令和6年第7回定例会会議録(12月13日_日程第2)

○議長(山下清美) 日程第2、議案第83号、令和6年度清水町一般会計補正予算(第7号)の設定について、議案第84号、令和6年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第85号、令和6年度清水町介護保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第86号、令和6年度清水町水道事業会計補正予算(第4号)の設定について、議案第87号、令和6年度清水町下水道事業会計補正予算(第3号)の設定について、以上5件を一括議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。副町長。

○副町長(山本 司) 議案第83号、令和6年度清水町一般会計補正予算(第7号)の設定についてご説明いたします。

 歳入歳出予算の総額に157,168千円を追加し、それぞれの総額を9,477,269千円とするものです。

 8ページをお開き願います。

 歳入でございます。

 14款2項3目衛生手数料1,999千円の追加は、し尿処理量の増加に伴う手数料の補正です。

 15款1項1目民生費国庫負担金563千円の追加、そして、その下の16款1項1目民生費道負担金281千円の追加は、町外への障害者施設利用者の増に伴う給付費負担金の補正になります。

 2項2目1節老人福祉費補助金26,506千円の追加は、同補助金の内示による補正になります。

 3節社会福祉医療費補助金は、同補助金の決算見込みによる補正です。

 9ページに参ります。

 4目3節農業振興費補助金3,504千円の追加は、補助事業対象面積の増加によるものでございます。

 4節土地改良事業費補助金1,030千円の追加は、農業水路等長寿命化事業実施設計委託料の契約変更に伴う補正です。

 18款1項2目1節2番いきいきふるさとづくり寄附金100,000千円の追加は、決算見込みによる補正になります。

 3番地方創生活用事業寄附金1,000千円の追加は、企業版ふるさと納税として寄附1件があったことによるものです。

 19款1項1目財政調整基金繰入金15,312千円の追加は、今回の補正予算の財源調整としての補正になります。

 3目公共施設建設等基金繰入金2,200千円の減額及び7目のいきいきふるさとづくり基金繰入金500千円の減額は、それぞれ基金充当事業費の確定による補正になります。

 10ページに参ります。

 21款4項3目3節10番社会教育事業参加料35千円の減額は、事業の中止による補正です。

 34番経営継承・発展等支援事業補助金1,475千円の追加は、補助金の増加見込みによる補正になります。

 58番地域介護・福祉空間設備等施設整備交付金返還金7,833千円の追加は、令和元年度に交付金を受けました御影にあります老人介護保健施設が介護医療院に転換したことに伴う返還金の補正です。

 22款1項3目農林業債400千円の追加は、農業水路等長寿命化事業実施設計委託料の増額変更に伴う補正になります。

 11ページに参ります。

 歳出の補正になります。

 2款1項3目財産管理費12千円の減額は、新得地区安全運転管理者事業主会の会費を今年度に限り、繰越額が大きくなっていることから徴収しない旨の通知があったことによる補正になります。

 6目企画費でございます。いきいきふるさとづくり寄附金で100,000千円の増額を見込んだことにより、7節報償費で返礼品の購入費として23,000千円の追加、11節役務費で郵便料等523千円の追加、インターネット寄附サイト手数料で14,045千円の追加、12節委託料で2,321千円の追加、24節積立金で60,111千円の追加となります。

 なお、いわゆるふるさと納税の部分ですけども、当初300,000千円で見込んでおりました収入が、現段階では100,000千円増えて、400,000千円の収入を見込んで、それに伴う事務経費等を今回の補正予算の歳出として計上してございます。

 次に、バス関係ですけれども、1834番コミュニティバス運行事業補助金306千円の追加は、9月末まで運行してございましたコミュニティバスの燃料費等高騰による補正になります。

 また、コミュニティバス廃止に伴い、旧コミュニティバスの車検費用として10節需用費で176千円の追加、1153番手数料で15千円の追加、26節公課費で17千円の追加です。

 最後に、1830番地方バス路線維持費補助金180千円の追加は、北海道拓殖バスが運行してございます新帯線についても、燃料費高騰等による経費負担の補正となります。

 12ページに参ります。

 3款1項3目18136番介護サービス提供基盤等整備事業補助金26,506千円の追加は、介護医療院新設に係る同補助金の内示による補正です。

 2210番国庫道費負担金返還金7,833千円の追加は、歳入でも説明いたしました令和元年度地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金で整備いたしました御影にございます老人介護保健施設が介護医療院へ転換したことによる補正です。

