令和7年第5回定例会会議録(9月10日_日程第1_中河議員)

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○議長(山下清美) 日程第1、一般質問を行います。

 順番に発言を許します。

 5番、中河つる子議員。

○5番(中河つる子) 5番、日本共産党中河つる子です。質問させていただきます。

項目1、介護施設への運営経費及びエアコン設置への補助について。

昨年から続く物価高騰、中でも食料品日用品の高騰、人件費の単価の上昇により、施設運営の負担が大きくなっています。また、昨年今年の夏の気温上昇は高齢者にとって耐え難い暑さであり、熱中症対策として、エアコン設置のない施設へエアコン購入費の補助を考える必要があると考えます。物価高騰、人件費の上昇に伴う運営経費やエアコン設置に対し、町からの補助が必要と考えますが町長の考えをお伺いいたします。

項目2、高齢者へエアコン購入費の補助について、昨年今年の夏の気温上昇は異常で前項目でも言いましたが、耐え難い暑さです。自宅にエアコンを設置していない高齢者世帯に対し、熱中症対策としてエアコン購入費を補助してはどうでしょうか。町長の考えを伺います。以上2項目です。よろしくお願いします。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。町長。

○町長(つじ 康裕) 中河議員からのご質問、大項目1の介護施設への運営経費及びエアコン設置への補助についてお答えいたします。

議員ご指摘のとおり、昨今の物価高騰や人件費の上昇は、介護施設の運営に大きな影響を及ぼしており、さらに近年は夏季の猛暑が常態化する中で、入所者の健康を守るための空調設備の整備はますます重要となっております。

こうした状況を踏まえ、国や北海道においては、令和6年度から令和7年度にかけて、光熱費や食材料の高騰に対応する支援が実施されております。さらに令和7年度からは、熱中症対策として冷房設備の設置を支援する制度も設けられており、実際にこうした制度を活用して補助を受けている施設もございます。

また人件費につきましては、以前から国において、介護職員の処遇改善を目的に介護報酬に上乗せする加算制度を設けており、各施設で活用されております。町といたしましても、介護の質を維持向上するため、人材の確保と育成を重要視しており、介護資格取得の一部経費を助成することで、結果として施設運営にかかる経費の軽減に繋がるよう取り組んでおります。

以上のことから、現時点では、町独自で新たな補助制度を設けることは考えておりませんが、既存の国や北海道の制度を円滑にご活用いただけるよう、情報提供や相談体制を行うとともに、人材育成や運営支援の観点からも寄り添った体制づくりに努めてまいります。

続きまして、大項目2の高齢者へのエアコン購入費の補助については、近年の気候変動により、夏季の高温日が増加し、十勝地域では熱中症警戒アラートの発表が多い傾向にあるため、町としましても、熱中症対策の重要性が増していると認識しております。

本町では、現在暑さを避けて安全に過ごしていただくため、公共施設をクーリングシェルターとして開放し、その利用を呼びかけております。

しかしながら、高齢者の皆様にとっては外出そのものが大きな負担であり、自宅で暑さを我慢される実態やエアコンの風を嫌って使用を控える方が多いことも承知しております。

ご質問のありましたエアコン設置費用に対する助成につきましては、継続的な財政負担や設置維持を含めた支援のあり方を、総合的に勘案し、現時点では実施しない方針ではあります。

ただし、十勝管内市町村の動向や国や北海道の新たな支援制度が示された場合は十分に考慮し、今後も助成の可能性について検討を続けて参ります。

一方で、熱中症から命を守るための実効性の高い対策は早急に進める必要があると考えております。特にご要望の多いクーリングシェルターへの移動支援の充実をはじめ、行政担当ケアマネージャー、民生委員、協力事業者と連携し、声かけや体調確認を行う見守り体制の構築など、取り組めることから積極的に進めてまいります。

○議長(山下清美) 5番、中河つる子議員。

○5番(中河つる子) 今回の質問については、地域密着型の小規模多機能施設についての内容でありました。

それで、本当にお話を聞いてみますと、地域密着型の小規模施設というのは、きめ細かなサービスを町民に提供していまして、例えばデイサービスなどでも、お風呂だけを使うとか、お風呂と食事を利用するとか、その人に合ったそういう細かなサービスを提供しているということですね。そのようにするということは、人件費交通費もかかるということで、経費はかかってきます。ですが、これらは、町の支援サービス、町の地域包括センターが認め、地域密着型通所介護施設のそれによってその施設がサービスを行っているっていうことです。町民から見ればすごく大事というか、ありがたいというか、そういう内容になっていると思います。

