令和3年第9回清水町議会定例会(12月7日~12月16日) 議事日程表

令和3年12月7日(1日目)【当日の全会議録へ

日程番号 議件番号等 議件名等
1 会議録署名議員の指名について
2 会期決定について
3 諸般の報告について
4 行政報告について
5 議案第80号 令和3年度清水町一般会計補正予算(第9号)の設定について
6 請願第20号 燃油等の価格高騰対策、国の農業予算や運用変更に関する請願書について
7

所管事務調査について

(総務産業・厚生文教常任委員会 調査報告)


令和3年12月13日(2日目)当日の全会議録へ

日程番号 議件番号等 議件名等
1 請願第20号

燃油等の価格高騰対策、国の農業予算や運用変更に関する請願書について

(総務産業常任委員会審査報告)

2 一般質問

中河つる子 議員

  1. 冬期間、生活に支障の出る事柄の改善と支援につい
佐藤幸一 議員
  1. 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用について
  2. パークゴルフ場の夜間照明の復活について
  3. 清水高等学校魅力化の支援について
山下清美 議員
  1. ゼロカーボン実施計画について
  2. 渋沢栄一を学ぶについて
  3. 障がい者の社会参加について
鈴木孝寿 議員
  1. ドッグランの設置における効果と今後の運営について
  2. デジタル化の推進と清水町の将来像について

川上 均 議員
  1. 「清水町男女共同参画基本計画」策定の取り組み
  2. スクールバスの運営課題と今後の取り組み
  3. 除排雪の町内会等サポート制度創設の取り組み


令和3年12月16日(3日目)当日の全会議録へ

日程番号 議件番号等 議件名等
1 議案第77号

清水町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について

2 議案第78号 清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
3 議案第79号 清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
4 議案第86号 指定管理者の指定について
議案第87号 指定管理者の指定について
議案第91号 令和3年度清水町一般会計補正予算(第10号)の設定について
議案第81号 令和3年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の設定について
議案第82号 令和3年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の設定について
議案第83号 令和3年度清水町介護保険特別会計補正予算(第3号)の設定について
議案第84号 令和3年度清水町水道事業会計補正予算(第2号)の設定について
議案第85号 令和3年度清水町下水道事業会計補正予算(第3号)の設定について
5 議案第92号 令和3年度清水町一般会計補正予算(第11号)の設定について
6 議案第88号 十勝圏複合事務組合規約の変更について
7 議案第89号 清水町教育委員会委員の任命について
8 議案第90号 清水町農業委員会委員の任命について
9 意見案第10号 燃油等の価格高騰対策、国の農業予算や運用変更に関する意見書について
10 意見案第11号 地球温暖化、海水温上昇に伴う水産漁業被害の解明と支援策を求める意見書について
11

所管事務等の調査について

(各常任委員会・議会運営委員会申出)

12月7日

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により議長において、

  2番 川上 均 議員

  3番 山下清美 議員

  4番 中河つる子議員  を指名します。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 日程第2、会期決定についてを議題とします。

 お諮りします。本定例会の会期は、本日から1216日までの10日間にしたいと思います。これに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。

 会期は、本日から1216日までの10日間に決定しました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 日程第3、諸般の報告を行います。事務局長。

○事務局長(田本尚彦) (諸般の報告 事務局長 朗読)

○議長(桜井崇裕) これで、諸般の報告を終わります。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 日程第4、行政報告を行います。

 町長から行政報告の申出がありました。これを許可します。

 なお、自席において発言願います。町長。

○町長(阿部一男) (行政報告 町長 朗読)

○議長(桜井崇裕) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可します。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。これで行政報告は終わりました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 日程第5、議案第80号、令和3年度清水町一般会計補正予算(第9号)の設定についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。副町長。

○副町長(山本 司) 議案第80号、令和3年度清水町一般会計補正予算(第9号)の設定につきまして御説明申し上げます。

 総額に61,370千円を追加し、それぞれの総額を8,860,536千円とするものです。

 この補正予算の内容につきましては、国の補助事業としてコロナ禍の子育てを支援するため、子育て世帯に対し18歳以下の子供1人につき50千円の現金給付を行う予算の追加でございます。

 歳入より御説明いたします。6ページをお開き願います。

 15款2項2目民生費国庫補助金は、子育て世帯等臨時特別支援事業に係る財源として、事業費補助金及び事務費補助金合わせまして61,370千円の追加です。

 7ページへまいります。

 歳出の説明です。右側の説明欄を御覧ください。

 3款2項7目、子育て世帯等臨時特別支援費、3節20番時間外勤務手当92千円の追加は、事務処理に係る職員の時間外分です。

 1010番、事務事業用消耗品費40千円の追加は、給付事務に係ります用品の費用でございます。

 1120番、郵便料等111千円の追加は、振込通知等の送付用の郵便料でございます。

 50番、口座振込手数料435千円の追加は、振込手数料として658世帯分を見込んでございます。

 1250番、子育て世帯等臨時特別支援システム整備業務委託料1,342千円の追加は、給付事務に係ります電算システムの改修経費です。

 1830番、子育て世帯等臨時特別給付金59,350千円の追加は、対象者を1,187人と見込み、1人当たり50千円を給付する内容でございます。

 なお、支給時期は、申請が要らない方、今年の10月に児童手当を受給されている方につきましては、1223日に口座への振込を予定してございます。

 次の8ページから13ページまでは給与費の明細書となってございます。

 以上、一般会計補正予算(第9号)の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。

○議長(桜井崇裕) これより質疑を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 これより討論を行います。討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。

 これより議案第80号、令和3年度清水町一般会計補正予算(第9号)の設定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 日程第6、請願第20号、燃油等の価格高騰対策、国の農業予算や運用変更に関する請願書についてを議題とします。

 請願文書表を朗読させます。事務局長。

○事務局長(田本尚彦) (請願文書表 事務局長 朗読)

○議長(桜井崇裕) 請願第20号について、紹介議員の説明を求めます。1番、深沼達生議員。

○1番(深沼達生) 燃油等の価格高騰対策、国の農業予算や運用変更に関する請願書の理由として、農業用に使用する軽油や生産資材、農業用施設など、昨年より価格の上昇が続いており、農業経営を圧迫していることから、農家の負担の軽減を図る対策を講じること。

 また、新規就農者育成総合対策については、新規就農者や後継者などの円滑な就農が促進されるよう十分な予算を確保することなどを要請するものです。

 よろしくお願いいたします。

○議長(桜井崇裕) これから質疑を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 お諮りします。ただいま議題となっています請願第20号、燃油等の価格高騰対策、国の農業予算や運用変更に関する請願書については、総務産業常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。よって、請願第20号は総務産業常任委員会に審査を付託することに決定しました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 日程第7、所管事務調査についてを議題とします。

 委員会報告書を朗読させます。事務局。

○事務局(宇都宮学) 朗読。

○事務局(長谷川真弓) 朗読。

○議長(桜井崇裕) 本件に関して委員長の報告を求めます。

 初めに、総務産業常任委員会委員長、鈴木孝寿議員。

○総務産業常任委員長(鈴木孝寿) ただいま事務局が一読していただきましたとおりではございますが、住宅事情に関しては、非常に築50年から最近建てられた建物まで、その数の構成からいくと、この10年ないし20年で建てられたものがある意味全体の何パーセントしかない、もうごく少数のパーセント、ここにも記載しているとおりですけれども。

 その中で今空いているところ、今まで人気だったところも古くなってきてしまい、そこに入らなくなってきた、人気がなくなってきたというのはひとつ今後どうしていくかという課題でもあります。

 また、定住移住に関してもより多くの方を受け入れるために、断っているパターンというのは結構あるという報告を受けています。それらを含めて、やはり今後、協力しながら考えていかなければならないのだろうという点もありましたが、全体を通じて、住宅を管理する部門は管理する部門、そして運用していくのは運用していく部門というように分けたいところであっても、それぞれの役割が違う。公共の福祉、福祉政策の一環の住宅であったり、定住移住の人口ビジョンの関係の住宅であったり、さらには、教員住宅は教員住宅としての役割があったり、農林課では農林課の役割がある、また総務課は総務課としての役割の中の住宅を持っている。これらをしっかり考えていくためには、やはりまず全体をどういうふうにしていくかということを、ひとつ役場内でも今後議論していただきたいと考えます。

 また、たくさんあるのですけれども、民間住宅、または民間の空き地、これに報告もしておりますけれども、それを加味しながら今後運営していく、考えていく、実際どういうふうなまちづくりをしていくのかというのは、今後必要になってくるということを御報告を申し上げまして、委員会の調査の報告に代えさせていただきます。

○議長(桜井崇裕) これから質疑を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 次に、厚生文教常任委員会副委員長、山下清美議員。

○厚生文教常任副委員長(山下清美) それでは、厚生文教常任委員会の報告について説明をさせていただきます。

 今日は委員長が不在ですので、代わって私が報告をさせていただきます。

 ただいま事務局で朗読をしていただきましたけれども、その中で保育所の運営について、特に学童については、なかなか狭い場所で落ち着いた環境がないのではないかなという部分で、いろいろなところを見たときに委員が感じたところです。

 これから、いろいろな部分でそういったものが確保できるような形で、ハード・ソフト両面の方向性を検討していく必要があるという報告をさせていただきます。

 また、保育所の運営につきましては、特に委託しております給食の関係ですけれども、現在、食彩館やいちまるが撤退する中で、なかなか地元の調達が厳しいという困難な状況になっておりますが、その中でもやはり町内の食材をできるだけ調達していただく、町内の地場産品を食べていただく、そして地元の業者を使っていただくという部分をさらに積極的に検討していただきたいと思います。

 そういった中で、それぞれ委員からも意見がありましたけれども、直営に戻すことも視野に入れながらという部分の発言もありましたが、そういった部分は今後の動向を注視していく必要があるという部分で、こういった文面にさせていただきました。

 以上、報告とさせていただきます。

○議長(桜井崇裕) これから質疑を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 各常任委員会の報告は、報告書のとおり報告済みとします。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 以上で、本日の日程は全部終了しました。

 お諮りします。

 議事の都合により、12月8日から1212日までの5日間は休会にしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。よって、12月8日から1212日までの5日間は休会することに決定しました。1213日は午前10時に会議を開きます。

 本日はこれで散会します。

(午前1054分)

12月13日

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 日程第1、請願第20号、燃油等の価格高騰対策、国の農業予算や運用変更に関する請願書についてを議題とします。

 委員会報告書を朗読させます。事務局長。

○事務局長(田本尚彦) 朗読。

○議長(桜井崇裕) 本件について総務産業常任委員長の報告を求めます。委員長、鈴木孝寿議員。

○総務産業常任委員長(鈴木孝寿) おはようございます。先日行われました総務産業常任委員会におきまして、この請願の審査をさせていただいたところです。

 燃油等に関する価格の高騰は、もう今年の早い時期からもありました。今後も、非常に見通しが利かない中、この請願については採択とさせていただきたい、清水の農業、この清水だけに関わらず、北海道のところは、特に全般が通じるところでありますし、農業だけでなく、当然、住宅、一般住宅等にも非常に影響のある部分でございます。

 今回は、農業系の話ではございますが、これについては委員会として、先ほども申し上げましたとおり採択ということで報告いたします。

 皆様の御理解、御審議のほど、よろしくお願いします。

○議長(桜井崇裕) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 これより請願第20号について討論を行います。討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。

 これより請願第20号、燃油等の価格高騰対策、国の農業予算や運用変更に関する請願書についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 この請願に対する委員長の報告は採択です。請願第20号は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって請願第20号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 一般質問に入る前に、あらかじめ申し上げます。

 最初の質問は通告の全項目について一括して質問していただき、再質問がある場合は、一問一答方式になりますので、よろしくお願いいたします。

 また、質問、答弁にあたっては分かりやすく簡潔に行われるよう、特にお願いいたします。

 なお、本定例会においては、初回の質問、答弁ともに自席において行っていただくこととします。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 日程第1、一般質問を行います。

 順番に発言を許します。

 4番、中河つる子議員。

○4番(中河つる子) 4番、日本共産党、中河つる子です。

 1、冬期間、生活に支障の出る事柄の改善と支援について質問します。

 冬期間、生活に支障の出る事柄の改善と支援について、次の3点について伺います。

 (1)御影駅のトイレが公衆トイレの代わりに常時使用が可能でしたが、今年10月1日から、御影駅のトイレは経年による設備の老朽化のため使用禁止となりました。

 病院や金融機関、買い物へと徒歩で町へ出てくる人がたくさんいる中で、旅行者も駅や街中に立ち寄る人も多いです。

 冬期間、御影の街中で誰でも使用できるトイレがなくなり、いざというときに使用できるトイレは、役場支所だけでは非常に不便であり、冬期間、常時利用できるトイレの確保について伺います。

 (2)冬期間の歩道の除雪について。特に、この冬は本町で大型店が2店舗なくなり、長距離を歩いて買い物する人が増えています。

 通学道路のほかに買い物に使う歩道も福祉道路と位置づけ、危険のないように丁寧な除雪が必要だと思いますが、考えをお伺いいたします。

 (3)現在65歳以上であって要介護、要支援認定者、また介護予防生活支援サービス事業の対象者、運転免許返納者等には、高齢者タクシー乗車券助成事業として年間12千円のタクシー運賃が助成されています。

 これらの介護認定生活支援サービスを利用していない高齢者も、雪道ではとても危険を感じながら歩いて用事を足したり、買い物をしています。

 冬期間、移動困難となる高齢者へ、高齢者タクシー乗車券の助成が必要だと考えていますがいかがでしょうか。

 以上、3点について考えをお伺いしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。町長。

○町長(阿部一男) それでは私のほうから、中河議員の御質問にお答えをしたいと思います。

 まず、冬期間の生活、支障の出る事柄の改善と支援についての小項目1点目の御影駅トイレの使用禁止に伴う、冬期間、利用できるトイレの確保についてでありますけれども、御影駅トイレにつきましては、経年劣化による老朽化に加え、和式トイレであることや、トイレ内のごみの不法投棄が多く、維持管理に支障を来していることから使用禁止にしたいとJR北海道から連絡があり、町といたしましては、施設の状況などを鑑み、使用禁止とすることはやむを得ないと了承したところであります。

 御影駅トイレの使用禁止に伴う、特に冬期間のトイレの確保については、冬期間閉鎖している公衆トイレを使用できるようにすることも選択肢の一つでありますけれども、それには設備を修繕する必要があり、暖房などの維持管理費用の増加や冬期間の水道凍結対策など課題が多いことから、難しいと考えます。

 本年度においては、御影支所や世代間交流センター及び農村環境改善センターを御利用いただくよう、案内チラシを掲示していきたいと思いますので、御理解のほどをお願いいたします。

 続きまして、小項目2、歩道の除雪について等であります。

 主に中心市街地の商店街が多く点在している通りや通学路の指定がされている路線を、小型ロータリー車4台と歩道の狭いところについては、手押しの小型除雪機2台により実施しております。

 除雪作業については、毎回、降雪状況に応じた除雪を行うよう配慮しておりますが、雪質等降雪状況や降雪後の風の吹き方により除雪後の歩道上の残雪等の状況が異なります。

 今後も歩道、除雪路線については、さらに状況に応じた丁寧な除雪に努め、高齢者も安全に歩行できるよう維持管理してまいりたいと思います。

 次に、小項目3の高齢者タクシー乗車券助成事業についてであります。

 高齢者の生活圏の拡大と福祉の増進を図ることを目的として、要支援または要介護の認定を受けている方、介護予防生活支援サービス事業の対象者並びに65歳以上の運転免許証自主返納者及び失効者を対象としており、移動に際して不安がある方に年額12千円を助成するもので、12月1日現在で、この12月1日現在です。503名が利用申請をしております。

 タクシー乗車券助成事業の対象者を一定の年齢以上の高齢者に拡大してはどうかとの質問でございますが、年齢により対象者を設定すると、自ら車の運転が可能など移動に支障のない方も助成の対象者になることから、これまでどおり対象者を限定して助成を行う考えであります。

 なお、高齢者の買い物等の支援として、現在、コミュニティバス及び買い物銀行バスを委託により運行しており、これらの交通手段を利用していただきたいと思います。

 以上、3点についての答弁とさせていただきます。

○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。4番、中河つる子議員。

○4番(中河つる子) それでは、1点目の御影駅のトイレについて再質問します。

 今の答弁にありました御影支所や世代間交流センター、改善センターでは、一部の人たちには間に合うかもしれませんが、多くのお店、金融機関、病院は本通り近くにあり、そこではとても遠すぎます。

 御影地域は約2,500人が住んでいて、国道沿いにあるため、仕事で寄る人、町へ買い物に来る人、駅や食堂へ来る人、病院へ来る人など、多くの人が出入りしています。

 地元の人たちに冬場のトイレが使えなくなることについて聞いてみました。線路を超えて歩いて買い物や用事を足しにくる鉄南団地の人は、100%不便だ、困ると言っています。

 町から少し離れているさくら野、青葉町内の人たちにとっても、徒歩で出てくると時間もかかり、急にトイレの利用ということもあると、冬場も使えるトイレは必要だと答えてくれました。

 特に車を使わないで生活をしている人たちにとって、自立して生活をしていくための大切な施設だと言っています。早急に冬場も使えるトイレの設置を考えてほしいと思いますが、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。企画課長。

○企画課長(鈴木 聡) 御影駅の使用禁止に伴うトイレの冬期間の利用できるトイレということですけれども、先ほど、町長からの答弁を申し上げましたとおり、現時点におきましては、町、御影市街地にあります公共施設を御利用いただきたいと考えてございます。

 公衆トイレ等を開ける際には、やはり冬期間の水道の凍結問題ですとか、いろいろな解決しなければならない課題が多いということでございますので、現状においては公共施設を利用していただきたいと考えてございます。御理解のほういただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

○議長(桜井崇裕) 4番、中河つる子議員。

○4番(中河つる子) 清水町の総合計画の中に、今年度できました総合計画の中に、SDGsという項目が入っております。

 町の第6期の清水町総合計画の中では、SDGsというのは持続可能な開発目標と方向性が同じであると言っています。SDGsの6番目に、安全な水とトイレを世界中にとあります。全ての人々に、水と衛生へのアクセスを持続可能な管理を確保するとあります。方向性としては、全く同じで、清水町でのSDGsの持続可能な開発目標に合致すると思いますが、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。町長。

○町長(阿部一男) 先ほどの再質問にもありました。そんな中で、自分としては、この御影の駅の公衆トイレが中止、状況説明を受けたときに中止としたいと、使用禁止としたいとJRから受けたときに、いろいろ検討した経過はございますけれども、先ほど担当の課長の方からも申し上げましたように、いろいろな公共施設を利用してもらう、そんな中で不便だというようなこともありました。

 でも、やはり不便だという再質問の、再々質問の状況でございますけれども、特に3点目のときに答えようと思っていたのですけれども、買い物銀行バスという、そういうところも最近結構利用が増えてきて、相当充実している状況がございます。

 さらに、それらをきめ細やかに運行できるように、そうすると、予約制でありますけれども、タクシーのこともありますけれども、それらをきめ細やかに運行することによって、そういうサービスも可能になってくるのでないかなと、トイレやなんかについても、近くのところに、その中で、その買い物運行バス、目的地外であっても、例えばトイレに行きたいということになると、トイレに、そんなに遠くでありませんし、ところに連れて行って降ろすだとか、そんなことも今後の利用の中で、うまくそういうルートも決めて考えていって、充実させていって、そこの中で対応していきたいなと考えているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 4番、中河つる子議員。

○4番(中河つる子) トイレというのは、生活者にとっては、やはり基本的な場所です。そういうことでは、買い物バスでトイレのあるところへ連れて行ってもらうとか、そういうような場所ではないのではないかと。自分で、やはり行けるところ、そういうところを、いつも頭に入れながら生活し、買い物に行って、病院に行ったり、そういうものが基本的にあって快適な生活になると思います。

 ぜひ、そういう考えといいますか、住民の立場からの必要というものを御理解していただきたいなと思います。

 次に移ります。

○議長(桜井崇裕) 中河議員、答弁します。

○4番(中河つる子) そうですね、はい。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。町長。

○町長(阿部一男) 先ほども申しましたように、いろいろな目的を持って徒歩で行ったりするのですけれども、そこの目的の場所にも、当然、例えば銀行に行くとしたら、御影であれば、そこの信金にトイレもあるでしょうし、ほとんどのところは買い物やなんかにしても、例えばセブンイレブンやそういうところにしても、そういうところに行けばトイレもあるでしょうし、それから、その行く途中に公共施設のトイレもあるでしょうし、そういったことを含めて、買い物銀行バスをトイレに目的にしましょうということでは決してありません。

 そういう違う目的で行ったときに、緊急にトイレが行きたくなったときだとか、そういうときには、ちょこっと横道にそれて、そこの利用ができるような、そんな、今後きめ細やかな利用ができるように考えていきたいなと思っているところであります。

 それらの御利用をいただきながら、この問題については御理解をいただきたいなと思います。

○議長(桜井崇裕) 4番、中河つる子議員、発言の際、スイッチを押さなくてよろしいです。

○4番(中河つる子) そうですか。はい。

 必要というのは、誰でもが理解する内容だと思いますが、すぐにはできないようですけれど、これからの町政の中で、ぜひ冬期間も使えるようにしてもらいたいと思います。

 次に移ります。

 冬期間の歩道の除雪についてです。

 除雪については、何度か担当課と話をしています。歩道の除雪については、歩道と車道の幅との関係や歩道の除雪の機械との関係など、難しいとの説明は聞いています。しかし、町長選のある年など、歩道の除雪がとてもきれいにされていることも多く、町民から見れば、このようにできるのであれば、毎年同じように、丁寧に除雪をしてほしいと思うのですが、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 毎年、先ほどの答弁の中でも、毎年きれいに頑張って除雪をするというようなお話はさせていただきました。

 ただ除雪後、先ほども答弁の中にもありましたように、風が吹いて、またすぐなったりだとか、通りにくくなったりだとか、滑りやすくなったりだとか、そんなのについては、さらに注意しながらということでありますけれども、ということになりますけれども、ただ町長選になったらそういうあれ、昔そういうのがあったかどうかは分かりませんけれども、たまたま私の部分については、意外とこの3年ぐらい連続して、雪の少ないシーズンでありましたので、特にきれいになっていたのかなと思いますけれども、そういった経過も含めながら、今後においてもきれいに、雪の多いときでも、きれいになるべく迅速に、きれいにできるような、きめ細かな除雪については心がけていきたいなと思います。

○議長(桜井崇裕) 4番、中河つる子議員。

○4番(中河つる子) 冬場に歩いて買い物、用事足しに出て、滑ってマンホールに顔をぶつけた、滑って道路で転んだとの話を聞きます。

 骨にひびが入ったり、骨折したとの話も聞くと、やはりもう少し手立てを尽くす必要、方法が必要だと思うのですが、その点についていかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 建設課長。

○建設課長(内澤 悟) 今、歩道の除雪の関係で、もう少しきめ細やかなというお話だとは思うのですけれど、現実的に歩道が、まず一点あるのが、これ、言い訳という話ではないのですけれど、車の出入り箇所があって、結構凹凸が、ちょっとあるような体形というか、そういう形になっているような状況です。

 その中で、一部大きな市ですか、だとか大通りに関しましては、ロードヒーティングというやり方はあります。実際的にロードヒーティングやることによりまして、残雪自体はなくなるのですけれど、逆に費用対効果、それを考えた中でいけば、今の現状の中では、ちょっと厳しいのかなということで考えているところでございます。

 その辺も含めた中で、いろいろな形の中で御協力のほう、よろしくお願いしたいと思います。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 4番、中河つる子議員、中河さん、ボタン、手で押さなくてもよろしいです。こっちで操作します。

○4番(中河つる子) 分かりました。

 この除雪にも関すると思うのですが、これも総合計画のまちづくり基本理念に載っている、小さくても質の高いサービスを提供し、住む人の幸福感を増やすことになるのではないかと思います。

 そういう意味からも、総合計画の中に出ていることを進める意味からも、ぜひ取り組んでいただきたいと思っている内容です。

 次に行きます。

 介護認定や生活支援サービスを利用していない高齢者にも、タクシー券の乗車券をということです。

 先ほどの2項目目と重なる部分も多いのですが、冬場の生活は誰にとっても厳しいものがあります。そんな中で、町で実施している高齢者等福祉サービスの中にある除雪サービスなどは、多くの人が利用しているよいサービスだと思います。

 この福祉サービスの中に、もう一つ加えてほしいのです。それが、要支援、要介護認定を受けていなくても、介護予防生活支援サービス事業の対象者や運転免許証自主返納者、運転免許失効者でなくても、一定の年齢以上の高齢者へ冬期間のみタクシー乗車券を助成する制度をつくってみたらと思うのです。冬になり、家に閉じ籠もりがちな高齢者の生活の質を下げない支援をするものです。

 もちろん申請をしてですので、必要な方のみのサービスになります。コミバス、買い物バスも利用を勧めます、私も、いろいろ話をしますと。近くに停車場がない、買い物バスの利用は、なかなか前の日に電話をするのがなじめないなど、なかなか新しいこととかに、年齢を重ねるほどに使いづらいものがあるようです。そういうことでの提案ですが、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 一定年齢以上の高齢の方に、冬場だけでもタクシー乗車券の助成をという再質問だと思いますけれども、一定の年齢以上ということで、今の年齢の資料を見ますと、75歳以上の方を対象にしても、人数が、1,900人ぐらいに膨れ上がってきます。

 事業者のほうも車の台数に限りがありますので、なかなか高齢者全体の足の確保をタクシーでというのは厳しいのかなと考えております。

 先ほどの答弁と重複してしまいますけれども、やはり、今、町のほうで行っておりますコミュニティバス、それから買い物銀行バスの利用をお願いしたいなと考えております。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 4番、中河つる子議員。

○4番(中河つる子) これも総合計画の中のまちづくり基本理念の中に、今後、町の規模が小さくなる中で、健康、福祉、子育てなどの質を高める施策をし、清水町に住む人の幸福感や満足感を増やすことができる町の未来を目指すとあります。