 2710番介護保険特別会計繰出金1,125千円の追加は、特別会計の補正予算に伴うものでございます。

 4目障害福祉費368千円の追加は、過年度分自立支援給付費の確定に伴う返還金です。

 13ページに参ります。

 7目保健福祉センター費700千円の追加は、消防用設備誘導灯取替え修繕等に係る経費の補正になります。

 10目社会福祉医療費は、今後の支出見込みによる補正になります。

 2項6目児童療育支援費1,127千円の追加は、町外への障害者施設の利用者の増に伴う給付費の補正になります。

 14ページに参ります。

 4款1項2目保健予防費204千円の追加は、町外医療機関での予防接種者の増加による補正になります。

 2項1目清掃費1,305千円の追加は、し尿収集量の増加見込みによる補正になります。

 15ページへ参ります。

 6款1項3目1835番環境保全型農業直接支払対策事業交付金4,672千円の追加は、事業の導入面積の増加に伴う補正です。

 46番経営継承・発展等支援事業補助金2,950千円の追加は、補助対象件数の増加による補正になります。

 5目牧場費5,739千円の減額は、粗飼料収穫運搬作業委託事業完了などに伴う不用額の補正になります。

 6目土地改良事業費1,410千円の追加は、農業水路等長寿命化事業実施計画設計委託料の契約変更に伴う補正になります。

 16ページに参ります。

 7款1項1目1040番電気料100千円の追加は、ハーモニープラザ前にございます電気自動車充電器利用件数の増加による補正になります。

 1836番地域活性化商品券事業補助金4,135千円の追加は、商品券発行組数の増加に伴う補正になります。10月の発行分につきましては、当初1万3,000組と見込んでおりましたけれども、申込み件数が1万5,211組分と予想を上回ったことによる追加でございます。

 なお、詳細につきましては、別にお配りしてございます予算に関する説明資料に詳細を載せてございますので、ご覧いただきたいと思います。

 17ページに参ります。

 10款4項1目社会教育総務費40千円の減額は、小学生を対象にしました生活リズム学校事業について参加者が少なく中止したことによる補正になります。

 8目農村環境改善センター管理費1,731千円の減額は、ボイラー保守点検委託料がボイラー取替え工事により今年度は不用になったこと及び工事の完了に伴う不用額の補正になります。

 18ページに参ります。

 5項2目体育施設費130千円の減額も、工事の完了に伴う不用額の補正です。

 3目1010番賄材料費1,500千円の追加は、給食食材費の値上がりによる補正になります。

 14節工事請負費537千円の減額は、給食センター食器洗浄機更新工事の完了に伴う不用額の補正です。

 19ページに参ります。

 12款1項1目元金93千円の追加、その下にございます2目利子231千円の追加は、償還元金及び利子の確定に伴う補正になります。

 13節1項1目行政費10,404千円の追加は、臨時職員退職報奨制度に該当する職員3名が退職となるため、報奨金の補正でございます。

 恐れ入ります。3ページにお戻り願います。

 本日差し替えをさせていただきました第2表地方債補正の変更となります。

 辺地対策事業につきましては、歳出補正予算で説明いたしました農業水路等長寿命化・防災減災事業が400千円追加となったことから、起債発行限度額を引き上げまして9,000千円とするものでございます。

 4ページに参ります。

 第3表債務負担行為の設定となります。

 一番上、保健福祉センター清掃・機械運転管理業務委託、そしてその下、保育施設給食業務委託、その下、保育施設清掃業務委託、そして、文化センター清掃・運転管理業務委託、そしてその下、役場庁舎清掃・機械運転管理業務委託、この5件につきましては、5年ごとに指名競争入札を行いまして業者を選定し、2年度目から5年度目まではその業者と随意契約をしてございます。現在委託している各業務につきましては、今年度末で5年を経過することから、令和7年度の業務委託につきまして今年度内に入札執行等をする必要があることから、限度額をそれぞれ定める設定でございます。

 以上、一般会計補正予算(第7号)の説明とさせていただきます。

 続きまして、議案第84号、令和6年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の設定についてご説明いたします。

