令和6年第5回定例会会議録(9月11日_衛生費)

○議長(山下清美) 第4款衛生費第1項保健衛生費、141ページから154ページの質疑を行います。141ページから154ページの質疑を行います。質疑ありませんか。4番、川上均議員。

○4番(川上 均) 1節保健衛生総務費ですが、決算書141ページですが、成果表130ページですね。この中で、従来質問させていただいているのですが、日赤病院の運営費補助、例年どおり100,000千円という形で決算になっているのですが、今後の見通しとして不採算部門の運営費の補助ですね、実際に令和5年度の事業収益や事業費用につきましてはなかなか詳細が出てないのですが、どのようになっていて、今後、来年度に向けてこの100,000千円というのが本当に足りるのかどうなのかも含めて、考えをお聞きしたいなと思います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(藤田哲也) 清水赤十字病院の運営費補助につきまして、令和5年度の実績につきましては、本当に大枠で申し上げます。医業に関する収支につきましては、約217,000千円程度の赤字でございます。ただ、ここにも記載があるように、一定数の入院患者数の伸びであったり、外来患者数についてはほぼ横ばいですね、ということで医療機能については十分果たされていると、機能していただいていると考えてございます。

 ただ、医業外収入、こちらのほうが令和5年度につきましては黒字になっている部分がございますので、トータルとしては14,000千円程度の、医業外収支が約265,000千円の黒字です。これはコロナ対策の補助金関係がまだ令和5年度はあるということでございます。

 したがいまして、総収支としては14,000千円の黒字となりましたが、医業の本来の収支としてはやはり赤字になっていると、200,000千円を超える赤字になっているところでございますし、今年度につきましては、こういったコロナの補助金というものはなくなっていくので、病院経営としては大変厳しさというものは、診療報酬の改定等々も踏まえて、決して、緩くなるとか、いい方向に収支が改善していくかというと、危惧しなくてはいけない部分のほうが正直多いのかなというところはございます。

 清水赤十字病院のほうとしては、今後病床の数、こういったようなものにつきましても、この3年間、6、7、8の3年かけて一部減少させるというような方針も持った中で、経営改善にも取り組まれる部分もあるのかなと思いますし、十勝全体のまた医療ニーズという中での清水赤十字病院の果たす役割、こういった中での病床の見直しというものもあるわけでございまして、総じて補助金につきましては、100,000千円というような部分について今後増やす必要があるかどうかというのは、そういったものを背景を見なければならないのかなというところでございますので、幾ら町が支援をすればということでやるというよりは、病院として今後、町内のまず医療機関の中でどういった医療連携が図れるのか、場合によっては町外の医療機関ともそういった連携をしていくという形をとっていかないと、長いスパンで人口減少を見たときに、やはり患者の数は当然減っていくわけですし、その中で一定の医療機能というものを過疎地域、十勝全体の中で機能していくとすれば、そういった連携というようなものも見ながらいかなければならないのかなと思うところでございますので、ご答弁としてなっているかどうか分かりませんが、100,000千円で足りるか足りないかということへの答弁にはなってないのかなと思いますけれども、そういった状況で病院の経営を捉えているということを申し上げて、答弁とさせていただきます。

○議長(山下清美) 4番、川上均議員。

○4番(川上 均) なかなか日赤のほうもかなり努力されていると思うのですね、そういった部分では。経営改善に向けて努力されていると思います。そういった中で従来はやはりコロナの交付金がありましたから、何とかその黒字の部分を取り崩しながら現在されているということだと思います。

 今、課長から話がありましたように、連携、ほかの地域との連携も含めてということなのですが、今、古い病棟というか、管理棟を壊しましたよね。以前話があったのですが、医療院でしたか、新たに病院と施設、特養等を合わせたような機能の施設をつくるというお話もありました。今後の見通し、そして町としてどのように関わっていくかについて、お伺いしたいと思います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(藤田哲也) ご質問の中身につきましては、介護医療院ということでございますので、介護保険施設に関わるということでございますので、直接的には衛生費ではないのかなと思いますが、一つの経営として日赤病院が関わるということで答弁させていただきますと、具体的なスケジュール、方針としては介護医療院を持っていきたいというのが赤十字病院の意向と、町としては捉えてございますし、それに関して町として支援をしていただくというかね、支援を求めるというようなお話も過去に頂いているということございます。ただ、具体的に、では今後のスケジュールどうなっていくのかというようなところについて、現時点で日赤のほうからお話を頂いている経過はありません。

