令和3年9月7日(1日目)【当日の全会議録へ】
日程番号 | 議件番号等 | 議件名等 |
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1 | 会議録署名議員の指名について | |
2 | 会期決定について | |
3 | 諸般の報告について | |
4 | 行政報告について | |
5 | 報告第1号 | 健全化判断比率の報告について |
報告第2号 | 資金不足比率の報告について | |
6 | 議案第59号 | 専決処分の承認を求めることについて |
7 | 議案第64号 | 令和3年度清水町一般会計補正予算(第6号)の設定について |
議案第65号 | 令和3年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の設定について | |
議案第66号 | 令和3年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)の設定について | |
議案第67号 | 令和3年度清水町介護保険特別会計補正予算(第2号)の設定について | |
議案第68号 | 令和3年度清水町下水道事業会計補正予算(第2号)の設定について | |
8 | 議案第72号 | 工事請負契約の締結について |
議案第73号 | 工事請負契約の締結について | |
9 | 請願第18号 | コロナ禍における農畜産物の消費拡大及び高温・干ばつによる農作物被害対策を求める請願書について |
10 | 所管事務調査について(総務産業常任委員会 調査報告) |
令和3年9月13日(2日目)【当日の全会議録へ】
日程番号 | 議件番号等 | 議件名等 | ||||||||
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1 | 請願第18号 | |||||||||
2 | 請願第19号 | |||||||||
3 | 一般質問 |
|
令和3年9月14日(3日目)【当日の全会議録へ】
日程番号 | 議件番号等 | 議件名等 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 請願第19号 | |||||||
2 | 一般質問 |
|
令和3年9月15日(4日目)【当日の全会議録へ】
日程番号 | 議件番号等 | 議件名等 | |
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1 | 令和2年度各会計決算 総括説明 | ||
認定第1号 |
令和元年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定について | 歳入(1款~21款) | |
議会費(1款1項) | |||
総務費(2款1項~6項) | |||
民生費(3款1項~3項) | |||
衛生費(4款1項~2項) | |||
労働費(5款1項) | |||
農林業費(6款1項~2項) | |||
商工費(7款1項) | |||
土木費(8款1項~6項) | |||
消防費(9款1項) |
|||
教育費(10款1項~6項) | |||
災害復旧費(11款1項~2項) | |||
公債費(12款1項) | |||
諸支出金(13款1項~2項) | |||
予備費(14款1項) | |||
災害費(15款1項~2項) | |||
一般会計歳出 全般質疑 | |||
実質収支に関する調書、財産に関する調書 | |||
認定第2号 | |||
認定第3号 | |||
認定第4号 | |||
認定第5号 | |||
認定第6号 | |||
令和3年9月21日(5日目)【当日の全会議録へ】
日程番号 | 議件番号等 | 議件名等 |
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1 | 議案第60号 | 清水町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の制定について |
2 |
議案第61号 |
清水町個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について |
3 | 議案第62号 | 町税条例の一部を改正する条例の制定について |
4 | 議案第63号 | 清水町手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について |
5 | 議案第69号 | 清水町過疎地域持続的発展市町村計画の策定について |
6 | 議案第70号 | 清水町教育委員会教育長の任命について |
7 | 議案第71号 | 清水町監査委員の選任について |
8 | 意見案第6号 | 林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書について |
9 | 意見案第7号 | コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書について |
