりこう考えて、出しなさいとか、出さないとかではなくて、外国語を習うときには正しい日本語、これ私たまたまアメリカにチェルシーだったか、あちらで日本人の方が、多分当時50歳くらいの方だと思う。その方が子どもたちに言った言葉なのです。

 あなた方は英語をしっかり覚えて、英語をお話できるようになりたいのでしょうという話、バスの中で、バスガイドも兼ねてもらいましたから。

 そのときにはっきり言ったのは、日本語、英語、通訳になりたいなら、英語を訳すにしても、正しい日本語で訳さなくては駄目なのだよと。だから、正しい日本語を覚えなさいと、それともう一つは、物を学んだときに、人に仲取ってやるときも時間が大事ですと、この2つだけ言われました。私も勉強になりました。だからそういうことからいったら、やはり国語という部分もいま一度考えてもらいたい、要望あったからないからではなくて、さっき言ったように、教育委員会だからいわゆる発信できることがあると思いますので、その辺。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 中島委員のおっしゃられるとおり、この至るに当たって、今回の実用英語検定もそうですし、例えば人によってはTOEICのようなビジネス英語みたいなもののほうがよりよろしいのではないかと、そういう意見もございました。まずは国際交流を当然深めていくということで英語に親しんでもらいたいということを考えて、今回の実用英語検定にしたのですけれども、この話をしたときに、やはり中島委員がおっしゃられたような漢字検定であるとか、日本語検定、こういったものもやはり必要だよねという話は話題には出てございます。実際、子どもたちでも、そういう向学心のある子どもたちとかは受けているような子もいますので、今、お話のあったことを受けて、またその学校とも話を聞きながら、まずどれぐらい需要があったり、受検しているのかということもリサーチしながら、またさらに翌年に向けて、その辺の調査はしていきたいなと考えます。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 中島委員。

○委員(中島里司) 今、日本語というか、漢字ではなくて、日本語、それもと言うのだから、それ広げないでだからきちんとそういうものも内規を持って、自分たちで要望があるからないからではなくて、こういう部分が教育委員会では奨励していますからということでやってもらわなかったら、いや、そうしたらこっちのほうも、こっちのほうもなので、だからできませんという話は最初からやる気ないということですから、一つずつ、それも広げられない財政的なものもあるから、少なくともさっき言ったように、日本語なら日本語でもいいですよ。数少ない多いではなくて、そういうものを発信して、項目をある程度絞らなければ、財政何ぼかになっても足りないから、まず教育という部分で何を優先していくべきかということを、それは教育委員会なのだから、当然いろいろ情報を拾えるはずですから、そういうことで取り組んでいただきたいなということで、これで終わり。

 もう一つ、3点目になりますが、清水高校の振興会の関係ですが、これ何か言っても結局は頑張っていただく、振興策というのはいろいろあるわけですけれど、その中で、私は子どもにやはり力をつけて進学なりなるように送り出していただきたい、高校を卒業したらね。

 その中で、学校がいろいろ協力していただいているので、多分、時間外でやっていただいていることをたくさん振興会経由であるのかなと思います。そういうことで、ただ委員会としては、振興会としてはこうお金を出して、こうさせるというなら、私はある部分でやはり結果が欲しい。これは先生方には酷な言い方に聞こえるかも分からないですが、やはり結果が欲しいのですね。それが一般質問でも出ていましたけれど、清水高校の魅力の一つなのですね、それ一つと言っても、私も言っているのは、進学希望者、実習的なことはパンとかケーキとか本当に先生もだし、子どもたちも頑張っているのはそれはよく分かる。だから、それは新聞によく出るからね。そういう部分では分かるのですけれど、もう一つ、進学はもともと清水高校は進学校の一つだったですから、昔は。だからそれからいくと、補習というのは時間外ということなので、先生方に負担をかけるのですが、今現実に補習をやっていただいているのですよね。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 今、清水高校は、校長先生とも学校とも相当タイアップしながら、今までにない事業に取り組んでいるところです。

 今、中島委員のおっしゃられたとおり、高校の魅力を高めるものの一つとして、総合学科ではありますけれども、やはり狙った大学に、進学希望する大学に行けるとか、そういったところを力を入れていくことも、当然、魅力化の一つだろうと考えております。

 この学校の中で、今の進学チャレンジ生事業ということで、進学、特に国公立大学とかを目指すような子どもたちであるとかをチャレンジ生として受け付けまして、そこに対して、いる教員たちの力を借りながら、時には時間外に授業を行うことも当然あるのですけれども、そういったことを新たに令和5年度から始めさせていただいているところです。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 中島委員。

○委員(中島里司) 去年からか。それで、やはりその結果を清水町議会ですから、清水の町のあるいは学校の子のためということで、先生には申し訳ない、本当に負担をかけるわけですけれど、その辺は教育委員会、教育長としても、やはりあの中には入れないですけれども、教育の方針という部分では校長ともお願いの仕方があると思います。金銭面はあくまでも支援は振興会経由でなければ道は受けてくれないと思いますから、それからいくと、今のお話、実際に結果を、極端なこと言えば、議会で変なやついて、結果出せ結果出せと言われたのだという、議員にぶつけてもいいのですけれども、そういうやはり町としては、そういう子どもたちが、そういう一人でも二人でも頑張っていただいた先輩が、もう自分の目指したとこ行けたという部分もやったから良いのではなくて、結果も良しという方向で、あの学校サイドに応援していただきたいし、そしてもう一つ、そういう教員に対して今僕その制度分からないのだけれど、時間外手当とか、振興会からですよ。何かそれを手当てとして出せないですけれど、振興会に、当然振興会は高校行くわけですから、それをそういう枠というのは振興会で持って、高校にあれした場合、その先生、時間外で一生懸命やっていただいた先生に何か応援する、言葉選べないけれど、まあ俗に言うお礼、そういうことは何かやれる方法というのはあるなしでいいですから教えていただければと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 学校の高校の先生も公務員ですので、金銭的なものを出すということはなかなか難しいのかなと思っております。ただ、学校とも確認しましたら、時間外になる先生はシフトを工夫して、出勤時間を遅らせて、その時間を講議とかに充てるのに時間は残っていただくとか、学校ではそういう工夫をしていただいております。ただ、チャレンジ生の勉強に必要なそういった学習教材とか、そういうものはチャレンジ生応援事業の中で準備していただいて構わないと、子どもたちの向学心をより高めるための工夫をしてほしいということはしておりますので、そこは振興会の予算の中で、高校と振興会とで相談し合いながら、準備しているのかなと思います。

 以上です。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(中河つる子) それでは、ここで休憩とします。なお、再開は2時55分とします。                

(午後242分)

○委員長(中河つる子) 休憩前に引き続き会議を開きます

(午後255分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(中河つる子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) それでは、何点かございます。よろしくお願いします。

 まず、先程からありました修学旅行の関係でもう一つ聞きたかったのが、来年行かれる、令和6年度の話して申し訳ないですけれど、今継続している話で7年度は参考程度に今御影、清水ともにどの方向を見ているのか、お聞かせください。7年度そして8年度にかけて今年はどうなっていくか。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 7年度以降なのですけれども、子供たちが楽しみにしているので、あまり言うと「え、どこどこ行けるの」というのを思いながら今話するのですが、東京に行く予定しております。清水中学校も御影中学校も。令和6年は道内です。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) あまりそんなに回数は行かないですけれど、僕もよく東京に行くのですけれど、東京行って何しに行くのかなって心の中で思いながら。ただ、いい体験になるように、ぜひいいプログラムを作ってほしいなと思っています。

 これ以上言ったら繰返しになりますので、了解いたしました。

 続きまして、184ページのスクールソーシャルワーカー、あとここで聞きたいのは、何年も最初の頃から、議員になり始めからずっと聞いている話で、当初は学校荒れていた時代というか、少し荒れていたというか、元気な子供たちが多くていろいろあった時代のときにもっともっと増やしたらいいよと。スクールソーシャルワーカーとスクールカウンセラーとかやったほうがいいよという形でお願いしていたのですけれど、現状どうかなというのがあれなのですけれど。

 年々時代の変化なのかどうなのか分からないですけれど、例えば不登校の子であったりそれを対応できない家庭って言っていいのか、なかなかうまくいってないご家庭も含めて、増加傾向にあるのは多分世の中の流れだと思うのですけれど、今の現状とその対応、今苦慮している点、今年それに対してどうやって力を入れていくかというのはこの予算上ではなかなか見えてこないのですが。

 前、カウンセラーにしてもスクールソーシャルワーカーにしてもどんどん増やしたほうがいいという話はしたものの、道から派遣されている、そんな何人もいないというのは分かっているのでそこがまた難しいとこかなと思っているのですが、今年度、新年度に向けての対応というのはどういう状況になっているかをお聞きしたいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) スクールカウンセラーは現在1名、スクールソーシャルワーカーは町で採用している1号職員で1名、そして帯広市に居住されている方に1名委託をしているところです。

 鈴木議員からご質問もありましたけれども、今町内には全部欠席する児童生徒やところどころ来れるときと来れないことがあるという児童生徒がいるのもこれは事実です。約20名ぐらい今いるかなというところが現状となっております。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) なかなか抜本的解決というのはすごい難しいというのは今休憩中にも少し話してはいたのですけれど、確かに私もいろいろな本を読んでも、今世の中の情勢というかこういう流れになっていて、学校行かなくてはならないのだという、行かなくてもいいのだよという親もいらっしゃって。

