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〇議長(山下清美) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は会議規則第126条の規定により、議長において
4番、川上 均議員
5番、中河つる子議員
6番、鈴木孝寿議員 を指名します。
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〇議長(山下清美) 日程第2、会期決定についてを議題とします。
お諮りします。本定例会の会期は本日から6月20日までの9日間にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ声あり)
〇議長(山下清美) 異議なしと認めます。
会期は本日から6月20日までの9日間に決定いたしました。
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〇議長(山下清美) 日程第3、諸般の報告を行います。事務局長。
〇事務局長(大尾 智) (諸般の報告 事務局長 朗読)
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〇議長(山下清美) 日程第4、町長より令和7年度町政執行方針を述べていただきます。町長。
〇町長(つじ 康裕) 令和7年第4回清水町議会定例会の開会にあたり、町政執行に対する所信を申し上げ、町議会議員の皆様並びに町民の皆様にご理解とご協力をお願い申し上げます。
私は2月に町長に就任して以来、「清水町を元気にする」との思いで、これまで数多くの町民の方々からいただいたご意見を参考に、町の現状や課題の把握に努め、切れ目のない住民サービスの提供に取り組んでおります。その中で、急ぐべき施策については、3月定例会または4月臨時会において補正予算を提案し議決をいただいたところであります。
そして、本定例会においても喫緊の課題解決と町民の皆様の安心安全な暮らしの実現を目指し補正予算を提案させていただいております。
今後も適正な時期に必要な予算を提案してまいります。
人口減少・少子化対策への対応や長引く物価高騰への対応など、町が抱える課題は多岐にわたります。「清水町を元気にする」との思いを強く抱き、まずは町民の皆様の生活の安定に向けた支援や経済対策に引き続き取り組んでまいります。そして、長期的な戦略を持って本町の持続的なさらなる発展に向けた調査・研究を行い、第6期清水町総合計画におけるまちの未来像、「まちに気づく まちを築く とかち清水~想いをミライに繋ぐまち」の実現に向け、緊張感を持って全力で町政に取り組む所存であります。
それでは、令和7年度において取り組む方針につきまして、第6期清水町総合計画に定める6つの体系に沿って申し上げます。
はじめに、「安全・安心に暮らしつづけるまち」について申し上げます。
異常気象の原因と言われる地球温暖化への対策については、2050年カーボンニュートラルを目指し、具体的な対策の検討を進めるとともに、省エネ・節電の啓蒙による脱酸素に対する意識醸成を図るなど、地域脱炭素社会に貢献する取り組みを進めてまいります。また、森林環境譲与税を有効に活用し、森林整備計画に基づく適正な森林施業の実施により、健全な森林資源を維持し、また森林系Jクレジットの売却益を、さらなる森林整備に活用することで、二酸化炭素の吸収減の拡大を図り、脱炭素社会の取り組みを進めてまいります。さらに、本町に適した地域再生エネルギーのあり方やバイオマスの利活用について調査研究を進めてまいります。
ごみの減量や再資源化につきましては、町民や事業者等の皆様と連携して、地域循環型社会の構築を進めてまいります。また、町内の空き家の現状把握を行い、その対策や環境対策を進めてまいります。
交通安全対策につきましては、警察署と連携し、高齢ドライバーの免許自主返納を啓発する活動を継続してまいります。また、町内事業者を含めた町民参加型の交通安全キャンペーンの実施、子供と高齢者の安全確保、乗車用ヘルメットの着用推奨などを通じ、自転車の安全利用を推進してまいります。
防犯対策につきましては、警察署・家庭・学校・地域が連携し、地域の見守り体制の充実を図ります。その一環として、子ども100当番の家や店の登録を推進し、生活安全推進委員会を中心に巡回パトロールを実施してまいります。また、複雑化する消費者トラブルに対しては、消費生活センターと連携し、相談業務の充実などを通じて、被害の早期発見や、救済対策を進め、消費者の安全を確保してまいります。
防災対策につきましては、能登半島地震など近年の災害リスクを踏まえ、災害情報を迅速かつ確実に伝達するための情報伝達手段の充実に努めるとともに、地域防災力を高めるために防災訓練や研修会など、防災意識を高める取り組みを継続的に進め、「誰も取り残さない防災」を目指してまいります。
次に「健やかで笑顔あふれるまち」について申し上げます。
心身の健康を保ち、健やかで心豊かに生活するためには、ライフコースを踏まえた健康づくりを推進することが重要であり、生活習慣の改善による生活習慣病の発症や重症化を予防する取り組みを進め、医療機関とも連携を図りながら、健康診断や各種検診の受診率向上を図ってまいります。また、国民健康保険事業において、国民健康保険税の適正な課税に努め、安定した事業運営を目指してまいります。
高齢者福祉につきましては、住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるように、地域包括支援センターを中心に関係機関の連携を深め、高齢者の生きがいづくりなどの、介護予防や日常生活を支える補聴器助成を初めとした各種支援の充実に取り組むとともに、適正な介護保険サービスの提供に努めて参ります。
障がい者・障がい児福祉につきましては、障がいのある方やそのご家族か安心して暮らしていけるように、相談支援体制の充実や適正な障がい福祉サービスの提供に努めてまいります。
子育て支援につきましては、これまでも子育てにかかる経済的負担の軽減と子供たちを安心・安全な環境でお預かりできるよう、保育施設の充実と地域ぐるみで子育て世代を支える環境づくりをしてまいりました。 引き続き、保護者の就労の多様化に対応し、より働きやすい環境を整えるため、こども園における給食の充実や施設の適正管理、子育てサポート事業の体制を強化してまいります。さらに今後もICTなどを活用し家庭との情報共有を密に行いながら、よりよい教育・保育の提供に努めてまいります。
次に、「学びから生きる力を育むまち」について申し上げます。
学校教育においては、教育理念である「心響」とその実践指標となる「しみず教育の四季」のもと、こども園、小・中・高校間の交流を継続するとともに、本年度からは義務教育9年間を通じた、学びの連続性・充実を図る小中一貫教育を実施することにより、個に応じた質の高い教育を進めてまいります。さらにGIGAスクール構想により、ICTを活用したデジタル教育を推進し、次世代の町のミライを担う子供たちに、たくましさや主体性、コミュニケーション力、英語力等を身につけてもらえるよう努めてまいります。また、食の宝庫である清水町の環境を活かした食に関わる関心を高め、学校給食の充実を図ってまいります。
町唯一の高校である清水高等学校との連携協力を深め、関係団体と一体となりながら、「学校の魅力向上」に向けた支援を一層行ってまいります。
文化芸術活動につきましては、町民の主体的な活動の促進や、多彩な文化芸術に触れる機会の提供や文化継承、第10回目となる第九演奏会の開催、さらには文化史跡の保存を図るとともに、ふるさとの歴史を学ぶ機会を提供してまいります。
スポーツ活動につきましては、体育関係団体と連携協力し体力の向上や健康の保持、増進を図る軽スポーツやウォーキングの普及・啓発、生きがいづくりやコミュニケーションの場の提供に努めて参ります。また、小中学生を初めとする青少年のスポーツ活動支援やスポーツ施設の整備等を進めてまいります。
新体育館の建設については、将来に負担を強いることのないよう、長期的な視点に立ち、必要な機能や適切な規模などを改めて検討してまいります。
生涯学習につきましては、誰もが学び合い、人々がつながり合えるよう第10次清水町社会教育計画を策定するとともに、社会教育施設に集い個に応じた学びが継続できるよう居心地のよい環境づくりを推進してまいります。
次に、「地域資源と産業を活かし、挑戦するまち」について申し上げます。
基幹産業である農業を取り巻く環境は、国際紛争や円安の影響により飼料、肥料をはじめとした生産資材の高止まりが農業経営に甚大な影響を与えており、今後の貿易関税の動向も加えて農業を取り巻く環境は一段と厳しさを増しております。酪農については国内、インバウンド需要の回復はあるものの、物価高騰などの影響により生乳の飲用向けは前年を下回っており、引き続き消費拡大運動を展開してまいります。昨年の農産物については、各作物とも平年を上回る良好な作柄となりましたが、肥料などの高騰により経営を圧迫しております。特に輪作体系に欠かすことができないてん菜をめぐる状況は厳しく、北海道てん菜振興自治体連絡協議会を通じて、引き続き国内対策の充実等について要請活動を行ってまいります。併せて、町内においてもてん菜作付推進協議会を設立し、関係機関の情報共有を図ってまいります。また、経営の大規模化に伴う、労働力不足を解消するため担い手の確保や酪農ヘルパー組合への支援を継続しながら、新たな人材確保対策を検討するとともに、スマート農業の推進と生産者に対する研修機会を設け、関係機関と連携をはかり、取り組んでまいります。
商工業につきましては、円安や物価高騰が続く中、収益改善を伴わない中で、人手不足解消のための防衛的賃上げを迫られた中小企業が多いことから、清水町中小企業・小規模企業振興基本条例に基づき、中小企業の振興を総合的に推進し、地域経済の持続的な発展と町民生活の向上を目指してまいります。
本町の最大の強みである農畜産物のブランド化を推進するため、食育等を通した地産地消を進めるとともに、観光協会と連携し、地理的優位性と豊かな自然や食、産業等を町の強みとしたイベントの開催と渋沢栄一翁をご縁とする関係自治体企業と連携し、観光物産のPRに取り組んでまいります。
既存の観光資源に加え、日高山脈襟裳十勝国立公園の誕生を活かし、自然美を最大限活かした観光や、渋沢栄一翁関連施設などに加え、「道の駅」の創設を目指し、地域の魅力を最大限に引き出すとともに、町内経済の拡大につなげてまいります。
次に「快適で安らぎを感じられる住みよいまち」について申し上げます。
道路につきましては、引き続き舗装整備やわだち堀等補修修繕を計画的に進めるとともに、国道や道道整備についても積極的に、事業要請をしてまいります。また、都市計画の方針となる都市計画マスタープランのもと、都市計画区域内の用途地域の見直しを行ってまいります。公園につきましては、子供から高齢者までの異世代が集まり交流できる環境整備を計画的に進め、施設の改修等を実施し、安全に利用できるよう適切な管理をしてまいります。
水道及び下水道につきましては、健全な企業経営のもと、安全な水の安定供給と生活環境衛生を維持するため、施設の更新計画に基づき施設の適正な管理に努めてまいります。
高齢者による交通事故の増加などが社会問題となる中、自動車運転免許返納された高齢者など交通弱者といわれる方々の移動手段の確保につきましては、タクシー利用券の拡充や清水帯広間バスの運行継続を行うとともに、買い物銀行バスの利用時間を拡大するなど、運用の充実を図り、効率的で利便性の高い移動手段の提供を目指してまいります。
移住定住施策につきましては、十勝しみず移住促進協議会と連携し、よりきめ細やかな対応を進めてまいります。また、住宅取得支援について、中古住宅の活用など新たな発想を加えながら、引き続き取り組むとともに、保育園留学をはじめとするワーケーション事業に力を入れ、本町の魅力ある豊かな暮らしを広く都市部に情報発信することにより、関係人口が商工振興や観光振興にも繋がる環境を整え、将来的な移住定住へと繋がるよう努めてまいります。
都市と地域をつなぎ、地域の課題や地域資源を活かしたビジネスを生み出し、地域の担い手となる地域プレーヤーの発掘と育成に引き続き取り組むとともに、民間活力の活用と地域おこし協力隊による地域課題の解決に取り組んで参ります。また、地域の貴重な担い手となる地域プレーヤーや地域おこし協力隊員の定住・定着率の向上を目指してまいります。併せて、町内外において地域の資源を活用したまちの活性化を目指す、「やりたい」と思う気持ちを大切にして、その実現に向けた支援を検討してまいります。
町内の住宅に関しては、御影西都団地の建て替えが本年度で完了しますが、老朽化が進んでいる町営住宅について、入居希望者のニーズを見極めながら改修を計画的に進め、既存の空き家、空き地、賃貸住宅など民間との連携により、住環境の整備をしてまいります。
次に、「多様なつながりで協働するまち」について申し上げます。
人と人をつなぐ地域コミュニティ活動は、まちづくりに大きな役割を果たしております。町内会などによる住民活動への支援を行い、若者から高齢者までが互いに支え合う地域コミュニティの形成を進めていきます。また、町民の皆様が自分ごととしてまちづくりに参加する契機となるよう、読みやすくわかりやすい広報誌の発行と町ホームページや公式LINEをはじめとするソーシャルメディアなど、あらゆるツールを用いて町民視点に立ち、必要な人に必要な情報が迅速に伝わる情報発信に努めてまいります。
さらに、本町の豊かな自然や安心安全で魅力ある「食」を通じたPRの充実に加え、「十勝」という地域ブランドを町名に活用することの可能性を調査するなど、誰もが訪れてみたいと思うまちを目指し、本町の良さを全国へ発信してまいります。
そして、本町の未来をつくる貴重な財源としてふるさと納税制度を可能な限り活用いたします。特に企業版ふるさと納税を活用し、本町を応援していただける企業を増やしていきたいと考えます。
以上、令和7年度の町政運営に当たり、方針の一端を述べさせていただきました。公約実現に向けて取り組むべき課題は複雑で時間を必要とするものもあり、本年度は解決に向けて一つ一つ丁寧に調査研究を行い、清水町を元気にするための生活の安全・安心を最優先しつつ町民目線で各種施策に取り組んでまいります。
議員の皆様をはじめ町民の皆様の深いご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、町政執行方針といたします。
令和7年6月12日 清水町長 つじ康裕。
〇議長(山下清美) 日程第5、教育行政執行方針について、教育長より令和7年度教育行政執行方針を述べていただきます。教育長。
〇教育長(山下 勇) 令和7年第4回清水町議会定例会の開会にあたり、教育委員会所管の行政に関する主要な方針について申し上げ、町議会議員並びに町民の皆様にご理解とご協力をお願い申し上げます。
本町の教育が目指す教育理念「心響」、その実践指標「しみず教育の四季」と国の教育基本計画に謳われている「ウェルビーイング」の向上を推進するためには、より基礎的なことを重視した取り組みが肝要だと考えています。
少子高齢化など、社会のあり方が劇的に変わる時代を生きる子どもたちを育てていくためには、地域が一体となって「心をかよわせ、互いに響き合う感性豊かな教育」を更に推進する必要があります。教育委員会における今年のキーワードを「転換」と定め、教育委員会や学校など教育関係者全員の共通理解のもとに新しい段階へ発展するように取り組んでまいります。
総合教育会議においては、教育の政治的中立性や継続性を確保しながら町長部局と緊密な連携を図ってまいります。
学校内外における教職員の働き方改革に取り組み、教職員の専門性を高めることで子どもたちへの質の高い教育環境を整えてまいります。
これらの基本的な考えのもとに教育委員会では14項目の具体的な方針を進めてまいります。
学校教育に係る方針「学校教育の推進」について申し上げます。
学校での教育においては、学習指導要領のもと「主体的・対話的で深い学び」を目指した授業改善を図ってまいります。
予測不可能な時代における、様々な社会的な変化を乗り越えることができる資質・能力を育成するために多様性が求められる社会を生き抜く力の育成や、ICTを活用した個別最適な学びと協働的な学びの一体的な教育活動に取り組んでまいります。
また、地域の方々と協働でコミュニティスクールの充実を図るとともに、ふるさと清水町の歴史や文化、郷土愛の醸成を深める「十勝清水学」を展開してまいります。
更に、国内外の多様性を学ぶ機会として埼玉県深谷市や台湾の小学生とのオンライン交流や受入事業を通してコミュニケーション力を高め、国際的感覚を育成するとともに郷土を理解する教育活動を行ってまいります。
なお、義務教育費の保護者負担軽減として今年度も引き続き小中学生への修学旅行費全額補助や英語検定料の助成、新高校1年生へのタブレット端末購入費の助成を実施してまいります。
次に、「確かな学力の育成」について申し上げます。
「全国学力・学習状況調査」及び「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果から、本町の子どもたちの学力や運動能力の状況を適正に把握・分析した課題を踏まえ、根拠に基づいた学力と体力の向上に向けた取り組みを行ってまいります。更には、家庭学習の定着と生活習慣の確立にも取り組んでまいります。
英語教育の充実に向けては、英語指導助手や英語活動講師を積極的に活用し、英語力の育成や異文化への理解を深めてまいります。「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて、校務用パソコンやタブレット端末、電子黒板などのデジタル機器の充実を図るなど、効果的に活用できるICT環境を整備します。
次に、「豊かな心と健やかな体を育む教育の推進」について申し上げます。
心響を理念とした「しみず教育の四季」の取り組みを家庭・学校・地域が連携協力し、子どもたち一人一人に基本的な生活習慣や規範意識を身に付けさせ、思いやりと感性溢れる子どもを育んでまいります。「道徳」の授業を中心としながら、「いじめは絶対許さない」という道徳的な教えとともに、生命や人権を大切にする心を育成し、友情の尊さや信頼の醸成、生きることの素晴らしさについても指導してまいります。また、年々増加傾向にある不登校への対応として、町教育支援センターを立ち上げ、正確な情報共有のもと、子どもたちや保護者へのきめ細やかで適切な対応により、学校や社会への復帰につながる最適な支援となるように努めてまいります。
次に、「子どもの安全・安心の確保等」について申し上げます。
児童生徒の登下校時の通学路等における安全・安心な環境確保のため、地域のボランティア等による見守り活動など、地域と協働した地域ぐるみの活動に取り組んでまいります。