 年を取ると、いろいろなところが衰えてきて、一つの制度があれば足りるというものではありません。必要な制度をつくり、住む人の幸福感を増やしていくというまちづくりの理念を実行に移していきませんか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 繰り返しの質問になってしまうと思いますので、当然、答弁も同じような答弁になってしまいますけれども、今、どうしてもタクシーでは、やはり限界がありますので、先ほどの答弁と同じように、コミュニティバス、それから買い物銀行バスを利用していただければと思います。

○議長(桜井崇裕) 4番、中河つる子議員。

○4番(中河つる子) 最後に先日、ある町民からこのように言われました。「この町がいいから、最後までここにいさせて」と言われました。長年、この町で働いてきた方です。

 この方たちの気持ちを大切に、まちづくりを行っていかなければならないと思っています。

 ぜひ、そこのところを考えて、総合計画に基づいて町政を進めていただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。副町長。

○副町長(山本 司) 総合計画に、皆さんがよりよい暮らしを、持続可能な暮らしをできるように、町としても最大限努力してまいりたいと思います。

 それで、今、先ほどから高齢者の冬期間の足の確保といった部分でございますけれども、先ほど来、コミュニティバスの御利用、コミュニティバスについては、停留所が決まっていますので、なかなか利用が、冬期間ですと荷物を持ったり、停留所まで行って待っているといった部分で、大変な部分もございます。

 それで、買い物銀行バスというのを始めまして、今、2台で運行してございます。

 このバスにつきましては、確かに議員が言われるように予約制です。前の日の夕方5時までに、社会福祉協議会のほうに連絡を入れていただかないと、当日の利用はできないのですけれども、そういった部分を何度かバスの手配の状況もございますので、その辺は御理解いただいた上で、前日の5時までに御予約をいただければ、自宅までお迎えに行って、銀行とか公共施設だとか、あと買い物をされて、用を足す時間を見て、用を足し終わった時間に、家までまた送り届けるというか、送迎するといったバスなものですから、こういった部分については、よりきめ細かなサービスを、今後も進めてまいりたいと思いますし、要望が多ければ台数の確保も含めて、今後も対応してまいりたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 4番、中河つる子議員。

○4番(中河つる子) 内容は、今までもいろいろお聞きしています。ですが、今年できた、このまちづくりの総合計画というものを実行していくために、こういういろいろな町民の方の困った意見というものも取り入れて、この総合計画を実行に移していってほしいと思います。

 これで私の質問を終わります。

○議長(桜井崇裕) 次に、6番、佐藤幸一議員。

○6番(佐藤幸一) 6番、佐藤幸一でございます。議長の許可を得ましたので、通告に従って3項目2点質問をいたします。

 1項目、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用について伺います。

 令和2年度に創設されました新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、新型コロナウイルスの感染拡大防止や感染拡大の影響を受けている地域経済や住民活動の支援、家賃支援を含む事業の継続や雇用維持等への対応、地域経済の活性化等への対応を通じ、地方創生を図ることを目的としております。

 今日まで全国に8兆3700億円余りが交付され、先般、本町の活用について説明があったところでございます。政府においては、本年度の補正予算案で6兆数億円を増額すると報道されております。

 この交付金には、新たに検査推進枠を新設し、感染第6波に備えた無料PCR検査を支援するとされておりますので、町民のPCR検査実施を行うとともに、地域公共交通のタクシー事業の運営支援、プレミアム商品券のプレミア率のアップなどを行い、感染防止と地域経済活性化を図っていただきたいと思いますが、町長の考えを伺います。

 2点目、2項目、次に、パークゴルフ場の夜間照明の復活について伺います。

 パークゴルフ場は、町民の健康、体力の維持増進を図るため、多くの町民に利用されておりますが、夜間照明が行革の一つとして点灯されなくなり、今日まで続いております。

 昨今の異常とも言える猛暑に対応するため、さらには新型コロナ感染防止対策として新年度から夜間照明を復活する考えはないか伺います。

 3項目、最後に、清水高等学校魅力化の支援について、教育委員会に伺います。

 まずは、このたび教育長に新任されました山下教育長に、心よりお祝いを申し上げます。長年の教育者としての経験を生かされ、本町教育の振興に御活躍されますよう、御期待を申し上げます。

 さて、北海道で初めて設置されました総合学科の清水高等学校も、生徒数の減少により、今年度から1間口減の3間口となったところでございます。このまま推移いたしますと、さらに学級減が懸念されます。新教育長の清水高等学校の魅力化支援の考えについて伺います。

 ①として、魅力ある高校づくりの一環として、足寄町や津別町、弟子屈町、寿都町などで設置している公設民営塾、あるいは白糠町、大空町、夕張市などが設置している公設塾の設置を検討されてはいかがか伺います。

 ②は、平成26年度から公立高等学校授業料の無償化、令和2年度から私立高等学校授業料の実質無償化により、通学費を負担して通う生徒が減少していることも事実かと思います。

 そこで、町内はもちろん、町外から通学する生徒に通学費の全額補助を行ってはいかがか伺います。

 以上3点、2項目、1回目の質問を終わります。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。町長。

○町長(阿部一男) それでは、佐藤幸一議員の御質問にお答えをしたいと思います。

 まず、1項目目は、私が答弁しますけれども、2項目目と3項目目につきましては、教育委員会の管轄になりますので、教育長のほうから答弁したいと思います。

 それでは、まず、大項目1の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用についてお答えをいたします。

 国の令和3年度補正予算において、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を6.8兆円予算計上し、そのうち、地方単独分1兆2千億円、国庫補助事業の地方負担分3千億円が市町村に配分されることとされております。

 現時点において、配分額等詳細について示されておりませんので、交付金の活用については詳細が示された段階で検討してまいりたいと考えております。

 また、感染防止と地域経済の活性化につきましては、今後のコロナウイルスの感染症状況や地域経済の状況を見極めながら、商工会とも協議を行い、様々な支援について検討してまいります。

 なお、今回の交付金で新設される検査無料化のための検査推進枠につきましては、健康上の理由などによりワクチン接種を受けられない人を対象に、都道府県が無料で検査するよう支援するとされており、市町村に交付されるものではないことから、町としてPCR検査を実施することは考えてございません。

 私のほうからは、以上です。

○議長(桜井崇裕) 教育長。

○教育委員会教育長(山下 勇) 2、パークゴルフ場の夜間照明の復活についてお答えいたします。

 夜間照明につきましては、体育館前パークゴルフ場、御影パークゴルフ場及び下佐幌運動公園パークゴルフ場に設置しておりますが、平成14年度に行政改革の一環として休止として以来、20年が経過したところでございます。

 猛暑対策、新型コロナ対策として、夜間照明を復活する考えについてですが、この20年間でパークゴルフ場の利用者数は減少しており、現状の利用時間帯としましては、早朝からプレーされる方もおり、夕方16時頃以降の利用者数は少ない状況です。

 さらに近隣町村においては、照明設置がない、あっても実質利用がない状況でございます。このような状況を考慮し、夜間照明を復活する考えはありません。

 なお、新型コロナ対策としては、マスク着用でのプレーなど、引き続き感染防止を図ってまいりたいと思っております。

 続いて、3、清水高等学校魅力化の支援についてでございます。

 清水高等学校につきましては、平成9年に北海道で最初の総合学科としてスタートして以来、1学年4学級間口を維持してきたところですが、学校基本調査において平成9年に約7万500人であった北海道の中学校3年生の人数は、令和2年では約4万700人と40%以上減少しており、その影響により入学者が大きく減少し、令和3年度より3学級間口となりました。

 町では、これまで清水高等学校振興会を通して、生徒募集活動や学習環境の整備、進路活動の充実に対する支援を行ってきたところでございます。

 1点目、公設塾または公設民営塾を設置できないかとのお尋ねについてお答えいたします。

 町では、学習環境の整備や進路活動の充実に関する支援として、これまでも資格取得検定料や模擬試験料の助成を実施し、加えて平成29年度からは、インターネット進路講習受講補助として、学習支援アプリの登録料の年間3,960円の半額助成を実施しております。現在、全校生徒が登録して行っております。

 併せて、タブレット端末の貸上げ料やWi─Fi環境通信費を助成し、学校においても放課後などに活用して学習に取り組める環境を支援しております。

 また、教員による放課後の講習会も行われており、生徒の進学に対する意欲に応える取組が行われております。

 町内には、高校生も利用できる民間の塾があることや、公設塾の運営には多額の費用がかかることから、現在のところ公設塾を設置することは考えておりません。

 今後も学校との連携を図り、普通科と専門学科の両方の学科を学び、進学にも就職にも対応できるという総合学科の特性を生かす支援の在り方を検討してまいります。

 次に、2点目の町外者も含めた通学費の全額補助ができないかとのお尋ねについてお答えします。

 昨年度から、町内、御影地区から通学する生徒に対し、通学費の全額補助を実施しておりますが、これは町内に移住し、清水高校へ通学する高校生のうち、スクールバスが無料で利用できる御影地区以外の生徒との格差を解消するために実施しているものであります。

 町外者への通学費助成を実施するためには、試算しますと約160名の該当者に対し、年間100千円以上の助成を行う必要があり、16,000千円を超える費用がかかります。

 また、町外者への通学費助成を実施することになれば、支援していない町外へ通学する高校生との不均衡が生じると考えておりますので、現在のところ、実施する考えはありません。

 なお、令和4年度からの学習指導要領改訂により、プログラミング教育が必修となります。それに伴い、新1年生はタブレット端末を各自で用意する必要がありますので、その購入経費への助成を実施してまいりたいと考えております。

○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。6番、佐藤幸一議員。

○6番(佐藤幸一) 新型コロナウイルス感染症臨時交付金の関係でございますが、1番のワクチン接種の関係でございます。

 検査推進枠を、都道府県が無料で検査できるよう支援するとしております。町としては、これを活用して、大勢の検査を実施してはいかがか、お尋ねをいたします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 町長の答弁にもありましたように、今のところ、この交付金を活用してのPCR検査につきましては、都道府県が実施主体となって実施するということになっておりますので、市町村において、この交付金を活用してということは考えていないところです。

○議長(桜井崇裕) 6番、佐藤幸一議員。

○6番(佐藤幸一) タクシー事業の運営の支援についてお尋ねをいたします。

 公共交通としての使命がありますが、新型コロナウイルス感染拡大により、夜間の外出客が減少し、営業時間の短縮を余儀なくされ、深夜に利用できない状況が続いております。

 実態を調査して検討いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。商工観光課長。

○商工観光課長(前田 真) プレミアム付き商品券でしたり、あるいは町の事業者に対する支援の課題でしたり、そういったものを支援するときには、商工会等と協力しながら、さまざまな事業者の経営状況等をこちらのほうで聞き取り等をいたします。

 今、佐藤議員がおっしゃるように、公共交通を担っているというか、そのタクシー会社というものが清水町には1軒ございますので、そちらのほうとも今後の経営状況等を見ながら、支援についてはさまざまな手法があると思いますので、考えてまいりたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 6番、佐藤幸一議員。

○6番(佐藤幸一) プレミアム商品券なのですが、②として、来春、発行の商品券のプレミアム率が10%と聞いておりますが、商店街はまだまだ落ち込んでいるままで回復しておりません。

 町長は、3月定例会の私の質問に対し、経済状況を見ながら、プレミアム率の見直しを図っていきたいと答弁されておりましたが、町内、商店街の景気は回復したとの認識ですか、伺います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。商工観光課長。

○商工観光課長(前田 真) 先般、町長がそのように答弁したのは、私も記憶がございます。

 商工観光課長の立場として申し上げられるのは、決して清水町の町内景気というものは、コロナ以前に戻ったとは認識しておりません。

 今年度においても、プレミアム付き商品券に関しては、約77,000千円のお金をかけて実施をしております。昨年度も90,000千円でございます。通常、令和元年度までの商品券にかけた予算というのは、約20,000千円でございます。通常の年から比べると、さらにプレミアム付き商品券には予算をかけて実施しているということ、さらには、発行部数においても、今までは打切りであったものが、佐藤議員等から御指摘いただいたように、ただいま打切りをしないような形で、希望組数どおりに購入できるような形で工夫もしているところでございます。

 今後においては、交付金の見込みもございますが、まず、2月に関しては、ただいまある予算のとおり10%プレミアムを予定しておりますが、新年度、これからつくる予算においても、町内の経済状況というのを把握しながら、臨機応変にプレミアム率やあるいは発行部数というのを調整していきたいと考えているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 6番、佐藤幸一議員。

○6番(佐藤幸一) そのとおりで景気は回復しておりません。飲食店を含め、商店街の景気回復は戻ってきておりません。

 この際、プレミアム率を30%から50%にアップして、購買力の喚起を行っていただきたいと考えますが、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。商工観光課長。

○商工観光課長(前田 真) プレミアム率のアップに関しては、アップすればするほど、消費者にとっては喜ばしいというか、魅力が上がることなので、これは予算との兼ね合いになりますが、かつて10%だったものを昨年度は思い切って50%にしてみたり、今年度の当初に関しても30%にしてみたり、先般発行されたものは20%にしてみたりということで、さまざまなプレミアム率で商品券というのを発行しております。

 私、さらに大切なことというのが、町内に出回る商品券の量だと思っております。プレミアム率を50%にして組数が打ち切られて少ない発行部数が町内に循環するよりは、多少、プレミアム率を下げたとしても、その商品券の魅力というのを町民に御理解いただいて、たくさんの部数が購入され、たくさんの商品券というのが町内に出回ることだと思っております。

 私のほうとしては、今のところプレミアム率を大胆に引き上げるということは考えていないのですが、以前、佐藤議員に指摘されたように、発行部数に関しては、できるだけ打切りのないように町民の期待に応えるような形で発行できればと考えているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 6番、佐藤幸一議員。

○6番(佐藤幸一) いろいろ考えていただいて、回復を見込んでいただきたいと思います。

 それでは2項目目、パークゴルフ場の夜間照明復活について伺います。

 復活しないということでございます。夜間照明は体育館前と下佐幌、御影の3か所、御存じのとおりでございますが、せめて体育館前と御影の2か所だけでも点灯できないか伺います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) 今、体育館前と御影の2か所だけでもというお話がございました。議員の御指摘のとおり、猛暑の中で、しかもコロナ禍で、感染予防としてマスクを着用して、現在、プレーをいただいております。

 そういった点では、特に暑さの部分では、プレーされている方もしづらいだろうということは、重々承知をしております。

 ただ、現状の状況を見ますと、御影にせよ体育館にせよ、施設の管理者のほうに16時以降、現状の利用者はどうだろうかというようなお話をお伺いしております。そういった状況をお聞きした中では、やはり大体夕飯前の6時ぐらいまでには、皆さん、大体プレーを終えていくし、本当に暑い日は、逆に早朝に偏ってくると、こういう状況でございますので、当然、一部の利用者の方には、夜間もあれば、よりプレーしやすいのにというお声があるのだろうということは承知いたしますけれども、全体としての利用者の人数、こういったものが夜間照明をつけてどの程度御利用いただけるだろうかというような点を想像しますと、近隣町の状況も踏まえますと、やはり費用対効果の面も含めて、夜間照明の復活というのは難しいと考えているところでございますので、御理解をお願い申し上げます。

○議長(桜井崇裕) 6番、佐藤幸一議員。

○6番(佐藤幸一) 健康を考えていただきたいと思います。

 それでは、次の清水高等学校魅力化支援について伺います。

 教育長から御答弁をいただきました。学校PTA、清水高等学校振興会など、関係機関と協議を深めていただき、ぜひ中学校卒業生が清水高等学校に行きたくなる学校の魅力づくりを支援いただきたいと思います。

 再度、教育長の考えをお伺いいたします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 今、議員からおっしゃっていただいたとおり、なかなか今回の一般質問で御提案があった部分については、費用の面等でいろいろかかる部分もございますので、なかなかすぐにということにはならないところが大きいところでございます。

 その他の支援につきましては、これまでも議会の中で御質問いただいた際にも答弁してございますので、今、生徒の募集に関しては、できるだけPRを重ねて、今年度についてはラジオのFM放送でPR放送もさせていただいたりしておりますので、あと学校の説明会も回数を増やしたりということを取り組んでいただいておりますので、そういう形でPRに力を入れながら、清水高等学校の魅力を発信して、より多くの志願者といいますか入学者が来ていただけるような対策を、高校、それから高校振興会の皆さんと話をしながら検討させていただきたいと考えてございます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) ここで休憩します。再開は1110分とします。

(午前1056分)

○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午前1110分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 一般質問を続けます。

 次に、3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 3番、山下清美でございます。事前に通告しております3項目について質問させていただきます。

 初めに、ゼロカーボン実施計画についてでございます。

 9月定例会で、脱炭素への取組について質問をさせていただきましたが、早速、町は、10月1日に「ミライに繋ぐ"ゼロカーボンとかち清水"」宣言を公表し、2050年までに町内の温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることを目指すと表明されました。

 しかし、この実現に向けては、役場全体がゼロカーボンは喫緊の課題であるとの共通認識に立ち実施計画を策定し、町全体の理解と協力をいただかなければ実現は不可能と考えます。

 そこで、次の点について町の考えを伺います。

 新年度予算編成に向けて、施設新築はもちろん各種事業で少しでもゼロカーボンにつながらないか細部点検が必要と思うが町の取組について伺います。

 2つ目、環境省の令和4年度概算要求の自立・分散型エネルギーシステム構築事業を活用する考えはあるか伺います。

 大きい項目2点目でございます。渋沢栄一を学ぶについてでございます。

 まず、昨日、青天を衝けで十勝開墾合資会社の跡、それから大勝神社が全国に放映されたところです。これまでの町長のたび重なる要請の結果と考えております。御苦労と、そして清水町のアピールにつながったことに感謝を申し上げたいと思います。

 さて、1128日の第3回清水町郷土文化講座に参加し、十勝清水郷土史研究会共同代表の方から清水町の歴史を学びましたが、その中で、十勝開墾合資会社が設立された意義が大きいと感じ、そして多くの先人が清水町開拓にかかわってきたことが、その中に渋沢栄一がいた、渋沢栄一の思いが清水町にも流れていることに感銘を受けたところです。

 また、渋沢史料館の館長から渋沢栄一の生き方を聞き、渋沢栄一の考え方、行動、思いなどは、学ぶべきところが多くありました。渋沢栄一の生き方を、清水の町づくりを推進していく中で継承できればと考えております。

 そこで、渋沢栄一の生き方を子どもの学びの場、大人の学びの場を継続し、深めていくための考え方、方針について伺います。

 3項目目でございます。障がい者の社会参加についてでございます。

 今年の東京パラリンピックを見まして、選手自身がそれぞれの特性を持った中で、一人ひとりが極限の力を発揮し躍動している姿に感動を覚えた大会でございました。

 選手一人ひとりが戦っている姿、この大会を通して、改めて、全ての人がお互いの違いを受け入れて尊敬し合い、思いやりを持って支え合う社会にならなければならないとの思いを深くしたところでございます。

 そこで、違いを受け入れて特性のある方の社会参加に向けた考えを伺います。

 以上、3項目、よろしくお願いします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) それでは、私のほうから、山下議員の御質問に順次お答えをさせていただきます。

 まず、大項目1と3を続けて私のほうからお答えをします。そして、最後に大項目2について教育委員会のほうからお答えしたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。

 まず、大項目1点目、ゼロカーボン実施計画についてお答えをいたします。

 まず小項目1点目の新年度予算編成に向けたゼロカーボンへの取組についてですが、本町は、10月1日にゼロカーボン宣言を公表しました。今後、2050年カーボンニュートラルに向けた取組を加速させる必要があると認識しております。このような中、脱炭素に向けた事業を具体化することも重要でありますが、既存の施設管理や既に実施している事業において脱炭素を意識した事業執行も大切であると考えております。

 そのため、現在、既存の脱炭素事業や工夫により、脱炭素となる可能性のある事業を取りまとめているところであります。資源リサイクルの推進や生ごみのコンポスト化、公共施設照明のLED化や公用車のハイブリッド車への更新、新たな公営住宅建設における木材利用の拡大や高断熱化など、今できることを一つひとつ取り組んでいく考えであります。

 次に、小項目2点目の環境省所管の補助事業の活用についてですが、環境省における令和4年度の概算要求において、脱炭素に関わる事業を所管するエネルギー、特別会計の総額として、前年度比567億円増の2,173億円が計上され、国において脱炭素社会の構築に向けた施策の推進が図られる見込みであります。

 本町においても、脱炭素社会の実現のため、あらゆる制度を活用していきたいと考えております。新年度においては、まず本町における温室効果ガスの排出量や再生可能エネルギーの可能性などを把握することが大切であると考えておりますので、将来に向けた戦略の策定を含めた調査、検討を進めていきたいと考えております。

 その後、既存施設のゼブ、ゼロエネルギービル化や町体育館の建設における再生可能エネルギーの導入など、各公共施設における改修、更新に併せた脱炭素への取組を補助事業の活用を含め検討してまいります。

 続いて、大項目3のほうに入ります。

 本町では、「障がいのある人もない人も充実していきいきとした人生をおくることができる社会づくり」を目指し、清水町障がい者計画を策定しており、昨年度策定した第6期清水町障害者福祉計画、第2期清水町障害児福祉計画において、施策の展開の項目に社会参加の促進を示しております。その具体的な施策として、4施策を挙げており、1点目は「障がい者雇用の促進、総合的な就労支援」で、就労できる機会を増やすとともに、就労後も相談、支援等により、就労継続をさせていくことに努めるものであります。

 2点目は、「経済的な自立の支援」で、障がいのある人は通院や就労制限等により、経済的な負担が重くなっている場合があり、安心した生活を送るため、経済的支援の制度活用に努めるものであります。

 3点目は、「ピアサポート、スポーツ、文化活動の推進」で、当事者同士や家族の交流会の開催、スポーツ、文化活動の推進を行い、社会参加できる地域づくりを目指すものであります。

 4点目は、「権利擁護の推進」で判断能力が不十分である場合は、判断能力を補い、基本的な権利を守る成年後見制度活用に向けた取組を進めるものであります。地域社会において、誰もが等しく生活できることを目指して、それぞれの人格と個性が尊重され、自分らしい生活が送れるように、私たち一人ひとりが障がい者や疾病に対する理解を深めることが重要であり、さまざまな組織が有機的に結びついて地域ぐるみでの取組とするため、今後も障がい福祉に関する情報提供や実態把握等に努めてまいります。

 私からは以上でございます。

○議長(桜井崇裕) 教育長。

○教育委員会教育長(山下 勇) 2項目目、渋沢栄一を学ぶについてです。お答えします。

 まずは、1128日の郷土文化講座を御拝聴いただき、ありがとうございました。この郷土文化講座につきましては、令和元年度から中央公民講座として開催しておりましたが、本年度から文化振興事業と位置づけ、故郷の歴史を再発見し、継承する事業として実施しております。これまでの講座では、町の歴史にゆかりのある松浦武四郎や十勝開墾合資会社、ドイツ人模範農家コッホ、日本甜菜製糖などを取り上げるとともに、文化史跡見学会なども実施し、郷土史に関する町民の興味関心の向上を目指し開催推進しているところであります。このたびの講演会は、町の歴史の一端を担い、本町にゆかりのある渋沢栄一の生き方について、そして十勝開墾合資会社農場について講座を開催したところであります。

 渋沢栄一の生き方や理念などは、渋沢が設立に関与した企業等で取り上げられているところが知られており、本町においては旧熊牛小学校の校歌や熊牛開拓記念碑に謳われているところであります。また、小学校では、社会科の副読本の中で、清水中学校では、総合的な学習の時間、十勝清水学において地域の文化と先人としての渋沢栄一について学んでいるところであります。さらに、渋沢の生誕地である深谷市より、児童生徒同士の交流について御提案があり、まずは児童会、生徒会による交流の機会を設けてまいりたいと考えておりますので、今後も渋沢を縁としたつながりが広がることを期待しております。本町におきましては、昨今関心の高まっている渋沢栄一の事績や理念を学ぶことができる機会を子供を初め全町民を対象に、引き続き提供するとともに、町民にまだ広く認知されていないふるさとの歴史を学ぶ場を提供し、本町の歴史、資源をまちづくりに生かしてまいりたいと考えております。

○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。

 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) ただいま3項目について御答弁をいただきました。まず、ゼロカーボン実施計画についてでございます。今回、ゼロカーボン、十勝清水の宣言をされたことを高く評価させていただきまして、庁内に、役場の中にいろいろな部分で指示を出しているということでございます。全ての課、職員に対して具体的な提案を求めているのかどうか、どのように指示を出されているのかどうかお伺いをいたします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 先般の「ミライに繋ぐ"ゼロカーボンとかち清水"」宣言に関わって、全庁に関連する事業の調査を町民生活課からさせていただいています。ゼロカーボンの考え方については、まだまだ職員、町民の方も含めて学ぶべきことが多いなと考えているところでございます。今現在といいましょうか、各課においても、例えば町民生活課でいえば、ごみの削減ですとか、分別の徹底ですとか、取り組んでいる事業も多々町内にはあると思うのですけれども、ゼロカーボン宣言をしたことに伴って、今後考えられるゼロカーボンに向けての事業の工夫ですとか、改善ですとか、もしくは新たな事業を起こしてゼロカーボンに向けて取り組んでいく事業はないかということで全課に照会させていただきました。考え方としては、省エネルギーの促進、それから再生エネルギーの利用促進、環境負荷への低減、それから廃棄物の減量、環境学習行事の展開などできないかと、大まかに言うと5つの項目を提示して全課に関連する事業について検討をお願いして、集約を今進めているところでございます。

 以上でございます。

○議長(桜井崇裕) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) ただいま、浸透を図るために全庁的にいろいろ取り組んでいるという御説明をいただきました。そういった中で、一つひとつ取り組んでいくという部分で、特に、今言われた以外で売れ残り食品の廃棄の抑制、これは天然資源等の再生産、生産性を高めるということが望まれておりますけれども、資源生産性を高めるという部分も含めまして、売れ残りなど食品、そういった食品ロス、そういった部分について具体的に庁内で検討させているのかお伺いいたします。