 でも、それって最終的には親の立場から見ているのか、子どもの立場から見ているのか分からなくなってくる。そこは、やはり親も子も含めた中で総合的に判断できるというような状況を作らなくてはならないかなとは思いつつも、地方自治体ぐらいでできる範囲というのはやはり限られてくるのかなと思います。

 その中で、やはり清水は、これは先程も子育て支援課のときによく出てくる幼保小中高連携というのがなかなか教育委員会では僕は言ったことなかったのですけれど、結果的には保育所、こども園になりましたけれど、そのぐらいの時期というのはそんなにあれなのですけれど、だんだん小学校入ってきて子どもたちの自我がどんどん大人になってくるにつれて、そういう状況というか、それが幸か不幸かは分かりませんけれども。

 ただ、苦しんでいる子がいるのであればそれは不幸であって、そこをどうやって解決していくのかというのがあるのですけれど、その幼保小中高連携の今事業の、これ事業がここにはほとんど予算がないから出てこないと思うのですけれど、現状そちらの連携状況というか、一番問題なのはこども園ではないですよ、その後なのですよ。小中、要は教育委員会の立ち回りというか立場的なものがあると思うのですけれど、これについて連携の成果は出ているかどうかは別として、今の現状、今後の展望、先程の質問と重なるかもしれませんけれど、その辺について今の中身をぜひ教育長よろしくお願いします。

○委員長(中河つる子) 教育長。

○教育委員会教育長(山下 勇) まず不登校の関係、さっき言われましたように、そのほかにもうちは指導専門員ということで子どもたちあるいは保護者、先生方に対する対応をしながらできるだけ学校に来ていただける、あるいは次のステップに動けるような指導体制を取りながら進めているところです。

 あと、そのほかにも芽室にも今枠を取って、そこで不登校、学校行きづらい子が登校している子もおりますので、そういうことで少しでもそういう子どもたちが減るように努力しているところです。

 連携の部分ですが、こども園それから小学校、中学校、高校連携ということでそれぞれ連携事業をしております。幼保小の連携ということで、こども園と小学校が連携しながら子供同士の交流やそれから先生方の交流というのは授業参観したり研修会をしたりしながら高め合ったり、あるいはそういうのもありますし。

 それから、小中連携については今、今年、令和7年度から本格実施するということで、とにかく小と中の先生方を含めながら連携を、一貫した教育ができるように互いの研修会をしたり、あるいは授業参観をしたり、あるいは子どもたちに乗り入れ授業ということで授業をしたり、そういうことで直接の関わりを持ちながら子どもたちと関わっていくということを取り組んでいます。

 また、高校とも幼稚園と高校が連携した事業ということで、昨年度までは高校生が農園作業というかそんなことでこども園の子どもたちに一緒に活動するとか、それから小学校に来て実際に今5年生と一緒に生産科の高校生が来てものづくりをして一緒に学習するとか、高校生がインターンシップで小学校行ったり中学校行って一緒に先生のような体験をさせてもらうとかということでやっておりますし、それから中高の中では進学に関わって生徒会の交流とか、あるいは学校に行って見学するとかそんなようなことでのつながりということで、それぞれの園、こども園、小学校、中学校、高校の全体を通じて連携をしながら進めています。

 それは、さっき言いましたように、子どもだけではなくて先生方同士、職員同士のつながりも含めながら、いかにして清水の子どもたちをみんなで見ていくか。多くの先生方の目を通して育てていくかということで頑張っているところでございます。

○委員長(中河つる子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 今日は、子育て支援課にはこんな質問今回はしなかったのですけれど、清水小学校は、小学校というか清水の子どもたちは、例えば先程来から言っている修学旅行費は無償になっていますし、医療費から何からというのも18歳まで無償であったり、乳幼児だったら何かいろいろな補助していただけるとか。最近大都市の話でいくと、おむつは無償で引き取るではないですか、清水町って。やはり大きい都市というのは、場所にもよりますけれど、やはりそういうの取っていってくれない自治体のほうが多いという話を聞いて、清水って本当にいいなというふうに思っております。

 ただ、今度必要になってくるのはやはり、例えばこれ私も講演会とかいろいろ出て聞くのだけれど、あまり僕もそういう傾向があるのであれですが、発達障害的な部分というのは、軽い部分というのは、重いのもそうですけれど、最初の段階でしっかりと保育というか専門の先生方についたことによって結構いいとこまで戻るというか、大体戻って大人になったら大体解消されてくるというのが大きくあると聞いています。

 ただ、やはりこういうご時世ですから、例えばここは関係ない、教育委員会だから、保育士とか今その幼保連携の関係でいったら保育士なんかも今募集したって来るとか来ない中、来てもやはり皆辞められる、離職も激しくなっていると、全国的にこの辺地方なんか特に激しいと聞いています。

 そんな中で、小学校、中学校でできること、さっき言ったスクールソーシャルワーカーやカウンセラーの関係は継続して今のままの予算でいいのかって言ったらあれですから、もっともっとケース・バイ・ケースで。

 でも、今度担当する先生方も本当にきつい、こういう担当ではないと逆にきつくなってきたりと思いますので、ましてや親が絡むと余計面倒くさいというのが、こんなこと言ったら親に怒られますけれど。でも、そういう難しい家庭、雰囲気も複雑化している現状がありますので、教育現場の方々に負担ができるだけかからないように。

 しかしながら、最大限どこの町、ここの町があまりやってないからではなくて、清水は教育、子どもたちにとっては本当に最適な町というのは多分そういうところを言うのだろうと私は思いますので日々、何かぱっと見たら値段が下がっているように見えたものですから、スクールソーシャルワーカー活用事業委託金377千円とかもらっていますけれど、道か国かのやつだと思うのですが、道ですね。

 独自財源の中でももっともっと検討すべきだと思うのですけれど。ではないと、増えているというさっき話しましたよね。そこに対して対応していくというのが、まだ後手後手にどうしてもならざるを得ない。でも、後手後手にならないように検討してほしいし、途中からでもいいし、提案をどんどんしてほしいなと思うのですけれど、いかがでしょうか。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) いろいろとご指摘ありがとうございます。

 スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラーもそうなのですけれども、今うちの町では発達に関わっての専門員を学校に週に1回必ず移動させております。その専門員を今活用しながら学校現場に常に回ってもらうことで、小学校、中学校のつながりを今まで以上にパイプを太くできていて、すごく今いい方向に向いているのではないかなと、私個人であったり保護者の話を聞く、先生の話も聞くとすごくいい方向に行っていると考えております。

 そういったものを、ただ1人だけの負担にはならないように、例えばきずな園でありますとか、発達支援センターであるとか、特別な事情があれば要保護、要対協とかそういったところとも連携を取りながら、当然ケースによっては私たちも参加していろいろ家庭訪問したりとかもしているところです。

 今現状の中では、人数としては足りているかどうかというと、例えば今日卒業式が実はあったのですけれども、そう関わる生徒がいたりする場合もあるのですが、例えば両校にまたがってスクールソーシャルワーカーの方が、例えば清水に行く場合には御影の子はどうするのだという、そういうところもあったのですけれど、そういうところは内部で協議しながら穴が開かないというか、滞らないように考えてやっていきたいなと考えているところです。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) この部分については、今課長がいい方向に向かっているということなので、多分次の9月の決算のときにはこう改正しましたという数値的な部分を出してくれると。そのぐらい自信を持って言ったと思いますので、この辺にしておきたいと思います。

 次に、同じく184ページ、小学生親善派遣事業報償。これ、去年も私も親から言われて教育長また担当の下保補佐のところにお邪魔させていただき、いろいろな交渉をさせていただきました。

 結果的にそのときは、要は何て言ったらいいかな、難しい言い方で、小学校多感な5、6年生の女の子を連れていく関係で、男性教諭ばかり、男性の方ばっかりだと心配なのだよねということで、そのとき教育長は大丈夫ですからという話を頂きつつも最終的には下保補佐を連れていっていただいて、その状況としては非常に下保補佐、女性のきめ細やかな対応が本当によかったと喜んでいただきましたので、今年も頑張っていってほしいなと思います。

 これどういう、学校の先生、本当は2人ぐらい行くはずだったかな、清水小学校。小学校1人でしたっけ、行けなくなったのか。そうですね。今回は、例えばこれについていかれるのが清水小学校、御影中学校1人ずつなのか。さらに、プラス前回は教育委員も1人行ったか行かないかという話もあったりとかされたのですけれど、これ随行される方々はどういうメンバーで行かれる予定なのか、お聞きしたいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長補佐。

○学校教育課長補佐(下保朋子) 昨年、女性引率者の関係では指摘を受けまして、いろいろありがとうございました。今年度は、小学校か中学校か分かりませんけれども、教諭お1人、それから教育委員会から2人を引率する予定でおります。

 今年は、昨年そういうようなこともございましたので、引率者の中に女性を含むように選考していきたいと思います。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 私が言ったのではなく、町民からの声でございましたので、ひとつよろしくお願いします。でも、行かれた親とか子どもは非常に喜んでいたというお話を聞いておりますので、継続していただきたいと思います。

