令和6年第5回定例会会議録(9月11日_民生費)

○議長(山下清美) 続いて、第3款民生費第1項社会福祉費、107ページから126ページの質疑を行います。質疑ありませんか。4番、川上均議員。

○4番(川上 均) そんなにないのですが、2点程お伺いしたいと思います。

 老人福祉費ですね、3目、決算書109ページ、成果表92ページの敬老会の事業なのですが、先程ではなくて、先日も敬老会少し参加させていただいたのですが、盛況の中で終わったと思います。この成果の中で、一昨年から事業自体の方向性は検討と記載がありますが、どのように今後考えられているか、もしありましたらお聞きしたいと思います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(藤田哲也) 敬老会の今後の方向でございます。この評価の中に見直しが必要ということで書いている点なのですけれども、まず一つは、会場に入っていただく方が、やはり高齢化ですので、対象者の人数は増えていく部分はあるけれども、会場に入場される方というのは、正直、伸び悩んでいるという形がございます。

 一方で、1,000近い、900近いおまんじゅうの配布については、参加はしないけれどもとか、夕方までの間に保健センターに取りに家族の方が来られるとかということで、そういった部分の楽しみを持っていらっしゃるというか、そういう部分を喜んでいただいている方もいらっしゃるということでございますので、何とか一つは会場に入場される方が少し増えていくなりというような方策をいろいろ見たいなと、考えたいなというところで、毎年度、余興も含めて、いろいろと何とかいい方向に行かないかなということで取り組んでいるところでございます。

 一方で、道内それから本州も含めまして、十勝管内も一部ありますけれども、町村が主体となった敬老会というようなものから方向転換をしていく町もございます。一切やらないということではなくて、方向を変えてやっているところもある。それが敬老という部分に関してどういう効果があるのかということも、いろいろ検証が必要なのかなということは思うところでございます。

 いずれにせよ保健福祉課としては、これまで清水町のまちづくりに大変寄与された方ですし、やはり高齢になった敬老を町民みんなが敬っていくということは重要なことでございますし、町としてそういったものを率先してやっていくというスタンスを持っていくという考えについては、変わっていないところでございますので、より喜ばれる敬老会、こういったものを今後も目指していきたいと思います。

○議長(山下清美) 4番、川上均議員。

○4番(川上 均) これ非常に、どれがベストという方法はないと思うのですね。町村ごとにやり方がいろいろあると思いますので、ぜひ今後、様々なやり方について、ほかの町村も参考にしながら検討していただきたいなと思っております。

 もう一点、5節の在宅支援費なのですが、決算書でいえば115ページ、成果表107ページですか、在宅福祉サービス事業の中で、以前質問したことあるのですが、給食のサービス費、1食、これ今700円なのですね。結構高いなというのが正直なところ。通常お弁当を買えば、それぐらいはするのですが。以前、話したのですが、結構やはりこれ、町村によっては300円から400円で提供しているところもあって、何とか町も300円ぐらい補助しても、多分全体の数でいえば1,300千円ぐらいだと思うのですね。そういった部分の検討も今後必要ではないかなと思うのですが、改めて考えをお伺いしたいと思います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(藤田哲也) 給食サービスのお弁当の代金の件でございます。従前の決算審査の中でもお話をいただいた件だと思います。

 まず、町から給食サービスを提供いただく業者のほうに発注するのは1食当たり700円でございますが、給食サービスの利用者様につきましては1食500円の負担を頂いておりますので、町からは現状200円のつまり助成を出しているということでございます。

 確かに川上議員が言われるように、利用者負担を300円程度から400円程度にしている町もございますけれども、他方で800円とか、そのぐらいの金額に、いわゆる弁当の物価高もあるのですよね、そういったようなものも含めて価格帯が上がってきているという町村も、近隣町の中でもあると認識をしてございます。

 本町といたしましては、現状受けてくれている業者様のほうも700円という、物価高ですけれども700円に据え置きの中でお弁当作りをしていただいているということもございますし、利用者負担の500円というものについては、当面、この物価高の背景も含めてですけれども、維持していくという中で利用者負担については考えていきたいというのが現状の考えでございます。

○議長(山下清美) 4番、川上均議員。

○4番(川上 均) 現状のまま行きたいということなのですが、やはりこの物価高の中で非常に高齢者の方も生活が大変な中で、このお弁当を楽しみにしている方も結構多くいらっしゃるという話も聞いております。そういった部分で、500円が高いか、安いかは分からないですが、もう少し手軽な価格にすればもっと利用者が増えるのではないかという可能性もやはりあると思うのですね。そういった部分の福祉サービス的な部分からは、やはりもう少し検討していただきたいなと思うのですが、改めて考えをお伺いしたいと思います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(藤田哲也) 利用者様の視点からいけば、当然1食当たりの利用料は安いほうがいいという点は変わりないところでございますし、この事業は単にお弁当だけを、食事の提供をしているわけではなくて、高齢者の見守りを利かせるということも大きな目的の一つでございます。

 その中で現在の500円という価格帯が、物価も踏まえた上で、近隣町よりもかなり高いベースになってしまっているとか、その価格が大きなネックになって利用者様の数が逆に減少するとか、そういうようなことが起きてくるようなことについては、現状、私としてはそういう認識は持っておりませんので、利用者拡大という方向では確かに料金が安い、手軽にこういうサービスを利用できるという点はあると思いますけれども、利用されない方とのバランスも含めて、見守りサービスもあるよということも含めて、500円という価格について、先程答弁しましたように、当面は維持をしていきたいという考えでございます。