 歳入歳出予算の総額に19,630千円を追加し、それぞれの総額を1,314,599千円とするものです。

 恐れ入ります。5ページをお開き願います。

 歳入です。

 3款1項1目保険給付費等交付金19,630千円の追加は、今回の補正予算の財源としての補正になります。

 6ページに参ります。

 歳出です。

 2款2項1目高額療養費19,570千円の追加と、その下にございます5項1目葬祭費60千円の追加は、今後の支出見込みによる追加の補正になります。

 以上、国民健康保険特別会計補正予算の説明とさせていただきます。

 続きまして、議案第85号、令和6年度清水町介護保険特別会計補正予算(第4号)の設定についてご説明いたします。

 歳入歳出予算の総額に9,000千円を追加し、それぞれの総額を1,256,106千円とするものです。

 5ページをお開き願います。

 5ページ、歳入です。

 1款1項介護保険料7,373千円の追加は、保険料の確定見込みによる補正になります。

 2款1項1目介護給付費負担金1,800千円の追加と、その下になります2項1目調整交付金630千円の追加は、介護給付費費用の増加見込みに伴うものでございます。

 4目保険者機能強化推進交付金899千円の追加は、交付金額の決定によるものでございます。

 5目介護保険保険者努力支援交付金2,354千円の追加も、交付金額の決定によるものでございます。

 6ページに参ります。

 3款支払基金交付金2,430千円の追加、その下の4款道支出金1,125千円の追加、その下の6款一般会計繰入金1,125千円の追加は、それぞれ介護給付費用の増額に伴うものでございます。

 2項1目介護給付費準備基金繰入金8,736千円の減額は、介護保険料収入の増額に伴うものでございます。

 7ページに参ります。

 歳出です。

 2款1項1目居宅介護サービス給付費9,000千円の追加は、給付費用の増加見込みに伴う補正になります。

 4款1項2目介護予防事業費、及び、8ページに参りますけれども、2項2目の包括的支援事業費・任意事業費は、財源内訳のみの補正になります。

 以上、介護保険特別会計補正予算の説明とさせていただきます。

 続きまして、議案の第86号、令和6年度清水町水道事業会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。

 第2条、収益的収入及び支出の補正は、水道事業費用の既定額に276千円を追加し、費用総額を258,861千円とするものです。

 第3条、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額91,805千円は、過年度分損益勘定留保資金86,820千円及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額4,985千円で補填するものでございます。

 2項資本的支出の補正は、既定額に5,000円を追加し、支出総額を199,705千円とするものです。

 次のページをお開き願います。

 第4条、債務負担行為につきましては、清水・御影地区の水道施設管理委託業務の債務負担行為の設定になります。

 この委託につきましては、継続的かつ効果的に施設を管理する必要があることから、5年ごとに指名競争入札により業者を選定し、その後4年間は当該事業者と随意契約の方法で委託管理をしてございます。令和7年度以降5年間の業者選定につきまして、本年度内に指名競争入札を行う必要があることから、令和7年度の委託業務の限度額を15,268千円と設定をいたしまして、契約事務を進めるものでございます。

 次、3ページに参ります。

 収益的支出の補正です。

 1款1項1目8節動力費1,010千円の追加は、下美蔓及び御影浄水場の深井戸からの取水量の増加に伴い、電気使用量の増加が見込まれることからの補正になります。

 2項1目1節企業債利息734千円の減額は、令和5年度借入分の利率確定による補正になります。

 4ページに参ります。

 資本的支出の補正です。

 1款2項1目1節企業債償還金は、令和5年度借入分の元金確定により補正の追加となります。

 以上、水道事業会計補正予算の説明といたします。

 続きまして、議案第87号、令和6年度清水町下水道事業会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。

 第2条、収益的収入及び支出の補正は、下水道事業費用の既定額から259千円を減額し、費用総額を351,004千円とするものです。

 第3条、資本的収入額が資本的支出額に対し、不足する額76,806千円は、過年度分損益勘定留保資金で全額補填するものでございます。

 第2項、資本的支出の補正は、既定額に6,000円を追加し、費用総額を272,806千円とするものです。

 3ページをお開き願います。

 公共下水道事業の収益的支出の補正についてご説明いたします。

 1款2項1目1節企業債利息は、令和5年度借入分の利率確定により259千円の減額です。

 4ページに参ります。

 公共下水道事業の資本的支出の補正につきましては、1款2項企業債償還金は、令和5年度借入分の元金確定により6,000円の追加です。

 以上、下水道事業会計補正予算の説明とさせていただきます。ご審議の程よろしくお願い申し上げます。

○議長(山下清美) これより一括して質疑を行います。質疑ありませんか。4番、川上均議員。

○4番(川上 均) 私のほうから2点ほどご質問させていただきたいと思います。

 まず、一般会計補正予算19ページの13諸支出金行政費です。その中で、細節7の報償費、臨時職員のいわゆる退職報奨金なのですが、先程説明で3名ということだったのですが、具体的にどこの職場か教えていただきたいなと思います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 保育職場の職員になります。