 ただ、さっき深谷市の教育委員会とも打合せをしているというお話はありまして、私この手に関しては必ず交流していますとかと先程課長も言われていますけれど、交流というのは一方的に行ってもしょうがないし、向こうから来てもらって清水のよさを子どもたちに体感してもらうというのも一番大事なことかなと思っています。

 今の段階で、深谷市の方々が、小学校の子どもたちが、清水町の渋沢栄一が絡んだ十勝開墾合資会社の状況を見てここからスタートした人が全国いろいろなところにあるのだという体験を、今年は例えば深谷市からは来られる予定はあるのかないのか。来年はあるのかないのかをお伺いしたいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 深谷市からの話は、結論から言うと来るという話は聞いてはございません。ただ、去年私も訪問した際に向こうの担当課長でありますとか部長、そして交流している八基小学校の校長先生とも話をする機会があったのですけれども、私たちは行きたいと。ただ、市でその予算の振り分けが、要望はしているのだけれどもという話です。

 なので、向こう、八基小学校の先生も教育委員会の次長とかも来たいということはすごく言っていますので、そこは深谷市の教育委員会の予算、教育長なりがきっと市長に働きかけて予算は来年度つけていただけているものではないかなと考えております。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 受入れの事業がないということは、今年はやらないということですよね。分かりました。その辺は、半分期待ということでよろしくお願いしたいと思います。

 188ページ、奨学金貸付けはいいよね、これでね、の関係です。

 これも、もう議員になってから本当に町長辺りが頑張っていただいて、大きく予算をつけていただいたところでございますが、これの今貸付状況と返済状況、返済状況で特に問題あるのかというのと、貸付状況はこうだんだん金額が増えているような気もするのですけれど、今の状況としてはどういう感じなのか、まだまだ増える要素があるのかを含めて見解をお聞きしたいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長補佐。

○学校教育課長補佐(下保朋子) 貸付人数につきましては、新規の貸付けということです、令和3年が15人、令和4年が14人、令和5年現在ですけれども10人、それに今ちょうど入学の合格されたという方からの新規受付プラスアルファで5人ぐらいかなと見ています。なので、令和6年度の見込みとしては16人分を予算計上しているところです。

 また、年度別の貸付額ですが、令和3年が27,060千、令和4年が18,960千、令和5年が21,600千となっているところです。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 非常に有利なのですよね。多分育英会とかから借りるよりは全然いいと思うし、これを借りると清水に就職したら、もしくは清水に住みながらいったら、何年かである程度返さなくていいよというやつもありますので、横ばいぐらいなのかな、大体は。大体言ったら横ばいだと思いますけれど、これをどんどん宣伝していただいて、縛りをつけるわけではないですけれど、清水に住むと本当にいいことあるよ、若い時勉強もさせてもらって、帰ってきてもそれ免除してくれるかもしれないというのは、そう言えばすごくいいのですけれど、ある意味縛りみたいなものですけれど。

 ただ、勉強をさせてもらえるというか、そのお金にリスク、多少の心配をなくしてでもいけるということは、教育機会が増えるということはいいことだと思いますので、宣伝をしっかりしていただきたいと思いますけれど、これについてはどのような広報というか、例えば清水高校生もしくは、清水高校生ではないですもんね、清水の在住の例えば高校生が、中学生から高校生でもいいし、高校生から大学でもいいと思うのですけれど。これ、どう周知しているのですか。これは、基本的には広報周知のみということでよろしいでしょうか。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長補佐。

○学校教育課長補佐(下保朋子) 広報誌等で周知をしております。卒業生にも周知をしております、失礼しました。

○委員長(中河つる子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) ぜひ、そうですね、現在の上限金額というのは、これ例えば初年度をマックスで借りた場合、一発目にくれるのか、何か月、毎月ごとに分けてくれるのかといったら、どういう貸付けのバリエーションがあるのかお聞きしたいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長補佐。

○学校教育課長補佐(下保朋子) 貸付金額ですが、大学生・専修学校生ですと入学金が限度額300千円、就学金が月額50千円。それから、高等学校生、高等専門学校生、専修学校生ですと就学金月額10千円以内となっております。

 入学する方で、入学前に貸付けが必要な方に関しましては、入学金それから就学金合わせて900千を一括、年度当初にというか、貸付けする形になります。毎月毎月50千円とかいう形ではなくて、年度内に一括でお貸しする形になっております。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) これを利用して、今の段階利用し終わった人、今度返す人、返す人の中で今どのぐらいの方が清水に定住されて、大体でざっくりでいいのですけれど、どのぐらいの方が償還をしているのか。償還数は総数でもいいですし、要は結果的に、言い方悪いのですけれど歩留りはどうだったのかというところで言ったら、例えばこれまで30人貸して今返していない人が25人いて残り5人は返していますというような、大体ざっくりした部分で言ったらどんな感じでしょうかね。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 町内ではなく償還している方、令和5年だと20人弱ぐらいが今償還をしているところでございます。

 償還のチャレンジ生、償還が免除になるというところは、現在はまだ5年達している方はいらっしゃらないのですけれども、予定では来年度そういう方が出てくるのかなと考えております。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長補佐。

○学校教育課長補佐(下保朋子) 今課長がおっしゃいました猶予チャレンジ中の方は令和5年度現在で13人がチャレンジ中です。令和7年度に、課長も今おっしゃったように、チャレンジ成功者が出る予定ですが、見込みとしては順調にいけば4名の方が成功する予定でおります。

 また、町内に就職している方ですけれども、令和5年度末では7人程度が町内に就職されていると、うちの調べではなっております。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 多いほうかな、いい結果が出ているのかなと思います。であれば、300千の月50千、大学等々で。これが、例えばいいと言われているのか、足りないと言われているのかって言ったら、僕もだんだん子ども卒業してもう何年もたつので分からなくなってきたのですけれど、どうでしょうかね。

 今そういう部分のアンケート調査というのが取っているのか、または聞き取りをした上で改めて制度の見直しをしているのかどうかというのをお聞きしたいと思います。それを聞いて終わりたいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 鈴木議員のおっしゃられるところで、きっと昨今の物価高とかそういうことも加味していろいろ考えているのかということだと思うのですけれども、今現状としては50千円、入学準備金300千円というところに変更する計画はございませんが、実際に幾らぐらいが足りないのだよというお話も借りていただいている方からも寄せられてはいないのですけれども、もし今後そういうお話が聞こえてくるようであれば、そういうことは当然前向きに検討すべきだろうと思います。

 ただ、大きく貸すと大きく返していただくという、そういうこともありますので、それは状況を見ながら考えていきたいと思います。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 終わるはずだったのですけれど、これアンケート絶対取らなくては駄目ですよ。アンケートというか、結果を取らないと次に進まないというか、このままでいいという現状維持のままでしかならないので、間違いなく今後どんな内容でも、親でもいいし、本人でもいいけれど、足りている足りていないって。あとは、どんなリスク、やはりリスクは怖いかいって、要は清水に就職できなかったり、もしくは通える位置にいなかったりしたらやはりそれはリスクになってしまうので。その部分の聞き取りはしっかりされた方がよろしいかと思いますので、ぜひやっていただきたいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) すごくもっともだなと聞きました。ぜひ、それは来年そういうことを前向きに考えて、アンケートすごくいいのではないかなと私も今はっと思いましたので、検討していきたいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長補佐。

○学校教育課長補佐(下保朋子) すみません、先程貸付金額を私令和3年度から令和5年度末までお話したのですが、すみません、数字に誤りがありまして。

 令和3年度が25,200千、令和4年度が27,060千、令和5年度12月末現在で21,660千でした。すみません、よろしくお願いします。

○委員(鈴木孝寿) 終わります。

○委員長(中河つる子) ほかに。桜井委員。

○委員(桜井崇裕) すみません、多い質問ではないのですが、親善派遣事業についてお伺いします。

 私も、発祥の地である熊牛に生まれて、小学校も出て、渋沢栄一翁については歴代の校長の前に渋沢栄一の写真が小学校には飾ってありました。そして、校歌の中にも会社の偉業を讃えるような文言もありまして、熊牛に育った者は渋沢栄一という名前は知っているわけなのですが、今回この私も2回いろいろな形の中で深谷市にもお伺いしましたし、できれば、子どもたちは派遣しているということなのですが、熊牛地域、松沢、北熊を含めて1人でも2人でもそこに育った私たち、学校もないわけですからそういったことも伝わっているかどうかも分かりませんけれども、そういった思い。

 私4代ぐらいでまだ北海道150年ですから、6代目、7代目行くかどうか分からない状況の中で、そういったつながりというのも私は大切なことだと思っているので、ぜひそういうものは可能であれば、そういう行かしたいという親がいるのであればぜひそういう呼びかけもできるかどうか分からないけれど、要望としてお願いしたいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 桜井委員の質問ですけれども、そうですね、やはり熊牛地域ということもやはり考えればそういったことも必要なのかなと。ただ、全体の中では当然周知はしていて、熊牛地域、北熊牛地域当然関わっている、松沢もそうだと思いますけれど、そういうところはPRする、周知する中にも書いて。行く行かないはその保護者や子供たちが決めるところなのですけれども、そういったところは載せて検討していきたいなと考えております。