学校においては、「一日防災学校」などの防災教育や、スマートフォン等を日常的に利用する中で、正しく情報リテラシーを理解するために学校と家庭が連携し「清水ソーシャルメディアガイドライン」、「タブレットPCの使い方のルール」等を活かした情報教育を進めてまいります。
次に、「特別支援教育の推進」について申し上げます。
教育現場及び関係機関との連携を密に行い、支援を必要とする児童生徒や家庭に関する情報の共有、教育的ニーズに応じた指導と切れ目のない一貫した教育を目指し、教育支援員などを配置して指導・支援の充実を図ってまいります。
次に、「こども園と学校との連携強化と小中一貫教育の推進」について申し上げます。
しみず・御影こども園での幼児教育と小学校教育との段差のない滑らかな接続のため、交流活動や合同研修会などを計画的に行い、幼保・小連携による教育の充実に取り組んでまいります。また、小学校から中学校への学びの連続性、専門的にわかりやすい授業を展開する「小中一貫教育」の取り組みについて保護者や町民への情報発信・提供を行いながら学びの向上に努めてまいります。
次に、「清水高等学校の振興」について申し上げます。
総合学科としての特色ある教育活動に取り組む清水高等学校においては、学校での授業内容や進路、生徒の活躍等、多くの魅力を発信してまいります。
また、新入学生に対するタブレット端末費用の一部助成や各種検定料、通学費などを助成し、保護者負担の軽減を図ってまいります。
次に、「スクールバスの運行」について申し上げます。
スクールバスの運行につきましては、引き続き全路線を運行委託し、緊密に連携しながら安全運行に努めます。
今後も、中学生部活バスの運行等も含め、遠距離通学する児童生徒を安全に送迎するとともに、更なる利便性の向上に努めます。
次に、「学校給食の推進」について申し上げます。
学校給食につきましては、今後も地元食材を積極的に使用し、生産者への感謝の気持ちや地産地消の意義を教える食育を推進します。
食材費高騰による昨今ではありますが、成長期にある児童生徒の心身の健全な発達のため、栄養バランスの取れた豊かな給食を提供することにより、健康の増進に努めます。
安全安心な学校給食を提供するために徹底した衛生管理と品質管理を行うとともに、計画的に給食センター施設の整備を行ってまいります。
次に、社会教育に係る方針「社会教育の充実」について申し上げます。
町民一人一人が豊かな人生を送るため「学びから生きる力を育むまちづくり」を目指し、第10次清水町社会教育計画を策定し、学びの成果を多くの人々が分かち合い、人と人とがつながり合う地域づくりを推進してまいります。
次に、「社会教育活動の推進」について申し上げます。
社会教育関係団体の情報を収集・発信し、団体活動の活性化を図るとともに、社会や町民の生活の変化に対応し、多様な人々がつながり合う学習の機会を提供してまいります。また、生涯学習ボランティアにおいては、地域住民の学びが学校教育と連携・協働できるように引き続き推進してまいります。
次に、「文化芸術活動の推進」について申し上げます。
多彩な文化芸術に親しみ、触れる機会を提供し、文化活動への興味関心や意欲を培い、楽しさや感動を共有し創造性を育んでまいります。第九文化においては、第10回目となる第九演奏会を開催し、合唱による交流や音楽文化さらには地域で育まれてきた文化芸術活動を支援・啓発し未来へ引き継いでまいります。また、郷土の文化や歴史への関心を高め、郷土や開拓の歴史を学ぶ機会を提供してまいります。
次に、「スポーツ活動の推進」について申し上げます。
スポーツによる健康づくりや仲間づくりを進めるため、年齢や体力に適した「町民ひとり1スポーツ」を目指し、スポーツ推進委員並びに体育団体等と連携し、軽スポーツの普及・啓発に努めてまいります。
青少年のスポーツにおいては、少年団等の子どもの送迎事業を拡充するとともに、学校部活動の地域移行・展開に向けた事業に取り組んでまいります。また、安全なスポーツ施設の環境整備等にも努めてまいります。
次に、「図書館・郷土史料館の運営」について申し上げます。
図書館は、町民の生涯学習活動の基盤施設として、人々が集う居心地の良い環境を整備し、図書館サービスを充実させてまいります。また、子どもの読書活動推進においては、学校図書館等と連携し、「しみず読書の日」の普及・定着に努めてまいります。
郷土史料館においては、施設の学習機能を充実させ、町や郷土を学び紹介する拠点として整備・運営してまいります。
以上、令和7年度の教育行政執行に関する主要な方針について申し上げました。本年度においても、「地域とともに進める魅力ある教育の推進」に向けて、誠心誠意取り組んでまいりますので、議員並びに関係各位、町民の皆様のご理解と力強いご支援をいただきますようお願い申し上げ、教育行政執行方針といたします。
令和7年6月12日 清水町教育委員会教育長 山下勇。
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〇議長(山下清美) 日程第6、報告第2号、専決処分の報告について、議案第39号専決処分の承認を求めることについて、以上2件を一括議題とします。初めに、報告第2号の説明を求めます。社会教育課長。
〇社会教育課長(安ケ平宗重) 報告第2号専決処分の報告につきましてご説明させていただきます。
本件につきましては、十人乗り公用車両の物損事故に係るものであります。
損害賠償の内容につきましては、令和6年12月16日午後5時40分ごろ、スポーツ活動等送迎事業中に、清水町御影南1線74番地の国道で、町が事業者に業務委託している公用車両が右折レーンを走行中に、本線を併走していた相手方車両が右折レーンに車線変更をしてきたため、避けきれずに接触したものであります。なお、車両に乗客は乗車しておりませんでした。
賠償の相手方とは、当方の過失割合40%相当額1万4,648円を賠償するものとして和解が成立しましたので、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分をさせていただきましたので、ご報告するものであります。以上、報告第2号の説明とさせていただきます。
〇議長(山下清美) 本案につきましては地方自治法第180の条の規定に基づく専決処分ですが、特に質疑がありましたら、許可をいたします。
質疑ありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(山下清美) 質疑なしと認めます。報告第2号は報告済みといたします。
次に、議案第39号について提案理由の説明を求めます。副町長。
〇副町長(西田史明) 私の方から議案第39号専決処分の承認を求めることについてご説明を申し上げます。
専決処分第8号、令和7年度清水町一般会計補正予算第3号の設定でございます。
総額に132千円を追加し、それぞれの総額を9,321,178千円とするものでございます。
補正予算の内容につきましては、報告第2号でご報告いたしました部活送迎バス事業中の公用車物損事故の損害賠償に係る予算でございます。5月21日付けで示談となりましたことから、専決処分にて予算措置をさせていただいたものでございます。
歳入よりご説明を申し上げます。
6ページをお開き願います。
21款4項3目雑入、自動車事故共済金つきましては、相手方から町への賠償金及び本町加入の保険から相手方への賠償金、さらに町の車両の修繕費から賠償金を差し引いた額、いわゆる車両保険として支払われる共済金の合計として132千円の追加です。
7ページに参りまして、歳出についてご説明いたします。
10款5項1目保健体育総務費、10節需用費につきましては、車両
修繕料117千円の追加でございます。
21節補償補填及び賠償金につきましては、物損事故に係ります相手方への賠償金15千円の追加です。
以上、専決処分第8号、一般会計補正予算第3号の説明とさせていただきます。
ご承認につきまして、よろしくお願い申し上げます。
〇議長(山下清美) これより質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(山下清美) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(山下清美) 討論なしと認めます。
これより議案第39号専決処分の承認を求めることについてを採決します。
お諮りします。本案は承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(山下清美) 異議なしと認めます。
よって議案第39号は承認することに決定しました。
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〇議長(山下清美) ここで休憩をいたします。再開は11時といたします。
(午前10時50分)
〇議長(山下清美) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午前11時00分)
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〇議長(山下清美) 日程第7、議案第42号、令和7年度清水町一般会計補正予算第4号の設定について、議案第43号、令和7年度清水町国民健康保険特別会計補正予算第2号の設定について、議案第44号、令和7年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算第1号の設定について、議案第45号、令和7年度清水町介護保険特別会計補正予算第1号の設定について、議案第46号、令和7年度清水町水道事業会計補正予算第2号の設定について、議案第47号、令和7年度清水町下水道事業会計補正予算第1号の設定について、以上6件を一括議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。副町長。
〇副町長(西田史明) それでは議案第42号より順次ご説明を申し上げます。
議案第42号、令和7年度清水町一般会計補正予算第4号の設定につきまして、ご説明いたします。
総額に123,641千円を追加し、それぞれの総額を9,444,819千円とするものです。
それでは、歳入よりご説明いたします。7ページをお開き願います。
15款2項2目、総務費国庫補助金につきましては、令和6年分所得税の確定に伴い、令和6年度に実施した調整給付事業の不足額を支給する事業実施に当たり、その財源として物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用することから、国庫補助金25,171千円の追加です。事業詳細につきましては、別添議案説明資料10ページ、事業番号02となります。
3目、民生費国庫補助金につきましては、令和7年10月1日より就労選択支援が創設されることに伴うシステム改修に係る国庫補助金231千円の追加です。
16款2項4目3節22番、作物産地生産体制確立強化緊急対策事業補助金につきましては、豆類の新品種導入及びそばの湿害対策技術導入に係る同補助金2,943千円の追加です。
23番、世代交代初期投資促進事業補助金につきましては、継承者等が農業用機械等の修繕及び経営発展に向けた取り組みに係る同補助金4,572千円の追加です。
3項1目総務費、道委託金につきましては、国勢調査等の交付決定による道委託金795千円の追加です。
8ページにまいります。18款1項2目特定寄附金につきましては、子育て環境向上目的の指定寄附1件の寄付を受けまして、3,000千円の追加となります。
19款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算におきます調整額50,829千円の追加です。
3目、公共施設等基金繰入金、6目いきいきふるさとづくり基金繰入金、7目老人福祉基金繰入金につきましては、今回の補正予算におきます財源としての追加です。
次に、9ページ以降の歳出の説明にまいりますが、初めに人件費の補正につきまして、給与費明細書により一括してご説明いたしますので、恐れ入りますが31ページをお開き願います。給与費明細書1特別職です。一番下の段の比較欄をご覧ください。報償80千円の追加、寒冷地手当66千円の減額につきましては、見込み額による補正となります。
共済費につきましては、市町村共済率等の確定に伴う1,693千円の追加となります。
32ページにまいります。2、一般職につきましては、職員の異動等によるものです。4月1日付け人事異動に伴います、昇給昇格諸手当の共済費の負担額の決定に伴う増減によりまして、報酬で704千円の追加給料で545千円の減額、職員手当で4,068千円の減額、共済費で36,271千円の追加、合計で32,362千円の追加です。
33ページには会計年度任用職員以外の職員の内訳、34ページには、会計年度任用職員の内訳となっております。
35ページから37ページにつきましては、給料及び職員手当の増減額の明細となっております。
恐れ入りますが9ページにお戻り願います。ただいま人件費に係ります補正をご説明申し上げましたので、各目に計上いたします人件費につきましては、説明を省略させていただきます。
それでは人件費以外の主な歳出についてご説明申し上げます。
9ページ、2款1項1目8節、旅費につきましては、職員の資質向上と行政の活性化を図るため、先進地視察研修として1,800千円の追加です。
18節負担金補助及び交付金につきましては、十勝町村会負担金の決定により、124千円の追加です。
10ページにまいります。6目7節、報償費につきましては、総合計画住民協議会委員の増により135千円の追加です。
11節役務費につきましては、まちづくりに係る提案書のデザイン料として330千円の追加です。
12節委託料につきましては、地域PRブランド戦略の立案に向けた十勝並びに清水町の認知度等の全国Web調査をするための5,500千円の追加となります。
7目、住民活動推進費につきましては、清水地区秋祭り実行委員会補助金302千円の追加です。
12ページにまいります。5項1目、統計調査費10節需用費につきましては、国勢調査等の見込み額105千円の追加です。
13ページにまいります。3款1項2目、社会福祉施設費につきましては、北清水福祉館のストーブ及び下佐幌福祉館のガス給湯器故障により341千円の追加です。
3目、老人福祉費につきましては右側の説明欄にてご説明いたします。
老人福祉事務のうち10節21番、敬老会食糧費につきましては、敬老会事業に係る紅白饅頭の増量により399千円の追加です。敬老会食糧費以外の老人福祉事務につきましては、満88歳の方へ30千円、満100歳の方へ100千円を敬老祝い金として贈呈する事業、16,493千円の追加です。なお、令和7年度に限り満89歳から満99歳までの方へ30千円、満100歳以上の方へ100千円を贈呈いたします。事業詳細につきましては、別添議案説明資料9ページ、事業番号01になります。
介護保険事務にまいります。18節31番、介護人材育成確保事業補助金につきましては、町内介護サービス事業者の人材育成確保を目的に、研修等の経費を助成する事業300千円の追加です。
27節、繰出金につきましては、特別会計の補正予算に伴い介護保険特別会計繰出金で719千円の追加です。
4目、障害福祉費、12節、委託料につきましては、歳入側でもご説明いたしましたが、令和7年10月1日より就労選択支援が創設されることに伴う、システム改修費464千円の追加です。
18節負担金補助及び交付金につきましては、町内障害福祉サービス事業所の人材育成確保を目的に研修等の経費を助成する事業300千円の追加となります。
14ページにまいります。7目、保健福祉センター費につきましては、さわやかプラザに設置している券売機を新千円札に対応するための部品交換修繕、176千円の追加です。
12目、住民税非課税世帯等臨時特別給付金費につきましては、令和6年分所得税確定に伴い、令和6年度に実施した調整給付の不足額を支給する事業。25,171千円の追加となります。事業詳細につきましては別添の議案説明資料10ページ、事業番号02番となります。
16ページにまいります。2項2目、保育施設運営費14節工事請負費につきましては、3歳未満児保育の充実を図るため、砂場、人工芝を張りつけた土管、東屋等の設置経費として3,142円の追加です。
18ページにまいります。4款1項1目、保健衛生総務費27節10番、国民健康保険特別会計繰出金398千円の追加、27節12番、後期高齢者医療保険特別会計繰出金145千円の追加につきましては、それぞれ特別会計の補正予算に伴います繰出金の追加です。
5目、公衆浴場管理費につきましては、公衆浴場に設置している券売機を高額新紙幣に対応するための購入費用として3,177千円の追加です。
19ページに参ります。2項2目清掃センター費につきましては、ペットボトル圧縮減容機の部品交換修繕394千円の追加です。
20ページにまいります。6款1項3目農業振興費、18節54番、畑作物産地生産体制確立強化緊急対策事業補助金につきましては、歳入側でもご説明いたしましたが、豆類の新品種導入及びそばの湿害対策、技術導入に係る補助金2,943千円の追加です。23番、世代交代初期投資促進事業補助金につきましても、歳入側でもご説明いたしましたが、継承者等が農業用機械等の修繕及び経営発展に向けた取り組みに係る補助金4,741千円の追加です。
23ページにまいります。8款3項1目、河川改良費につきましては、澄川河道土砂上げ工事198万円の追加です。
24ページにまいります。4項2目公園管理費14節21番、公園柵設置改修工事につきましては、松葉公園および御影公園に柵を新設し、清水公園のログトイレ前防護柵の改修工事費10,505千円の追加です。
25ページ中段にまいります。9款1項2目、消防団費につきましては、出初式の登梯の儀に使用する、さすまたが経年劣化により割れが生じているため、更新費用278千円の追加です。
26ページにまいります。10款1項2目、教育振興費7節14番スキー事業報償費につきましては、スキー授業費用無料化のための報償費、1,142千円の追加です。
18節33番、清水高校振興会補助金につきましては、高校の魅力向上と間口対策として、町外から公共交通機関で通う生徒保護者の負担軽減を図るため、通学費の一部を助成する、補助金7,300千円の追加です。事業詳細につきましては、別添議案説明資料の11ページ、事業番号03になります。
2項1目小学校管理費7節13番、スケートリンク設営管理費報酬につきまして、清水小学校600千円、御影小学校700千円の合計1,300千円の追加です。
27ページにまいります。12節28番小学校非常用通報装置保守点検委託料及び3項1目中学校管理費、12節26番、中学校非常用通報装置保守点検委託料につきましては、令和6年度予算から令和7年度予算へ繰り越した各小・中学校の非常用通報装置設置工事が8月に完了予定であることから、その後の保守点検委託料として追加するものでございます。
