令和6年第5回定例会会議録(9月13日_介護保険特別会計歳入歳出)

○議長(山下清美) 認定第4号、令和5年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを審議します。これから質疑を行います。345ページをお開きください。

 清水町介護保険特別会計歳入歳出決算、事項別明細書の歳入、歳出並びに実質収支に関する調書及び財産に関する調書380ページまで、一括して質疑を受けます。質疑はありませんか。

○議長(山下清美) 4番、川上均議員。

○4番(川上 均) すいません。不納欠損にこだわるものですから。239ページ、今回、額が若干、いつもの倍以上に不納欠損が増えてはいるのですが、特に該当するような状況が何かあったのかどうかを質問したいと思います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。

 保健福祉課長。

○保健福祉課長(藤田哲也) 川上議員のご質問に答えいたします。

 令和5年度決算におけます介護保険料の不納件数につきましては、6名の方に関するものを合わせて483,360円でございます。過去との経過等の中で金額が増えているという部分につきましては、特に急に人数が増えたというよりも、保険料が若干、課税所得とかがあったり、高いベースの方も令和5年度決算を含まれている中にあるというところでございます。

 なお、不納欠損の理由につきましては、住民票があるけれども実質転出状態にある、なかなか、いわゆる接触を持てないとか、電話連絡もなかなかままならないというようなケースもあるというものが、不納欠損並びに収入未済においても、そういった状況があるというところでございます。

 今後につきましては、少しでもそういったことが生じないように、監査委員のほうからも早めにアクセスを取って対処していくという収納努力をするようにということを助言・指導いただいておりますので、当課といたしましても収納向上に努めてまいりたいと考えているところでございます。

○議長(山下清美) 4番、川上均議員。

○4番(川上 均) なかなか、町外に出て徴収が困難だという部分を理解はいたします。もう1点だけ、最後240ページ、成果表、介護給付費の準備基金の繰入金の推移なのですが、令和5年度、金額が10,000千ほど増えてはいるのですが、これに至った要因とかについて質問したいということと、これ令和6年度以降も、ここら辺、どのような状況で推移するのかということも含めて、質問させていただきます。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。

 保健福祉課長。

○保健福祉課長(藤田哲也) ご質問にお答えいたします。

 一般会計から介護保健特別会計に出します繰出金、介護特会では繰入金となるものでございますけれども、これにつきましては、基本的に介護給付費の繰入金、これは法定の率があって、入れているということでございます。

 特に、これが繰出金の中で、一番大きい割合を占めるわけでございますけれども、まず、介護保険の報酬が3年に1回改定されてくると、その中で当然、ご承知とは思いますけれども、報酬体系は物価等々も含めて引上げの傾向にあるということ、また、介護保険の給付でございますので、高齢化に伴いましてサービス利用者も増えてくるということでございますので、当然、給付費は少しずつ増加していくという見通しになってまいります。

 したがって、一般会計の繰入金も法定の繰入率が変化しない限り、今のところ変化しないと見てございますけれども、その上では増えていくだろうという見通しとなってございます。

○議長(山下清美) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(山下清美) これで質疑を終わります。

 以上で、認定第4号、令和5年度清水町介護保健特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。

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