◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
〇議長(山下清美) 日程第7、意見案第3号、令和8年度北海道最低賃金改正等に関する意見書についてを議題とします。
職員に意見書案を朗読させます。事務局。
〇事務局(鴇田瑞恵) 意見書本文を朗読いたします。
北海道最低賃金の引き上げは、ワーキングプア(働く貧困層)解消のためのセーフティネットの一つとして最も重要なものです。
道内で働く者の暮らしは、近年の賃上げをもってしても実質賃金がマイナスとなっている現状では、物価上昇の影響により生活向上が改善したと感じる人は少数であると考えられます。また、2025年10月に引き上げた65円で、道内の全労働者216.5万人の内、57万人を超える労働者が最低賃金近傍に張り付いている状況です。
労働基準法第2条では、労働条件の決定は労使が対等な立場で行うものと定めていますが、現状では最低賃金の影響を受けやすい非正規雇用労働者は、自身の労働条件決定にほとんど関与することができません。
最低賃金の引き上げ金額が低ければ、その近傍で働く多くの方の生活は、より一層厳しいものとなり、個人の消費行動および北海道経済にも悪影響を与えかねません。
つきましては、北海道労働局及び北海道地方最低賃金審議会においては、令和8年度の北海道最低賃金の改正にあたって、以下の措置を講ずるよう強く要望します。
1 新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2025年改訂版及び経済財政運営と改革の基本方針2025(いずれも令和7年6月13日閣議決定)で示されている、中小企業・小規模事業者の賃金向上推進5か年計画に基づいた審議を行い、地域間格差についても是正を図ること。
2 賃金構造基本統計調査の北海道における短時間労働者の平均時間額や民間の求人時間額などを参考として、最低賃金の引き上げ審議を行うこと。
3 設定する最低賃金は、2で参考とした指標の時間額と同等水準とすること。
4 賃上げの原資確保のため、公正取引を促すパートナーシップ構築宣言の宣言企業拡大を進めると同時に、労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針を推し進め、最低賃金の大幅引き上げを図ること。以上です。
〇議長(山下清美) 本案について提案理由の説明を求めます。
川上均議員。
〇4番(川上 均) 意見書案第3号、令和8年度北海道最低賃金改正等に関する意見書についてでございます。
ただいま事務局が朗読しましたように、この内容は、大まかに物価高騰で実質賃金がマイナスになっている現状の中で、多くの労働者が困窮しています。
そのような場合で、北海道の経済を守るためにも最低賃金を上げることを要請するものです。
審議の程よろしくお願いを申し上げます。
○議長(山下清美) これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「質疑なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(山下清美) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(山下清美) 討論なしと認めます。
これより意見案第3号、令和8年度北海道最低賃金改正等に関する意見書についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
〇議長(山下清美) 起立多数です。
よって意見案第3号は原案のとおり可決されました。
提出先は北海道労働局長、北海道地方最低賃金審議会会長とします。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