○議長(桜井崇裕) 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 今御質問いただきました食品の部分についての取組です。町民生活課単独ではないですけれども、今年の7月から8月にかけて清水消費者協会が食品ロスのパネル展を行いました。文化センターと御影公民館、それぞれ5日間程度、食品ロスに関するパネルを展示したり、食品ロス家計簿というのでしょうか、それを無料で配布をするということで取り組んでまいりました。それから、売れ残りというかエシカル消費という言葉があるのですけれども、必要なものしか買わないよと。使わずに廃棄してしまうだとか、不要な部分を買ってしまったりというような消費行動については控えるというような考え方、エシカル消費という言葉があるのですけれども、そちらについて、来年の1月号の広報で町民生活課から情報提供をして、町民の方の消費行動についての問題提起というか、情報提供をしたいなと考えてございます。今原稿を検討、協議しているところでございます。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) ただいま食品ロスの関係でもそれぞれ御努力されているということでございました。売れ残りの食品関係については、いろいろな商店の方々の御協力も必要だと思いますけれども、そういった部分を福祉関係だとか、子ども食堂だとか、そういった部分で活用できるような道も考えていく必要があると思いますが、その点について考えているのかどうか、お伺いいたします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 北海道が環境月間というのでしょうか、環境に関する取組を進めておりまして、その道の事業に関連をして、町内でもいくつかの事業が該当するということで、今年町民生活課でいろいろ集約をしながら、それぞれの活動をより充実するように取り組んでまいりました。先ほど答弁させていただいた食品ロスパネル展についても、道の環境月間、環境に関する行動の部分の充実ということで協議をさせていただいて実施をしてきたところです。その際に、社会福祉協議会が今回実施しているフードドライブ、地域食堂というのでしょうか、という取組も広報で紹介させていただいて、町民生活課とも協議をさせていただいて、事業を取り組んできて、また、社会福祉協議会については、独自にいろいろな支援者だとか協力者を募りながら、活動充実しているということを聞いております、見てもいますので、より活動が充実するような支援を考えながら町民生活課としても支援していきたいと思っております。

○議長(桜井崇裕) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) ゼロカーボンについては、よろしくお願いしたいと思います。

 続きまして、渋沢栄一を学ぶ、2点目でございますが、この部分についてしっかりと清水町に関わった先人という部分、本当に重要な部分を占めていると思います。その中で、こういう人がいたという部分ではなくて、こういう人はこういうことをしてきた、そういった精神をしっかりと伝えていくような学びの場が必要と考えますが、そういった学びの質の中身としてどのように考えているかお伺いいたします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 社会教育課参事。

○社会教育課参事(安ヶ平宗重) 渋沢栄一の考えでありますけれども、まず代表的なものとしましては、渋沢栄一が話したことをまとめた「論語と算盤」という書籍がございます。そちらにつきましては、今年度、令和3年度の公民館講座において、清水高校の協力を得ながら「論語と算盤」の勉強会を実施いたしました。来年度は、広く一般を対象としまして、そういった「論語と算盤」の勉強会、もしくは講演会などを企画していきたいと考えております。

○議長(桜井崇裕) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) まちづくり、国づくりというのは、人づくりからということで考えております。そういった部分で、学校においても同様に、こういう人がいたというではなくて、やはりこういった人がこういったことをやった町だ、こういった精神を受け継いでいこうという部分の教育が必要と思いますがいかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 先ほど、教育長からの答弁にもございましたとおり、小学校のほうでは副読本等を使って、もちろん開拓の礎としての十勝開墾合資会社や渋沢栄一の部分も学んでいるところでございます。併せて、小学校ではこういう方がいたということが中心になるかと思うのですけれども、それから中学校に上がりましては、十勝清水学ということで、清水に関することを学ぶということでやってございます。その中で、もちろん渋沢栄一についても学んでおりますので、その中では、図書館等とも連携してやってございますので、先ほど安ヶ平参事も申し上げたように、こうした生き方をしてきましたよというところも併せて学んでいけるのかなと思っております。

 それから、答弁でも書かせていただいたとおり、渋沢の生誕地であります深谷市との交流も今御提案いただいて進めようと検討しておりますので、そういった中では当然深谷市の方々は、生誕地ということで、資料館等もございますので、ずっと小さい小学校の時からずっと多くのことを学んでおります。そういった学びも交流する中で、こちら清水町の子どもたちとの交流の中で、精神についても併せて交流しながら学んでいけるのではないかなと思ってございますので、今後、そういった部分について進めてまいりたいと考えてございます。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) これについては、教育に関わらず町全体で取り組んでいく必要があると思いますので、よろしくお願いいたします。

 続きまして、障がい者の社会参加についてでございます。町としては、いろいろな部分でいろいろな施策をしておりまして、社会参加の促進をしていきたいという部分で積極的にされております。就労の継続、こういった部分では、本当になかなか障がいを持った方々が継続的に働くという部分でのいろいろな民間の方々の協力が大変必要だと思います。そういった部分での民間の方々との連携は今どのように連携を取られているのかお伺いをいたします。

○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 就労支援における民間との連携という部分ですけれども、清水町のほうで自立支援協議会という組織を設置しております。この組織、地域における障がい福祉に関する関係者の連携、それから支援体制に関する協議を行うという組織です。この中で、当然障がい者の方、それから家族、それから障がいの事業所、それに加えて町内の就労関係者という部分で企業の方にも参加いただいておりますので、こういったところで協議を進めて、何とか障がい者の就労に向けて前進していければいいなと考えております。

○議長(桜井崇裕) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) しっかりと連携をしていただきたいと思います。

 次に、もう1点なのですけれども、全ての人が安心して暮らせるまち、そして、お互いの違いを受け入れて尊重し合い、思いやりをもって支え合う、SDGsが目指す、だれ1人取り残されないまち、そのために、心のユニバーサルデザインという部分を普及させていってはどうかなと。そういった視点というのを持ちながらやっているのかどうか質問させていただきます。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 町長の答弁の中でも、今回、昨年作成した障がい福祉計画の部分、施策等について答弁させていただきました。この障がい福祉計画の考え方としましては、決して障害者の手帳持っている方だけではなくて、例えば病気の方だとか、日常生活、それから社会生活の中で何らかの不自由にある方、そういった方を対象にしてこの計画も作成しております。町のほうで障がい者の相談事業所直営で持っておりますけれども、ここについても、たまたま持っているのは福祉部門、福祉係ですので、いろいろな生活困窮とか、障がい者の部分とか、いろいろな部分で生活に乗っている状況ですので、何かそういった困りごとがあればそこで相談に乗れるのかなということで進めております。決して分け隔てなくということを基本に考えて、行政も相談等に広く乗っていきたいなと考えております。

○議長(桜井崇裕) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) ただいま、分け隔てなくそういった部分の相談についているという話をしていただきました。あと最後の質問させていただきますが、さきの町長の答弁の中で、最後に実態把握等に努めてまいりますという、この実態把握の部分なのですけれども、相談に来る人はある程度対応はできるのですが、なかなかそこまで相談に来れない人たち、障害者手帳を持った方々は把握はできますが、ボーダーラインの方々も結構いらっしゃるのではないかなという気がいたします。そういった部分では、いろいろなボーダーラインの方も含めて、いろいろな心のユニバーサルデザインにもつながりますけれども、いろいろな部分でこちらから耳に入ったらすぐ出向くだとか、いろいろな情報をしっかりと収集していくという部分が大事かなと考えております。さらにこれからは、出向いていくということも力を入れていただきたいと思いますが、その点いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 保健福祉課、障がいに関する部分も担当しておりますけれども、いろいろな高齢者の部分だとか、在宅の高齢者の部分だとか、それから、健康に関する部分で保健師さんが訪問したりということで、いろいろな形で保健福祉課の中の職員、町内の家庭に、各家庭訪問しておりますので、そういったところから、直接本人ではなくても、周り近所の方からそういった情報がこちらに入ってくれば、状況確認等、保健福祉課でさせていただいておりますので、今後もそういったふうに進めていきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 次に、5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 議長の許可を得ましたので、一般質問をさせていただきたいと思います。5番、鈴木孝寿でございます。よろしくお願いします。

 大きく2つの項目で質問をさせていただきます。

 まずは、ドッグランの設置における効果と今後の運営についてお尋ねさせていただきます。

 9月の補正において、生みの苦しみの中で、私も最終的には賛成させていただきましたこのドッグランなのですが、今回はすごく多くの利用があったと思っております。これらを受けて、次年度以降、今運営における、また検討されている諸問題、もしあるのであれば、さらには、今後どうやってアピールしていくかということについて、現時点の考えをお伺いしたいと思います。

 2つ目、デジタル化の推進と清水町の将来像についてということでお尋ねいたします。

 本町では農村地域への光回線の設置を現在行っており、また、商店街等においてはキャッシュレスの決済を推進しております。まさにアナログからデジタル、この移行期、実質的な移行期を今本格的に迎えているのかなと思ってございます。これらを受け、十勝管内においては、出す、出さないいろいろありましたけれど、2町村がスーパーシティ型の国家戦略特別区域に応募したり、諦めたり、取り下げたりというのもありました。これは今、全部持ち帰りになっている部分でありますけれど、その中で、本町の第6期清水町総合計画を踏まえつつ、今後、今これだけ、億単位の光回線の設置とか、何千万かのキャッシュレス化をどんどん進めていく中で、清水町の今後のデジタル化の推進について、この将来像も含めてお伺いを町長にしたいと思います。

 1番目として、役場サービスのデジタル化の今後の考えについて。

 2番目、スマート農業の取組について。

 3番目として、町民生活に向けた取組について。

 そして、4番目として、総合計画に基づくアクションプラン策定についてお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) それでは、鈴木孝寿議員の御質問にお答えをさせていただきます。

 まず、大項目1のドックランの設置における効果と今後の運営についてお答えをいたします。

 清水公園敷地内にあるドッグランについては、11月末まで開放しましたが、近年のペットブームを受けて、多くの愛犬家でにぎわったところであります。利用者からは景色がいい公園で犬と一緒に遊べてうれしいとの御意見や犬を通じて利用者同士の交流が進んだとの御意見等、たくさんの喜びの声が寄せられています。それと同時に、利用者からは、次年度の運営に向けてさまざまな要望が届いているとともに、検討しなければならない問題もいくつかございます。まず、施設の機能面についての要望ですが、愛犬とくつろぐために、椅子やテーブルが欲しいという御意見がございます。さらに、今年度については秋口からの利用であったため、日差しもさほど強くありませんでしたが、日差しが強い季節には、日よけも必要であると考えています。

 次に、管理運営面についての問題ですが、公園内のドッグランは無料で開放していることから、利用者のマナーに委ねるところが大きいのですが、愛犬家の中には、残念ながらふんの始末をせずに利用される方がいらっしゃいました。新年度については、シルバー人材センター等に協力を仰ぎながら、環境美化について可能な限り配慮するよう検討いたします。

 利用者アピールの考えについては、ドッグランの利用者が増えてほしいのはもちろんでありますが、それらの機能を通して、たくさんの方が清水公園を利用してくれればと考えております。清水公園には、十勝清水インターチェンジ近くの国道沿いにあるという立地のよさ、そして景観のよさ、さらに隣接したレストランもございます。新型コロナ感染症の状況次第ではありますが、清水町の重要な観光拠点として、各種イベント等を通して町内外へ魅力を発信してまいりたいと考えております。

 次に、大項目2のデジタル化の推進と清水町の将来像についてお答えをいたします。

 まず、小項目1の役場サービスのデジタル化の考えについてでありますが、新型コロナウイルス感染症への対応において、行政のデジタル化の遅れが表面化したことから、総務省では、自治体のデジタル化を進めるために、自治体デジタルトランスフォーメーション推進計画、いわゆるDX計画を策定し、デジタル社会の構築に向けた取組を全自治体において着実に進めていこうとしております。本町におきましても、デジタル化は進んでいない状況ではありますが、今後、国を挙げて自治体のデジタル化の取組が加速されていきますので、住民と町がお互いに費用対効果が得られるよう、デジタル化を進めてまいりたいと考えております。

 また、行政サービスのオンライン化を進める上では、本人確認ツールとして、マイナンバーカードの普及が不可欠であることから、普及に向けて取り組んでまいります。

 次に、小項目2のスマート農業の取組についてでありますが、農業分野におきましても、光回線の整備については、通信速度が速い大容量通信などのメリットがあります。労働力不足への対応や各種営農支援システムの活用等、通信環境はスマート農業を推進する上でも大きな影響があります。また、近年、先端技術の実証や開発が進められており、本町におきましても、関係機関と連携し、遅れることなく生産現場への普及に努めてまいりたいと考えております。

 小項目3の町民生活に向けた取組についてでありますが、国では、国民の健康づくりに向け、自身の健康に関する情報について電子データ等の形で円滑な提供や適切な管理、効果的な利活用が可能となる環境を整備していくため、マイナポータル等を活用し、国民、患者の保険医療情報を本人が活用して予防健康づくり等に活用するとともに、それを本人同意のもとに医療、介護現場で役立てることを検討しており、今後、町の健康管理システムデータ活用を予定しているところであります。

 また、現在の地方税の一部はeLTAXによる申告、納付等が行われていますが、このeLTAXに地方税共通納税システムが導入され、電子申告に加え、電子納税が可能となる予定であります。さらに、光回線の整備により、高速大容量通信網を利用した高齢者の見守り、スマート農業の推進や農村地域に対する移住環境の改善などが今後期待できるものと考えております。

 小項目4の総合計画に基づくアクションプランの設定についてですが、行政のデジタル化については、国を挙げて進められていくことから、デジタル化に対応する人材の養成も含め、計画的に進めていかなければならないとも考えており、将来プランの設定についても検討してまいりたいと思います。

 以上、デジタル化についての答弁とさせていただきます。

○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) それでは、ドッグランについてまず質問したいと思います。今まで、もっともっと前向きにやりたいなと思っておりますので、たまに後ろ向いているときもありますけれど、前向きに質問したいと思います。まず、観光協会、ちょっと、今日、昨日、一昨日は見ていないのですけれど、観光協会のホームページとか、清水のホームページを見たとき、ドッグランの記載が1つもなかったのです。せっかく写真とか出して、携帯とか、もしくはタブレットとかで観光に来る方も、清水町に来たら、犬のどっかないかななんて絶対探すわけですよ。そういうのをもっと発信した方がいいのではないかなと。今回ちょっと発信していなかったので、ぜひ、これ冬の間はできないにしても、もう既に発信しておけば、そのキーワードで必ず検索したら引っかかりますので、早ければ早いほうがいいと思うのですけれど、ぜひこれやってほしいと思うのですけれど、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(前田 真) 今、御指摘のとおりだと思います。観光協会のホームページ、本来であれば毎日のように見直していったほうが皆さんのためになるのですが、なかなか実務的に追いついていないというのも現状でございます。若干新聞ですとか、SNSですとか、そういったものでは宣伝したつもりではいるのですが、今御指摘のとおり、観光協会のホームページにまず載るということ、それから、ドッグランと検索したときに清水町が該当するようにするというのはとっても大切なことだと思いますので、早速、そういった努力をしていきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 続いて、ぜひ、それホームページとか、SNS等でも流すのは大事ですけれど、やはりしっかりと公式なところで発信していくほうがより効果があると思いますので、ぜひよろしくお願いします。

 先ほどの答弁の中にもありましたけれど、一部やはりマナーの悪い方もいらっしゃるというのは現実だと思うのです。私のところにも、さまざまな、例えばビニール袋に入れて置いてあったよと。多分、それはほかの人がビニール袋に入れたのだなと思ったりもして、私聞いている上でも、人の分も持って帰ったよというのはよく聞きます。一番今問題になっているのが、やはり町内外の十勝管内のドッグラン設置のところには、例えば、必ず5種以上のワクチンを打ちましょうとか、8種以上のワクチンを打ちましょうというところが大体多いのです。ただ、高速道路のとこなんかは、そのようなことはどこにも書いていないのですけれど、将来的に本当に愛犬家のことを考えるならば、やっぱりワクチン接種の関係は訴えた方がいいなと。と同時に、ではどうしたらいいのだと、1つずつ質問してもしょうがないのでいいますけれど、どうしたらいいのだと言うと、やはり受付が必要だと思うのです。もしくは、受付、ないにしても、紙に書いておくとか、個人情報の関係ですから、どうするかは別として、この管理について、シルバー人材センターというさっき答弁があったと思うのですが、例えばそこサルビアさんあるので、サルビアさんに委託費でも払った上で、朝と晩チェックしてもらう、もしくは受付業務をしてもらうというぐらいしないと、一度評判落とすと絶対来てくれません。そういう部分で、管理についてお尋ねしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。

 建設課長。

○建設課長(内澤 悟) ドッグランの管理のことでございます。答弁の中でもお話出たような形の中で、シルバー人材センターという形でございます。今現在、公園の管理自体が会計任用職員直営で全体的な管理をしております。観光施設とあと公園施設等という形でございます。現状の中で、管理体制できる範囲としまして、平日に関しましては、うちの職員、管理職員、直営職員の見回りというものを1日の中で2回程度という形の中で進めていきたいと。その中でも、草刈りがおおよそ週に2回程度、ドッグランの中にも草刈り業務は入りますので、それも含めて、平常の管理をしていきたいと考えているところでございます。それと、土曜、日曜、祭日、その分でございます。この分に関しましては、どうしても職員が出れないという形がありますので、シルバー人材センターにトイレの中の管理、それを委託しているところでございます。そのトイレの管理の一環として、こちらのほうに関しましても、1日2回程度という形の中で周辺の状況を見ながら、環境を悪くしないというか、よい環境の体制という形の中で、現状、考えていきたいというところでございます。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 管理の部分についてはそれでいいかなと思います。ただ、私が言っているのは、私も自称ではなく愛犬家なものですから、愛犬家の声からいうと、あんな自由奔放にさせてしまうとやはりだめなのです。やはり行かないのですよ。特に私よりいい犬種を持っていらっしゃる方は基本行かないです。なぜかといったら何があるかわからないから。そこに受付という業務を1つ入れるだけで、やはりそのマナーの問題もある程度解決できると思うのです。ただ、サルビアさん、名前出してしまいます、サルビアさんが365日営業しているわけではないので、その辺のちょっと問題は出てくるかもしれませんけれど、本当に委託費でも払って管理してもらったほうがより安心して、逆に町民、もしくは町外者が、こういうふうにやっているのだよというのをホームページでアピールをすれば、もっと使ってくれるかなと思うのですけれど、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(前田 真) 御指摘の件に関しては、今のところ検討していないのが事実なのですよ。公園の1サービスとして、ドッグランがあればいいなということでつくったのです。ただ、私も鈴木議員同様、各種いろいろな連絡を受けて、現地にも赴き、愛犬家という人と実際にいろいろとお話をしてみました。ものすごく意識の高い方が御連絡をくれるのですよ。自分の家族同様に犬を扱っている方がたくさんいらっしゃいます。自分のところの大事な犬の安全というものをもう少し行政も寄り添って考えてほしいという要望は受けております。ふんの問題に関しても、いろいろとお話をしたのですが、恐らく、張り紙をしたところで、あるいは監視カメラをつけたところで、なかなかマナーの改善というのは見られないと思うので、今言ったような受付を考えてみるだとか、あるいは、誰が利用したかという、そういった存在を明らかにするというのは1つの手法だということは今私も指摘を受けて感じたところです。その受付の方法があそこにあるレストランがいいのか、あるいはちょっと離れているのですが、ボート乗り場の職員がいいのか、あるいはそれこそこれから御質問されるであろうそのテクノロジーの力を使ったスマホの受付等がいいのかということは検討の余地があるのですけれども、今まで全く考えていない、単なる公園利用のサービスの一環として整備しただけでございますので、今後、どういった形ができるのかというのは考えてみたいと思います。お金がかかるかかからないか、あるいはどういった方法がいいのかというのはこの場では即答はしかねるのですが、考えてみたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) せっかくつくったので、やはりちゃんと管理しないと犬の問題とか、特にドッグランというのは、かなりいろいろなところ見ても厳しいのですよ。有料であったりとか、ワクチン接種証明書が絶対必要というところなんか、民間でやっているところは間違いないですよ。あんまり公共でやりたくないのがドッグランのはずなのです。高速道路でも、我々とかいろいろな愛犬家に聞いたら、基本寄らないですよ。そこには。だって管理しているかどうかわからないのですもの。書かなくていいし。そういうところは、やはり今だったら、例えばレプトスピラ、いわゆるネズミから出てくる感染症というのですか、これがやはり非常に問題になっているのもありますし、あといろいろな病気があります。キツネの問題、キツネから出てくるいろいろな病原菌の問題とかもありますから、そこはちょっとやはり愛犬家のためにぜひ、前もって考えてやってあげると、公共でこんなにやっているところ絶対ないですから、これは絶対売りになると思います。ぜひやってほしいなと思います。予算の12月ですからこれを質問したというのもありますので、ぜひ予算化に向けて頑張っていただければと思います。

 あと何点か実はあるのですけれど、最後のほうも言いますけれど、ちょっとこれ9月もめましたよね。もめた中で、もめたというかいろいろあった中で、ちゃんとやってほしいということでやったのですけれど、とにかく二、三日前も行ってきましたし、できてからも行ったのですけれど、あそこ、議会の説明では40メーター掛ける20メーターというところで説明がありました。それで最終的にはみんなほとんどが賛成した。

 ただ、この前計ってきたらなんか違うなと思ったので、40メーター掛ける16メーター程度になっているかなと。要は、20%ぐらい面積が小さくなっているのですよ。参考までにお聞きしますけれど、建設費用は当初の予定どおりだったのか、それとも20%ぐらい減額されたのかというのと、もしそれ関係ないのだよというのだったら、すぱっとその理由を説明していただければと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(前田 真) まず、事業費に関しては、予算で皆さんに審議していただいたものを予算として見積り合わせというか、入札をしております。少し面積が減ったということに関しては、くいを設置するに当たって、スペースをどうとったらいいのか、あるいはあそこにマンホール等があるのを御存じだと思うのですけれど、あそこにかからないようにしたら、どうしたらいいのかということも含めて、現場でいろいろなことをやった結果、あれが最適だろうということで建築したところでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ごめんなさいね。設計ありきでやったのか、やることありきでやったのかといったら、やはり、ちゃんと計画がなかったわけですよ、今の言ったとおり、だって現地で見ていなかったのですものね。だからだめだったというのではなくて、もうできてしまった以上は、うまく使っていかなければならない、とは言いながら、20%の面積減っているというのはやはり、ちょっと問題だなと思うのです。これは、今後、どうすべきかはしっかり考えてもらいたいなと思います。それと同時に、網のほうが外に行っているのです。あの柱、せっかくの再生した廃プラの再生で作った、結構いいものだなと思いました。ただ、基礎が入っていないのだなというのが、みんな触った瞬間にぐらぐらしていると、ふにゃふにゃしているよ、これ、大丈夫なのという1点。さらには、網に対して、網止めがタッカー仕様なのです。要はホッチキスのでかいやつで押さえている。それは正直言ったら見栄えが悪いなと。この辺ぐらぐら、全部が動いて、何かあったときにこれ対応できるのかなというのと、網の巻き方がまず間違えているかなというのを指摘させていただきたいと思いますので、春先に直す予定があるのか、もしくは、非常に華奢に見えてしまって、せっかくの廃プラの柱がもったいないなと思うのですが、いかがでしょうか。タッカー止めのところも、本来であれば、プラに対してはプラで、白で、要はだめ隠しするはずなのですけれど、そのまま乱雑に打ったまま、そのまま設置されている。ちょっとこれは来年に向けて改善した方がいいかなと思うのですけれどいかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(前田 真) まず、くいがぐらぐらするお話でございます。設計の段階から基礎をつくるような設計にはなっていなくて、簡易的といっては何なのですが、一応一番太い柱が2.4メートルあるところを、0.9メートル埋めているところでございます。手でゆすれば確かに揺れるかもしれませんが、あれが抜けるだとか、そういったことというのは想定しにくいのではないのかなと思っております。ただ、どんな例えば災害だとかが起きて、あそこの地盤が緩むとかということがあるかはわからないので、その辺は、使いながら適宜点検をしていきたいと思います。さらに、使って1か月ぐらい経って今鈴木議員が御指摘したようなこと、例えば犬が体当たりをするだとか、そういったお話というのも若干耳に入ってきております。見栄えに関して、鉄製の網だけではなくて、例えば入り口の鍵の部分が、ちょうつがいの部分が使いにくいですとか、利用者の立場に立って、御指摘をいただいたこともございます。そういったことは、新年度の予算も若干の修繕料等見ながら、直せるところに関しては、危険のないように直していきたいと考えております。

○議長(桜井崇裕) 鈴木議員、ここで休憩をしたいと思いますがよろしいでしょうか。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) ここで休憩します。再開は午後1時とします。

(午後0時06分)

○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午後1時00分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 一般質問を続けます。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ちょっと確認ですけれど、そのときは設計金額がいくらだったのか。そして落札金額はいくらだったのかをちょっとお伺いさせてください。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(前田 真) すみません。お待たせしました。設計金額は、公示価格で1135,455円になっております。それから、落札価格ですが、すみません。これ消費税入っているのですけれど、1243,000円となっております。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 先ほど修繕費で直すというような話もあったのですけれど、ちょっと整理していくと、40掛ける16メーター二、三十だったと思うのです。さっきは僕は40メーター掛ける16メーターって言っているのですけれど、約4メーターの差があって、4メーター掛ける40メーター、160平米、およそ150から160平米ぐらいがちょっと若干違うのかなと。そうなると、本来であれば、例えば網の部分が少なくなった。そしてくいも少なくなりました。ただ施工に関しては、その分だけぐらいですね。くいの部分の穴掘りが少なくなった、材料費が何本か、何メートルかの網が、およそ4メートルぐらい少なくなった、金額にしたら知れているのかなと思うのですけれど、これ普通でいったら減額になるはずなのです。さっきも修繕と言ったけども、新しく建てたやつに修繕はあり得ないので、本来はあり得えないということはやり直しになってしまうので、ここは多分、申しわけないけれどやはり業者、何があってそうなったかわかりませんけれど、ちゃんとそこの説明を今してもしなくてもどちらでもいいのですけれど、でもこれ、やはり町民からも、最初言っているのと違うのではないかという話もあれば、議会としてもそういう40メーター掛ける20メーターということの認識でやったけれど実際は150平米ほど足りないのが出来上っているというのがちょっとやはり計画性がなかったのかななんて思ってしまっています。先ほど修繕費含めて直すという話でしたけれど、もう検収受けて、受け取っているわけですよね、役所としては、役所として受け取っている以上は、どういう整理の仕方があるのかなというのはちょっと疑問というか、金額が小さいからいいとか悪いではなくて、やはりその受け取り方もちょっと問題があったのかな。そこの辺は、今、今日はそんなにきつくやるつもりないので、ただ、これ町民にわかるように説明を、後々でも結構ですし、広報でも結構ですし、やってほしいし、議会で今説明できる部分があれば説明していただければと思います。今のなぜこうなってしまったのかと、今後材料費の返還があるのか、どうするのか、もう検収受けているからあり得ないですよ、それも本来は。ということはどういう扱いを今後していくかというのは逆にこれ総務課もしくは管財の担当の参事あたりが契約の関係でいえばよくわかっていらっしゃるのかなと思うのですけれど、どういうことが想定されますか。契約全般をつかさどる総務としては、どう考えますか。今のところ検討しますというのであればそれで結構です。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課参事。

