令和7年第4回定例会会議録(6月17日_日程第3_鈴木議員)

〇議長(山下清美) 一般質問を続けます。

6番、鈴木孝寿議員。

○6番(鈴木孝寿) 6番鈴木孝寿でございます。議長の許可をいただきましたので、通告に基づきまして、一般質問をさせていただきます。

大項目2つあります。

まず大項目1つ目、清水町から十勝清水町への改名の考え方についてお伺いをさせていただきます。

町長が清親会の席上で今後の考えを示した中で、現在の清水町の町名を十勝清水町へ変更していくという考えを述べたことは、後にマスコミ各社からの報道さらには、それを受けた町民がこの私たちの「ふるさと清水」を改めて考えるきっかけとなりました。

報道以来、これまで多くの町民と接した中で肯定的な方が非常に多く、逆に否定的な方にはまだ私自身お会いはしておりません。

改名による効果はすでに町民が自分たちの住んでいる町を今一度考える機会となり、またこの改名によって対外的には今後計り知れないほどの効果が予想されるところでございます。

町長が案として発信された今回の改名の提案については、現在すでにもう既知のものとなっていますので、早急にタイムスケジュールを立て、取り組む必要があると思われますが、町長の考えをお伺いさせていただきます。

大項目2つ目。敬老に関する考え方と名誉町民条例についてお伺いをさせていただきます。

先の議会初日において敬老祝金の贈呈というのが提案をされ、その後審議され可決されました。これまで清水町に生きまちづくりにしっかりと本当に貢献していただいている多くの年配の皆様方に本当に敬意を持って接するにあたり、非常に喜ばしいものであると感じております。

改めてこの事業を制定する考え方をお聞きさせていただきます。

また、清水町には名誉町民条例があります。しかしこの条例は近年運用されていないと思われております。

町の歴史に多大な影響を与えてくれた方に対し、少なからずその功績を後世に伝えるために、積極的な運用が必要と考えますが、町長の考えをお伺いさせていただきます。

以上、大項目2点、どうぞよろしくお願いいたします。

〇議長(山下清美) 答弁を求めます。町長。

〇町長(つじ 康裕) それでは鈴木議員のご質問大項目1の清水町から十勝清水町への改名への考え方についてお答えいたします。

町名については、自治体をイメージし選択していただく際にとても重要なキーワードであり、町名を変更することは、本町の未来を切り開く大きな1歩になると考えております。

清水町という名は、全国において自治体名としては静岡県清水町があり、その他地区名としても全国に数多く存在しており、「十勝」という全国的に知られた名称の力を最大限に活用することで、北海道十勝ならではの地域性や私たちの誇る食や自然といった本町の魅力をこれまで以上に力強く、的確に発信できると確信しております。

また、情報発信の主流が大きく変化した現代において、町の入口はもはや駅や道路だけではなく、インターネット検索が重要な新たな入口となっております。実際、「清水町」と検索した場合、最上位に表示されるのは静岡県清水町であり、北海道清水町はその下に位置しています。こうした検索順位の差は、私たちの町の情報発信力や経済活動、移住定住の促進においても見過ごせない影響をおよぼしています。

民間企業がブランド名や検索ワードの選定に注力するのと同様に、自治体においても戦略的な対応が求められている今、町名の見直しは非常に有効な手段のひとつであると考え、先日の清親会において話をさせていただきました。

その後、新聞紙面や情報番組による報道があり、町民の皆様には事前にお話することができず、ご不安等を抱いた方がいらっしゃるかもしれません。その点につきましては申し訳なく思っております。

本町にはもっと注目されるべき価値があります。その可能性を引き出し町の魅力を広く伝えていくためにも、「十勝清水町」への町名変更は町のブランド力と、発信力を高める重要な選択肢であると受けとめ、意欲を持って取り組んでまいります。

そのための第一歩として、現在の「清水町」及び「十勝」の全国的な認知度やイメージなどを把握する調査を実施し、可視化されたデータをもとに、関係団体や町民の皆様に丁寧な説明を重ね、ご意見をいただいた上で、令和8年度中の条例提案を目指したいと考えております。

