令和7年第4回定例会会議録(6月17日)

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〇議長(山下清美) 日程第1、請願第15号、国内農業を犠牲としない日米関税交渉などを求める請願。請願第16号、令和7年度北海道最低賃金改正等に関する請願。請願第17号、2026年度地方財政の充実・強化に関する請願。

以上3件を一括議題とします。委員会報告書を朗読させます。事務局長。

○事務局長(大尾 智) (委員会報告書 朗読)

〇議長(山下清美) 本件について、総務産業常任委員会委員長の報告を求めます。

4番、川上均委員長。

○4番、(川上 均) ただいま事務局より報告ありましたように、今回請願番号151617と3点ありました。

そういった中で国内農業を犠牲としない日米関税交渉などを求める請願、そして令和7年度北海道最低賃金改正等に関する請願、併せて2026年度地方財政の充実・強化に関する請願、いずれにしましても慎重に審査した結果、採択としましたので、ご報告を申し上げますのでよろしくお願いいたします。

〇議長(山下清美) これより、委員長報告に対する一括質疑を行います。

質疑ありませんか。

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(山下清美) 質疑なしと認めます。

これより請願第15号について討論を行います。討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(山下清美) 討論なしと認めます。

これより請願第15号、国内農業を犠牲としない日米関税交渉などを求める請願を採決します。この採決は起立によって行います。

この請願に対する委員長の報告は採択です。

請願第15号は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

〇議長(山下清美) 起立多数です。よって、請願第15号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。

これより請願第16号について討論を行います。討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(山下清美) 討論なしと認めます。

これより請願第16号、令和7年度北海道最低賃金改正等に関する請願を採決します。この採決は起立によって行います。

この請願に対する委員長の報告は採択です。

請願第16号は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

〇議長(山下清美) 起立多数です。よって、請願第16号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。

これより請願第17号について討論を行います。討論ありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(山下清美) 討論なしと認めます。

これより請願第17号、2026年度地方財政の充実強化に関する請願を採決します。この採決は起立によって行います。

この請願に対する委員長の報告は採択です。

請願第17号は、委員長の報告のとおり決定することに、賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

〇議長(山下清美) 起立多数です。よって、請願第17号は委員長の報告のとおり採決、採択することに決定しました。

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〇議長(山下清美) 日程第2、請願第18号義務教育費国庫負担制度堅持・負担率2分の1への復元など教育予算拡充とゆたかな学びを求める請願、請願第19号道教委「これからの高校づくりに関する指針」(改定版)を見直し、すべての子どもにゆたかな学びを保障する高校教育を求める請願、以上2件を一括議題とします。

委員会報告書を朗読させます。事務局長。

○事務局長(大尾 智) (委員会報告書 朗読)

〇議長(山下清美) 本件について、厚生文教常任委員会委員長の報告を一括して求めます。

3番、田村委員長。

〇3番(田村幸紀) ただいま事務局から報告あったとおり、請願番号18番、19番ともに地域の子供たちの義務教育から高校教育に関わるすべての子供たち、そしてそこに働く教職員に存在する様々な教育環境における課題等の解決に向けた請願でございますので、厚生文教常任委員会として慎重審議の結果、採択といたしましたのでご報告いたします。

〇議長(山下清美) これより委員長報告に対する一括質疑を行います。

質疑ありませんか。

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(山下清美) 質疑なしと認めます。

これより請願第18号について討論を行います。討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(山下清美) 討論なしと認めます。

これより請願第18号義務教育費国庫負担制度堅持・負担率2分の1への復元など教育予算拡充とゆたかな学びを求める請願を採決します。この採決は起立によって行います。

請願に対する委員長の報告は採択です。

請願第18号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

〇議長(山下清美) 起立多数です。よって、請願第18号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。

これより請願第19号について討論を行います。討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(山下清美) 討論なしと認めます。

これより請願第19号道教委「これからの高校づくりに関する指針」(改定版)を見直し、すべての子どもにゆたかな学びを保障する高校教育を求める請願を採決します。この採決は起立によって行います。

この請願に対する委員長の報告は採択です。

請願第19号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

〇議長(山下清美) 起立多数です。よって、請願第19号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。

今日も蒸し暑くなってきましたので、上着は自由に会議中脱いでいただいて結構ですので、執行側もそのようにしていただいて結構です。

一般質問に入る前にあらかじめ申し上げます。最初の質問は通告の全項目について一括して質問していただき、再質問がある場合は一問一答方式になりますので、よろしくお願いいたします。また、質問答弁にあっては、わかりやすく簡潔に行われるよう、特にお願いをいたします。

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〇議長(山下清美) 日程第3、一般質問を行います。順番に発言を許し

ます。9番、佐藤幸一議員。

○9番(佐藤幸一) 9番、佐藤幸一です。議長にお許しをいただきましたので質問させていただきます。

「政治が変われば暮らしが変わる。」これはつじ町長選挙期間中に有権者に訴えてきた言葉です。まさにそのとおりで、早速水道料の免除や、補聴器支援、帯状疱疹ワクチン接種補助など、物価高で厳しい暮らしが続く中、町民から大変喜ばれております。また職場の雰囲気も良くなったと声が寄せられております。これからもつじ町長の手腕に大きな期待するところでございます。

通告に従いまして質問させていただきます。2項目について質問させていただきますので、簡潔な答弁をお願いいたします。

1項目目、清水町葬斎場の冷房設備設置についてであります。

本件につきましては、令和5年第7回定例会で前町長に質問したところでありますが、前町長は多額の支出が伴うので困難であるとの冷たい答弁で実現しておりません。

昨今の猛暑が続く中、亡くなられた方との最期の別れをする葬祭場に、冷房設備の設置を望む声が多数寄せられております。つじ町長の見解を伺います。

次に移ります。2項目目。清水高等学校の支援について伺います。清水高等学校への給食提供の見通しについて伺います。

今回、町外から通学する生徒への交通費支援が図られるようになることは大きな前進であり、つじ町長の英断に敬意を表するものであります。

さて、この交通費支援とともに、給食提供は町長の選挙公約の1つでもあります。しかし、山下教育長は3月の私の質問に対し、「給食費の無償提供は考えておりません」との答弁でございました。

高等学校への給食提供は期待する関係者も多く、ここに改めて清水高等学校への給食提供の見通しについて、公約に掲げたつじ町長に伺います。

以上、2項目について質問いたします。よろしくお願いをいたします。

〇議長(山下清美) 答弁を求めます。町長。

〇町長(つじ 康裕) それでは佐藤議員のご質問、大項目1の清水町葬斎場控え室の冷房設備の設置についてお答えいたします。

近年の地球温暖化の影響により、本町においても公共施設に冷房設備の整備を計画的に順次実施をしているところでありますが、葬斎場は本年で築49年を経過した施設であり、令和4年に策定した公共施設等総合管理計画において、老朽化、住民ニーズ、民間の代替施設の有無などを踏まえ、施設の統廃合や改築等の検討が必要な施設と位置付けられております。