○総務課参事(山田寿彦) 基本的に、見積り合わせで契約をして工事を進めている。工事が完成した暁には当然完成検査というものを行います。完成検査の中できちんと検収をして、工事完成と、支払いという流れになりますので、検収の段階で不備がある場合については当然手直し等が必要になってくると思います。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) これについてしつこくしてもしょうがない話なのです。現実的に物があるし、それをどういうふうに、実はこうだって、こうだったというのがあるのなら、出せる話と出せない話が当然ありますし、でも出さなければならないのだろうけれども、ただ、その辺は、せっかく造ったものにちゃちゃ入れるつもりはこれ以上ないので、町民というか、議会での説明のときはそうだった。町民に対しての説明をしっかりとしてほしいと思います。これについては今回は、これ以上追及はしませんけれど、何かありましたら3月一般質問でもしたいなと思っていますので、それまでに結論を出してほしいと思うのですけれど、副町長、よろしいでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。

 副町長。

○副町長(山本 司) 私も、設計段階での広さというのを今ここで把握していないので、確認をして、結果についてはお知らせをしたいと考えてございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 相手もあるし、受けた側もあるし、いろいろな問題もちょっと複雑に絡むと思いますので、整理整頓してやってください、これは。スタートに戻るわけではないのですけれど、前回も議会報告会、先般開催して、そのときにも観光協会の会長からも、厳しく言われました。もともと計画していたのだとすごくきつく言われましたし、ほかの協会の方からも言われておりますが、実はそのときは私、これを見に行ってわかっていたのですけれど、あえて言わなかったのですけれど、けんかになっても嫌なので、とは言いながら、やはり町民に説明する、議会に説明していることは町民に説明していることと一緒ですから、その部分については、今後十分留意して、私たちがなぜ今回反対したか、一度反対してしまった身としては、ちゃんとした計画どおりにやろうよということだったのですけれども、実際には計画どおりになっていなかったなというのが非常に残念な思いですけれど、私も賛成をしましたので、2回目に。それは、受け止めていただきたいと思います。

 次に移ります。デジタル化の推進と清水町の将来像についてということで質問をさせていただいております。先ほど回答いただいたとおりでありますが、役場サービスのデジタル化の考え方についてということでお答えもいただいております。この中でまずお聞きしたいのが、帯広市と今音更町がやられている、例えば住民票の発行、もしくは印鑑登録とか、各種税の証明書、戸籍の全部事項とか、個人事項とか、戸籍の付表の写しとか、そういうのはコンビニエンスストアでも取れると。今のところ、清水町はとりあえず役場に来る、御影支所に行く、この2か所しかない。今はそれで多分問題ないかなとは私も思ってはいるのですけれど、例えば帯広に我々が行っていたときにどうしても住民票が必要になったときとか、ないわけではない。銀行関係であり、いろいろな関係、車とか何かいろいろありますよね。そういったときに、また戻らなければならないのかというよりは、マイナンバーカードとかあれば、どこでも出せる、24時間出せる、やはりそれは進めるべきかなとは思うのですけれど、当面の考え方として、まずそちらのほう、住民票から何からという部分は、そういう方向性にする考えはあるのか、もしくはやるのであればこのぐらいの準備がかかって何年後かなと、もしやるとしても、もしそれがわかるなら教えていただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 住民票、その他諸証明のコンビニ交付についての御質問です。鈴木議員質問しているとおり、行政のデジタル化、マイナンバーカードを含めたネットワークによる住民サービスの向上というのは今後、デジタル庁も設置をされて、今後全国的に進んでいくのではないかなと思っております。清水町についても、コンビニ交付については、検討してきているところでありますけれども、やはりランニングコストですとか、イニシャルコスト等を含めて、まだまだ高額なサービスかなと思っています。議員おっしゃったように帯広市と音更町が今実施をしているところですけれども、清水町においてはもう少し検討を重ねるのと、全国的な普及状況によってコストダウンをしてくれば、清水町においてもコンビニ交付等のサービスを提供できるのではないかなと思っておりますが、今の段階ではまだまだちょっとコストが高いなと思っています。

 もう1点、帯広に行ったときに住民票が必要だというようなお話がありました。住基ネットが全国的にネットワークでつながった段階で、住民票の広域交付というのは可能になってございます。なので、例えば帯広市役所は開庁時間という時間は限られますけれども、帯広市で清水町民が清水町の住民票を取るということは多分、本人確認の書類があれば、帯広市の窓口で住民票の写しは取得可能だと思っています。

 以上でございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) そうなのです。コスト面がやはりどうしてもかかるというのは確かに聞いています。清水は十勝管内で5番目の人口を有するところではあるものの、1番から4番まで人口まるっきり違いますので、そこは何とも言えないとこだし、分母の問題はやはりでかいのだろうなと。ただ、住民サービスを究極化していくということは、よりサービスを提供するということはそういうことなのかなと。ただ、今言われたように、コストは本当に厳しいのだろうなと思っております。併せて、税務の関係、税金の関係も今現在では口座振替もしくは窓口ですよね。これについては、今の段階で例えば、口座振替ではなくて、カードでの決済、電子決済、マイナンバーカードでも何社かはクレジットカードと紐づけができるというように私は理解しています。もしくは、マイナンバーカード、それでまだ税金払える状態ではないのであれなのですけれど、それの要はクレジット化、もしくは電子決済化を今後進める、もしくは検討したことはあるのかないのかだけ、まずお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。

 税務課長。

○税務課長(青沼博信) ただいま議員のほうから、税に関する納付の方法ということで、あと今後の見通し、予想ということで御質問がありました。今、本町の納税の手法といたしましては、議員がおっしゃられたとおり、窓口納付と口座振替の2通りを実施させていただいております。今後の予定するものなのですけれども、今、先ほど町長から答弁させていただきましたeLTAXの中に、共通納税システムという新しい税の申告と納税システムの組み込みが今始められました。今後、この共通納税システムの関係で、今具体的に申し上げますと、町に関係するもの、固定資産税と軽自動車税が全国統一自治体、国・道全てなのですけれども、固定資産税と軽自動車税の納付書にいわゆるQRコード、スマートフォンで読み取られるこれぐらいの四角いデジタル情報なのですけれども、それを全国の自治体の発行する納付書に印刷して、全国のどこの金融機関でもお支払いができるシステムを今軽自動車税と固定資産税が今進められようとしております。というのが、どうしても軽自動車税と固定資産税が本町の在住者以外の方が多いということで、やはり町内の口座振替ですとか窓口振替に不便があるということで、それを全国的に解消するということで、国のほうで今進められております。

 あとほかの検討したことがあるのかという部分でもう1点質問あったかと思います。現在、清水町ではコンビニ等、あとクレジットカードとかはやっておりません。コンビニ等の収納も十勝管内数町村が実施しております。やはり、先ほど来、費用対効果という部分で、町のほうからできないことばかりで申しわけないのですけれども、まだまだ手数料ですとか、あと代理受領という形になりますので、事業者を介して納付していただくことになりますので、手数料ですとか、負担金が未だにまだまだ高額な部分があるものですから、貴重な税金をやはり手数料で払うにしても、大切に使いたい、最小の費用で最大限の効果を出したいということで、まだまだ時期尚早かなと思っております。ただ、今後、先ほど地方の共通納税システムが国が主体となって始められるということで、今後は、ほかの税目についても、例えばいわゆるデジタル化、スマートフォンを使って、インターネットバンキングですとか、クレジットカードも含めて、納税者の方がやはり自宅にいながらどこにいても清水町や国税を納められるようなシステムが今考えられておりますので、清水町においては、その全国統一に乗った手法で、今後も検討して、そちらに実施してまいりたいと思っております。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) あともう1点お聞きしたいのが、現状として、例えば口座振替がほとんどだと思うのです、いろいろな税金、例えば、町に関わる税金、固定資産税にしても、軽自動車税もそうでしょうし、いろいろあると思いますけれど、窓口扱いでやはり現実見ていて、年齢層も含めて若い人が多いのか、年配の人が多いのかも含めて、いろいろな、例えばコンビニ払いにしたほうがいいのか、悪いのかというのも含めて、例えば現実出納課の窓口でどのような方が来られていて、どのように分析されているか、もしくは分析まで行っていないにしても、支払いの状況としては、多岐に当然わたったほうがいいとは思いつつも、その辺、現場というか、一番窓口としてはどのようにお考えになられているかお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 会計管理者。

○会計管理者兼出納課長(青木光春) 私ども、出納の窓口と、それから御影支所の窓口、それから、各町内の金融機関で収納代理をお願いしておりますので、そういったところで税金、それから各種使用料、水道料等も含めて、それぞれ町民の皆さん方にお支払いをいただいているところでございます。特に統計等を取っているわけではございません。本当に私は今の庁舎の役場庁舎の出納の窓口で受けた感覚ですけれども、そういったとこからいくと、やはりある程度年配の方が多いのかなという感じをしております。ただ、時期的に年配の方だけではなくて、若い方もいらっしゃることもありますけれども、総じてやはり年配の方が多いかなという感覚は持っております。ただ、他の金融機関等には、そういったことのお話を承ったこともありませんし、こちらから聞いたこともないのですけれども、恐らく、金融機関の窓口行きますと、私ども行きますけども、同じような年齢層の方が銀行の窓口でいろいろ職員の方とお話している光景というのをよく目にしますので、そのような感じなのかなとの感覚は持っております。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ちょっと話が一瞬飛ぶのですけれど、今、1番なのか3番なのかちょっとごっちゃになった質問になって申しわけないですけれど、今、商工観光、商店街で今はPayPayかな、そしてドコモのdカード、その次auPayですか、キャッシュレス化の波の中で、3店舗ぐらい私も、3店舗も行っているのかという話ですけれど、3店舗ほどお邪魔させていただいたら、1店舗目は、私が初めての12月の5日か6日ぐらいかな、初めてのお客さんでしたPayPay。2店舗目は2番目だよと言われました。3店舗目はもう七、八人か10人ぐらい使っているよという感じでした。とはいいながら、やはりあのキャッシュレス化も、PayPay使っている人はどれだけいるのだろうという感じです。意外になかなか進んでいかないなとは言いながら、これ取っかかりですから、それらも含めて考えていくとやはりいろいろな方面で清水は何でもできるのだよとなると、非常に面白いんのではないかなと思うのです。税金の払い方にしても。ただやはり、先ほど税務課長が言われたとおり、手数料、貴重な税金の中から出るわけですよ。さらには、さっき言ったPayPayとかの支払いとかについては、一番若くてきっと僕とか、この中でいったら川上さんぐらいしかいないと思うのですけれど、そこで使っているぐらいかなと思うのです。あと若い人が使っているかといえば、若い人飲みに行かないので、本当にこれがちょっとどうしていけばいいのかなとは思うのですけれど、やはり全般的に商店街のPayPayとか、d払いとか、auPayの支払いも含めて考えていくのなら、全般的に税金もそうだし、清水の町は何でも払えるのだと先鋭化していったほうがおもしろい町だなと。例えばこれが定住、移住の人たちになると、定住、移住はすごい敏感にいろいろな町に来るわけです。だから、クレジットカードに紐づけすると、それだけメリットもあるし、デメリットも出てくるところもありますけれど、そういう部分でいえば、今後は絶対進めていかなければならないなと私は思うのですけれど、今の感覚で、さっき、またPayPayに戻りますけれど、非常にやはり町民の間の中では、少ないかなという、これをもうちょっと何かの形で、取っかかりとして今回のキャッシュレスかなと私は思っているのですよ。それについて、今後どう進めていくか、もしくはこれ、3月で終わったら4月以降どうしていくか、相変わらず税金でパーセント、1日に1,000円、月1万円までというような、税金で補填していくというのはいかがなものかなと思いながら、私も恩恵を受けている身ですから、何とも言えませんけれど、とは言いながら、これをどんどん進めていくと、やはり面白い町になっていくのではないかなと僕は思っています。これ、今、キャッシュレスの3月以降商工観光で考えていることがあればお聞かせ願いたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(前田 真) キャッシュレス化を商工事業者で少しでも進めたいと思って行った事業でございます。キャッシュレス化の推進の意義だとかメリットというのは、今、鈴木議員が御指摘したとおり、1番は、私は消費者の利便性の向上だと思っております。もう一つは、これは店舗側なのですけれども、店舗の効率化だったり、売り上げ拡大につながるということ、それから、どういったお客さんが利用しているかというデータの利活用等にも使えるという大きく言って3点が挙げられると思います。その一方で、今進んでいない阻害要因として、鈴木議員が御指摘あったように手数料がまず高いということ、それから、各種端末の導入費用が高いということ、それからもう一つこれは、私、今回PayPayだったり電子マネーを導入するに当たって、1件1件の店舗といろいろやり取りをしたのですけれども、入金サイクルが長いという弱点もあるのですよ。買ってから自分の手元に現金が振り込まれるまでに若干のタイムラグがあって、売り上げたお金を例えば翌日、翌々日に仕入れに使いたいときには不便だという、そういったデメリットもございます。ただ、消費者は確実に今鈴木議員は私が一番若いぐらいだとお話をしていましたが、徐々に今キャッシュレスを中心に使っている世代というのは、年齢を重ねて、キャッシュレス決済というのが普通に行われる時代が確実に来ると思っております。商業関係に関しては、今回は試験的に導入してみました。今、結果も毎日取りまとめているとやはり導入したことによって通常時のキャッシュレス決済と比較すると、5倍程度キャッシュレスの伸びがございます。これは、手数料を持っているので、あるいはポイントを持っているので当たり前なところもあるのですけれども、こういったものをきっかけにして、新年度どういった形がいいかというのはまだ具体的にここで申し上げることはできないのですけれども、引き続きその商業分野に関しては、キャッシュレスというものを商工会等と協議しながら、できる限り進めてまいりたいと考えているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ぜひ、やはりこれ、町の強みにつながっていくのかなと、さっき言った税金の問題も、手数料の問題さえクリアできれば面白い方向性になるのかなとは考えています。参考までにお聞きしたいのですけれど、参考ばかりで申しわけないですけれど、町村会で銀行協会というのですか、銀行振替の今手数料が多分何十円かだったと思うのですけれど、倍以上にしてくれという要望がそれぞれ、十勝だけではなく全国にかけて、要は金融機関が従来のやり方では生きていけないということも含めて、手数料をこれまで抑えてきたのを上げていきたいというような、またそれの声が出ている段階とは聞いております。将来的にはこれ、どこまで上がったらどうなるのだ、もちろん地元の金融機関を守らなければならないところもあるのですけれど、その辺の兼ね合いですよね。今支払っている口座手数料1件当たり何十円払っていると思います。さらに、クレジットまだやっていないけれど、そういうのやったら百何十円、二百円とか、あと、元の契約でちょっと違うかもしれないですけれど、となると、多分そんなに10年後、20年後は変わらなくなってくるのではないかなと私の中では思っているのですけれども、それらも含めて、庁舎内で検討していって、お金を税金だけの話したりすると、ちょっと町民も納得いかないかもしれないですけれど、さっきちらっと言いかけたクレジットカードで支払うというのは、恩恵があるわけですよ、支払う側に。もらう側は恩恵ないかもしれないですけれど、支払う側はすごくいいことなのですよ。それをやっていく清水町、前のめりでやっていく清水町、税金の収納率がどうなるか、もしくは、生身の分がどうなのかは別として、何かこれ検討し出してもいい頃合いかなと思うのですけれど、副町長いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。

 副町長。

○副町長(山本 司) 議員から御提案いただきました。流れ的には、社会の流れとしては、電子決済、電子マネー含めて、そういった、現金を触らずに支払いができるよといった流れは、これは全国、全世界的にも、そういう流れだと思ってございます。我々としても、先ほど来お話がございましたとおり、費用対効果、費用が今のところ結構な費用が負担になるといった部分でございますけれども、いつまでもそうも言っていられない時代は来ると思いますので、時代に乗り遅れないように、調査研究を進めてまいりたいと考えてございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) これ、先に投資するか、後に世の中と一緒になるかなのですけれど、やはり先にやったときのメリットもあるし、デメリットも当然出てくるとは思うのです。でも、検討していく結果によっては、何かやはり十勝管内でも一番北海道でも本当に進んでいるとなれば、何かそういう理解があるのだなといえば今度定住、移住とかにつながっていくとか、いろいろなことにつながるのかななんて夢を語り過ぎかもしれませんけれど、ぜひちょっと検討してほしいなと思います。

 ちょっと2番目に移ります。スマート農業の取組という形で質問させていただいておりますので、例えば、今年干ばつの被害、清水町内でも一部地域であったりとか、いろいろなことがしています。このデジタル化を進めていく中で、先ほど、前田課長からデータの利活用という言葉が出たのですよ。今必要になってくるのが、将来的には、いわゆるデータ解析、ビッグデータの解析をしながら、例えば農村部はこの農地はどうだとか、例えば天気1つにしても、清水なんて場所によって全然天気が違うわけです。雨の通り道なんか本当に何か所もありますし、御影で降っていても清水で降っていない、清水で降っていても御影で降っていない、清水、御影で降っていないけれど、羽帯が降っている、風が吹いている、もしくは美蔓に雨がじゃあじゃあ降っているとか、いろいろあります。アメダス1つにとっても清水は特にないですよね。とは言いながら今いろいろなとこにあって、それがデータ解析した上で清水がどうなる、天気予報とかになっていると思うのですけれど、それで先ほど言った干ばつ被害も含めて、どの地域が今年どうなったかというのをやはり何らかのデータ集積は今後必要かなと。それに対して、例えば今芽室とか鹿追さんでは、干ばつ被害のためのスプリンクラーの設置というのを随分前からやっているのですけれど、清水はなかなか遅れていると聞いています。そういうのと連携していくと今必要になって、これから必要になってくることというのが絶対わかるはずなのです。全部はわからないですけれど。でも、データの蓄積というのが必要になってくると思うのですけれど、今の段階で例えばこの辺の地域は今年干ばつでした、この辺がすごくよかったでしたというのは豆一つ、小麦一つとって、そういうデータというのはどこかにあるのですか。農協さんが取っているのですか。それとも農林課で取っているのか、それともどちらも何もしていないのか。これしていないからだめと言っているわけではなくて、今そういうデータについては、どういう扱いをしているのかお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 現在、動いているというか、十勝の地域組合総合支援システムというのがございます。こちら、先ほど言われた気象情報だとか、農産履歴登録だとかというのがタブレット、パソコンなどによって総合支援システムということで閲覧できるようなシステムが開発されてございます。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) それ、今どういう活用されているというのがありますか、町内で。

○議長(桜井崇裕) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 実際、この総合支援システムというのも、使えることは使えるのですけれども、データがやはり重たかったりというのが話に聞こえてくるところでございます。今回、光回線が通りますので、有効に活用されるのではないかと考えております。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) そのデータはあるというだけで、個人の農家さん、もしくは個人の人が勝手に利用して勝手にやるというだけの話なのですね。私が今、今回この質問で言っているのは、デジタル化を清水町としてどうやって進めて、それをどうやって農業に生かしていくかという話をさせてもらっています。その中で、例えば近年の干ばつ状況であり、日照り状況であり、気温とか、いろいろな問題が出てくると思うのですけれど、そういう管理は役場内では今のところ、もしくは農協でもないと考えている、ないですよね。

○議長(桜井崇裕) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 毎月、月に作況調査というのを関係機関とともに行っております。そういう作況調査の中でのデータというのは関係機関それぞれ共有しているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 作況調査、非常に大事だと思います。作況調査、これから大事になってくるのは、そのデータに基づいてこれからどうなっていくかという予測だと思うのです。いわゆるビッグデータの解析というか、AIというか、そういうのも必要になってくる時代がきっと来ると思うのです。それをデータ化ちゃんとしているかどうかということだけちょっとお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 現在のところは、データ化というよりも、作況調査した報告というか、紙ベースでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 先ほどのお金のキャッシュレスの話ではないですけれど、例えば天気予報1つ取ってもどうなっていくか、畑、こういう畑で何年もこういう作付していたら、それは農協がやる仕事かもしれないですけれど、天気の通り道、雨の通り道、いろいろ解析していったりとか、いろいろなこと考えていくと何がここに足りないのか、干ばつになる、今年だったらと干ばつの地域があったり、干ばつに対して何ができるのかというのをやはり先に先に手を打てるというのがこれからのスマート農業の一つなのではないかなと思うのです。データをもとにどうやっていくか、その準備は、これから、今も準備しているのですよね。スマート農業なら、例えばGPSなんか大分やってきていますし、それに今度連動してつながっていくというのは、今の段階では清水やっていませんけれど、最初から今日言っているのは、例えば更別村のスーパーシティ構想でしたか。それ応募してその夢のある話があるわけですよ。やはりデータと連携することというのがやはりこれは絶対的になるし、そのデータをどういうふうに取っていくのかというのが大事になってくるので、今後、やはりそれに備えるべきだと思いますし、蓄積については、農協さんとも普及センターとも協議しながら、何らかの形でデータに起こすという作業をこれからしたほうがよろしいとは思うのですけれど検討しますというのならそれで結構ですけれども、まだそこまで認識がないならないでいいのですけれど、どうでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) データ化大事だと思います。干ばつに対応するために国営事業だとか、いろいろな事業を持ってくるにも、そのデータというのは必ず必要になってくると思いますので、データ化については、必ず必要になってくるものと考えております。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) なかなか雲をつかむ話で申しわけないのですけれど、ただ、今、我々がやっている以上のことをどんどんやってきていますので、やはりそれをしっかりと情報収集してほしいなと思っています。よろしくお願いします。

 3番目、さっきも入っていましたけれど、町民生活に向けたというの中で、医療関係でお話を聞きたいのですけれど、例えば今電子カルテが赤十字でやり始めたのかな、たしかそう思っております。ただ、全般に各病院とは連携が当然ない。今後、国か何かでたしか連携してやっていくという地域のカルテないし何なりをやっていくという話を聞いているのですけれど、今の現在の進捗、もしくは清水町としての状況ってどうなのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 先ほど町長からも答弁しましたけれども、今、国のほうで個人の健康診断結果、それから服薬等のいわゆる健康等に関する情報を電子記録として本人や家族が把握できるような仕組みを構築するということで、ちょっとアルファベットでわかりづらいのですけれども、通称PHR事業、パーソナル・ヘルス・レコード、この考え方が進められております。清水町としては、健康診断のその結果をマイナポータルで今後本人等が見れるようにするために、今、健康管理システムのシステム改修を今後行っていくというような状況です。このPHRの推進にあっては、今後医療とか介護とか、そういった分野まで広げていこうということになっていますので、多分、今後においては、医療機関とのそういった電子データの連携とか、そういったものも国において検討されているという状況だと思います。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 率先して、できれば周りがやると言ったらやるというか、国の事業ですから、うちだけがやるという話にはならないですけれど、ぜひ進めてほしいなと思っています。何で思うかと言ったら、やはり今年1年の中で、清水町内でも孤独死をされている方も多々いる、何人かいらっしゃる、亡くなってから発見されてから何日という方もいらっしゃったり、亡くなられてもなかなか親族の引取りが見つからないという話も聞いております。不慮の事故以外であれば、生存確認も含めて、デジタル化の中においては、孤独死を防ぐには可能だという考えのもとで世の中動いていますので、ぜひそういう部分についてもやってほしいと。どんどん進めてほしいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 最後の方に移りたいと思います。ちょっとなかなか話が大き過ぎて調査された総務課には大変御迷惑をおかけしましたけれど、最後にこの4番目のアクションプランは僕がよく使う言葉なのですけれど、これ、ここに先ほど回答してくれたアクションプランと私の思っているアクションプランは違って、私の中では、総計、今日の質問の中で総計でこうだああだというのは例えば中河議員も言っていましたけれど、総計だけ見ていても、10年後の清水を想像できる人誰もいないと思うのです。10年後、20年後、これ見たってわかるかといったらわからないですよ。ということは可視化してほしいのですよ。10年後はこんな町になっている。言葉で何人、どこどこの定住移住は何人以上、健診は何ぼやって、亡くなる人を少なくするのか、病気になる人を少なくすると書いてあるのだけれど、10年後うちの町どうなっているのという話なのです。わからない、総計見ても。もう何回も見ている議員ですらわからないです。皆さんわかります、わからないでしょ。わかってやっているなら別ですけれど、でも可視化してほしいのですよ。アクションプランというか、結局は10年後にどういうふうになってほしい、なっていたいか、20年後はなってほしいですけれど、10年後の計画がある以上は、こうなるのだというのをうちの町は人口何ぼではなくて、例えば、先ほど言った農業はこんなふうになっているのだよ、そして全体的に寿命は更別で目標としているのは100歳になっても元気で働けるというスーパーシティ構想なんです。そういうのがほしいですよね。うちの町は元気な町なので、元気になるのだよというのが必要だと思うのです。それの可視化を今後進めてもらいたいのですけれど、総計担当の企画課長、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 企画課長。