 したがいまして、今回、昨年度ですね、介護保険事業計画、向こう3か年間の介護保険の採算、はじいてますけれども、その中にも赤十字病院の介護医療院というようなものについては、数字に反映させるという形はとらずに、保険料算定を行っているところでございますので、町としては6・7・8の3か年間、すぐに介護医療院が開設されるということではなくて、9年度以降なのかなというのを捉えて、昨年度、介護保険事業計画の策定も取り組んだということでございます。

 今後、赤十字病院のほうと、そういった部分についてもいろいろお話しする機会を持って、どういったスケジュール感で行くのか。病院のほうとしても今の物価高騰というような情勢等々もやはり踏まえていくのだろうなというのは、当然思うところでございますので、そういったことも含めてお話しする機会を持ちたいと思います。

○議長(山下清美) 4番、川上均議員。

○4番(川上 均) ただいま答弁がありました医療院、介護医療院ですか、については、やはり町民の方の今後の高齢者が増えていく中で、やはり求められているとは思うのですね。ただ、事業としては日赤がやるということですので、総体的には介護保険料にも跳ね返ってくる部分もありますから、なかなか難しい面もあると思うのですが、町としてまた関わっていただきたいなと思います。

 続きまして、環境衛生費のほうに移っていきたいと思うのですが、決算書151ページ、そして成果表144ページですか、墓地管理事業事務ですが、現在の墓地、かなり返還している方が多いと思うのですが、今後の見通しと、それから持ち主が、もうなかなか管理者がいないというお墓もありますよね。そういう部分についてどのように今後対応していくのかについて、お伺いしたいと思います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。町民生活課長。

○町民生活課長(奥田啓司) 墓地の管理、現状について説明をさせていただきたいと思います。

 事業シートの中でも記載をさせていただいておりますけれども、昨年の新規の利用ですね、利用はゼロでございまして、大変申し訳ありません、詳細な数字というのは私の肌感覚になってしまうのですけれども、返還は約年間10件程度ございます。少子化等々、それから人口減も含めて、お墓を返還されるという方が本町においても徐々に増えてきているのかなというのが私のほうの感覚でございます。

 今後につきましては、先程議員からも話がありましたけれども、いわゆる不明な、所有が分からなくなっている墓地につきましてですけれども、状況としましては数年前に調査をさせていただいて以降、現在、調査のほうは止まっている状況でございます。返還等々も発生しておりまして、また、それから墓地の適正管理の関係もございますので、今後また新たに所有者を整理するような形で事業のほうは進めていきたいと思っております。

 以上です。

○議長(山下清美) 4番、川上均議員。

○4番(川上 均) お墓の問題というのは、本当に非常にこれから大きな問題になってくると思うのですね。管理者が不明な、管理者がいない墓地がどんどんどんどん増えていったときには、なかなか今度それをどのようにするかというのは大変なことになってくると思っております。そういった中で、何回もお話をさせていただいているのですが、合同墓について、この間どのように検討されているか、お聞きしたいと思います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。町民生活課長。

○町民生活課長(奥田啓司) 昨年の6月の議会においても川上議員のほうからご質問がありまして、回答させていただいているところでございます。

 先に管内情勢を話をさせていただくと、陸別町、それから池田町でも事業を進めておりまして、帯広市においても新たな合同墓というのを検討していると、検討というか、事業実施に向けて今動いているというような状況でございます。

 従来、先程来からご説明させていただいておりますけれども、合同墓につきましては非常にデリケートな部分がございまして、個人の方もしくはそれに関わる関係団体の皆様がございますので、現状としては、具体の合同墓の建設に向けての是非というのは進めていない状況でございます。先程も話をさせていただいたように、非常にデリケートな部分がございますので、個人の方、それからそれぞれの団体の方がございますので、今、行政が中に入って合同墓の建設というのを推進、今できる雰囲気ではないということで、回答させていただきます。

○議長(山下清美) 4番、川上均議員。

○4番(川上 均) 繰り返ししてもどうしようもないのですが、ほかに新たに陸別や池田も取り組んで、帯広も今足りなくなったので、さらにプラスしているという状況の中で、ぜひともこれ多くの町民の方が希望を持っているわけでございます。高齢者が増えて、単身者が増えてきて、自分のお墓をこれからどうしようかという方が非常に多くなってきている状況の中では、なかなか関係団体との協議も進んでないみたいですが、何とか積極的に取り組んでいただきたいなと思っております。

