○議長(山下清美) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により議長において
10番 西山輝和 議員
11番 中島里司 議員
12番 深沼達生 議員 を指名します。
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○議長(山下清美) 日程第2、会期決定についてを議題とします。
お諮りします。本定例会の会期は、本日から3月24日までの13日間にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 異議なしと認めます。
会期は、本日から3月24日までの13日間に決定しました。
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○議長(山下清美) 日程第3、諸般の報告を行います。事務局長。
○事務局長(大尾 智) (諸般の報告 事務局長 朗読)
○議長(山下清美) これで諸般の報告を終わります。
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○議長(山下清美) 日程第4、所信表明について、町長より所信表明を述べていただきます。町長。
○町長(つじ康裕) 皆様、おはようございます。 それでは、私の所信をお話させていただきます。
令和7年第2回清水町議会定例会の開会に当たり、これからの町政運営に当たる私の基本的な考えを申し上げ、町議会議員の皆様並びに町民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
なお、令和7年度は骨格予算でありますので、準備が整い次第、政策予算をご審議いただくことになります。
その際に、改めて詳細な政策を申し述べさせていただきたいと存じますのでご理解賜りますようお願い申し上げます。
私は、このたびの町長選挙において町民の皆様の温かいご支援をいただき清水町長に就任させていただきました。大変名誉なことであるとともに、その重責に身の引き締まる思いであります。
清水町を元気にするため、誠心誠意努めてまいりますので、議員の皆様、町民の皆様には、格別なご指導ご鞭撻を賜りたいと存じます。
まちづくりは町長1人で成し遂げることはできません。町議会議員の皆様、町民の皆様、町職員全ての力を結集し、勇気と信念を持って取り組んでまいります。
今回の選挙で多くの町民の方からお話を伺いましたが、その中で、役場の雰囲気が暗い、若者が辞めていく、職員に覇気が感じられないなどのご指摘を受けました。町民の皆様が役場に来られてほっとする、笑顔になる職場づくりが肝要であります。町民から指摘された原因を早急に把握し、職員一人一人が個性を生かし、やりがいを持って、自分らしく輝いて仕事ができる職場環境を整えてまいります。
さて、気候変動や物価高騰による町民の皆様の生活への影響は依然として続いております。また、事業者の皆様においては人手不足が重なり同様に厳しい状況であります。
町民の皆様の生活の安定に向け、長期的な戦略を持って本町の持続的なさらなる発展と第6期清水町総合計画における町の未来像「まちに気づく まちを築く とかち清水~想いをミライに繋ぐまち」を実現するために、町が抱える課題に向き合い、町民目線で一つ一つ親切丁寧にかつスピード感を持ち、町政に取り組む所存であります。
ここで町政運営に臨むに当たり、私の目指すまちづくりについての一端を述べさせていただきます。
私は、「清水町を元気にする10の約束」を掲げてまいりました。
主な内容について申し上げます。
まず、財源確保についてであります。地方の財政状況は依然として厳しい状況が続いております。私は新たに企業版ふるさと納税、地方創生応援税制の獲得に力を注いでまいりたいと考えております。
企業版ふるさと納税は税制上のメリットがあるため、全国では、2019年33,800,000千円だった寄附実績が2023年には47,000,000千円まで増えております。
私は、渋沢栄一翁とのご縁を大切にし、渋沢栄一翁の関係する会社にトップセールスで協力をお願いするとともに、今日まで培った人脈を通して企業版ふるさと納税の協力を依頼し、自主財源の確保に努めてまいります。
一方、個人の方々のふるさと納税につきましては、魅力ある返礼品の開発を行い、納税額の増加につなげてまいります。
次に、主な施策について申し上げます。
昨今の物価高騰により町民生活は待ったなしの状況が続いています。緊急経済対策として、個人家庭の水道料金、営農用水の値下げを行ってまいります。
清水町の稼ぐ力を引き出す拠点として、道の駅の創設に取り組んでまいります。
道の駅は全国で1,230駅が存在していますが、残念ながら全ての道の駅が順調とは言い切れません。私は窓から広がる日高山脈襟裳十勝国立公園と清水が誇る酪農風景、その景観を全国に発信し、渋沢栄一翁ゆかりの施設を結ぶ動線を整備し、訪問者を増やし、地域のにぎわいと雇用を生み出していきます。将来の負担にならない道の駅を創設するため、立地場所や採算性を十分に考慮しながら慎重に進めてまいります。
働き手の確保は喫緊の課題であります。農畜産業、介護職の人材確保に向けて、その方法等を関係機関と協議しスピード感を持って全力で取り組んでいきます。
次に、全国から「やりたい」を集め、民間活力で、地元経済、清水町を活性化します。
清水町と「やりたい」がコラボする研究所「しみずラボ」を創設し、企業、団体、個人の皆様が実施したいプロジェクト、取り組みを実現するために、清水町のフィールド、資産を有効に活用し、清水町がサポートを行う仕組みを構築し、関係人口の増加や企業誘致につなげてまいります。
そして清水町にもっともっと住みたくなる魅力を増やします。
歴代町長が行ってきた子育て支援は継続するとともに、さらに充実を図ってまいります。
また、国際的に活躍できる人材育成を図るため、小中学校に外国人英語講師を配置、全ての子供が中学校卒業時には英会話のできる実践的な英会話授業を実現します。併せて、移住サポートとして、貸付け戸建て住宅に一定期間住み続けると無償譲渡の「もらえる戸建制度」を創設します。
小中学校の修学旅行費の無償化は継続するとともに、学校給食については、物価高騰分は公費負担とし、給食費の据置きを図ってまいります。
清水高等学校の存続は、まちづくりには欠かせない重要なことであります。よりきめ細やかな支援体制を構築してまいります。
昨年まで行っていた買い物などに利用できる巡回バスについては、見直しを行いながら再運行していきたいと考えています。
また、旧いちまる跡地について、土地所有者と協議を行い、新たな商業施設の誘致に取り組んでまいります。
次に、高齢者、障害者を支え、生きがいのある暮らしを応援していきます。
現在の施策を継続するとともに、在宅福祉サービスの充実を図ってまいります。
さらに、障がい者、障がい児及び高齢者タクシー乗車券助成制度の充実を図ってまいります。
また、長寿化により耳の聞こえに不便を感じる方が増えており、補聴器の購入に対する支援を行ってまいります。
体育館建設につきましては、現在の計画を見直し、利用者目線、経済効果、建設費調達の観点から再検討してまいります。
以上、私の基本的な考え方を述べさせていただきましたが、これは例示にすぎないと考えております。
清水町を元気にするため、一意専心・粉骨砕身の覚悟で臨んでまいります。
町が抱える課題に向き合い、町民目線で一つずつ解決するよう努めてまいります。
議会議員の皆様、町民の皆様のご支援をお願い申し上げまして、所信表明の挨拶とさせていただきます。
令和7年3月12日。清水町長、つじ康裕。
○議長(山下清美) これで所信表明について終わります。
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○議長(山下清美) 日程第5、議案第9号、清水町まち・ひと・しごと創生基金条例の制定についてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。企画課長。
○企画課長(鈴木 聡) では、私のほうから、議案第9号、清水町まち・ひと・しごと創生基金条例の制定について、提案理由のご説明を申し上げます。
このたび提案しております基金につきましては、企業版ふるさと納税としていただいた寄附金を積み立てることを目的とする基金となります。
これまで企業版ふるさと納税としていただいた寄附金につきましては、その年度内において対象事業に充当しておりましたが、年度末の寄附や計画的な事業実施を目的とした寄附の対応に苦慮する事例がこれまでもありました。
今回そのような寄附にも対応できるよう、令和7年度税制改正において法人税の寄附控除に係る特例措置が3年間延長されるこの機会に、より一層柔軟に寄附金を受け入れやすい体制を整えることを目的に基金を創設いたします。
企業版ふるさと納税につきましては貴重な財源となるものと考えておりますので、より多くの寄附がいただけるよう今後も努力していきたいと考えてございます。
それでは、条例の内容について簡単にご説明いたします。
条例につきましては、第1条から第7条までで構成されております。
第1条では設置する旨を、第2条では予算に基づき積み立てること、第3条においては管理について、第4条においては運用益金の処理について、第5条では繰替え運用について、第6条では基金の処分について、第7条では管理に必要な事項は町長が別に定める旨をそれぞれ規定いたします。
なお、この条例は、公布の日から施行することといたしております。
以上、簡単でありますけども、議案第9号、清水町まち・ひと・しごと創生基金条例の制定についての提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議の程お願い申し上げます。
○議長(山下清美) これより質疑を行います。特に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 質疑なしと認めます。
お諮りします。ただいま議題となっております議案第9号は、総務産業常任委員会に付託することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 異議なしと認めます。よって、議案第9号は総務産業常任委員会に付託することに決定しました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(山下清美) 日程第6、議案第13号、清水町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第14号、第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第16号、令和7年度清水町一般会計予算の設定について、議案第17号、令和7年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定について、議案第18号、令和7年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定について、議案第19号、令和7年度清水町介護保険特別会計予算の設定について、議案第20号、令和7年度清水町水道事業会計予算の設定について、議案第21号、令和7年度清水町下水道事業会計予算の設定について、以上8件を一括議題とします。
提案者より、提案理由の一括説明を求めます。総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) それでは、令和7年度予算のご審議をお願いするに当たりまして、概要をご説明させていただきます。
予算書本体のほかに資料といたしまして、A4版横の予算に関する資料、それからA4版縦の令和7年度予算に関する資料の説明、これは両面印刷の一枚ものですけれどもお配りをさせていただいております。
A4版横の予算に関する資料に沿ってご説明をさせていただきます。
1ページをお開き願います。
令和7年度清水町予算(案)総括表です。
一般会計及び3特別会計、2企業会計の予算総額は12,379,100千円で、前年度比65,100千円、0.5%の減となったところでございます。
一般会計の予算額は8,589,000千円で、前年度比79,000千円、0.9%の減でございます。
概要につきましては、2ページでご説明させていただきます。
特別会計に参ります。