以上、一般会計補正予算第4号の説明とさせていただきます。ご審議の程よろしくお願いいたします。
続きまして、議案第43号、令和7年度清水町国民健康保険特別会計補正予算第2号の設定についてご説明を申し上げます。
総額予算に47万円を追加し、歳入歳出それぞれの総額を1,290,410千円とするものです。
それでは5ページをお開き願います。歳入よりご説明申し上げます。
4款1項1目、一般会計繰入金398千円の追加は、今回の補正に伴う財源調整の補正となります。
5款3項3目、雑入72千円の追加は、歳出における回線使用料の追加に伴うデジタル基盤改革支援補助金の補正となります。
6ページにまいります。歳出の補正です。1款1項1目、一般管理費470千円の追加は、共済費率等の確定による共済費の補正及び北海道クラウドのガバメントクラウド移行に伴う追加作業発生による回線使用料の補正となります。
以上、国民健康保険特別会計補正予算第2号の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第44号、令和7年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算第1号の設定についてご説明いたします。
総額に145千円を追加し、歳入歳出予算の総額を216,445千円とするものです。
5ページをお開き願います。歳入よりご説明いたします。
2款1項1目、一般会計繰入金、事務費繰入金145千円の追加は、今回の補正予算の財源としての補正となります。
6ページへまいります。歳出の説明です。1款1項1目、一般管理費は、共済費率等の確定により、4節共済費で145千円の追加となる補正となっております。
以上、後期高齢者医療保険特別会計補正予算第1号の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第45号、令和7年度清水町介護保険特別会計補正予算第1号の設定についてご説明申し上げます。総額に1,868千円を追加し、歳入歳出の総額を1,234,168千円とするものです。
それでは5ページをお開き願います。歳入よりご説明いたします。
2款2項2目、地域支援事業交付金、介護予防事業交付金及び3目、地域支援事業交付金、包括的支援事業、任意事業は人事異動による職員人件費に対する財源の補正となっております。
8目、介護保険事業補助金189千円の追加は補助金の内示による補正となります。
3款、支払基金交付金から7ページの6款繰入金までは人事異動による職員人件費に対する財源の補正となります。
8ページをお開き願います。歳出の補正です。1款1項1目2節から4節までは、人事異動による給与費に係る補正となっております。後程給与費明細書であわせてご説明を申し上げます。
18節負担金補助及び交付金283千円の追加は、国において、高齢者施設に冷房設備設置を補助するための補正となっております。
3項、介護認定審査課会費から10ページ、4款2項1目、一般管理費まではこちらも人事異動による給与費の補正となっております。給与費明細書で説明させていただきますので12ページをお開きください。
1、一般職総括の比較欄をご覧ください。いずれも人事異動に伴い給料で191千円の減額、職員手当で102千円の減額、共済費で1,226千円の追加となっております。
恐れ入りますが、10ページにお戻りいただきたいと思います。
10ページ下段、4款2項2目包括的支援事業任意事業費652千円の追加は、委託している生活支援コーディネーターの人件費の増による補正となっております。
以上、介護保険特別会計補正予算の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第46号、令和7年度清水町水道事業会計補正予算第2号についてご説明いたします。
第2条収益的収入及び支出の補正につきましては、支出の規定額から1,605千円を減額し、水道事業費用総額を283,560千円とするものです。
第3条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費の規定額から1,605千円を減額し、25,491円に改めるものです。
それでは、収益的収入及び支出の内訳についてご説明いたします。
2ページをお開きください。収益的収入の補正はありませんので支出の補正につきましてご説明いたします。
1款1項3目1節、給料は配置職員の確定により906千円の減額です。
2節手当は配置職員の確定により645千円の減額です。
3節法定福利費は、配置職員の確定及び共済費率等の確定見込みにより、54千円の減額です。
以上、水道事業会計補正予算の説明とさせていただきます。
最後に、議案第47号、令和7年度清水町下水道事業会計補正予算第1号についてご説明をいたします。
第2条、収益的収入及び支出の補正は、下水道事業費用の規定額から1,249千円を減額し、費用総額を337,951千円とするものです。
第3条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費の規定額から1,249千円を減額し、18,521千円に改めるものです。
2ページをお開き願います。公共下水道事業の収益的支出の補正についてご説明いたします。
1款1項3目2節、手当は時間外手当の増加見込みにより100千円の増額です。
4節、法定福利費は、共済費率等の確定見込みにより391千円の増額です。
3ページにまいります。集落排水事業の収益的支出の補正についてご説明いたします。
1款1項3目1節、給料は配置職員の確定により1,100千円の減額です。
2節、手当は配置職員の確定により368千円の減額です。
4節法定福利費は、配置職員の確定及び共済費率等の確定見込みにより272千円の減額です。
以上、下水道事業会計補正予算第1号の説明とさせていただきます。
ご審議の程よろしくお願い申し上げます。
〇議長(山下清美) これより一括して質疑を行います。質疑ありませんか。
2番、田村幸紀議員。
〇2番(田村幸紀) それでは議案第39号一般会計補正予算の中で3項目、質問させていただきます。
まず1つ目議案書の10ページ、1項総務管理費の6目企画費の中に12節委託料の認知度等調査業務委託料5,500千円というところです。
議案の説明資料の8ページ、こちらの方では、地域PR、ブランド戦略の立案に向けた十勝清水町の認知度を全国100人にWeb調査業務ということで5,500万とあるのですが、事業の背景っていうのは私なりに多少理解しているつもりではいるのですが、5,500千円を掛ける目的や効果成果というのが、この説明の中では理解できなかったので、おそらく事業シートは作成されて5,500千円ですので、作成されていると思いますので、その範疇で結構ですので、事業の目的は何で、その上でどのような課題認識を持って、どのような成果を求めた事業なのかというのをまず事業シートベースで結構ですので、お聞かせください。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。企画課長。
〇企画課長(鈴木 聡) 今回提案させていただいております、認知度等調査業務委託料につきましては、町長が先ほど申しました執行方針にも関連してくることではあるのですけども、今の清水町という名のブランド能力をどの程度あるのかというところを、全国を対象にした認知度をまず調査したいと、いうようなことを目的としたところでございます。
その上で執行方針、十勝というブランドのこともあわせて調査いたしまして、今後、本町の地域ブランドというものをですね、どう形成していったらいいのかというものをですね、基礎資料としていきたいと考えております。その上で分析結果を踏まえてですね、町名の変更も踏まえて、どのような形で取り組んでいくべきかというものを考えていきたいと思いますし、その資料をもとに町民の皆様といろいろな意見交換を進めていきたいと思っておりますので、金額的には5,500千円ということでありますけれども、全国を対象とした調査と後その分析を行うというような費用対効果があると認識しておりますので、ご理解の程よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(山下清美) 2番、田村幸紀議員。
〇2番(田村幸紀) この調査を基にその出た結果で、地域のブランド形成とか、あとは町名の変更っていうところのアクションに進めるための事実であったり、証拠をしっかりと確保する担保するっていうかね、そういうのを考えられて進めているのだろうなっていうのがよくわかったんですが、もしそうであれば、先ほど今ご説明で、まずその調査を行ってから町民の皆さんとというお話はあったのですけど、これ、もしかしたら順番を間違えると町民の皆さんが置き去りになってしまうという部分があると思うので、まず外堀を埋めるっていうのも大事なのですけど、内側でしっかりと、話を説明をするっていうプロセスも大事ではないかなと思うのでこの辺少し注意して事業を進めていただければなと思います。これ2点目、お伺いします。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。企画課長。
〇企画課長(鈴木 聡) 確かに議員おっしゃる通りその点については、町民の皆様からの意見をいただく機会ですとかは、この調査と並行して進めていきたいと思っております。
その都度、ご提示できる資料も事業の中で中間報告なり、そういう形で資料を収集しながら、町民の皆様との意見交換というものを並行して進めて最終的に年度末において、どのような結論になるかということも踏まえて、それは丁寧に、皆様とご相談していきたいと思っております。
〇議長(山下清美) 2番、田村幸紀議員。
〇2番(田村幸紀) この事業のことはわかりました。少し全体的な話にも触れてしまうのですけれど、これまで自分の意見の中では、事業を進める上ではファクトとエビデンスに基づいたっていうものとプラスして、費用対効果、最小の経費で最大の効果を上げるという部分というのを常にお話させていただいておりますので、多分おそらくなのですが次の議会以降には、道の駅の話とかそういうのもどんどん上積みされてくる部分っていうのがあると思うので、税金を投入していく以上、事務事業の実施というものをある程度取捨選択とかですね、事業執行の強弱というものは多少必要ではないかなと思います。
その上で、健全な財政にまず努めていくことっていうのを念頭に置いて、事業効果というのを含めてご検討いただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。総務課長。
〇総務課長(藤田哲也) ただいまの田村議員からのご質問につきましては認知度調査も含めてですが予算全般のことを、お話しされているのかなと認識をさせていただいた上でお答えをさせていただきます。
今回、つじ新町長が2月に就任されて以来、3月、4月、そして本定例会と、予算の方を政策予算として肉付けをしてきているところでございます。
さらに今後の議会におきましてもまた来年度以降におきましても、新しい事業と、こういったものについては当然推進をしていく、進めていくということは出てくるかと思っております。
一方で、老朽化する建物への対応、それから今回の事業関係の安心安全という言葉で執行方針に出ていますけれども、町民の生活を守る上で必要な事業、そして今田村議員からありますけど道の駅といった新たな外を向けて、という部分も含めての事業、いろいろなものが出てくるわけでございますので、財政状況は決して潤沢なわけではございませんので全般の事業を見ながら、財政の悪化ということには留意をしながら、それぞれ予算編成をしていくということになろうかと思ってございます。
以上です。
〇議長(山下清美) 2番、田村幸紀議員。
〇2番 (田村幸紀) 2点目移ります。2点目が、13ページ社会福祉費の老人福祉費に19節扶助費の敬老祝い金についてです。
こちらも資料載っているのですが9ページ。予算資料の9ページ載っているのですが、支給する祝い金は現金振込と資料で読み取れましたので現金支給なのだなというのが、読み取りました。
現在、本町で取り組んでいる、皆さんご承知の商品券事業なのですがこちらの地域通貨とこの祝い金をかけ合わせることで、地域活性化にも資する事業となる。敬老のお祝いという気持ちと、あと地域活性というものをかけ合わせることができる事業になるのではないかなと感じたところなのですが、そこは検討したのかどうか。もし検討したのであれば、なぜ現金支給になったのか、それから全く検討していなかったのかっていうのをまずお伺いをいたします。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。
〇保健福祉課(石川 淳) 商品券事業との協議には、現状しておりません。現金給付という形で、話を進めさせていただいた次第でございます。
〇議長(山下清美) 2番、田村幸紀議員。
〇2番(田村幸紀) 可能性としては、現金支給の他に、やはり地域通貨の方と組み合わせるというのは、メリットもあるし、もしかしたら協議していく上では、デメリットも発生して、最終的に現金支給といく可能性はもちろん考えられるのですが、検討するというのは必要なのかなと思うのですよね。各課で他の課にまたがらない事業っていうのは多少あると思うのですけど。ほとんどが、横の連携っていうのをとりながら、いろいろな資料を活用したり、いろいろなデータを活用したり、事業を組み合わせて、よりサービスの向上というものを検討するべきだと思います。
町内の活性化であったり、高齢者福祉、子育て、人口の減少対策なども、やはりそういう庁舎内での議論を交わすことで、またさらに事業が深くなっていくっていう部分があると思いますので、それを町民の先頭に立って、検討し、推進していくのが役場組織の大事なポイントなのかなと思っております。
政策的な事業というのも多少あろうかと思いますけど、今一度、事務事業実施に際しては、様々な角度から、検討する、用意をまずお願いしたいと思っているのですが、副町長にお伺いいたします。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。副町長。
〇副町長(西田史明) 今、田村議員からお話があった、いろいろな方法で支給するものについてですね、検討される多角的にということなのですけども。
この事業に関しましては、お祝い金という観点でございますので、我々としては現金で高齢者の方にお渡ししたいと。本来であれば、手渡し等が、いいのでしょうけども、今のご時世でございますので、振り込みで支給をさせていただきたいと、そう思っているところでございます。
田村議員おっしゃるように、いろいろと出産祝い金ですとか、いろいろな部分で、商品券とかでやっている部分もございます。ですが、今回の敬老祝い金につきましては、現金で給付をさせていただきたいと考えているところでございます。
〇議長(山下清美) 2番、田村幸紀議員。
〇2番(田村幸紀) わかりました。3項目目に移ります。3項目目が高校振興会の助成の関係なのですが、26ページ、教育総務費の教育振興費、清水高校振興会補助金のところでございます。
こちらが清水高校の魅力向上と間口対策として、町外からの公共交通機関で通う生徒保護者の負担軽減措置としての一部助成ということで理解しました。
以前、私が予算委員会で教育長に質問をさせていただいたときに、同じ話を実はさせていただいていて、その時は教育長は、高校の魅力っていうのはお金ではないと、交通費の支給はその時考えていないと答えられておりました。全くその通りだなと思って、お金に替えられない子供たちの体験とか経験というものを与えるっていう価値というのは高いのだなと、そういう方向に進むのだなというところで理解をしていたのですが、その後、今回交通費助成の決断にいたった理由ですね。他の魅力向上の検討の結果、交通費助成っていうところに踏み切ったのかどうかというところをまずお伺いいたします。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。教育長。
〇教育長(山下 勇) 田村議員が今言われたように基本的な考えが変わっていません。やはり魅力化が一番大事でそこに清水高校でぜひ学びたいという魅力が一番の大事だと思っています。
ただ今回ですね、この1年間の中で、かなり交通費が上がったのですよね。3倍ぐらい上がっていて、現在の在校生がですね非常に通学する子にとっては非常に家庭に負担が大きいというようなことで、それだったらやはり全額はできないけれども一部でも負担軽減をしてですね、家庭の保護者の軽減を図りながら、通う子供たちの生徒の学びの確保をしていきたいということで考えて、今回新たにつけさせていただきました。
今言ったように、一番の基本は通学費があるから、子供たちが来るわけではないので、とにかくそれはもう原点はやはり高校の魅力化を大事としながら、今言ったように通学費が大きく上がったのでその保護者の負担軽減のために、今回、一部ですけども調整させていただくという考えに至っております。
〇議長(山下清美) 2番、田村幸紀議員。
〇2番(田村幸紀) ありがとうございます。お金の助成っていうところで今とどまっているのですが、その後、今各議員も高校振興の話いろいろ検討したり、あと厚生文教常任委員会でも、もちろん所管なので、高校振興というのは、十分検討を進めて町に提言させていただいてる部分がございますので、あとは予算との絡みなのですが、予算が潤沢にあるのならば、どんどん上乗せするっていうのはもちろん、別にいいとは思うのですが、そうではないので、その時々で様々なものが出てきて検討するときに、常に、オンしていく、上乗せしていくっていうことではなくて先ほどもお話したように、取捨選択で事業の強弱というものは検討しながら、財源というものはある部分があるので、そこは十分理解して検討していっていただきたいなというところが2点目でお伺いいたします。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。学校教育課長。
〇学校教育課長(本田雅彦) 潤沢な財政ではないものですから、その辺は長期的に清水高校の助成を支援していきたいと言うことを考えておりますので、取捨選択をしながら事業のスクラップアンドビルドを高校側ともですね、協議させていただきながら進めていきたいと思っております。
以上です。
〇議長(山下清美) 2番、田村幸紀議員。
〇2番(田村幸紀) この項目3回目の質問なので少し尻すぼみになるかもしれませんが、高校進学を選択するきっかけの保護者の負担軽減というところで交通費の助成があるというところの考えは十分理解しております。