従前は改築等を実施する際に冷暖房を整備することがコスト面から有利であるとお答えしておりましたが、具体的な改築の目途は立っていないことや、さらに近年、1年を通して80件から100件程度の利用、そして気温の高い時期には30件から40件の利用があることから、新年度に向けて冷暖房設備の設置を検討し、利便性の向上を図りたいと考えております。なお、今年度に関しては、扇風機を複数台配置し、対応していきたいと考えておりますので、ご理解願います。

大項目2については、教育長より答弁いたします。

〇議長(山下清美) 教育長。

〇教育長(山下 勇) それでは私の方から、大項目2清水高校への給食提供の見通しについてお答えいたします。

現在高校では、町内のパン屋さんが週3回、昼食時にパンの販売をしていただいており、大変好評のため、多くの生徒や職員に利用されています。管内における高校への給食提供につきましては、学級数1間口の小規模校において一部実施していることは承知しておりますが、道立学校であることから、給食搬入口の設置や一時保管場所の確保、校内での受け渡し或いは配膳体制の構築など、高校の施設整備に関わる予算付けも含めて道教委と協議し理解を得る必要があります。

本町の学校給食センターは平成9年に開設以来、28年が経過し、この間、施設修繕や設備更新を行いながら、1日700食程度の給食を提供できる規模の施設となっております。現在、アレルギー対応食を含め約700食分の調理や後片付けを行っており、大幅に食数を増やすとなると、大規模改修が必要となります。また、人手不足による限られた人数の中で、地場産品を活用した清水ならではの給食を提供するには、人的かつ時間的なゆとりを確保することができないことや、調理員などへの負担がさらに大きくなることで、今後の食の安全・安心を守ることが大変厳しくなるものと考えております。

これらの理由から、現状においては清水高校への給食提供は難しいものと考えておりますが、他自治体の状況などをさらに調査していきたいと思います。

いずれにしましても、清水高等学校振興会の様々な協力を得ながら、子供達に通いたいと思われるよう、「学校の魅力化」向上のための支援を引き続き実施してまいりたいと思います。

以上、答弁とさせていただきます。

○議長(山下清美) 9番、佐藤幸一議員。

○9番(佐藤幸一) 再質問させていただきます。

1項目目の葬斎場につきましては、新年度にやるということですので、よろしくお願いをしたいと思います。

2項目目、もろもろ説明をいただきました。大変な時代だと思いますが、教育長の見解をいただきましたが、町長良い方向へ舵をとっていただきたいと存じますが、町長の一言いただけますか。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。町長。

〇町長(つじ 康裕) 佐藤委員からは先ほど身に余るお言葉をいただきましてありがとうございます。

清水高校生徒の昼食対応につきましては、町の給食センターによる提供の他、外部委託、例えばコンビニや生協などの配達による提供も考えられますが、これまでも教育委員会と高校で検討されつつも、結論に至っていないと聞いております。

ただ、どの方法で実施するにしても、多額の費用が発生することから、他の自治体の状況等を十分調査研究しながら、今後の方策を見極めていきたいと考えております。

〇議長(山下清美) 次の発言を許します。5番、中河つる子議員。

〇5番(中河つる子) 5番日本共産党中河つる子です。それでは質問させていただきます。

1項目目、役場ロビーに庁内を案内する係を配置したらよいのではないか。

役場窓口に町民は申請、手続き、相談などいろいろな用事で行くと思うが、たくさんある窓口のどこに行けばよいかわからない。職員へは仕事をしているので声をかけにくい。案内係に「どうしましたか」と一声かけてもらうと安心して聞くことができ、用事を済ませることができます。そのためにロビーに案内係を配置したらよいと思いますが、町長の考えをお伺いします。

2項目目、役場から町民に発送する文書は誰もが理解できるような内容とし、スマホがなければわからないような文書にはしないで欲しい。

町民は誰もが平等に知る権利があると思いますが、役場から届く文書の中にはQRコードが印刷されているものがあります。町民全員がスマホを持っているわけではありません。それで読み取ることができない人は自分は、はじかれた人間かと思います。

役場から出す文書は本文で誰でもその内容が理解できるように記載し、さらに詳しく知りたい人のためにQRコードを載せるなどの工夫をして欲しいと思いますが、町長の考えをお伺いいたします。

3項目目。ハーモニープラザを清水町の観光をPRする場所としてもっと活用したらよいのではないか。

報道では今は旅行ブームであり、北海道にも多くの観光客が訪れています。今はまだ本町には道の駅はありませんが、今ある施設で清水町をPRすることも大事だと思います。

JRの駅、ハーモニープラザがある駅前には観光客が立ち寄っているようであり、土日祝日も開いているハーモニープラザを、最大限利用して景勝地、特産品の紹介、特産品の注文などをできるような場として活用したらよいのではないでしょうか。町長の考えを伺います。以上です。

〇議長(山下清美) 答弁を求めます。町長。

〇町長(つじ 康裕) それでは中河議員のご質問大項目1の案内係の配置についてお答えいたします。

現在役場庁舎1階ロビーにあったまちづくり情報コーナーのあり方を見直すとともに、明るい雰囲気、見通しのよさ、庁舎案内のわかりやすさなどを改善する取り組みを行っているところであります。

ロビーに案内係の職員を配置してはとのご提案については、現状の職員体制を考慮すると難しいものと考えております。まず、町民生活課戸籍住民係に総合案内的な役割を持たせ、来庁者が迷う場合の問い合わせ先として明示してまいります。また、職員においては迷っていそうな方を見かけたら、「どうしましたか?」「どこかお探しですか?」と積極的に声かけをするよう指導してまいります。

続きまして、大項目2の町から発出する文章のご指摘については、広報しみずで詳細情報を提供したり、各種文書において、参加申し込みを受け付けする際にQRコードを活用することがありますが、QRコードを読み取る以外に方法がないものとはしておりません。

しかしながら、ご指摘を受けるということは、文章の書きぶりに工夫が足りなかったものと考えており、職員に対し文書作成においては、わかりやすさを意識するよう指示してまいります。

続きまして、大項目3のハーモニープラザを清水町の観光をPRする場所としてもっと活用したらよいのではないかについてですが、これまで町としても、ハーモニープラザを観光PRの1つの拠点として、活用するべく事業展開してきた経過があります。