10 | 意見案第8号 | 国土強靭化に資する社会資本整備等に関する意見書について |
11 | 意見案第9号 | |
12 | ||
13 |
○議長(桜井崇裕) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は会議規則第126条の規定により議長において
2番 川上 均 議員
3番 山下 清美 議員
4番 中河つる子 議員 を指名します。
○議長(桜井崇裕) 日程第2、会期決定についてを議題とします。
お諮りします。本定例会の会期は、本日から9月21日までの15日間にしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。
会期は、本日から9月21日までの15日間に決定しました。
○議長(桜井崇裕) 日程第3、諸般の報告を行います。事務局長。
○事務局長(田本尚彦) (諸般の報告 事務局長 朗読)
○議長(桜井崇裕) これで、諸般の報告を終わります。
○議長(桜井崇裕) 日程第4、行政報告を行います。
町長から行政報告の申出がありました。これを許可します。町長。
○町長(阿部一男) (行政報告 町長 朗読)
○議長(桜井崇裕) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可します。
質疑はありませんか。
8番、口田邦男議員。
○8番(口田邦男) まず、1点目の作況調査の関係でございますけれども、今、いろいろ発表ありましたけれども、なかなかいい成績で喜んでいるところでございますけれども、さきに副町長にもお願いしたとおり、ここにおける干ばつの影響というのは、各町村かなり出ているものであるので、うちの町としては、どういう影響があるか、そこら辺も発表してくださいよと、副町長にお願いした経過もあるのだけれども、これは生育調査と関係ないと言われれば、それまでかもしれませんけども、総体的に影響というものあるのか、ないのかお尋ねいたします。
○議長(桜井崇裕) 答弁を、農林課長。
○農林課長(寺岡治彦) 町内場所によって、畑といいますか、土の状況が異なっております。特に、今回被害が大きかったというのは、石わらというのでしょうか、そういう畑が特に被害を受けているという状況を伺っております。
○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。
○8番(口田邦男) 町内としては、清水町としては、影響力というのはあまりないと理解してよろしいですか。
○議長(桜井崇裕) 農林課長。
○農林課長(寺岡治彦) 町内の作物ですが、特に野菜が被害が大きくて、白菜は特に、かなり被害が大きいと聞いております。
○議長(桜井崇裕) よろしいですか。8番、口田邦男議員。
○8番(口田邦男) 天候のことだけれども、他市町村によるとかなり主作物、ビートにせよ、馬鈴薯にせよ、豆類にせよ、かなりの影響がある町村もございますので、うちらの清水町はどうかなと心配したのだけれども、今、課長の報告では野菜が若干あるくらいだと理解しているのですけれども、よろしいのですね。
○議長(桜井崇裕) 農林課長。
○農林課長(寺岡治彦) 被害が大きかった、野菜が特に被害が大きかったということですけれども、ほかの作物につきましても、それなりに高温少雨の影響で生育が遅れたり、また男爵等も小玉傾向ということで伺っております。
○議長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これで行政報告は終わりました。
○議長(桜井崇裕) 日程第5、報告第1号、健全化判断比率の報告について、報告第2号、資金不足比率の報告について、以上2件を一括議題とします。
提出者より提案理由の一括説明を求めます。
総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) それでは、報告第1号、健全化判断比率の報告について、及び報告第2号、資金不足比率の報告についての2件につきまして、一括して御説明をさせていただきます。
健全化判断比率及び資金不足比率は、いずれも地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づきまして、監査委員の審査を経て議会に報告し、公表することが義務づけられているところでございまして、令和2年度決算に基づき算定した各比率を報告するものでございます。
各比率の算定結果と併せまして、説明資料を添付させていただいておりますので、簡単に御説明させていただきます。
最初に、報告第1号、健全化判断比率でございますが、議案1ページの1の健全化判断比率の状況(令和2年度決算)を御覧ください。
報告いたします。実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4指標につきまして、本町の算定結果と法令が定めます早期健全化基準、財政再生基準の基準値を記載してございます。