○議長(山下清美) 4番、川上均議員。

○4番(川上 均) 保育職場ということですね。はい。

 次に、4ページの債務負担行為の一般会計の部分なのですが、その中で保育施設の給食業務委託費、5年更新ということなのですが、63,000千円。当初からこの給食の委託というのは、僕、問題だと思って、この間指摘させていただきました。

 なぜ問題かというと、再度ですが、やはり食の安全、安心の問題。これは食中毒の問題ではないですから、これは当たり前のことですから。ではなくて、やはり原材料の安全、安心の問題。そして、やはり幼少期に子供たちは味覚を育てると。その味覚、覚えた味覚が一生続くというのが言われているのですね。そういった中で、これは、やはり課題が懸念されるということだと思うのです。

 ではなぜかというと、委託というのは、結局、委託業者は、利益を優先させるわけです。利益を優先させるためにではどうするかといったら、やはり原材料費と人件費の削減しかないのです、こういう場合は。やはり、その原材料費をどうやって削減するかといったら、大量生産・大量消費となるわけです。これは一般的ですが、大量生産・大量消費、決してここを言っているわけではないのですが、一般的には国内ではなくて、中国を中心とした東南アジアのところで、安い人件費で加工品を作ると。そういったものを持ってきて安く売るというのが、基本的な部分になっていると思います。これは、スーパーに並んでいる食品を見ても、安いのと高いの、同じものでも値段が違うのは、生産国の違いだということで分かると思うのですが、そういう部分で、やはりこの食の安全、安心という部分が非常に懸念される部分で、この間、説明の中では、かなり北海道産も使われているということでご説明があったわけですが。

 一方では、この給食、現在、地産地消というのが中心になってきまして、結構主流になってきています。そして、そういった中でさらにオーガニックの給食も取り入れる自治体が増えてきていると。そういう部分では、十勝管内でも帯広は、当初から地産地消、オーガニックの給食をできる限り取り入れてやっていると。この間、勝毎にも出ていましたが、近隣町の給食も、地産地消、そしてオーガニックを取り入れた給食を試験的にやって好評だったということで話題になっていました。

 そういう部分で、まず、第1項目め、1つ目の質問なのですが、今年度の給食食材の清水町産の食材、なおかつ清水町産で、オーガニックの食材を使用した給食の提供数についてお伺いしたいと思います。ただし、これは、事業者の方が、農家の方が無償提供したものは除いて、積極的に提供したものということで押さえていただいて、お尋ねしたいと思います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。子育て支援課長。

○子育て支援課長(西田史明) 地産地消ということでございまして、基本的には、地産地消というのは野菜ということになるのかなと思っております。野菜となりますと、時期的に使える野菜ですとかも限られますし、品物も限られてくるというようなことになってまいります。今、レオックとも、委託業者とお話をしながら、できるだけそういった地元のもの、また十勝のもの、北海道のものというような形で使ってほしいというお話をしております。地元のものというと清水産ということになるのかなと思うのですが、保育園、こども園の場合、どうしてもロットが小さいということで、なかなか業者との取引というのは難しい状況にございます。で、三丁目広場から野菜なんか買わせていただいているというのが、今、現状で、本当に地元産ということでいけば、全体の量からいけば、10%から20%ぐらいかなと思います。

○議長(山下清美) 4番、川上均議員。

○4番(川上 均) 確かに、全てと言っているわけではございませんので、できる限りということでお話をさせていただいています。

 2つ目として、今後の予定です。

 今後の予定、町としての姿勢、そして、委託業者でやるのであれば、やはり義務づけ、ある程度の数字は義務づけないとならないと思うのです。当初のも、多分義務づけていると思うのですね。そういう部分の考えを再度お聞きしたいと思います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。子育て支援課長。