国民健康保険特別会計は1,288,500千円で、保険給付費の増などにより、前年度比9,500千円、0.7%の増でございます。
後期高齢者医療保険特別会計は216,300千円で、後期高齢者医療広域連合納付金の増などにより、前年度比5,300千円、2.5%の増でございます。
介護保険特別会計は1,232,300千円で、保険給付費の増などにより、前年度比24,800千円、2.1%の増でございます。
次に、企業会計ですが、水道事業会計は収益的支出と資本的支出を合わせまして532,700千円で、配水管布設替工事の増などにより、前年度比77,600千円、17.1%の増でございます。
下水道事業会計は520,300千円で、終末処理場機器更新事業の減などにより、前年度比103,300千円、16.6%の減でございます。
次に、2ページに参ります。
令和7年度一般会計予算(案)歳入歳出対比表でございます。
一般会計の歳入歳出をそれぞれ款別で掲載してございます。
主な点を申し上げます。
歳入では、町税で前年度定額減税分の回復による増を見込みながら、物価高騰等の経済状況も考慮しまして、前年度比37,080千円の増でございます。
歳出では、政策的な事業経費を除いた骨格編成であることから前年度比減となってございます。
予算に関する資料の3ページにつきましては、令和7年度一般会計予算(案)の歳出の財源内訳表となってございます。
4ページにつきましては、一般財源の内訳表となっております。
5ページから10ページにつきましては、一般会計の主な事業の内容となっております。
11ページにつきましては、特別会計等の主な事業の内訳となっております。
12ページにつきましては、一般会計からの操出金等の内容を掲載しております。
13ページにつきましては、債務残高・基金残高の推移の状況の表となってございます。
14ページにつきましては、地方債・債務負担行為に係ります年度別償還予定表を掲載しております。
15ページからは、主要事業施策シートを掲載してございます。
以上、簡単ではございますが令和7年度予算の概要につきましてご説明申し上げました。
関連条例とともによろしくご審議の程お願い申し上げます。
○議長(山下清美) お諮りします。ただいま議題となっています8件の議案につきましては、議長を除く12人の委員で構成する令和7年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託し、審査することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 異議なしと認めます。よって、一括議題となっています8件の議案につきましては、議長を除く12人の委員で構成する令和7年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託し、審査することに決定しました。
お諮りします。令和7年度予算審査特別委員会に地方自治法第98条第1項の検閲・検査権を委任したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 異議なしと認めます。よって、令和7年度予算審査特別委員会に地方自治法第98条第1項の検閲・検査権を委任することに決定しました。
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○議長(山下清美) 日程第7、報告第1号、専決処分の報告について、議案第26号、専決処分の承認を求めることについて、以上2件を一括議題とします。
初めに、提出者より報告第1号の説明を求めます。建設課長。
○建設課長(山田寿彦) それでは、報告第1号、専決処分の報告について説明をさせていただきます。
本件につきましては、除雪車の物損事故に関わるものであります。
損害賠償の内容につきましては、令和7年2月4日午前7時頃、清水町御影東3条南2丁目の除雪作業中、誤って駐車中車両に接触し損傷させたものであります。
賠償の相手としては、当方の過失割合100%相当額310,530円を賠償するものとし、和解が成立いたしましたので、地方自治法第180条第2項の規定に基づき、専決処分をさせていただきましたので御報告するものであります。
以上、報告第1号の説明とさせていただきます。
○議長(山下清美) 総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) それでは、議案第26号、専決処分の承認を求めることについてご説明いたします。
専決処分第2号、令和6年度清水町一般会計補正算(第9号)の設定でございます。
総額に20,311千円を追加し、それぞれの総額を9,598,944千円とするものでございます。
補正予算の内容につきましては、報告1号で報告いたしました除雪作業物損事故の損害賠償に関する予算及び今年度の除雪予算でございます。
除雪予算につきましては、3月5日から6日にかけての降雪により出動回数が増加しており、3月6日までの出動によりまして除雪予算の追加が必要となりましたことから、専決処分にて予算措置をさせていただいたものでございます。
歳入よりご説明いたします。
6ページをお開き願います。
19款1項1目財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算調整額として20,000千円を追加するものでございます。
21款4項3目雑入につきましては、本町加入の保険から相手方への賠償金が共済金として支払われることから自動車事故共済金311千円の追加です。
7ページに参りまして、歳出につきましてご説明いたします。
8款2項2目除雪対策費、12節委託料につきましては、町道除雪委託料20,000千円の補正です。
21節補償、補填及び賠償金につきましては、除雪車両物損事故に係ります相手方への賠償金311千円の補正です。
以上、専決処分2号の説明とさせていただきます。ご承認につきましてよろしくお願い申し上げます。
○議長(山下清美) それでは、報告第1号につきましては、地方自治法第180条の規定に基づく専決処分ですが、特に質疑ありましたら許可します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 質疑なしと認めます。報告第1号は報告済みといたします。
これより議案第26号について質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 討論なしと認めます。
これより議案第26号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。
お諮りします。本案は承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 異議なしと認めます。よって、議案第26号は承認することに決定しました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(山下清美) 日程第8、議案第25号、指定管理者の指定について、議案第3号、令和6年度清水町一般会計補正予算(第10号)の設定について、議案第4号、令和6年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の設定について、議案第5号、令和6年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第6号、令和6年度清水町介護保険特別会計補正予算(第5号)の設定について、議案第7号、令和6年度清水町水道事業会計補正予算(第5号)の設定について、議案第8号、令和6年度清水町下水道事業会計補正予算(第5号)の設定について、以上7件を一括議題とします。
本案について、一括して提案理由の説明を求めます。総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) それでは、まず、議案第25号、指定管理者の指定について、ご説明させていただきます。
施設名は、清水町社会体育施設、清水町体育館、清水町農業研修会館、清水町柔道場、清水町野球場、清水町体育館前パークゴルフ場、清水町有明公園多目的広場です。
指定管理者につきましては、上川郡清水町本通6丁目5番地1の株式会社ソルプレーサ・イノベーションズ代表取締役、大久保航也です。
指定の期間は、令和7年4月1日から令和10年3月31日までです。
清水町社会体育施設につきましては、平成26年度から指定管理者による管理運営を行っており、現在令和7年3月31日までの3か年の基本協定を締結しているところでございます。
令和7年4月1日からの指定管理者選定に向けまして、新たな指定管理者の募集について、ホームページ等を通じて公募した結果、2者から応募があったところでございます。
指定管理者の指定につきましては、識見を有する者、施設利用者を含む5名で構成する指定管理者選定委員会を2月12日に開催し、選定基準に基づきまして審査項目ごとに採点を行い、株式会社ソルプレーサ・イノベーションズが指定管理者の候補として適当とされたところでございます。
町といたしましては、この結果を受けて、総合的に判断し、同社を指定管理者の候補として選定し、本日の提案となった次第でございます。
以上を指定管理者の指定について提案理由の説明とさせていただきます。ご審議の程よろしくお願い申し上げます。
続きまして、補正予算のご説明をさせていただきます。
本日お配りいたしました議案をご覧いただきたいと思います。
議案第3号、令和6年度清水町一般会計補正予算(第10号)の設定につきまして、ご説明させていただきます。
歳入歳出予算の総額に29,247千円を追加し、総額を9,628,191千円とするものです。
11ページをお開き願います。
歳入よりご説明いたします。
11款1項1目地方交付税は、普通交付税の再算定が行われたことによる追加交付で、95,471千円の追加です。
14款使用料及び手数料から16ページ22款町債までが歳入の補正となりますが、全て収入額の確定見込み、または収入額の確定に伴う補正となってございます。
17ページに参ります。
歳出の補正です。
歳出の説明につきまして、36ページまで続いておりますけれども、ほとんどが事務事業の完了見込み、または事業費の確定による不用額の減額ですので、追加補正となります項目のみ説明をさせていただきます。
19ページをご覧ください。
3款1項4目障害福祉費、22節償還金、利子及び割引料184千円の追加は、自立支援給付費負担金の過年度分の補助金額の確定に伴う返還金の補正です。
2項1目児童福祉総務費241千円の追加は、保育施設の広域入所利用者の増加による給付金の補正です。
20ページの中間になります。
6目児童療育支援費1,098千円の追加は、通所給付費の増加見込みによる補正です。
23ページの下に参ります。
4款2項1目清掃費、18節1,988千円の追加は、十勝圏複合事務組合で共同処理をしておりますごみ処理分、新中間処理施設整備分及びし尿処理分の負担金額の確定見込みによる補正です。
25ページをご覧ください。
25ページ一番下の6款1項6目土地改良事業費2,340千円の追加は、道営畑地帯整備事業の負担金の追加でございます。
27ページの下に参ります。
7款1項1目商工振興費957千円の追加は、物価高騰等により中小企業近代化資金の利用が増加したことによる補正です。
飛びまして、33ページの下に参ります。
10款2項1目小学校管理費6,793千円の追加及び34ページ3項1目中学校管理費1,265千円の追加は、学校特別防犯対策事業として、御影小学校職員玄関ドア防犯対策工事と各小中学校に非常用通報装置を設置する補正です。
36ページをご覧ください。
12款1項2目利子500千円の追加は、歳計現金不足見込みに係る基金繰替え運用に伴う支払利子の補正です。
13款2項1目基金費につきましては、今回の補正予算による調整額として149,662千円を財政調整基金及び減債基金へ積み立てるものでございます。
恐れ入りますけれども5ページにお戻り願います。
5ページにつきましては、第2表、地方債補正です。
今回の歳入予算の補正に伴いまして、地方債の借入限度額を追加及び変更するものです。
記載の目的ごとに限度額につきましては、第2表に記載のとおりでございます。
6ページに参ります。
第3表、債務負担行為補正追加となります。
議案第25号で説明いたしました、指定管理者契約を複数年で行うため債務負担行為を設定するものでございます。