平成28年度から平成30年度までの間、情報発信拠点実証事業として、ハーモニープラザに職員を配置し、情報発信と物産の展示販売などを展開してまいりましたが、ここを訪れる地元以外の方は少数であり、特に現代はインターネット等の情報発信と情報収集方法の変化もあり、特に観光目的として移動される方は、事前に情報収集をされた上で、目的地に向かう方が多いことなどの結果から、この事業を断念した次第です。

この結果を踏まえ町といたしましては、インターネットやSNSをなどを利用した各種情報発信に主力を置き換え、本町の魅力ある食や景観を発信してきているのが現状の取り組みであります。

しかし、ハーモニープラザは市街地の中心的な位置付けには変わりがないことから、ここを訪れる方にまちの情報発信をすることは今後も必要と考えておりますので、ご質問にありました特産品の注文などの手法も含めて、商工会等関係機関と連携しながら考えてまいります。

〇議長(山下清美) 5番、中河つる子議員。

〇5番(中河つる子) 1項目目について再質問します。

5月の末頃には、役場ロビーのレイアウトが変わってベンチが3列ほどできたりしまして、記入場所もできたり使いやすくなったと感じます。

しかし、金融機関などと違い、職員はお客さんの方を、正面を向いておりませんので、お客さんから見れば横に向いて仕事をしている職員の方には声はかけづらいのですね。

それで、芽室町で行われている案内係を先日見てきました。芽室町では玄関が入ったところに案内係がいて、どうしましたかと声をかけてくれ、必要なところに案内してくれる、そういう取り組みをしてました。

清水町が利用人数とかで、そういうものができないとしましても、例えば先ほど言われていた戸籍係のところに案内などというパネルを置いたりして、町民が来たときに、どこに尋ねればいいかなとそういう改善もできるのではないかと思いますがいかがでしょうか。

〇議長(山下清美) 答弁を求めます総務課長。

〇総務課長(藤田哲也) 中河議員の再質問に私の方から答弁をさせていただきます。

現在役場の1階ロビー、こちらの方は途中経過という形なのですけども、あったものをずらし見やすくするとか、そんなことでまだ1ヶ月程度かかるかなとは思いますし、年度途中の中でも随時やれることを取り組み始めているということでございます。

そうした中で来庁された方が、中河議員から今ご指摘あったように、すべてのカウンター役場調査においては職員がお客さんの正面を向いていないというご指摘があって、確かにこれはやはり声をかけづらさにも繋がっているのかなとは感じるところでございますが、この点についても今後検討してまいりますけども、機器の配置等々特に戸籍とか住民窓口の関係については、そこの等々のことも若干出てくるかなという懸念もあるので、その辺も踏まえて、その部分については検討していこうとなおしたいと考えております。

またパネルの明示のお話がありました。今回役場1階ロビー、正面玄関入ったときに、まず戸籍住民係がですね、来客者の目にですね、遠くからすぐ目につくようにということで、まちづくり情報コーナーのあり方も見直したということでございます。ですので玄関入ってすぐとか、カウンターのすぐにも見やすい、しかも大きさもそれなりに見えるようなもので、迷う方とかお困り事があれば気軽にお声掛けくださいというような言葉も添えながらですね、総合案内の窓口ですよと、お気軽にお尋ねくださいという大きな表示をですね、町長の答弁したようにかけていきたいと考えております。

また芽室町の例をご提案というかお話をいただきました。芽室町の総合案内というのも私も芽室町役場に行きますので、存じておりますし、その運営の仕方についてもですね、町民の有償ボランティアみたいな形のものをうまく活用してやっているということも承知してございます。

現状の職員体制の中では、ただいま町長が申し上げていましたとおり、難しい部分があるというのが現状ですけども。そういった町民の方の有償ボランティア等のお力を借りるということは、窓口もそうですし、それ以外の業務もいくつか考えられるのかなと思っておりますので、こういった点を調査研究しながら、総合案内で窓口も含めて検討を今後していこうと考えているところでございます。以上です。

〇議長(山下清美) 5番、中河つる子議員。

○5番(中河つる子) 私もたまに清水町役場の窓口の方に行くこともありますが、なかなかどこの窓口というのを聞くのには勇気が要ることです。それで町民の方の話としてはね、本当にその仕事を足すときに、勇気を持って窓口行くと、そういう話も聞いていまして、自分の用事を足すことが大変なそういうものを思っていっているのだなというのを聞きまして、もう少し誰でもがわかりやすく聞けるような場というところというか、案内を出すことが大事かなと思って、こういう質問をしてみました。

そういうことで、今後使いやすいような改善をされるということで期待していますので、よろしくお願いいたします。

2項目目に行きます。町から発する文書、その中に本当に今は広報にもQRコードが出ていまして、いろいろなものがQRコード見れば詳しく見れるかもしれません。

ですが、この質問の中にもあったように、スマホは町民全員が持っているわけではないのです。そういうことで、私が今これで質問したのは、主に個人宛に送られてくる文章ですね。その中にそういうQRコードがあるということで、例えば、総合計画、これをみんなで作っていますね。この中を見ても何十人もの人のそういうもので作られたものですが、これの中間審査といいますか、そういうような文章の中にこのQRコードがあったと。その方はやはり、一生懸命自分はこの作るのに協力してやってきたという方が、QRコードがついてないということで、なかなかね、それがついているということで何か自分はここまでやってきたのだけど、本当にどうなのかと。そういうような疑問を話してくれまして、私は本当にここ5、6年前にこういう総合計画を立てるために、みんなが集まり、意見を出し合ってできたものだと思っていますので、それをそういう人たちが、中間報告とかそういうものに入っていけないというのは本当に自分たちが今まで努力したことが、何ていうのでしょう、はじかれたっていうそういう感じになったということで、その気持ちはよくわかります。

そういうことでこれからももう少し、そのQRコードを使える人は沢山いますけども、使えない方もいるということで、その方たちのことも理解しながら、文章なども変えてもらいたいと思いますが、どうでしょうか。

〇議長(山下清美) 答弁を求めます総務課長。

〇総務課長(藤田哲也) 中河議員の方から今回、町民の方からのお話のケースも含めて再質問がございました。

町長の方からも答弁があったように、まずはやはりその文章の書きぶりを見た方がわかりやすさというものが、足りなかったのだろうというそういう経過の中で今回町民の方が非常に残念な気持ちになってしまったと、そういう思いをさせてしまったことにつきましては大変申し訳なく感じているところでございますし、こういった点については、全職員の中できちんと意識づけというものを改めてする必要があると考えてございます。