○子育て支援課長(西田史明) 何というのですか、5年間の検証というのでしょうかね。そういったものを含めてでというお話なのかなと思うのですが。

 我々、毎月、委託者側、役場の課長、園長、栄養士などと、あとレオックの側の支店長、栄養士、調理員、総勢10名ぐらいで、月に1回、給食に関する会議を開いております。その中で、1か月間の給食について、食材を含めて検討をして、例えば細かい話でいえば、味つけ濃かった薄かったと、これは量が少なかったとか多かった、もしくは、この食材の切り方はこうしてくれないかというようなお話をしながら、日々アップデートを繰り返してきているような状況にございます。で、この、何というのですか、国内産というか、そういった考え方についても、この会議の中でもよく話しておりますし、業者側も、これが幼児・子供に提供するものだというのは、現場のほうの方がよく知っております。

 で、そんな中では、食材については、本当に配慮していただいている状況で、先ほど議員もおっしゃられましたけど、国内産、道産というようなものを多々使っております。肉と野菜に関しては、ほぼ100%国内産、そしてほとんどが道内産というものを今使っていただいている状況にございます。

 そういったディスカッションを繰り返しながら、今後においても、安心、安全な給食の提供に努めてまいりたいと思います。

○議長(山下清美) 4番、川上均議員。

○4番(川上 均) 現場の中では苦労されているというのは、十分承知しているつもりでございます。

 2項目めに、では次、質問させていただきます。

 委託当初、保育所の職場は、僕は、混乱していたと思います。現場に相談もなく進められていた。で、調理員の人は、子供たちのために調理して、安全、安心の給食を提供することで、一生懸命やっていたと思うのです。そして、そういった中でこの委託の問題が出てきて、調理員の人は、このまま働けるのかが不安だったと。そういう部分では、当時、できるだけ雇用は守ると町長は答弁したと思うのですが、現状、当時の調理員は何人残っているかについてお聞きしたいと思います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。子育て支援課長。

○子育て支援課長(西田史明) 現況、14名の方が働かれておりまして、そのうち12名の方は町内の方です。さらに、今議員がおっしゃられたような当初からおられた方というのは、2名だと思います。

○議長(山下清美) 4番、川上均議員。

○4番(川上 均) 今、僕が聞いているのは、もう誰もいなくなったよという話は少し聞いたのですが、2名残っているということですね。それでも、2名しか残っていないということなのですね、現状。今まで一生懸命やってくれた方たちが。これはどうなのかなと僕は思うのですが、そういった部分では2名しか残っていないということですね。

 では、次の質問をさせていただきたいと思います。3項目めです。

 少し話は変わるのですが、同じ給食ということでは、病院食、いわゆる病院食です。よく皆、僕は入院したことがないので分からないのですが、病院食ってどこ行ってもおいしくないと、まずいよという話は聞きます。あまりおいしいという話を聞いたことはありません。なぜなのかといったら、やはり、減塩だし、糖分控え目だし、化学調味料は少なく、なるべく減らしてと。そういった部分で、食材は、やはり同じです、加工品が中心であって、結局食材の味がもうなくなっているので、食べてもなかなかおいしくないというのが、通常、私がいろいろなところで聞いている話です。皆も多分そう聞いていると思うのです。

 一方で、病院食がおいしいという評判の病院もあるのです。隣の町の病院ですが。ではなぜおいしいかといったら、僕の記憶違いではないとは思うのですが、結局委託していた給食を直営に戻して、栄養士が、やはり地元のものを使って、なるべく病気の方においしいものを提供したいということで進めて、そういう評判が今あるということを聞いています。

 これはなかなか難しい問題だとは思うのですが、やはり原点に戻って、食というのは人間でいう部分の一丁目一番地。安全、安心、そしてできれば地産地消の振興にもつながるという部分では、これらの問題を考えたときに、この5年間、どうなったのかなと。ほとんど、僕は、あまり解決されていないと思うのです。

 先ほどのいろいろな努力はもちろん認めつつ、そういった部分では、やはり町長に最後お聞きしたいのですが、現状のこれらの問題について、認識と考えと今後、やはりもう一度、僕はいろいろなことを考えたときには直営に戻すべきだと考えるのですが、最後に町長の考えをお聞きして質問を終わりたいと思います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。子育て支援課長。