清水町社会体育施設運営管理につきましては、期間が令和7年度から令和9年度までの3か年とし、3年分の契約限度額を124,974千円とするものです。
7ページに参ります。
第4表、繰越明許費です。繰越明許費は、今年度内に事業が完了しないものについて今年度の予算を翌年度に執行するために行う手続でございます。
4款2項のし尿処理事業につきましては、十勝圏複合事務組合で行います汚泥処理施設の更新工事の一部が年度内に完了しないことから、本町の負担金分7,000円について繰越しを行うものです。
10款2項の小学校特別防犯対策事業及び3項の中学校特別防犯対策事業につきましては、歳出で説明いたしました御影小学校職員玄関ドア防犯対策工事及び各小中学校に非常用通報装置を設置する工事になりますけれども、翌年度に小学校費が6,793千円、中学校費が1,265千円の繰り越しを行うものです。
以上、一般会計補正予算の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第4号、令和6年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の設定についてご説明させていただきます。
予算総額に466千円を追加し、歳入歳出それぞれの総額を1,315,065千円とするものでございます。
それでは5ページをお開き願います。
歳入よりご説明いたします。
2款1項1目出産育児一時金補助金75千円の減額は、決算見込みによる補正です。
5款1項1目一般会計繰入金4,052千円の追加は、各繰入金の決算見込みによる補正です。
6ページに参ります。
5款2項1目国民健康保険基金繰入金3,511千円の減額は、決算見込みによる補正です。
7ページに参ります。
歳出の補正です。
3款1項1目医療給付費から9ページ3款3項1目介護給付費までは、財源内訳のみの補正です。
7款1項3目償還金466千円の追加は、令和5年度北海道保険給付費等交付金の普通交付金及び特別交付金の額の確定による補正です。
以上、国民健康保険特別会計の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第5号、令和6年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の設定につきましてご説明させていただきます。
予算総額から3,374千円を減額し、歳入歳出それぞれの総額を209,466千円とするものです。
5ページをお開き願います。
歳入よりご説明いたします。
1款1項1目特別徴収保険料6,863千円の減額、それから1款1項2目普通徴収保険料5,817千円及び滞納繰越分保険料2,000円の増額は、保険料決算見込額による補正です。
2款1項1目一般会計繰入金、事務費繰入金305千円、保険基盤安定繰入金2,025千円の減額は、後期高齢者医療広域連合負担金の確定によるものでございます。
6ページへ参ります。
歳出の補正です。
2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金、保険料分1,044千円、基盤安定分2,025千円、共通経費分305千円の減額は、給付金確定による補正でございます。
以上、後期高齢者医療保険特別会計補正予算の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第6号、令和6年度清水町介護保険特別会計補正予算(第5号)の設定につきましてご説明させていただきます。
予算総額に5,155千円を追加し、歳入歳出それぞれの総額を1,261,261千円とするものです。
それでは5ページをお開き願います。
歳入よりご説明いたします。
1款1項介護保険料1,220千円の減額は、特別徴収保険料及び普通徴収保険料の確定見込みによる補正です。
2款1項国庫支出金とその下の2項国庫補助金は、国庫支出金の確定によりそれぞれ補正するものでございます。
6ページに参ります。
3款支払基金交付金及び4款道支出金も、それぞれ金額の確定見込みによる補正でございます。
7ページに参ります。
5款1項1目利子及び配当金45千円の追加は、介護給付費準備基金利子の増額見込みによる補正です。
6款繰入金につきましては、歳出予算確定見込みに伴う財源の補正です。
8ページに参ります。
歳出の補正です。
1款1項1目一般管理費290千円の追加は、介護報酬改定に伴う電算システム追加改修による補正です。
3項1目介護認定審査会費100千円の追加は、西十勝介護認定審査会の事務局人件費に係る負担金の確定見込みによる補正です。
2款保険給付費から13ページにかけましては、各事業費の確定見込みによる補正でございます。
3款1項1目介護給付費準備基金積立金45千円の追加は、基金利子増額見込みによる補正です。
4款地域支援事業費から15ページにかけましては、各事業費の確定見込みによる補正です。
以上、介護保険特別会計補正予算の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第7号、令和6年度清水町水道事業会計補正予算(第5号)の設定につきましてご説明させていただきます。
第2条、収益的収入及び支出の補正は、水道事業収益の既定額から353千円を減額し、収入総額を264,547千円とし、水道事業用費用の既定額に447千円を追加し、費用総額を259,308千円とするものでございます。
第3条、資本的収入及び支出の補正は、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額89,325千円は、過年度分損益勘定留保資金83,290千円及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額6,035千円で補填するものでございます。
第2項、資本的収入は、既定額から19,665千円を減額し、収入総額を88,235千円とするものでございます。
次のページお開き願います。
資本的支出は、既定額から22,145千円を減額し、費用総額を177,560千円とするものです。
第4条、企業債の補正は、事業費確定により借入限度額を配水管更新事業47,600千円に変更するものでございます。
3ページに参ります。
収益的収入及び支出の補正についてご説明させていただきます。
収益的収入では、1款2項3目1節長期前受金戻入につきましては、減価償却費の確定により47千円の増額です。
5目1節一般会計補助金は、消火栓修繕費の確定見込みにより400千円の減額です。
収益的支出では、1款1項4目1節有形固定資産減価償却費は、減価償却費の確定により428千円の増額です。
5目1節固定資産除却費は、減価償却費の確定により19千円の増額です。
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資本的収入及び支出の補正についてご説明いたします。
資本的収入では、1款1項1目1節上水道事業債は、配水管更新事業の確定により2,800千円の減額です。
2項1目1節工事補償金は、水道管布設替工事の確定により7,854千円の減額です。
3項1目1節国庫補助金は、水道管路緊急改善事業の確定により9,011千円の減額です。
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資本的支出では、1款1項1目1節工事請負費は、配水管布設替等工事及び浄水場機器更新工事の確定により20,066千円の減額です。
2節委託料は、調査設計委託料の確定により2,079千円の減額です。
以上、水道事業会計補正予算の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第8号、令和6年度清水町下水道事業会計補正予算(第5号)の設定につきましてご説明させていただきます。
第2条、収益的収入及び支出の補正は、下水道事業収益の既定額に399千円を追加し、収入総額を314,099千円とし、下水道事業費用の既定額に265千円を追加し、費用総額を351,350千円とするものです。
第3条、資本的収入及び支出の補正は、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額74,102千円は、過年度分損益勘定留保資金73,885千円及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額217千円で補てんするものでございます。
2項資本的収入は、既定額から30,976千円を減額し、収入総額を165,024千円とするものです。
次のページをお開き願います。
資本的支出は、既定額から33,680千円を減額し、費用総額を239,126千円とするものです。
第4条、企業債の補正は、事業費確定により借入限度額を公共下水道事業59,900千円に変更するものです。
3ページに参ります。
公共下水道事業の収益的収入及び支出の補正についてご説明いたします。
収益的収入では、1款1項2目1節一般会計負担金は、減価償却費の確定により83千円の減額です。
2項2目1節一般会計補助金は、減価償却費の確定により601千円の減額です。
2項3目1設長期前受金戻入は、減価償却費の確定により1,090千円の増額です。
収益的支出では、1款1項4目1節有形固定資産減価償却費は、減価償却費の確定により265千円の増額です。
4ページに参ります。
公共下水道事業の資本的収入及び支出の補正についてご説明いたします。
資本的収入では、1款1項1目1節下水道事業債は、施設整備事業費の確定により12,500千円の減額です。
2項1目1節事業費補助金は、社会資本整備総合交付金の確定により18,476千円の減額です。
資本的支出では、1款1項1目1節委託料は、実施設計業務委託料の確定により2,080千円の減額です。
2節工事請負費は、終末処理場機器更新工事の確定により31,600千円の減額です。
5ページに参ります。
集落排水事業の収益的収入の補正についてご説明いたします。
1款2項1目1節一般会計補助金は、減価償却費の確定により7千円の減額です。
以上、下水道事業会計補正予算の説明とさせていただきます。ご審議の程よろしくお願いいたします。
○議長(山下清美) ここで休憩します。再開は11時30分とします。
(午前11時19分)
○議長(山下清美) それでは会議を再開します。
(午前11時30分)
○議長(山下清美) これより一括して質疑を行います。質疑ありませんか。4番、川上均議員。
○4番(川上 均) 私からは、議案第25号、指定管理者の指定についてにつきまして、大きく5項目の点について質問いたします。
まず最初に、今回の指定管理におきましては、2月12日に選定委員会が開かれて決定されたということでは、現在新つじ町長の就任前であり、今回の提案は、手続き上、法的問題がない中で、町長は選定委員会の決定をそのまま提案せざるを得ない中での今回の提案となった。そのように私は解釈しております。
そこで、この提案内容に対しましては、私は、教育長、教育委員会のトップであることから教育長に質問いたします。
まず1点目、指定管理の公募期間の疑義についてでございます。
今回の指定管理につきましては、前回から3年経過しておりまして、令和7年4月からスタートとなるのはスケジュール上決まっていることだと思っております。それにもかかわらず公募が昨年12月、締切りが今年1月末、選定委員会が2月12日、そして議決が本日となっております。
これは事業の継続性を考えた場合、普通半年以上遅いと感じているところですが、それは準備に半年はかかるから準備期間も含めて早めの選定は必要だと思うのですが、なぜ、この時期になったのかご質問いたします。
○議長(山下清美) それでは、公募期間について答弁を求めます。
1点目、公募期間。社会教育課長。
○社会教育課長(安ヶ平宗重) 公募期間12月から1月末までということで設定して、2月に選定委員会を開催するということでありました。
今、川上議員おっしゃられるとおりに、期間として相当期間短いタイトなスケジュールとなっておりました。
これまでは、総務課との調整の中でですけれども、調整の中で、これまでは12月に債務負担行為の設定してもらうように進めていたところでありますが、一方で議会のほうに対する事前の説明が抜けていたということが分かりまして、今回はまず議会議員の皆に説明をして、その上で公募なりの選定手続を進めていこうということに総務課と調整の上なったところでございます。