特に情報化が進んでいく中で、QRコードというものをどんどん活用していく場面というのはこれからも増えていくし、こういう情報発信はしてくのですけども。例えばQRコードばかりが目立ってしまって、文書でもできますよとか、お電話でもいいですよとかというような文字が小さかったり、後ろの方に出てくると、やはりスマホを持ってない方とかも、これもQRコードかというような部分で、やはり次の方に読み取りがしづらくなってしまうというわかりづらさが生じるのではないかと思いますし。特に文書の量が多いときですね、大量の文書が何枚も出るときは、特にそういったところは注意をしながら、QRコードでもできるけども、スマホでない方は直接お電話もしくは文書での回答の方をお願いしますとか、そういった明示もするというようなことも、文書導入とか、レイアウト等も含めて工夫していくというような対応が必要と考えてございますし、今後こういったところについては、庁舎全体で気をつけてまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。

〇議長(山下清美) 5番、中河つる子議員。

○5番(中河つる子) そういうふうにスマホを持ってないとかホームページを見れないとかという人は何か自分は置いてけぼりにされた、そういう感じがしているのだと思います。

そういう感じで、初日の敬老祝金のときの説明に、町長の方からね、祝金の説明の中で健康で楽しく生きる、長寿を喜ぶための取り組みだという敬老祝金の説明がありました。

こういう考え方がすごく、このお年寄りの人たちにとっては、すごく身にしみるといいますか、長く生きていてもいいのだと、そういうものを肯定されたように思う。そういう内容だったなと思いまして、私も敬老祝金などの話を老人にするときには、長生きしたらいいこともあるよと、そういうことを言いながら、知らせているわけですが。長い間苦労されてきた、お年寄りの方にそういう思いで生きていってもらいたいと思いますので、これからも、そこのところを配慮しながらして欲しいと思いますので、よろしくお願いします。

〇議長(山下清美) 答弁はよろしいですか。答弁を求めます。総務課長。

〇総務課長(藤田哲也) 高齢者への配慮という点で再度お話をいただきました。敬老祝金制度の中でも、町長の方からですね、職員に対しましてもこういった敬うという気持ちのもとで仕事をしていくというようなお話をいただいております。

そういった町長の姿勢に従いながら行政を進めてまいりたいと考えてございます。以上です。

○5番、中河つる子議員。

○5番(中河つる子) それでは3項目目に移ります。ハーモニープラザのところに、というのはですね、旅行私達も遠くへ出かけたりしますが、そういうときには、一番に行くのはやっぱりトイレのあるとこなんですね。それで、そのついでにその町のことも知りたいと。そういう感じで、私たちも遠出をしたときには立ち寄ったりすることが多いと思いますけども、その時にね、見やすい特産品の紹介、ハーモニープラザに行っていましてね。トイレもありますし、駅前ということで、観光客も立ち寄ることもあると思いますし、今でしたら、新しく国立公園になった、襟裳日高山脈十勝国立公園のね、カードも置いてあるということで、立ち寄る方もやはりいらっしゃると思います。

そういう中で、せっかくある場所が広々とした場所もありますのでね、あそこに置いてあるパッケージなどで商品を説明して、見えるようにしているのもありますけども、やはりそういう今のインターネットの時代では、昔よりは少なくなったかもしれませんけども、利用する方もやはりいます。

そういうことで、パッケージなども1年に1度ぐらいは新しくして欲しいし、あそこにパネルもありますねなんか見られるように、町の役場の入口と同じようなね、ああいうものも見たい人はこうスイッチを入れてくださいっていう感じで見られるようにしてもいいかなと考えております。

そういうものも発信しながら、もしくはこれからね、道の駅を作りたいという町長の意見もありますが、それまで何もしないっていうのもないですけども。今ある場所を有効に使って清水町をPRしていくのも大事ではないかと思います。どうでしょうか。

〇議長(山下清美) 答弁を求めます。商工観光課長。

〇商工観光課長(青沼博信) ただいまの議員の質問にお答えさせていただきます。

ハーモニープラザ利用目的、それから、今観光客の方に対しての対応ということで、ご質問がございました。

私もハーモニープラザの方に、すぐ現地を確認いたしまして、あそこに商品のサンプルが置いてございました。何分本当に申し訳なかったのですけども、経年劣化で変色したものですとか、特に飲料品のサンプルが経年劣化によって少し見栄えが悪いものがございました。すぐそちらについては撤去させていただきまして、清水町のイメージを誤解されないような、そして今、私たちがPRする「食」ですとか景観を少しでも良くしたいという思いは取り組んで参りたいと思います。

それから、今、あそこを訪れる方の話題が出ております。

観光客、先ほど町長の答弁にもありましたけども、観光を目的する方、それから他の町を訪れる方っていうのは、まず目的があって訪れる方が多いと我々は把握してございます。

食ですとか景観ですとか、それから体験ですとかということがありまして、なかなか先ほど答弁にもありましたけども、ハーモニープラザだとか、駅を訪れるという方は、昔と違って少数になってきているのが現実、我々が把握している実態でございます。

ただ、JRを利用する方ですとか、何らかの形で利用される方が多いのも事実でありますので、しっかりとですね、今少し寂しいですとか、あと経年劣化した商品もありますので、その辺をもう少しですね、清水町PR、もっとよく魅力あるものPRできたり、それから、ご質問にもありました物販の商品だとか、注文だとかもありますけども、その辺もですね、少し何らかの工夫をさしていただいて、あそこに寄った方にとって魅力ある清水町をPRできる施設と考えていきたいと思ってございます。

〇議長(山下清美) 5番、中河つる子議員。

○5番(中河つる子) 私の質問に共通するのは、旅行者もインターネットも使うかもしれないけども、普通の使ってない方もいらっしゃる。文章にもそうですけども、今ちょうどそういう過渡期なのかもしれませんし、まだまだでもそういうものを使わない人も旅行しているのではないかと思いますのでね、そういう方も楽しんでいけるように、また清水という町を知ってもらうためにも、ハーモニープラザをね、もう少し利用したらいいのではないかという、私の意見です。

そういうことで、これからもそのような、もう少し力を入れてもらいたいと思いますが、町長の道の駅を立てるっていうその構想とあわせてどのようにお考えかお願いします。

〇議長(山下清美) 答弁を求めます。町長。

〇町長(つじ 康裕) 中河議員からですね、インターネットを使わない方々への配慮をして欲しいと。大変重要なご指摘をいただいたと思っております。また何もしないのではなくて、今ある場所、有効に活用して欲しいと。まさにそのとおりでございます。

道の駅をすぐ今日明日に建てるということはできませんので、今、そういった道の駅が形になるまでハーモニープラザを、関係機関、商工会等連携しながらですね、有効活用をしてまいりたいと考えております。以上でございます。

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〇議長(山下清美) 休憩をしたいと思います。11時から再開をいたします。

(午前1048)

〇議長(山下清美) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午前1100)

