令和6年度予算審査特別委員会(3月18日_水道事業会計予算)

○委員長(中河つる子) これより議案第27号、令和6年度清水町水道事業会計予算380ページ、381ページ、389ページから399ページまでの審査を行います。担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。水道課長。

○水道課長(野々村淳) まず、予算書の379ページをお開きください。

 水道事業会計予算総額が載ってございます。第3条収益的収入264,900千円、それから収益的支出255,400千円、ページをめくりまして380ページの資本的収入107,900千万円、資本的支出199,700千円、こちらについて水道事業の総額として予定しております。

 次に、内容についてご説明いたしますので予算書389ページをお開きください。

 こちら、収益的収入となってございます。1款水道事業収益は前年度と比較いたしまして3,200千円の増額となっております。

 同ページの1項1目給水収益は前年度と比較いたしまして2,797千円の増の100,347千円を見込んでおります。

 続きまして391ページです。

 391ページ、こちら収益的支出になります。1款水道事業費用は前年度と比較いたしまして29,900千円の減額となってございます。主な要因といたしましては、施設の修繕の終了と委託業務完了によりまして減額となってございます。

 続きまして394ページ、下段1項3目10節委託料の中の一番下の水利権更新委託料5,041千円は熊牛浄水場の水源であります十勝川の水利権更新に伴いまして申請書の作成を行う業務となってございます。

 続きまして396ページ中段の2項営業外費用につきましては、企業債利息で739千円、消費税及び地方消費税で2,500千円、それぞれ前年度より増額となっております。

 続きまして398ページになります。こちら資本的収入になります。1款資本的収入は前年度と比較いたしまして133,500千円の減額となってございます。主な要因といたしましては排水管の敷設及び更新工事に伴う企業債国庫補助金が減額したものでございます。

 続きまして399ページ、資本的支出です。

 資本的支出は前年度と比較いたしまして120,000千円の減額となってございます。主な要因といたしましては平成27年度から実施していました重要給水施設配水管更新工事と熊牛浄水場の流量計更新工事の終了によりまして工事請負費及び負担金それぞれが減額となってございます。同ページの1項1目1節工事請負費の配水管敷設替工事77,931千円は道路改良に伴う配水管敷設替工事と単独費による管路更新工事合わせて2路線で22,781千円、補助事業といたしまして令和5年度より実施しております老朽管更新工事、こちら2路線で55,150千円を予定しているものでございます。

 同じく399ページの1項1目2節委託料29,953千円は老朽管更新工事に伴いまして実施設計で工事と同様補助金起債を財源としたものでございます。

 その下の1項2目1節メーター設置費29,996千円は計量法による検定期間満了による取替え分が595件と、あと新設分を45件を見込み購入費及び工事費をそれぞれ計上しているものでございます。

 以上、令和6年度清水町水道事業会計予算案を説明とさせていただきます。ご審議の程よろしくお願いいたします。

○委員長(中河つる子) これから収入支出一括して質疑を行います。質疑ありませんか。中島委員。

○委員(中島里司) 394ページの、私聞き慣れていない言葉が載っていたので、水利権更新委託、これ内容、何か所か含まっているのが内容が、今まではこの水利権の更新というのはあまり記憶ないものですから、どんな内容なのか。どこに委託するのか。それによってまた質問させてもらいたいと思います。

○委員長(中河つる子) 施設係長。

○施設係長(上ノ山真吾) 水利権更新につきましては、熊牛浄水場に係ります水利権になります。その部分の更新、水利権というものを更新するもので、浄水場に使います河川の溝へ特定の目的のために使用する権利になります、水利権。それにつきまして更新するために申請事務として委託をさせていただいております。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 中島委員。

○委員(中島里司) この予算の中で反対・賛成とかここで言う必要もないのだけれど、今まで更新というのが、あと心配しているのが場合によっては水利権というのは何かで水量、今なぜ水利権が必要かは知らないのだけれど、こういうのを更新のときにこれ必要ないのではないとか、今気にしたのはね、人口が減ってきて当初給水人口によって計算したものを水利権の水量として申請して許可を下りているよね。だから今のこの時代だから更新というのは、この今の時点で人口どうなっているか、人口間違いなく減っているよね。更新というか、この前に水利権をもらったときに。だから人口減っているから水利権を減らしなさいという、そういう話になってないだろうなという心配があって聞いているのです。だから、今の現状のままで更新していけるのかどうか。それで初めて聞いたものだから、少し不安になった。余計なことだけれど、水利権をよっぽどのことない限り返してはだめだからね。これからは。実際に、町の中にもあるのだけれど、水利権というのはそんなに安易にもらえるものではないし、今後の町どうなっていくか分からないにしても災害を見てください。水があるとないとではえらい違いがあるわけですから。だから水利権というのは間違っても削除されるようなことだけはないように頑張ってもらわなければならないと思ったものだから質問しているので、それについて、減る減らないではなくて、心配ないのかどうか、それだけ答えてください。

○委員長(中河つる子) 水道課長。

○水道課長(野々村淳) 中島委員のご質問にお答えいたします。

 今回、更新いたします熊牛浄水場、主な給水区域といたしまして熊牛地域全体をカバーする領域を持ってございます。当然、そこには先程委員がご心配しているように給水人口減少ということがあるのですが、それ以外にも営農用水といたしまして家畜の用水、そちらのほうの水量もカウントできますので、今回の水利権更新では基本的には単純更新でいきたいなという、同じ今の水量のままで私どもは進めたいなと思っております。

 以上です。

○委員長(中河つる子) 中島委員。

○委員(中島里司) 今、課長いいこと言ったよね。人が減っているけれど家畜が何か増えている。あるいは畑にまく水とかそういうものがきちんと毅然として説明できるようにしていなかったら、とにかく減らされる、十勝川の水流とか水利河川維持のためにこれだけ必要だって国はやっているわけだから。だからそれを間違っても、今持っているものを、今課長言ったように理屈とは言わないけれど現状は人が減っているけれど、営農とかそちらのほうではこうですよ、というのを毅然ときちんと計算上持っていて、間違ってもその水利権の水量が減らされるようなことのないように気をつけながら頑張っていただきたい。

○委員長(中河つる子) 水道課長。

○水道課長(野々村淳) こちらのほうの水利権については、今、委員のおっしゃるとおり、ある水量を最低限確保するということを目標といたしまして、委託業務のほうもその分で進めていきたいと思っております。

 以上です。

○委員長(中河つる子) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(中河つる子) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 これで、第27号、令和6年度清水町水道事業会計予算の審査を終わります。

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