そのため、11月の下旬に、議会の全員協議会の中におきまして、今後のスケジュールにつきましてもご説明したところでございました。
以上です。
○議長(山下清美) 4番、川上均議員。
○4番(川上 均) やはり少し遅いと思うのですね。先ほど言いましたように、今回新たに選定された事業者につきましては、過去の実績が全くない中で決定された。そういった場合、今日決定されて、残り2週間ちょっとで、では4月から、はい、スタートしてくださいというのは、本当は現実的には僕は無理だと思うのです。そういった中で、なぜ、このような期間が設定されたのかというのが大きな疑問だと一つ思っております。
次に2点目ですが、先ほど説明ありましたように、選定委員会の委員は条例規則上6名以内となっておりますが、今回の構成メンバーにつきましては5名ということで先ほど説明ありました。氏名は別としても、どのような構成メンバーであったかを質問いたします。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) 構成メンバーにつきましては、まず識見を有する者、それから対象施設の利用者、それと公募による者、そのほか副町長、総務課長、対象施設を所管する課長となってございます。
○議長(山下清美) 4番、川上均議員。
○4番(川上 均) 要するに、5名中、1人は副町長、1人は総務課長、そして1人は社会教育課長、役場の職員が3名ですね。そして学識経験者が1名、利用者が1名。
そういった中で、指定管理者制度の大きな目的が3つあるのですが、そのうちの一つとして、管理主体の選定手続の透明性というのがあります。
今回の選定作業につきまして、具体的には町のホームページには載っておりません。そして先ほど言いましたように、委員5名中、役場職員が3名。そういった中で今回の選定理由と各委員の評価の点数について開示を求めた場合は提出されるでしょうか。質問いたします。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) それぞれ個人名は公表できないかと思いますけども、それ以外の分については、公表は可能です。
○議長(山下清美) 4番、川上均議員。
○4番(川上 均) では、各選定委員の評価の点数について求めたいと思います。今すぐ出ますか。(発言する者あり)お願いいたします。
○議長(山下清美) 暫時休憩します。資料を求めます。資料が整い次第、再開をいたします。 (午前11時37分)
○議長(山下清美) 資料が配付されましたので、会議を再開します。
(午前11時43分)
○議長(山下清美) 4番、川上均議員。
○4番(川上 均) ただいま集計表をいただいたのですが、集計表ということで、各評価項目に対する点数というのが分からないので、これはこれで一つの参考とさせていただきます。
そういった中で、今回決まったということなのですが、続きまして3番目ですが、選定事業者の適格性の疑義についてでございます。
今回の選定につきまして、ソルプレーサは、先ほど言いましたように、昨年設立されたばかりの株式会社であり、会社としての業績含めて施設管理の実績が全くないにもかかわらず今回選定されたわけでございます。
これ、通常では考えられない選定ではないかと、私は思うのです。
一般的に、行政は事業の継続性を最大限求めなければならないということです。なぜかというと、何かあれば、結局、町民生活に多大な支障や影響を及ぼす可能性があるからでございます。
先ほどの選定委員会の評価項目がそれぞれ総合の集計表しかないので、分からない中での今回の決定で、先ほど言いましたように、今回の事業の継続性をどのように考えられて選定されたのか、これについて質問したいと思います。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) 選定委員会におきましては、それぞれ選定の基準に照らし合わせまして、9項目で、それぞれ各委員が審査をしたところでございます。
それぞれ提出いただきました申請書に基づきまして、各事業者から内容の説明を受け、必要な分については質疑をしながら、その事業の継続性も含めまして、それぞれの委員が採点をして、この結果になったということでございます。
○議長(山下清美) 4番、川上均議員。
○4番(川上 均) 結局、最終的には集計表のとおりの点数ということで決まったということなのですが、その経過につきましては、確かに私たちにとっては分からない、いわゆるブラックボックスの中にあるということだと思っております。
そういった中で、今回の選定が本当に公平で公正性が保たれて選定されたのかが疑われても仕方がないという中で、私は選定作業が行われたと解釈いたします。
そういった中で、4番目ですが、体育協会の今後につきまして、今回選定から外れた体育協会につきましては、単に体育関連施設の維持管理のみならず、長年にわたり構成加盟団体及び少年団をはじめ、多くの諸先輩たちが清水町の体育行政の一翼として活動を担ってきた経緯があります。
今回の選定につきまして、これら歴史的背景について十分考慮されたのか質問いたします。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) あくまでも審査につきましては、それぞれ審査基準に基づきまして、各それぞれ提出いただいた関係者からご説明をいただいた中で、今後の社会体育施設の運営について審査をさせていただいたという内容でございますので、ご了解いただきたいと思います。
○議長(山下清美) 4番、川上均議員。
○4番(川上 均) 評価項目の中にそれら入ってないということだとは思うのですが、今私が言ったように、この間の体育協会の町に対する様々な功績を、今回は、当事者にとっては一方的に否定するものであり、話では、理事会の中では4月以降協会を解散し、今後一切、町のスポーツ行政に対する協力は行わないとの話も聞いております。
この問題は、そういった部分では、単なる施設管理だけではなくて、今後の町のスポーツ行政を考える上で、町に対しても多大な影響を与えるということも考えられますが、町として4月以降、もし、これら体育協会の担ってきた業務を全て直営でやる覚悟はあるのかどうかについてお伺いしたいと思います。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。社会教育課長。
○社会教育課長(安ヶ平宗重) 4月以降、体育協会がどのような形で運営されるかというのは、まだ情報がないところであるのですが、今回の指定管理者の選定の結果につきましては、総務課長のほうも話しておりましたが、体育施設の運営についてということで、その審査基準に基づいて選定、候補として選定されたところでございます。
所管する社会教育課としては、その結果、本日の議決の結果を真摯に受けまして、町民の皆様が困らないように、利用者の皆様が困らないように、しっかりと管理運営していくように指導、指定される団体に指導していかなければならないと思っております。
一方で、今、川上議員おっしゃられたように、体育協会につきましては、70年ほどの歴史ある団体でございます。会員も、一般会員、そして少年団も含めましたら1,000人を超える会員がいるのはもちろん存じております。
体育協会との関係につきましては、施設の管理とはまた別に、それとは別の視点で今後も本町のスポーツ振興に大きな役割を担っていただける団体でありますので、一緒になって、支援しながら、活動して、スポーツ振興に努めていきたいと考えております。
○議長(山下清美) 4番、川上均議員。
○4番(川上 均) 課長は単なる施設管理の部分と言いましたが、体協にとってはやはり、母体が今NPOの体育協会が母体になっているわけです。それがなくなるということ自体は、昔に戻れということだとは思うのですが、現状の中では、理事会の中では、やはり、それは、現状ボランティアで全部やれというのはもう無理だという話になっているみたいです。そういった中では。町としてはそうは考えてないみたいですが、現実的には、そういう、協会の受け止め方は違うのです。いわゆるはしごを外されたと、町に。
そして、今後の体育協会の関わりにつきましては、ソルプレーサにつきましては、全く今まで関係がない。そういった中で、考えられないですね、ソルプレーサが体協の代わりをやるということ自体も考えられないと。そういった中で、本当にどうしていくのか。
例えば、この間、協会員や町民が施設の維持管理についても担ってきたわけですよ。
私もバレーボール協会の会長として、人が足りないから草刈りを手伝ってくれと。そういった中で、草刈りの手伝い。これはなかなか、火曜と木曜の午前中だけやってくれという人はなかなかいなくて、困った中で頼まれて、じゃあ体協が困っているなら私もやりましょうか、誰か知っている人も声をかけて手伝ってもらいましょうかという話を今までしてきたわけです。
土日祝祭日の日直や当直も含めてやはり人が足りない。体協が困っているといった中で、私も手伝えるものは手伝えると、そういった中で多くの協会員が体協のためだと、困っているからということで、今までの業務を担ってきたということもあるわけです。
そういったことを全く一切無視して、このままでは4月以降、私も含めてですが、体協がなくなるのであれば、シルバーも抜けて、もう今後の手伝いはできないだろうねというのは大方皆の意見です。
そういった中で、今後、4月以降、多分、今まで体協とは協議されてないですよね。この結果につきましては。十分。今後の4月以降の関係ですよね。
社会教育課長として、どのように考えられているのか、もう一度お聞きしたいということと、4月以降、このままいけば全てがなくなるということで、今、抱えている事務局の職員含めてどのような、雇用の問題も出てきます。
これに対しても、町として、どのように考えられているのか、もう指定管理に外れたのだから、それは仕方ないねで済むのかどうなのか、考えをお聞きしたいと思います。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。社会教育課長。
○社会教育課長(安ヶ平宗重) 4月以降、本日の議会決定いかんがはっきりと、もちろん、これから議決でありますので分かりませんので、体育協会とは、正式にどうするという話はしてはおりません。
同じく今候補としておりますソルプレーサにつきましても、まだ特段の話はしていないところでございます。
その上で、昨年、ソルプレーサが、体育協会とは関係ないと話でありますが、ソルプレーサの持っているフットサルチーム自体は体育協会の加盟団体であると聞いておりますので、そういった中で、うまく協力関係結びながらやることも可能ではないかなと、今、私だけでは思っております。
一方、体育協会の事務局として今2人お願いしているところで、2人、3人ですね、正職員としては3人いらっしゃるところでありますが、指定管理者として指定管理業務がなくなれば、なかなかその辺、町で体育協会の事務のために指定管理をというのが発生していないものですので、そういう辺については、今、町のほうとしては、どうこうしてくださいとは、今言えないところでございます。
○議長(山下清美) 4番、川上均議員。
○4番(川上 均) 最後ですが、5項目ですが、今、課長がおっしゃったように、確かに今後につきまして、どうのこうのというのは、なかなか町としては言えないと思いますが、体協は先ほど言いましたように、もう今までの活動のはしごを外されたと、せっかく町にこれだけ協力してきてやったのに、はしごを外されたという意識が非常に強い。そういった中で、今後、町として協力をしてもらいたいといった中でも、もう信頼関係がこれで失われたわけだと私は思っております。そういった中で、これなかなか再生というのは難しいのかなと、はっきり言いまして。
そういった中で、今後の、例えばですね、まだ課題、いろいろな問題、課題があると思います。町のスポーツ行政につきましては。
例えば部活の地域移行や含めて、いろいろな今後の問題があると思いますが、それらについての最終的な、なかなかこれ難しいと思うのですが、体協との関わりについても、もう少し考えてほしいなということで、最後の質問をさせていただきたいと思います。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。教育長。