各比率の状況でございますけれども、2の実質赤字比率・連結実質赤字比率の状況(令和2年度決算)に記載のとおり、一般会計の収支が黒字か赤字かを示す実質赤字比率につきましては、実質収支が347,370千円で黒字となっております。
一般会計のほか、本町の全ての会計の収支を足し合わせ、町トータルとして収支が黒字か赤字かを示す連結実質赤字比率につきましても、実質収支額と資金剰余額の合計が916,383千円で黒字となっております。
2ページに参りまして、3の実質公債費比率の状況(令和2年度決算)でございますが、実質公債費比率は一般会計の標準的な年間収入が、借金の返済にどの程度充てられたかを過去3か年平均で示す指標でございます。
算定結果は、平成30年度から令和2年度の3か年平均で6.1%となったところであり、前年度算定値の5.2%を0.9ポイント上回ったところでございます。前年度を上回った要因につきましては、主に、平成28年度台風災害の際に借入れしました、地方債の元金償還が始まったことによるものでございます。
3ページへ参りまして、4の将来負担比率の状況(令和2年度決算)でございますが、将来負担比率は背負っている借金が、一般会計の標準的な年間収入に比べ、どの程度の大きさであるかを示す指標でございます。算定結果は1.0%で、前年度算定値16.7%を15.7ポイント下回ったところでございます。
前年度を下回った要因につきましては、平成30年度より国営土地改良事業負担金御影地区につきまして、3年間で繰上償還を実施していることから、債務負担行為支出予定額が減少したことや、充当可能基金現在高が増加したことなどによるものでございます。
続きまして、報告第2号、資金不足比率の報告についてでございます。議案の1ページ、1の資金不足比率の状況(令和2年度決算)を御覧ください。資金不足比率は公営企業会計における事業規模に対する資金不足額の割合のことで、公営企業の経営状況を示す指標でございます。
算定対象となります水道事業会計、下水道事業会計は、いずれも資金剰余額を生じており資金不足額は発生しておりませんので、資金不足比率もございません。
以上、報告第1号及び報告第2号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) 報告事項ですが、質疑がありましたら許可します。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
報告第1号及び報告第2号は報告済みとします。
○議長(桜井崇裕) 日程第6、議案第59号、専決処分の承認を求めることについてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。副町長。
○副町長(山本 司) 議案第59号、専決処分の承認を求めることについて、御説明いたします。
専決処分第7号、令和3年度清水町一般会計補正予算(第5号)の設定でございます。
総額に23,001千円を追加し、それぞれの総額を8,211,397千円とするものです。補正の内容につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種の対象年齢が12歳以上に引き下げられたことによる費用追加、さらに休日時間外のワクチン接種会場への医療従事者派遣に対する、接種費用の上乗せ措置が国からあり、追加分を7月8日に専決処分で予算措置をさせていただいたものでございます。
歳入より御説明申し上げます。
6ページをお開き願います。
15款1項2目衛生費、国庫負担金2節2番新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金につきましては、22,896千円の追加です。
2項3目衛生費、国庫補助金1節4番新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金につきましては、105千円の追加です。
7ページ、歳出にまいります。
4款1項2目保健予防費12節50番新型コロナウイルスワクチン接種券等作成業務委託料につきましては、接種対象者が、当初は16歳以上を対象としておりましたが、12歳以上に引き下げられたことによる、追加者に対する接種券等の作成業務として、105千円の追加、51番新型コロナウイルスワクチン接種委託料につきましては、12歳以上に引き下げられた対象者のワクチン接種費用及び国による休日時間外ワクチン接種会場への医療従事者派遣に対する、接種費用の上乗せに係る委託料として、22,896千円の追加です。
以上、専決処分第7号の一般会計補正予算(第5号)の説明とさせていただきます。
御承認につきまして、よろしくお願い申し上げます。
○議長(桜井崇裕) これより質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより議案第59号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。