続きまして、大項目2の敬老に関する考え方と名誉町民条例についてお答えいたします。

まず敬老に関する町の考え方についてですが、今回の敬老祝金の復活は、単なる金銭的支給を目的としたものではなく、長年にわたり清水町に暮らし、地域づくりに貢献されてきた高齢者の皆様へ町としての敬意と感謝を表すものであり、「長寿のお祝い」として町全体でその節目を祝う文化を育てていくことを目指しております。具体的には、女性の平均寿命を超える88歳(米寿)そして人生100年時代の象徴である100歳を迎えられた方に対して、「ありがとう」と「おめでとう」をまちぐるみで送る制度としたところです。特に100歳での10万円支給は「100歳を目指す希望」と応援のメッセージも込めております。

この制度は単なる"敬老の枠を超え"、高齢者自身の誇りと生きがい家族や地域への感謝の広がり、そして町民全体が人生をたたえる文化に触れる機会となるものです。

最終的に私たちが目指すのは、ただ長生きするだけでなく、「健康に楽しく地域と繋がりながら生きる」ことができるまち、すなわち"長生きするほどうれしいことが増えていく町"です。

清水町を人生100年時代の先進モデルとして全国に誇れる"長寿の町"として育てていく、その第一歩として、この制度を位置付け、さらに長寿を喜ぶ取り組みや、健康寿命をいかに伸ばしていくかも考えながら、今後進めていきたいと考えているところです。

次に名誉町民については、これまで4名の方を顕彰しており、直近では平成9年に、矢地広三氏に称号が贈られております。

本町の振興に多大な功績を有する方をたたえ、その功績を後世に伝えることは大変意義深いものと考えるところであり、適宜、名誉町民審査委員会への諮問を行ってまいりたいと考えております。

〇議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員

○6番(鈴木孝寿) それでは再質問をさせていただきたいと思います。

まず、大項目1、改名の考え方を今述べていただきました。

普通にこの町に私ももう50年以上、57年目になりますけども、住んでいて、十勝清水という名前については本当清水町と同じぐらいの感覚で駅が十勝清水町であるということがまず一番、もうインプットされているというかね、もう十勝清水イコール清水町、清水町イコール十勝清水という感覚がありまして、多分清水町に住んでいる方も十勝清水と言っても何の違和感もないっていうのが現実だと思います。

先ほど私も質問の中にも言いましたけども、まだ反対するって聞いたことない。せっかくずっと清水町でやったのだからって言っても、十勝清水と言った瞬間に、別に普通だよねって、駅名が十勝清水町であり、今農協さん、JAも十勝清水町であったり。もうそういう流れがあって、非常に町民自体にはすごく腑に落ちているところであります。

ただ、私たちが外に出たとき、例えば学生時代に道外の人間と道外の友人と話したときに、「どこ出身?」「北海道だよ」って。そして、「北海道のどこ?」「清水町。」「え?」「帯広の近く。」「ああ。」という感覚になるのですね。ということは当然、例えば東京都に住んでいる方が清水町知ってるかとか、神奈川でも山梨どこでもいいんですけど清水町って知っているかといったら、絶対知らないですよ。それをまず清水町って言った瞬間には静岡県っていうのが絶対出てくるんですよね。

先ほど検索の話も出ましたけど検索ワードも清水町って調べたときには、千歳市清水町とかね。小清水町が出てきたり。もうどれがどれだかわかんないような感じで検索ヤフーにしてもグーグルにしても、そんな感じになっています。

やはり多分町長がそして前回の補正予算の中でもこの調査をしていきたいと清水町のいいところ悪いところも含めてね、何が強みなのか、何が弱いのかていうところを調査するということで予算が成立しましたけども。しっかりそれらを使いながらも、やっていく。

僕が思うにはこれ人口減少時代の中において、清水町をまずいろいろな多くの人に知ってもらうってのが非常に大切なことだし、定住移住においても、選択肢にまず名前も出てこなければ、イメージも湧かないっていうのが一番の問題かなと考えてます。

そんな中で、今回の提案というのは、だからさっき最初言ったように清水町と十勝清水町は同一なので、地元にいすぎるとわからないっていうところがあったなと思います。

最終的に町長の先ほどの答弁からは令和8年中の条例提案を目指すというようなお言葉をいただきましたけれども、現状下で考えるまずこれ、出す出さないっていうのもね、もうすでにもうきちっとものになってるということで、お話はしてますけども、これを変更する上でね、変更していくっていう前提で考えていくならば、令和8年、条例提案を目指すとありましたけども、現状、今考えているスケジューリングについてお伺いをしたいと思います。