○企画課長(鈴木 聡) 確かに、鈴木議員おっしゃるように、総合計画につきましては、それぞれの分野での目標を定めて、その目標に向けてそれぞれの分野が施策を講じて実現を目指すというような計画書になっているというのが実情でございます。確かにそれをまとめた1つのまちとしての姿というのはどうするのだと聞かれますと、さすがに1つひとつをつなぎ合わせなければならないというところがあるので、町民の皆さまにはわかりづらいというところがあるのかもしれません。その点につきましては、総合計画を作成する中で、住民協議会という形で町民の方々の御意見をいただいております。その方々の思いというものもあるかと思います。こういう思いで将来の町をつくってほしいという思いがあると思いますので、その方々への過程ですとか、こういうスケジュールでやっているのですよとかというところも含めて、どういうふうな見せ方がいいのか、ちょっと研究させていただきたいなと思います。正直なところ私もまだまだ頭の中のイメージでしかないものですから、それをいかに具体化していくかということがこれから必要なのかなと思っておりますので、もう少々お時間いただければと思います。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 最後のほうになっているのですけれど、懇談会に来る方の意見を聞くのも大事なのですけれど、実は総計というのは10年分、10年後の、10年間だよね、あれ、たしか。総計のもう計画書があるわけですよ。これに対して、どんな町なのだろう、別に人の意見聞くよりも、もうこういう町か決まっているのですよ、この冊子で。でも冊子を見ても誰もわからないから、やはり何か1枚ものではないですけれど、何かわくわくするような、こういう町を目指していこうというのを現実的に見えるような、それか何かプレゼン資料でも結構なのです。たまに私と町長と意見相違になるときはあるのですけれど、とは言いながら、町長の10年後目指す形とか、我々が清水町民が望む形というのは、総計の中に出ている以上は、それをどんなふうにするのだろうという、すごい楽しみだと思うのです。10年後を語れるというのは、まだ。ぜひ、町長のイメージする10年後でも構いませんし、その後、10年後、20年後続くような、何か形を来年どこかで発表して、もしくはつくっていただけると、こんな町にしようよというのはあるのですよ、あるのだけれど、それに対してどうなっているのだろうというのは夢のあるような、現実的なものでも構いませんけれど、やはり、夢がないとなかなかこの町にも元気が出てこないというのがありますので、ちょっと抽象的な質問になっていて恐縮なのですけれど、町長として、最後、何か夢のあるまちづくりにぜひ、それが今回のデジタル化がきっかけになるのかどうかは別としても、町長として考える総計をつくった年に考える10年後を何かしらの形にしてほしいと思うのですけれども、町長の御回答というか、意見を伺って、私の質問を終わりにしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 10年後、わくわくするようなというようなことですけれども、なかなかその辺が一番難しいところで、実はいろいろなことを自分なりに検討したり、いろいろな総合計画立てる中に、自分の意見を含めてこうやったときに、今言われたようなわくわくするという場面がなくて、むしろどうやったらこの厳しい状況を打破できるかということを中心に考えていかなければならないというのが正直言ってそんなところがあるのかなと。それはもう日本の国全体がわくわくするような状況に、これだけ少子化があって、高齢化があって、子どもの生まれる数がさらにコロナ禍の中で10%減った、20%も減ってきたという状況の中でいるときに、なかなか難しいのですけれども、今質問ありましたように、来年中にどこまでわくわくするとはならないかもしれないけれども、自分の考えているイメージだとか、これだったら逆に近づけていけるかなということも含めて、そんなところはどこかでお示しできる機会があれば、示していきたいなと思いますけれども、そのときは逆に批判も覚悟でいろいろなことをやって、批判というのはそんなことできるのかということも含めて、そんなところで、前向きにいろいろなことを考えていければなと思っております。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 批判するかもしれませんけれど、2割3割増しぐらいで、おもしろい町なのだと言わない限りは、定住移住だってこないですよ、清水なんか。若い人たちだって残らないと思いますので、そういう2割3割増しは許されると思いますので、公式文書ではなくて夢のペーパーもしくは夢の語りでも何でもいいのですけれど、何か本当に世の中暗い話しかないので、うちの町だけは明るいというか、けんかもたまにするけれど、でも楽しい町にしていくのだというのはきっとみんな一緒だと思いますので、そういう部分で来年、どこか、来年でなくても再来年でもいいのですけれど、何か出してほしいなというか、一緒になって考えてもいいですし、本当に期待していますので、よろしくお願いします。

○議長(桜井崇裕) 答弁要りますか。

○5番(鈴木孝寿) どちらでもいいです。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 今言われたように二、三割増しと聞けば、何となくちょこっとそういう部分ができて、そんな夢の1.2、3倍というところでいければ、自分なりに描けていけるかなと。ただ、また弁解すると言われたらあれですけれど、これだけ不確定な時代があったり、いろいろなことがあったりするので、順調にいったらそんなふうになるかな、あるいはしていきたいかなという希望も含めたものは、先ほど言いましたように、この新年度の間にどこかで打ち出せればいいかなと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) ここで休憩します。再開は、2時5分とします。

(午後1時50分)

○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午後2時05分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 一般質問を続けます。

 次に2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 議長の許可をいただきましたので、大きく3項目について御質問を申し上げます。

 第1項目目、清水町男女共同参画基本計画策定の取組についてでございます。

 町では本年4月に、女性活躍推進法に基づく特定事業主行動計画が、通告では策定とありましたけれど、すみません、改定の間違いです。改定されましたが、今日コロナ禍により改めて女性の雇用、賃金を始めとする男女間格差が浮き彫りになりました。そこで、男女が互いにその人権を尊重しつつ、性別に関わりなくその個性と能力を十分に発揮することができる指針となります計画、清水町男女共同参画基本計画策定の取組について町長の考えをお伺いいたします。

 大項目2つ目、スクールバスの運営課題と今後の取組でございます。

 スクールバスは平成12年度から順次委託化され、現在は完全委託されておりますが、委託料の適正化については、どのような対応をされているのか。併せて運転手の方の高齢化に対する運行の安全確保はどのように行われているのか。そして、コロナ禍による運営課題も含めて、今後の委託の在り方について教育長の考えをお伺いします。

 大項目3つ目、除排雪の町内会等サポート制度創設の取組でございます。

 高齢者世帯では年々高齢化による除排雪が困難な状況にある中で、頼りになるシルバー人材センターによる担い手不足、町保健福祉課による高齢者世帯への除雪も限界があり、除排雪は切実な問題となっております。そこで、町内会等の地域住民の協力による除排雪に対するパートナー制度の創設について町長の考えをお伺いします。

 一つとして、小型除雪機械購入の補助制度でございます。2つ目として、小型除雪機借上補助制度についてでございます。3つ目として、町内会排雪時の排雪費用補助制度でございます。4つ目として、滑り止め焼砂の配布による交差点事故防止でございます。

 以上3点について、お伺いいたします。

○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。町長。

○町長(阿部一男) それでは、川上議員の御質問にお答えをさせていただきます。

 私のほうから、大項目1に続いて大項目3の質問の答弁をさせていただきます。その後で大項目2を教育長のほうから答弁したいと思います。

 まず、大項目1点目の清水町男女共同参画基本計画策定の取組についてお答えをいたします。

 男女共同参画については、平成11年に男女の人権が尊重され、かつ社会経済情勢の変化に対応できる、豊かで活力ある社会を実現するため、男女共同参画社会の形成を総合的かつ計画的に推進することを目的に、男女共同参画社会基本法が制定され、これまで国、地方、公共団体、それぞれにおいて取組が行われてきたと認識をしております。

 本町におきましても、各種審議会における女性委員の積極的な任用や町職員における女性職員の割合の増加、女性が働きやすい職場環境の育成など、女性が活躍できる社会の実現に取り組んでまいりました。

 今日、新型コロナウイルス感染症の拡大により、顕在化した女性の雇用や所得への影響等は男女共同参画の重要性を改めて認識することとなっておりますので、国における第5次男女共同参画基本計画を参考に、ジェンダー平等等と男女がお互いに尊重しつつ、それぞれが能力を発揮し活躍できる持続的な社会を目指してまいります。そのため、まずは研修を通じて男女共同参画、女性活躍社会に対する職員の意識の向上を図り、加えて町民の皆様にも男女共同参画社会の実現に向けた啓蒙を行い、町全体での意識の醸成を図ってまいりたいと考えておりますので、清水町男女共同参画基本計画の策定についても検討してまいりたいと考えております。

 続きまして、大項目3点目の除排雪関係の取組について、お答えを申し上げます。

 パートナーシップ除排雪制度については、特に雪が多い地域や都市部などの生活道路において、早朝の通勤、通学時など、間に合わない状況を解消するため、住民との共同による除雪支援であり、小型除雪機械購入や小型除雪機械借り上げ、排雪時の排雪費用を町内会などへ補助する制度であります。本町の町道の除排雪の現状は、除雪については早朝より作業を開始しており、通勤、通学時までに作業がおおむね終了している状況にあります。排雪は積雪の状況により、業者委託について実施する考えであります。

 また、高齢世帯には高齢者等在宅福祉サービス事業による除雪サービスを実施しております。以前には社会福祉協議会において、小型除雪機無償貸与事業が平成27年度から平成30年度まで実施しておりましたが、利用者がいない状況が続き、令和元年度から事業の廃止となった経過もあることから、補助制度の創設など当面考えてはおりません。

 滑り止め焼砂の配布による交差点事故防止については、現状では直営にて車道交差点の砂まきを実施しております。作業に当たっては、足元が悪い状況であることから大変危険でありますので、現状の体制で対応してまいりたいと考えております。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 教育長。

○教育委員会教育長(山下 勇) 2、スクールバスの運営課題と今後の取組について、お答えしたいと思います。

 本町のスクールバス運行業務につきましては、平成12年度から運転技術員職員の退職に合わせて民間委託を開始し、平成26年度よりスクールタクシーを含む全13路線を委託しているところであります。委託先は、過去の運転業務委託における実績があること、委託体制を整備していること、給食配送に精通していることなどを考慮し、随意契約により町内のタクシー運行業者としております。委託料につきましては、委託業者から出された見積もりを精査し、適正な積算の上で予算計上を行い、契約しており、適正化は図られていると考えております。

 運転業務担当者は、代替えの者を含めて11名ですが、内訳は50歳代3名、60歳代5名、75歳未満の70代が3名となっており、平均年齢は約62歳となっております。スクールバスの運行は事故がなく、児童生徒への安全確保が第一でありますが、運転手の年齢が比較的高いことがそのまま運転技術や安全運転遂行に支障があるわけではありません。

 また、運転業務に従事する人材が不足し、結果的に高齢化しているという社会的な問題もありますが、委託業者に対しては、今までも運転技術が一定水準である適切な人材の雇用及び研修等の実施による安全運転の順守をお願いしており、今後とも同様に行ってまいります。コロナ禍におけるスクールバスの運営につきましては、スクールバスの乗車による児童生徒への感染が広まることのないよう、座席等の消毒、密にならないよう席を離した乗車への指導などについて、委託業者を通じて運転手にお願いしております。

 また、学校の臨時休業や部活動、各種大会の縮小、中止への対応として、年間を通じたスクールバスの運行日数を確認し、必要があれば委託料の精算を行いますので、委託料の支払いは適切に実施しております。今後も委託につきましては、当面現在の町で車両を保有し、町内業者への運行業務委託を継続してまいりたいと考えております。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。2番、川上均議員。

○2番(川上 均) まず、第1項目目の男女共同参画基本計画の策定ですけれども、ただいま町長より答弁がありまして、今後検討していきたいということですので、これにつきましては推進していただきたいなということですけれども、せっかくですのでちょっと考え方だけお聞きしたいなと、町長の考えをお聞きしたいなと思っています。

 従来から、男性は仕事、女性は家庭といった性別による固定的な役割分担に捉われずに、あらゆる場においてそれぞれが個性と能力を発揮できる社会づくりが必要になっているということだと思います。一方で、いまだ性別で役割を求めてしまう考え方が根強いと、現状思われておりますが、これに対して町長の個人的な考えでよろしいですのでお聞かせ願いたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。町長。

○町長(阿部一男) 今、世の中はだいぶ変わってきまして、いろいろなことの中で、私もやはり過去のそういう考えに捉われることなくというよりも、しっかりとやはり意識改革、意識変革を持たせながら、新たな状況に向かって、男女平等だという状況に向かって進めていくというのが基本な考えを持っていますし、現に町長の個人的な考え方というお話でしたので、私の例えば、今度また孫とかそういうのが生まれる状況ですけれども、そんな状況の中でしっかりと婿さんには育児休暇か、そんなのもとるような、連絡もきましたしそれはいいことだと、例えば、そんなようなことも含めて、一部のこういう立場の状況も含めてしっかりと、例えば職場においてもそういう状況がとりやすいような、やはり状況を今後も作っていきたいなと思っておりますので、それらについてはやはり積極的な計画も作りながら、積極的な考えの中で進めていければと思っております。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) ただいま町長から力強いお言葉をいただきまして、心強いなと思っております。

 改めて、国の含めた法の流れと町の現状をお聞きしたいのですけれども、先ほど答弁にありましたように、平成11年に国では男女共同参画の社会基本法が施行されまして、平成12年に男女共同参画の基本計画が策定され、法令整備ですけれども、平成29年に男女雇用機会均等法、そして平成27年にはいわゆる女性活躍推進法が制定され、昨年12月、第5次の男女共同参画基本計画が閣議決定されまして、11分野に係る推進計画が国で示されました。道におきましても、平成30年に第3次北海道男女平等参画の基本計画が策定されて今日に至っております。

 先ほど、質問の中で、冒頭の1項目の質問の中で出させていただきましたが、町におきましては平成28年の3月に、いわゆる女性活躍推進法に基づく特定事業主の行動計画が策定され、今年4月に改定されたということですけれども、この行動計画、町の役場のもし分かれば、進捗状況についてお聞かせ願いたいと思いますが、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 町では特定事業主行動計画ということで、女性の活躍の場の推進について取り組んでいるところでございます。数字的に言いますと、4月1日現在の一般事務職における女性職員の割合については19.7%ということで約2割程度となってございます。

 ただ、年齢の高い職員、私たちの年齢につきましてはやはり女性少ないということもありますけれども、ここ数年におきましては当然、男女関係なく優秀な職員を採用ということで採用しておりますので、今後、この女性職員の割合等については上がっていくのかなと考えてございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) せっかくですので、もう一点ちょっとお聞きしたいのですけれども、残念ながら男性の配偶者の出産休暇の取得率が、今のところ、育児休暇の取得率がゼロ%ということで、先ほど町長の力強いお話もありましたが、これの50%以上に向けて、何かそういう方法があるのであれば聞かせていただきたいと思うのですけれど。

○議長(桜井崇裕) 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 御質問のとおり、男性の育児休業の取得率は今のところゼロになってございます。ただ、配偶者の出産休暇の取得率については50%ということで若干増えてはきているところでございます。これにつきましては、やはり本人の意識もありますけれども、やはり職場全体のそういった理解ということも当然必要となってくると思いますので、そういった面も職場全体でのそういった取得しやすい意識だとか、環境づくりについて今後も進めていきたいなと考えてございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) ぜひ、そのように取得しやすいような環境づくりについてもお願いをしたいなと思っております。

 検討されるということで、具体的にはこれからだと思うのですけれども、ぜひ町民の方、そしてできれば事業者の方も参加して、町全体で計画策定をしていただきたいなと思いますが、それについて何か考え方がありましたら、教えていただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 企画課長。

○企画課長(鈴木 聡) 町としての男女共同参画基本計画につきましては、やはりまずは事業所としての役場が率先してやるというのは無論のことなのですけれども、それをいかに民間の方々へ広めていくかというのが鍵になるかと思います。その中で、まずはこの男女共同参画はどういうものか、どういう意識を持たなければならないかというところを、意識の醸成というのがまず大切になるかと思いますので、その醸成を図りつつ、この基本計画をどのような形で作っていくかは検討していただきたいと思うのですけれども、ほかの町では総合計画の一部にしている町もあれば、単独して計画を持っている町、あるいは条例として基本条例を持っている町もありますので、全体的なそれぞれの町の事例を参考にしながら今後進めていきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) ぜひ、さまざまな自治体も含めて検討いただきたいと思います。僕がちょっと調べたところ、愛知県、市ですけれど、豊橋市、ここはやはり日本一女性が輝くまちづくりということを目標にまちづくりをやっているみたいです。そのような高い目標を持って、計画をできれば早期に計画策定に向けて期待したいと思います。

 次の質問に移りたいと思います。

 2項目目です。先ほど、教育長より、スクールバスの関係ですけれども、冒頭ですけれども、まず関係者をはじめとしまして、運転手の方含めて安全運行に日々努力されていることに対しましては、心より敬意を表するものでございます。

 先ほど答弁の中で、人材が不足している、そして高齢化が進んでいると、運転手の方が、そういう答弁もありましたが、なぜ来ないか、さまざまな要因があると思うのですけれども、その原因について何か、考えるものがあるとしたらそれについてちょっと答弁をいただきたいなと思います。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 先ほど答弁させていただきましたように、平均年齢が62歳ということで、比較的高齢な部分がございますと答弁をさせていただきました。この原因についてですが、詳しく調査したところではありませんけれども、やはり比較的若い年齢の運転手さんにつきましては、いわゆる緑ナンバーといいますか、有償で営業しているバスの運転手のほうで働いている方が多いのではないかなとは感じてございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) さまざまな要因があるので、なかなか難しいかなと、原因は思います。そういった中でも、今回ちょっと一般質問させていただいたのは、この委託がどうのこうのということではなくて、一般的な考え方の中でこの間、先ほど答弁ありましたように、委託料の算出基礎については事業者からの見積り徴取によるということで答弁をいただいたのですけれども、この間ずっとということでよろしいのか。そして、全く見直し等はしていないのかについてお伺いしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 基本的には、毎年度契約をさせていただきますので、その都度、見積書をいただく中で当然、人件費の部分も含みますので、上乗せされてくるという部分もございます。うちの町の設計の部分につきましては、基本的には会計年度職員の運転技術職員の賃金を元に設計というかをしながら、その両方をその他の経費も含めましてすり合わせる中でやってございます。ですので、うちの町の運転技術員の賃金につきましても、当然毎年、必要に応じて改定しておりますので、ここの部分、ずっと人件費の部分を据え置いているということではございません。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) ただいま人件費の話も出ましたので、それについてもちょっとお伺いしたいと思うのですけれども、以前の質問で公契約条例のちょっとお話を質問させていただいたときに、そういう人件費の算定については、全てがそれに当てはまるかどうかは分からないのですけれども、基本的に公共事業労務単価をベースにというお話も副町長されていたと思います。そういった中で、これは建設機械の一般運転手なので、スクールバスにはもちろん当てはまらないとは思うのですけれども、今年10月の改定の中には、3月も同じだったのですけれども約19916円と、約20千円なのですよね。特殊機械を扱うという技術も含めてなのですけれども、それに合わせれば若干やはり会計年度任用職員の、これはこのスクールバスの部分だけではなくて、全体ですけれども、ちょっとやはり見直しも必要ではないかなと思うのですけれども。例えば運転手の部分、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 会計年度任用職員の給料につきましては、それぞれ業務等を勘案しながら策定をしてございます。昨年とかですか、スタートしたばかりということもありますけれども、今後もそういった勤務状況だとか職業の内容を見ながら、必要に応じては検討してまいりたいと考えてございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 先ほどお話したように、公共事業労務単価、これが全てのベースではないのですけれども、やはりある程度の労務単価のなりに合わせていくような形の見直しも、急には無理だと思いますので、徐々にやっていただきたいなと思います。

 先ほどちょっと課長からの答弁ありましたが、各種手当についても多分、会計年度職員に準じていると思うのですけれども、これ僕現役のとき、ごみ収集だとかし尿収集、葬祭場とかお風呂、公衆浴場の委託の算定も自分でやったのですけれども、例えばごみ収集の場合は、期末手当から始まって通勤手当、扶養手当、一般的な手当です。退職金の引当て手当も含めて健康診断含めて、やはり算出して、自分で何回かやり直した中ではやはり委託費自体がちょっとやはり見積りが従来どおりだったら、ちょっと低い、適正ではないのではないかということで、何回か見直しをさせていただいたのですけれども、そういう部分の見直しというのは、現状の中ではないということなのですか。答弁をお願いします。

○議長(桜井崇裕) 町民生活課長。よろしいですか。

○町民生活課長(斉木良博) これ今、ごみ収集のこと。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。スクールバスのほうの人件費につきましては、1日当たりの単価掛ける日数という形で出させていただいておりますので、先ほど議員からありましたような手当については、直接算出はしておりません。先ほど申し上げましたように、その他、全体的な経費の中で見積もり等すり合わせる中で調整して、積算しているというところでございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) これらについては、改めては算定はしていないということなのですけれども、やはり僕やった中でも、これやはり基礎となる部分だと思うので、やはりきちんとした算定というのは必要だと思うのです。

 そういった中で、例えばほかの自治体、例えば十勝バスや拓殖バスの委託費の見積もりの比較だとか、さまざまなやはり比較要件の中にそれらの算定項目が入ってくると思いますので、これらはやはりきちんと算定して、事業者の委託先にも明示すべきだと思うのですが、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 今、議員からお話あったように、町内の一社随契という形でずっときておりますので、今おっしゃられたような、町外等のバス会社等からの見積もり等はとってはおりませんので、今後、参考というか、そういう積算のものとして、今おっしゃられたような業者からの見積もり等もとる形で、参考としてとることを検討していく必要があるかなと考えてございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) ぜひ、比較検討していただいて、やはり今の委託費で僕、決して十分ではないと思うのです。そういった中で比較検討しながら、やはりもし足りないのであれば、やはりそれは増やして、そしてそうすることによって、例えばまた若い人の運転手が採用に来るかもしれないという、そういうことも期待できるので、そういったできることを進めていっていただきたいなと思います。改めて答弁お願いいたします。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) おっしゃられたような部分について、検討してまいりたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 次に、例えば夏冬休みの期間は、通常スクールバスは、学校は休みですけれども町民バスとして動いている日はあると思うのですけれど、そういう部分の算定というのはどういうふうにされているのかを、もし分かれば教えていただきたいなと思うのですけれども。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) そちらの、いわゆるスクールバスとして学校で動いていない部分の算定につきましては、本契約とは別の形で時間外で動くということで、単価で計算してお支払いしているという状況です。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 夏、冬休みの間は、では別の形で算定して出しているということですね。

 あと、冬季間、今は部活のバスは休みというか運行していないということを聞いたのですけれども、結局部活があるときは保護者の方が結局迎えに行くということになると思うのですけれども、保護者の方の負担軽減のためには冬季間の部活についても、スクールバスを運行したらどうかなと思うのですけれど、いかがでしょう。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 冬季間の部活動につきましては、やはり11月ということで現在運行をさせていただいております。やはり冬になりますので、部活が終わる時間についてはかなり、もちろん暗くもなりますし、あと道路状況等もなかなか厳しいところがありますので、現在につきましては安全性を考えて、事故等の危険性も高まりますので、11月までという形にさせて、申しわけございませんけれども、冬季間については保護者の送り迎えをお願いしているという状況でございます。現在のところ、今の状況で続けてまいりたいなと考えてございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) そういう保護者の方からのやはり声もありますので、そういった部分も、今後ですけれども、もしあれでしたら検討いただきたいなと思います。

 もう一点ですけれども、委託の中に給食配送車も運転業務として入っているのでしょうか。これについて、運転業務のみであれば、実はやはり労働者の派遣法に引っかかってくるのではないかなと思うのですけれども、そこについて法的に問題はないのかどうかも確認をさせていただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 給食の配送車につきましても、スクールバス運転等ということで、等委託業務ということで、全体の仕様の中で契約をさせていただいております。委託業務の内容として、スクール配送車の運行業務というふうにございます。

 それから、環境整備や施設管理等の業務ということで、委託車両の整備と運行管理についても仕様書の項目の中に入れてございますので、我々といたしましては、単純に運転のみの業務ではなくて、車両の整備、管理を含めてお願いをしているという状況でございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 今、答弁いただきましたので、運転業務だけではなく管理も含めてということですので、労働者派遣法には問題ないということでよろしいかなと思います。

 もう一点だけ。予算書では、たしか保険や修繕費は町の持ち出しになっていて、人件費、車検、タイヤ購入費だとか、あと燃料代だとか管理費が事業者側になっていると思うのですけれども、これは最初からこういうふうになっていたというのかもしれないのですけれど、これ一式全部バスを貸与して、事業所のほうで全てやってもらうという方法にはならないのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 過去の経過、いつからそうしたのか、ずっとそうだったのかという、ちょっと手元にも資料がございませんので分かりませんが、例えば保険に関しましては、全国の自治体の公用車の保険を加入しております。これについては、やはり公用車専用の保険となってございますので、やはり民間の保険に比べてかなり安価で適切なものに入れるという部分で継続してきたのではないのかなと考えておりますし、今も費用の面等も考えますと、それを継続していくのがいいのだろうと思います。

 それから、一部の消耗品、あるいは車庫の電気代等はこちらでみている部分がございます。やはり、その施設というか車庫の部分に係るそういう経費ということで、町がみているということでございますので、全ての経費任せるということも考えられるのですけれども、そういう費用的な問題も含めて、この辺も適切な形で今後もやっていきたいと考えております。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) それがいいとか悪いとかではなくて、なんか一部は町で持って、事業者に全てでないのが中途半端かなというような思いもありましたので、質問させていただきました。今後、相対的な形でもし見直す機会があれば、そういうことも含んで見直しをしていただきたいなと思います。

 今回、スクールバスということで質問させていただきました。やはり運転手の方、人材不足です。高齢化が進んでいるというのは、これスクールバスだけでなくて、やはり町営牧場だとか公園管理、土木管理のほうもそうだと思うのですけれども、町全体のやはり現場の職場がそういう状況になっていると思うのです。やはり一番理想なのは、今60代の方が頑張っておられるのですけれども、もっと若い人が働いて、将来も任せられる労働条件を、やはり町が率先して作ることが、今後の公共施設の管理にも、スクールバスも含めていいのではないかなと思うのですけれども、それらについて改めて町長の考えをお聞かせ願いたいと思うのですけれど、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 副町長。