○教育長(山下 勇) まず初めに、これまで体協の方が本当に長年にわたって、町のスポーツ振興に大きく貢献していただきましたことに感謝申し上げたいと思いますし、それが町の一つの財産でございましたので、それはしっかり確認し、認めていきたいなと思っていますし、感謝申し上げたいと思っています。
今後につきましては、先ほど課長からありましたように、当然、体育協会とも十分協力体制を組みながら、これまでどおり、子供たちも、あるいは、町民の方も、スポーツや文化に親しめる体制をつくっていくように努力していきたいと思いますし、また、体育協会とも十分協議しながら協力していただけること、あるいは、町でできることも含めながら検討させていただきたいなと思っています。
とにかく一番大事なのは、今さっき議員言われていましたように、これまでどおりスポーツが町民の方もできるような体制を維持できるように早々に打合せをしていきたいと思いますし、当然、新しく変われば、その方と体育協会の事前の引継ぎをしっかりとしていただきながら、次の4月からの段階に向かっていけるように取り組んでいきたいと思っております。
以上です。
○議長(山下清美) 町長。
○町長(つじ 康裕) 私自身は、体育協会はぜひ存続していただきたい、必要な存在であると考えております。
理由としては、ほんの一例なのですけども、体育協会の傘下にはたくさんのスポーツ少年団がございます。
そのまとめ役として重要な役割を担っておりますし、協会は少年団をサポートすることで、子供たちのスポーツ振興や子供たちの育成に今後もぜひとも力を貸していただきたいと思っております。
○議長(山下清美) 次の質問受けます。ほかに質疑ありませんか。
それでは質疑ありますので、ここで休憩をいたします。再開は午後の1時からといたします。 (午前11時59分)
○議長(山下清美) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後1時00分)
○議長(山下清美) 質疑を続けます。6番、鈴木孝寿議員。
○6番(鈴木孝寿) 私のほうからも5点ほどございます。質問の回答によっては減るかもしれませんがよろしくお願いいたします。
先に川上議員から先ほども質問もありましたけども、まず今回の提案を受けて、例えば体育協会がやっていた、NPO時代の前、要は指定管理していない時代にしていたことといったら、例えば、体協が少年団活動の加入とか、例えば「カメの子」マラソンとか、そういう部分については、体育館事業、体育協会がやっていたということで、今回ソルプレーサがなった場合も、例えば少年団活動も含めて、それらについては従来どおり、社会教育課としては、今回ソルプレーサがなっても体協がやっていただけると当然思っていたのかなと思うのですけど、過去の経緯も含めて、その辺はどのように今回整理されてきたのかお聞きしたいと思います。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。社会教育課長。
○社会教育課長(安ヶ平宗重) 従来、法人になる以前から体育協会のほうで取り組んでいたのは、もちろん今おっしゃられたみたいに、スポーツ少年団の育成であったり、「カメの子」、今はスポーツの日記念スポーツ大会と言いますけども、そういったものなどがございます。
私のほうの考えとしては、それは指定管理事業じゃなくて、体育協会独自としてやっていたものでありますので、それについては引き続き体育協会と協力しながらやっていただけるものだと思っております。
それに対しまして、もちろん指定管理料とは別に、補助金であったり、助成金であったりというのは、体育協会に支出、交付しておりますので、それについても引き続き、ソルプレーサとか指定管理団体ではなくて、体育協会のほうに支援、助成していく予定であります。
○議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。
○6番(鈴木孝寿) 僕も若いときは少年団活動しておりましたので、指導者になったことはありませんが、その指導者の方々からお話を聞くと、例えば体育館の少年団活動のいろいろな事務とか、本当みんなボランティアでやったよと聞いています。しかしながらそのボランティアは誰だったのですかと言ったら、ほぼ役場の職員が指導者となって、役場の職員がボランティアとしてやっていたよという経過だと思うのです。
今もその流れで、その頃からやられていた、例えば高金会長とかは、そのままやっていただいておりますけど、実質担っているのが、今、体協、NPOの体協でいろいろな事務的な部分をやっているという事実だと思うのです。
その部分の人件費というか、そこはもうNPO、体育協会だけども、現実的には役場職員がやっていたというのはもう、まあボランティアだけど、役場職員がやっていたのですよ。その業務を今担ってもらっていたのです。
今度これ、なくなったから今度、いつもどおりやって、何かおかしいですよね、微妙に。指導者としてやってくれというのは。
今まで、それに、おんぶにだっこでやっていたのですよ。ある意味ね。
だから、そこの部分の整理整頓をしないまま今回いくから、おかしいのかなという印象を受けるのですけれども、今後、今、明確なことは先ほど町長がおっしゃられたので、体協は絶対必要なのだと言ったことはもう体協の人にとっては一番安心なところだと思うのですけど、改めて、担当課長として、その辺の認識がずれているのではないかな。もしくは少し昔のイメージが強過ぎて、体協がやっていたからいいではないかという考え方でいたのか。
でも、現実、こんな今の状況になって、それをまた元に戻しましょうよと、そしたら役場職員とか沢山手伝ってくれるのですかといったら、少子高齢化の時代に、子供がいる少年団入っている親なんて何人かしかいないのは事実なので、結局前には戻れないわけですよ。だからその辺は課長として、申し訳ないけど、今回これに至った流れの中では、少し認識が甘かったのではないかなと思うのですけど、いかがでしょうか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。社会教育課長。
○社会教育課長(安ヶ平宗重) 先ほど、教育長、町長もおっしゃったように、体育協会のこれまでの役割、これまで、今の役割も含めまして、これまでから現在までの役割というのは、町にとっては大変大きなものだと思っております。それは認識しております。少年団にしても、各スポーツ団体にしても、体育協会という組織が取りまとめているからこそ、まとまりのある団体であると。スポーツ振興のほうにも大きく寄与していただいていると十分認識しております。
ただ、一方で、今回選定委員会の個々の結果とありますけれども、選定の各選定項目において、なかなかそこまで、現在の体育協会の役割がこうだからということで、そこは選定基準に織り込むことはなかなか難しかったのかなと思っております。
一方、今後4月以降、体育協会とも、もしくは、また新しい指定管理団体とも真摯になってそこは話し合って、前に進めるように、私のほうも努力してまいりたいと思っております。
○議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。
○6番(鈴木孝寿) 分かりました。2つ目の質問に行くのですけど、今、選定委員会という言葉が出て、僕ら議会議員は、町民の入った選考委員会が諮問した部分について反対するということは、よほどのことなのですよ。基本的には賛成しなくてはならないだろうと、そういうシステムの中でできている。
もちろんそのときの時代時代に合わせて、議員がいろいろ反対をしていくのは事実だと思いますし、それは否定するものでもないのですけど、基本我々は、町民が入った以上、役場職員だけだったら、それは少し恣意的な部分とか曲解してしまうところもなきにしもあらず、そのことはあり得ないと思うけど、ただ、僕は今回賛成するつもりです。今の段階では。なぜかといったら、選定委員会を通しているからなのです。
けど、もっといい方法があったのではないか。例えばソルプレーサと体協をうまく融合させながらできなかったのか。
今回両方とも不幸になったのですよ。NPOのほうも不幸だし、ソルプレーサもめちゃくちゃ不幸ですよ。やる前からこんなにたたかれているのですから。ある意味ね。やってもいないのに。
同じ町民の団体としては、どちらも不幸に今回しているのです。そこの調整がなぜできなかったのかなというのがすごく疑問です。
もちろん公募ですし、やらなくてはならないけれども、これ、もちろん体育行政の根幹のところで、こんな何か時間的な問題とか、いろいろな問題、そして歴史のある体育協会をないがしろにしてしまった部分、でも指定管理者としては、どちらを選択するかといえば、やはり手を挙げてきた以上は、これは選択しなくてはならない。これは仕方がないことなのだけど、でも、今回これをやることによって2つの不幸を生んでいるのです。取ったほうが幸せではなくて、取ったほうも取らなかったほうも不幸になったのです。ここの配慮はどう考えていたのか。
だから、こうなる前にもう少し行政として、これ体育行政の一環ですから、この中でうまく融合するべきだった、もしくはやらなくてはならなかったのではないかなと思うのです。
ただ、選定委員、これを選んだ方、前町長、前副町長ももういらっしゃらないので、そこを聞くことはできないですけど、ただ、ずっと体育協会と一緒にNPOと一緒にやっていたのは課長の課なのです。社会教育課がメインなのです。であれば、何かあったときにきちんと指導力も発揮できていたのかどうかというところも甚だ疑問が出てくるわけです。調整能力も含めてね。体育行政の遅滞を絶対招くから、絶対招くのですよ、もう招いていますもね、正直言ったらね。
そこを、さっき町長、教育長ともにいいこと言っていただいたから、いいのだけど、この2つの不幸を生み出した責任というのはすごく重いと思うのです。
今後、それらを含めて、どう考えて運営していくのかというのをいま一度、担当課長としてお聞きしたいと思います。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。社会教育課長。
○社会教育課長(安ヶ平宗重) 公募の手続を開始して、それぞれ各団体のほうから応募をいただいたところでございます。
応募をいただいた後に、もちろん事務として、調整して、一つにしてくれとかですね、というのは、なかなかやはり事務職員としては、それは手を出してはいけないものだと思っております。
また、現在の指定管理団体の体育協会につきましても、これまでも事務的なと言いましょうか、スポーツ振興、事務的な立場から、助言なりというのを都度行ってきているところでありますので、決して体育協会をこれまでもないがしろにしていっているわけではありません。
もちろん大きく成長してもらいたいと思って、事業支援であったり事務支援だったりをしてきたところであります。
その上で、そういう背景があって、そして今回どちらの団体も、たまたま同時の日に応募があったものでありますので、その時点でもう、ではこっちにして、こっちにしてというところは、それこそ恣意的な誘導は、事務としては取りかねないなと思っております。
今、鈴木議員おっしゃられたように、現団体、そして次になるであろうという団体、どちらも町の団体、スポーツ団体でありますので、一つは体育協会でありますし、一つは競技団体であるのですけども、どちらも町の大きな一つのスポーツ団体でありますので、どちらとも、今後についても、不幸にと言いましょうか、不幸にならないようにと言いましょうか、なかなか決まってしまったら、一つは事務局的なものがなくなってしまう、もう一つのほうも逆風が吹くだろうというような状態が想定されますので、より一層、新しい指定団体であったり、もしくは現在の体協であったりに対して、助言、支援もしくは指導をしてまいりたいと思っております。
○議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。
○6番(鈴木孝寿) この部分の最後の質問でありますけど、2つ目の最後の3回目。
恣意的になってはいけないという話もしたし、表があるのか、裏なんかあるのか、僕もよく分かりませんけども、ただ、いろいろなところから体育協会を守ってくれという声が僕のほうには届いております。
ただし、最初言ったように、選定委員会が開かれて、町民が入ってやって、先ほどの数字が出て、これ重いのですよ。正直言ったら、僕は、何ていうのですかやはり駄目なのは駄目、いいのはいい、仕方がないのは仕方がないという分け方しているのですけど、でも、仕方ないに入ってしまうのです、これ。ええと言いながら。