 続きまして、公衆浴場の関係ですが、決算書151ページ、同じくですね、成果表146ページですか。その中で現在バイブラが故障して、もうしばらくたっているのですが、利用者から、私も利用者ですが、これいつ直るのだという話を聞いております。そういった中で今後のそういう修繕計画だとか、このバイブラも含めて、どのようにされるのか、まずお聞きしたいなと思います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。町民生活課長。

○町民生活課長(奥田啓司) 公衆浴場のバイブラの件でございます。バイブラを今止めておりますけれども、止めさせていただいたのが約8月の上旬だったと認識をしております。従来からバイブラ、川上議員ご存じだと思うのですが、大きいモーターがございまして、異音が発生する、異音というか、ベアリングが、何でしょうかね、ベアリングで操作をしているものなのですけれども、油を差したりとか、部品をメンテナンスして対応してきたところではあるのですが、異音がなかなか取れずに、逆に今度は音が大きくなってきたところでバイブラをですね、運営に支障を来したら困りますので、今、止めさせていただいている状況です。

 今の現状としては、専門業者に、当然予算等々もございますので、私どもの施設の管理もありますので、それとにらみながら進めてはいるのですが、バイブラの修繕、今どれくらいかかるかというのを確認している状況でございます。当然利用者の方からはバイブラの早期復旧をと求められているところではあるのですが、担当としても速やかに修繕したいところではあるのですが、まだ具体の、大変遅くなって申し訳ないのですけれども、具体の状況を改善する方策がまだ見つかっていないというのが現状でございます。

○議長(山下清美) 4番、川上均議員。

○4番(川上 均) 8月上旬からですから、もう1か月経つわけですよね。そういった中で、まだ直らないという、これモーターを替えればいいという問題ではないとは思うのですが、そこら辺、非常にそんなに難しい修理なのか、それとも取り替えればいいのかどうなのかも含めて、考えをお伺いしたいと思います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。町民生活課長。

○町民生活課長(奥田啓司) 何度も申し訳ございません。部品ではなくて、いわゆるユニット全体が不具合を起こしているということで、遅れている状況でございます。

○議長(山下清美) 4番、川上均議員。

○4番(川上 均) 早急な対応をお願いしたいなと思うのですが、そして事業評価の中で、施設の長寿命化と併せて、今後、公衆浴場の必要性や在り方の議論と記載があるのですが、これはどのような意味なのかをお聞きしたいなと思います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。町民生活課長。

○町民生活課長(奥田啓司) こちらの私どもの記載にあるのですが、本体、建物の主体のいわゆる耐用年数というのがございまして、ほぼ耐用年数と近い建物というか、水を使う施設になりますので、耐用年数は、私も確認ですけれども、約30年と。お風呂も開場してから約30年ということで、現在の公衆浴場をメンテナンスをしながら運営していくには、今後、建て替えなのか、もしくは別な施設と共有していくのかというところを、私どもではなかなか判断はつかないのですけれども、全体の町のインフラの計画がございますので、そういった中で担当課としての意見も反映させていただきながら、建て替えなのか、もしくは今後別な施設に振るのかというところを、内部で担当課として検討しているというような状況でございます。

○議長(山下清美) 4番、川上均議員。

○4番(川上 均) 30年経つのは分かっているのですが、外観含めてそんなに古いとは感じないし、これ長寿命化を含めて対応すれば、十分まだ今後使えると私は思うのですね。そういった部分では、やはり利用者の声を十分聞いて今後の対応を進めていきたいということと、建て替え、なるのか、ならないのかというのは難しい問題ですが、足寄町みたいに、今までなかったところが新たに去年公衆浴場をつくりました、建てました。そういうところもあるのが現状ですね。

 やはり公衆浴場というのは必ず必要なものですから、そういった部分では、芽室はなくなって、皆本当に困っているみたいですから、そういう部分でやはり今後の在り方として、できればやはり長寿命化を進めていって、なるべく長持ちをさせて、町民のやはり公衆衛生に寄与するような形のものを持っていただきたいなと思うのですが、それについて考えをお伺いしたいと思います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。町民生活課。