 以上です。

○委員長(中河つる子) ほかに質問ありませんか。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款1項3目教員住宅費、188ページ、189ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 何度もすみませんね。まだまだいっぱいありますので、よろしくお願いします。

 この間教員住宅の、今年また用途変更してほかの課の管理、若い人の住宅に変えていくというのはあると思うのですけれど、現状教育委員会で今それらを引いて新年度から何戸預かって何戸使っているのか、何戸余っているのか、使ってないところがあるのか。これ何ぼかやはり教員が何かあったときに必ず取っておかなくてはならないというのは最低限あると思うのですけれど、今その現状、どんどん先生方の今家から通うというのが多いというのは現状ですから、状況としてどうなのかというのをお聞かせください。

○委員長(中河つる子) 学校教育課総務係長、係長ですね。

○学校教育課総務係長(黒井 良) 現在、34棟利用可能な場所がありまして、23軒今利用されています。新年度につきましても、まだ新しい先生が来る話はありませんが、1名減ぐらいの22戸ぐらいでいけるかと思っております。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) ということは、11から12戸が空いているという現状で、これは新年度って言ったから新年度建設課で今度直しますよね。それを引いた数が1112ということですよね。(「引いていない」と呼ぶ者あり)引いていない。あれ3戸でしたっけ、たしか。建設課というか、そっちの用途替えするのが。

 ごめんなさい、それもう1回、新年度残り余っている、今管理しているのが34戸、そして新年度からは何戸になるの。(「22」と呼ぶ者あり)ということは、11から12戸を建設課に移管替えするということね。(発言する者あり)もう1回整理して言って。

○委員長(中河つる子) 学校教育課総務係長。

○学校教育課総務係長(黒井 良) すみません、34軒今あって、来年度22軒使用する予定です。そのほかの課で使用するというのは2軒程に聞いていますけれども、それを引くと10軒程余りますので、新しい先生等が入ってきた場合にはそちらを使っていただくということになっています。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 学校教育課総務係長。

○学校教育課総務係長(黒井良) すみません、移管する軒数2戸と言ってしまったのですけれど間違いで、3棟でした。すみません、失礼します。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) どちらにしろ10戸ぐらいは常時管理しているということなのですけれど、これ10戸は順繰りに使っているから、出て、使っているとこがずっと使っているわけではなくてうまく回しているのですよね、きっとね。置いておけば置いといただけ、使わなくては使わないだけどんどん傷んでいくということも考えられるので。

 この10軒というのが適正なのか適正ではないのか。いやもったいないって言ったらもったいない、毎年10戸余っているというのは。これ、余ったら取りあえず1年間余りますわね、間違いなくね。今回1つ減るのか、増えるのか、2223ぐらいなのかな、さっきの説明が。そうですね、1戸減るのだな。

 毎年10戸も余っているのだったら、この適正数字というのは逆に何か考えていらっしゃるのがあるのですか、教育委員会で。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 現状の空いている教員住宅というのが、今鈴木委員が初めにおっしゃられた、比較的いいところというのはやはり次来られる方がいた場合はそこに入りやすいのです。ただ、ずっと使ってないところも確かにあって、今年度もあったのですけれど、急遽民間の清水の住宅に入っていたのですけれど、事情があって急遽中学校の近くに入りたいと。でも、長らく入っていなかったので、そこはボイラーであったり、浴槽であったり、いろいろなものを改修したりして入居していただくことになったとか、そういうケースもございます。

 ですので、常にすぐに入れるってわけではないということはご承知おき願えればなと思います。

 ただ、比較的校長先生の住宅、入るところというのは決まっているので、そこは校長先生、管理職、すぐに出入りがあるので、そんなに大きな修繕というのは必要にはならないのかなと思っております。

 そういった意味で、10戸程空いていると言っていても、すぐに入れるところとやはり修繕が必要なところが出てくるのかなというところです。

○委員長(中河つる子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) だからこそ、今聞いているのは、所管替えしなさいと言っているわけではなくて、そんなもったいない使い方をしているのだったらわざわざ。僕は、どちらかといったらこういうのを定住・移住に使うというのは少し何か違うかなとは思うのだけれど、余っているのだったら、使わないのだったら、もう使う予定がないのだったら使わないものからでもどんどん所管替えしていってもいいのかなという気はするのですけれど。

 だから、結局教育委員会としてはどのぐらいの数を置いておきたいのか。そのために10戸が、修繕必要なものがもうしばらく置いておいて、1年、2年、3年たって5年たったらもう入れないですよ、入れるのだけれどね、直せば。

 でも、そんな無駄なことというか、せっかくあるものを無駄に使うのは無駄というのか、何戸管理しておきたいのかというところは明確に。今まだ決まっていないのだと思うのですけれど、現状に即した形でキープしておくというのは、今10戸は多すぎるのではないかなと思いますので、ぜひ検討してほしいなと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 申し訳ございません。適正戸数というものの把握というものはしてございませんでした。ただ先生の、世帯を持っている方は比較的やはり帯広市区域に住まわれている方も多いのですが、単身の方とかであれば、やはり通う必要もないので清水町に住みたいと言われる方も多くいます。

 ですので、幾らが適正かというのはその転勤の年々によっても恐らく変わるのかなと思うのですけれども、ニーズがあったときにやはりすぐに住んでもらいたいという気持ちはございますので、そこの適正なところというのは来年度に向けて。当然転入の先生はこれから分かってくるところですので、そういう把握も当然しておくべきかなとは思っております。

○委員(鈴木孝寿) 終わります。

○委員長(中河つる子) 質疑ありませんか。

 川上委員。

○委員(川上 均) これ需要と供給の部分で、教員住宅ですけれども、なかなか難しい判断かなとは思います。その年の転勤の先生の数によって、やはり入る人も単身の人が何人かによって違ってくるとは思うのですが。

 そういった意味で、私2点だけお聞きしたいと思う。

 まず、家賃はどのようになっているのかをお聞きしたいなと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課総務係長。

○学校教育課総務係長(黒井 良) 家賃は、耐用年数から係数を掛けて計算されていまして、大体15千円から20千円ぐらいの家賃となっています。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) あと、先生方から言われているのですが、これエアコンの設置状況というのはどのようになっているのかお聞きします。

○委員長(中河つる子) 学校教育課総務係長。

○学校教育課総務係長(黒井 良) エアコンは、校長と教頭の部屋にはそれぞれついております。あと、一般の先生のところにはついていないのですが、住まわれている方が各自でつけている場合もあります。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) これ、やはり教員の方の住環境をきちんと整備するということでは、町としてきちんとエアコンを設置すべきだと思うのですね。

 やはり先生方の声を聞くと、この暑さですから帰ってから窓を開けてしのぐというのはなかなか大変、女性の教員の場合防犯の関係もありますし、そういう部分ではぜひ、すぐには無理でしょうけれども、今使っているのは23軒、そして今後22軒ということですので、計画的な形のエアコン設置というのも今後検討いただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 教員住宅につきましても、移住・定住というか、やはり先生たちには長く住んでいただきたいというのもありますし、ひょっとするとそういうものがあれば住んでいただけるというのもあるのかもございません。

 ただ、今現状としては一般教員の教員住宅にはエアコンを設置する考えはないというところです。

○委員長(中河つる子) ほかに質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款1項4目特別支援教育費、189ページ、190ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款2項1目小学校管理費、190ページから196ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

 山本委員。

○委員(山本奈央) 192ページの備品購入費17節の図書備品なのですけれども、こちらは本の購入の金額ということでよろしいですか。この学校の図書なのですけれども、どのように本は選定しているのかと、あと無料って言うのですかね、例えば学研とかから無料で読んでくださいと学校に配られるような図書もあると思うのですけれども、そちらはそのまま置いているのか、きっちり中身を判断して、子どもにふさわしいかどうかを判断して置いているのか、お聞きしたいです。

○委員長(中河つる子) 学校教育課総務係長。

○学校教育課総務係長(黒井 良) 図書備品につきましては、図書を購入する金額になります。

 学校の本の選び方については、学校の先生の担当する方が選んで購入していただいております。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 山本委員。

○委員(山本奈央) 学校の図書室を見ると似たような本が重なっているなという感想もあったので、先生が確認して購入してくださっているということなので、子どものことを一番分かっている方が選定していただいていると思うのでよいかと思うのですけれども、その配られるような本はあるかどうかは把握しているかどうかお聞きしたいのですが、どうでしょうか。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 無償で配られている本も、購入する本もそうなのですけれど、学校教育の中の推薦図書みたいなものがございます。そういう中から、リストがあるのですけれども、そういう中から、今の、例えば、うちの子どもたちにマッチしているような本はどういうものなのかなということで、まず選んでいます。例えば、そういう学習メーカーから配られている本につきましても、これはもらったから、ただだから必ず置くというものではなくて、それは当然中身を見ていて、同じような被るようなものがあれば、当然それは横に置いておきますけれど、例えば、ここはやはり似たようなところがあっても、ここは読んでほしいというような部分があれば、当然置いておくと。同じ内容でもメーカーによって書き方が違う、教科書もそうだと思うのですけれど、そういうことがございますので、そのように選定はしております。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 山本委員。