〇議長(山下清美) 答弁を求めます。企画課長。

〇企画課長(鈴木 聡) 町名変更に向けたスケジュールというようなご質問でございます。

先ほど町長の答弁がありましたけども最終的には令和8年中の町名変更に関する条例提案をしていきたいという、目標でございます。

それに向けてなのですけども、まずは先日補正予算でも可決いただきました、知名度調査、認知度調査をですね早急に発注させていただきまして、その調査を進めてまいりたいと思っております。

それと並行しまして、7月以降例年行っております各種団体ですとか、秋には地域との懇談会も予定してございます。地域との懇談会の中でいろいろな話題提供をさせていただきながら、皆様との意見交換をしていきたいと思います。

またそれに合わせて、やはり改名するにあたっては行政的な手続きも数あるかと思います。

その点もですね早急に調査しながら、上級官庁である北海道とも協議をしながら、どのようなものがあるかというのを把握に努めていきたいと思っております。

まず、本年度、令和7年度につきましてはその点に力をより入れていきたいと思っております。

その上で、令和8年の早い時期に条例提案できるよう、事務処理ですとか、皆様との合意形成を図っていきたいと考えてございます。以上でございます。

〇議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。

〇6番(鈴木孝寿) それやる上でね。ただやはり町民にも多く聞いていかなくてはならない。

その懇談会とかいろいろな事業者と聞いてかなくてはならないけど、その間にWeb調査もするのだけど、例えば町名を変え改名したときに、町名改名する目的をしっかりしなくては、今言われたところを町民にどんどん説明していけばいいとは思うのですけれども。ただ、メリット、デメリットとかね。今後かかる費用、それが町がかかる費用であったり、例えば事業者であったり、一般町民はそんなにそんなにね、大きくはかからないとは思っていますけど。そういうところもしっかりと研究して説明をする責任が発生すると思っています。

今できる調査をね、やはり前倒しでやるということ。これ、何年も何年もかけるような話ではないと思うのです。もうすでに決まったかのように私も話していますけど、これ町民に説明したときにやはりやめようっていうことも出るかもしれないのですね。

ただ、せっかくこれ、もうすでにいつから十勝清水町にするのだっけっていうような、もう回答というか、町民の方から、もうなったのだよねとかという話もあるということはやはり非常に、町民自らがもうみんながもう興味を持っている、こんなに清水町のことを実は町名1つで、町のことを十勝清水にした方がいいよねとかというような、すごくメリットをみんな考えてくれているというのはいいことだけども、ただやっぱり、反対的にデメリットだって生じるのだよ。

そういう調査研究というのも、今後先行してやっていく必要があると思うのですけど、ただWeb調査見てからね、いろいろな逆にそれに対応する調査もしなければならないと思いますから、少し2度手間になる部分はあると思いますけど。

ただ、町として今のうちにメリットデメリット費用、この3つが特に町民にとっては一番、もちろん、そして目的ですね。目的、メリットデメリットそしてどのぐらい費用がかかっていくのだろうというのが今絶対必要だと思いますのでこの調査を先にやっていく必要もあると思いますが、いかがでしょうか。

〇議長(山下清美) 答弁を求めます。企画課長。

〇企画課長(鈴木 聡) 確かに議員おっしゃるとおり大切な事柄だと思っております。

まずアンケート調査を行いますけどもやはり並行してそういう各種調査を進めるべきだと我々も思っておりますので、メリットデメリットあると思います。

事業者様にとっては本当に社印が影響するのかそれとも住所に関する登録登記簿等に影響するのか、そこまでいろいろ多岐にわたるかと思っております。

全国的にはですね、なかなかこういう形で町名変更をしたっていう事例は少ない状況ではありますけども、そういう全国的な事例等もできる限り集めながら、皆様にメリットデメリット、目的をきちっとお示しできるように、本年度進めていきたいと思っております。

〇議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。

〇6番(鈴木孝寿) 先ほど今、鈴木課長からの答弁その前の答弁も含めて、今後、関係団体、諸団体としっかりと懇談を深めて説明をしていくという言葉もありました。

今すごく町名1つと言ったって、本当に大きな問題なのですけど、問題と言うか大きな課題というか。これ、どっちに向かっていくのだろうっていうのが、町民にはすごく関心がある。でもこの関心というのは、やはり前向きな関心だと私は捉えているし、例えば農業者または商工業者の青年部と話したり、また女性部の若い女性の方とも話したときには、面白いですよねっていう、年配の方もいいな。もうずっと十勝清水でみんな僕と同じであまり感覚が十勝清水の感覚になっているものですから非常に前向きになっている。これをね、今本当に町民がみんな考えているっていうか変わるのかな、変わったのかな。いつどうしたらいいのかなという。という部分の今気持ちが醸成されているときに、やはり多くの今懇談会も含めてね、多くの人たちを巻き込んでみんなで考えていくっていうのは、まず町名を変えるってことやはりそういうことだと思うのですよね。