僕は、例えばいろいろ議員も、この後も質問するかもしれないし、川上議員が言った厳しい質問もあったけども、僕の考え方的には、絶対反対ですよ、こんなの。けど、重いのです。選考委員会の今回の流れの中で、これうまく調整能力が本当に発揮できなかったのかなというのが非常に残念で仕方がない。
ただ、今言ったように、担当課としては、その調整するということ自体がまずい、あまりよくないというのは分かっているし、それが例えば、指名は、これ総務課長も入ってらっしゃいますね。総務課としての法的な部分というか、規約というか、約束事に関しても破るわけにはいかない。
でも、今後、僕はある意味すごいな、これ次の質問ですけど、どちらにしても丁寧に扱わないと今後も大変なことが起きるし、さっき言ったように、僕らもそうだし、皆さん方もそうだけど、町民を幸せにするための町政であったり議会であったりと思うのです。もちろんそれは勝ち負けがあるのも、この社会では仕方がないことだけど、この分に関しては、多くの町民、体育行政に関わってきた、役員でなくてもOBの皆さん方も、体育協会がこれで要らないのだという誤ったシグナルを送っているわけですよ。結果的に。
でも、町長は先ほどああ言っていただいたからいいのだけど、ただ、この発言の一つ、やり方一つで、もう少し丁寧にやるべきでもあったし、やはり11月、12月に説明したと言っていますけど、まさかこのようにぽんぽんと、それも2月、まあ今年選挙あったからどうしようもなかったのは事実なのだけど、でも何だか、いつの間にかやって、いつの間にか終わって、はい、これですとかと言われても、そしてさらに、えっというところの団体がある。え、体協解散なのかとかという、だから慎重に、もっと慎重にやらなくてはならないし、公募の在り方も含めて、今度、いや、もうこうなってしまったから、次からもずっとこういう公募になると思うのです。公募合戦になると思うのですよ。
だから、何か、これどうなの。体育行政の中に競争の原理は当然入れなくてはならないけど、教育行政の一環ですよ。体育行政は。体育は教育ともつながってくると思うのです。
慎重に扱うという旨をしっかり、いま一度やってほしいなと思うのですけど、これは教育長に質問したいと思います。
○議長(山下清美) 答弁求めます。教育長。
○教育長(山下 勇) 先ほど言いました、本当に体育協会の存在として大きいし、これまでの役割に本当に感謝申し上げたいと思っています。
今、議員からありましたように、どちらの団体にとっても、とても大事な団体でございますので、当然互いに協力していただくような体制を取っていきたいと思いますし、それぞれの団体をしっかりと尊重しながら、できれば、本当に互いのよさを協力していただきながら、一つの事業、体育、スポーツ事業を推進していっていただくような体制を取っていきたいと思っています。
本当に、このルールに従って決定したことでございますので、当然それを尊重しつつも、今言ったように、体育協会においても、いろいろな意味で、これからも協力していただきたいと思いますし、新しくなる指定管理者ともうまく引継ぎをしていただきながら、町のスポーツ振興に協力していただくようにお願いしたいなと思っております。
以上です。
○議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。
○6番(鈴木孝寿) 3点目です。今の質問とも絡むのですけど、例えば、うちの町でNPOが活動している、今度アイスホッケーとかもあるし、これも歴史的背景から見ると、もちろん競争の原理は入れなくてはならないけど、まあ難しいところなのですよね。
でも例えば、これからやりますという人がやって、例えば金額的にものすごい抑えてきたとかといったら点数上がっていくわけです。黙っていても。
なら、審査基準の持ち方もそうだけど、そこをもう1回見直さなくてはならないというの、当然あると思うのです。
ただ、僕の言っているメッセージが変に届いたら困るので、新規にやりたい人、ある意味、今回新規にやれる人も全然受け取ってくれる町なのだなとなるわけですよ。
でも、やはりしっかり審査の厳格化というのもしていかなくてはならないし、例えば今回だったら、どれだけ貢献してきたのかというのも大事だと思うのですけど、これはそれないわけですよ。ないこともないのだろうけど、ただ、ここはすごく曖昧なところでもあるし、困ったものだなとずっと思うのですが、例えば、これ変な言い方だけど、ほかで委託業務を受けている会社というのはたくさんあると思います。
それは教育行政にかかわらず、例えば、ごみ収集とか、誰でもできるのかいと、何でもできるのかいと、うちの町はもう手を挙げて、はっとやったらやらせてくれるのかという、もちろん、それで競争して値段が下がれば町民が幸せになるからいいけれども、現実的にそこに働いている人たちとか、いろいろなことを考えたら、最低限こういうところでないと駄目、清水町に本社がなくては駄目という、だから言い方は悪いですけど、みそも何とかも一緒にしてはいけないのだけど、いま一度、これ総務課長にお聞きしたいのですけど、指定管理者、または、請負の関係とかも、誰でもいいではなくて、やはりそういう実績のあるところ、もしくは信用。信用というのは多分長年営業しているところとかも含めて、ただただぽんと出てきてやるのも、僕はそれ挑戦させてくれる町だから最高だなと思うのですけど、そこのほうに心配する必要はないにしても、今回があまりにも唐突過ぎて驚いています。
僕はさっきも言ったように、いろいろな調整能力をぜひ今後入れてほしいなとは思うのですが、まあ、どこで質問を落とそうかなと思っているのですけど、審査基準の厳格化というか、ある程度、もう少し、町の貢献度を入れてみたり、審査基準が今回曖昧だからこそ、こうなっていると僕は思うのです。ですよね。そういう分もあると思うのです。
例えば、貢献度はどうやって測るのかといったら測れないのです。
もう何年やってきたのだというところ、あるの、そういう基準。でも、そういう基準も含めて、もう少し現状に即した形でやる。もしくはしっかりと役場職員だけではなく、半分は町民を入れないと何か違った答えになってくるし、さっき言った恣意的には入らないとは言いながら、恣意的な答えになって見えてしまうというのもあるので、審査基準について、いま一度検討してはどうかなと思うのですけど、いかがでしょうか。総務課長。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) 今、ご指摘いただいたところなのですけども、これは審査する段階で、私も大変悩んだところです。
当然今まで実績されていたところと新しく来られているところでは、当然その実績については違いがあるということで、その辺をどう公平に判断するかというところは、非常に今の審査基準でいくとなかなか難しいところがございますので、当然同じ目線で審査しなければならないという状況もありましたので、あくまでも当然過去のこれまでの実績というのはあるのですけれども、今後出てきていただいた、出させていただいた審査申請書、あるいは、関係者からの説明の中で判断をさせていただいて、なるべく公平な目で見るという形でそれぞれの委員にはお願いをして判断していただいたところです。
なかなかこれまでの実績について、ではどう評価するのかとなると、なかなか今の審査項目では当然難しい部分もございますので、その辺も在り方については、今後その辺をどう公平に判定審査していくのかという点については、また検討を進めていきたいなと考えてございます。
今回たまたま職員が3名で町民が2名ということだったのですけども、1名公募はしたのですけれども、公募委員がおられなかったということで、一応5名になったということでご了解いただきたいと思います。
○議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。
○6番(鈴木孝寿) そう、それも聞こうと思ったのです。公募は1人しかいなかった、もしくは2人だった。3人が役場職員、2人が、うち1人は学識経験者的な人と1名が町民だった。ですよね、たしかね。さっきの説明で。
今回は6名以内というところで、公募はもういなかったという、一応質問します。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) 今回の審査委員につきまして公募をさせていただきましたけれども、審査委員として公募された方がいなかったということで、公募委員はなかったという状況になってございます。
○議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。
○6番(鈴木孝寿) ごめんなさい。これが3つ目でしたっけ、3つ目の3回目かな。多分ね。
審査基準を含めて、公募は、僕はあまり、よくよく広報を見ているのですけど、それでもいなかったという、広報で集めたのですね、きっとね、ですよね、多分、そうですよね。
でも、こんな大事なやつは、さっきの審査基準も含めて、もう1回見直したほうがいいのではないかなと。
公募がないならないで関係団体ではないけど違う団体も含めて、今6名になっているけど、もう少し増やすなり何なり、町民の判断をしっかり仰ぐというところも大事かなと。
それがあれば、何も困ることないですよ。ある意味ね、僕らは。議会議員としては。選定委員会で決まりましたと言ったら、それで終わるので。
だから先ほど、いま一度言いますけど、審査基準の部分で、例えば公募も含めて、もう1回検証してほしいなと思うのですけど、いかがでしょうか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) 今の選定委員の選定の方法だとか、審査基準につきましても、今いただいたご意見を基に検討を進めていきたいなと考えてございます。
○議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。
○6番(鈴木孝寿) 4つ目行きます。
先ほど、例えば、どちらの団体も不幸になったのです。
例えば、今回選ばれたソルプレーサ・イノベーションズも、やはりいい反応ではないですよね。正直言ったらマイナスからのスタートですよ。
体協は体協でもう、既にもう、このままではやっていけない。解散やむなしとかという声も聞こえてくるぐらい、みんなどれも不幸なのですね。
かといって、どっちがいいとか悪いとかではないのです。
でも、マイナスになったところをフォローしていくのは、先ほど体育協会はしっかり応援していくという町長、なくてはならないと言っていただいたのですけど、ソルプレーサも、別にこの人たちが悪いわけではないのですよ。
ただ、今回やはり少し強引にも見えてしまいそうな部分もあったので、彼らは、社長、大久保さんだけど、いきなりもうマイナスからスタートしなくてはならないというのは、これこそ不幸なのですよね。
僕らは、さっき言ったように、行政も議会も本当に町民の幸せを願ってやるのだから、これのフォローアップと、わざわざする必要ないかもしれないけど、変なシグナルが届かないように、例えば体協に対しても、社会教育課として、しっかりとした丁寧な説明の上で、今後協力していくような、言葉だけではなくて、いろいろな態度というか、いろいろなところに出向いたりとかして、本当にやらなくてはならないと思うのですが、その辺について、今考えられる、どちらも不幸にしない、どちらも幸せになっていく、町民全体で幸せになっていくために、今、課長が考えられていること、ないと思うのですけど、もしあるならお聞かせください。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。社会教育課長。
○社会教育課長(安ヶ平宗重) 今、心の中で準備がないのですけれども、繰り返しでありますが、体育協会におかれましては、これまでも町と一緒に、共催して一緒に協力してやっている事業というのが一つ、二つ、三つとございますので、それについても事務局的なフォロー、事務局が不在になるという可能性が大いに考えられますので、そういった面で社会教育課としてもきちんとフォローしながら、支援、一緒になってスポーツ行政、スポーツ振興を進めていけるように丁寧に話していきたいと、話してまいります。