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〇議長(山下清美) 一般質問を続けます。

6番、鈴木孝寿議員。

○6番(鈴木孝寿) 6番鈴木孝寿でございます。議長の許可をいただきましたので、通告に基づきまして、一般質問をさせていただきます。

大項目2つあります。

まず大項目1つ目、清水町から十勝清水町への改名の考え方についてお伺いをさせていただきます。

町長が清親会の席上で今後の考えを示した中で、現在の清水町の町名を十勝清水町へ変更していくという考えを述べたことは、後にマスコミ各社からの報道さらには、それを受けた町民がこの私たちの「ふるさと清水」を改めて考えるきっかけとなりました。

報道以来、これまで多くの町民と接した中で肯定的な方が非常に多く、逆に否定的な方にはまだ私自身お会いはしておりません。

改名による効果はすでに町民が自分たちの住んでいる町を今一度考える機会となり、またこの改名によって対外的には今後計り知れないほどの効果が予想されるところでございます。

町長が案として発信された今回の改名の提案については、現在すでにもう既知のものとなっていますので、早急にタイムスケジュールを立て、取り組む必要があると思われますが、町長の考えをお伺いさせていただきます。

大項目2つ目。敬老に関する考え方と名誉町民条例についてお伺いをさせていただきます。

先の議会初日において敬老祝金の贈呈というのが提案をされ、その後審議され可決されました。これまで清水町に生きまちづくりにしっかりと本当に貢献していただいている多くの年配の皆様方に本当に敬意を持って接するにあたり、非常に喜ばしいものであると感じております。

改めてこの事業を制定する考え方をお聞きさせていただきます。

また、清水町には名誉町民条例があります。しかしこの条例は近年運用されていないと思われております。

町の歴史に多大な影響を与えてくれた方に対し、少なからずその功績を後世に伝えるために、積極的な運用が必要と考えますが、町長の考えをお伺いさせていただきます。

以上、大項目2点、どうぞよろしくお願いいたします。

〇議長(山下清美) 答弁を求めます。町長。

〇町長(つじ 康裕) それでは鈴木議員のご質問大項目1の清水町から十勝清水町への改名への考え方についてお答えいたします。

町名については、自治体をイメージし選択していただく際にとても重要なキーワードであり、町名を変更することは、本町の未来を切り開く大きな1歩になると考えております。

清水町という名は、全国において自治体名としては静岡県清水町があり、その他地区名としても全国に数多く存在しており、「十勝」という全国的に知られた名称の力を最大限に活用することで、北海道十勝ならではの地域性や私たちの誇る食や自然といった本町の魅力をこれまで以上に力強く、的確に発信できると確信しております。

また、情報発信の主流が大きく変化した現代において、町の入口はもはや駅や道路だけではなく、インターネット検索が重要な新たな入口となっております。実際、「清水町」と検索した場合、最上位に表示されるのは静岡県清水町であり、北海道清水町はその下に位置しています。こうした検索順位の差は、私たちの町の情報発信力や経済活動、移住定住の促進においても見過ごせない影響をおよぼしています。

民間企業がブランド名や検索ワードの選定に注力するのと同様に、自治体においても戦略的な対応が求められている今、町名の見直しは非常に有効な手段のひとつであると考え、先日の清親会において話をさせていただきました。

その後、新聞紙面や情報番組による報道があり、町民の皆様には事前にお話することができず、ご不安等を抱いた方がいらっしゃるかもしれません。その点につきましては申し訳なく思っております。

本町にはもっと注目されるべき価値があります。その可能性を引き出し町の魅力を広く伝えていくためにも、「十勝清水町」への町名変更は町のブランド力と、発信力を高める重要な選択肢であると受けとめ、意欲を持って取り組んでまいります。

そのための第一歩として、現在の「清水町」及び「十勝」の全国的な認知度やイメージなどを把握する調査を実施し、可視化されたデータをもとに、関係団体や町民の皆様に丁寧な説明を重ね、ご意見をいただいた上で、令和8年度中の条例提案を目指したいと考えております。

続きまして、大項目2の敬老に関する考え方と名誉町民条例についてお答えいたします。

まず敬老に関する町の考え方についてですが、今回の敬老祝金の復活は、単なる金銭的支給を目的としたものではなく、長年にわたり清水町に暮らし、地域づくりに貢献されてきた高齢者の皆様へ町としての敬意と感謝を表すものであり、「長寿のお祝い」として町全体でその節目を祝う文化を育てていくことを目指しております。具体的には、女性の平均寿命を超える88歳(米寿)そして人生100年時代の象徴である100歳を迎えられた方に対して、「ありがとう」と「おめでとう」をまちぐるみで送る制度としたところです。特に100歳での10万円支給は「100歳を目指す希望」と応援のメッセージも込めております。

この制度は単なる"敬老の枠を超え"、高齢者自身の誇りと生きがい家族や地域への感謝の広がり、そして町民全体が人生をたたえる文化に触れる機会となるものです。

最終的に私たちが目指すのは、ただ長生きするだけでなく、「健康に楽しく地域と繋がりながら生きる」ことができるまち、すなわち"長生きするほどうれしいことが増えていく町"です。

清水町を人生100年時代の先進モデルとして全国に誇れる"長寿の町"として育てていく、その第一歩として、この制度を位置付け、さらに長寿を喜ぶ取り組みや、健康寿命をいかに伸ばしていくかも考えながら、今後進めていきたいと考えているところです。

次に名誉町民については、これまで4名の方を顕彰しており、直近では平成9年に、矢地広三氏に称号が贈られております。

本町の振興に多大な功績を有する方をたたえ、その功績を後世に伝えることは大変意義深いものと考えるところであり、適宜、名誉町民審査委員会への諮問を行ってまいりたいと考えております。

〇議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員

○6番(鈴木孝寿) それでは再質問をさせていただきたいと思います。

まず、大項目1、改名の考え方を今述べていただきました。

普通にこの町に私ももう50年以上、57年目になりますけども、住んでいて、十勝清水という名前については本当清水町と同じぐらいの感覚で駅が十勝清水町であるということがまず一番、もうインプットされているというかね、もう十勝清水イコール清水町、清水町イコール十勝清水という感覚がありまして、多分清水町に住んでいる方も十勝清水と言っても何の違和感もないっていうのが現実だと思います。

先ほど私も質問の中にも言いましたけども、まだ反対するって聞いたことない。せっかくずっと清水町でやったのだからって言っても、十勝清水と言った瞬間に、別に普通だよねって、駅名が十勝清水町であり、今農協さん、JAも十勝清水町であったり。もうそういう流れがあって、非常に町民自体にはすごく腑に落ちているところであります。