○委員(山本奈央) 一冊の値段がすごく高いなという感想があったので、似たような本だったら少しもったいないかなと思ったので、今、質問をさせていただきました。でも、今、ご回答いただいたので、そちらで理解いたしました。

 もう一つあるのですけれども、196ページの14番工事請負費の15の清水小学校水飲み場温水機設置工事ということがあるのですけれども、こちらは、どのようなことで設置することになったか伺いたいです。

○委員長(中河つる子) 学校教育課総務係長。

○学校教育課総務係長(黒井 良) こちらは、清水小学校の体育館前にある水飲み場に、こちらに、学校にはお湯が出るところがないので、こちらで1か所お湯をつけるとこをつけまして、冬の掃除とかあるときに、バケツにお湯をくんで、温かい水を使って利用してもらうために、ここに1か所つけるということになっています。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 山本委員。

○委員(山本奈央) 清水中学校だったりとか御影には順次つくような予定でしょうか。

○委員長(中河つる子) 学校教育課総務係長。

○学校教育課総務係長(黒井 良) 清水中学校なのですが、もともとボイラーからお湯が出る施設がありまして、夏はお湯出ないのですけれども、冬の寒いときは出るようになっています。御影小学校と御影中学校につきましては、お湯が出るとこがないので、順次つけていきたいなと思っております。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 山本委員。

○委員(山本奈央) 今ので理解いたしました。これからつけてくださるということで安心しました。コロナ禍もあったので、子どもたちが手を洗う機会が多かったと思います。お湯で手を洗えるということは、石けんも落ちやすいので、いいなと思ったのですけれども、子どもたち何度も石けんで手を洗うので、手荒れがひどい子がいらっしゃいました。もし可能であれば、優しい成分を使っている手洗いの石けん、もし前使っていた除菌成分が強いようなものから、もう変わっていればいいのですけれども、そういった配慮もしていただいたら、子どもも手を洗うことが苦にならないのではないかなと思うのですが、いかがでしょうか。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 学校の中には、保健の先生と私たちと話している学校保健協議会というものがございまして、そういう話は届いていなかったのですけれども、うちの担当にそういうことを確認しまして、弱酸性というのかどうか分からないのですけれど、そういうもので準備できるというのであれば、そういったことも紹介していきたいなと思います。(「終わります」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) ほかに質疑ありませんか。川上委員。

○委員(川上 均) 確認なのですが、清水小学校の低学年の少人数学級の関係で、今年も人員配置継続されるのかどうかを確認したいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 少人数学級は、清水町が特区として始めた少人数1、2年生低学年ということで、ずっと継続してやっているところです。残念ながら子どもの数も減ってきて、清水小学校も今、現時点では、5年から学校の35人学級という中では下回っているので、1クラス編成となっているところなのですけれども、今、少人数制度ということで、今年度は2つのクラスに分けております。来年度入ってくる、令和6年に入学してくる子どもたちも残念ながら数は下回っているので、そこは少人数学級を実施するということですので、1名を配置して、町で採用して配置して、2クラスに分けるということを計上はしております。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) ぜひ今後も継続してお願いしたいなと思います。

 今、水飲み場の話は出ましたので、それはいいのですが、今回、小学校で言えば、御影小学校の図書館のエアコン設置ですね。清水小学校も教室以外でエアコン設置されていない教室というか、図書室だとか含めてあると思うのですが、今後どのような形でエアコンの設置を考えているかお聞きしたいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) エアコン設置なのですけれども、清水町は管内でも先駆けて、エアコンは本当に早く設置させていただきました。おかげで子どもたちも教員たちもそういう熱中症にあまり気にせず活動できているということで、すごく評価を頂いているところです。

 今、委員からご質問がありましたエアコンの設置なのですけれども、当初エアコンをつけるといったときに、どの教室につけたらいいだろうということで学校には諮っております。その際に、清水小学校と御影中学校は、ぜひ図書室にもつけてほしいと、そういう要望がございました。なので、図書をつけています。ほかの御影の小学校と清水中学校については、本は借りてきた本を自分たちの教室で見ることができるから、エアコンは設置しなくてもいいですよと。これは学校に当然確認を何度もした中で設置していなかったのですけれども、今年度の酷暑をもって、やはり図書室、読書の日を設けている清水町ですから、図書室は快適な中で本を読みたいという要望もあって、今年度、予算を計上させていただきました。

 ほかの今、各学校、特別室とかでエアコンがついていない部屋なのですけれども、そちらは、基本的には代替の使える、例えば理科室も、清水小学校で言えば、第1理科室、第2理科室がありますので、暑い時期というのは本当に2か月、3か月、本当2か月くらい、夏休みもあれば短い期間かなと。もし第1理科室だけでやはり授業が賄えるのであれば、第2理科室はあえてつけずとも、そこは節約しながら学校の運営をしていくべきではないかということは、学校とも話して計画はしているところです。ただ、状況が変われば当然変えていく必要もあるかなとは思うのですけれども、現状としては今のままやっていきたいと考えております。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) 現状の中では、そういう学校等の要望も含めて、相談しながら進められているということで理解してよろしいですね。分かりました。

 あと、現在、体育館なのですけれども、体育館のトイレというのは、水洗トイレにはなっているのでしょうか。教えていただきたいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 小学校トイレは全て水洗で、洋式の部分も今、改修のほうは去年もさせていただいているので、全てではないのですけれども、そうなっております。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) 水洗ではなくて洋式ですね。できれば洗浄便座をつけていただきたいということで、特に子供たちの今、トイレ事情も大分変わってきて、やはり和式はなかなかというのもありますし、結局災害遭ったときの避難所の対応にもなると思うのですよね。断水になった場合は使えないのですが、やはりそういった災害のときの避難所の部分でも、今後やはりそういうものが大切だと思いますので、ぜひそういう部分で計画的な整備をお願いしたいと思いますので、お答えを願いたいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 学校の先生たちもいろいろな考え方が持っている方もいらっしゃって、当然和式、洋式のところもあるのですけれど、先生によっては、やはり和式のこともしっかり使えるようにならなくては駄目だという考え方の方もいらっしゃいます。全て洋式、日本国中どこも洋式になっていれば、そういうこともないのかもしれないのですけれども、洋式のないトイレは基本的に今ございませんので、そこは状況を見て、必要であれば交換はしていくのですけれども、現状としては、今のままやっていけたらなと思っております。

○委員長(中河つる子) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款3項1目中学校管理費、196ページから200ページの審査を行います。質疑ありませんか。川上委員。

○委員(川上 均) 細かくて申し訳ないのですが、先生方から聞いたら、中学校ですけれども、楽器がもう既に古くなっていて、カビが生えたり、実は、衛生的に問題があるような話を聞いています。そういう部分で、やはり使用する楽器、決して安いものではないとは思うのですが、計画的な更新についてどのように考えておられるかをお聞きしたいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 今、川上委員の質疑なのですけれども、私たちも現状、やはり楽器を見ていて、これまでそういう更新をうまく進めていなかったというわけではないのですが、やはり見させていただいたときに、へこんだものであるとか、修理がもう効かないものであるとか、そういうことを調査した中で知ることができました。今。優先順位を中学校の先生、小学校もそうなのですけれど、決めていきながら、委員おっしゃられたように、年々物価上昇にも関わって、すごく楽器値上がりしています。まず、必要なものはどれなのかということを優先順位をつけていただきながら、そこは順次更新をしていきたいなと考えております。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) ぜひこれ、やはり子どもたちの環境衛生のためにも、継続して計画的にお願いしたいと思います。

 あと、最後、一点ですが、細かいのですが、御影中学校の体育館で、やはりまだコウモリが出ているという話を聞いたのですね、先生方から。なかなかフンもしていて衛生上よろしくないので、駆除を何とかお願いしたいという形で声を聞いておりますが、そこら辺について考えをお聞きしたいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課総務係長。

○学校教育課総務係長(黒井 良) 御影中学校の体育館なのですけれども、今年度、業者に見てもらいまして、侵入口とかを調べていただいています。そこで怪しいところは塞いでもらっているのですけれども、何せ古いものですから、どこから、いろいろな穴が、穴というか、隙間がありますので、そちらも調査して、入ってこないように対応したいなと思っております。(「お願いします」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) ほかに質疑ありませんか。西山委員。

○委員(西山輝和) 一つだけ。御影中学校の入り口の白樺の木ですね。すごい危険な状態になっているのですけれども、あれはテープを巻いて危険だよと、切る予定にしているのかどうか分からないのですけれども、PTAとかいろいろなものに相談しないといけないこともあるかと思うのですけれど、予定はないですか。

○委員長(中河つる子) 学校教育課総務係長。

○学校教育課総務係長(黒井 良) 令和6年度予算のときに、危険な木があるかないか調べてもらいまして、今、テープ張って、危険な木を調べてもらっているところです。危険ですので、早いところ切るように進めていきたいなと思っております。

○委員長(中河つる子) 西山委員。

○委員(西山輝和) そうですね。本当危険な木が、本当入り口から4本目の木がもう完全に割れてしまって、隣の木にもたれているのですよね。皆見ていないと思うのですけれど、それで、もう真ん中から割れて、隣の木に完全にもうもたれかかっていて、何とか乗っかっているなという感じなのですけれど、下がポロッともう行ってしまったら、すとんと落ちるので、あそこ電線もみんな通っているので、かなり危険だと思うので、なるべく早く始末したほうがいいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) 申し訳ございません。その危険だというところの把握をしておりませんでした。この後すぐにでも確認しまして。適切な対処をしていきたいと思います。ありがとうございます。