清水高校に進学を希望をして、公共交通機関、JRで清水高校に通う子、清水にある下宿に通う子。これは下宿に通う子は助成の対象というか、検討には入らなかったのか、交通費が高騰しているから交通費というのは何となくわかるのですが、清水高校に通いたいという町外のスクール保護者の負担を軽減するのであれば、JRとか公共交通機関で来る子以外にも下宿に入られる子というのもいると思うので、そちらの方も対象となるべきではないかなと思いますので、そこを検討していなかったら検討していただきたいというのを3回目の質問といたします。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。学校教育課長。
〇学校教育課長(本田雅彦) 管内の町村でも一部下宿代を助成しているところはあるのですけれども、うちの町、下宿されている方は主にアイスホッケーの方が多いのかなと思います。
アイスホッケーの部分につきましては、いろいろな部分でこの振興会を通じて助成させていただいている部分もあるものですから、今回は今まで導入していなかった町外からの遠距離通学について、強化していこうということで補正予算を提案させていただきました。以上です。
〇議長(山下清美) 他に質疑ありますか。1番、山本奈央議員。
〇1番(山本奈央) 3項目質問させていただきたいと思います。まず10ページの企画費の11番、役務費のところで、まちづくり資料デザイン料ということだったのですけれども、すでに今清水町にはいろいろなパンフレットが存在していると思うのですけれども、こちらまたまちづくり資料ということで、そのパンフレットとはまた別のような、形で何かを発行するためにされることなのかを伺いたいです。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。企画課長。
〇企画課長(鈴木 聡) 今回、補正を提案させていただきましたまちづくり資料デザイン料につきましては、今後いろいろな企業版ふるさと納税ですとか、いろいろな企業様へのアプローチなり、町外に向けてこれからいろいろなアプローチをかけていく中で、いろいろなこちらからの提案事項も踏まえてそういう、簡単に言うと提案書的なものをですね、作っていきたいと考えてございます。
その中でやはり、提案する上においてはですね、やはり見やすさ、あとインパクトなどがありますので、そういうところのデザインというものを作っていきたいと思っていますので、作成の料金と考えてございます。
〇議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
〇1番(山本奈央) これからふるさと納税に力を入れていくということで、新しくデザインをして、今まであったものは使わずに新しいものを作るということがわかりました。
2項目目に移ります。委託料なのですけれども、12番委託料で認知度調査業務委託料のところだですが、事業シートがないので、わかる範囲でお聞きしたいと思うのですが、5,500千円っていうのは結構高額な金額だと思いますので、どういった基準で委託先を選定したのかを伺いたいです。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。企画課長。
〇企画課長(鈴木 聡) 今回認知度調査を行います委託先につきましては、これから最終的な選定作業に移らせていただいていただきたいと考えております。
その中で今回業務内容としては全国を対象としたWeb調査。あとそれを調査に基づく結果の分析というようなことになりますので、そういう分析能力ですとか、調査能力のある会社を選定していきたいと思っておりますので、これは道内、全国それぞれに所在する事業所を今考えてございますけども、今後はそういう能力を持った事業所と契約していきたいと思ってございます。
〇議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
〇1番(山本奈央) 他の町なども参考にしてこの金額っていうのは割り出したのかどうかを伺いたいです。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。企画課長。
〇企画課長(鈴木 聡) 今回、補正予算提案するに当たりましてそういう事業を行っている事業者に、参考見積りという形でこちらからこういうような事業をやる場合についてはどの程度費用が必要かという形で、参考として見積りを取った上での提案となってございます。
〇議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
〇1番(山本奈央) アンケートをとっていく中で、全国ということだったのですけれども、町としてはどのような対象年齢のところを狙ってアンケート調査していくのか、またどれくらいの期間で、調査を終えて次の行動に移していくのかというのを伺いたいです。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。企画課長。
〇企画課長(鈴木 聡) 今回、認知度調査する対象としましては全国のあらゆる年代を対象としたいと考えております。ただ、5歳10歳という若い方は少しまた別になりますけれども、この、スポット的に小さな範囲を定めてということではなくて、あるあらゆる世代を対象に、客体数については、千人程度とは考えておりますけども、今後委託契約がなった際の契約先と、よくよくその成果として上がる客体数も相談していきたいと思っておりますので、そういう形で進めていきたいと思っております。
期間的には、このアンケートというか、認知度調査した結果も踏まえて、住民の皆様といろいろな意見交換の場を持ちたいと思っておりますので、1、2ヶ月程度で終わって中間報告ができるようなスケジュール等を考えてございます。
その後、最終的な事業報告については年度末までかかるかとは思いますけども、そういうようなイメージでこの調査というものは進めていきたいと思っております。
〇議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
〇1番(山本奈央) 3項目目に移ります。13ページの民生費の1項3目の老人福祉費のところで、敬老祝金のところなのですけれども、過去2004年までに敬老祝い金を出していて2004年に廃止している事業だと思うのですけれども、またこちらの事業は復活する理由をよろしくお願いします。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。
〇保健福祉課課長(石川 淳) 以前、敬老祝金やっていたのは私の方でも調べてわかっております。どうしても財政状況などを踏まえた中での当時、廃止というか中止の決定があったと思います。
現在ですね、今回提案させていただいた復活というか新たにと言っていいかもしれません。そのような感じで敬老祝金、今回提案させていただいた次第ですけれども、こちらについては、以前ももしかしたらそうだったかもしれません。以前の状況がはっきりしませんので、はっきりは言えないのですが、現状も高齢者の皆さん、これまで地域社会に貢献されてきたことを深く感謝して、そのご長寿を祝う趣旨というところで、今回継続的な持続的なところも踏まえて、88歳と100歳を基本として敬老祝金を改めて創設させていただいいただきたいという提案でございます。
〇議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
〇1番(山本奈央) 詳細はわからないのだけれども、財政状況が悪くての関係で2004年にはやめているだろうということだったのですけれども、財政の状況が良くなったから、また町内の先輩たちにもう一度敬老祝金というのを始めるということでよろしいでしょうか。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。
〇保健福祉課課長(石川 淳) 今お話したとおりですね財政状況の話は、先ほど来いろいろなところで話が出ているとおり、そこまで財政が良くなってきているかというところは、こちらとしてもそこまで把握しないところですけれども、現状、今回敬老祝金、あくまでも今まで礎を築いてきた皆さんに、祝金という形で給付をさせていただきたいというところでございます。
この祝金をすることで、地域でも長寿のお祝いができるといったところも踏まえて、今回老人福祉基金を財源とさせていただきます。
老人福祉基金につきましては、町内の高齢者の施策のために積み立ててきた基金でございます。そちらを充当する形でこの事業を進めさせていただきたいと思ってございますのでよろしくお願いいたします。
〇議長(山下清美) 財政状況の関係で追加の答弁ありますか。総務課長。
〇総務課長(藤田哲也) 事業を今回新規として出させていただいております。経過につきましてはただいま山本議員からあったように、本町基金が枯渇をし、職員の給料そして各町民団体への補助金、いろいろなものを削減するという見直しをですね、平成14年から約6年7年ですね、平成21年までですね、行財政実行プランとしてかなりの削減を行ってきた経過がございます。
当時の財政状況というのは大変厳しくて基金は30億円台を切り、何年か後には底をつくのでないかというなこともあったし、その際には大きな施設、今はなくなってしまいますけどもスキー場ですとかそういったような大型施設についても、廃止をするとかっていろいろな取り組みをしてきた経過があります。その中でそういった経過も踏まえて敬老祝金については、私今手元に資料はないのですけども、そういう流れの中で廃止の経過があったと思ってございます。
ただ今回、新町長の中でいろいろな政策ヒアリングをしていく中で、管内の敬老祝金の情勢といったようなものも担当課の方から予算要求に合わせて説明があり、そういった中では77歳、88歳、99歳、100歳と、それぞれ敬老の祝いの年にこういった祝い金を出している自治体、これはかなり多いというのが現時点でもあるということも踏まえ、さらに88歳以上ということで77歳のときには、祝い金出してる町あるけども清水町88歳でそこは少し我慢というかしてもらおうとか、現状の年齢、長寿命化という中で元気で働いているというような年齢層も上がってきていると。いろいろなことを踏まえて事業の再開を考えようということが基本的なスタンスです。
その際に、財政状況については現在の基金については約40億円台で推移をしておりますので、先ほど田村議員からのご質問に答えたように、厳しさは何も変わっていませんし、これから尚、一層厳しくなってくるのだろうなというところはございますけども、廃止した情勢の財政状況とは異なっていると、好転しているという認識でございます。
また、老人福祉基金につきましては、1億円程度の基金の積み立てがございます。
この基金につきましては、目的基金として老人福祉のために使って欲しいという寄付を受けて、積み立てをずっとしてきたものでございます。
毎年、介護保険事業の介護のおむつの給付事業に150万から200万程度取り崩しを行って、予算組みをしておりますけども、いわゆる、指定寄付を受けた方がかなり溜まってきている。逆に言えば、そういった寄付をいただいた方のお気持ちにこたえていくということも必要な部分があるので、老人福祉権を活用したというところでございます。以上でございます。
〇町長(つじ 康裕) 今回敬老祝金の復活の趣旨について、私の方から説明させていただきたいと思います。
今回の復活はですね、単なる金銭的支給だけをですね、目的としたものではないです。長年にわたって清水町に暮らし、地域づくりに貢献されてきた高齢者の皆様へ町としてのですね、敬意と感謝を表すものであり、長寿のお祝いとして町全体でですね、その節目を祝う文化を育てていくことを、目指しております。
具体的にはですね、平均寿命男性は81.09歳、女性は87.14歳なのですけれども、女性の平均寿命87.14歳を超える、88歳を目標値として、88歳を祝い、そしてまた、人生100年時代のですね象徴である100歳を迎えられた方に対して、この88歳100歳をですね、ありがとうとおめでとうをまちぐるみで贈る制度としたいと思っております。
特に100歳での10万円支給は100歳を目指す希望のメッセージも込めております。
この制度は、単なる敬老の枠を超えて、高齢者自身の誇りと生きがい、家族や地域への感謝の広がり、そして町民全体が人生を称える文化に触れる機会となるものだと私は考えております。
最終的に私たちが目指すのは、ただ長く生きるだけではなくて、健康に楽しく地域と繋がりながら生きる、そういったことができるまち、すなわち長生きするほどうれしいことが増えていくまちだと考えております。
清水町を人生100年時代の先進モデルとして、全国に誇れる長寿の町として育てていく、その第一歩として、この制度を位置付けているところでございます。
さらにはですね、長寿を喜ぶこの取り組み、そしてこの先には健康寿命をいかに伸ばしていくかについても考えながら進めていきたいと考えているところです。
〇1番(山本奈央) 私も清水町の大先輩方にはとても感謝してるし、これだけ綺麗なまちがあるのは、先輩方が頑張ってきてくれたおかげですので、100歳になっている方も88歳になっている方も、先輩であればもう、とても尊敬してるしお祝いしたい気持ちももちろんあります。
ですが、老人への基金は積んであるということだったのですけれども、財政状況としては変わらず厳しい面があるということでした。
そこで2004年に1度廃止している事業ですので、そこから金額がその時にわからないのですけれどもそこの調整をした上で、財政厳しいということでありますので、清水町の中で、今あるお祝い金を配るとしても、田村議員と質問をかぶるかもしれないのですけれども、町のお金として、清水で経済を回すきっかけになればいいなと思いますので、なぜ現金なのかというのをもう一度伺いたいです。お願いします。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。
〇保健福祉課長(石川 淳) 先ほど、副町長の方からもお話がありました現金支給でという話をさせていただいたかと思うのですけれども、今後持続をしていく、この敬老祝い金の継続をしていくという中でですね、当然その辺の検討も踏まえてまいるとは思いますが、現状今の段階では、それぞれ皆さんの生活実態やいろいろな状況もありますので、そういった意味で幅広く自由と言ったらあれですけれども、いろいろな面で祝い金を利用できるように現金の支給とさせていただいて、今回は提案をさせていただいたところです。
ただ、今後に向けてはまた改めて継続していく中で協議はしていく必要があると思っていますので、そのように進めてまいりたいと思います。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
〇議長(山下清美) 他に質疑ありますか。質疑あるようですので、ここで休憩をいたします。午後1時再開いたします。
(午後0時02分)
休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後1時00分)
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〇議長(山下清美) 質疑を続けます。3番、只野敏彦議員。
〇3番(只野敏彦) 4項目にわたって質問させていただきます。まず1つ目、敬老祝金支給事業、先ほどからここに関して質疑が出ているのですけども、町民の声を聞くには、やはり今財政的にどうなっているのだ、この事業を本当にやっても大丈夫なのかという声を聞きます。
先ほど答弁の中で、財政的な話が保健福祉課長と総務課長と、町長が答えられたと思うのですが、私の聞いた認識では、総務課長がそんなにいいわけではないし、厳しいというような発言をされたのではないかなと思います。
それで、基金が10億今回取り崩しということで、例年よりすごく多いような感じがするのですけれども。例年と比べて、どのぐらい増えていて、その部分においては財政的に、負担ということには考えていないのか、まず、1つ目の質問といたします。
〇議長(山下清美)答弁を求めます。総務課長。
〇総務課長(藤田哲也) 当基金の繰り入れの例年より多いということのご質問でございますが、令和6年度の当初予算におきまして、基金の繰り入れを行った金額、これらの財政調整基金と減債基金の繰り入れにつきましては、予算書上は一般財源として取り扱われているとこでございますけども、それも繰入金という種別に整理をしてさせていただくと、869,000千円でございます。
令和7年度当初予算は骨格編成さらにその後本定例会までの政策的予算というもの補正を行っておりますので、いわゆる肉付け後予算という我々呼ぶのですけども、7年度の当初予算に政策的予算を加えた予算総額が実は9,390,000千円になってございます。そのうち、基金の繰入額は1,035,000千円でございます。約160,000千円強増えているということでございます。率については19.1%。前年度対比で、単純に繰入金の部分だけを入れれば増えているということです。
ただ寄附金の財源として当初予算でどう扱っているかというところの違いがあるということがございます。
令和6年度当初予算では、いわゆるいきいきの寄付を収入をまっすぐ各事業の財源に充てるという予算編成をしてきているという部分がありますけども、7年度予算については骨格編成だと肉づけ予算の中では、1度基金に寄付が回って基金繰入金できているという部分なので、繰入金だけで、その部分が影響があるかないかという判断はなかなか難しいというのが、財政的な部分なのかなと思ってございます。
いずれにせよ財政的に余裕があるのかというとそれは余裕はないですよと、先ほど来、答えたとおりですけども、繰入額が今回、現状の予算の中で10億を超えているということが、この各種事業をやるやらないということでそこだけで判断するものでもございませんし、全体の予算の中つまり公債費の償還であったり、経常収支であったり、いろんな点を考慮する中では十分当然財政運営をやっていけるという判断のもとに予算の提出をさせていただいているというところでございます。以上です。
〇議長(山下清美) 3番、只野敏彦議員。
〇3番(只野敏彦) 多分財政的な話になると、やった後、来年度の予算委員会もしくは9月の決算審査。その時にどのぐらい減ってっていうのが正式にわかるかと思うのですけれども。
やはり今の段階からそういうことを鑑みて、やっていっていただきたいというのがやはり町民の声ですし、先ほど町長が、お金のためではないという話だったのですけれども。お金のためではないというのであれば、この1600万も使う必要はないのではないかと。
何か違う形でもう少し高齢者の敬意に値するようなことはできるのではないかと思うのですけれども。その点についてはいかがでしょうか。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。総務課長。
