○議長(山下清美) 日程第2、陳情第12号、義務教育費国庫負担制度堅持・負担率2分の1への復元、「30人以下学級」など教育予算確保・拡充と就学保障の実現に向けた陳情、陳情第13号、道教委「これからの高校づくりに関する指針」(改定版)を見直しすべての子どもにゆたかな学びを保障する高校教育を求める陳情、以上2件を一括議題とします。
委員会報告書を朗読させます。事務局長。
○事務局長(大尾 智) 朗読。
○議長(山下清美) 本件について、厚生文教常任委員長から一括報告を求めます。委員長、川上均議員。
○厚生文教常任委員長(川上 均) 私のほうから、陳情2件について報告をさせていただきます。
まず1つ目、陳情番号12、義務教育費国庫負担制度堅持・負担率2分の1への復元、「30人以下学級」など教育予算確保・拡充と就学保障の実現に向けた陳情でございます。
審査結果は、先程事務局からありましたように採択です。
内容につきましては、例年出されている内容ですが、義務教育費の現状を、今、国庫補助が3分の1となっております。これを2分の1に、元どおりに復元するということと、少人数学級、特に30人以下学級を強力に進めていただきたいということと、非常に今、物価高騰で子供を持つ世帯も大変な状況になっております。そういう部分での教育予算のきちんとした確保と拡充を求め、子供たちの教育を保障するという内容でございますので、皆の審議をよろしくお願いいたします。
併せて、陳情番号13です。道教委「これからの高校づくりに関する指針」(改定版)を見直しすべての子どもにゆたかな学びを保障する高校教育を求める陳情でございます。
これにつきましても、委員会の審査結果は採択です。
内容につきましては、改定版の内容がほとんど高校の再編、見直しの部分につながっておりまして、このままいくと地域の高校が統合されてなくなってしまうというものになっておりますので、あくまでも地域の教育を保証するという部分では、高校の存続に向けて、道としても取り組んでもらいたいということと、併せて、存続に向けて各地域では様々な町や自治体が支援をしておりますが、本来、これは道がやるべき内容ですので、それらも含めて、きちんとした対応をしてもらいたいという内容になっております。
なお、意見書の中には案としては出ていましたが、最後の5の部分ですね、朝鮮学校の無償化の部分について復元というか対象とすることということで文面がありましたが、委員会の審議の結果、その部分を除外して意見書を提出するという内容となっていますので、皆さんの審議をお願いいたします。よろしくお願いいたします。
○議長(山下清美) これより委員長報告に対する一括質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 質疑なしと認めます。
これより陳情第12号について討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 討論なしと認めます。
これより陳情第12号、義務教育費国庫負担制度堅持・負担率2分の1への復元、「30人以下学級」など教育予算確保・拡充と就学保障の実現に向けた陳情を採決します。
この採決は起立によって行います。
この陳情に対する委員長の報告は採択です。陳情第12号は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(山下清美) 起立多数です。よって、陳情第12号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
これより陳情第13号について討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 討論なしと認めます。
これより陳情第13号、道教委「これからの高校づくりに関する指針」(改定版)を見直しすべての子どもにゆたかな学びを保障する高校教育を求める陳情を採決します。
この採決は起立によって行います。
この陳情に対する委員長の報告は採択です。陳情第13号は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(山下清美) 起立多数です。よって、陳情第13号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。