○子育て支援課長(西田史明) 直営に戻すというお話でございます。

 確かにいろいろな部分でいけば、直営でやることによって利便性が高まる部分もあるのかなとは思います。ただ、今現状として5年間実施してきた中で、やはり一番難しいのは食材の発注の部分で、それを配達してくれる業者が、今、町内にいないというのがまず大きな、それをスーパーもない、個人商店もないというようなところで、特に保育園の場合は、ロットが小さい部分もあるので、なかなか、その商売として難しいというようなところがあって、そういう大きな流通の仕組みを持っているところというのがやはり必要になってくるのと、もう一つ大きいのが人員の確保の部分で、我々ではどうしてもその確保しきれない部分をそういった大きな会社であれば、かなり融通が利く部分があって補填をしていただけると。そして、そこの部分のシフトを含めて、人員のそういったものが全部、全てやっていただける。

 第一に、我々が考えることは、給食をまず出すと、出せる体制を整えるということなので、そこで人がいなくて出せませんとか、そういったことにはならないということで、今、委託業者との関係としては、いい関係ができていると考えているところではございます。

○議長(山下清美) ほかに質疑ありませんか。11番、中島里司議員。

11番(中島里司) これは、水道会計、副町長にお聞きしたいというか、要望的なものを含めているのですが、この水道会計の3ページ、電力料の1,010千円のと。これが、原因は特に説明なかったと思いますが、原因を、私、聞こうとも思いませんが、この途中でこの電力料が上がる原因は何なのかなと。

 まず1つは、私は勝手に思っていますけど、1つには電力料が上がったというのがあるのか、それはさておいて。1つには、使用量が増えたからポンプの揚水時間が長くなった。

 それともう1つは、結局、漏水。私、それが一番おそれているのですけど。漏水が増えて、ポンプアップする水量が増えたと。だから電力料が上がったと。

 これは、良い悪い言っているのではないのです。漏水であれば、使用量が増えて電力料が上がったのは、それぞれ収入として返ってくるわけだからいいのだけれど。この辺、今、私は答えいただこうと思っていません。

 今後の考え方として、予算対応を、漏水が原因であればぜひ積極的に調査なり、もう当然調査すれば、もしや漏水があるのであれば、その修理というのは当然速やかにやらなくてはならない問題だと思います。それからいくと、対応として、現場のほうが云々ではなくて、そういうものを調べて現場から上がってきたときには、執行側としては速やかな対応を、お願いしなくても当然、対応していただけるという理解をしておきたいと思うのですが。だから、向こう側サイドは改めてまた、直接私は何か聞きたいことあるのですけれど。対応として、今後ね。漏水が一番怖い。というのは、私が今さら言う必要ないのですけれど、漏水すれば下がえぐれてきているので、知らないうちに陥没につながる場合があるので、漏水調査については、簡水ばかりではなくて上水道地域についても、今、積極的に取り組んでいるという話は聞いていましたけれども、その辺について予算づけがあれば、要望があれば、速やかな対応を執行側にお願いをしたいと思いますし、そうなった場合の考え方をお聞きできればと。この1点だけよろしくお願いします。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。副町長。

○副町長(山本 司) 私の説明が少し不足していた部分もございます。

 この電気料が大きく増えたその要因は、漏水ではございません。井戸です。詳しい部分は水道課長から答弁させますけども、深井戸と浅井戸がございまして、今までは、浅井戸から取水をしていたというのが主たる水源でございました。深井戸もありまして、深井戸もずっと動かす頻度が少なかったのですけれども、深井戸を稼働させる状況も必要だということで、どうしても深井戸なものですから、深井戸から水を吸い上げるのに電力がかかります。そういった部分の深井戸の使用割合を高めたことによって消費電力がかさんだといった部分で、今回補正したのが主な原因でございます。

 議員言われるように、漏水については、管の老朽化に合わせて、点検、整備については今後も続けてまいりたいと思います。詳細についてはよろしいでしょうか。はい。

 以上、答弁させていただきます。

○議長(山下清美) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(山下清美) これで質疑を終わります。

 これより一括して討論を行います。討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(山下清美) 討論なしと認めます。

 これより、議案第83号、令和6年度清水町一般会計補正予算(第7号)の設定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(山下清美) 起立多数です。よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第84号、令和6年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(山下清美) 起立多数です。よって、議案第84号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第85号、令和6年度清水町介護保険特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(山下清美) 賛成多数です。よって、議案第85号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第86号、令和6年度清水町水道事業会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(山下清美) 起立多数です。よって、議案第86号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第87号、令和6年度清水町下水道事業会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(山下清美) 起立多数です。よって、議案第87号は原案のとおり可決されました。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317