〇総務課長(藤田哲也) ご質問にお答えいたします。いわゆるこの1600万円の予算のうち、88歳と100歳に充てられる予算は3,350千円でございます。89歳からの部分、いわゆる経過的措置として流れる限りっていう部分が約13,000千円ということでございますので、例年ベースっていう考え方で申し上げますと、毎年3,500千円程度の敬老祝い金が予算計上していくことに次年度以降になるということも踏まえて予算の編成になってございます。
また、高齢者福祉の中だとか、いろいろな企画分野とか、農林業はいろいろなことがあるのですけども、その中でどの事業にいくらの予算を充ててくると振り分けていくのか。これ、非常にバランスが大事だと思いますけどそれを最終的には町長の方がご判断をいただくという中で、予算編成を進めているところでございます。以上です。
〇議長(山下清美) 3番、只野敏彦議員。
〇3番(只野敏彦) この件に関してはもう1つになってしまったのです
けども、先ほどから現金支給ということは、いろいろ質疑の中に出てますけども、私も商工業者の立場でいくと、本当に今、朝から晩まで働いても、財務管理や経営戦略が間違えれば、80年90年営業していても、廃業、倒産ということになってしまいます。そういう事業者があるということを前提に、やはり町長の先ほどの執行方針でないですけども持続可能なというところが、商工業の中5行ぐらいしかありませんでしたけど、その部分で話されておりましたけども、やはり町内にお金を回るっていうところであれば、特に今は、米の問題とか非常に皆さん、物価高で困っております。このお金を持って帯広に行ったり、100歳の人が使うっていうよりも本当に子供や孫やひ孫が使うということになると思うのですけども、そこの不公平感っていうかそういうことも町民の中では出てきますけども、できれば本当にそういうお金を町内でまわしてもらえる、経済的な発展をできる、そういう考え方は、改める考えはないのでしょうか。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。
〇保健福祉課(石川 淳) 先ほど来からお話いただいてる商品券等の考えはないかという話でございます。
今回、今年度は88歳以上の方に敬老祝金ということで渡すことになってございますけれども、実質先ほど只野議員もおっしゃられたとおり、ご家族がお使いになるというところも考えるところという話でした。そういった意味も含めましてですね、まず何よりも受け取られる方のご事情、生活の状況、中には施設に入ってらっしゃる方、そういったところも踏まえると、現状商品券とあわせてとか商品券でという形よりは現金給付を優先してという形にさせていただいたところです。
必ずしもその商工関係を、見ていないとか、そういったところではなくですね、そういった部分も含めて町内で使っていただければと思うところもございますので、そういった意味も含めまして現金給付とさせていただいているところでございます。よろしくお願いいたします。
〇議長(山下清美) 副町長。
〇副町長(西田史明) 先ほど私の方からもご説明させていただいたのですけれども、この事業につきましては敬老のお祝いというような意味合いがございますので、現金で給付をさせていただいて、できれば本当は手渡しをしたいと思っているところでございます。
100歳以上を迎えられる方についてはですね、今年度も町長の方から現金をお持ちして、お祝いを述べさせていただきたいと考えておりますので、そういった趣旨をご理解いただきたいと思います。
〇議長(山下清美) 次の質問を受けます。3番、只野敏彦議員。
〇3番(只野敏彦) 今のところで3問目終わってしまったので次の項目に移ります。
私は本当に財政の観点から、町民の声を届けていると思っております。本当にこういうようなお金を今までなかったので、喜んで欲しいという気持ちは非常にわかるのですけれども。これだけ上がっていって、やはり財政的にどうなのだという町民は本当に危惧しております。
それで、次の敬老会事業、これは紅白饅頭の増量に伴い単価を580円からⅯ
1,000に円増額というところなのですけれども、これは少し言いづらいのですけども、私が本当に商売として、いつも出している饅頭なので、うちの他にもう1事業者があるのですけれども。やはり財政のことを考えると、これも本当にだんだんもう原材料上がっていくから小さくなってくっていうのはもうどうしようもないですよね。そうじゃないとペイしないので。でも、やはりそれだけ39万でも上がっていくっていうのは、これ本当に財政的にも、なかなかそういうことは今まででもこの金額でもいいのではないかと、事業者としてはそうは言わないすよ。事業者としては、今回滋賀から帰ってきて議員研修があったのですけども、課長が何回も来ていただいたので、その時にはもう急いでいるのでということでやりますって即決したのですが、いろいろ町民の声を聞いたり、本当に自分でも考えると、でもこれは今までどおりでもいいのではないかと思っていて、事業者としてはこれ一存、私の一存では決めれないのですけども、何か本当にそういうことをしていかないと、財政で、もう大きなものを建てたからだけではなくて、本当に小さい積み重ねっていうところもあると思うのですよ。
やはり違う形で喜ばれるっていう方法を考えるべきだと思うのですけども、いかがでしょうか。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。総務課長。
〇総務課長(藤田哲也) ただいまのご質問、紅白饅頭ということの中でご質問いただいていることでございますけども、財政に関しての考え方ということなのかなと思いまして私の方からお答えをさせていただきます。
議員がおっしゃるとおり、1つ1つの積み上げたもの、金額が大きいとか小さいではなくて、そういったものを積み上げたものが最終的に予算になってくるということでございますので、そういったものをですね、金額は少ないな金額だから、こっちは1,000万円の補正だけど、こっちは30万だからいいとか悪いとかそういうこと額の大きさではなくて1つ1つそういうものを見ていくことが必要ですよっていうご指摘をいただいたものと思ってございます。
それはもうまさにそのとおりと考えているところでございます。
なお紅白饅頭の部分、本来は保健福祉課長からお答えになる部分あると思うのすけど、私前年度保健福祉課長でしたので、この饅頭の増量に関して予算編成の過程で議論した中ではございますけども、やはり一方で敬老会の参加されるご家族がお饅頭を取りに来てくれます。小さくなったねと、私自身町民の方から投げかけられたことありあります。でもありがたいよって。逆に言ってくれた、それでもありがたいよと言ってくる人もいらっしゃっていて、やはりその町が敬老を祝うということについて伝わってくれているのだなということを思っていたところです。
今回につきましては物価高、やはり業者も昨年と小さくなった通り昨年と同じ大きさを維持するだけでも相当厳しいだろうなということは踏まえた上で、饅頭の大きさについても検討を重ねたということでございます。
最終的には増量して、一定程度77歳以上の方にお配りする饅頭1,000千個程になるのですけども、それについてはお饅頭という形ですけども、敬老を祝う形の部分で少し大きさを入れて、お伝えをしたい、そういう町の気持ちをお伝えしたいということで予算編成をしたところでございます。
〇議長(山下清美) 3番、只野敏彦議員。
〇3番(只野敏彦) 今の話は、私もなかなか少し言いづらいところはあるのですけれども、やはり財政を考えていただくということが小さくても、大事だっていうところだと思うのです。小さくても大きくても、満足度合いは、そうそう変わらないのではないかと作っている方が言うのはおかしいのですけども、でもその事業でそれだけの金額をつけてというのは、一事が万事そういう方向になっていくのかなと危惧しますので、そこら辺は本当に少し考えていただきたいなと思うのですけれども。
事業者がうちだけではないので、なかなかそうならないと思うのですけれども。やはり、小さくても満足できるっていう、あることが大事だと思うので、そういう検討はないのか、もう一度お伺いします。
〇議長(山下清美) 町長。
〇町長(つじ 康裕) 只野議員のご懸念は非常に理解はできるのですけども、1年に1度のお祝い。そして1年に1度ですね、町からですね、町民の人生の先輩に対して向き合う大変貴重な日ですから、その時には笑顔になっていただきたいという感謝のことを示す形だと思っております。
1つのこと、挙げ出したら財政のこときりがないのですけども、私の方針としては、ふるさと納税ですとか、町の方で努力して、伸ばせるものは伸ばしていきたい。その中で、財政ということもきっちり考えながらですね、運営をしてしていきたいと言うことは、1丁目1番地ということで念頭に入れているつもりでございます。
しっかりとこのいただいたご指摘をもとに町政を運営していきたいと思っております。
〇議長(山下清美) 3番、只野敏彦議員。
〇3番(只野敏彦) 町長が変わるとやはり考え方も変わるのはわかるのですけども、私も町民としての立場として、あと事業者の立場としては、総務課長も前は保健婦保健福祉課長だったからわかると思うのですけども、もっと削減という方向の方が非常に何十年もやってきて多かった感じに私は思っています。
今こうなって、事業者としては非常にうれしいことなのですけど、これ議員として町民の声として聞いた場合には、本当に大丈夫なのかというのも1つにはあります。
次の項目に移りますけども。認知度調査の部分もここにやはり550万かかると。
これからこれをやっていってどういう成果っていうのが本当に見えない中で、先ほども質問も出ておりますが、これをやって、今は調査なのだと。調査なのだけど、ここから本当にどういう効果が出て、そして金額的にはどのぐらいの花が咲くのか、今町長いろいろなところに出張行っているという話はよく聞きます。東京行ったり大阪行ったり神戸に行ったりしていて、町民からも、そこの効果はどうなのだという話は聞かれますけど、まだ聞こえてこないので、まだ今行っている段階でこれからなのではないですかという話はします。
ここにおいてはこの550万かけてどのような感じで、花を咲かせて金額的にはどのぐらいの効果があるのかっていうのを、頭の中にあるのでしたら教えてください。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。企画課長。
〇企画課長(鈴木 聡) 今回550万という調査費用でございます。
まず目的としては、清水町というものの今の価値、周りから見られているものをですねきっちり把握するということがまず大切だと思っています。その上でそれの結果を踏まえて我々は町長の想いでもある町名変更ですとか、その他いろいろな商品特産品の今後のプロモーションへの利用ですとか、いろいろ結果を使う場面というのは増えてくるかとも言っております。その上で全体的な清水町という地域ブランドをですね、どう確立してこれを全国に広めていくかということをこれからは考えていくべきだと思っていますし、ただ、議員おっしゃる最終的な効果の額についてはこれからいろいろな戦略を組んでいく結果になってございますので、具体的な数字っていうのは今、我々私の方から申せないというのが現状でございます。
ただ、今以上より上を目指していくという気持ちを持っているということはご理解いただければと思います。
〇議長(山下清美) 3番、只野敏彦議員。
〇3番(只野敏彦) やはりそういう、金額的な効果っていうのはまだわからないっていうことですよね。
本当に何度も言いますけども、財政的にチャレンジするのは大事なのですけれども、そこに対して本当に見込みのあるところにチャレンジしてくっていうのが大事なところなのではないかと。
特に本当に財政が潤沢であればそういうとこもできるかと思うのですけども、本当にさっき言ったように民間でも一方経営戦略間違えば、廃業倒産となると、いうところであれば、北見市が今財政難っていうのは、やはりそういうどこかの積み重ねでそうなっていったのではないか。
多分、市庁舎建設がっていう話は出ますけども。そこもありながらの、やはりいろいろなところがあってっていうところでいけば、本当に財政のことを考えてこれからもやっていっていただきたいと思うのですけども、そこの点について町長のお考えをお伺いします。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます町長。
〇町長(つじ 康裕) まず、北見市の関係についてはですね、我が町と背景が違います。
合併に伴いそういった財政負担が大きくなったことが1つの原因だということで、この清水町にあたってそれはまた違った解釈というかことに背景になるかと私は思っております。
あとですねマーケティングをする、これは民間においても、まずはどういった現状があるのか調査をするということが、一番最初に考えられることです。その調査をもとにですね、どう会社としての運営を、的確に打っていくのか、これは民間企業でやってることだと私は理解しております。
行政においてもですね、我が町の清水町は全国的にどれほど知られているのか、また十勝のブランドもですね、清水町と同時にどれくらい知られているのか。
これをまずは調べて、ではどうしたらいいのかという判断材料になっていきますし、また町民の皆に示す客観的な材料になっていくと思います。全く調査をしないで、そして施策を打っていくっていうことは、非現実的であると私は考えていることから、今回の調査をしようと思っております。
〇議長(山下清美) 3番、只野敏彦議員。
〇3番(只野敏彦) いや、マーケティングは当たり前だと思うのですよ。民間でも。でも民間の場合は、やはりそこに費用対効果考えまして、費用かけるけど効果はどのぐらいあるのだっていうことをまず先にあって、そしてその事業に取りかかる。そのマーケティングをするっていうところは私は普通だと思っています。
でも今効果的にどのぐらいのものになるかは、わかってない段階でマーケティングって言っているのは違うのではないかなと思うのですけども。
やはりそういう効果がこのぐらいあるよっていうことをまず目指してからっていうのがないと、何でも事業に取りかかるときに、やってみようっていうだけでは、やはり生き延びていかないのではないかと。
私は本当は民間はそういう考え方ではないかなと思いますけども。町もやはり財政的には同じだと思うのですけども。いかがでしょうか。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。総務課長。
〇総務課長(藤田哲也) マーケティングという部分でございます。ただいま町長から先ほど答弁あった部分としては、まずやはり調査をし、把握をし、そして戦略を練るっていう上では、民間であれ、行政であれ、これは必要なこと行為ですよということかと思って話があったということでございますし、私もその考えのもとで予算編成をしているところでございます。
また、認知度調査の予算担当課である企画課の方ともですね、この今回の調査の中身の方でいろいろな打ち合わせをしていますけれども、具体的にじゃあこれをやったらこれだけの経済効果を生むのかっていうのはこの調査をしたから、これだけ出ますよっていう数字は逆に出しようがないと思ってます。
そこから次何をやるかっていうことで、その先に効果の数字を見てくるのだけども、何をやるかっていう取捨選択をしていくこと、それを最終的に方針を決めていくこと、戦略を練ることっていうのは、そのための前段行為だと理解をしているところでございますし、今回の調査から得られてくるデータっていうのは、行政運営だけでなく、例えば清水町とか清水って言葉を聞いたときに、どんなことを、東京の人は思うのか、関西の人はどう思うのか九州の人はどう思うか東北の人はどう思うのか、いろいろなところで違いが出てくるかもしれませんし、どんなものをイメージされるのかということをもし聞けば、それに対する答えが出てくる。もしかしたらそのデータというものを広く行政運営だけではなくて、商工業者であったりとか、農林業者であったりそういう方にも出すことで、こう思われているならこういう打つ手があるかもしれないという発想がそこからまた町民だったら生まれてくるかもしれないということも期待できるのではないかと思っていますので、今回の調査につきましてはかなり利用価値の高いデータを取れるということを期待をして調査実施をしていくというところでございます。
なお、財政運営の中ではですね、厳しいからこういう次の施策を打っていくための経費っていうものを削るっていうことは、正直財政サイドとしては、あまり望ましい予算編成ではないのかなと思っています。つまり削る一方の予算編成になってしまうので、新しい時代やいろいろな事業を展開していく中で、その礎となる調査に関しては予算を重点的に配分するっていうぐらいの考え方で、そこの部分については財政運営をしていきたいと財政担当課長としては考えているところでございます。以上です。
〇議長(山下清美) 次の項目。よろしいですか。他に質疑ありませんか。
10番、西山輝和議員。
〇10番(西山輝和) 御影公園の柵のことで聞きたいのですけれども。これだいぶん町民から要望があってこれをすることになったのかどうか、お聞きしたい。土木の2番目、清水公園の柵の新設工事とあるところ。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。建設課長。
〇建設課長(山田寿彦) 西山議員が質問されているのは土木費の中の公園柵の設置改修事業という形で事業費を上げているものであると思いますけども、こちらにつきましては、現在、令和4年度から各公園の外周柵として設置を進めている事業であります。
その一環で、今年度分の補正を計上させていただいているという形になります。以上です。
〇議長(山下清美) 10番、西山輝和議員。
〇10番(西山輝和) 御影公園の広々としたところに、何もすることはないと思うのですよね。町長や副町長もこの間も花見に来てよく体験しているので、わかると思うのですけれど。広々としていて開放感あって素晴らしいところなのに、なぜそれをしなければいけないのかということが、町民からそのように、要望がたくさん来ていて、僕らや、中河さんやコミュニティだとか保育所からね。危険だから枠して欲しいっていうのだったらわかるよ。あれだけの開放感があって素晴らしいところに何する必要がある。総務課長どう考えてますか、ちょっと答えてください。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。建設課長。
〇建設課長(山田寿彦) 建設課長がお答えさせていただきます。
考え方としてはあくまで、道路と公園の区別をつける、それを視覚的に効果を得られるという形を考えておりますので、当然内側の、例えば御影支所との隣接する部分、そして、多目的広場と隣接する部分は、柵等を設置する考えはありません。あくまで道路と面する部分の区別という考え方であります。以上です。