○副町長(山本 司) 町全体、役場全体の職員の考え方、配置の考え方でございます。これまでどおり、民間でできるものについては民間にお願いをしたいという基本姿勢は今後も持ってまいりたいと考えてございます。確かに人手不足で、委託業者に関してどうにもならないといった状況になれば当然、私どもとしても安心して任せられるという部分がなくなりますので、そういったケースの場合については、また相手と話し合いながら、よりよい方向を目指して進めてまいりたいという考えでございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) ぜひ、今後の見直しも含めて御検討いただいて進めていただきたいと思います。そういう部分に期待したいと思います。

 では、3番目の質問に移ります。除排雪のサポート制度創設の取組ですけれども、ちょっとお聞きしたいのですけれども、例えばこれ町全体なのですけれども、町の在宅福祉サービスの中の除雪サービスですよね。利用者の方は年に何軒くらい、細かい数字はいいのですけれど、大体でいいのですけれど、数字もし分かったら教えていただきたいなと思います。

○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 今、除雪サービスの利用される方の人数ということでよろしいでしょうか。今、12月の8日現在の数字です。今、利用者につきましては、全体で147人です。このうちシルバー人材センターのほうにお願いしているのは、市街地の方のみですので、市街地の部分が110名、それから農村地域につきましては道路の除雪と併せて実施しております。これにつきまして、農村地域については37名と、こういう状況であります。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 結構な方がやはりサービスを利用されているというか、サービスがなければやっていけないというのが現状かなとは思うのですけれども。除雪を担う、シルバー人材センターの状況はといいましたら、これは分からないと思うのですけれども、僕もいろいろ聞いた中では、今年も9班、1班2名体制で18名体制で担うということを聞いております。

 ただ、やはりサービスを利用したい人は高齢化で年々増えていくけれども、逆にサービスを担う人が高齢化でだんだん減っていくという中では、かなり厳しい体制の中でやっているというお話を聞いております。そういった中で、やはり幹線道路もちろん、そういう部分は町と委託された業者の方が担うと思うのですけれども、やはり個人の細かいそういう部分については、なかなかやはりこれからはシルバーの中の対応も厳しいのかなと。そういった部分で、やはり町内会の力を活用していかないと先に進まないのかなと思うのですけれども、先ほど答弁の中ではまだそこまではというお話はありました。改めて、そこら辺について、ちょっともう一度考えをお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 建設課長。

○建設課長(内澤 悟) 先ほど町長のほうからお話があった、パートナーシップ除排雪制度の部分でございます。こちらの分に関しましては、主に札幌だとか岩見沢、いわゆる豪雪地帯がこういう制度を持っているような形になっているのと、あと帯広市も一応こういう制度は持っているという形の中で聞いております。この制度自体が、いわゆる公道と言われるところ、要は私有地、その部分は外れた中で、公道上でどうしても通勤だとか通学で間に合わない、そういうときにはこういう制度を使った中で、ある程度の補助制度、補助金を出したりして、機械の購入だとか機械の貸出しという形の中で行っているという話は聞いております。

 それで、本町におきましても、社会福祉協議会なのですけれど、こちらのほうが実は公道の部分の間口も含めた貸出制度ということで、平成27年度から実施した経緯はあるみたいです。それ自体が今現在の状況でいけば、利用者というか、そういう方がおられないという形の中で聞いているところでございます。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 確かに小型除雪機の貸出しですよね。と言いつつ、僕も確かに思います。車に積んで持って歩けるものではないですし、少なくとも軽トラあって、それにやはり積み込むような設備がないと、なかなかこれは貸してほしいと言ったって無理な話だと思います。それはなかなかハードルは高いなとは思うのですけれども、ただできることですよね。これは建設課というよりは、町内会の連協の話、あまり内部のことではないのですけれども、そういうところにやはりお願いしながら、こういうことも今後検討が必要なのかなと思うのですけれども、それについてはいかがでしょう。

○議長(桜井崇裕) 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 町内会で町内会連協なりが、事務局というか音頭をとりながら、町内のことを公道を調節していくというのは、今のところまだ考えていないし、またそういったような要望、御意見等も伺っていないので、今の段階では検討したこともございません。それぞれ住民の方なり町内会の中でお困りの方がいて、通行できないとか、そういったような状況があれば、また違った形で検討していくというふうにはなると思いますけれども、今のところそういったような状況です。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) すみません、僕のちょっと質問の仕方が悪くて申しわけないです。

 公道ということではなくて、先ほどシルバー、福祉除雪サービス等の話もしましたけれども、個人のそういう私有地の中でやはり公的に担うのが難しくなってくるのかなと。そういう部分を町内会に働きかけて、町内会の中でそういうような体制も作ってもらいながら、お互いの中で、やっているところはもうやっていると思うのですけれども、推進をしていく必要が今後あるのかなということで、ちょっと質問させていただいたのですけれども。そういう部分、いかがでしょう。

○議長(桜井崇裕) 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 私有地のことでしょうか。私有地の除雪については、先ほど保健福祉課長からお話、答弁させていただいたような形で、シルバー人材センター、またそれから道路の除雪に絡んで、今、登録をして対応をしているというところで、町内会の中で実情としては地域の方がというか、同じ町内の方が除雪の支援をしているというのは聞いたことがあります。正式に把握をしているわけではございませんけれども、そういったような実態があるということは聞いております。ただ組織的にそれを制度として、制度化していくかどうかという部分については、まだまだ検討をしていないし、そこまでの要望ですとか、体制ですとか、そういったようなものについてはまだまだだなと思っています。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 繰り返しになるからもういいのですけれども、シルバーも現状やはりあっぷあっぷの中でやっているという中では、近い将来、今後ますます利用者は増えていくといった中では担えない部分も出てくると思うので、そういうものをやはりサポート制度として、町内会を含めた中でできないかということでございます。

 最後にもう一点。滑り止めの焼砂なのですけれども、これ土木の担当者の方が一生懸命、交差点まいているのは毎年見させていただいています。なかなか大変だなということで見ているのですけれど、そういう部分で、主要なところはある程度はやっていただいているのですけれども、やはりちょっと細かい町道の部分、なかなかやはりすぐには難しいと思うのです、限られた人材で。そういった中のものを、やはりちょっとここ必要だよねというところを、ちょっと土木の車庫とか行って、焼砂もらってきてまくというような方法ぐらいはできないのかなとは思うのですけれど、いかがでしょう。

○議長(桜井崇裕) 建設課長。

○建設課長(内澤 悟) 焼砂なのですけれども、実際的に車道ではなくて歩道だとか、ちょっとまきたいということで、年に1件か2件ぐらい、問い合わせある場合があります。車道に関しましては、先ほどお話したような形の中で、車の往来の中で危険性のある行為というか、作業的なものになると思いますので、そちらのほうに関しましてはある程度、行政側で対応すべきかなということで考えております。

 歩道と、その部分に関しましては、逆に連絡等々いただければ、ある程度の、うちも小さな袋に砂ですか、それ入れて用意しているところもありますので、それに関しましては、今後どのような周知がいいか、それも含めていろいろな形の中で考えていきたいと思います。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) こういうことがありますよということで、例えば帯広市です。そういう広報の中で焼砂ありますから、必要な方は取りにきてくださいというのも出ていますので、そういう周知した中で、今そういうのがないので、多分件数はないと思うのですけれども、そういう周知をされて協力してくださいということであれば、多分出てくるのかなとは思うのですけれども、いろいろな方法を試していただいて、やっていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょう。

○議長(桜井崇裕) 建設課長。

○建設課長(内澤 悟) 農村部なのですけれど、砂箱も用意しているところ、実はあるような形で、その砂箱の中の砂が周辺にまかれてなくて、どうやらちょっと紛失するというか、そういう事例もございます。そういうものも含めた中で、周知の方法というのはいろいろな形の中で考えていきたいと思います。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 今すぐどうのこうのというのではありません。ただ今後、そのようなことがやはり将来的にあり得るのかな、高齢化の中でやはり、あり得るのかというよりは、これ絶対出てくると思うのです。そういった部分では、やはり行政だけでなくて、そういう住民参加も含めてそういう対応をしていくというのが今後求められるのかなと思いますので、今後の宿題として、問題解決に向けての取組をお願いしたいと思うのですけれども、もし町長の考えがあれば、一言お聞かせ願いたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。町長。

○町長(阿部一男) ただいまの議論の中で、建設課長も含めて、それから保健福祉課長も含めて言った内容の中で、将来のことも少し頭に入れながら考えていくことになってくるかと思います。ただ、あまり今のあれだめだとかではなくて、そういう状況は考えていかなければならないかなという思いは持っています。

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○議長(桜井崇裕) 以上で、本日の日程は全部終了しました。

 お諮りします。

 議事の都合により、1214日、15日の2日間は休会にしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。

 よって、121415日の2日間は休会することに決定しました。

 1216日は午前10時に会議を開きます。

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○議長(桜井崇裕) 本日はこれで散会します。

(午後3時00分)

12月16日

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○議長(桜井崇裕) 日程第1、議案第77号、清水町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。子育て支援課長。

○子育て支援課長(近藤芳行) それでは、私のほうから議案第77号、清水町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、提案の理由を申し上げます。

 例規集には、第2巻2117ページから掲載されております。

 今回の改正は、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業、並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準及び子ども・子育て支援法施行規則の一部を改正する内閣府令の施行に伴い、所要の改正をするものでございます。

 改正の内容につきましては、議案説明資料の1ページから5ページに新旧対照表を掲載しておりますので、御覧いただきたいと思います。

 内容としましては、本条例、目次中第3章の次に第4章を加えまして、本則の第5条第2項から第5項及び第38条第2項を削りまして、第4章第53条を加えるものでございます。

 内容としましては、デジタル化の推進に伴い、子ども・子育て支援新制度において、保育所等の事業者等が作成・保存等を行うものや、保育所等と保護者との間の手続等に関係するもので、書面等によることが規定または想定されているものについて、電磁的方法による対応も可能とするというものでございます。

 なお、今回の改正附則として、この条例は令和4年1月1日から施行するものとさせていただきます。

 以上、議案第77号の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。

○議長(桜井崇裕) これより、質疑を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 これより、討論を行います。討論ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。

 これより、議案第77号、清水町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、議案第77号は原案のとおり可決されました。

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○議長(桜井崇裕) 日程第2、議案第78号、清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) それでは、議案第78号、清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につきまして、御説明させていただきます。

 今回の改正内容につきましては、出産育児一時金の支給額について、健康保険法施行令の一部改正による、出産育児一時金の規定が一部改正になったものに係る規定の一部改正でございます。

 例規集につきましては、第2巻の4251ページから記載されてございます。

 別冊でお配りしております、議案説明資料5ページをお開きください。

 後段のただし書以降の改正につきまして、平成21年1月に創設された産科医療補償制度は、分娩に関連した重度脳性麻痺時に係る経済的負担を軽減するための制度でございますが、近年の補償実績から制度及び掛金の見直しがされまして、16千円から12千円に変更されるということに伴いまして、清水町国民健康保険条例の第8条第1項中のただし書に記載されている金額16千円を12千円に改正するものでございます。

 出産一時金につきましては、健康保険法に基づく保険給付として、出産に要する経済的負担を軽減するため支給されているものですけれども、近年の出産費用が増加しているという状況から、少子化対策としての重要性に鑑み、支給総額を維持するため、給付分につきましては、404千円を408千円に引き上げ、総額については420千円を維持継続するという内容になってございます。

 施行期日につきましては、令和4年1月1日から施行するとさせていただきたいと思います。

 なお、規則の改正につきましては、条例の一部改正に基づき、速やかに16千円を12千円に改正する予定でございます。

 以上、清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についての説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。

○議長(桜井崇裕) これより、質疑を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 これより、討論を行います。討論ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。

 これより、議案第78号、清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、議案第78号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 日程第3、議案第79号、清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) それでは、議案第79号、清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定につきまして、御説明させていただきます。

 今回の改正内容につきましては、全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律に基づいて、未就学児に係る被保険者の均等割額の減額割合を10分の5とする改正を行うもの及び文言の整理の改正でございます。

 例規集は、第2巻の4351ページから記載されてございます。

 改正内容について御説明させていただきます。

 国民健康保険税は、均等割、平等割の応益分と所得割の応能分として金額と率を設定し、御負担いただいているところでございます。その上で、所得に応じて応益分を7割から2割、軽減措置を講じてございます。

 今回の未就学児に係る均等割額の10分の5の減額は、全世帯の未就学児を対象として、子育て世帯の経済的負担を軽減する観点から、国及び地方の取組として導入されるものでございます。

 別冊でお配りしている議案説明資料の7ページ以降に新旧対照表を記載してございますので、御覧いただきたいと思います。

 第3条の見出しから第12条まで、こちらについては文言の整理による改正でございます。15条については、地方税法の改正によりまして条項の改正、それから文言の整理が9ページの上段まで続いてございます。その下、9ページの第15条第2項につきまして、こちらについては未就学児がいる世帯について、15条第1項に規定する所得に応じて算定された均等割額について、それぞれ10分の5に当たる額を減額する規定を新たに設けるものでございます。

 第1号につきましては国民健康保険税の医療分に係る均等割額について、第2号については国民健康保険税の支援金分に係る均等割額について、それぞれアからエの金額を減額することによって、10分の5という金額になるということになります。

 次のページ、10ページから15条の2及び附則につきましてですが、前条の条項の追加等による文言の整理となってございます。

 15ページ、施行期日でございます。令和4年4月1日から施行することといたしますが、令和3年度分までについては従前との国民健康保険税の規定によるものとさせていただきます。

 以上、清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についての説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。

○議長(桜井崇裕) これより、質疑を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 これより、討論を行います。討論ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。

 これより、議案第79号、清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 日程第4、議案第86号、指定管理者の指定について、議案第87号、指定管理者の指定について、議案第91号、令和3年度清水町一般会計補正予算(第10号)の設定について、議案第81号、令和3年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第82号、令和3年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第83号、令和3年度清水町介護保険特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第84号、令和3年度清水町水道事業会計補正予算(第2号)の設定について、議案第85号、令和3年度清水町下水道事業会計補正予算(第3号)の設定について、以上8件を一括議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。初めに、議案第86号及び議案第87号について。総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 私のほうから、議案第86号、議案第87号につきまして提案理由の説明をさせていただきます。

 まず、議案第86号、指定管理者の指定について御説明申し上げます。

 1、施設の名称につきましては、清水町アイスアリーナ及び清水町御影パークゴルフ場。

 2、指定管理者は、清水町御影本通2丁目12番地、特定非営利活動法人清水町アイスホッケー協会代表理事水津栄次郎。

 3、指定の期間につきましては、令和4年4月1日から令和9年3月31日までです。

 清水町アイスアリーナ及び清水町御影パークゴルフ場につきましては、平成19年度から特定非営利活動法人清水町アイスホッケー協会が指定管理者として引き続き管理運営を担っており、平成29年4月1日から令和4年3月31日までの5か年の基本協定を締結しているところであります。

 令和4年4月1日からの指定管理者選定に向けまして、新たな指定管理者の募集についてホームページ等を通じて公募しました結果、清水町アイスホッケー協会、1団体のみの応募になったところでございます。

 指定管理者の指定については、公募委員を含む6名で構成する指定管理者選定委員会を1112日に開催し、これまでの実績や要件を満たしていることが認められ、清水町アイスホッケー協会が指定管理者の候補として適当とされたところでございます。

 町といたしましては、この結果を受けて総合的に判断し、同協会を指定管理者の候補として選定し、本日の提案のところでございます。

 御審議のほどよろしくお願いいたします。

 次に、議案第87号の指定管理者の指定について御説明を申し上げます。

 1の施設の名称につきましては、清水町社会体育施設で(清水町体育館、清水町農業研修会館、清水町柔道場、清水町体育館前パークゴルフ場、清水町民野球場、清水町有明公園多目的広場)です。

 2の指定管理者につきましては、清水町字清水第4線59番地、特定非営利活動法人清水町体育協会会長安田薫です。

 3の指定の期間につきましては、令和4年4月1日から令和7年3月31日までです。

 清水町社会体育施設につきましては、平成26年度から特定非営利活動法人清水町体育協会が管理者として管理運営を担っており、令和4年3月31日までの5か年の基本協定を締結しているところであります。

 令和4年4月1日からの指定管理者の選定に向けまして、新たな指定管理者の募集についてホームページ等を通じ公募した結果、清水町体育協会、1団体のみの応募となったところでございます。

 指定管理者の指定につきましては、公募委員を含む6名で構成する指定管理者選定委員会を1112日に開催し、これまでの実績や要件を満たしていることが認められ、清水町体育協会が指定管理者の候補として適当とされたところでございます。

 町といたしましては、この結果を受けて総合的に判断し、同協会を指定管理者の候補として選定し、本日の提案となった次第でございます。

 なお、清水町社会体育施設の指定の期間につきましては、これまで5年としておりましたけれども、現在、新体育館の建設を予定していることから、現在の体育館の存続予定期間の3か年としているところでございます。

 以上、指定管理者の指定について提案理由の御説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。

○議長(桜井崇裕) 次に、議案第91号、議案第81号から議案第85号までについて。副町長。

○副町長(山本 司) 議案第91号、令和3年度清水町一般会計補正予算(第10号)の設定について御説明いたします。

 総額に300,386千円を追加し、それぞれの総額を9,160,922千円とするものです。

 それでは10ページをお開き願います。

 歳入より説明いたします。

 13款1項3目、農林業費負担金、1節1番、国営事業受益者負担金御影地区740千円の減額は、後ほど雑入科目において説明しますけれども、受益者償還分の利子に対する助成金が決定されたことに伴う減額です。

 2番、道営草地整備事業受益者負担金清水地区290千円の追加は、草地整備の事業面積増加に伴う追加です。

 14款1項1目、民生使用料、4節1番、きずな園使用料(国保連合会分)717千円の追加は、きずな園の児童発達支援事業等に対する報酬改定に伴うものです。

 4目、土木使用料、3節2番、清水公園ボート使用料60千円の減額は、コロナ禍による運営日の減によるものでございます。

 5目、教育使用料、6節1番、学校体育施設開放使用料23千円の減額は、学校プール開設日数の減に伴うものです。

 3番、旧町民テニスコート用地使用料53千円の追加は、工事事務所用地としての賃借料確定によるものでございます。

 15款1項1目、民生費国庫負担金、4節1番、障害児施設給付費負担金358千円の追加は、報酬改定に伴うものでございます。

 2目、衛生費国庫負担金、1節1番国民健康保険基盤安定負担金886千円の減額は、確定見込みによるものでございます。

 11ページにまいります。

 2項1目、総務費国庫補助金、1節1番、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金97,597千円の追加は、新型コロナウイルス感染症対策事業の財源として、国からの内示による補正です。

 なお、この交付金は既に議決いただいてございます、新型コロナウイルス感染症対策事業予算の財源として充当してございます。

 詳細につきましては、別冊の予算に関する説明資料、事業一覧に記載してございます。

 2目、民生費国庫補助金、2節5番、子ども・子育て支援事業費補助金885千円の追加は、児童手当法改正に伴う電算システムの改修に対する補助金の補正です。

 11節1番、地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金13,703千円の追加は、町内グループホームの防災改修事業の補助採択に伴う補正です。

 3目、衛生費国庫補助金、1節1番、疾病予防対策事業費等補助金1,648千円の追加は、健康診査結果などの利活用に向けた健康管理システム改修費に対する補助金の追加です。

 4目、土木費国庫補助金、5節1番、社会資本整備総合交付金(町営住宅整備分)3,857千円の追加は、町営住宅整備事業を1年前倒しすることにより、国からの補助率がかさ上げされることから早めて実施することとし、追加交付を受けるものでございます。

 5目、教育費国庫補助金、2節2番、文化芸術振興費補助金94千円の減額は、文化センター空調設備改修事業費の確定による減額です。

 5節、小学校費補助金1,000千円の追加、6節、中学校費補助金800千円の追加は、いずれも学校施設の感染症予防対策用消耗品購入経費に対する補助決定に伴う補正です。

 16款1項1目、民生費道負担金、5節1番、障害児施設給付費負担金179千円の追加は、報酬改定に伴うものです。

 2目、衛生費道負担金、1節1番、国民健康保険基盤安定負担金3,664千円の追加、2番、後期高齢者医療保険基盤安定負担金2,165千円の減額は、いずれも額の確定による補正です。

 12ページにまいります。

 2項4目、農林業費道補助金、3節10番、畑作構造転換事業補助金3,277千円の減額は、事業費確定に伴うものです。

 28番、産地パワーアップ事業補助金90,344千円の追加は、補助採択によるものです。

 4節2番、農業競争力基盤強化特別対策事業補助金90千円の追加は、道営草地整備事業費の事業面積増加によるものでございます。

 17款2項2目、物品売払収入325千円の追加は、町清掃センター所有の不要な車両売払によるものでございます。

 18款1項2目1節1番、特定寄附金1,165千円の追加は、寄附3件によるものでございます。

 2番、いきいきふるさとづくり寄附金90,000千円の追加は、ふるさと納税寄附金が当初見込みより上回ることによる追加でございます。

 13ページにまいります。

 19款1項3目、公共施設建設等基金繰入金400千円の減額は、充当事業の歳出確定によるものです。

 7目、いきいきふるさとづくり基金繰入金1,200千円の減額も、充当事業の歳出確定によるものです。

 21款4項3目、雑入、3節10番、社会教育事業参加料61千円の減額は、コロナ禍によりチャレンジクラブキャンプ事業などの中止によるものです。

 31番、地域づくりセミナー支援事業助成金300千円の減額は、人権に関する講演会の中止によるものです。

 53番、経営継承・発展支援事業補助金2,000千円の追加は、全国農業会議所から農業後継者の経営発展のための事業が助成決定をされたことによるものです。

 54番、地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金返還金77千円の追加は、国庫補助金確定に伴い、町内の福祉事業所からの返還金の追加です。

 454番、基盤整備事業緊急支援助成金740千円の追加は、水土里ネット北海道から国営事業受益者負担金の利子償還に対する助成金が決定されたことによるものです。

 22款1項1目、農林業債100千円の追加は、農業基盤強化促進事業として行う草地整備事業費の追加によるものでございます。

 次に、歳出の説明にまいりますけれども、先に39ページをお開き願います。

 39ページですけれども、初めに人件費の補正について給与費明細書により一括して御説明いたします。

 給与費明細書、1特別職分です。

 一番下の行の比較欄を御覧ください。

 長等の区分で給与282千円の減額、期末手当967千円の減額、寒冷地手当80千円の増額、共済費18千円の増額、合計で1,151千円の減額となります。補正の理由は、教育長の異動によるものでございます。

 40ページにまいります。

 2番、一般職(1)総括表でございます。

 上段の表の比較欄を御覧ください。

 職員数につきましては、比較で1名減でございます。これは保育士の退職によるものでございます。

 報酬につきましては、学校プールの管理監視員に係る報酬で333千円の減額です。給料は865千円の増額、職員手当は607千円の減額、共済費は66千円の増額、合計で9千円の減額となります。補正の内容といたしましては、人事異動諸手当の移動によるものでございます。

 41ページから45ページにつきましては、それぞれの内訳となってございます。

 恐れ入ります、14ページにお戻り願います。

 ただいま、人件費の補正の説明を申し上げましたので、事務事業ごとの人件費の説明は省略をさせていただきます。

 14ページの一番右側の説明欄を御覧ください。

 議会費につきましては、人件費の内容ですので省略いたします。

 中程、総務事務から説明をいたします。

 1812番、自衛隊協力会負担金50千円の減額は、負担金の確定によるものです。

 財産管理事務、1413番、町有施設ボイラー改修工事186千円の減額は、工事完了に伴うものです。

 14ページの下段から15ページ、まちづくり推進事務にまいります。

 7節17番、いきいきふるさとづくり寄附報償27,000千円の追加は、ふるさと納税寄附金の増加に伴い、返礼品に係る経費を追加するものでございます。

 1120番、郵便料等で10,800千円の追加、55番、インターネット寄附サイト利用手数料で9,371千円の追加、56番、ふるさと納税活性化事務取扱手数料で7,200千円の追加、いずれにつきましても、寄附金の増加に伴う経費の追加分でございます。

 1254番、交通弱者移動支援事業委託料700千円の追加は、買い物銀行バスの利用者増に伴う運行経費の追加です。

 1830番、地方バス路線維持費補助金607千円の追加、36番清水帯広線バス運行事業補助金287千円の追加は、運行事業費確定によるものでございます。

 2410番、いきいきふるさとづくり基金積立金49,800千円の追加は、寄附金収入から返礼品などに係る経費を差し引いた残額を積み立てるものでございます。

 次に、15ページ下段の移住定住促進事業にまいります。

 7節17番、マイホーム取得奨励金3,200千円の追加は、申請件数の増加が見込まれることから追加をするものです。

 16ページにまいります。

 1833番、定住促進賃貸住宅リフォーム補助金1,195千円の追加も申請件数の増加が見込まれることから追加するものでございます。

 支所公用車管理事務、1016番、燃料費(ガソリン)28千円の追加は、原油高騰による燃料単価アップによる追加です。

 なお、この後、各事務事業で燃料費の追加補正がございますが、いずれも燃料単価アップによる追加の内容となってございますので、説明は省略をさせていただきたいと思います。

 1710番、支所用車両購入費420千円の減額は、御影支所の公用車購入完了によるものです。

 広域ネットワーク管理事業、1254番、北海道自治体セキュリティクラウド次期システム移行業務委託料206千円の追加は、セキュリティシステムを令和4年2月に更新をいたしますけれども、庁舎内のネットワーク機器サーバー等の設定変更が必要となることから追加するものでございます。

 防災対策事務、1030番、印刷製本費(防災マップ)220千円の追加は、法律改正に伴い、洪水浸水想定区域の対象河川が追加されることによる追加でございます。

 17ページの下に参ります。

 窓口事務、7節10番、町民葬儀供花料150千円の追加は、供花料の支出件数の増加が見込まれることによるものでございます。

 18ページの中段にまいります。

 社会福祉総務費事務、7節11番、人権講演会等謝礼300千円の減額、1150番、チラシ折込手数料11千円の減額は、講演会中止によるものです。

 19ページにまいります。

 老人福祉事務、7節12番、敬老会舞台公演等謝礼100千円の減額、1021番、敬老会食糧費575千円の減額、1150番、クリーニング手数料1千円の減額、1214番、敬老会会場清掃委託料13千円の減額は、いずれも敬老会中止によるものでございます。