○4番(川上 均) 以上です。

○議長(山下清美) ほかに質疑ありませんか。8番、桜井崇裕議員。

○8番(桜井崇裕) 1点についてお聞きしたいと思います。ページは108ページであります。清水町、民生児童委員の関係でございますけれども、当初、欠員が生じたというようなこともありました。その現状はどうなっているのか、それと今後の民生児童委員の活動に対して今後どういう対応をされていくのか、お伺いしたいと思います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(藤田哲也) 民生児童委員につきましては、令和4年12月に一斉改選を迎えてございます。その際に1名の欠員が生じたところでございます。町内では34名ですね、児童委員を含めて定員なのですけれども、1地区、農村地区でございますが、欠員が生じたということでございます。この部分のフォローにつきましては、当然役場のほうの職員が、福祉係になりますけれども、そういった対応はして、相談対応も含めて補っていくということで対応してございますし、その際にも、民生委員協議会の中にも会長を含めて役員、それから部会長というものもございますので、そういった方々のご意見とかアドバイスも聞きながら、個々のケースに対応していくというのが現状の体制でございます。

 当然、欠員を埋めていくということの努力という点でございますけれども、民生委員の選任過程には、市街地を中心に1人ずつお声かけをしたり、前任の民生委員の推薦を頂くとか、お声を頂きながら選ぶという場合もございますし、それから地区ごとに農村部を中心にご選出いただけないかという経過もございます。欠員となった地区につきましては、地域の役員の方とも私はお会いをして、令和5年の5月ですかね、お会いをしてお話をしたということですが、なかなかやはり地区からの選出は難しいというようなことで、現在も定員を充足という形には至ってございません。

 民生委員協議会の中で現在話されているのは、令和7年の12月に次期改選を迎えるのですけれども、どこの町村もそうなのですけれども、定員割れというのはかなり深刻になってきているのですよね。もう一つ、そういった部分で定数と地区割りの見直し、それからもう一つは、1地区に1人の民生委員を置くという形の在り方について、かなり1人の民生委員がプレッシャーを感じたり、いろいろなことに関して複数人で意見交換をしながら民生委員として地区を持ったほうがいいのではないかというご意見もございまして、そういったことを現在民生委員協議会の中で、会長のほうがかなりそういった点、議論を深めるような牽引役を担っていただいてございまして、議論をしているという形でございますので、民生委員の活動、そういったものがこれからも続いていけるように、そしてまた、民生委員だけではなくて、町民の方々の生活を支える上では民生委員の方は大きな糧でございますけれども、ほかの機関等々とも連携しながら町民生活に寄与していきたいと考えているところでございます。

○議長(山下清美) 8番、桜井崇裕議員。

○8番(桜井崇裕) 本当によく分かりました。現状やはり農村部においても、人口というか、農家数が減っています。その中で、ましてや民生委員を出せなかった地域もそれなりに大きな農業地域でありますので、無理して出している農村部もあるかと思いますので、またそういうことがどんどん波及しないような形の中で、この民生児童委員の役割がしっかり果たせるような補足をですね、今言われたような中でよろしくお願いしたいと思います。

 以上です。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(藤田哲也) 先程申しましたように、民生委員の活動の在り方、それから地区割りといったものの見直し、こういったことも踏まえて町内一円をリカバーできる民生委員活動の体制をつくってまいりたいと思います。

○8番(桜井崇裕) 終わります。

○議長(山下清美) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(山下清美) これで質疑を終わります。

 第3款民生費、児童福祉費、125ページから140ページの質疑を行います。125ページから140ページの質疑を行います。質疑ありませんか。12番、深沼達生議員。

12番(深沼達生) 決算のほうでは136ページで、学童運営費ということで、もうそろそろ学童、小学校できているのかな。いつから開始されますか。まだ決まってない。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。子育て支援課長。

○子育て支援課長(西田史明) これから周知のほうをさせていただく、周知もうされている部分はあると思うのですけれども、9月の末、29ですかね、29に引っ越しかな、9月の末で、10月の頭からは新しい小学校の空き教室、そこを改修したところですね、そこで学童のほうを運営していくという形になります。

○議長(山下清美) 12番、深沼達生議員。

12番(深沼達生) 学童、土曜日とか、あと夏休み、朝8時からですよね。そこで、保育所は7時半から受け入れてくれるのですけれども、学童は8時ということで、そこでちょうどそのはざまにいる父兄は、いや、もう少し早くしてもらえないものかなと。要は保育所が7時半で学童が8時だから、結局そこまで待たないとならない。通勤、共働きでしている人とか、そういった方にとれば、何とかならないのかなという話があったのですが、そこら辺はいかがですか。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。子育て支援課長。

○子育て支援課長(西田史明) この件につきましても、今回、学童が移動する、移転するに当たりましては、学校の開庁時間、開校時間が7時45分となっておりますので、学童のほうも7時45分から開始するということで、これも通知、周知をしているところでございます。

○議長(山下清美) 12番、深沼達生議員。

○12番(深沼達生) 15分って結構大きいと思うので、分かりました。よろしくお願いいたします。

○議長(山下清美) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(山下清美) これで質疑を終わります。

 以上で、民生費の質疑を終わります。

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