〇議長(山下清美) 地域からの要望っていうのは。総務課長。
〇総務課長(藤田哲也) 開放感がどうかどうかということに関してはですね、担当課の予算が要求上がってくるということなので、総務課としていわゆる先ほど来、複数の議員から財政的な部分のことはあった中で、政策予算のヒアリングとかいろいろなことで最終的に予算編成に財政問題どう考えるかというような観点もあるのですけども、総務課長の方からとご指名がありましたけども、私の立場としては、財政担当課としては、各課の方からの考え方要求、これに対して財政面からの意見を述べさせていただいて、最終的に町長副町長、理事者の方にご判断をいただくということでございます。
今回の公園の部分に関して、財政サイドの理解として申し上げれば、令和4年度から公園の柵設置事業、これを進めてきているという中で、この一環の中で、今回は当初予算が骨格編成だったので、政策予算として、3ヶ所ですけども、事業が上がったということでございます。
建設課長の方から、従来のとはお話がありますけどその中での流れということでございますので、それ以上の部分については私から答えることではないかなと思います。以上でございます。
〇議長(山下清美) 10番、西山輝和議員。
〇10番(西山輝和) 言うことわかるのですけど、我々使う身としてですね、ボランティアでいつも、花火だとか花見だとか、イルミネーションだとかって軽トラで運んでいってもですね、そこに柵つけられたら、今度ぐるっと回って、芝の中に軽トラが入っていくことになるので、本当に使いづらくなってしまうので、今の歩道がすごく幅広くてね、十分に使い道あるのだから何もそこまでしなくてもいいのではないかと思うので。ちょっと不思議で、町民からとかねいろいろ商工会とかから要望があるのだったらこれは仕方ないけれども、我々使う身としても、非常に使いづらくなるのでやめて欲しいなっていう願いです。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。副町長。
〇副町長(西田史明) 令和4年から公園の柵については順次計画的にさせていただいているところでございます。御影公園につきましても、確かに、おっしゃる通り開放感のあるところにはなっているのですけど、本当に30センチ程度の柵なのですよね。つけるとしても。今議員おっしゃるようにその通路の部分は設けませんので、本当に少し区分する。例えば小さい子供が道路側に行くと飛び出るのを防ぐための、そういった本当にそんな大きいものではないのですけどそういった柵ということでご理解いただきたいと思います。
〇議長(山下清美) 次の質問を受けます。他に質疑ありませんか。
6番、鈴木孝寿議員。
〇6番(鈴木孝寿) 本当は3問ぐらいの予定でしたが、私が議長に複数重なっていますよって言ってもそのままいってしまうので、私も皆さんと同じ質問をしたいと思いますけど。よろしいですね議長。6問ぐらいにしたいと思います。
まず、敬老祝金。ここ、僕は商品券にしてはいけないと思いますけど、商品券の方がいいというご意見がたくさん出ています。なぜ商品券になったか今一度お聞きしたいと、こんな質問していいですか。こうするとさっきと全くダブっていきます。私、一般質問を持っていますけどこれまたダブりそうと思っていますけど、止めるなら止めてくださいね。同じ答えを求めているのだったら止めてくださいって判断して欲しいのですけど、なぜ商品券ではないのですかという質問していいですか。いいのですか。何回やってもいいみたいなので、ではもう1回商品券にしない理由を教えてください。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。
保健福祉課長(石川 淳) 何度も同じ答弁になってしまって大変申し訳ないのですけれども、先ほど来お伝えしているとおり、現金で支給するという形はお伝えしているとおりです。
こちらにつきましては、あくまでもですね長寿のお祝いという形を町としてお祝い金という形で表したいというところでございます。
先ほど来、お話しているとおり受け取られる側のご事情等も踏まえながら、現金給付という形を決めさせていただいたわけですけれども。現状88歳以上の方というところでございます。
なかなか生活スタイル等も踏まえると、あと施設入所等も踏まえると、現金給付をすることがいいのではないかということでこちらの方で補正予算として提案させていただいたところでございます。
〇議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。
〇6番(鈴木孝寿) 僕、この質問する前に本当に議会の状態がもう普通ではないなと思っていますけどそれについては、後々、全員協議会でまた話をしたいと思いますね。
僕はずっと現金の方がいいと思うのです。これはやはりお祝い事なのですよ。こんな本当にお祝い事と感謝することなのですね。これ、こういうときに僕は商品券っていうことには絶対ならないなと思っています。 3万円と10万円。本当に100歳の方に、でもその方は誰が使うのか、商品券の方がいいだろうという意見も出ていますけれども。それに伴ってね、いろいろな例えば孫のいる人、ひ孫がいる人みんな寄ってきておめでとうっていうような、そういうやさしいまちづくりするためにもね。お金払えって言っているのではないけど、我々がそういう気持ちで接していくっていう気持ちが本当に大切なのかなと思っています。子供を産んだら本当に子供を育てて本当にありがとう。でもね、年寄りはもう先短いからいらないのだよっていうような、うがった見方したらそんな質問なのかなとも聞こえてくるので、僕はね。年配の人はもう先ないから、お金払う払わないではなくて、だったらそこに払わないと駄目だというのだったら、もう全体的に見直さなければならないという感じだと思うのですよね。
この町のやはり小さな子供から老人の皆さんまでね、お年寄りの皆さんまで本当に感謝をしてこの町に住んでくれてありがとうっていう意味で、絶対にこれは現金にして欲しいし、本当はね、振り込みではくて、手渡しが一番いいけど、数的にはそれは不可能だから、そんなことやったら選挙目的とかと言われてしまうのだから、そうではなくて、やはり感謝の気持ちでやって欲しいなと。これに伴ってね、88歳は別としても、100歳の方には感謝状とかというのは添えて出すとかっていう考えは今のところあるのかないのかお聞きします。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。
〇保健福祉課長(石川 淳) 今、感謝状等というお話ありました。100歳になられましたら、国の方から祝い状並びに記念品銀杯ですけど届きます。それらと重なってしまう部分もございますので、現状では祝い金のみという形でお話をさせていただいたところです。
〇議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。
〇6番(鈴木孝寿) 5人かな。100歳以上はそうですね。5人は町長行かれる予定あるのですかね。5人ぐらいだったらぜひご家族といる中で、もしくは施設だったら施設の中でも構わないのですけど、5人ぐらいだったら町長自ら相手方が許せる限りやはり感謝の気持ち、言葉だけではなくね、5人ぐらいだったら僕はできないことはないのではないかなと思うのですけど、そういう気持ちあるかないかお聞きしたいと思います。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。町長。
〇町長(つじ 康裕) 100歳は記念すべき年齢でございますので、できる限りですね、要望があれば出向いて町として感謝を申し上げたいと思っております。
〇議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。
〇6番(鈴木孝寿) 2つ目の質問に行きます。敬老会の食糧費、先ほども何度か質問出ていましたけど、紅白饅頭。僕ね、もう小さかろうが大きかろうが僕はこういう祝いの時だからこそ出すべきだと思っているのです。本当に1年に1回の感謝の場、でこのまま今まで続けてきたので。でね、僕も言っておきますけど、商品券派ではないです。商品券でもいいのだけど。できれば現品を大きな、小さくてもいいのだけど、紅白饅頭ってのが大事かな。この先ほどから言ったように饅頭ごときで議会であんまりやってもいいのかなという。小さい大きいなんてやっていいのかなっていう少し疑問もありますけど、ただやはり商品としてというかこの感謝の気持ちを88、100歳の方だけではなくて敬老を祝うという若い世代を含めて、現役世代も含めて、年配の方に敬意を表するっていう形で、饅頭を出すのは僕は大事だと思うのです。
これ、先ほどの前3人のお話をすると、商品券がいいというようなお話も出ているので、これを商品券にするっていう考え方はあったのかなかったのかお伺いします。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。
〇保健福祉課長(石川 淳) 紅白饅頭をということでいいですね。以前は町民の方からもそのようなお話ございました。ただ、先ほど来お話してる通り、お祝いという意味では紅白饅頭を皆さんに敬老会に来ていただいた方に配布をするというような形で、もう長い期間やってございます。その意味も含めてお祝いをすると、紅白饅頭も今回は増量してお祝いをさせていただくという形で、今年度も紅白饅頭でというところでございます。
今まで議論があったかなかったかと言われると、内部では、町民からの声もありましたので、そこは協議をしているところでございます。
〇議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。
〇6番(鈴木孝寿) そんなの僕にしたらどうでもいい話だけど、長い話になってしまっているので整理整頓をすると、これやはり感謝の気持ちなので、商品券ってことは絶対ないですよ。紅白饅頭も。紅白饅頭が商品券なるのだったら紅白饅頭自体出さないほうがいいのだから、そんな
もう心にもないことをやってはだめだし、僕らはこれを責任持ってお渡しする、そういう気持ちで今後対応して欲しいなと思っています。
もちろんいろいろな考えはあるかもしれません。ただ、これら含めてね、新聞折り込みで今回の議会の中継を見ている方もいらっしゃるし、どういう議案があるのか、何となくわかっていても、町民自体が、今日この敬老会の話をするっていうことはないのです。我々から言う以外はないですよね。あと役場関係者しかない。僕がそのうち何人もいないですよ。せいぜい7、8人ぐらいですけど、やはり確認したところを現金でもらえることが本当にありがたいし、紅白饅頭もまたいただけるなんて本当に一時期から比べたら夢のような話ですよね。でも2004年からっていう話もありましたけど。ほとんどの町村十勝管内といったら半分以上の町村がそういうのを今までやっていてうちの町がもう随分先からなかったっていうことを考えると、それでももらえなく亡くなられた方には本当に申し訳ないなとは思うのですけど。
やはりしっかりとこれまでもね、敬老会は、保健福祉課を中心としてすごく頑張ってやっていたのですけど。おもてなしを含めてね、感謝の気持ち、それは我々もそうですけど、そういう部分のしつらえも含めて、ぜひご自愛いただくようなしつらえをして欲しいなと。敬老会自体は、これが2つ目の最後の質問にします。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。
〇保健福祉課長(石川 淳) 敬老会につきましては、今年度も高齢者の皆様に77歳以上の皆様にご案内をして、9月敬老月間に行う予定でございます。
皆さんで地域でお祝いができるような形で紅白饅頭もご用意する予定でございますので、そのような形で、今後も引き続き敬老会を続けていく形で進めていきたいと思ってございます。
〇議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。
〇6番(鈴木孝寿) 戻りまして10ページ、3款1項6目12番。認知度等調査業務委託料。
僕の大学のときはマーケティングを習ったので、マーケティングで調査をして、その結果もしくは物事について考えていくっていうのが順番であるから、先ほど言われたことについては、そのものに対して何をしていくということを決めた上で調査するというのはこれまた違う、広義の意味ではマーケティングなのだけど、でも、まずは、意識調査をしていくのは一番大切なことで、もちろん、多分ネットを通じた調査とかね。もしくは1,000ぐらいだから、はがきとかそういう話にはならないのかなと、全国だったら。ただ、多分ネット調査とかも含めたやり方になっていくのかなあと想像できますけど、今の段階でわかる範囲でどういう調査方法になるか、まだ細かいところは決まってないのだよねっていうのであればそれで結構です。ただ全国網羅して、どういうところが分かっているのか分かってないのかっていうのもあるけど、でも1,000件って少ないかなっていう気もしないでもないので。その辺、今ね、今わかっている範囲で答えられる部分があれば教えてください。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。企画課長。
〇企画課長(鈴木 聡) 今回を行います調査につきましてはWeb調査ということでインターネットを使った調査を考えてございます。
その中で詳細なアンケート項目ですとか、内容については一応清水町とはっていうのは基本になりますけれども、細かな設問については、委託業者と重々協議してから、細部はつめていきたいと考えてございます。
あと客体数につきましては、今のところ1,000あれば、ある程度のデータがとれるのではないかという思いを持っておりますけれども。
その点も踏まえてそういう専門知識を持っている業者と契約しますので、その見識を伺いながら最終的には決めていきたいと思っております。
〇議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。
〇6番(鈴木孝寿) Webを使うことは大切なのですよ。絶対的にWebで調査をしないとだめだとわかっています。
なぜかというと例えばふるさと納税をやる方は、わざわざ電話して清水町で何やっていますかなんていう人はもういないのです。絶対にWebで調べるのですということは、Webの意識を、やはりマーケティングの基本としないと、今は絶対無理だなと思っています。
それでいったら、今言ったWebで調査するってのは本当に利にかなっていることですので、ただ、1000件っていうのはね、向こうは調べる方はプロでしょうから、このぐらいでも、この件数で大丈夫ですよって言われればそれはそれでいいのですけれど、それが効率的になるような形を、複数社から見積もり取ることなると思うのですが、その辺をしっかり精査して、やっていただきたいと思いますが、今一度質問とします。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。
〇企画課長(鈴木 聡) 今後進めるにあたっては、やはり複数社からの見積もり等を聴取した中で進めさせていただきたいと思っております。
その中でより効果的なものというものをそれぞれ見定めながら、契約の仕様書もそうですし、きちっと効果が上がるように進めていきたいと思っております。
〇議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。
〇6番(鈴木孝寿) これを質問しない予定だったのですけど、4つめは、また戻りまして9ページ、この後川上議員あたりが質問しそうなやつですけど、2款1項1目、職員研修事業1,800千円。これが少ないと感じるか多いと感じるかって言うと、僕も随分少ないなという、どのぐらいの人を、どういう地域もしくはどういう研修施設、どういうような流れで、研修させようとしているのかお聞きしたいと思います。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。総務課長。
〇総務課長(藤田哲也) まず、職員研修に係る旅費全体のお話を最初にさせていただきます。
今回1,800千円ですね、予算上げていますけども、当初予算で110万円確かちょっと思いますので、当初予算を倍増以上するぐらいの額に引き上げたというのが、予算の額ベースでのお話でございます。
また今回上げた予算の中でどの程度を想定しているかというとですね、まず3泊4日程度で国内の先進地、十勝管外もあるし、当然全国ベースもあるのですけどもそういったところに職員が2名程度で5組程度になるのかなと思いますけども、このぐらいの研修先事業を想定しております。
この事業、どうして予算化したかという部分については、いろいろな全国の先進地がある中で、職員もいろいろ勉強をして、こういうところを見に行って、直接見て直接話を聞いて、そしてうちの町のまちづくりに生かせるものは何なのだろうかということを考える機会を創設したい。
それは担当業務のこともあるかもしれないし、そうではない範囲を超えたものもあるかもしれない。ただ、予算が、九州行きますよ、2人で行きますよ3泊4日超えたら何十万お金かかるわけですよね。そうするとそれをふんだんに使うということにはなかなかならない。予算の限界があるのかなと思いますので、今申し上げた3泊4日2名1組、これを5組程度ということで、職員の方にですね、手挙げをしていただいて、複数になってくれば、内容や動機や視点そういったものを、私、町長、副町長が入った中でこの方を今年は選ぼうというようなことで研修を進めていきたいと考えているところでございます。以上です。
〇議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。
〇6番(鈴木孝寿) 面白い仕組みかなと思いますけど、より職員の応募が殺到するぐらいであったら嬉しいなと思います。
今までは、本当に去年までは昨年までの前町長も含めてね、ものすごい出張回数がありましたので、ただ一部の職員も担当課によるのでしょうけど、その当時、言ったら企画とか商工観光なんかものすごい数行っているのだけど、他に退職された職員とかや1回も飛行機乗らないで終わりましたっていうのも結構いらっしゃるのですよね。それがいいのか悪いのか、飛行機乗ることがいいのか悪いかは別として、やはりいろいろな機会で勉強してもらう。それこそ、2004年以降、財政再建をしてからね、実は出張とか旅行すらも旅行っていうかね例えば公親会の旅行とかも昔あったのですね、きっとねいろいろな旅行があったと思うのですけど、もう今、当然ないですよね。できるような状況ではないのだけど、外に目を触れに行くっていう機会が、残念ながら職員にはないっていうのは本当これほど悲しいことはないし、もしなければないでも、公務員アカデミーとかいろんな千葉とかにもありますし、いろいろなとこにもありますから、全国町村の方々と触れ合うことによって、また考えも変わると思いますし、ましてや今万博やっていますので、万博っていうのがね、やはり今国内のいろいろな報道はありますけど事実としてはやはり万博ですから、もう世界でここでしかやってないのですから。