ただ、私たちが外に出たとき、例えば学生時代に道外の人間と道外の友人と話したときに、「どこ出身?」「北海道だよ」って。そして、「北海道のどこ?」「清水町。」「え?」「帯広の近く。」「ああ。」という感覚になるのですね。ということは当然、例えば東京都に住んでいる方が清水町知ってるかとか、神奈川でも山梨どこでもいいんですけど清水町って知っているかといったら、絶対知らないですよ。それをまず清水町って言った瞬間には静岡県っていうのが絶対出てくるんですよね。

先ほど検索の話も出ましたけど検索ワードも清水町って調べたときには、千歳市清水町とかね。小清水町が出てきたり。もうどれがどれだかわかんないような感じで検索ヤフーにしてもグーグルにしても、そんな感じになっています。

やはり多分町長がそして前回の補正予算の中でもこの調査をしていきたいと清水町のいいところ悪いところも含めてね、何が強みなのか、何が弱いのかていうところを調査するということで予算が成立しましたけども。しっかりそれらを使いながらも、やっていく。

僕が思うにはこれ人口減少時代の中において、清水町をまずいろいろな多くの人に知ってもらうってのが非常に大切なことだし、定住移住においても、選択肢にまず名前も出てこなければ、イメージも湧かないっていうのが一番の問題かなと考えてます。

そんな中で、今回の提案というのは、だからさっき最初言ったように清水町と十勝清水町は同一なので、地元にいすぎるとわからないっていうところがあったなと思います。

最終的に町長の先ほどの答弁からは令和8年中の条例提案を目指すというようなお言葉をいただきましたけれども、現状下で考えるまずこれ、出す出さないっていうのもね、もうすでにもうきちっとものになってるということで、お話はしてますけども、これを変更する上でね、変更していくっていう前提で考えていくならば、令和8年、条例提案を目指すとありましたけども、現状、今考えているスケジューリングについてお伺いをしたいと思います。

〇議長(山下清美) 答弁を求めます。企画課長。

〇企画課長(鈴木 聡) 町名変更に向けたスケジュールというようなご質問でございます。

先ほど町長の答弁がありましたけども最終的には令和8年中の町名変更に関する条例提案をしていきたいという、目標でございます。

それに向けてなのですけども、まずは先日補正予算でも可決いただきました、知名度調査、認知度調査をですね早急に発注させていただきまして、その調査を進めてまいりたいと思っております。

それと並行しまして、7月以降例年行っております各種団体ですとか、秋には地域との懇談会も予定してございます。地域との懇談会の中でいろいろな話題提供をさせていただきながら、皆様との意見交換をしていきたいと思います。

またそれに合わせて、やはり改名するにあたっては行政的な手続きも数あるかと思います。

その点もですね早急に調査しながら、上級官庁である北海道とも協議をしながら、どのようなものがあるかというのを把握に努めていきたいと思っております。

まず、本年度、令和7年度につきましてはその点に力をより入れていきたいと思っております。

その上で、令和8年の早い時期に条例提案できるよう、事務処理ですとか、皆様との合意形成を図っていきたいと考えてございます。以上でございます。

〇議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。

〇6番(鈴木孝寿) それやる上でね。ただやはり町民にも多く聞いていかなくてはならない。

その懇談会とかいろいろな事業者と聞いてかなくてはならないけど、その間にWeb調査もするのだけど、例えば町名を変え改名したときに、町名改名する目的をしっかりしなくては、今言われたところを町民にどんどん説明していけばいいとは思うのですけれども。ただ、メリット、デメリットとかね。今後かかる費用、それが町がかかる費用であったり、例えば事業者であったり、一般町民はそんなにそんなにね、大きくはかからないとは思っていますけど。そういうところもしっかりと研究して説明をする責任が発生すると思っています。

今できる調査をね、やはり前倒しでやるということ。これ、何年も何年もかけるような話ではないと思うのです。もうすでに決まったかのように私も話していますけど、これ町民に説明したときにやはりやめようっていうことも出るかもしれないのですね。

ただ、せっかくこれ、もうすでにいつから十勝清水町にするのだっけっていうような、もう回答というか、町民の方から、もうなったのだよねとかという話もあるということはやはり非常に、町民自らがもうみんながもう興味を持っている、こんなに清水町のことを実は町名1つで、町のことを十勝清水にした方がいいよねとかというような、すごくメリットをみんな考えてくれているというのはいいことだけども、ただやっぱり、反対的にデメリットだって生じるのだよ。

そういう調査研究というのも、今後先行してやっていく必要があると思うのですけど、ただWeb調査見てからね、いろいろな逆にそれに対応する調査もしなければならないと思いますから、少し2度手間になる部分はあると思いますけど。

ただ、町として今のうちにメリットデメリット費用、この3つが特に町民にとっては一番、もちろん、そして目的ですね。目的、メリットデメリットそしてどのぐらい費用がかかっていくのだろうというのが今絶対必要だと思いますのでこの調査を先にやっていく必要もあると思いますが、いかがでしょうか。

〇議長(山下清美) 答弁を求めます。企画課長。

〇企画課長(鈴木 聡) 確かに議員おっしゃるとおり大切な事柄だと思っております。

まずアンケート調査を行いますけどもやはり並行してそういう各種調査を進めるべきだと我々も思っておりますので、メリットデメリットあると思います。

事業者様にとっては本当に社印が影響するのかそれとも住所に関する登録登記簿等に影響するのか、そこまでいろいろ多岐にわたるかと思っております。

全国的にはですね、なかなかこういう形で町名変更をしたっていう事例は少ない状況ではありますけども、そういう全国的な事例等もできる限り集めながら、皆様にメリットデメリット、目的をきちっとお示しできるように、本年度進めていきたいと思っております。

〇議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。

〇6番(鈴木孝寿) 先ほど今、鈴木課長からの答弁その前の答弁も含めて、今後、関係団体、諸団体としっかりと懇談を深めて説明をしていくという言葉もありました。

今すごく町名1つと言ったって、本当に大きな問題なのですけど、問題と言うか大きな課題というか。これ、どっちに向かっていくのだろうっていうのが、町民にはすごく関心がある。でもこの関心というのは、やはり前向きな関心だと私は捉えているし、例えば農業者または商工業者の青年部と話したり、また女性部の若い女性の方とも話したときには、面白いですよねっていう、年配の方もいいな。もうずっと十勝清水でみんな僕と同じであまり感覚が十勝清水の感覚になっているものですから非常に前向きになっている。これをね、今本当に町民がみんな考えているっていうか変わるのかな、変わったのかな。いつどうしたらいいのかなという。という部分の今気持ちが醸成されているときに、やはり多くの今懇談会も含めてね、多くの人たちを巻き込んでみんなで考えていくっていうのは、まず町名を変えるってことやはりそういうことだと思うのですよね。