最終的にね、例えばアンケートにするのか、それとも例えば投票にするのかというとかは、もちろんそういう選択もあるけど、そうならないように合意形成を、作っていく必要があるかなと思います。

これ町民一体となってやるという形をとりながら、これ町民のまちづくりを真剣に考えるという大きな機会なのですよね。こんな機会を多分これまでなかったなと勝手に町がやってくれる勝手に誰かがやってくれるという状態から、自分たちの町の名前が変わるっていうことはこれ意識がすごく変わるっていうことですので、これをねぜひ僕はどっちかったら推進、それは本当にいいなと思っていますので、推進をしたいなと思っているのですけども、町民を巻き込んで、これが、1つのプロジェクトとして町民全員を巻き込んで全体を巻き込んで、まちづくりに挑戦していくのだっていうこれ本当にスタートになるのかなと私は考えますね。

これ町全体の1つの成功体験としてもなるだろうし、これがいいと思っている人はそうでもない、まだわからないって人をどんどん説得していくっていうことも大事だし、本当にこれをやることによって、まちづくりにひとつ成功体験を町民が受けられるということは、清水町にとって本当に未来は面白い未来、変わった未来がまた待っているのかなと思っています。

このプロジェクトをね、さっきも言いましたけど、1つの成功体験として、町民と共有していくためにね、今いろいろな時間的説明、タイムスケジュールありましたけど、通常、行政に頼るとすごく時間がかかるというイメージがあるのですが、本当にこれ前倒しでどんどん町民の声を聞きながらね、しっかりやって町の成功体験を1つここで作って欲しいなと思うのですが、これを最後にこの大項目1の質問をしたいと、町長に質問したいと思います。

〇議長(山下清美) 答弁を求めます。町長。

〇町長(つじ 康裕) ただいま鈴木議員から大変重要なご指摘をいただきました。

町民と共有していくと、まちづくりに真剣に考えていくきっかけになるということでございます。

話が少し前後するのですけれども、私先週東京に行ってまいりまして、日本海外ツアーオペレーター協会の会長ところを訪問してきたのですが、そこの席でですね会長からつじさん町長なったからふるさと納税しようと思っているのだけれども、小清水町って出てくるのだけどどういう関係があるのと聞かれたのですよね。やはりそういったふるさと納税で検索すると、やはり混同してしまう方がいらっしゃるのだなっていうことを、先週も身をもって実感したわけでございます。

今ですね、私たちが直面しているのは、町のブランド力と情報発信力をどう高めていくかという、この現実的な課題であります。

町名の見直しは、その突破口となる極めて戦略的かつ有効な手段の1つであると私は確信しております。もちろん町名変更は制度的にも、そして町民の皆様のご理解を得るという点でも決して容易な道ではありません。まさに難関のプロジェクトでございます。しかし、だからこそ挑む価値があると私は思っております。

町民の皆様とともに丁寧な議論を重ねまして、合意形成を図りながら、この挑戦を必ず形にしていきたい。強い決意を持って取り組んでまいります。

この町名変更は単なる呼び名の変更ではありません。清水町を再起動させる。その強い意味を持つ未来を動かす挑戦でございます。

これまで築き上げてきた歴史や誇りをしっかりと受け継ぎながら、今を生きる私たちが新たな時代への扉を開く。私はこの町政に全身全霊を持って臨む所存です。皆さんとともにこの新たな1歩を歩み出してまいりたいと思います。

〇議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。

〇6番(鈴木孝寿) 大項目2に移りたいと思います。さっきの補正予算のときに、敬老祝金の支給が復活と言っていいのかどうかは別として、することにしました。

僕はずっと子育て支援の時にもずっと言っているのですけど、子育て、まず結婚、若い人がここに就職することが大切そして、結婚していただければ最高で子供を産んだらもっと嬉しいな。町としてはね。もちろんそうなくても、それはそれでいいのだけど、住んでいただければいいのだけど、ずっと清水町が回っていくためにはこの町で子育てをしたいなあというようなイメージを持っていて。多分清水町は管内北海道、日本全国においてもね、非常に高水準の子育て支援をしているというようには認識しています。