こういうところを経験していくという大切なことですから、ぜひぜひ、いろいろなのを見てきて欲しいなと。
ただ見ていくのにもね、勝手に出していくのではなくて、こういう提案をして欲しいとかもしくはこういう何かをして欲しいというようなね。思いをやった上で公募していくっていうか、庁舎内公募も含めてね、そういうの本当これは面白いっていうかね、面白いというか、この企画この予算は僕は面白いなと思っています。
どんな反応するのか1年後2年後5年後なのかわかんないですけど、見識が広がるってことは一番大切だと思いますので、これをしっかりやって欲しいと思いますけど、この思いについては町長の方、もしくは副町長の方からこの思いの方、これこの予算はどうやって欲しいというのが今一度担当課以上に話があればお聞きしたいと思います。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。町長。
〇町長(つじ 康裕) 私としてはですね、やはり職員のレベルアップなしに、清水町の未来はないと思っています。
ぜひともですね、若い職員はもちろんですけども、中堅、そしてまた幹部であってもですね、こういったものを見たいのだと、いうことを深く考え、そしてまたプレゼンをしていただいてですね、ぜひ見て清水町に基本町民の皆様に還元していただきたいと思っております。
行きっ放しではなくてですね、帰ってきてから、どういった成果があったのか、そういったことも含めてご報告いただこうと私は思っております。
清水町を出ればですね、一人一人が清水町を代表していくわけですから、そういった重みも感じながら、視察をするという場面は本当に貴重な経験だと思っておりますので、この事業180万円、私はもっともっとあってもいいとは思うのですが、最初はこの180万、どういった効果があるのかしっかり検証しながら進めていきたいと思っております。以上です。
〇議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。
〇6番(鈴木孝寿) 言い方が難しいけど、首長とは僕同級生なのでよく知っていて言うのは変な話なのだけど、今の話に関連して言うならば、本当に外に行かないと絶対に見えないことがあるし、それが同じところばっかり行ったらだめですよ。というのは暗に何を言いたいかはわかる人はわかると思いますけども、去年一昨年とずっと毎年同じとこ行って、そこに行ったって何も次の展開はない。やはり新しいところへ行く、もしくはどんどん変えていく、調査をしていく目先も変えていくとかいうことをしないとだめだと思います。出張旅費なんてもう正直言ったら知れているのですけど。ただ、職員はねまんべんなく、それが例えば寺岡所長みたいな保育士であっても、僕はいろいろな町を見に行く。保育所を見に行くっていうのも大切だと思いますし、農業委員会だっていろいろなところも見ていくことも可能ですし、もちろん消防も当然そうですよねというところもあって、だから本当にいろいろな清水町役場に属する皆さんがこれを本気で考える。だからもうこれは、ある意味、庁舎内プレゼン大会ですよね。そうなってくると面白いなと。大丈夫ですよ。よく出張した前田参事にもどんどん応募していただいて、だからみんなで切磋琢磨していくっていう姿が理想だと思いますので、それをぜひやって欲しいなと。
今回この機会をね、やって欲しいと思うのです。こういうところにお金かけることはもう未来に繋がると思っていますので、こういう部分についてはどんどん提案して、もちろんだめなときはだめって言いますけど。今後も精査していきたいと思いますけど、今一度財政も含めてね、町長の聞いてからでは申し訳ないけどいろいろ職員から公募したりとかしてやって欲しいなというのを、事務方トップの副町長に聞いて、本当はあと2つぐらいあるのですけどやめたいと思います。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。副町長。
〇副町長(西田史明) 今議員おっしゃるとおりですね、町長も先ほど来言っていますけども、やはり職員の外に見に行くっていう機会っていうのが極端に少なくなっていると、それを行財政改革を経てからですね、そういう環境に慣れているというのはあるのですけれども、やはり今ネット時代でいろいろな情報っていうのは手に入るのですけども。
そこに行って肌で感じるものっていうのはまた違うし、そこの方がたと知り合って繋がっていくっていうのを財産になると思っておりますので、ぜひですね、若い職員を中心になるかなと思うのですけれども、そういった形でですね、清水町の未来を背負っていただける職員に育っていただきたいと思っているところでございます。
〇議長(山下清美) 他に質疑ありますか。
(「質疑なし」と呼ぶ者あり)
なければこれで質疑を終わります。
これより一括して討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(山下清美) 討論なしと認めます。
これより議案第42号、令和7年度清水町一般会計補正予算第4号の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は原案の通り決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
〇議長(山下清美) 起立多数です。よって議案第42号は原案のとおり可決されました。
議案第43号令和7年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
〇議長(山下清美) 起立多数です。よって議案第43号は原案のとおり可決されました。
これより議案第44号令和7年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
〇議長(山下清美) 起立多数です。よって議案第44号は原案のとおり可決されました。
これより議案団第45号令和7年度清水町介護保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
〇議長(山下清美) 起立多数です。よって議案第45号は原案のとおり可決されました。
これより議案第46号、令和7年度清水町水道事業会計補正予算(第2)号の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
〇議長(山下清美) 起立多数です。よって議案第46号は原案のとおり可決されました。
これより議案第47号令和7年度清水町下水道事業会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
〇議長(山下清美) 起立多数です。よって議案第47号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
〇議長(山下清美) ここで休憩をいたします。再開は2時15分からとします。
(午後2時05分)
〇議長(山下清美) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後2時15分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
〇議長(山下清美) 日程第8、議案第48号工事請負契約の締結についてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。総務課長。
〇総務課長(藤田哲也) 議案第48号工事請負契約の締結について、提案理由のご説明を申し上げます。
工事名は西都団地公営住宅建設工事。第1工区でございます。方法は、令和7年4月22日、有限会社秋島建設、株式会社勝田工務店、紺野建設株式会社、笹川組工業株式会社、有限会社外城建設、有限会社永井建設、高橋工務店株式会社、以上7社による指名競争入札の結果落札によるものでございます。契約金額は消費税込みで55,330千円。契約の相手方は有限会社昭島建設で、所在地及び代表者につきましては、議案書のとおりでございます。
本工事につきましては、御影地区にございます西都団地の建て替えとして、床面積、149.47平方メートル、木造平屋建て1棟2戸建設するものでございます。工期につきましては契約の日から令和7年11月4日までを予定してございます。落札率につきましては95.59%でございます。
以上、議案第48号の提案理由の説明とさせていただきます。ご審議の程よろしくお願いいたします。
〇議長(山下清美) これより質疑を行います。質疑ありませんか。
6番、鈴木孝寿議員。
〇6番(鈴木孝寿) 特に問題はないのだと思うのですけど、こちらの落札された業者はもうしばらく私が多分議員になってからずっとやってるような気がするのですけれど何年連続ぐらいになるのか。もしわかれば、もちろん抜けた年もあったと思うのですけれど、必ず取られてるなと、さすがだなと思ってますが、いかがでしょうか。わかる範囲でお答えください。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。建設課長。
〇建設課長(山田寿彦) 今のご質問に関してなのですけども、すいません今手持ち資料持ってきてないので何とも言えないのですけども、西都団地の建替事業を行っている4年間については、同じ業者が落札しております。以上です。
〇議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。
〇6番(鈴木孝寿) それはねやはり指名競争入札だから、もうしょうがないですよね。安い方が取ったものっていうことであれなのですけど。
ただね、これも何年も実は他の業者とってないっていうのがあったりして、それでいけばねこれ指名の仕方、要はそうなぜそこを問題視するかというかそれは問題視じゃないのだけど。もうたぶん僕の記憶だと7年から8年ぐらいかなと。他の業者がやれてないのですよね。何かあったときにこの技術的に大丈夫なのか。要は、他の会社が何かあったときにできるかできないのかっていうのが少し疑問になってくるものですから。これについてはね、今回2つ出ているのでうまく組み合わせているのかどうかは別としても、指名するときにね、例えばこれまでなかなかとれてないところ、とってないところも含めた形で、しっかりと検討していく検証していく、どういう方向ということが今後、清水の建築の水準を高められるのかっていうのもちょっと研究する必要があるのかなとは思うのですけれど、なかなか指名するのはこれは管財だから総務課になるのか。少し難しい話だと思うけど、同じ業者ばかりいくと、改めて疑念を抱かれることもあるし、そんなことは絶対ないのは信じているのですけれど。ただ、僕の知っている範囲ではもう7年8年ぐらい単独で行かれているという記憶があるので、そういう疑念を持たれないように、または他の会社も何らかの形で入札に参加、もしくは受注機会があるような形で受注機会あるのだけど、取れないだけの話なのかもしれないけど。そこも研究する必要があるのかなあという。これはあまり言うと変な話になってしまいますから、変な話ではなく、指名する側もしっかりと考えてやったほうがいいかなというような、質問になっているのだか意見だったかあれですけど、一応質問とさせていただきます。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。総務課長。
〇総務課長(藤田哲也) 業者の指名につきましては、指名委員会を開催し、工事内容に合わせて資格登録業者の方から先行して入札に参加いただくという流れでございます。これご承知かと思います。
今回建設工事につきまして議案の48号、この次の49号でも7社と、いうことで提案をさせていただいております。
過去に受注歴があるかないかというようなことにつきましては、現時点で指名競争入札の指名の際の選考要件とかそういうことには今しておりません。
あくまで指名の登録者の中で当然工事の規模に応じたランクとかそういうのもございますので、そういったものを従前運用しているとおりやってございますし、現時点としましては、今回の契約は7社ということで、それ相応の会社の数も、確保した上で指名競争入札を実施させていただいておりますし、これまでもこれからもそこは適正に実施をしていくということでございます。
ただ、議員からご指摘がありましたように、指名をする際にどういう視点というものを入れるのか、そして町内の技術屋の水準ですとか、こういったものを確保していくとどういうことが必要なのか、これ指名とまた別にあるかもしれませんけど、こういった点につきましては、近隣町であったり、他の自治体というの取り組み例で、こういったものを調査研究していくということが必要かなと考えているところでございます。以上です。
〇議長(山下清美) 他に質疑ありませんか。
(「質疑なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(山下清美) なければこれで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(山下清美) 討論なしと認めます。
これより議案第48号工事請負契約の締結について締結についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
〇議長(山下清美) 起立多数です。
よって議案第48号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
〇議長(山下清美) 日程第9、議案第49号工事請負契約の締結についてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。総務課長。
〇総務課長(藤田哲也) 議案第49号工事請負契約の締結について提案理由のご説明を申し上げます。
工事名は西都団地公営住宅建設工事、第2工区でございます。方法は、令和7年4月22日、有限会社秋島建設株式会社、株式会社勝田工務店、紺野建設株式会社、笹川組工業株式会社、有限会社外城建設、有限会社永井建設、高橋工務店株式会社の7社による指名競争入札の結果落札によるものでございます。契約金額は消費税込みで57,090千円でございます。契約の相手方は有限会社永井建設で、所在地及び代表者については、議案書記載のとおりでございます。
本工事につきましては、議案第48号と同様御影地区の西都団地の建て替え工事でございます。面積は149.47平方メートル、木造平屋建1棟2戸を建設するものでございます。工期につきましては、契約日から令和7年11月4日までの予定ということで落札率につきましては95.67%でございます。
同種の建物建設でございますけども、議案48号と議案49号では、地盤等が違うことから、設計の予定価格は違う異なっているということを申し添えさせていただきます。
以上、議案第49号の提案説明とさせていただきます。
ご審議の程よろしくお願いいたします。
〇議長(山下清美) これより質疑を行います。質疑ありませんか。
11番、中島里司議員。
〇11番(中島里司) 今の48、49号聞いていて、これは同一メンバーですよね。指名、私これは否決とかそういう意味じゃなくてですね、発注する場合は絶えず一般指名競争入札ですから、競争を伴うことを意識しながら発注すべきだろうと。
メンバーについては、これはかなり古くから地元業者を育成という大義名分がありますから、全部地元業者で組んでいるわけですけど、と
は言ってもですね、競争原理が働くような指名をしなければならないだろうと。片方が7社だから同じメンバーで2工区だから同じメンバーでいいと。これは基本的に私は競争原理が働くとは思いません。
その辺をですね今後とも、できるだけ町民、地元業者ですから、競争原理が働いてそれぞれの業者がきちんとあるような、そして町が期待しているような結果が生み出せる要するに競争原理がしっかり働いて、いい結果が出るような、ということを当初から考えた上でですね、指名をすべきだろうと。メンバーが悪いとかいいではない。少なくとも2工区に割った意味がないじゃないですか。同一メンバーなら。
だからそれは基本で、これから長いいろいろな機会があると思いますがその辺も念頭に置きながら取り組んでいただければと。やはり頭の中には地元業者イコール競争原理が働くような、そういうような流れを作っていただきたい。
今後について、その辺も念頭に置きながら取り組んでいただけるかどうか、お答えをいただいて、これだけで終わらせていただきたいと思います。
〇議長(山下清美) 答弁を求めます。副町長。
〇副町長(西田史明) 指名委員会の委員長私でございますので、私の方からお答えさせていただきます。
中島議員おっしゃることもわかりますので、今後においてはですね、こういった工事関係で2工区ある場合においては、業者の選定については指名委員会の中で十分に検討しながら決定をしていきたいと考えております。以上です。
〇議長(山下清美) 他に質疑ありませんか。
(「質疑なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(山下清美) これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(山下清美) 討論なしと認めます。
これより議案第49号工事請負契約の締結についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
〇議長(山下清美) 起立多数です。
よって議案第49号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
〇議長(山下清美) 日程第10、申し訳ございませんが、日程表の日程第10の議件番号が請願第50号になっていますが、議案第50号に訂正をお願いいたします。
それでは日程第10、議案第50号工事請負契約の締結についてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。総務課長。
〇総務課長(藤田哲也) 議案第50号工事請負契約の締結について提案理由のご説明を申し上げます。
工事名は御影3丁目西道路。歩道改修工事第2工区でございます。
方法は令和7年5月20日、株式会社サカキ建設工業、清水開発工業株式会社、田村建設株式会社、御影建設工業株式会社、株式会社池戸土建の5社による指名競争入札の結果落札によるものでございます。契約金額は消費税込みで72,160千円。契約の相手方は田村建設株式会社で、所在地及び代表者につきましては、議案書記載のとおりでございます。
