〇議長(山下清美) 日程第2、一般質問を行います。順番に発言を許します。9番、佐藤幸一議員。
〇9番(佐藤幸一) 議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして、大きく2項目、小項目5点について質問いたします。
大項目1、最初に、若年町職員の早期退職について伺います。
毎年、町村職員採用試験を突破し、希望に溢れて入庁してきた職員が退職している現状を、町長はどのようにとらえているのか伺います。
小項目1、阿部町長が就任してから、今日まで、採用後10年未満で退職した人数を年度別に伺います。
小項目2では、阿部町長就任前の2010年度から2017年度までに、8年間で同じく早期退職した人数が、いるのか伺います。
小項目3、退職までには至っていないが、長期休職中の職員はいるのか、あるいはいたのか。2010年度以降、休職より復職した職員はいるのがいるのであれば人数を伺います。
小項目4、早期退職や長期休職する原因は何だと考えておりますか。その原因にハラスメントはなかったのか伺います。
小項目5、その原因をどのように解消しようとしているのか伺います。
大項目1を終わりまして、大項目2に入ります。旧国道桜並木の管理について伺います。2002年、開庁100年記念として、濱田様から桜苗木の寄付を受け、旧国道に植樹した桜並木は今年も満開となり、沿道を走行する方々の心を和ませているところでございます。
しかし、枯れたり折れたりする桜が数十本あります。これらを放置するのではなく、管理していくことが大切であります。今後の管理方法について伺います。
以上、大項目2、小項目5について質問いたします。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。
町長。
〇町長(阿部一男) それでは佐藤幸一議員の質問に順次お答えをさせていただきます。
まず、大項目1の若年町職員の早期退職等についてお答えいたします。
小項目1点目でありますが、私が町長に就任してから今日まで、今日までの採用後10年未満で退職した年度別の人数でありますが、2018年度4人、2019年度5人、20年度3人、21年度2人、22年度5人、23年度2人となっております。
次に、小項目2点目の、私が就任する前の2010年度から2017年度に早期退職した人数でありますが、2012年度に2人、14年度に3人、15年度に1人、16年度1人、2017年度3人となっております。
次に、小項目3点目の休職中の職員についてでありますが、現在休職中の職員はおりませんが、2010年度以降に休職した職員は1名いたところであります。
次に、小項目4点目の早期退職や休職する原因についてでありますが、様々な理由があるものと思われますが、婚姻によるもの、家業を継いだり他の職業に転職するもの、体調不良によるものが主な原因となっております。
なお、ハラスメントが原因で退職した職員はおりませんでした。
次に、小項目5点目の、その原因をどのように解消してしようとしているかについてお答えをいたします。婚姻による場合など、やむを得ない場合もありますが、より働きやすい環境を整えていくこととともに、仕事にやりがいを持って働ける職場にしていくことが重要であると考えているところでございます。
続きまして大項目2点目、桜並木の管理についてお答えをいたします。
大項目2点目の桜並木に、町道ですね、清水羽帯間道路の桜並木については、町内在住の方、濱田様から開町100年を機に、後世に記念となるものを残すため、桜並木の整備をして欲しいと、5,000千円の寄付を受け、平成14年に桜の苗木212本の植樹を実施してきたところであります。
その後、平成22年に補植を行いましたが、生育状況が思わしくなかったため、平成24年に同士より補植等の費用として追加1,000千円の寄付を受け、林業試験場の指導のもと、補植と枯れ枝の剪定作業を実施しております。
現在の管理状況につきましては、生育の妨げ及び病気の予防のため、毎年7月ごろに樹木周辺の下草刈りを実施しております。
今後におきましては、生育状況を確認しながら、引き続き下草刈りを実施するとともに、立ち枯れや枝折れ等の除去を実施して参りたいと思っております。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(山下清美) 9番、佐藤幸一議員。
〇9番(佐藤幸一) 再質問させていただきます。
大項目1、若手町職員の早期退職について伺います。
難関を突破して清水町職員となりながら、早期に辞めていくことは町にとっても大きな損失となります。阿部町長が就任してから今日まで21名の方が早期退職しているとは驚きました。2020年に改正パワハラ防止法が施行され、2020年からは、すべての企業はハラスメント防止のための適切な措置を講じるよう義務づけられました。
本町のハラスメント防止のために、取り組みについて伺います。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。
総務課長。
〇総務課長(神谷昌彦) ハラスメントの防止につきましては毎年ではありませんけれども、職員の研修ですね、ハラスメントに対する研修等を行っていたり、あるいは相談窓口の設置ですね、そういったものを設置しながら、早期に対応して参るように取り組んでいるとこでございます。
〇議長(山下清美) 9番、佐藤幸一議員。
〇9番(佐藤幸一) ハラスメントなのですが、ハラスメントを受けても相談できずに、悩んで職場を休んでいたり、辞めることがあってはならないのです。そもそもハラスメントのない風通しの良い職場作りが肝要であります。
今まで以上に環境の良い職場づくりに取り組んでいただきたいと考えますが、町長の意気込みを伺いたいと思います。
〇議長(山下清美) はい、答弁を求めます。
町長。
〇町長(阿部一男) 具体的な数字と私の出る前と、多少私がなってからの毎年のですね、平均的な人数は多いかと思いますけど、それは大きく退職した職員は時代の流れかなというところもあると思います。
そんな中でですね、今質問いただいたハラスメントに対する対応ということでありますけれども、ハラスメントで退職した職員はいないという答弁をさせていただきましたけれども、それは、以前に私が町長になってからも、いろいろなことの中で先程課長が言いましたような研修だとかいろいろなこと、それから相談窓口もしっかりとした体制を設けたとか、あるいはいろいろなことの中でね、産業医もちゃんと相談体制を設けたとか、そんなことをして今まで来たこともあって少ない、いないということになってる状況もあるのではないかなと思います。
今後においても同じように、しっかりと手を緩めることなくですね、これらについては、しっかりと研修等もさらに、強化しながら、皆にですね、職場の中で安心して楽しくですね、職務が遂行できるようなね、そんな環境をしっかりと作っていければなと考えております。そうしていきたいと思っております。