また、新しく指定なる指定管理団体につきましても、私も選考委員会にいたのですが、これまでの実績が施設管理の実績はないですという話はもちろん十分伺っておりますので、施設管理、単に、今の指定管理から引き継いでね、はい、終わりではなくて、教育委員会、社会教育課としても、施設利用者、町民の皆様に不便かけることないように、戸惑うことがないように指導監督してまいりたいと思っております。
○議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。
○6番(鈴木孝寿) 最後の質問にしたいと思います。5番目。
これしつこいくらい聞いて申し訳ないのだけど、課長、さっきの配られた表で言ったら何番目ですか。と言ったって答えられるわけがないのです。答えてほしくもないし。ただ、これ例えば課長がどっちを選んだかというのは大切なことで、申し訳ないけど、例えばそれを、例えば体協じゃないほう、体協に点数を落としたとするならば、それ課長自身の点数ですからね。分かります。分かるでしょう。
要は、悪いけど、はい。指定管理業者を管理するのは社会教育課ですよね。
そこを例えばどっちを評価する、社会教育課長が入ると大変なところもあるのだけど、結局は自分の数年間の課長時代もしくは社会教育にいた時代の自分の評価でもある。指導力不足というのか、管理能力がなかったととらわれがちになります。申し訳ないけどね。
これをしっかりとやらなくてはならないので、こういうことがないようにね。言っている意味分かりましたよね。
これもうご自身の成績にもつながっている。みんなから評価されてないというか、こっちにしたということは、社会教育課何やっているのだという話になるのです。僕からすると。
役場もどうしているのだという。これで、点数低かったから落としましたと。いや、それはあなたたち誰責任を取るの、これは。請け負った業者が全部悪いのかいと言ったら、僕はそうではないと思う。
まして、この小さい町でいったら、いろいろな人たちが生活して、いろいろなことをやっているのに、自分の評価につながっていくのだよというのは肝に銘じてほしいのですが、この感覚は、もし課長から、鈴木議員間違っていますよと言うのだったら指摘してほしいと思います。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。社会教育課長。
○社会教育課長(安ヶ平宗重) 担当課としまして、これまでの、今年までの社会体育施設の、体育協会のほうの指導という話でありますが、確かに、この選定結果見て、自分自身がまた至らなかった部分多くあるのかなというのは反省はいたします。
これまでも体育協会の活動であったり、事務であったりとか、皆様から見てもらえるように、私、担当して3年なのですけれども、3年間、都度、助言などしてきて、してきたところでありますが、それでもなかなか、この結果だけ見ますと、社会教育課と、施設管理する所管課の課長としては、まだまだ至らなかったなというのは反省しなくてはならないと思っております。
一方で、それぞれ今採点の集計表を見ていきますと、どちらの団体も、これまでも採点してきたのですが、どちらの団体も標準点よりは上回っているというのが、私は見ておりますので、私のみならず、委員の皆も、それぞれの団体がまずきちんとやっていただける標準点と、そして、その上にプラスされるのが、こちらのほうが一つプラス、こちらのほうが一つプラスという結果なのかなと思って、私は見ております。決して、体育協会であったり、新しい団体が著しく劣っているというような、私は、これ結果は見ておりません。
○議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。
○6番(鈴木孝寿) これ以上言っても、もう結果が出ている。結果が出ているので、ただ、今後の運用に関しては十分留意してほしいし、体育協会も、さっき言った70年の歴史がある。70年ですね。
いろいろなものを担っていただいているのだけど、それを培っていた先輩方、年配の人はもう亡くなっている方もいっぱいいらっしゃるけど、草葉の陰からもうみんな歯ぎしりしながら泣いているかもしれないし、でも、どうなのだろうね、何とも言えないのだけど、これ結果だからどうしようもないのだけど、ただ、こう、うまくやってください。というのが、先ほど言ったように審査基準を見直したり、もう少し外部評価をどんどん入れていくなり、そういう形を取って誰もが納得するようなやり方、難しいと思いますけど、ただ、先ほど言った審査基準も含めて、いま一度見直してほしいと思いますが、これを最後に聞いて終わりたいと思います。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) 今たくさんのご意見いただきましたので、その辺も含めて、審査基準だとか、選定委員の選定の方法につきましても十分検討させていただきたいと考えてございます。
○議長(山下清美) ほかに質疑ありませんか。11番、中島里司議員。
○11番(中島里司) 大まかとして3点かなと思っています。
まず1点目、選考委員だった総務課長と社会教育課長にお聞きしたい。
総務課長には、この指定管理者を変更することによって何がメリットなのか、そして社会教育課長には、この決定によって何が担当課長としてデメリットなのか、それを可能な限りお教えいただきたい。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) 何がメリットなのかと言われますと、これは結果を見なければ分からないのですけれども、より充実した施設管理ができるということを、期待を込めて選定をさせていただいたということでございますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。社会教育課長。
○社会教育課長(安ヶ平宗重) 社会教育課におけるデメリットとしましては、これまで大きな役割を担ってきていただいている体育協会との信頼関係性というのは、大きく変わるのではないかというのがデメリットとして感じております。
○議長(山下清美) 11番、中島里司議員。
○11番(中島里司) 今のあれは決定的な判断ではなくて、期待だよね。変更したらこうなるのではないかという期待ですよ。こんなんで人の人生変えられないですよ。簡単に。きちんとしたもの持ってなければ。期待を持ちますなんて、そんな失礼も甚だしいですよ。
こうだから、こういうメリットがありますということをはっきり言えない状況というのは、答弁になってないと思うが、その辺について、総務課長、もう一度。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) 大変説明が悪かったということで反省します。
当然、それぞれの今後の管理の内容について説明を受けて、書類を審査した結果、より、各委員がより充実したというか、安定した施設運営ができるものと判断して、審査した結果がこういうのになっていると思いますので、そういったことをしていただけるものと確信してございます。
○議長(山下清美) 11番、中島里司議員。
○11番(中島里司) 多分そういう答弁の繰り返しになると思うのだよ。
社会教育課長においても、結局は不安のある中で、結局、委員会の中でそういう議論を全くしないで、自分たちが決めた要項に沿って点数つけてったと、私はそうとしか思えないので、これらについて、社会教育課長は窓口になるわけですけども、特に今後、変更によっての弊害というのは何かあるか、それだけまず、それを聞きたいと思います。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。社会教育課長。
○社会教育課長(安ヶ平宗重) 変更によっての弊害、まず施設の利用者においては、もちろん弊害がないように、先ほどの鈴木議員のほうにもお話しましたけれども、新しい指定管理団体のほうには指導監督、直接現場に赴いて指導監督などをしてまいりたいと思っております。
それ以外の弊害におきましては、今後、町が主催しております各種陸上であったり、記録会、これにつきましては体育協会の事務局職員が一生懸命、環境整備などもしていただいております。また、それ以外に体育団体の取りまとめなども事務局職員がいるおかげでできていると認識しております。
その部分を、今後、体育協会とのお話合いによりますけれども、体育協会としてボランティアでやってくれという話になるのか、それともまた別な形を考えなければならないのかというのが大きな弊害と考えております。
○議長(山下清美) 11番、中島里司議員。
○11番(中島里司) あまりしつこく聞きたくないタイプなので、真意は分からないわけではないので、理解はできないですけども、この程度にしておいて、次、3点ほどあって、あと2点ですけども、議案25の議案説明資料の33ページに下段に、施設管理の実績はありませんがという、当然みんなが認めていることですけど、これですね、受けた後ですね、これに書いてあるのは、「自社でないものは全部下請けに出すということです」というのは、「弊社パートナー企業を先としていくつも持っております」とか、自社ではないのですね。これね、そうですよね。
これ一括で質問ですけど、公認保持者は10名いますというから、この会社社員数何名ですか。全部で。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。社会教育課長。
○社会教育課長(安ヶ平宗重) 資料、事業計画書の28ページですか。28ページに、「選手、スタッフ合わせて50名の組織です」とありますので、最大50名であると見ております。
○議長(山下清美) 11番、中島里司議員。
○11番(中島里司) 大変大きな会社で、将来伸びていくだろうという期待が大きいですけども、これ今本社というのですか、町内に事務所を持っていますよね。社員が、こういう団体ですから、デスクの要らない、机がなくても現場出ているということも含まっていると思いますが、この状態、50名ほどいる姿、動きというのは、実際に感じたことありますか。50人いるという。社員がいるという会社の姿が見えたり感じたことありますか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。社会教育課長。
○社会教育課長(安ヶ平宗重) 私が申し上げたのが資料に基づいて、選手、スタッフで最大50名と見ますと話しました。
これと別に申請書類が添付書類ございまして、今手元にはないのですが、それ見たときには、10人ぐらいの人数が組織名簿のほうにあるのを記憶しております。
詳しい数字は見てないと分からないのですけども、10人程度であろうかなと思っております。
○議長(山下清美) 11番、中島里司議員。
○11番(中島里司) おそらく社員としての認め方の見解の違いかもしれませんけど、体育協会もう実際にいろいろな事業をやるとき動いている人いますよね。その人たちも社員だったら、多分体協は今3人、先ほど3人と言っていたからね、契約人数。だから、そうやって広げて、今のような話から言ったら、体協も何十人もなるわけでしょう。
ここで必要な人数というのは、実際にそこを指定管理者受けたときに、実際に何人がどういうメンバーでやるのかということが大事なことではないですか。あちこち行っている人たちを数入れて、うちはもう50人規模ですとか、そういう話はない。
それを審査のときに、そういう話題というのはならなかったのですか。
これ3回目だから、多分この件は終わりだと思うのです。その辺は話題にならなかったですか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) 先ほどご質問いただいた件についてですけども、この事業計画シートに、書類ですね、これに沿って審査をさせていただきまして、その辺のお互いの職員が何名かという、そこまでの議論はなかったのかなと思います。
○議長(山下清美) 11番、中島里司議員。
○11番(中島里司) どう聞いていても、何か恣意的なものを感じます。疑うのではなくて感じます。
そういう思いで、何となく割り切れないですけども、これで一応終わりたいと。
もう1つ、もう1項目ですね、これから体協とも相談しながら、今、指定管理者になる。協力しながら、理解を求めながらでという話出ていました。これできませんからね。見積合わせや、競争相手を引き込むことはできませんからね。
これ、山田課長、建設業の場合さ、指名されたら同一指名者が落札した人の会社の下請けに入れるかどうか、多分それ入れなかったはずなのです。談合しているから、イコール談合を認めたことになるわけだから。