もちろんその上もいるし、全然上を見ればきりがないぐらい、高薄元町長の時代から始まってそして阿部町長の時代にさらに修学旅行とかも含めて大きくして、その時その時で、僕は必ず言っている時が10年目になりますから、もうその時も全部入っているのですけれど、言っているとこは子育ても大切だけど、この清水町に、住んでいきたいんだよってするには、絶対に高齢者に対して、やはりこう終の住みかとか最後のと、もうこの町が本当ふるさと最後の、もう死んでもいいぐらいの町にしたいというか、こと死ぬまで住んでいたいっていう地域にすることが1つの目標だっていうので、高齢者に対してもやはり優しさとか敬意を持って、やる必要があると言うことは、さんざん実はずっと言ってきていることです。ようやくそれができたなと。

ただ、やはり金銭的にはかかるのはかかるししょうがないけど、ただその金銭じゃなくて、やはりこれ定住にも繋がっていくし、清水にいて本当によかったっていうことに繋がっていくと思う。

先ほど答弁いただいた中でね、100歳を目指すっていうことを、とか長生きして健康にしていくまち町なのだということもありますけども、答弁の中に、健康に楽しく地域と繋がりながら生きる。これ一番難しいのですね。とりあえずは、ハードとは言わないけどソフト面では作ったけど、今度それを運用していくにあたり、一番難しくなってくるのだよな。でも1つ1つを繋いでいけば、今は点でしかないけど、若年層の若い人たちの子育て、そして中間層、我々が子育てしている一番金がかかっている時期、さらに今度高齢者を支える世代、僕とかね。405060代は高齢者を支える、実質手を出す。世代として今度本当の607080になったときの90100になったときのね、高齢者の生活というのはいろいろサイクルがあって、その中を全部網羅していかなければならないのが1つの行政の仕組みだと私は思っているので、1つ1つずっと言わせていただいてはいたのですけど、先ほどの答弁の中に、健康に楽しく本当に健康と楽しさというのが一番大事ですけど、地域と繋がりながら生きるっていうのは、これがね実は一番難しくなってきているのかなと。少子高齢化、極論言ったら18,000人の町がもう9,000切って8,000も、間近に切るっていう状態においてね。農村部見たらもう農村部も大分少なくなってきた街中を見ても、ほとんどはもう空き家住宅が多くなってきた。この中でどうやって繋がり持っていくのだろうと言ったら、ここの施策というのがやはり打っていくのが大変だと思うのですけども、この繋がりだけで言えばね、この町長の考え方というのが、やっぱりこう繋がっていって欲しい。今回は敬老祝金でこのようにやり出しました。

そして本当に健康寿命を延ばしていくよ、で子供たちは子供たちで今までどおり、今までどおりもしくはさらにバージョンアップして住みやすい街をどんどんしていくそれがオール世代、すべての世代に共通するようにすべきこの繋がりだと私は思うのですけども。

町長の考える繋がり、今後どのように考えていくか、漠然とした質問で申し訳ないのですけど、お聞きかせいただければと思います。

〇議長(山下 清美) 答弁を求めます。町長。

〇町長(つじ 康裕) 突然の再質問ということで内容ということで、漠然とした私の回答となるのですけども、やはり高齢者の方には、どんどん社会参加、引退ではなくて、社会の中に戻ってきていただきたい。繋がり続けていきたいと思っております。

人が少なくなっていると現状におきまして、私は働き手として大変注目しております。

自治体或いは民間の中には平均年齢が80歳ですとか、そういった方、或いは65歳以上から入社することができるということで、いわゆるそのおばあちゃんビジネスとその業者の方は呼んでらっしゃるのですけども、年配の方が重要な働き手となっているという先進事例がございます。

いつまでも元気で現役ですね、積極的に社会と結びついて生活していくということが、今後、これまで以上に必要になってくると私は思っております。

そういった仕組みを作るのかですね、まずはアウトラインを作っていくのが行政の役割だと思っていますので、そういったことを今後提案してまいりたいと考えております。

〇議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。

〇6番(鈴木孝寿) 敬老に関してはね、この前補正予算の中で随分と質問しましたので、通常だぶるということはありえないので、ただ諸先輩を敬うという気持ちというのは、やはり日本人にとっては一番大切なことだと思いますので、その上で本当にこのまちづくり全般を考えていく、子育て支援も大切だし、本当にいろいろな支援も大切なのだけど、高齢者もう平均して清水町はもう日本一、住みよい町なのだとするためにこそね、今後その繋がりを含めた政策で今度は考えていただければと思います。