最終的にね、例えばアンケートにするのか、それとも例えば投票にするのかというとかは、もちろんそういう選択もあるけど、そうならないように合意形成を、作っていく必要があるかなと思います。

これ町民一体となってやるという形をとりながら、これ町民のまちづくりを真剣に考えるという大きな機会なのですよね。こんな機会を多分これまでなかったなと勝手に町がやってくれる勝手に誰かがやってくれるという状態から、自分たちの町の名前が変わるっていうことはこれ意識がすごく変わるっていうことですので、これをねぜひ僕はどっちかったら推進、それは本当にいいなと思っていますので、推進をしたいなと思っているのですけども、町民を巻き込んで、これが、1つのプロジェクトとして町民全員を巻き込んで全体を巻き込んで、まちづくりに挑戦していくのだっていうこれ本当にスタートになるのかなと私は考えますね。

これ町全体の1つの成功体験としてもなるだろうし、これがいいと思っている人はそうでもない、まだわからないって人をどんどん説得していくっていうことも大事だし、本当にこれをやることによって、まちづくりにひとつ成功体験を町民が受けられるということは、清水町にとって本当に未来は面白い未来、変わった未来がまた待っているのかなと思っています。

このプロジェクトをね、さっきも言いましたけど、1つの成功体験として、町民と共有していくためにね、今いろいろな時間的説明、タイムスケジュールありましたけど、通常、行政に頼るとすごく時間がかかるというイメージがあるのですが、本当にこれ前倒しでどんどん町民の声を聞きながらね、しっかりやって町の成功体験を1つここで作って欲しいなと思うのですが、これを最後にこの大項目1の質問をしたいと、町長に質問したいと思います。

〇議長(山下清美) 答弁を求めます。町長。

〇町長(つじ 康裕) ただいま鈴木議員から大変重要なご指摘をいただきました。

町民と共有していくと、まちづくりに真剣に考えていくきっかけになるということでございます。

話が少し前後するのですけれども、私先週東京に行ってまいりまして、日本海外ツアーオペレーター協会の会長ところを訪問してきたのですが、そこの席でですね会長からつじさん町長なったからふるさと納税しようと思っているのだけれども、小清水町って出てくるのだけどどういう関係があるのと聞かれたのですよね。やはりそういったふるさと納税で検索すると、やはり混同してしまう方がいらっしゃるのだなっていうことを、先週も身をもって実感したわけでございます。

今ですね、私たちが直面しているのは、町のブランド力と情報発信力をどう高めていくかという、この現実的な課題であります。

町名の見直しは、その突破口となる極めて戦略的かつ有効な手段の1つであると私は確信しております。もちろん町名変更は制度的にも、そして町民の皆様のご理解を得るという点でも決して容易な道ではありません。まさに難関のプロジェクトでございます。しかし、だからこそ挑む価値があると私は思っております。

町民の皆様とともに丁寧な議論を重ねまして、合意形成を図りながら、この挑戦を必ず形にしていきたい。強い決意を持って取り組んでまいります。

この町名変更は単なる呼び名の変更ではありません。清水町を再起動させる。その強い意味を持つ未来を動かす挑戦でございます。

これまで築き上げてきた歴史や誇りをしっかりと受け継ぎながら、今を生きる私たちが新たな時代への扉を開く。私はこの町政に全身全霊を持って臨む所存です。皆さんとともにこの新たな1歩を歩み出してまいりたいと思います。

〇議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。

〇6番(鈴木孝寿) 大項目2に移りたいと思います。さっきの補正予算のときに、敬老祝金の支給が復活と言っていいのかどうかは別として、することにしました。

僕はずっと子育て支援の時にもずっと言っているのですけど、子育て、まず結婚、若い人がここに就職することが大切そして、結婚していただければ最高で子供を産んだらもっと嬉しいな。町としてはね。もちろんそうなくても、それはそれでいいのだけど、住んでいただければいいのだけど、ずっと清水町が回っていくためにはこの町で子育てをしたいなあというようなイメージを持っていて。多分清水町は管内北海道、日本全国においてもね、非常に高水準の子育て支援をしているというようには認識しています。

もちろんその上もいるし、全然上を見ればきりがないぐらい、高薄元町長の時代から始まってそして阿部町長の時代にさらに修学旅行とかも含めて大きくして、その時その時で、僕は必ず言っている時が10年目になりますから、もうその時も全部入っているのですけれど、言っているとこは子育ても大切だけど、この清水町に、住んでいきたいんだよってするには、絶対に高齢者に対して、やはりこう終の住みかとか最後のと、もうこの町が本当ふるさと最後の、もう死んでもいいぐらいの町にしたいというか、こと死ぬまで住んでいたいっていう地域にすることが1つの目標だっていうので、高齢者に対してもやはり優しさとか敬意を持って、やる必要があると言うことは、さんざん実はずっと言ってきていることです。ようやくそれができたなと。

ただ、やはり金銭的にはかかるのはかかるししょうがないけど、ただその金銭じゃなくて、やはりこれ定住にも繋がっていくし、清水にいて本当によかったっていうことに繋がっていくと思う。

先ほど答弁いただいた中でね、100歳を目指すっていうことを、とか長生きして健康にしていくまち町なのだということもありますけども、答弁の中に、健康に楽しく地域と繋がりながら生きる。これ一番難しいのですね。とりあえずは、ハードとは言わないけどソフト面では作ったけど、今度それを運用していくにあたり、一番難しくなってくるのだよな。でも1つ1つを繋いでいけば、今は点でしかないけど、若年層の若い人たちの子育て、そして中間層、我々が子育てしている一番金がかかっている時期、さらに今度高齢者を支える世代、僕とかね。405060代は高齢者を支える、実質手を出す。世代として今度本当の607080になったときの90100になったときのね、高齢者の生活というのはいろいろサイクルがあって、その中を全部網羅していかなければならないのが1つの行政の仕組みだと私は思っているので、1つ1つずっと言わせていただいてはいたのですけど、先ほどの答弁の中に、健康に楽しく本当に健康と楽しさというのが一番大事ですけど、地域と繋がりながら生きるっていうのは、これがね実は一番難しくなってきているのかなと。少子高齢化、極論言ったら18,000人の町がもう9,000切って8,000も、間近に切るっていう状態においてね。農村部見たらもう農村部も大分少なくなってきた街中を見ても、ほとんどはもう空き家住宅が多くなってきた。この中でどうやって繋がり持っていくのだろうと言ったら、ここの施策というのがやはり打っていくのが大変だと思うのですけども、この繋がりだけで言えばね、この町長の考え方というのが、やっぱりこう繋がっていって欲しい。今回は敬老祝金でこのようにやり出しました。

