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○議長(山下清美) 一般質問を続けます。9番、佐藤幸一議員。
○9番(佐藤幸一) 議長のお許しをいただきましたので、3件について質問させていただきますので、町長の簡潔な答弁をお願いいたします。1件目はJR十勝清水駅跨線橋対策についてであります。私も議会に送っていただいてから今日まで本件につきまして一貫して、その対策を訴えてきましたが、全く前進しておりません。町だけではどうにもならないことは十分存じておりますが、残念ながら改善の見通しは見られません。ここにつじ新町長の政治的地盤に期待し、質問させていただきます。
新町長もご存じのとおり、十勝清水駅には1番ホームがなく、全ての列車は跨線橋を渡らなければ乗車できません。駅舎側の階段が約40段、ホーム側の階段が約30段と、高齢者や体の不自由な方にとっては大きな負担となっております。この階段の解消に図るには、2基のエレベーターやエスカレーターの設置、あるいは線路横断1番ホームの設置、ハーモニープラザとの連結によるエレベーター設置等が考えられ、私はこれまでこれらを提言してまいりました。
そこでつじ町長には今までの経過を検証していただき、解決に向けて取り組んでいただきたいと思いますが、町長の考えを伺います。
2つ目、旧しみず温泉フロイデ看板撤去について伺います。この件も幾度となく取り上げてきた問題ですが、いまだに解決されていないことは誠に遺憾なことであります。フロイデが民間に売却され、看板も温泉所有者のものとなっておりますが、その温泉事業を廃止しても看板は設置されたままで、この看板に誘導されて温泉に行かれた方も数多くおられました。おそらく今でもそんな方がおられると思います。この看板を設置する町有地の使用料の滞納や、景観を損ねるなど多くの問題を抱えております。
この際、町が撤去しその費用を所有者に請求するなどの方法が、一番早い解決策と考えますが、いかが町長の考えを伺います。
3件目は帯状疱疹ワクチンの任意接種者に対する助成について伺います。
今年度から国が定める定期予防接種対象者となり、助成措置を講じ、該当者からは大変喜ばれております。この定期接種者対象者は65歳以上の高齢者で5歳刻みとなっており、5年経過すれば、全員が接種助成を受けられることにはなりますが、帯状疱疹は「80歳までに3人に1人が発症する」こうした研究データもあります。
そこで50歳以上の方を対象に費用の一部を助成する措置を設けている自治体が数多くあります。2024年9月現在で、十勝管内では、士幌町、上士幌町、中札内、豊頃町、足寄町、陸別町、浦幌町などが実施しております。
本町でも任意接種者に対する助成措置を講じてはどうかと考えますが、町長の考えを伺います。
以上3項目、よろしくお願いをいたします。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。町長。
○町長(つじ 康裕) 佐藤議員からのご質問、大項目1のJR十勝水駅跨線橋対策についてお答えします。十勝清水駅の跨線橋対策については、これまで幾度となく議員よりご質問いただいたとともに、エレベーターの設置方法など提言をいただいてまいりました。また、利用者の皆様がご苦労されていることも承知しております。
そのような中、町といたしましては、これまでJR北海道の財政状況を見ますと、JR北海道で整備することは難しいこと、また町が負担して整備することとしても、多額な費用負担が生じ、町の財政状況を鑑みると難しい旨答弁させていただいております。その状況に変わりなく、これまでと同じ答弁となりますが、見通しは厳しいと認識しております。
今後においても、継続してJR北海道に対策の必要性を訴えるとともに、町村会や十勝圏活性化期成会を通じ鉄道施設の整備に対する財政支援への要望を行ってまいります。
続きまして、大項目2のしみず温泉フロイデ看板の問題については、これまで複数回にわたり看板の所有権者に対して、老朽化する看板の適正管理を求めるとともに、町での撤去処分を視野に、町への所有権譲渡確認書の送付を行っておりますが、相手方から何らの意思表示を得られない状況が継続しているところです。
老朽化による危険性の高まりも考慮しなければなりませんが、当面は、これまで同様、看板の適正管理や所有権譲渡について、粘り強く求めていく考えでございます。
最後に大項目3の帯状疱疹ワクチンの任意接種者に対する助成については、帯状疱疹ワクチンについては、予防接種法において、令和7年度から65歳と一定の基礎疾患のある60歳から64歳までの方が定期接種の対象とされたところで、本町においても、国の方針に準じた助成対象として、本年5月より定期接種を開始したところです。
ご提案のありました50歳以上の方への助成拡大につきましては、十勝管内において7町村が50歳以上の任意接種者に対し、自己負担の軽減措置を実施していることも承知しておりますが、本町といたしましては、今までの他の定期接種同様、基本的に公費負担は予防接種法の定める定期接種と考えており、現時点でその対象を拡大することは予定しておりません。
しかしながら、今後の国の動向やワクチンの供給体制、定期接種や任意接種の状況等を注視し、これからも町として接種対象年齢のあり方等について検討を重ねてまいります。
○議長(山下清美) 9番、佐藤幸一議員。
○9番(佐藤幸一) 再質問をさせていただきます。1番のJR十勝清水駅跨線橋対策について伺います。私はこの件については、今日までに幾度となく質問し、あるいは様々な提案をしてまいりました。つじ町長にはこれらの経過を検証していただきたいと申し上げておりますが、どんな感想をお持ちかをもう一度お聞きいたします。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。町長。
○町長(つじ 康裕) はい佐藤議員のご指摘、まさに、利用者の皆さんの負担がかかる。そのとおりだと思っております。ただ現実には、乗降客数のやはり基準に達していないということであります。また、多大な出費がかかってしまうという現実がございまして、丁寧にお願いをしていく、粘り強く交渉していくということが、今の時点では最善と考えている次第です。