下の部分の名誉町民条例について移りたいと。名誉町民条例についてお伺いします。

私調べたけど平成9年以降ね、矢地広三さん、町長を務められました矢地広三さんに名誉町民の称号が送られ、そしてその後、この28年間ぐらい新たな、そんなに名誉町民が、いっぱい出るまで、でて欲しいのですけど、状況としてはね、今までなかった。この分についてね。これ審査この28年間、特に何もないと私は思っていたので公開するものでもないし、あれですけど、これ28年間で名誉町民条例の審査をするような、形はあったかないかだけまず確認したいと思います。

〇議長(山下清美) 答弁を求めます、総務課長。

〇総務課長(藤田哲也) 名誉町民を称号送る場合はですね、まず名誉町民審査委員会、こちらの方に町長が諮問を行います。その答申を受け最終的には議会の議決を経て称号を贈るということになってございます。

ご質問の28年間、こういった手続きの流れにつきましては、議会の議決は皆様ご承知の通りないということでございますが、審査会へ諮問したというケースについても、矢地広三氏以降、審査会諮問したという経過もないというのが運用の現状とか、これまでの状況ということでございます。

〇議長(山下清美) 6番、鈴木孝寿議員。

〇6番(鈴木孝寿) 今日、名誉町民条例の質問をするというのは、単刀直入に申し上げまして、先日、お亡くなりになられました高橋亮仁先生、第九せせらぎ合唱団をもう主催されて、第九の町文化のまち清水町の本当に礎をつくった方だと思っています。

本当にご逝去に際しましてはね、謹んでご冥福をお祈り申し上げるところではございます。

今言った承知の通り、もう町内だけではなくて全道全国にもお名前が広がっている先生です。当時1万人規模の町で、第九なんていうことは絶対できないと不可能だと言われたのを、せせらぎ合唱団という核をもとにね、あのとき45年前ですか今年45回目というか、記念の演奏会ですよね。45年前に立ち上げて、それが、僕は高橋先生とはよく、お前は俺の弟子だと言われたものですから、弟子だと思っているのですけど、ご家族からも含めて、清水の第九がドイツでもラジオで放送されたってそれはあったのですね当時ね、それだけ実は世界的にも広がった、でこんな小さな町でもできるってそれをやった高橋先生。あれ以来本当に小さな町でも挑戦できるというような形になっています。その功績というのはやはりすごいなと。いろいろな文化功労章から何か道のやつとかね、いろいろなのをもらっているっていうのはわかってはいるんですけども。

名誉町民条例は、何度も読んでも別に亡くなった方、もしくは生きている方のためにというわけではないと私はそう認識をしたので、僕は本当に高橋亮仁先生は名誉町民に値するのではないか。清水の本当に第九文化の礎を第九文化を含め、元に清水町を大きく発信したっていうことは本当にこれ誰も疑うとこではないので、名誉町民に値すると私は考えているのですけども。

この名誉町民条例はまず、町長が諮問しなくてはならないというところもございますが、町長の考えとしてね、どうでしょう。

名誉町民条例に付託して、その審査会に付託していただけるものかどうかも含めてね、町長の考えをお伺いしたいと思います。

〇議長(山下清美) 答弁を求めます。町長。

〇町長(つじ 康裕) まずは高橋先生のご逝去に改めて心より哀悼の意を表したいと思います。

高橋先生は第九という音楽文化を通じまして、清水町のまちづくりに大きく貢献されました。

そのご功績は言うまでもなく、町民一人一人の心に深く刻まれております。

また先生のお人柄は、多くの町民に敬愛され、その生き方は多くの人々の模範でもありました。

葬儀の場で紹介されました文化に中央も地方もないという先生の言葉なのですが、地方からでも、真に価値ある文化をつくり広めていくことができるという、強い信念が込められておりまして、私自身大きな感動を覚えました。

清水町という小さな町から響いた歓喜の歌、その歌がやがて全国へ、そして世界へと広がっていったという事実はまさにその言葉の重みと真実を証明するものであります。

文化や価値は東京から生まれるものという固定観念を先生はその生涯を通じて見事に覆されました。

地方からでも本物の文化は生まれ、それがやがて町の誇りとなる私たちはその姿から多くを学びました。こうしたご功績と精神を未来へ引き継いでいくことが、私たちに課せられた使命であると認識しております。

その上で今後町として、高橋先生への敬意を形として表すべく、名誉町民の称号付与につきましては、名誉町民審査委員会への諮問を含め、検討して参りたいと考えております。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317