本工事につきましては、御影3丁目西道路の御影の郵便局のところから御影こども園まで、ここの区間につきまして、延長357メートル、幅員2.5メートルで歩道の両側、これを改修する行うというものでございます。工期につきましては契約日から令和7年11月28日までを予定しております。落札率につきましては97.00%でございます。
以上、議案第50号の提案理由の説明とさせていただきます。
ご審議の程よろしくお願いいたします。
〇議長(山下清美) これより質疑を行います。質疑ありませんか。
(「質疑なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(山下清美) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(山下清美) 討論なしと認めます。
これより議案第50号工事請負契約の締結についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は原案の通り決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
〇議長(山下清美) 起立多数です。よって議案第50号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
〇議長(山下清美) 日程第11、請願第15号国内農業を犠牲としない日米関税交渉などを求める請願、請願第16号令和7年度北海道最低賃金改正等に関する請願、請願第17号2026年度地方財政の充実・強化に関する請願、請願第18号義務教育費国庫負担制度堅持・負担率2分の1への復元など教育予算拡充とゆたかな学びを求める請願、請願第19号道教委「これからの高校づくりに関する指針」(改定版)を見直し、すべての子どもにゆたかな学びを保障する高校教育を求める請願、以上5件を一括議題とします。請願文書表を朗読させます。事務局長。
〇事務局長(大尾 智) (請願文書表 事務局長 朗読)
〇議長(山下清美) 請願第15号について紹介議員の説明を求めます。
8番、桜井崇裕議員。
〇8番(桜井崇裕) 請願理由の紹介をいたします。これは清水町農民連盟による、国内農業を犠牲としない日米関税交渉などを求める請願であります。
これにつきましては、アメリカ等による自動車などの追加関税や輸入品に対する総合関税の発動が世界経済を混乱に招いております。
一連の関税措置はWTO協定或いは日米貿易協定に明らかに違反するものでありまして、到底日本としても受け入れられるものではありません。
この石破総理は、何かを守るために何かを犠牲にしないというようなことを決定しないと発言しておりますが、以前にもいろいろな交渉の中で、農業が犠牲になってきた経緯もございますので、食料安全の観点からも、国内農業を犠牲にした交渉は行わないように強く要望するものであります。
また前回農民連盟から請願がありました、新しい食糧農村基本法のが今制定されたわけでありますけれども、輸出や大規模農業スマート農業が叫ばれている中、農業者の暮らしや生活がしっかりと守れるような食料安全保障上の最も大切であると考えているところでありますし、強く求める請願となっております。
本議会としても意見書の提出に向けて、ご審議をいただきますようよろしくお願いいたします。以上です。
〇議長(山下清美) これより質疑を行います。質疑ありませんか。
(「質疑なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(山下清美) 質疑なしと認めます。
お諮りします。
ただいま議題となっています請願第15号、国内農業を犠牲としない日米関税交渉などを求める請願は、総務産業常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(山下清美) 異議なしと認めます。
よって、請願第15号は総務産業常任委員会に審査を付託することに決定しました。
次に、請願第16号について紹介議員の説明を求めます。
2番、田村幸紀議員。
○2番(田村幸紀) 令和7年度北海道最低賃金改正等に関する請願について私から趣旨をご説明いたします。
この請願は前年度も皆さまご審議の上、採択いただきました内容で、目的を同じとする請願となりますことを申し添えます。
この請願の要点は、令和7年度北海道最低賃金を大幅に引き上げて欲しいというものですが、この背景には、日本国憲法第25条が定める健康で文化的な最低限度の生活を保障するという大きな目的がございます。
では、なぜ引き上げが必要かというところなのですが、それは近年の物価高騰による影響と、最低賃金の近傍で働く人々の多さというのが大きな理由となっております。
昨今の物価高騰により道内に限らず、働く人々の生活が非常に厳しさを増し、昨年、2024年に北海道は最低賃金50円を引き上げられはしましたが、道内では約60万人弱の労働者が最低賃金に近い水準で働いている状況にあることから、生活がさらに厳しくなるという懸念があります。
政府も2020年代に全国平均1,500円を目指すという目標を掲げており、その実現のためにも、今から大幅な引き上げが必要だということでございます。具体的には、最低賃金の大幅な引き上げで具体的な道内の高校卒業者の初任給を時給換算した1,126円を下回らない水準に改善することを強く求めております。
また、賃上げ原資確保として、公正取引を促すパートナーシップ構築宣言の拡大や、労働費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針の推進を求めております。
これは賃上げ分が企業に適切に転嫁されるよう支援することで、中小零細事業者が賃上げしやすい環境を整えるという目的がございます。
以上が今請願の要点でございます。
北海道における住民生活の安定向上には必要不可欠なものであるため、強く国や関係機関へ働きかけを求めるものでございます。
皆様のご理解をいただきまして、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山下清美) これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「質疑なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 質疑なしと認めます。
お諮りします。
ただいま議題となっています請願第16号、令和7年度北海道最低賃金改正等に関する請願は、総務産業常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 異議なしと認めます。
よって、請願第16号は総務産業常任委員会に審査を付託することに決定しました。
次に、請願第17号について紹介議員の説明を求めます。
2番、田村幸紀議員。
○2番(田村幸紀) 2026年度地方財政の充実・強化に関する請願について私から趣旨ご説明いたします。
この請願がなぜ必要かという理由は2つございます。1つは、行政需要の増大。もう1つは、人員不足による現場の疲弊、これらを解消するため、というものでございます。
近年では、地方自治体が担うべき役割が非常に多岐にわたり、かつ増え続けているにもかかわらず、地域で公共サービスを担う職員が圧倒的に不足し、職場の疲弊が深刻化しております。
政府はこれまで地方の一般財源は前年度の水準を保つとしてきましたが、本請願では増える行政需要や不足する人員体制を考えると、これまでの水準にとどまらず、もっと積極的な財源確保が必要と訴えていくものでございます。
具体的に何を求めるか、それは、社会保障や地域活性化自治体DXなど、増え続ける行政需要に見合う、より積極的な地方財源の確保を基本に、主に子育てや介護などの社会保障分野のニーズの高まりから、自治体の費用を圧迫しているということがございますので、人員確保を含め、単独事業分も含めた十分な財源措置を求めるというものでございます。
また、地方交付税の法定率引き上げ、国税から地方への財源移譲などで、より自立的な財政、地方財政の確立を目指すということもございます。
さらに、国が減税政策を検討する際には、地方財政を損なわないように、事前の協議のもと、もし影響が出る場合は確実に補てんすることも求めていくもので、その他詳細につきましては記載のとおりでございます。
この請願は、次年度の国全体の予算編成に向け、今から国に地方財政の重要性を訴えかけ、予算編成に反映させたいという狙いがございます。
北海道における住民生活と公共サービスの安定向上を目指し、国や関係機関へ働きかけを行う、働きかけを求めるものでございますので、皆様のご理解をいただきましてご審議の程どうぞよろしくお願いいたします。
〇議長(山下清美) これより質疑を行います。質疑ありませんか。
(「質疑なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(山下清美) 質疑なしと認めます。
お諮りします。
ただいま議題となっています請願第17号、2026年度地方財政の充実強化に関する請願は、総務産業常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(山下清美)異議なしと認めます。
よって、請願第17号は総務産業常任委員会に審査を付託することに決定しました。
次に、請願第18号について紹介議員の説明を求めます。
4番、川上均議員。
〇4番(川上 均) 私の方からは、義務教育費国庫負担制度堅持・負担率2分の1への復元など教育予算拡充とゆたかな学びを求める請願についてご説明をいたします。
この請願は国に対して、義務教育費の国庫負担制度の堅持と負担率の引き上げ及び教育予算の拡充を通じて、すべての子供たちに質の高い教育を保障することを、求めるものです。
具体的には、まず義務教育の費用を国がもっと負担すること。1クラスの生徒数小中高30人以下を目指し、教員を増やすこと。給食費などの無償化など、親の負担軽減を図ること。経済的に厳しい家庭の子供への奨学金などの支援を増やすこと。授業内容を積み込みすぎず子供たちの負担を減らすこと、朝鮮学校も授業料無償化の対象とすること。
以上の点を強く求めているものです。
皆さんのご審議をよろしくお願い申し上げます。以上です。
〇議長(山下清美) これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「質疑なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(山下清美) 質疑なしと認めます。
お諮りします。
ただいま議題となっています、請願第18号義務教育費国庫負担制度堅持負担率2分の1への復元など、教育予算拡充と豊かな学びを求める請願は、厚生文教常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(山下清美) 異議なしと認めます。
よって、請願第18号は厚生文教常任委員会に審査を付託することに決定しました。
次に、請願第19号について紹介議員の説明を求めます。
4番、川上均議員。
○4番(川上 均) 私の方から請願、道教委「これからの高校づくりに関する指針」(改定版)を見直し、すべての子どもにゆたかな学びを保障する高校教育を求める請願についてご説明いたします。
これは道教委が策定したこれからの高校づくりに関する指針改訂版ですが、それに基づく公立高校の配置計画の見直しを求める請願です。
主な内容につきましては、少人数でも高校を維持できる仕組みを作ること。公立高校の人クラスの生徒数を30人以下にすること。遠距離通学の補助期間を5年で打ち切る制度をなくすこと。これにつきましては、当町では該当しませんが、高校がなくなった地域、高校のない地域から高校に通学する生徒に対して、道から遠距離通学費の補助を出していますが、今回5年で打ち切る制度になっております。
その他、障がいのあるなしにかかわらず、すべての子供が地元の高校で学べるよう、地域合同総合高校の設置などの検討をすることを求めるものです。
現状としては、道内では高校の数が減り続け、高校がない市町村が増えているため、子供たちや家族に大きな負担がかかり、地域の活力低下に繋がっております。これらを改善するために、請願するものです。
皆さんのご審議をよろしくお願い申し上げます。以上です。
○議長(山下清美) これより質疑を行います。質疑ありませんか。
(「質疑なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 質疑なしと認めます。
お諮りします。
ただいま議題となっています、請願第19号、道教委これからの高校づくりに関する指針改訂版を見直し、すべての子供に豊かな学びを保障する高校教育を求める請願は、厚生文教常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 異議なしと認めます。
よって、請願第19号は厚生文教常任委員会に審査を付託することに決定しました。
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○議長(山下清美) 日程第12、所管事務調査についてを議題とします。
委員会報告書を朗読させます。事務局。
○事務局(宇都宮 学) (委員会報告書 事務局 朗読)
○議長(山下清美) 本件に関して委員長の報告を求めます。
総務産業常任委員会委員長、川上均議員。
○4番(川上均) 今回の報告につきまして、私の方より報告いたします。
今回の調査は記載のとおり、肥料・飼料等の高騰、家畜ふん尿処理の必要性及び再生可能エネルギーとしての、バイオガス利用の可能性を背景に行ったものです。
町内には現在個別型2機、集合型1機の3機のバイオガスプラントが稼働しています。詳細につきましては記載のとおりでございます。
今後の新規プラントの建設は記載のとおり、建設費の高騰や酪農情勢の厳しさから非常に困難な状況であり、また固定価格買取制度のFITから市場価格連動型制度CPへの移行や送電網の容量不足などエネルギー利用の動向は不透明です。
このような状況の中で、町は今後も情報収集を行い、町に見合ったバイオガスプラントを検討し、地域対策やカーボンニュートラルの実現に向けて構想を進める方針です。
総括としまして、家畜ふん尿活用が多岐にわたる可能性を秘めていると認識し、既存施設の補助金終了後の対応、消化液活用の課題がある中、概要をバイオガスプラント普及目標達成のため、循環型農業におけるバイオガスの位置付けをぜひ明確にしてもらって、町が主導して取り組むことを強く求めるものです。以上でございます。
○議長(山下清美) これより質疑を行います。質疑ありませんか。
(「質疑なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 質疑なしと認めます。
次に厚生文教常任委員会の委員会報告書を朗読させます。事務局。
〇事務局(東野未裕) (委員会報告 事務局 朗読)
○議長(山下清美) 本件に関して、委員長の報告を求めます。
厚生文教常任委員会委員長、田村幸紀議員。
○2番(田村幸紀) 今6月定例会までの閉会中に厚生文教常任委員会が実施した高齢者見守りに関する所管事務調査についてご報告いたします。
内容は事務局朗読のとおりですので要点のみご説明いたします。
見守り活動はご自宅への訪問支援と、外出機会を通じて心身の状況を確認するという2つの側面から定義されており、本町においては保健福祉課と社会福祉協議会が連携し多岐にわたる取り組みを行っておりますが、サービスの提供能力の限界や高齢者自身がサービス利用を敬遠するケース、行政職員が行政職員の人的な限界といった課題を認識することができました。
このような現状を踏まえ先進的な取り組みを進めている池田町の状況を視察してまいりました。池田町は十勝管内で最も高齢化率の高い地域であり、限られた予算の中で知恵をしぼり、単一のサービスだけでは見守りに限界があるとして、より多くの人の目や、高齢者が人と関わる機会を増やす事業を展開されておりました。
注目したのは商業施設の2階に開設された高齢者が楽しく集える場所の活用です。これは買い物ついでに立ち寄るなど高齢者の外出機会を創出し、介護予防や見守り事業に効果を発揮しているとのことでした。また、池田町社会福祉協議会が実施しているICTを活用した見守り実証実験についても説明を受けました。このシステムはセンサーで個人の生活行動を感知し、異変があれば緊急連絡が入るという仕組みでございます。
これらの調査結果を踏まえ、委員会として町への提言をまとめました。
提言要旨は次の3点でございます。
1つ目は、高齢者見守り事業の大きな目的である安全健康の維持、社会的孤立の防止、緊急的対応、生活の質向上、これら4点に向けて限られたマンパワーでそれぞれに適切な手段、割り振り、かつこれらを横展開させながら目的の達成に向けて、再確認するということ。
2つ目、ICT技術を活用した見守りの見守りシステムの導入について早急に検討を始めるということ。他自治体の実証実験などを参考に本町の特性や地域実情に照らし合わせながら、費用対効果も考慮した持続可能な体制を構築すべきであるということ。そして、これらのシステムは人の補完的な役割として単なる安否確認だけではなくて、そこからいられたデータの健康管理の根拠として有効活用し、高齢者福祉全体の増進につなげること。
3つ目、孤独死に限らず、見守り全体の現状把握と対策を強化すること。寂しくない状況をできるだけつくるためにこれからも具体的なデータ把握と分析を行い今後の対策に活かす必要があること。また、行政ができる範囲を見極めつつ、予防活動を強化し、多くの高齢者の外出する機会を創出し、さらに高齢者がサービス利用に抵抗を感じつつある現状に、住民側から啓発活動の強化や柔軟な相談体制の整備を求め、その人手不足を補うために無償ボランティアに加えて有償ボランティア制度の導入を検討し、見守り活動への多くの参加を促すべきであること。以上でございます。
高齢者の皆様が安心して心豊かに生活できるまちを目指し、これらの提言を今後の施策に反映していただきたいと考えております。
以上、厚生文教常任委員会所管事務調査の報告といたします。
〇議長(山下清美) これより質疑を行います。質疑ありませんか。
(「質疑なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(山下清美) 質疑なしと認めます。
各常任委員会の報告は、報告書の通り報告済みといたします。
以上で本日の日程は全部終了しました。
お諮りします。
議事の都合により、6月13日から6月16日の4日間は休会にしたいと思います。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(山下清美) 異議なしと認めます。
よって、6月13日から6月16日の4日間は休会することに決定しました。
6月17日は午前10時に会議を開きます。
〇議長(山下清美) 本日はこれで散会します。
(午後3時21分)