ですが、それを運営する施設については、本当にいろいろ経費もかかっているということで、そういう面について町の要望といいますか、町民を守るというその支援施策に対して施設が動いているということでは、町の補助というのも必要でないかと考えてこういう質問しましたけどいかがでしょうか。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(石川 淳) そちらの方にお答えさせていただきます。現状、各福祉施設に関しては、確かに物価高騰等大変苦しい状況は、各施設からもお伺いをしているところです。そういった中で町としてという話ではありますが、まず、町長の答弁にもありましたとおり、物価高騰については、国の方の補助等、人件費の関係は、介護所処遇改善の関係の補助金があったりですとか、そういったところを各施設、それぞれ申請していただいているところですので、そういったものも含めて今の状況で我々の説明が不足しているということであれば、そこは寄り添った形で説明等もしていきたいですし、まずはそこ、国や道の補助を基本として考えていただきたいというのが、町の考え方でございます。

○議長(山下清美) 5番、中河つる子議員。

○5番(中河つる子) 国や道からの補助は昨年ももらったという話は聞いております。それで今年度については、そういうのがまだ出ていないというか、そういうことで経営が苦しいのではないかと。実態として経営が大変という話を聞いているということですので、何とか支援をしてもらえばと思います。一般家庭ではですね、非課税世帯への補助とか、そういうのは昨年からも何回も出ていますね。そういう、やはり生活、食べることとか、日常生活においては、そういうものは本当に介護施設では毎日かかっていますので、そういうところでの経費、そして今年の10月からまた上がるという人件費、1時間当たりの単価も上がるという、そういうことを見通せば、施設が苦労しながら経営をしているその実態が実際にあるということですので、そういうことをもう少し考えてもいいのではないかと思いますがいかがでしょうか。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(石川 淳) はい。もう少し、それぞれの施設に町として何か力になれることがということであると思いますが、現状、先ほどもお話しているとおり、実は物価高騰の補助に関しては、先ほど町長の答弁にもありましたとおり、令和7年度、光熱費や食事食材料の高騰に関する支援、令和7年度から実施しているということなのですけれども、現状、申請していただいている施設もございます。ただ、どうしてもその期間が短かったりですとか、そういった部分で不足している部分等あると思いますので、それらについても、また改めてそれぞれの施設にお話をしていきたいなと思ってございます。

あと、人件費の関係については先ほどお話したとおり、介護報酬に加算される制度、これは国が何らかの毎年というわけではないですけども、何回かこの見直しを図ってベースアップをしてきているという状況がございます。そういったものも含めてさらに改めて、皆さん各施設のところにお話をお伺いして、こちらとしてもどういったような対策ができるかというところを検討してまいりたいと思います。

○議長(山下清美) 5番、中河つる子議員。

○5番(中河つる子) はい。そういうことで、町の方にから申請をして、各施設そういう援助があるのならやってもらいたいと思いますし、この中に入って施設のエアコン設置については、今度、福祉課からの報告で、エアコンの申請をすればいいという通知が来たということを、施設の方から聞きましたので、ぜひそのことに対して施設がそのエアコンを取り入れられるように支援していただきたいと思います。清水町には特別養護老人ホームせせらぎ荘をはじめ、グループホーム、介護療養施設、小規模多機能施設があり、町民が安心して老後を暮らせるようになっています。町のきめ細かな思いやりを示し、介護施設で働く人たちが誇りを持って働くことができるように応援して欲しいと思います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(石川 淳) 今中河議員の申されたとおり、こちらとしてはまず国や道から来ている情報を、早くそれぞれの施設にお伝えするとともに、施設はなかなか忙しくて事務が大変だということもお伺いしております。そういった部分に関しても我々の方でできることは、フォローをして申請なり報告なりを手助けできればなと思ってございますので、そういった寄り添った体制を整えてまいります。

○議長(山下清美) 5番、中河つる子議員。

○5番(中河つる子) はい。そういうことでお願いいたします。

それでは2項目目に行きます。高齢者へのエアコン購入の補助について。

これは本当にみんなが経験している。高温ということでは大変な思いをして今月に入っているわけですが、本当に今年は暑くて、帯広測候所の報告を毎日記入していた人の話では、6月からの真夏日、最高気温が30度以上に上がった日。それが真夏日というそうですが、6月が6日、7月が17日、8月は11日となっており、9月も1日あって、35日だそうです。気象庁は今後も極端に暑い夏が増える可能性が高いと発表しています。そこで、消防署の方にお聞きしたいと思います。今年に入って熱中症で救急車を呼んだ人は何人ぐらいおられますか。

○議長(山下清美) 消防署というよりも、ここは違う自治体になりますので、総務課の方になるのですが。

○5番(中河つる子)総務課ですね、お願いします。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。総務課参事。

○総務課参事(竹中直也) 今年度の9月、昨日現在までの数字をお伝えをさせていただきます。熱中症の疑いを含む方の搬送件数でございますけども、6月が3件、7月が5件、8月が1件、合計9件でございます。

