一般質問を続けます。
9番、佐藤幸一議員。
○9番(佐藤幸一) 9番、佐藤幸一です。議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして質問いたします。
このたびの町長選挙において、多数の町民の支持を得て見事当選されましたつじ新町長に心からお祝いを申し上げます。これから4年間、健康に留意され、町民の負託に応え、元気な清水町をつくっていただきたいと思います。
通告に従いまして、2項目4点、質問に移らせていただきます。
1項目、まずは、数多い選挙公約の中から数点についてお伺いをいたします。
1つ目は、緊急経済対策として水道料金並びに営農用水の値下げを約束してきましたが、いつからどの程度の値下げを考えているのか伺います。
2つ目、学校給食の無償化について伺います。
給食費の据置きを掲げておりますが、無償化にする考えはないか伺います。
3つ目、清水高等学校の支援について伺います。
国の高等学校授業料無償化の拡大により、清水高等学校の受験生がますます減少することが懸念されます。町長は、通学費支援と給食の無償提供により生徒の確保と清水高等学校の存続を図るお考えかと思い、これらの実施時期等、お考えをお聞きいたします。
次に移ります。2項目め、次にルーキーファーム100円ショップ清水店の閉店について伺います。
旧いちまるに隣接する100円ショップが4月30日で閉店すると告知されました。店舗がなくなるということは、町のにぎわいや働く場所が消えていくもので、町の過疎化に拍車がかかる一因であります。
町としては、この100円ショップの閉店についてどのような対応をしてきたのか、その内容を伺います。
以上、2項目4点についての質問といたします。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。町長。
○町長(つじ 康裕) 佐藤議員のご質問であります、緊急経済対策としての水道料金並びに農業用水の値下げについてお答えいたします。
今回の減免でありますが、減免対象は、国、地方公共団体を除く清水町内の上水道及び農業用水契約者となっております。
一般水道使用料と農業用水使用料それぞれで減免額の積算方法が異なります。
初めに、一般水道使用料からご説明いたします。
一般水道料金の減免対象は、上水道契約者約4,000件です。減免の内容は、水道料金の基本料金6か月分を免除いたします。4月の水道使用料検針分が5月請求となることから、5月から10月までの6か月間の基本料金となります。
次に、農業用水ですが、御影農業用水と畑地かんがい用水の2種類があります。
まず、御影農業用水からご説明いたします。
減免の内容は、半年間使用料の単価80円を半額の40円とします。実施時期ですが、御影農業用水使用料は3か月に一度の検針となっており、特に需要の多い4月から6月分の7月調定分及び7月から9月分の10月調定分の計6か月の使用料の半額減免を行ってまいります。前年実績で4月から9月分の御影農業用水管理使用料は14,865千円であることから、減免見込み額は7,432千円となります。
続きまして、畑地かんがい用水管理使用料ですが、こちらは面積割と基本割で設定されており、御影農業用水と同様に、半年分に相当する料金を半額減免することといたします。前年実績により積算しますと、半年分相当の減免見込み額は689千円となります。
続きまして、大項目2のルーキーファーム100円ショップ清水店の閉店についてお答えいたします。
当該店舗につきましては、平成14年11月の開店以来、経営形態を変えながら約22年にわたり営業を続けてまいりましたが、今後のことを総合的に勘案し、営業を継続することが困難であると判断したとのことであります。
町といたしましても、商工会を通じてプレミアム商品券事業やしみずマルシェ等の共同販売促進事業により参加事業所の業績維持につながる伴走型支援をしてまいりました。店舗がなくなることは残念ですが、様々な事情からの経営判断でございますので、今後とも商工会と協力しながら、町内商工業者の事業の持続化を図るため地域の実情を把握し、効果的な事業を実施してまいりたいと考えております。
その他の項目につきましては、教育長から答弁いたします。
○議長(山下清美) 教育長。
○教育長(山下 勇) 初めに小項目2、学校給食の無償化についてお答えします。
学校給食においては、学校給食法の規定によりパン、ご飯、牛乳、おかず等の代金については、保護者が負担することと規定されております。また、施設設備費用や修繕費、人件費など管理運営に係る費用については、設置者が負担することを規定されているところです。
昨今の様々な物価上昇に伴う食材費の高騰が止まらない中にありますが、平成21年度の見直しを最後として現在まで給食費を据え置き、さらには物価高騰分を町で負担するなど保護者負担を軽減し、学校給食の環境を維持してまいりました。
また、生活困窮世帯に対しましては、生活保護による教育扶助や就学援助制度を活用することで必要な援助を行っているところです。
本町の給食予算につきましては、清水町で生産される食について学ぶことを目的とした十勝清水の恵み給食に対する予算を追加計上するなど、愛町心を育む食育にも取り組んでいるところです。
好評を得ている学校給食の提供を持続可能とするためには、保護者からの一部負担は不可欠と考えており、これからの学校教育環境の整備を行う上での貴重な財源と考えています。
今後も国の動向を見ながら、子供たちが生き生きと学校生活を過ごし、保護者への負担増とならない環境を第一に考えながら、よりよい学校給食の提供をできるように努めてまいります。
次に、小項目3、清水高等学校の支援についてお答えします。
現在、国においては、今年4月からの公立・私立を問わずに所得制限を撤廃し、高等学校授業料無償化の拡大を行うことを進めており、それに伴う清水高等学校を希望する受験者への影響は少なからずあると感じているところです。
平成9年から総合学科高校として普通科高校から転換した当初においては、当時のニーズに合った学校として多くの入学者を迎えており、入学者が143名となった平成28年度の4学級をピークに、令和6年度入学者数は78名2学級と半減しています。
減少の要因は様々ですが、一つには、北海道内の昭和63年度に中学校を卒業した生徒は92千人いましたが、令和6年度においては約半数となる41千人となっており、5年後の令和11年度にはさらに4,000人が減少する37千人を切る推計となっています。
年々進んでいる少子化に反して生徒たちの大学への進学率は上昇しており、大学進学のために普通科高校への進学志向が増えていることや、授業料無償化で私立高校への進学希望者が増えていることなどが、総合学科への受験者数が減少している原因の一つではないかと考えています。
清水高校支援については、これまでも多くの議論が議会や庁内において行われているところですが、町や清水高等学校振興会では、総合学科が就職だけではなく進学希望にも十分かなえることができる学校としての魅力の発信が第一と考え、生徒会役員をはじめとした在校生とも連携した学校の魅力発信とPRの向上のための多様な振興策に取り組んでいます。
今年度卒業する生徒においては、国公立大学へ4名の生徒が合格しており、希望する大学への進学をかなえることができました。総合学科が進学にも不利でないことや自分の夢をかなえることができる魅力ある学校であることを継続してPRしてまいります。
質問がありました給食費の無償提供は、現在考えておりません。
昨年、開校90周年の歴史を迎えた町唯一の高等学校となる清水高等学校は、これからも清水町のにぎわいやまちづくりに欠かすことができない学校であることから、現在の支援を継続するとともに、地域の声や財政状況を勘案し、多くの知恵を絞り出しながら、清水高等学校支援の充実を図ってまいります。
なお、通学者支援については、物価高騰の中で清水高等学校への通学に係る費用が大きな負担となるとの声を聞いておりますことから、今後においては、高校存続のための通学者への支援に対する検討を行ってまいります。
以上、答弁とさせていただきます。