○委員長(中河つる子) ほかにございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款3項2目スクールバス管理費、200ページから202ページの審査を行います。質疑ありませんか。川上委員。

○委員(川上 均) まず、1点目ですが、今回、小学校低学年の下校時間に合わせて1便増便されているのですが、これは要望があったのか。そして、要望があったなら、なぜ今までやらなかったのかをお聞かせ願いたいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) こちらは、要望を保護者から受けてということではなくて、子供たちをやはり、下校時間というのは、本来早く帰れるものであれば帰すべきであると思ったところで、来年度の予算は計上させていただいたところです。これまで、ここは気づいていなかったところだったのですけれども、1年生、2年生は、1年生は全部5時間授業、2年生は5日間あるうちの1日だけが6時間授業、ほかはみんな5時間授業となっています。町というか、徒歩で通う子どもたちというのは、授業が終わったら、そのまますぐに帰宅することができます。当然家庭に帰って、自分の課題であったりとか、いろいろな自由研究、家庭で過ごすことはできるのですけれど、農村部の子どもたちについては、6時間目の授業が終わるその後には、3時30分ではないと下校ができていませんでした。その差が約1時間以上かな、あるそのときに、今までバス待ちというところで、本来帰れるべきであるところが、学校の中にいて過ごさなければならないというところが、高学年になればそれはできるのかもしれないのですけれど、低学年のやはり負担を考えたときに、それは早く帰せるものであれば帰してあげようというところで、バスの管理者とも話をしまして、それが可能だということであったので、早くに下校させるというようなとこになったところです。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) そういう理由で今回なったということなのですが、では、何便ぐらいを、何便というか、何台動かして、対象人数は何人ぐらいを想定されているかをお聞きしたいと思います。

○委員長(中河つる子) 給食センター係長。

○給食センター所長(佐藤一成) バスの運行台数につきましては、現在の設計上は、清水地区2路線、御影地区2路線で間に合う予定でございます。乗車する新1年生、また、2年生になられるお子様方の合わせた人数でございますが、小学生1年生が15名、2年生が19名となってございます。合わせて34名です。回答が遅れて申し訳ございません。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) 結構な人数になるのですね、合わせたら。今回、親からの要望、特にはなかったということなのですが、逆に兄弟がいた場合は、できれば一緒に帰ったほうがいいと思いますし、対象が農家の子どもがほとんどだと思うのですね、先程説明いただいたように。逆に農家の家庭からすれば、あまり早く帰ってきてもらっても、農作業があるので大変でないかという声も聞いておりますので、その辺については、そういう親の要望とか、そういう話はしたのかどうかをお聞きしたいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) すいません。聞いているということなのですけれど、まだ文書を発出していないのですけれど、どちらで聞かれたのか分からないとこなのですが、その低学年の、高学年と一緒に帰したらどうかというお話なのですが、そこも議論いたしました。ただ、基本は低学年の子どもたちの体力的なものも考えてのことですので、特段の事情がある場合には話は聞くことができるかなと思いますけれども、基本としては、2便で低学年は早く下校していただくというところです。これは、町場の歩いてくる子どもたちと同じ扱いに対応にしたいというところです。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) 先程何人ぐらい対象かということでお聞きしたのですが、御影地区も同様の扱いということで理解してよろしいのでしょうか。

○委員長(中河つる子) 給食センター所長。

○給食センター所長(佐藤一成) おっしゃるとおりです。御影地区も同様の取扱いとなってございます。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) 私も以前、実は給食センターにいて、直接スクールバスの管理はしていなかったのですが、昔を思い出したときに、たしか運転手の、先程は可能だということでお話を聞いたのですが、運転手の方は結局昼からは給食の配送ありますね、回収。そして、その後すぐ、多分この早帰りの分が出て、すぐ帰ってきて、また3時半ですか、に行くという予定だと思うのですね。そういった場合、例えば、冬季の場合、冬道吹雪だとか、いろいろありますよね。気象条件によってはかなり影響があって、帰ってくるのが遅くなると。そういった場合は、結局3時半から行くのが遅くなるということで理解してよろしいのですね。

○委員長(中河つる子) 給食センター所長。

○給食センター所長(佐藤一成) 想定外の事象につきましては、都度臨機応変に対応しなければと思っているところでございます。委員おっしゃるとおり、1便目と言われる早帰り便が何らかの事由で遅延した場合、通常の3年生以上の下校バスに影響することは否定できません。行程につきましても、委員からあったとおり、給食の回収業務が終わり、10分から15分の休憩をドライバーに取っていただいて、準備でき次第、速やかにスクールバスの1便目、いわゆる早帰り便に向かっていただいて、戻れば今のタイムテーブルの中では10分弱の休憩は取れる見込みでおります。その後、2便目、いわゆる通常バスの準備をして運行するといった考え方、見方によってはタイトなスケジュールではございますが。可能な範囲で運行する予定になってございます。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) 運転手の方というのは、朝早い方は6時過ぎに出勤して、帰りは5時過ぎまでということだと思うのですね。そういった中で、途中休息挟んで、ただいま説明頂いたように、若干休息時間が短くなってということなのですが、労働時間が結局その分延びるわけですよね、休息時間が減って。全体の一日の労働時間、または週、変則勤務なのかな。僕も忘れてしまったのですが、通常40時間勤務の中でやるのに、これ当然延びますよね。その労働時間の部分、延びた部分はどのように考えているか、お聞きします。

○委員長(中河つる子) 給食センター所長。

○給食センター所長(佐藤一成) スクールバス運行業務につきましては、運行事業者に委託をしているところでございますが、その積算の中で、今年度までは5.5時間で一日の労働時間を積算してございました。次年度からは7.5時間、いわゆる7時間30分の一日の労働時間で積算しているところです。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) 週40時間の労働時間の中には入っていると、収まっているという形でよろしいのですね、理解して。そういう部分では、今回、まず1便の部分が新たに増便されたということですね。

 では、続きまして、中学校の部活バスの関係なのですが、今まで5月からということで、11月までですか。冬期間を除いた形の部活バスを運行していたと。なぜ今まで、では、4月からやらなかったのか、その理由を教えていただきたいと思います。

○委員長(中河つる子) 給食センター所長。

○給食センター所長(佐藤一成) 今まで消極的だったわけではないのですが、5月からの運行としておりましたのは、4月に新1年生が入学しまして、中学校に。その後、部活動に入部するまでの時間の猶予が必要であろうと配慮してございました。1年生が入部されて、部活動バスとして運行する路線の策定でありましたり、あとは、人数の確認であったり、停留所の確認等の時間の猶予が必要なため、4月中に部活動に入部した子たち、また、路線が確定した上で、5月から確実なる運行という体制を取ってきたところです。来年度につきましては、中学校の協力も賜りまして、入部の意向を調査してございます。学校側から中学校に入学した際、入部するか否かの意向を踏まえた上で、事前に案、たたき台として路線図を、今、策定しているところでございます。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) すいません、補足です。スクールバスなのですけれども、今までやれていなかったのは、人数もやはり子どもが多かったというところがあると思います。ただ、すごく減ってきて、乗り降りさせる場所、人数というよりも、かなり減ってきたので、今までできなかったのですけれども、今はできる状態になったのかなというタイミングで、今、始めさせていただいているというところも加えて説明とさせてください。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) 今、説明頂いたのですが、なぜできなかったかというと、要するに、4月に入学して、すぐどこの部活に入るかどうかなかなか決めかねると。そういった中でゆっくり、これからの中学校生活を過ごすのに、どこの部活にきちんと入ることを決めてもらって、その上で路線を決めて、その人数によって違うわけですから、路線を決めて、その時間をかけてやるのに、どうしても5月からということなのですよね。やはりこれ、4月からというのは非常に無理があると思うのですが、その点についていかがでしょうか。可能だからやるのでしょうけれども、これは運転手にとって、もう新しい路線をすぐ覚えるとかという話で、4月からすぐですからね。そういう部分では支障が出ないのかどうかをお聞きしたいと思います。

○委員長(中河つる子) 給食センター所長。

○給食センター所長(佐藤一成) この当該事業につきましては、先般の議会を経て、学校教育課の中で協議をいたしました。子供たちの利益になるものは何かという視点の下、できる限り送ってあげるべく方策の方向でいろいろ協議をいたしました。そのような中で、無理がなければ、また、安全を担保できれば、できるだけ可及的速やかに送ってあげる体制を整えようということで、今回、事業提案させていただいたところです。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) 最終的には安全の確保の部分にもつながってくると思いますので、その点には十分配慮をお願いしたいなと思います。

 話をまた変えまして、町民バスの関係も含めてですね。私の古い経験によると、スクールバス、壊れたり故障したりすることはめったにはないのですが、整備されているので。たまにあったときに、今までは町民バスが代替として、その部分を補ったと思うのですが、この間の町民バスの規格のときには気がつかなかったのですが、これマイクロバスで対応できるのかなとふと思ったのですが、その点についてどのように考えているかお伺いします。