以上でございます。

○議長(山下清美) 5番、中河つる子議員。

○5番(中河つる子) はい。テレビなどで見てみますと、熱中症にかかる人というのは、家の中でかかる人が半数以上だという話をしてました。

それで、答弁にもありましたが、クーリングシェルターというものを町でも用意していまして、そこに避難するようにという防災無線なんかも入っていました。実際にこの暑い中で本当に行くのは、クーリングシェルターに行くのは大変なことだと思います。そういうことで、自宅にエアコンをつけることが、熱中症から身の危険を守るように大切だということで、質問していますが、この熱中症の今の総務課参事の数字を聞いてどうお考えになりますか。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(石川 淳) 確かに今お話のあった、搬送数等を考慮すると、なかなか大変なことになっていることは我々も把握してございます。

当然、エアコン設置をすればというところはあるかと思いますけれども、エアコン設置は設置をするというところで、補助をしても、そのあとやはり電気代ですとか今、その前の施設の話でもありましたけれども、そのあとの維持費ですとか、そういったものを含めると、今現状、エアコンを設置するだけで、いいのかという状況があるかと思います。

そういった部分も含めて、今、管内の自治体、エアコン設置補助という名目で設置しているのは、制度化しているのは2町と思っております。

そういった部分も含めて、管内の町村市町村の状況、それらも踏まえて、あと、そのあとの維持費等のことも考えて、現状では外へ出るのは大変だというところもあるかとは思いますけれども、この設置については、現状、補助の関係は今のところ見送らせていただきたいというところで、今回の答弁とさせていただいております。

○議長(山下清美) 5番、中河つる子議員。

○5番(中河つる子) エアコンをつけると電気代がかかるっていうのは当然です。ですが、昨今のこの暑さはエアコンをつけて、そこで住んでみれば皆さんが実態というか、どれだけ涼しいかは感じられると思いますので、命を守るということを住民の人たちが考えれば、そういうエアコンが設置になれば、必要なときは使用すると思います。

先ほど出てきましたクーリングシェルターシェルターについてですが、御影の改善センターにクーリングシェルターがありまして、送風機が置かれているようです。ですが、そこで実際にそこの部屋に入った方はあまり涼しくはないのだと、そういう話を聞いております。そういう中で、先ほど、管内でも2町が実施、エアコンの購入の支援を実施しているという、そのうちの1つの上士幌町では、本年6月9日から受け付けをしたところ、50件の枠が数日でいっぱいになった。そういうようなのも出ていました。ということは、それほど必要度が高いのだなと感じていますが、清水はこの件でこのように出た数字ではどのように感じますか。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(石川 淳) エアコン設置の、今上士幌町の話が出ましたけれども、50件がいっぱいになったという話でございます。それで、うちの町の状況等をお話しすると、高齢者の世帯については、75歳以上であれば、650から700ぐらいの世帯かなと今思っていますが、そういったところでエアコンの設置率等を考えると、今、国の方では大体北海道6割ぐらいがエアコン設置というところをお話して、そういう情報も入っております。そういったところを踏まえると、どれぐらいの世帯数がというところはあるかと思いますけれども、もし上士幌のように上限を設けてしまうと、うちの町6割ぐらいとしても、300件程度を考えると、上限を設けてしまうと、5年、6年という年月がかかってしまいます。

そういった部分で、単年度にかかる経費がそれなりに多くなってしまうところもありますし、上限を設けてしまうと、そこに漏れてしまった人は数年待たなければならないという状況もあるのも事実でございます。

そういったところを踏まえると、制度設計も踏まえて、今後考えていかなければならないというのは、以前にもお話しているかなとは思いますけれども、そういった部分も含めて、今のところはエアコンの設置については、まだ検討状況であるということをお伝えしておきます。

○議長(山下清美) 5番、中河つる子議員。

○5番(中河つる子) はい。今のところはそういうことだということですが、先ほどの総務課の熱中症と運ばれた、夏で9件もあるという、そういうのから見れば、清水町でもやはり、熱中症対策としてのエアコンの設置についても今後考えていく必要があるのではないかと私は思います。私たち自身も皆さんも感じているのでしょうけど、大げさではなくて、本当にこの夏、暑さ命をも脅かすほどの暑さです。命を守るという観点からも、今後も購入支援を考えて、常に命を守るということを考えて、町の政治をやっていただきたいとも思います。

○議長(山下清美) 先ほどの答弁の中でもいろいろな動向やいろいろな国の支援制度、そして救急に関わっての話を聞いて答弁があったところです。それでさらに答弁を求めるということでよろしいですか。

それでは、これで最後に町長。

○町長(つじ 康裕) 夏季の猛暑が常態化しているという現実の中で、やはり議員ご指摘の趣旨も踏まえながら、高齢者の皆様そして町民の皆様の安心に繋がるよう、しっかり今後も検討を進めていきたいと思っております。

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