令和7年第2回定例会会議録(3月12日_日程第4)

○議長(山下清美) 日程第4、所信表明について、町長より所信表明を述べていただきます。町長。

○町長(つじ康裕) 皆様、おはようございます。 それでは、私の所信をお話させていただきます。

 令和7年第2回清水町議会定例会の開会に当たり、これからの町政運営に当たる私の基本的な考えを申し上げ、町議会議員の皆様並びに町民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

 なお、令和7年度は骨格予算でありますので、準備が整い次第、政策予算をご審議いただくことになります。

 その際に、改めて詳細な政策を申し述べさせていただきたいと存じますのでご理解賜りますようお願い申し上げます。

 私は、このたびの町長選挙において町民の皆様の温かいご支援をいただき清水町長に就任させていただきました。大変名誉なことであるとともに、その重責に身の引き締まる思いであります。

 清水町を元気にするため、誠心誠意努めてまいりますので、議員の皆様、町民の皆様には、格別なご指導ご鞭撻を賜りたいと存じます。

 まちづくりは町長1人で成し遂げることはできません。町議会議員の皆様、町民の皆様、町職員全ての力を結集し、勇気と信念を持って取り組んでまいります。

 今回の選挙で多くの町民の方からお話を伺いましたが、その中で、役場の雰囲気が暗い、若者が辞めていく、職員に覇気が感じられないなどのご指摘を受けました。町民の皆様が役場に来られてほっとする、笑顔になる職場づくりが肝要であります。町民から指摘された原因を早急に把握し、職員一人一人が個性を生かし、やりがいを持って、自分らしく輝いて仕事ができる職場環境を整えてまいります。

 さて、気候変動や物価高騰による町民の皆様の生活への影響は依然として続いております。また、事業者の皆様においては人手不足が重なり同様に厳しい状況であります。

 町民の皆様の生活の安定に向け、長期的な戦略を持って本町の持続的なさらなる発展と第6期清水町総合計画における町の未来像「まちに気づく まちを築く とかち清水~想いをミライに繋ぐまち」を実現するために、町が抱える課題に向き合い、町民目線で一つ一つ親切丁寧にかつスピード感を持ち、町政に取り組む所存であります。

 ここで町政運営に臨むに当たり、私の目指すまちづくりについての一端を述べさせていただきます。

 私は、「清水町を元気にする10の約束」を掲げてまいりました。

 主な内容について申し上げます。

 まず、財源確保についてであります。地方の財政状況は依然として厳しい状況が続いております。私は新たに企業版ふるさと納税、地方創生応援税制の獲得に力を注いでまいりたいと考えております。

 企業版ふるさと納税は税制上のメリットがあるため、全国では、201933,800,000千円だった寄附実績が2023年には47,000,000千円まで増えております。

 私は、渋沢栄一翁とのご縁を大切にし、渋沢栄一翁の関係する会社にトップセールスで協力をお願いするとともに、今日まで培った人脈を通して企業版ふるさと納税の協力を依頼し、自主財源の確保に努めてまいります。

 一方、個人の方々のふるさと納税につきましては、魅力ある返礼品の開発を行い、納税額の増加につなげてまいります。

 次に、主な施策について申し上げます。

 昨今の物価高騰により町民生活は待ったなしの状況が続いています。緊急経済対策として、個人家庭の水道料金、営農用水の値下げを行ってまいります。

 清水町の稼ぐ力を引き出す拠点として、道の駅の創設に取り組んでまいります。

 道の駅は全国で1,230駅が存在していますが、残念ながら全ての道の駅が順調とは言い切れません。私は窓から広がる日高山脈襟裳十勝国立公園と清水が誇る酪農風景、その景観を全国に発信し、渋沢栄一翁ゆかりの施設を結ぶ動線を整備し、訪問者を増やし、地域のにぎわいと雇用を生み出していきます。将来の負担にならない道の駅を創設するため、立地場所や採算性を十分に考慮しながら慎重に進めてまいります。

 働き手の確保は喫緊の課題であります。農畜産業、介護職の人材確保に向けて、その方法等を関係機関と協議しスピード感を持って全力で取り組んでいきます。

 次に、全国から「やりたい」を集め、民間活力で、地元経済、清水町を活性化します。

 清水町と「やりたい」がコラボする研究所「しみずラボ」を創設し、企業、団体、個人の皆様が実施したいプロジェクト、取り組みを実現するために、清水町のフィールド、資産を有効に活用し、清水町がサポートを行う仕組みを構築し、関係人口の増加や企業誘致につなげてまいります。

 そして清水町にもっともっと住みたくなる魅力を増やします。

 歴代町長が行ってきた子育て支援は継続するとともに、さらに充実を図ってまいります。

 また、国際的に活躍できる人材育成を図るため、小中学校に外国人英語講師を配置、全ての子供が中学校卒業時には英会話のできる実践的な英会話授業を実現します。併せて、移住サポートとして、貸付け戸建て住宅に一定期間住み続けると無償譲渡の「もらえる戸建制度」を創設します。

 小中学校の修学旅行費の無償化は継続するとともに、学校給食については、物価高騰分は公費負担とし、給食費の据置きを図ってまいります。

 清水高等学校の存続は、まちづくりには欠かせない重要なことであります。よりきめ細やかな支援体制を構築してまいります。

 昨年まで行っていた買い物などに利用できる巡回バスについては、見直しを行いながら再運行していきたいと考えています。

 また、旧いちまる跡地について、土地所有者と協議を行い、新たな商業施設の誘致に取り組んでまいります。

 次に、高齢者、障害者を支え、生きがいのある暮らしを応援していきます。

 現在の施策を継続するとともに、在宅福祉サービスの充実を図ってまいります。

 さらに、障がい者、障がい児及び高齢者タクシー乗車券助成制度の充実を図ってまいります。

 また、長寿化により耳の聞こえに不便を感じる方が増えており、補聴器の購入に対する支援を行ってまいります。

 体育館建設につきましては、現在の計画を見直し、利用者目線、経済効果、建設費調達の観点から再検討してまいります。

 以上、私の基本的な考え方を述べさせていただきましたが、これは例示にすぎないと考えております。

 清水町を元気にするため、一意専心・粉骨砕身の覚悟で臨んでまいります。

 町が抱える課題に向き合い、町民目線で一つずつ解決するよう努めてまいります。

 議会議員の皆様、町民の皆様のご支援をお願い申し上げまして、所信表明の挨拶とさせていただきます。

 令和7年3月12日。清水町長、つじ康裕。

○議長(山下清美) これで所信表明について終わります。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317