お諮りします。本案は承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。
よって、議案第59号は承認することに決定しました。
○議長(桜井崇裕) 日程第7、議案第64号、令和3年度清水町一般会計補正予算(第6号)の設定について、議案第65号、令和3年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の設定について、議案第66号、令和3年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)の設定について、議案第67号、令和3年度清水町介護保険特別会計補正予算(第2号)の設定について、議案第68号、令和3年度清水町下水道事業会計補正予算(第2号)の設定について、以上5件を一括議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。
副町長。
○副町長(山本 司) 議案第64号、令和3年度清水町一般会計補正予算(第6号)の設定につきまして、御説明いたします。
総額に412,679千円を追加し、それぞれの総額を8,624,076千円とするものです。
それでは、歳入より御説明いたします。
9ページをお開き願います。
1款1項1目1節町民税、個人の現年課税分につきましては、賦課決定による増収見込みにより10,000千円の追加です。
2項1目1節固定資産税、現年課税分につきましても、賦課決定による増収見込みにより40,000千円の追加です。
3項2目1節軽自動車税種別割、現年課税分につきましても、賦課決定による増収見込みにより1,500千円の追加です。
10款1項1目地方特例交付金につきましては、交付決定により1,101千円の減額です。
10ページにまいります。
11款1項1目地方交付税につきましては、普通交付税の交付額決定により191,732千円の追加です。なお、令和3年度の普通交付税決定額は3,031,732千円となり、前年度対比では194,173千円の増となりました。これは新たな算定項目の創設によるものや、公債費、借金の償還額増加により、交付税として配分される額が増加したことによるものでございます。
15款1項1目民生費国庫負担金1節老人福祉費負担金につきましては、介護保険に係る令和2年度低所得者保険料軽減事業負担金精算額確定により41千円の追加です。
2節障害福祉費負担金につきましては、令和2年度自立支援給付費負担金の実績確定に伴い追加分として1,424千円の追加です。
2項3目衛生費、国庫補助金1節保健予防費補助金、1番疾病予防対策事業費等補助金につきましては、新型インフルエンザ等対策措置法に基づく、住民接種に対応させる健康管理システム改修経費に対する補助金が採択されましたことから、183千円の追加です。
4番、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金は535千円の追加。
5番、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金2,543千円の追加につきましては、それぞれワクチン接種に係る補助金の追加でございます。
4目土木費、国庫補助金2節除雪対策費補助金につきましては、社会資本整備総合交付金の除雪機械分の補助内示により、17,023千円の減額でございます。
5目教育費、国庫補助金2節文化会館費補助金につきましては、文化センター排風機改修に係る補助金が採択されましたことから、文化芸術振興費補助金1,661千円の追加です。
11ページに参ります。
16款1項1目民生費、道負担金2節老人福祉費負担金につきましては、介護保険に係る令和2年度低所得者保険料軽減事業負担金精算額確定による道費の追加交付として、20千円の追加でございます。
3節障害福祉費負担金につきましては、令和2年度自立支援給付費負担金の実績確定に伴い道費追加分として、712千円の追加です。
2項2目民生費、道補助金につきましては、町内介護サービス事業者による施設開設に伴う事業費補助事業の内示を受けたことから、介護サービス提供基盤等整備事業補助金41,151千円の追加です。
4目農林業費道補助金、3節農業振興費補助金につきましては、農業経営の高度化に資する農業用機械の導入に対する補助内示を受けましたことから537千円の追加です。
4節土地改良費補助金は、道営事業実施に係るパワーアップ対策事業の補助率変更に伴い、1番農業経営高度化促進事業補助金で801千円の追加、2番農業競争力基盤強化特別対策事業補助金で2,584千円の減額です。
5目商工費道補助金につきましては、6月、10月のプレミアム付商品券発行事業に対する北海道からの補助金26,000千円の追加です。
17款1項2目、利子及び配当金につきましては、清水町森林組合出資配当金の確定に伴い125千円の追加です。
12ページにまいります。
18款1項2目特定寄附金につきましては、環境保全に対する寄附額が1件ございまして7千円の追加です。