 2410番、老人福祉基金積立金600千円の追加は、高齢者福祉目的の寄附1件による追加でございます。

 介護保険事務、18135番、地域介護・福祉空間整備等施設整備補助金13,703千円の追加は、認知症グループホームの防災改修費用に対する国からの補助金を、町の会計を経由し補助するための追加でございます。

 2212番、国庫道費補助金返還金77千円の追加は、町内の福祉事業者から補助金の確定に伴う返還があり、町の会計を経由し国へ返還するための補正でございます。

 2710番、介護保険特別会計繰出金4,066千円の追加は、特別会計の補正予算に伴うものでございます。

 20ページにまいります。

 世代間交流センター管理、1050番、施設修繕料(世代間交流センター分)150千円の追加は、照明機器・器具等の修繕費でございます。

 20ページ下から21ページへまいります。

 児童手当事務、1251番、児童手当システム改修委託料885千円の追加は、法律改正に伴う電算システム改修費でございます。

 中段、保育施設管理、1710番、保育施設備品155千円の追加は、子育て支援目的の寄附による備品購入費の追加です。

 22ページにまいります。

 障害児通所給付費等事業、1910番、障害児通所給付費717千円の追加は、報酬改定に伴うものです。

 22ページ下から23ページにかけまして、国民健康保険事務、その下の後期高齢者医療保険事務は、特別会計の補正予算に伴う繰出金の補正です。

 保健予防事業、1232番、健康管理システム改修業務委託料3,795千円の追加は、国の補助金を受け、健康診断結果などの利活用を図る目的に電算システムを改修する経費でございます。

 25ページにまいります。

 農業振興費事務、1839番、産地パワーアップ事業補助金90,344千円の追加は、十勝清水町農協が行う畑作4品の輪作体系維持強化のための省力作業機械導入事業が、道補助金の採択を受けましたので、町の会計を経由し農協へ補助する経費です。

 41番、畑作構造転換事業補助金3,277千円の減額は、事業費確定による減額です。

 46番、経営継承・発展支援事業補助金4,000千円の追加は、全国農業会議所が経営移譲を受けた農業後継者の経営発展の取組に対して、補助率2分の1の助成が決定したことから、町費を上乗せし助成をするものでございます。

 畜産業費事務1330番、有料道路使用料で5千円の減額、1812番家畜共進会開催経費負担金265千円の減額は、全道ホルスタイン共進会の中止によるものでございます。

 26ページの下、道営土地改良事業1811番、道営草地整備事業(清水地区)負担金501千円の追加は、事業面積の増加によるものです。

 27ページにまいります。

 林業振興事務1816番、清水町林業推進協議会負担金300千円の減額は、植樹祭の中止によるものです。

 28ページにまいります。

 商工振興事業、1834番、清水町中小企業特別利子等補助金129千円の追加は、新型コロナウイルス感染症による影響を受け、一時的に業績が悪化した町内の商工業者が国などの制度資金を活用した際の利子を補助するもので、令和3年度分の利子が確定したことによるものでございます。

 29ページにまいります。

 町道整備事業、2210番国庫道費補助金返還金16千円の追加は、橋梁整備事業で発生しました鉄くずの売払収入に伴い補助金を返還するものでございます。

 公園管理事務、1214番、ボート乗り場管理委託料419千円の減額は、コロナ禍による運行日数の減に伴う補正です。

 1411番、公園遊具等新設工事583千円の減額、1710番、乗用型芝刈機605千円の減額は、それぞれ事業費の確定によるものでございます。

 30ページにまいります。

 町営住宅・貸付住宅管理、1252番、清和団地除却工事実施設計委託料2,134千円の追加、その下の町営住宅建設事業、1254番、町営住宅建設工事実施設計委託料2,962千円の追加は、いずれも国の補助金を受け前倒しして実施するものでございます。

 31ページにまいります。

 教育総務費事務、2410番、教育基金積立金400千円の追加は、教育振興目的の寄附によるものです。

 コンピュータ教育事業、1712番、学校情報機器整備備品880千円の追加は、転入による児童生徒の増加分及びクラス担任以外の教員分としてタブレットの追加整備が必要となったことから、15台分のタブレットを購入するものでございます。

 33ページにまいります。

 成人教育事業、1021番、家庭教育事業用食糧費56千円の減額は、コロナ禍により生活リズム学校事業の中止によるものです。

 文化振興事業、7節11番、文化芸術活動奨励費307千円の減額も、コロナ禍により町民芸術文化祭事業及び御影文化少年団活動事業を中止したことによるものです。

 文化団体運営補助事業、8節32番、御影文化少年団指導者協議会補助金63千円の減額も、コロナ禍により御影文化少年団活動を一部中止したことによるものでございます。

 34ページにまいります。

 文化会館施設管理、1410番、文化センター排風機改修工事195千円の減額は、工事完了によるものです。

 図書館・郷土史料館運営事業、1710番、図書館資料10千円の追加は、寄附事業によるものでございます。

 図書館・郷土史料館施設管理、1411番、図書館高圧機器更新工事66千円の減額、1715番、図書館システム464千円の減額は、いずれも事業費確定によるものです。

 35ページにまいります。

 中央公民館事業費、8節20番、普通旅費16千円の減額、1310番、しみず学園修学旅行用バス借上料220千円の減額は、コロナ禍によりしみず学園修学旅行事業の中止によるものでございます。

 戻りまして、1021番、チャレンジクラブ事業用食糧費20千円の減額につきましても、チャレンジクラブの宿泊事業を中止したことによるものでございます。

 御影公民館事業、7節10番、郷土作家展事業報償93千円の減額、11番芸術文化祭事業報償97千円の減額は、郷土作家展芸術文化祭事業の中止によるものでございます。

 御影公民館施設管理、10節、施設修繕料(御影公民館分)250千円の追加は、照明機器の修繕によるものでございます。

 36ページにまいります。

 保健体育事業、7節11番、少年スポーツ奨励事業報償200千円の減額は、少年野球教室の中止による減額。

 12番、青年一般スポーツ奨励事業報償130千円の減額は、体育の日記念スポーツ大会の中止によるものでございます。

 学校体育施設開放事業、1節40番、1号職員報酬は、学校プール管理監視員の報酬確定によるものでございます。

 37ページにまいります。

 学校給食センター施設維持管理、1431番、蒸気回転釜交換工事209千円の減額は、工事完了によるものでございます。

 公債費元金分、2210番、長期債償還元金1,209千円の追加は、10年金利見直し元利均等償還方式により借入れをしました長期債の金利引下げに伴う元金分の追加です。

 公債費利子、2210番、長期債償還利子2,590千円の減額は、10年金利見直し元利均等償還方式により借入れをしました長期債償還の利率引上げと、令和2年度長期債借入利率の確定によるものでございます。

 38ページにまいります。

 文書管理事務、1251番、例規整備支援業務委託料330千円の追加は、職員の定年延長制度導入に伴う例規整理支援業務の追加でございます。

 役場庁舎等管理、1413番、非常用放送設備更新工事4,278千円の追加は、役場庁舎非常用放送設備の故障による更新費用でございます。

 基金積立、2410番、財政調整基金積立金50,080千円の追加は、今回の補正予算調整額として積立てをするものでございます。

 恐れ入ります、5ページにお戻りください。

 債務負担行為の補正について御説明をいたします。

 一番上、清水町公衆浴場運営管理につきましては、5年ごとの入札により受託業者を決定しており、令和4年度4月からの業務委託に関しまして、今年度内に入札を行う必要があるため、債務負担行為を設定するものでございます。令和4年度分契約金額の限度額を7,700千円とするものでございます。

 2行目、清水町文化センター舞台設備操作等業務委託料につきましては、新たに令和4年度から舞台設備操作業務の委託を予定するもので、年度内に入札を行う必要があるため、債務負担行為を設定するものでございます。令和4年度分契約金額の限度額を9,981千円とするものでございます。

 次に、清水町社会体育施設運営管理、その下の清水町アイスアリーナ及び清水町御影パークゴルフ場運営管理につきましては、先ほど議案第86号、87号で説明しました指定管理契約を複数年で行うため、債務負担行為を設定するものでございます。

 清水町社会体育施設運営管理につきましては、期間が令和4年度から令和6年度までの3年間とし、3年間分の契約限度額を110,181千円とするものです。

 なお、先ほども説明しましたけれども、これまでは5年間の契約としてございましたけれども、現在の体育館存続予定期間の3年間とするものでございます。

 清水町アイスアリーナ及び清水町御影パークゴルフ場運営管理につきましては、期間を令和4年から令和8年までの5年間とし、5年間分の契約限度額を234,330千円とするものです。

 それぞれの指定管理に係る限度額の内訳につきましては、別添資料を配付させていただいてございますので御参照願います。

 次に、6ページにまいります。

 地方債の補正について御説明いたします。

 第3表地方債の補正です。

 町債の歳入予算額の補正に合わせまして、起債発行限度額を変更するものでございます。

 過疎対策事業につきましては、農業基盤強化促進事業の補正に伴い、起債発行限度額を449,000千円から449,100千円へ変更するものでございます。

 以上、一般会計補正予算(第10号)の説明とさせていただきます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) ここで休憩します。再開は1110分とします。

(午前1059分)

○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午前1111分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 議案第81号から議案第85号までの提案理由の説明を求めます。副町長。

○副町長(山本 司) 続きまして、議案第81号、令和3年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の設定について御説明いたします。

 この議案につきましては、当初お配りした議案の冊子のほうについてございます。

 総額に2,948千円を追加し、歳入歳出予算の総額を1,298,189千円とするものです。

 5ページをお開き願います。

 歳入より説明いたします。

 2款1項1目、保険給付費等交付金は、出産育児一時金の給付件数の増加見込みにより同負担金981千円を追加するものです。

 4款1項1目、一般会計繰入金は、国からの繰出基準通知による一般会計からの繰出金の再算定及び出産一時金の給付件数増加見込みにより、総額で1,967千円を追加するものでございます。

 続きまして、6ページ、歳出へまいります。

 1款1項1目、一般管理費は、職員共済費に係る標準報酬月額の変更により7千円の追加。

 2款4項1目、出産育児一時金は、出産一時金の給付件数増加見込みにより2,941千円を追加するものでございます。

 7ページの3款1項1目から9ページの3款3項1目の介護納付金までは、それぞれ財源内訳のみの補正内容となってございます。

 以上、国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。

 続きまして、議案第82号、令和3年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の設定について御説明いたします。

 総額から2,890千円を減額し、歳入歳出予算の総額を190,377千円とするものです。

 5ページをお開き願います。

 歳入より説明いたします。

 2款1項1目、一般会計繰入金1節事務費繰入金は共済費の標準報酬月額改定に伴い、3千円の減額。

 2節、保険基盤安定繰入金は医療保険料の軽減額等の確定に伴い、2,887千円を減額するものでございます。

 6ページ、歳出にまいります。

 1款1項1目、一般管理費は共済費の標準報酬月額改定に伴い、職員共済費3千円の減額。

 2款1項1目、後期高齢者医療広域連合納付金は歳入の保険基盤安定繰入金の確定に伴い、2,887千円を減額するものでございます。

 以上、後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。

 続きまして、議案第83号、令和3年度清水町介護保険特別会計補正予算(第3号)の設定について説明いたします。

 総額に36,021千円を追加し、歳入歳出それぞれの総額を1,223,969千円とするものです。

 5ページをお開き願います。

 歳入です。

 1款1項1目1節、現年度分の特別徴収保険料につきましては、保険料確定見込みにより7,534千円の追加です。

 2款1項1目、介護給付費負担金は、介護保険給付費の増加見込みにより国庫負担金分6,080千円の追加。

 2項1目、の調整交付金も、介護保険給付費の増加見込みにより国庫補助金2,548千円の追加。

 4目、保険者機能推進交付金は、交付金額の確定により139千円の減額。

 5目、介護保険者努力支援交付金も、交付金額の確定により67千円の減額。

 6目、介護保険事業補助金は、交付金額の確定により421千円の追加でございます。

 ごめんなさい、すみません。6ページは、歳入の続きでございます。

 3款1項1目1節1番、現年度分介護給付費交付金は、介護保険給付費の増加見込みにより支払基金交付金分として9,828千円の追加です。

 4款1項1目、介護給付費負担金も、介護保険給付費の増加見込みにより同負担金5,750千円の追加です。

 6款1項1目、一般会計繰入金は、介護保険給付費の増加見込みにより総額4,066千円の追加です。

 8ページ、ここから歳出にまいります。

 1款1項1目、一般管理費は、職員共済費の標準報酬月額変更により45千円の追加です。

 2款1項1目、居宅介護サービス給付費は、給付費の増加見込みにより10,000千円の追加です。

 9ページにまいります。

 3目、施設介護サービス給付費も、給付金の増加見込みにより24,000千円の追加。

 6目、居宅介護サービス計画給付費も、給付費の増加見込みにより2,400千円の追加でございます。

 10ページにまいります。

 4款1項1目、一般管理費248千円の減額は、職員手当等の移動によるものでございます。

 11ページにまいります。

 2項1目、一般管理費176千円の減額も、職員手当等の移動によるものでございます。

 2目、包括的支援事業・任意事業費につきましては、財源内訳のみの補正です。

 以上、介護保険特別会計補正予算(第3号)の設定についての説明とさせていただきます。

 続きまして、議案第84号、令和3年度清水町水道事業会計補正予算(第2号)の設定について御説明いたします。

 第2条、収益的収入及び支出の補正につきましては、支出の既定額に1,136千円を追加し、水道事業費用総額を252,433千円とするものです。

 第3条、議会の議決を経なければ流用することができない経費につきましては、職員給与費の既定額に114千円を追加し、23,137千円に改めるものです。

 2ページをお開きください。

 収益的収入及び支出の内訳につきまして御説明いたします。

 収益的収入の補正はございませんので、支出の補正について御説明いたします。

 1款1項2目3節、修繕費につきましては、今後見込まれる漏水等に対応するための修繕費としまして、1,100千円の追加でございます。

 3目3節、法定福利費は、標準報酬月額の変更により114千円の追加です。

 7節、燃料費は、燃料費高騰に伴い、公用車の軽油代44千円の追加でございます。

 2項1目1節、企業債利息は、令和2年度借入分の利率の確定により122千円の減額です。

 以上、水道事業会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。

 続きまして、議案85号、令和3年度清水町下水道事業会計補正予算(第3号)の設定について御説明いたします。

 第2条、収益的収入及び支出の補正につきましては、下水道事業費用の既定額に173千円を追加し、費用総額を298,932千円とするものであります。

 第3条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費の既定額に73千円を追加し、25,552千円に改めるものでございます。

 2ページをお開き願います。2ページです。

 公共下水道事業ですけれども、収益的収入の補正はありませんので、収益的支出の補正について御説明いたします。

 1款1項2目3節、燃料費は、燃料費高騰に伴い、清水下水終末処理場施設の灯油代126千円の追加です。

 3目4節、法定福利費は、標準報酬月額の変更により75千円の追加です。

 2項1目1節、企業債利息は、令和2年度借入債の利率の確定により75千円の減額です。

 3ページにまいります。

 集落排水事業でございます。

 収益的収入の補正はありませんので、収益的支出の補正について説明をいたします。

 1款1項2目3節、燃料費は、燃料費高騰に伴い、御影処理場の施設の灯油代49千円の追加です。

 3目4節、法定福利費は、標準報酬月額の変更により2千円の減額です。

 以上、下水道事業会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。

 御審議のほど、よろしくお願いいたします。

○議長(桜井崇裕) これより一括して質疑を行います。質疑ありませんか。

 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 議案第91号、一般会計補正予算(第10号)の中で、5ページの第2表、債務負担行為の補正の中の1点ですけれども、お伺いしたいと思います。

 清水町文化センター舞台設備操作等の業務委託ですけれども、以前、舞台の業務につきましては、職員でなく委託して専門業者にというお話をさせていただいたところですが、現状と今後の来年度からのどのような形で運営されるのか、そして限度額の算出の部分の、もし根拠等をありましたら御説明いただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。社会教育課参事。

○社会教育課参事(安ヶ平宗重) まず、文化センターの舞台設備操作業務の現状でありますが、現在、町内の個人事業主に一部委託しております。そのほかに文化振興係の職員が2名、また社会教育係の職員2名をもちまして舞台公演等の準備、技術業務を行っております。

 毎年の職員の配置状況によりまして、求められます技術水準や安全管理水準を安定的に対応できる状況とはなっていないと感じております。そのため、舞台設備の操作業務を専門業者に全面委託することによりまして、大ホールなどでの利用者の利用におけます安全管理や操作技術を、今後も持続的に利用者に提供することをもって目的としております。

 積算のほうの根拠でありますけれども、現在、150日ほどの単発契約ということで積算しております。一部業務を委託しております。今後、全面委託となりますと、現在、文化振興係の2名で担っていた部分を含めますので、通年で1名分を委託しまして、それ以外に本番など年間大体60回ほどあるのですけれども、本番などに伴いまして約2名から3名ほどの人を配置してもらって、舞台業務を担っていただこうと思っております。ですので、常駐する者としましては通年ですので250日程度、そして、本番に向けましては2名から3名を62回分を想定して、今設計をしているところであります。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) よろしいですか。

 ほかに質疑ありませんか。

 11番、加来良明議員。

○11番(加来良明) 議案86号、87号について、3点ほど質疑したいと思います。

 指定管理者、この2社につきまして、前年度3月31日現在での財務状況で余剰金等はいくらぐらいあるのか、分かれば教えていただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。

 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) お時間頂きまして大変申し訳ございません。

 令和2年度の公募の際に提出をいただいております活動計算書によりますと、清水町体育協会につきましては、令和2年度段階での登記の正味財産、次期繰越しにつきましては3,828千円、また、アイスアリーナのほうにつきましては、次期繰越しの正味財産は11,445千円となってございます。

○議長(桜井崇裕) 11番、加来良明議員。

○11番(加来良明) こういう余剰金の扱いは、指定管理の委託料にどのように反映されているでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) 指定管理委託料の積算経過につきましては、各団体の余剰金につきましては、積算の基礎の中には一切含めてございません。

○議長(桜井崇裕) 11番、加来良明議員。

○11番(加来良明) これまでも委託して経年している中で、補正を組んで補填したりしてきたり、していることもあると思うのですけれども、そういうときに、この余剰金というのはどのように取り扱っているというか、対応をしているのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) これまで指定管理委託料につきましては、まず燃料費の単価差額、これにつきましては従前の委託の際にも単価変動に伴って精算をすると。これにつきましては補正予算のときに増額する場合もありますし、単価減で減額する場合もあるということになってございます。これは基本協定書の中で、それぞれの事業者のほうと協定書を交わしているということでございます。

 このほか、近年では電気料金につきまして、電力自由化に伴いまして指定管理施設であります高圧電力受電設備を持つ施設につきましては、役場庁舎とこれらの施設と一括して入札を行うという形を取ってございますので、指定管理者のほうで電力自由化とはいえ電力業者を決めて、電気料金というものをコントロールすることはできないことになりますので、これの単価差につきましても精算行為を行う形を取ってございます。

 このほか、昨年、それから令和2年度につきましては、新型コロナウイルスの関係で大幅に各施設使用料がまた減るという状態が起きてございます。一方で、施設の使用がなされないことによって燃料費等をはじめとする基本的な経費、電気代とか燃料とかという動力経費が動かないために減額になるという部分がございましたので、これをそれぞれ過去の実績の収入と合わせて、その差額を補填しているという形を取ってございますので、あくまで、一番最初に5年間としての基本協定書を結び、その際に、毎年度いくらの経費を委託料として見込んでいきますよと、電気なり燃料なりは精算行為を行いますよと決めたこと以外の部分について、コロナ禍の部分については、例えば災害に匹敵する状況ということで特例的に協議書を交わし、使用料の補填等も行ってきましたけれども、その際にも、あくまで過去の実績、それから5か年間の基本協定のベースというものが基になりますので、その時点でいくらの事業者が決算状況持っているのかという部分については、一切そこにも加味をしないという形を取ってございますし、それを加味してしまうと指定管理そのものとして5か年間でこれだけの経費で運営をお願いしますと、運営いたしますという基本協定の取り交わしの部分がございますので、そこを含めることはしていないということでございます。

○議長(桜井崇裕) 11番、加来良明議員。

○11番(加来良明) この余剰金については、この委託料も町民の税金を使って支出しているわけですけれども、余剰金については、今後それぞれの団体がどのように運営のほうに充ててくのか、それとも、ただ内部留保としてためておくのか、そういうことの確認等は聞いてますでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) 決算剰余金につきまして、どのような事業計画を持っていますかということで、それぞれの事業者とやり取りをした経過はございません。

 ただ、また体育協会につきましては、指定管理事業の中でそういった経費の部分というのが、まずあります。そのほかに体育協会として、昔ながらそれぞれ団体事業を行ってきております。決算の状況をいろいろ見ていきますと、過去の決算状況からいきますと、指定管理事業のお金から毎年体育協会が従前やっていた事業のほうに300千から400千程度、逆に事業費を体育協会事業のほうに入れていただいているという形になってございます。したがいまして、体育協会におきましては、従前事業を指定管理事業で余剰が生まれれば、それをあてがって従前事業を継続してきているという部分があるということでございます。

 また、アイスホッケー協会につきましては、十勝ジュニアというクラブ運営を行っております。これは、指定管理事業とはまた別の会計区分という形になるものでございますが、NPOの決算としては1つの活動計算書、それから貸借対照表で決算をされますけれども、あくまで団体としてのクラブ運営を行っておりますので、その中で決算剰余金が出てきた部分につきましては、クラブ運営の中でどんどん活用して、今後、このクラブ活動を拡大していき、ホッケーの底辺人口を増やしていきたいという思いを持っているというお話については、事務方レベルではお話を私もした経過がございます。

○議長(桜井崇裕) 加来良明議員、あの同じ項目で。

○11番(加来良明) 次、2項目。

○議長(桜井崇裕) はい、分かりました。加来良明議員。

○11番(加来良明) 2点目についてお伺いします。

 今回の公募について、ちょっと私の聞いた話ですけれども、体育協会について公募の締切日を、なくて越えてからの応募があったということを聞いているのですけれども、そのようなことはありましたでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) そのようなことは、ございません。公募期間内にそれぞれの事業者、2事業者とも行って書類を受理してございます。

 一部、それぞれの事業者におきまして、書類の不備があった部分につきましては、両事業者より補完を求めたという点は、それぞれの事業にあったという経過の部分が、恐らくそのようなお話になってしまったのではないかなと推察をいたします。

○議長(桜井崇裕) 11番、加来良明議員。

○11番(加来良明) ちょっと私の情報が不確かなことで、体育協会には迷惑かけました。申し訳ございません。

 それで、体育協会の決算について、これまで、これも関係者から聞いた話ですけれども、総会等でいろいろ課題が出たという情報が私は聞いているのですけれども、そのようなことを今回の審査の中で何か出た、選考会の中で出たようなことはあるのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) 指定管理者の選定委員会の場におきまして、各事業者、体育協会の事業会計につきまして、何か委員のほうから質疑等々があったという経過はございません。

○議長(桜井崇裕) 11番、加来良明議員。

○11番(加来良明) 関係者の方から聞いたとこですけれど、総会で過去には消費税は払い忘れていたとか、そういうことがあった。いろいろ総会の中で課題が出たということはあったのですけれども、指定管理者を管理監督する立場の役場としては、そのような状況は把握してますでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) 2年前に、消費税並びに法人税につきまして税務署から申告を求められ、これにつきまして税の納付をその税務官の指摘に基づいて納めたという経過があることは存じてございます。この部分につきましては、一部追徴の計算も税務署のほうにて行われているので、この点が特に体育協会のほうとしては、総会の場で議論がなされたという経過も承知をしているところでございます。

 また、今回の指定管の選考に当たりましては、そういった経過ございますけれども、それぞれその場で真摯に税務署に申告をし、必要な税を納め、その後もこれまでの間、税金の申告をし、完納をしていると。

 今回の公募者、それぞれから事業者には税の完納証明書の添付を求めてございますので、体育協会におきまして、税の滞納環境は一切ないということも確認の上で選定委員会で候補者として決定した経過でございます。

○議長(桜井崇裕) 11番、加来良明議員。

○11番(加来良明) 3項目目に移ります。最後。

 いずれにしても、両法人とも町民のために活動して町民の福利厚生のために頑張ってきてくれていると思いますので、そのような話が町民の方から入ってくると、委託する責任の立場として町として、やはりそのようなことが出てこないような指導をしっかりしていっていただきたいですし、それが町民の活動にもプラスになっていくと思いますし、まずは3年間ですけれども、今後新しい体育館できて、またいろいろな広い事業も増えていくと思いますので、そんな中でしっかり管理監督していっていただきたいと思いますけれど、よろしくどのようにお考えでいるのかお聞きします。

○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) NPO法人、両事業者ともNPO法人という法人格を持って運営をしている事業者でございますけれども、このNPO法人に係る特に税申告というのは極めて複雑と。税理士事務所におきましてもケースによって引受け、うちの事務所ではちょっと税理士の人数も含めて引受けできないよとか、一定程度、税理士もNPOに関しての知識を持たないと受け入れられないというような経過を存じてございます。したがいまして、それぞれの事業者職員も税理士に話をして指導を受けるとか、すぐ税理士のほうに全ての申告環境を委託するとかというような手法を取っていただきながら、適正な会計経理並びに税申告というものを図っていただきたいと考えてございますし、正直に申しまして、私ども役場の立場でそういった申告というものが、この項目はこうですよというふうに、そこまで専門的にはなかなか監督ができないので、そういった今申し上げたような専門家に委託をするなり、アドバイスを受けるなりというようなことを会計経理の中でもお話をして、求めていきたいと考えてございます。

○議長(桜井崇裕) 11番、加来良明議員。

○11番(加来良明) 税理士だけでなくて、本来毎月、民間企業で言えば、法人で言えば会計事務所等によってそういう処理をチェックして、それで年度末にしっかり事業報告をするとなっているので、そういう方法も1つあると思いますので、今後もそのような指導をしていっていただきたいと思いますけれど、いかがですか。