○委員長(中河つる子) 給食センター所長。

○給食センター所長(佐藤一成) 今の町民バスの企画ではなく、町民バスとしてマイクロバスの利用が可能か否かということでしょうか。失礼しました。過去の利用団体、人数等を見ますと、何団体か複数団体、やはりマイクロバスの乗車定員数では賄えない団体がございます。どちらが適当かというのは私の判断では難しいところではございますが......。ごめんなさい、質問の趣旨がよく分かっていなくて、ごめんなさい。(「スクールバスが壊れたときの、スクールバスの代替」と呼ぶ者あり)スクールバスが壊れた際には、緊急時には、代替バスといたしまして町民バスを運行していた経過も今までございます。それはマイクロバスであっても、今の児童生徒の1台当たりの利用人数を見ますと、可能かと存じます。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) 可能だということであれば大丈夫だと思うのですが、先程お答えいただいた、この間のときは気がつかなかったのですが、復活......。町民バスを実際に運用していく中で、例えば、アイスホッケーだとか野球の部活ですか、の大会だとかといったときに、今ここで言うべきではなかったと、先に言うべきだったとは思うのですが、これ対応可能なのかどうなのか。要するに、アイスホッケーの場合、道具だとか、いろいろなものがありますよね。乗車定員はその中の範囲で収まるのでしょうけれども、結局、道具や何かはまた別に運ばないとならないとかという、そういうことも想定されるのですが、そこら辺の調整についてお聞きしたいと思います。

○委員長(中河つる子) 学校教育課長。

○学校教育課長(渋谷直親) バスの購入については、うちで買うわけではないので、運行のところだけで話をさせていただきますと、乗れないバスには当然乗せられないので、それは借りる団体と協議というか、ご相談の上なのかなと思います。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) そうですね。企画のとこで聞けばよかったのですが、なかなか今回、マイクロバスの話、今しても仕方がないですね。すいません。

 あと一点ですね。気になったのが、今、何時でしたっけ。時間忘れたのですが、清水の駅から御影まで行くバスがありますよね、たしか。(発言する者あり)ほとんど乗車する方がいないという話は、以前何回のときか聞いたのですが、(「マイクロバス。スクールバスではない」と呼ぶ者あり)スクールバスなかった。(発言する者あり)町民バスでもなかった。そっか。したら、いいです。終わります。

○委員長(中河つる子) 質疑、あと、ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) それでは、質疑なしと認め、質疑を終わります。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(中河つる子) ここで休憩します。4時25分とします。再開は4時25分とします。                

(午後413分)

○委員長(中河つる子) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午後425分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(中河つる子) 次に、第10款4項1目社会教育総務費、202ページから205ページの審査を行います。質疑ありませんか。山本委員。

○委員(山本奈央) リズム学校もこちらでよろしい、質問してもよろしいですか。はい。

 リズム学校なのですけれども、なかなか日程的だったり、場所的に行けない、考えているけれども行けない方というのがいるようなので、場所も古いですので、せっかく移住体験住宅もありますので、清水、御影と分けて移住体験住宅を活用したり、あと日程を縮めたりしたら、もっと参加してくださる方もいるのではないかと思いますし、町のアピールにもなるのではないかなと思うのですけれども、趣旨からそれるかどうか分からないのですが、場所的な問題もあって、どうかなと考えている方もいるということだったので、検討してはいかがと思うのですけれども、よろしくお願いします。

○委員長(中河つる子) 社会教育係長。

○社会教育係長(樋口尚樹) 生活リズム学校でございますが、今年度、令和5年度は実施する予定で動いておりましたが、参加者数などが予定より少なかったりして、開催はしなかった、見送ったところでございます。

 令和6年度は募集をかけた上で実施していこうと考えているところでございますが、開催場所は農業研修会館、体育館の横のですね、そこで寝泊まりをして、そこから学校に通うという事業で、コロナ前までは1週間程泊まって、そういう通学合宿をしていたところでございますが、コロナになって、そういう接触などがコロナなどでどうだろうという話もあったので、中止して、昨年再開しようとしたところ人数が集まらなかったので、中止した、見送ったところでございます。

 場所は来年度も農業研修会館を考えております。別の場所、ほかの移住体験施設というところが、10人ぐらいの小学生がそこから学校に通うとか、清水と御影で分けてやるとか、様々検討の余地はあるかなとは思いますけれども、なかなか職員もですね、職員とか、食事を作る、関わってくれる人間とかも2つに分けて行ったりすると、とても大きな事業になったりするので、なかなか難しいところが、2つに分けてやるというのは難しいところかなと考えてもいました。

 あと日数については、今まで1週間を考えてやっていたのですけれども、来年度は5泊6日ぐらいで、少し短めにして考えていこうと考えているところでございます。

 なるべく多くの小学生が参加できるように、中身も検討して、募集をかけて進めていきたいなと思っているところです。

○委員長(中河つる子) 山本委員。

○委員(山本奈央) リズム学校は、コロナ前にリズム学校をしている、の体験中の子どもを見る機会が農業研修センターであったのですけれども、広い会場にポツンといらっしゃるので、少し寂しい感じというか、あと怖い感じも、もしかしたら人数が多ければ感じない不安とかも感じるのかなと思いますので、あと保護者の方の負担、部活だったり、そういうことも考えると、学校のそばに移住体験住宅がもしあるのであれば、それを活用すると通学もしやすいですし、5泊6日、もっと短かったら来れる方もいると思うので、ぜひ、その辺も検討していただけたらよいかなと思うのですけれどもいかがでしょうか。

○委員長(中河つる子) 社会教育係長。

○社会教育係長(樋口尚樹) ご意見ありがとうございます。なかなか短くするとですね、生活リズムを整えようという趣旨と、1泊、2泊とかなると、どうかなという気もいたしますけれども、いろいろ内容は考えていきたいなと考えております。ありがとうございます。

○委員長(中河つる子) ほかに質疑ありませんか。川上委員。

○委員(川上 均) 1点だけお聞きします。

 昨年も質問させていただいたのですが、高齢者の方には限らないのですが、スマホと併せたパソコンの教室ですね、令和5年度の実績と来年度の計画もしありましたらお聞きしたいと思います。

○委員長(中河つる子) 社会教育係長。

○社会教育係長(樋口尚樹) スマホの講座は、今年度、令和5年度開催いたしました。今ここには資料はありませんが、10人か20人ぐらいは参加したかなと考えているところです。

 スマホ教室は今年度の前はたしか過去3年間連続でスマホ教室は開催しているところでございます。来年度スマホ教室的なものをまた検討は考えております。一般の公民館講座ということで、月1ぐらいで12講座ぐらい考えていますけれども、また内容は今考えているところでございまして、検討していきたいなと思っております。

 パソコンの動かし方とかの講座は、特に今のところ考えておりませんでしたけれども、いろいろ検討していきたいと考えます。

○委員長(中河つる子) 川上委員。

○委員(川上 均) ぜひとも検討をお願いしたいと思います。パソコンも結構、今、高齢者の方で使う方が増えてはきてはいるのですよね。町もホームページや何か今、積極的にSNSを取り入れているということも含めて、そういうやり方や何か含めたパソコンの教室もできれば併せて講座を持っていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 そういう点で、予定をもう一度お聞かせ願いたいと思います。

○委員長(中河つる子) 社会教育係長。

○社会教育係長(樋口尚樹) 先程申しましたとおり、一般の講座というところで、公民館講座12講座ぐらいできればなと考えております。いろいろ、毎年、毎回の講座もそうですけれど、終わった後にアンケート実施して、その講座はいかがでしたかとか、次どんな講座やりたいですかというアンケートをもらって、それを基に担当がその要望に応えられる講師はいるかなといろいろ探して検討しているところでございまして、委員のご意見も含めて検討していきたいと考えています。ありがとうございます。

○委員長(中河つる子) ほかに質疑はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款4項2目文化振興費、205ページから207ページの審査を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款4項3目文化会館費、207ページから210ページの審査を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款4項4目図書館郷土史料館費、210ページから213ページの審査を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款4項5目中央公民館費、213ページから215ページの審査を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款4項6目御影公民館費、215ページから218ページの審査を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款4項7目地域学習施設費、218ページから220ページの審査を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款4項8目農村環境改善センター管理費、220ページから222ページの審査を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款5項1目保健体育総務費、222ページから224ページの審査を行います。質疑ありませんか。田村委員。

○委員(田村幸紀) 223ページです。7節報償費、部活動地域移行協議会委員報償の件です。

 事業シート等でご説明いただいているので、読み取れない部分だけ確認をさせてください。

 今年度は、協議会を設置して推進計画を策定して実証事業等をやっていくということ。あと、協議会のメンバー20名と想定をされているのですが、この構成メンバーというのはどのような方々を想定されているのか教えてください。

○委員長(中河つる子) スポーツ係長。

○スポーツ係長(伊藤尚哉) 20名ということで、委員の選定でございますが、まずスポーツ推進委員、それと社会教育委員、それと体育協会ですね、それと文化協会、またスポーツ少年団の団体ですね。それとあと中学校の管理者だったり、担当者、また小学校の管理者、それと小学校、中学校のPTAの役員の方等を選定しまして、合計で20名を予定してございます。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 田村委員。