○町民生活課長(奥田啓司) 川上議員のおっしゃることはごもっともでございます。ただ、本体を含めて、本体もそうなのですが、昨年ボイラーが故障して、皆様には、町民の皆様、それから利用されている方にはご迷惑をおかけしたところではあるのですけれども、配管だとか、いわゆる設備系が大分修繕というか、先程のバイブラの話もそうなのですけれども、非常に弱っているというか、期限が来ているところであります。計画的に修繕はしていく方針ではあるのですが、それも含めて、施設の改修、あと設備ですね、主として設備の在り方というのを内部でも検討しているところなので、先程お話しさせていただきました長寿命化等々も含めて、いま一度検討させていただいているところでございます。

○議長(山下清美) 4番、川上均議員。

○4番(川上 均) 新得町も新たに、新しく公衆浴場を建て替えるということですので、ぜひそういう部分で前向きにご検討していただきたいと思います。

 以上です。

○議長(山下清美) ほかに質疑ありませんか。6番、鈴木孝寿議員。

○6番(鈴木孝寿) 私も151152ページの墓地管理事務なのですけれども、大分すかすかになってきているなというのは、今年になってふと行くと、すかすかというわけでもないけれども、大分墓地もいろいろ考えなくてはならなくなってきているのだろうなと。まして、私の墓地は、私の墓地って言ったらあれですけれども、うちがある墓地は清水公園の上ですから、それ以外のところの墓地の草刈りもほぼされているのですよね。していないところも当然あるのでしょうけれども。

 その中で、今先程も出た墓地の今後の管理の面で考えていくと、例えば合同墓なのですが、合同墓の話は何もないのだけれども、今後の管理を考えて、今回の決算も含めて考えていくと、僕は基本合同墓の話が出たときには大反対だったのですけれども、何でかといったら、そのときに提案された先輩議員が、いつでも持って帰れるように、持って帰って誰かがいけるように、でも取りあえず預けておけるような、そんな合同墓なんて言ったら、何千万、何億かかるのだろうと思いながら、ただ、今、世の中の合同墓ってすさまじく簡素化しているというか、何か残念な感じなのですけれども、私、去年かな、友人合同で、友人の十何人ぐらいで合同墓に納めたという経緯がありました。帯広の霊園です。

 でも、これからの時代を考えたときには、ありだなと思ったのですね。やはりあれは必要だなと思って。ましてや、多分、清水でお坊さんの聖職者のお集まりの中の会議体の中では、反対という話は当然私も聞いてます。ただ、そのときの説明内容がどうだったのか。今、僕がちょうどいるか、いないかのときに、阿部町長も前回某先輩に「やります」と言ったとか、いないとかって、私はいないからあれですけれども、その先輩が数日前に我が家に訪れまして、そんな話をしておりましたので、合同墓はどうだという話も含めてね。

 整理整頓していくと、そのときの流れがあまりにも華美というか、すごく豪華絢爛なイメージだったので、それではできないだろうと思ったのですけれども、今、世の中の一般的なスタンダードな合同墓というのは、本当に箱があって、入れるところがあって、そこにカチャッと鍵をかけて、それで終わりなのですね。では入れてください、はい、お疲れさまでしたという、何とも味気ないけれども、それが、ただ土に返るとそういうことなのだろうなと思ったりもしたりして、寂しいけれども。

 でも、そういう話が清水の聖職者の皆様方にはどう伝わっているのかなというのが、いま一度そこを検証し直して、一般的なスタンダードな、今、世の中はこういう合同墓なのですということを言っていただきながらも、ただうちの町がやるか、やらないかというのは、その調査で終わっているわけなので、ただそれをまた針を戻すのか、戻さないのかというのは町長の考え方一つだと思いますけれども。

 ただ、町民の声はやはり多いです、今。私はどちらかというと反対派だったけれども、と言ったら、そうかいと、だってあったってしようがないでしょうと、みんなに迷惑かけるのだからという話を聞いたり何だり、で、バックボーンの家族のことも考えていったときには、それもありだねという話にどうしてもなってしまうときがあるのですよね。それがやはり最近では多いです。これは町民の実情だと思いますので、この機会を含めてね、すぐ来年からやってくれという話ではないのですけれども、検証、今までのやり方がよかったのかどうかというのも含めて、検証してほしいなと思いますので、この部分、確認させていただきたいと思います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。町民生活課長。