○議長(山下清美) 9番、佐藤幸一議員。
○9番(佐藤幸一) 一番安価でできる対策として、一番ホームの設置が考えられます。つじ町長自らJR北海道に出向き、これらを要請していただきたいと思いますが、いかがでしょう。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。町長。
○町長(つじ 康裕) はい。1番ホームの設置に関して、アイデアの1つだと思います。これまでも、JRの釧路支局長がいらっしゃったときに、町としてのやはりエレベーターですとかまたその階段の乗降の何らかの工夫をお願いしているところです。そういった機会をとらえて、選択肢の 1つとして支局長の方にお話をしてみたいと思っております。
ただ、現実にはですね、本州の方の民間の鉄道であるような例えば線路の上をですね、歩いて横切ってホームに行く方法ですとか、様々なこともお伺いしたのですけれども、やはり安全面の上から少し難しい。また、やはりですねエレベーターに関しても、費用の面から非常に厳しいという回答をいただいているところでございます。
1つのアイデアとしまして、今後もその選択肢の1つとして、お話、交渉の1つ、お願いの1つとしていきたいと思っております。
○議長(山下清美) 9番、佐藤幸一議員。
○9番(佐藤幸一) 多くの町民の皆さんが本当に困って他の駅から乗っているというお話も聞きます。清水町のために多くの町民のために良い方向を選んでいただきたいと思います。質問変わります。
2番、しみず温泉看板撤去について伺います。
行政財産の使用許可が取り消したと聞いておりますが、そうすると不法占有になると思いますが、いかがですか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。総務課長。
○総務課長(藤田哲也) 現時点では行政財産の使用申請許可というのは、申請もなければ許可もしていない。当然でございますので位置付けとしては、町有地に許可なしに建物、看板が現存している。佐藤議員がおっしゃるとおり不法占拠に該当するという認識でございます。
○議長(山下清美) 9番、佐藤幸一議員。
○9番(佐藤幸一) 相手があることは十分承知しておりますが、もう10年以上も放置されたままです。町が撤去に向けて取り組んできたにもかかわらず、前進しないということは、他の手法を付する必要があるのではないかと感じますが、どうでしょう。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。総務課長。
○総務課長(藤田哲也) はい。議員の方から長年にわたる10数年ということでお話がございました。まず、この看板の撤去につきましてですね、今年度に入りまして町長自身が、弁護士の方に赴いて、今後の方策というようなものも弁護士と直接協議するような形で取り組んできているところでございます。そういった弁護士の相談の中にございましても、相手方の方の承諾をなしに、一方的に町が勝手に撤去してしまう、こういう形をとることは思わぬ不測の事態を招いてしまったりしてしまうので、町の手続きのあり方としてもきちんと、訴訟とかそういった手続きを経て、相手方にやるということが必要になってくるだろうと。当然弁護士費用の問題も含めて考えなければならないなという思いを持っているというところでございます。
また、町が代執行した場合に求償権の行使ということがございますけども、求償権を行使しても実際に看板の撤去費を得られるかというと、資力のない方からは得られないということになってくるだろうと思いますので、この点については、従前の質問の中でも答弁させてもらっていますけれども、町が、撤去しています、町の費用負担で看板を撤去しますということを視野には入れてきているということは従前も答弁をしてきている経過でございます。先ほど町長から答弁がございましたように、そういった視野も入れるのですが、まずは法的な手続き、訴訟費用とかというなことで、勝手に町が相手の所有権を犯したという形にならないように、所有権の無償の譲渡というような書類を相手方に送って、その反応を見ていきたいということでございます。答弁どおり看板、いずれ老朽化してきますので、危険度高まってくるということもございますから、どこかの時点では、そういった法的なものをいろんなものも踏まえた上で、決断するタイミングが出てくるだろうとは考えますけども、現時点では、まず相手方との粘り強い無償譲渡というものを要請をかけていきたいとそういったことを進めてまいりたいということでございます。
○議長(山下清美) 9番、佐藤幸一議員。
○9番(佐藤幸一) 難しい問題ですが、一生懸命取り組んでいただきたいと思います。
次移ります。3番、帯状疱疹ワクチンの任意接種者に対する助成について伺います。国の制度で進めるとの答弁ですが、町長もご存じのとおり、これでは不十分と言わざるをえません。町民の健康を守るため、1歩前進していただきたいと考えます。全道で50歳以上の町住民に自治体独自で助成している市町村は、昨年10月の資料では63市町村、そのうち十勝管内では7町村となっております。十勝管内で半数以上が実施したら、清水町を実施するというのでは、今までと変わりがございません。次年度に向けて検討いただきたいと思いますが、町長の考えを伺います。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。
○保健福祉課長(石川 淳) 議員ご指摘のように、帯状疱疹、高齢化になるほど発症リスク高まって治療や後遺症、そういったような生活の質の低下や、医療費の増加に繋がることも承知しております。
議員50歳以上という話をされていますけれども、現状ですね、うちの町としては予防接種の基本的な枠組みを尊重して、定期接種を中心に公費助成を行うという考えで行っております。ただですね、今後、国の制度改正だったり、全国で定期接種しておりますので、ワクチンの供給状況、あと、定期接種だったり、任意接種だったりの接種状況なども踏まえてですね、必要と判断される場合には、町としても、接種対象年齢といったもののあり方を、また検討してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。