○委員(田村幸紀) ありがとうございます。今年度以降、この先も多分複数年にわたって最終的な地域移行まで進めていかれると思うのですけれど、今後、今年度の予定は分かりました。来年度、再来年度、再来年度ぐらいがゴールになるのかなと思うのですが、それのスケジュール感だけ確認をさせてください。

○委員長(中河つる子) 社会教育課長補佐。

○社会教育課長補佐(西田史明) 一応、文部科学省としては、令和7年度末を目標に土日においての部活動の地域移行というようなものを目標としてございます。当町においても、そういった形で考えてはいるのですが、協議会、まだ、できておりませんので、そういったところを今後もんでいくということになると思うのですが、できるものからやっていくということが大事だと思いますので、そういうことで進めてまいりたいと考えております。

○委員長(中河つる子) 田村委員。

○委員(田村幸紀) ありがとうございます。今までにない、子どもたちにとって選択肢が増えるということと、あと先生方の負担が軽減されるということで、今後、保護者の負担とか受皿の問題というのも検討されていくと思いますので、令和6年度の協議会の進捗というのをこれから見守るというか、確認をさせていただきたいと思いますので、適宜情報共有のほうだけお願いできればと思います。

 では、次、移ります。224ページ。

 社会体育奨励費報償、報償ですね。こちらも予算に関する資料に詳細載っていたのですが、高校生以上の全国大会規模、あと世界大会は高校生以上が該当になったという拡充の事業でございますが、対象者と回数とか費用感について、対象が町民であるとか、町民でない、町民でないけれど清水高校に通っているとかというのがございますので、その辺の確認だけさせてください。

○委員長(中河つる子) 社会教育課長補佐。

○社会教育課長補佐(西田史明) まず一つ、清水町民というのを基本にしたいと考えてございます。また、回数などについては、一応、近隣の管内の状況なんか勘案しまして、一応、回数制限というのは設けてまいりたいと。あと上限金額についても設定をしてまいりたいと考えております。

 ただ、今まで小中学生においては、ほぼ上限というかなく、実費としてお支払いしていた経過ございますので、それについては継続できるようにしていきたいと考えてございます。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 田村委員。

○委員(田村幸紀) 今、対象者で、町民ということでお伺いしたのですが、町外から清水高校に通っていて、具体的に話すのですけれど、清水高校が全国大会に出る。清水町民は出るけれど、町外から通っている子は対象外という考えでよろしいでしょうか。

○委員長(中河つる子) 社会教育課長補佐。

○社会教育課長補佐(西田史明) そういうことで、一応、町民というのを対象にしていきたいと思っています。

 団体というのも考えておりまして、それは例えば15名までだったら幾らとかという形にして、町民の方がそれだけいれば、それだけお支払いして、みんなでプールするというような形になるのかなと思うのですけれども、そういったことも制度設計していきたいと考えてございます。(「ありがとうございました。以上です」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款5項2目体育施設費、224ページから227ページの審査を行います。質疑ありませんか。鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 今回の予算委員会でもそうですし、前回そして今回の一般質問の中でもありました。体育館の関係なのですけれど、体育館のやり取りを聞いて、すごく納得する部分と、ただ、何かこう、私も町民と話しているときに少し違和感を感じていたのですけれど、何だったのかなと思うと、建設費なのです。建設費がやはり、この2年間でとか、最近のウクライナ、ロシア、または、コロナとか、そういう部分で、いろいろな連動している金額がどんどん上に行っているというような話は、住宅でもそうですし、みんなそうなのですけれ、そこの部分で独り歩きしていく数字があるのですけれど、ただ、僕なんかは、もう去年もいましたし、去年というか、一昨年もいたので、その流れは分かっていたのですけれど、分かっていたからこそ、何か、うーん、微妙な感覚で聞いていたのだけれど、よくよく考えてみたら、まず、多分これは申し訳ないですけれど、担当課は積み上げていくしかないという。今度その財政負担をどうなっているのかということを考えると、これ、同席していただいていますので、総務課とか、財政係にお聞きしたいのですけれど、これを言っていいのかどうかは別として、例えば30億かかりますと。総体で30億かかりました。体育館を造るのに結果的にかかりましたといった場合に、町の負担は実際マックスでね、例えばいろいろな補助とかもらったとして、財政負担は何ぼぐらいになるのか。もしくは、多分金額がでかいので、例えば、過疎債を使うにしても何にしても、マックスで使えるかどうかというのも、まだ、これからの話だろうし、それでいけば、今としての目処というのはまた難しいと思うのです。これ相手方、役所、道とか、国とか当然打合せしていかなくてはならないし、前もってやらなくてはならない部分とそのときの情勢によって全く変わるという部分はあると思うのですけれど、通常過疎債だと例えば3割負担とかあると、我々が考えている、例えば独り歩きしている27億、25億とか、27億、23か、23、5、7とか、30億とかと言っている部分なのですけれど、想定している実質清水町負担というのも、僕は、ある程度、町民にここからここぐらいというような、このぐらいは最低限で、今この辺で頑張っていますというようなメッセージ性のものを僕はもうやはり先に出しておくべきだったかななんて思ってはいたのです。その中で、まだ実際その話は出ているようで出てなかったのですね、ここ数年間。それで考えた場合に、財政係で考えている今の段階で結構なのですけれど、もちろん確定ではないのであれなのですけれど、上限下限も含めて今このぐらいはかかったとして、こういう形になる可能性があると。もしくはその前後どのぐらいになるかというのを、もう議員の中でも20何億とかとなっていますけれど、実際僕はそう思ってなかったので、そこが最近違うのだなというのが分かったものですから、今、財政係で考えている部分の数値目標というか、このぐらいで何とか頑張りたいというようなところがあれば、確定ではないのは分かっていますけれど、その上で、これからまだまだどんどん議論していかなくてはならないのかなと思っていますので、ぜひ、教えていただきたいと思います。

○委員長(中河つる子) 鈴木議員に申し上げます。体育館の予算というのはここに載っていません。ここの中にはね。

○委員(鈴木孝寿) 分かりました。(発言する者あり)いえ。いいですか。

 分かりました。では、まず、今のやつは取消しにしないで、その上に乗せたいと思います。

 225番、17節、14番、工事請負費、体育館トイレ暖房便座交換工事、体育館サッシ工事、改修工事。これはもう今改修しようとしているところに、数年後にはこのぐらいかかるという新しい体育館ができるという部分でございます。ね、そうですよね。その中で、これからかけるところに、こういうかけて、どんどん直す必要があるのかななんて思うのですけれど、実際に、このぐらいかけてもいいけれど、2年後3年後には着工していく体育館というのは、前回いろいろな、先程の話に戻りますけれど、すごいかかるとか言っていますが、現実は今どういう状態なのかお聞きしたいと思います。

 こんな質問でよろしいでしょうか、委員長。

○委員長(中河つる子) はい。それでは、回答。

○委員(鈴木孝寿) ちょっと待って、ちょっと確認していいですか。委員長。

○委員長(中河つる子) はい。

○委員(鈴木孝寿) 予算の質問なのですけれど、体育館自体の話でいくと、この話を通さずして、この後どんどん変わっていくね、一般質問ではないからあれだけれど、来年度の予算というか、その後もう決まっていることですよね、体育館ね。予算にはついてないといったとしても、将来像を語っていく上には、令和6年度やって7年度やって8年度となるわけではないですか。その中の数か年の関係で、この予算は出てないかもしれないけれど、全体としてはそういう予算が関わっているわけですよ。これ前回の決算委員会と同じで、流れがきちんとある中の話でございますので、ここに載ってないから言えないではなくて、関連しているという部分でいったら、僕は全然大丈夫だと思います。一応訂正はしましたけれど、今日最終日だから、最終日に近いぐらいだからいいけれど、その進め方は、僕は、今、委員長の進め方は間違っていると思うのです。検討していただいてよろしいでしょうか。回答をもらう前に。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(中河つる子) 暫時休憩します。     

(午後448分)

○委員長(中河つる子) 休憩前に引き続き会議を開きます。     

(午後449分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(中河つる子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 納得いかないところもありますので、今の全ての質問をやめさせていただきたいと思います。総括でお聞きしたいと思います。結構です。

○委員長(中河つる子) ほかに質疑ありませんか。西山委員。

○委員(西山輝和) 1点だけ。アイスアリーナの縁のパークゴルフ場のランニングコースあるのです。あそこのところを砂入れしないとランニングするのに、小学生や、中学生、高校生がランニングするのに全然走れなくなってきて、だんだん石があちこち出ているので、その辺、どこにか、備品購入費か何かに入っているかなと思ったので、聞いたのですけれども。

○委員長(中河つる子) スポーツ係長。

○スポーツ係長(伊藤尚哉) そのパークゴルフ場の周りのランニングコースの砂が足りないというお話でございますが、管理している、現在管理しているアイスホッケー協会から、要望等は、申し訳ないですが、こちらにはまだ頂いてないという状況でございますので、検討して修繕等、修繕費等で対応できるものであれば、対応していきたいと思いますのでよろしくお願いします。(「はい。終わりです」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) 質疑なしと認めます。

 次にいいですね。

 次に、第10款5項3目学校給食管理費、227ページから233ページの審査を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 これで教育費の審査を終わります。

この情報に関するお問い合わせ先
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