○町民生活課長(奥田啓司) ただいまの鈴木議員から頂いたご意見ごもっともだと思います。いわゆる団体との、あと行政ですね、との関わり方というのを、私も実は当時担当の係長として団体の方にご説明をさせていただいたことがございました。そのときのやり取りというのは、お互いの秘密事項もありますので、あまり公にはできるものではないのですけれども、団体の方、いわゆる仏教界の方なのですけれども、そこで合同墓ですね、いわゆる合同墓的なものも、檀家のための合同墓なのですが、を整備されている方もしくは整備するというお寺もございましたので、それ以上は行政は関わるものではないと、そのときの担当係長は私ですけれども、判断をさせていただいて、当時の課長、それから理事者には説明をさせていただいているのが経過でございます。

 その後、何件か、2件なのですけれども、実際に合同墓を拝見させていただいたケースがございます。ただ、どうしても、基本もともと檀家、お墓、納骨堂ですね、納骨堂から永代供養できない、供養できないので合同墓に移してほしいという方も、納骨堂からのお墓の改葬というのですけれども、移動ですね、それが何件か、多くあると。それから、別なお寺の方は、檀家であれば、合同墓があるので、そちらを利用しても別に構わないよと、当然ただではないのですけれども、それは檀家とお寺との関係がございますので、というのが現状でございます。

 先程川上議員にも説明をさせていただきましたけれども、それはお互いのそれぞれの関係になりますので、非常にデリケートだというところがそこでありまして、現状としては、お寺でも整備をする予定があるところもございますし、町民からですね、地域から要望があるのは重々承知をしてはいるのですが、現状は、いわゆる民間と言わせてもらいますけれども、民間で整備がされているという経過もありますので、ご理解いただきたいというところでございます。

○議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。

○6番(鈴木孝寿) 当然、全然こんな突っ込む話でもないので、まあいいですけれども。とは言いながら、宗教、政治信条ではない、宗教とかそういう信条は自由なので、ただ全く関係ないのだよと、そのまま土に返りたいのだ、頼むから清水公園の真ん中の浮き島のどこかに埋めてくれと言ったら、捕まるわけですよ、埋めた人は。でも、要はお金があるないではないのですよね。どうされたいか、どうしたいか、残った家族はどうしたいか、宗教的に全く関係ない人はではどうするのだとかという話も出てきてしまいますし、どちらかというと、金銭の問題のほうが近いのかなという気もしないでもないのですが、また、その過去は過去として、これ多分まともに食ったら一般質問でどうですかと聞くしか僕らはないのです。

 ただ、現状としてそう私が思いが変わるということぐらいですから、やはりお墓の話が多くなるのですね、僕より上の方がたくさんいらっしゃるので、もっともっと多いと思うのですけれども、話が多くなってくると。その中でやはり考える時期が来ているのかなと。少子高齢化、全く誰も見てくれない、さあどうする、お墓を壊すにもどうしていいか分からないという状態になったら、お骨については行政が責任を持つというのは、僕は変な話だと思ってはいるものの、ある程度、最低限の引き渡し場所というか、どこか場所を用意する必要がある時代に来てしまっているかなと思いますので、そこ、過去は過去として、今そういう事情が大分また少しずつ変わってきているということを認識した上で、改めて取り組んでほしいなと、ゼロベースで考えてほしいなと思いますので、よろしくお願いします。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。町民生活課長。

○町民生活課長(奥田啓司) 今、鈴木議員から頂きました。私どもも管内情勢というのは把握はさせていただいていて、地域の方の声も頂いているところでございます。同じ回答になって大変恐縮なのですが、今、ゼロベースと話がございましたけれども、今後、内部で再度検討させていただいて、よりよいお墓の在り方を検討させていただきますので、よろしくお願いいたします。

○議長(山下清美) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(山下清美) これで質疑を終わります。

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○議長(山下清美) ここで休憩をします。なお、再開は3時15分とします。

(午後305分)

○議長(山下清美) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午後315分)

 第4款衛生費第2項清掃費、153ページから158ページの質疑を行います。質疑ありませんか。4番、川上均議員。

○4番(川上 均) 153ページ、決算書、そして成果表149ページなのですが、し尿処理の事業です。これ成果、評価の中でも出ているのですが、冬季間のし尿収集の関係、これは従来から言えることだと思うのですが、冬季分の委託料というのはどうしても、し尿が寒くて凍ってしまうということで、それを溶かしながら実際には事業者の方がやっているというのが現状だと思います。