○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) それぞれ法人の中、事業者の方のほうと経理状況の状況をお話を伺って、その中で必要な協議、もしくは指導というものを図っていきたいと考えてございます。

○11番(加来良明) 終わります。

○議長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。

 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 議案の86号、87号について質問させていただきます。

 今回、両方とも指定管理について、両方ともの団体が一緒に上がってきたということで、ちょっと比較をさせていただきますと、前に、ここに事業者の計画というのそれぞれ出ていますけれども、事業者の計画の中では、委託料をもう少し上げてほしい、あるいは若干こっちから上げているという部分の差があります。そこら辺の区分の差というのはどういうふうに捉えているのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) 提出してございます資料の委託料の積算内訳表、それぞれ社会体育施設、アイスアリーナ・パークゴルフ場という記載がございますが、事業者との計画の部分で大きくやはり違う点というのは、まず人件費でございます。

 人件費につきましては、それぞれ、アイスアリーナ・パークゴルフ場につきましては、正職員として5名の常勤体制を事業者は計画で組んでございます。そのほかに草刈り等のスポットの時給パート職員という形態でございますが、私どもの算定といたしましては、正職員として常勤1名、さらに臨時職員ベースの給与体系での常勤職1名という形になってございますので、この点が大きく差が出てまいります。

 また、社会体育施設につきましても同様でございまして、事業者のほうは正職員3名体制という形を要望として計画組んでいく分でございますけれども、過去の実績等々も踏まえまして常勤職が2名、さらに臨時職員の状況につきましては、常勤の扱いで2名というふうに正職員化、いわゆる臨時職員化という体系の中で異なりはありますけれども、常勤職の人数につきましてはやはり人員配置の適正化という観点で事業者の要望に応えるというような形の中で事業費の算出を行っており、この点が事業者契約との差額になっているところでございます。

 そのほか、私どものほうから事業費を増やすような形を契約上にしている部分につきましては、それぞれ、まずアイスアリーナにつきましては、施設修繕料を要望額よりも毎年度200千円、5年間で1,000千円の増を出してございます。これは過去の実績状況を踏まえた形での中で増減を上げている部分でございます。

 また、電気料金につきましても差額が生じてございますけれども、電気料金につきましては、それぞれこちらのほうで試算を行い、事業者の計画とどの程度その試算が誤差が生まれているのかという点も考慮して、この点はアイスアリーナにつきましては電気料金は要望よりも1年100千円、5年で500千円の増という形を取ってございます。

 また、細かな部分かなり出てきていますけれど、燃料費につきましては、両事業者とも令和元年度まで、平成29年から令和元年の3か年間の平均的な使用の量、これに両者に統一した単価というものを掛けて、それで算出しているという経過で、事業者の契約のときに、どの単価をその時点での単価を用いたのか、それとも、見通し的な単価として事業者なりの単価を設定して用いたのかという点で、計画値との誤差が生まれてくるという内容となってございます。

 あと大きな項目で、事業者が計上している・いないという部分につきましては、体育協会におきましては、テレビの視聴料とか、それから消費税というような部分については計上がございませんが、当然にこれは積算上必要になっているものでございますので、事業者の契約時には記載はございませんけれども、事務局のほうと私も、どの程度になるのかというものもお話合いをした上で、計上をしているという経過でございます。

○議長(桜井崇裕) よろしいですか。3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) ただいま、細かく説明をいただきました。その中で、最後の体育協会の消費税、この部分については、あえて抜いてきたという部分は何か理由があるのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) これですね。前回の指定管理の公募契約の際にはアイスアリーナにおきましても、体育施設におきましても、両方とも消費税というものが別建て項目になっていなかったのです。その点があって、どういった書き方をしてくるのかという違いなのかなと思ってございますけれども、積算の中身をつけていきますと、やはり項目を立てて計上すべきものかなというところでございます。

 以上でございます。

○議長(桜井崇裕) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) あとアリーナの関係で、冷却のオーバーホール業務、これについてはこの金額で、こちらで積算した部分で間に合うということでよろしいでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) アイスアリーナの委託料の欄にある冷凍圧縮機オーバーホール業務、この部分で間違いないでしょうか。これにつきましては、平成29年、それから元年、令和2年にそれぞれを実施をしてございまして、その実績状況を踏まえますと759千円から1,015千円と、この3か年間でも結構差があるのですけれども、事業者のほうとお話ししている中では1台当たり700千円程度で今回は収まる状況だと、ではないかという予測の下で計上をしてございます。

 ただ、今申し上げたようにかなり幅が生じてしまう部分があります。5年に1回、4台ある冷凍圧縮機を1台ずつ、5年間の間にやっていくというものでございますので、5年たったときに、いやその見込みというのはちょっともっとお金がかかりますよとか、いや逆にかからなかったですよというような点というのは生まれかねないので、この部分については事業者とお話の中では精算制という項目を立てて、もし年間700千円の経費を上回ることがあれば追加で委託料を出します。下回ったということであれば、精算でお金を戻していただきたいという形でお話をしているとこであり、その際のザンボニーのオーバーホールも同様に精算制というものを導入しながら、5年に1回やる機器設備につきましては、金額としてなかなか一遍に読み切れないものがあるので、そういった精算制での導入で委託料の金額を精査していきたいというものを盛り込んでございます。

○議長(桜井崇裕) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) アリーナの関係で、下のほうに乗用草刈機借上、これ更新とあるのですけれども、更新と書いていて毎年出しているという部分の何かあるのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) アイスアリーナの草刈り機につきましては、アイスホッケー協会が一番最初に指定管理者を受けた際に、自分、協会事業者として草刈り機を購入し所有しているものがございます。これが、今日まで15年以上になりますかね、使われてきていると。これが古くなって更新をしたいという契約が入っているということでございます。前回までの指定管理の委託の積算では、機械の損料等も一切計上がない中でアイスアリーナ、アイスホッケー協会としては事業運営ができるということであったところでございますが、今回は機械の更新した形の中では機械の損料として、1年当たり450千円の機械の損料を委託料の中に計上していくと取扱いをしたところでございます。

○議長(桜井崇裕) いいですか。山下議員、回数大丈夫ですか。4回目。

○3番(山下清美) 違う分の。

○議長(桜井崇裕) 違う分ならよろしいです。

○3番(山下清美) 変わって、先ほど決算の毎月の経理の関係で加来議員から話ありましたが、毎月、経理についてはそれぞれ会計決算、毎月例月の検査をやっていると思いますので、そういった部分の資料というのは毎月社会教育に送られてきているのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) 事業者のほうは、それぞれの事業者は毎月、組織としてその事業者組織として決算なり、例月の出納検査なりというものを実施しているかという点につきましては、私が把握している時点では、実施はされていないと把握をしてございます。町といたしましては、指定管理事業の委託者のほうに毎月、業務の中で利用者の人数、収入状況、それから施設の修繕とかそういった利用状況につきましては毎月の報告を頂いているということでございまして、組織の中でそういった出納検査等が行われているかどうかにつきましては、それぞれ組織に一定程度、もちろん、それは委ねられるべきことなのかなと考えてございますので、町の方ではそういった出納検査的なものを頂いているという経過はございません。

○議長(桜井崇裕) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) ただいま、毎月、利用実績とかについては報告をもらっているということで、指定管理委託料が結構金額が多いものですから、こういった部分については、きちっとその団体で管理できるかどうかという部分は、やはり教育委員会としてもしっかりと把握をする必要があると思います。今後、毎月、そういった部分に至るまで要望をしていくのかどうか確認をさせていただきます。

○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) 事業者のほうに毎月、組織としての例月検査的なものまで町の方から求めるということについては、現時点では考えてございません。それぞれの事業者のほうで、先ほども加来各議員のほうからの御質問の中で御答弁をさせていただきましたけれども、それぞれ会計処理につきまして場合によっては、専門的な方も含めて御指導なり委託なりというような経過を取りながら適正な会計処理をお願いしていきたいと考えてございますし、例月のそういった月々のそういった経理状況まで毎月のように町に報告しているような形態で、指定管理事業が実施されているという部分につきましては、現時点では私が把握する限り、近隣町、道内も含めてないと、ではないかなと考えているとこでございます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) ここで休憩します。再開は午後1時とします。

(午前1159分)

○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午後1時00分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 子育て支援課長から、日程第1、議案第77号、清水町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての提案説明の中で説明に誤りがあり、訂正したいとの申出がありましたので発言を許可します。子育て支援課長。

○子育て支援課長(近藤芳行) 先ほどの私の議案第77号の説明の中で、条例の施行日について「この条例は令和4年1月1日から施行するものです」と説明をさせていただいたところですが、正しくは私の議案に記載のとおり「この条例は公布の日から施行する」でございました。

 大変申し訳ございませんが、私の発言の訂正をお願いしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

○議長(桜井崇裕) ただいまの説明のとおり、発言の訂正を行うことを許可することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。

 よって、発言の訂正を許可することに決定しました。

 質疑に入る前に、質疑に当たって改めてお願いいたします。

 質疑の回数は項目ごとに3回までとなっております。質疑の際には、最初に何項目の質疑があるのかを発言していただき、1項目目の質疑が終わり次の項目の質疑に進む場合には、2項目目の質疑に移りますというように発言をしてから質疑をしていただくようお願いいたします。

 それでは、一括質疑を行います。

 先ほどの指定管理者に関する答弁の中で発言の訂正の申出がありましたので、許可します。社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) 先ほど、質疑の中で指定管理者の更新に関わる質疑の中で、加来議員のほうからそれぞれ候補事業者の決算剰余金につきまして御質問を頂きました。清水町アイスホッケー協会の決算剰余につきまして、私のほうから次期繰越しの正味財産を11,445千円と答弁したところでございますが、予算ベースの分と決算ベースを私取り違えてございまして、決算ベースでは15,519千円でございますので訂正をさせていただきたく、よろしくお願いを申し上げます。

○議長(桜井崇裕) ただいま、課長の答弁について、加来議員、何か質疑ありますか。

○11番(加来良明) ありません。

○議長(桜井崇裕) それでは、質疑を続けます。

 ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 これより、一括して討論を行います。

 討論ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。

 これより、議案第86号、指定管理者の指定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(桜井崇裕) 起立多数です。

 よって、議案第86号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第87号、指定管理者の指定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(桜井崇裕) 起立多数です。

 よって、議案第87号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第91号、令和3年度清水町一般会計補正予算(第10号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(桜井崇裕) 起立多数です。

 よって、議案第91号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第81号、令和3年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(桜井崇裕) 起立多数です。

 よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第82号、令和3年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(桜井崇裕) 起立多数です。

 よって、議案第82号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第83号、令和3年度清水町介護保険特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(桜井崇裕) 起立多数です。

 よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第84号、令和3年度清水町水道事業会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(桜井崇裕) 起立多数です。

 よって、議案第84号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第85号、令和3年度清水町下水道事業会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(桜井崇裕) 起立多数です。

 よって、議案第85号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 日程第5、議案第92号、令和3年度清水町一般会計補正予算(第11号)の設定についてを議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。副町長。

○副町長(山本 司) 議案第92号、令和3年度清水町一般会計補正予算(第11号)の設定につきまして御説明申し上げます。

 総額に64,607千円を追加し、それぞれの総額を9,225,529千円とするものです。

 この補正予算の内容は、新型コロナウイルス対策として18歳以下へ100千円を給付する子育て世帯等臨時特別給付金ですけれども、今定例会初日に現金50千円分の議決をいただきました。今回、残りの50千円分についても現金支給が可能となったことから、追加をするものでございます。

 また、12月1日から2日にかけまして強風被害による公共施設の修繕費及び施設内の倒木等の撤去経費について追加をするものでございます。

 6ページをお開き願います。

 歳入の説明です。

 15款2項2目、民生費国庫補助金は、子育て世帯等臨時特別給付金に係る経費59,350千円の追加です。

 19款1項1目、財政調整基金繰入金は、今回の補正予算調整額として5,257千円の追加です。

 7ページ、歳出にまいります。

 3款2項7目、子育て世帯等臨時特別支援費1830番、子育て世帯等臨時特別給付金59,350千円の追加は、100千円の給付金を現金で一括支給するため、既に議決をいただいた50千円分を除いた残り50千円分について予算計上するものでございます。国の示した所得制限を行った上で18歳以下へ100千円給付します。今年の10月に児童手当を受給をされている世帯に対しましては、今月23日に支給をする予定でございます。

 4款1項3目、環境衛生費183千円の追加は、町内墓地の支障木撤去費の追加であります。

 6款1項5目、牧場費759千円の追加は、北清水牧場看視舎の屋根が一部破損したことから、それの修繕に伴う経費でございます。

 8ページにまいります。

 2項2目、町有林整備費1,520千円の追加は、町有林の支障木撤去費の追加でございます。

 8款2項1目、道路維持費715千円の追加は、町道の支障木撤去費の追加でございます。

 4項2目、公園管理費1,265千円の追加は、清水公園内の倒木の伐採、撤去及び木の根っこ部分の埋戻し等に係る経費でございます。

 9ページにまいります。

 10款5項7目地域学習施設費少年自然の家管理1050番、施設修繕料(少年自然の家)294千円の追加は、少年自然の家、外壁が一部破損したことによる修繕費です。

 1250番、少年自然の家施設支障木撤去業務委託料225千円の追加です。

 剣の郷創造館管理1250番、剣の郷創造館施設支障木撤去業務委託料は、131千円の追加です。

 6項2目、体育施設費165千円の追加は、体育館前パークゴルフ場及び有明公園多目的広場の支障木撤去費でございます。

 以上、一般会計補正予算(第11号)の説明とさせていただきます。

 御審議のほど、よろしくお願いいたします。

○議長(桜井崇裕) これより質疑を行います。質疑ありませんか。

 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) 質疑というか確認になると思うのですけれど、1点、支給基準について18歳以下とあるのは満19歳になる前日までの人が対象になるのか、また、何日まで、要するに、生まれたての子というのはいつを基準にして支給になるのか、これはもしかして年度で区切るのか、3月までに生まれた子には追加でどんどん配布するのか、その辺の説明お願いいたします。

○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。子育て支援課長。

○子育て支援課長(近藤芳行) まず、18歳以下についてなのですけれども、今年度、高校3年生までが対象になりますので、例えば大学生で今18歳という方は対象になりません。なので、高校3年生までです。高校生世代という言い方をしているのですけれども、その方が対象になります。

 あと、これから生まれる新生児についてなのですけれども、3月31日までに生まれた子供については、支給をすることになっております。

 以上でございます。

○議長(桜井崇裕) よろしいですか。

 ほかに質疑ありませんか。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 2点ほど質問させていただきます。

 まず、所得制限は設けるという説明をいただきましたけれども、今、近隣の町村も含めて大都市は、ちょっと帯広市はまだ分からないですけれど、例えば、新聞に出ていたのは豊頃だったかな、そこは制限設けないというような形でしたけれど、うち町内、清水町としてなぜ所得制限を設けるかと言ったら法律だよというか、そういうものだと思うのですけれど、逆に制限を撤廃したほうが子育て支援の町としてよりいいのではないかと。その制限を設ける、もしくは制限を撤廃しない理由について、もしよろしければ教えていただければと思います。

○議長(桜井崇裕) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(近藤芳行) 制限を設けるといいますか、国が11月に閣議決定したときに、迅速にお金を支払うために児童手当の制度を活用するという形で制度設計をしておりまして、国会でもお話ししていると思うのですけれども、迅速にするために所得制限も撤廃は考えていないというのが国の考えでありました。私たちも国の制度にのっとって、困っている子育て世帯で、所得の高い方が困っていないとは言いませんけれども、まずは困っている人に年内迅速に使いやすい形で早めにお渡しするということを念頭に置きまして、所得制限については私が把握しているとこ、豊頃の1件45人ぐらいだと思うのですけれども、そこしか聞いておりませんで、近隣町村に聞いても今のところ、昨日の段階では所得制限は撤廃しているというところはございませんでした。昨日の段階です。なので、その辺の状況も勘案して、所得制限は撤廃しない方法でいきたいと私は思っております。

○議長(桜井崇裕) よろしいですか。5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) いわゆる昔の児童手当みたいな、本当それなのだと、しようがないのかなと思いますけれど、当初、クーポン券とかというの半分と、要はどちらかというと子育て支援をする世帯のいろいろな大切さというか、大変さも含めて、さらにはクーポンで残り出すと言っていたのは地域経済を回していくというところも本来は狙いだったと思うので

す。国としては。最終的にいろいろあって、現金でも全部いいよというような話にもなってきています。

 今の段階で、これ例えば他町村がやらないとしても、ほかの町村がやらないからというわけでもないでしょうけれど、この子育て支援をしっかりしている町として、そういう町だったと思っていますし、ほかの町村よりも結構いい条件で子育て支援ができるという町だと考えていますので、これについては3月末までとありますので、状況がいろいろ変われば、所得制限を途中で撤廃してでも補正かけたりするとかというのは、条件によっては生まれるかもしれないと判断して言っていいですか。何かちょっと言っていることも中途半端なのですけれど、所得制限のところ設けられている御家庭も何軒か知っていますけど、「そんなに楽ではないのだよ」なんて言うのです。まあ、分からないですけれど。でも、そういうのを含めて一律とは言いませんけれど、これは、あれです、ごめんなさい、質問がちぐはぐになりますけれども、これ以上、所得制限以上以外、制限外の人を出してしまうと、これは、いわゆるプロパー資金というか全部こっち役場負担になるということなのですね。であれば、3月末までにもし状況が変われば、もしかしたら出してもいいかな、検討していいかなという検討するような材料が出てくれば、考えるというようなことと理解しても大丈夫でしょうか。すみません、変な質問で。

○議長(桜井崇裕) 副町長。

○副町長(山本 司) 所得制限設ける、設けないという部分でございます。

 国も今補正予算審議されている。もともとといえば新型コロナウイルス感染症対策としての予算計上でございます。経済対策という側面もございますけれども、あくまでも子育て困窮者に対する支援といった側面のほうが強いのかなと、そういった意味で、一定程度所得制限を設けた中で、迅速に支援をしていくといった考え方が所得制限導入の考え方でございます。本町においても現在のところ、所得制限を設けた上での支給ということで考えてまいりたいということでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 2つ目の質問。関連するのですけれど、参考までに所得制限の方というのは清水町内においては今、何件ぐらいと把握されているのか。お願いします。

○議長(桜井崇裕) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(近藤芳行) 町から支給している方については確定なので人数分かるのですけれども、あとちょっとうちのほうで調べて、うちで今把握している人数なので確定数ではないのですけれども、その人数については恐らく130名程度なので、もし出すとしたら13,000千円という形になると思います。特例の方に、もし出すとしたら13,000千円、130名、13,000千円。

 以上でございます。

○議長(桜井崇裕) よろしいですか。

 ほかに質疑ありませんか。

 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 1点だけなのですが、これ全部該当しますので、できたら町長か副町長、把握ちょっとしてないかもしれないですけど、倒木の件なのですけれども、この予算では倒木被害の残務整理というか整理をしますという予算です。各課にまたがっていると思いますので、この中で倒れてよかったなんていうのはちょっとないと思いますけれども、必要であったからそこにあった木であれば、補植というのを考えていかなければならない。だから、今の予算で私見るべきだと言ってるのではなくて、今後、そういう倒れたけれど、今整理して近い将来、来年度予算等々でも補植をしていく必要の場所というのは、今ここで具体的に場所を教えてくださいという話は申し上げる気はないので、概略として補植必要とする場所があるという、あるのであればその辺、まだ検討してなければしてないでいいのですけれども、私としては、補植必要なところもあるのではないかということでお伺いをしておきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 副町長。

○副町長(山本 司) 強風による倒木で、場所によっては一定程度固まりで倒れているといったところもございます。主に多いのは、町有林の畑との境目が結構まとまって倒れているといった部分で、今回、当然、畑に倒れている木を撤去する。急いで撤去しなければならないものですから、その経費は計上させていただいたのですけれども、当然、今後も、議員おっしゃったとおり倒れた部分の後、補植をして適正な町有林の管理等を進めてまいりたいと思います。また、公共施設の敷地内の倒木についても、必要に応じて必要な予算を今後計上してまいる考えでございます。

○9番(中島里司) 終わります。

○議長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。

 これより、議案第92号、令和3年度清水町一般会計補正予算(第11号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(桜井崇裕) 起立多数です。

 よって、議案第92号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 日程第6、議案第88号、十勝圏複合事務組合規約の変更についてを議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 議案第88号、十勝圏複合事務組合規約の変更につきまして御説明させていただきます。

 例規集については第2巻の8,551ページから登載されてございます。

 十勝圏複合事務組合で共同していますごみ処理施設及び最終処分場の設置、維持管理・運営に関する事務について、令和4年4月1日から幕別町の旧忠類村地域につきまして、南十勝の衛生組合での処理から十勝圏複合事務組合の共同処理に変更になると、加入するということになりましたので、組合規約の第3条の表の(6)「(旧忠類村地域は除く。)」の文言を削除する変更を行うものでございます。地方自治法の規定により、一部事務組合の規約の変更に当たり構成市町村の議会において変更の議決が必要となるため提案をさせていただきました。

 以上、説明させていただきました。

 御審議のほど、よろしくお願いいたします。

○議長(桜井崇裕) これより質疑を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。

 これより、議案第88号、十勝圏複合事務組合規約の変更についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(桜井崇裕) 起立多数です。

 よって、議案第88号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 日程第7、議案第89号、清水町教育委員会委員の任命についてを議題とします。

 提出者より説明を求めます。町長。

○町長(阿部一男) それでは、議案第89号、清水町教育委員会委員の任命について提案理由の説明を申し上げます。

 現在、教育委員1期目の小笠原清隆氏につきましては、1219日で任期満了を迎えますことから、再任につきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。

 小笠原氏は高潔な人格で、教育、学術及び文化に高い見識を有しており、適任と考え提案するものであります。

 御審議のほど、よろしくお願いをいたします。

○議長(桜井崇裕) これより質疑を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 これより、議案第89号、清水町教育委員会委員の任命についてを採決します。

 お諮りします。本件は、これに同意することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。

 よって、議案第89号は同意することに決定しました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 日程第8、議案第90号、清水町農業委員会委員の任命についてを議題とします。

 提出者より説明を求めます。町長。

○町長(阿部一男) 議案第90号、清水町農業委員会委員の任命について提案理由の説明を申し上げます。

 清水町農業委員会委員に、清水町字美蔓西21101番地にお住まいの西川信男氏を任命したく、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。

 西川氏につきましては、令和3年8月31日付で辞任した前農業委員の欠員の補充を行うものであり、美蔓地区連合会の推薦を受け地域からの信頼も厚く、適任と考え提案するものであります。

 なお、任期につきましては任命の日から前任者の残任期間である令和5年7月19日までであります。

 同意のほど、よろしくお願いをいたします。

○議長(桜井崇裕) これより質疑を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 これより、議案第90号、清水町農業委員会委員の任命についてを採決します。

 お諮りします。本件は、これに同意することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。

 よって、議案第90号は同意することに決定しました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 日程第9、意見案第10号、燃油等の価格高騰対策、国の農業予算や運用変更に関する意見書についてを議題とします。

 職員に意見書案を朗読させます。事務局。

○事務局(宇都宮学) 朗読。

○議長(桜井崇裕) 本案について、提案理由の説明を求めます。鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 燃油等の価格高騰対策、国の農業予算や運用変更に関する意見書の提出ですが、先に皆様方にも御案内したとおりでございます。また、今、事務局が一読いただいたとおりです。

 現況においては若干の値下がり傾向も見られますが、やはり高どまりはしているのは現状として見受けられます。

 本町の基幹産業である農業を中心として、また、これを踏まえて町民生活によりよい形になって対策をしてほしいという強い要望を持って、これにつきましては皆様の慎重審議をよろしくお願いしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) これから質疑を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。

 これより、意見案第10号、燃油等の価格高騰対策、国の農業予算や運用変更に関する意見書についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(桜井崇裕) 起立多数です。

 よって、意見案第10号は原案のとおり可決されました。

 提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、農林水産大臣といたします。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 日程第10、意見案第11号、地球温暖化、海水温上昇に伴う水産漁業被害の解明と支援策を求める意見書についてを議題とします。

 職員に意見書案を朗読させます。事務局。

○事務局(長谷川真弓) 朗読。

○議長(桜井崇裕) 本案、提案理由の説明を求めます。鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 地球温暖化、海水温上昇に伴う水産漁業被害の解明と支援策を求める意見書でございます。

 直接、水産業と町、清水町というのは直接の関係はないにしても、同じ十勝管内でも当然ありますし、北海道でもたくさんあります。何にせよ、地球温暖化の問題は1つの業種ではなく、もう世の中全体で考えなければならない。そういう意味を含めて、今後のしっかりとした調査、また、被害支援対策等々を国に要望していきたいと思ってございます。

 慎重御審議、よろしくお願いいたします。

○議長(桜井崇裕) これから質疑を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。

 これより、意見案第11号、地球温暖化、海水温上昇に伴う水産漁業被害の解明と支援策を求める意見書についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(桜井崇裕) 起立多数です。

 よって、意見案第11号は原案のとおり可決されました。

 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、財務大臣、総務大臣、農林水産大臣、国土交通大臣、厚生労働大臣、環境大臣といたします。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 日程第11、所管事務等の調査についてを議題とします。

 会議規則第72条及び第74条の規定により、お手元に配付しましたとおり、総務産業常任委員会から、本町農業の現状と喫緊の課題について、その他所管に関する事項について、厚生文教常任委員会から、新体育館建設に向けての進捗状況について、その他所管に関する事項について、広報広聴常任委員会から、議会広報紙の編集及び発行について、その他議会広報及び広聴に関する事項について、議会運営委員会から、議会の運営とその諸規程について、議長の諮問に関する事項について、所管事務等の調査の申出があります。

 お諮りします。所管事務等の調査の申出について、申出のとおり承認することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。

 よって、本申出のとおり承認されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) これをもって、この会議に付された議件は全て終了しましたので、会議を閉じます。

 以上をもって、令和3年第9回清水町議会定例会を閉会します。

(午後1時44分)

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317