そして本当に健康寿命を延ばしていくよ、で子供たちは子供たちで今までどおり、今までどおりもしくはさらにバージョンアップして住みやすい街をどんどんしていくそれがオール世代、すべての世代に共通するようにすべきこの繋がりだと私は思うのですけども。

町長の考える繋がり、今後どのように考えていくか、漠然とした質問で申し訳ないのですけど、お聞きかせいただければと思います。

〇議長(山下 清美) 答弁を求めます。町長。

〇町長(つじ 康裕) 突然の再質問ということで内容ということで、漠然とした私の回答となるのですけども、やはり高齢者の方には、どんどん社会参加、引退ではなくて、社会の中に戻ってきていただきたい。繋がり続けていきたいと思っております。

人が少なくなっていると現状におきまして、私は働き手として大変注目しております。

自治体或いは民間の中には平均年齢が80歳ですとか、そういった方、或いは65歳以上から入社することができるということで、いわゆるそのおばあちゃんビジネスとその業者の方は呼んでらっしゃるのですけども、年配の方が重要な働き手となっているという先進事例がございます。

いつまでも元気で現役ですね、積極的に社会と結びついて生活していくということが、今後、これまで以上に必要になってくると私は思っております。

そういった仕組みを作るのかですね、まずはアウトラインを作っていくのが行政の役割だと思っていますので、そういったことを今後提案してまいりたいと考えております。

〇議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。

〇6番(鈴木孝寿) 敬老に関してはね、この前補正予算の中で随分と質問しましたので、通常だぶるということはありえないので、ただ諸先輩を敬うという気持ちというのは、やはり日本人にとっては一番大切なことだと思いますので、その上で本当にこのまちづくり全般を考えていく、子育て支援も大切だし、本当にいろいろな支援も大切なのだけど、高齢者もう平均して清水町はもう日本一、住みよい町なのだとするためにこそね、今後その繋がりを含めた政策で今度は考えていただければと思います。

下の部分の名誉町民条例について移りたいと。名誉町民条例についてお伺いします。

私調べたけど平成9年以降ね、矢地広三さん、町長を務められました矢地広三さんに名誉町民の称号が送られ、そしてその後、この28年間ぐらい新たな、そんなに名誉町民が、いっぱい出るまで、でて欲しいのですけど、状況としてはね、今までなかった。この分についてね。これ審査この28年間、特に何もないと私は思っていたので公開するものでもないし、あれですけど、これ28年間で名誉町民条例の審査をするような、形はあったかないかだけまず確認したいと思います。

〇議長(山下清美) 答弁を求めます、総務課長。

〇総務課長(藤田哲也) 名誉町民を称号送る場合はですね、まず名誉町民審査委員会、こちらの方に町長が諮問を行います。その答申を受け最終的には議会の議決を経て称号を贈るということになってございます。

ご質問の28年間、こういった手続きの流れにつきましては、議会の議決は皆様ご承知の通りないということでございますが、審査会へ諮問したというケースについても、矢地広三氏以降、審査会諮問したという経過もないというのが運用の現状とか、これまでの状況ということでございます。

〇議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。

〇6番(鈴木孝寿) 今日、名誉町民条例の質問をするというのは、単刀直入に申し上げまして、先日、お亡くなりになられました高橋亮仁先生、第九せせらぎ合唱団をもう主催されて、第九の町文化のまち清水町の本当に礎をつくった方だと思っています。

本当にご逝去に際しましてはね、謹んでご冥福をお祈り申し上げるところではございます。

今言った承知の通り、もう町内だけではなくて全道全国にもお名前が広がっている先生です。当時1万人規模の町で、第九なんていうことは絶対できないと不可能だと言われたのを、せせらぎ合唱団という核をもとにね、あのとき45年前ですか今年45回目というか、記念の演奏会ですよね。45年前に立ち上げて、それが、僕は高橋先生とはよく、お前は俺の弟子だと言われたものですから、弟子だと思っているのですけど、ご家族からも含めて、清水の第九がドイツでもラジオで放送されたってそれはあったのですね当時ね、それだけ実は世界的にも広がった、でこんな小さな町でもできるってそれをやった高橋先生。あれ以来本当に小さな町でも挑戦できるというような形になっています。その功績というのはやはりすごいなと。いろいろな文化功労章から何か道のやつとかね、いろいろなのをもらっているっていうのはわかってはいるんですけども。

名誉町民条例は、何度も読んでも別に亡くなった方、もしくは生きている方のためにというわけではないと私はそう認識をしたので、僕は本当に高橋亮仁先生は名誉町民に値するのではないか。清水の本当に第九文化の礎を第九文化を含め、元に清水町を大きく発信したっていうことは本当にこれ誰も疑うとこではないので、名誉町民に値すると私は考えているのですけども。

この名誉町民条例はまず、町長が諮問しなくてはならないというところもございますが、町長の考えとしてね、どうでしょう。

名誉町民条例に付託して、その審査会に付託していただけるものかどうかも含めてね、町長の考えをお伺いしたいと思います。

〇議長(山下清美) 答弁を求めます。町長。

〇町長(つじ 康裕) まずは高橋先生のご逝去に改めて心より哀悼の意を表したいと思います。

高橋先生は第九という音楽文化を通じまして、清水町のまちづくりに大きく貢献されました。

そのご功績は言うまでもなく、町民一人一人の心に深く刻まれております。

また先生のお人柄は、多くの町民に敬愛され、その生き方は多くの人々の模範でもありました。

葬儀の場で紹介されました文化に中央も地方もないという先生の言葉なのですが、地方からでも、真に価値ある文化をつくり広めていくことができるという、強い信念が込められておりまして、私自身大きな感動を覚えました。

清水町という小さな町から響いた歓喜の歌、その歌がやがて全国へ、そして世界へと広がっていったという事実はまさにその言葉の重みと真実を証明するものであります。

文化や価値は東京から生まれるものという固定観念を先生はその生涯を通じて見事に覆されました。

地方からでも本物の文化は生まれ、それがやがて町の誇りとなる私たちはその姿から多くを学びました。こうしたご功績と精神を未来へ引き継いでいくことが、私たちに課せられた使命であると認識しております。

その上で今後町として、高橋先生への敬意を形として表すべく、名誉町民の称号付与につきましては、名誉町民審査委員会への諮問を含め、検討して参りたいと考えております。

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〇議長(山下清美) これで一般質問を終わります。

お諮りします。

本日の会議はこの程度にとどめ散会したいと思います。

これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(山下清美) 異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって散会することに決定しました。

明日は午前10時に会議を開きます。

本日はこれで散会します。

(午前1137分)

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317