 そういう部分では、非常に時間とコストがかかるという部分では、手数料について、今改定について検討をしなければならないとなっているのですが、これ早急に事業者のためにも、ここの部分の冬季の加算分、ぜひ進めていただきたいと思うのですが、今後のスケジュール等ありましたらお伺いしたいと思います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。町民生活課長。

○町民生活課長(奥田啓司) 冬季加算につきましては、令和5年度から実施をさせていただいているところでございます。

 ただ、今後、先程議員からもございましたけれども、町のし尿収集につきましては、まだ減少ではなくて、横ばい、もしくは増えている状況でございますので、当然今後の維持費等々もかかりますので、具体のいつからというのは、なかなかお話はできないのですけれども、検討して、利用される皆様に、もしくは業者も含めてなのですけれども、快適な環境を整備してまいりたいと思っております。

○4番(川上 均) 以上です。

○議長(山下清美) ほかに質疑ありませんか。5番、中河つる子議員。

○5番(中河つる子) 156ページのごみ収集事業ですが、成果表は147ページです。ごみの町民1人1日当たりのごみ排出量ということで、令和2年の735グラムから、令和5年は767グラム、これは1人1日ですので、これだけで32グラム増えているのですが、1年分にすると、すごい量が増えていると思うのですが、これを削減するような何か方法を考えてやるのがあるのか、COの削減ということからも何か方法を考えたほうがいいのではないかと思うのですが、どうでしょう。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。町民生活課長。

○町民生活課長(奥田啓司) 中河議員からございましたごみの量の増、それからそれに係る環境の配慮ということでお答えをさせていただきたいと思います。

 令和2年から令和5年の数字でございますけれども、令和2年におきましては、ちょうどその前後なのですけれども、広域化が始まりまして。一時的にごみが出し控えというのでしょうか、若干分別方法も変わりましたので、ごみの出し方が落ちたという経過がございます。

 逆に、この令和5年度に関わっては、若干皆、ごみの分別の仕方が慣れたというところ、私的にこの感覚ではあるのですけれども、ごみの出し方に少し若干慣れていただいたところがあってごみが増えたのかなと判断をしております。

 当然ごみの分別を徹底をしていただくことで、環境問題に繋がっていくところでございます。当然ごみ処理をする稼働が抑えられれば、COの削減が進むわけでございますけれども、こちらの話につきましては、話が少し大きくなるのですけれども、十勝圏、十勝全体でくりりんセンター運営しておりますので、その中で担当者同士、随時会議をしながら、ごみの減量化を進めているところでございまして、令和9年には新たなくりりん、新たな中間処理施設ができることになっております。完成して、供用開始になるところでありますけれども、それに向けて十勝管内、協調しながら、ごみの減量、資源化に向けて検討してまいりたいと思っております。

○議長(山下清美) 5番、中河つる子議員。

○5番(中河つる子) ごみの多くは、やはり生ごみが量として、重さとしては大きいと思うのですよね。それと、草や木、花などの処理とか、そういうものもすごく多いと思うのですけれども、何とか生ごみを燃やすごみでなくて処理できるような、管内でも、中札内や更別は、やっていますし、鹿追町は、バイオガスのほうで、そこの中に持っていくということでやっているのですけれども、そういう方向を考えるつもりはないでしょうか。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。町民生活課長。

○町民生活課長(奥田啓司) 以前、中河議員からご提案ございまして、今町内の団体でございますけれども、衛生組合で生ごみの減量化に向けたコンポストの購入助成をさせていただいているところでございます。

 生ごみに関わって、こちらも十勝管内で担当者、それから担当課長集まった際に、生ごみの処理については議題として上がっているところでございます。

 生ごみの処理につきましては、十勝圏になる従前からそれぞれ取り組みがあったところでありまして、逆に生ごみの処理に関わっては、それぞれの加盟自治体が個別に対応できるというような状況でございます。

 先進的な事例、私どもも再度勉強させていただいて、特に生ごみの減量化にはどのような形がよいかということを今後研究させていただきたいと思います。

○議長(山下清美) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(山下清美) これで質疑を終わります。

 以上で衛生費の質疑を終わります。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317