だから、今回の競争相手ですから、それを仲よくやってもらうなんて話は、普通は考えられないと思うのですが、その辺を承知の上で言っているのかどうか。
山田課長、それ先に、その記憶ないかい。なかったら、ないでいいのだけど、そういうことで、結局、競争相手と終わった後、手組むというのは、基本的に競争の原理から外れますので、この辺しっかり調べた上で、口先だけではなくて現実にできるかどうか。多分そう簡単にはうまくいかないと思います。話合いは。その辺を考え方としてお答えいただきたいと思います。
○議長(山下清美) 答弁求めます。建設課長。
○建設課長(山田寿彦) すいません、今、知識を持ち合わせてないので、少しお時間いただければ調査したいと思います。(発言する者あり)はい。(発言する者あり)すみません。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。社会教育課長。
○社会教育課長(安ヶ平宗重) 今、ご指摘いただきました事項もしっかりと確認しまして、次、指定されるであろうという会社につきまして、それこそ新しい会社が、例えば体育協会を傘下に収めるとか、そういった意味での協力関係を求めてはいけないと思います。
そうではなくて、協力関係と言ったのは、体育協会も町の大きなスポーツ団体であります。新しいソルプレーサ、昨年清水に来た会社ですけども、も体育協会に入っている加盟団体の一つでありますので、そこをそれぞれスポーツ、片やフットサルかもしれない、片や全町的なスポーツかもしれないそれぞれの力を発揮していただいて、スポーツ行政、スポーツ振興のほうは進んでいきたい、行ってもらいたいなと思っています。
そこでの協力関係という話をしましたところです。
○議長(山下清美) 11番、中島里司議員。
○11番(中島里司) 口では何とでも言えます。実体、その団体のそれぞれの役割、もう少し現状を普段から把握しておく必要あるのではないかなということを申し上げておきたいと思います。
体育協会、ちょうど私が、前の任意団体のときに法人化して、そして指定管理者制度に乗せていただいて、体協を維持したいと、ちょうど財政が厳しいときで、補助とか支援、助成金とかと全部町からカットされてきた時代があります。
その時代のときに、体協がこのままでは維持できなくなっていくと、いうのは、会員の方が体協に入っていてもメリットが何もないわけですから、そういう心配から、当時の役員会で何回かお話して、これ今思い返したら14年前ぐらいからかな、法人化するのに約3年近くかかったと思います。そういう体協をなくさないためにということでスタートした覚えがあります。
当時の、この中にはいませんけど、当時職員の方にも仕事終わった後、いろいろな規約や約款作っていただくのに協力していただいた職員の方もいて、何とかスタートできたわけです。
それで最初聞いたときに、体協はなくなるのだなという寂しい思いをしていましたけども、先ほど町長からも、町の中では体育協会も、絶対とは言わなかったけど必要な団体であるという力強い言葉をいただきましたので、私はそういう部分を今後とも、やはりスポーツ振興というのは、スポーツは大人のスポーツではないですよね、今ね。子供たちからやっていかなかったら、急に大人だけでスポーツやりましょうと言ったって、なかなかできないです。
やはり子供たちを一人でも多く、同級生、友達間で誘い合ったりなんかしてやっていくのが町の将来だと思っています。
その体づくり、そして仲間づくり、友達づくりといいますか、それもスポーツを通じてということも多々僕はあると思っていますので、その辺を認識したときには、教育委員会自体が、そういう子供たちが原点であるということをしっかり認識していかなければ、こういう簡単に変えて、そして後からそれを正当化しようという話合いしたって、意味がないわけですよ。
最初からそういう話をしっかりと、自分の置かれている立場を認識してないから、その委員会行って、ああだこうだという、これで結局、点数見て、1人だけですね、評価しているの。
これ知っている、誰、知っているか、僕、聞いています。本人から聞いています。
ということは、課長は、これ、そういう評価ではないのだよね。
だから、それ評価がいいとか悪いとか、認識的にやはりそういう考え持ってもらわなければ、今後、町長が然るべく認識持っていただいているようですから、課長にもいろいろな指示が出るのかも分かりませんけども、私はそういう部分をもう1回昔の体協、本当にここにも今日、また後ろにおられると思いますが、大先輩が体協に一生懸命やって長年やられた方がおられますけども、そういう歴史のある団体であって、そして今は、当時は大人が主流だったけど、今は子供が主流の体協になっていかなくてはならないと思っていますから、その辺についてしっかり認識を持っていただいて、今後とも、どういう結果になるか分かりませんけど、子供たちのために、そしてイコール、将来、清水の町のためにという大義名分をしっかり持って対応していただきたい。
これについて、町長、先ほどの力強いご意見もう1度いただければと思います。
○議長(山下清美) 答弁求めます。町長。
○町長(つじ 康裕) 先ほどお伝えしましたけども、体育協会、ぜひとも存続していただきたい。そして必要と考えております。
スポーツ振興のためにも、子供たちの育成のためにも、ぜひとも担っていただきたい役割があると私は思っております。
そうしたことを、対話をまずはしてくださいという指示を、実は一昨日にしたわけであります。
ぜひとも、こういったルールに基づいて施設管理については決まったわけです。
これから、どうするかについては、きちっとすみ分けをしながら、この町の体育行政のために、両団体とも頑張っていただきたいと思っております。
そしてまたソルプレーサの方々なのですけれども、選定委員会で決まったということで、一番大切なのは、施設を利用する町民の皆様だと思います。その方々に心配、ご迷惑をかけないようにやっていく必要があります。
やっていく中で、やはり、常に前任者の体育協会と比べられるというプレッシャーがあると思います。
そういったことをやはり初めてでもありますから、町としては全力でサポートしていくということは、決まったからにはやっていかなければならないと思います。
ということで、私は、体育協会には必要ですから残っていただきたい。
また、そして、担っていただきたい役割がありますので、全力でまた体育協会にもサポートしていきたいと思いますのでご理解賜りたいと思います。
以上です。
○議長(山下清美) ほかに質疑ありませんか。8番、桜井崇裕議員。
○8番(桜井崇裕) 今、町長から力強い答弁をいただいた後で恐縮なのでありますが、冒頭課長のほうから、今まで指定団体の指定についてはそんなに資料も用意してなかったと。今回はこれだけの資料を用意したと。その意図というか、最初述べられていましたけども、こういう、これだけの資料を議会に示していなかったのを今回はしっかり示したということを言われましたので、その意図というか、それをお伺いしたいと思います。1点だけです。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) 前回もたしか、資料、同じような資料を提出させていただいておりますので、それに合わせて今回も提出させていただいたという状況でございます。
○議長(山下清美) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 質疑をこれで終わらせていただきます。
これより一括して討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 討論なしと認めます。
これより議案第25号、指定管理者の指定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(山下清美) 起立多数です。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。
これより議案第3号、令和6年度清水町一般会計補正予算(第10号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(山下清美) 起立多数です。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
これより議案第4号、令和6年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(山下清美) 起立多数です。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
これより議案第5号、令和6年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(山下清美) 起立多数です。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
これより議案第6号、令和6年度清水町介護保険特別会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(山下清美) 起立多数です。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
これより議案第7号、令和6年度清水町水道事業会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(山下清美) 起立多数です。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。
これより議案第8号、令和6年度清水町下水道事業会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(山下清美) 起立多数です。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(山下清美) 日程第9、議案第14号、食料安全保障の強化に向けた失礼いたしました。請願です。
請願第14号、食料安全保障の強化に向けた次期基本計画及び酪肉近の改訂を求める請願を議題とします。
請願文書表を朗読させます。事務局長。
○事務局長(大尾 智) 朗読。
○議長(山下清美) 請願第14号について、紹介議員の説明を求めます。8番、桜井崇裕議員。
○8番(桜井崇裕) 食料安全保障の強化に向けた次期基本計画及び酪肉近の改訂を求める請願書。
これにつきましては、清水町農民連盟からの請願であります。
昨年国会では、食料農業農村基本法が改正されました。
本年3月までに基本計画において、今後の施策や方向性の位置づけを位置づけることとなっております。
水田政策とともに本町にも関わる酪農及び肉用牛生産の近代化を図る基本方針、酪肉近については、本町においても、繰り返しになりますが、重要でありますし、経済においても大切な方向性であります。
現場の生産意欲が向上し、農業所得の確保につながるような生産現場に寄り添った農村の推進を望むものであります。
よろしくご審議いただきますようお願いいたします。
○議長(山下清美) これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 質疑なしと認めます。
お諮りします。ただいま議題となっています請願第14号、食料安全保障の強化に向けた次期基本計画及び酪肉近の改訂を求める請願は、総務産業常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 異議なしと認めます。よって、請願第14号は総務産業常任委員会に審査を付託することに決定しました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(山下清美) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
お諮りします。議事の都合により、3月13日から16日までの4日間は休会にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 異議なしと認めます。
よって、3月13日から16日までの4日間は休会することに決定しました。
3月17日は午前10時に会議を開きます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(山下清美) 本日はこれで散会します。
(午後2時06分)