19款1項3目、公共施設建設等基金繰入金1,800千円の減額につきましては、充当事業の予算補正に伴うものでございます。
20款1項1目繰越金につきましては、令和2年度決算剰余金350,200千円から財政調整基金への積立金200,000千円と繰越明許費の充当財源2,840千円を差し引いた額を繰り越すことから142,370千円を前年度繰越金として追加するものでございます。
21款3項2目御影診療所設備資金貸付金収入につきましては、御影診療所内歯科診療所開設に伴う設備資金返済金軽減のため、平成29年11月から令和3年10月までの間、貸付金償還の猶予をしておりますけれども、歯科運営を軌道に乗せるため、さらに1年間の猶予の申出がございました。それを受けまして、貸付金収入2,984千円を減額し、次年度以降へ先送りするものでございます。
13ページにまいります。
4項3目雑入につきましては、文化会館芸術鑑賞事業について、北海道の文化財団の助成金が採択されたことから720千円の追加です。
22款1項1目農林業債につきましては、道営事業実施に係るパワーアップ対策事業の補助率変更に伴い補助金が一部減額となりましたことから、財源として町債の借入額1,800千円の追加です。
2目土木債につきましても、除雪機械購入事業の財源として、社会資本整備総合交付金を予定しておりましたけれども、一部減額となったことから、財源として町債の借入金11,700千円の追加です。
3目消防債につきましては、消防車両更新事業において、町債対象分の事業費が増となったことから3,000千円の減額です。
4目臨時財政対策債につきましては、普通交付税の振替分として算定されます発行可能額の決定により40,391千円の追加です。
14ページ、歳出について御説明いたします。
2款1項3目財産管理費、14節14番町有地管理用フェンス改修事業につきましては、北3条地下道から学童クラブ間の既設のフェンス、柵の老朽化に伴い、安全対策のため改修を行うもので967千円の追加です。
5目生活安全推進費、18節30番廃屋解体撤去事業補助金につきましては、補助申請件数増加により、予算の不足が見込まれることから800千円の追加です。
6目企画費につきましては、十勝管内を対象に、広域連携の人材交流と学びの活動を行っている十勝熱中小学校からサテライト授業として渋沢栄一翁の題材を含んだ授業の提案があり、本町を会場に講演会を開催する経費として、7節報償費、11節役務費、合わせて211千円を追加するものでございます。
3款1項1目老人福祉費、10節10番事務事業用消耗品37千円の減額、11節52番チラシ折り込み手数料11千円の減額につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために65フェスティバルを中止したことによる減額でございます。
15ページにまいります。
18節負担金、補助及び交付金につきましては、歳入でも御説明いたしました町内介護サービス事業者による施設開設に伴う事業費について、北海道からの補助金を受けて行いますけれども、町の会計を経由することから、整備事業補助金として41,151千円を追加するものでございます。
27節繰出金につきましては、特別会計の補正予算に伴い、12番過年度分低所得者保険料軽減事業繰出金で61千円の追加です。
4目障害福祉費、22節10番国庫道費負担金返還金につきましては、前年度実績確定に伴う国庫道費の返還金で1,368千円の追加です。
2項2目保育施設運営費、22節11番国庫道費補助金返還金につきましては、前年度実績確定に伴う返還金として4,314千円の追加です。
6目児童養育支援費、22節10番国庫道費補助金返還金につきましては、前年度実績確定に伴う返還金で、障害児通所給付費で331千円、育成医療給付費で17千円の追加です。
16ページにまいります。
4款1項1目保健衛生総務費につきましては、後期高齢者医療保険特別会計の予算補正に伴う繰出金の補正でございます。
18節16番の帯広厚生病院運営費補助金につきましては、帯広市と十勝町村会で定める本年度の帯広厚生病院運営費補助要綱に基づく金額が確定しましたことから、補助金240千円の追加です。
2目保健予防費につきましては、右側の説明欄にて御説明いたします。
保健予防事業、12節32番健康管理システム改修業務委託料につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種記録のマイナンバー情報連携に係るシステム改修費として535千円の追加です。
養育医療費給付事業、22節10番国庫道費負担金返還金につきましては、養育医療給付費の前年度実績確定に伴う返還金として315千円の追加です。
17ページにまいります。
新型コロナウイルス感染症対策事業、7節の12番新型コロナウイルスワクチン集団接種医療従事者派遣報償につきましては、時間外、休日のワクチン集団接種会場への医療従事者派遣に対する国の追加財政支援が決定されたことから、費用の追加として2,543千円の追加でございます。
22節10番国庫道費補助金返還金につきましては、令和2年度のワクチン接種に係る経費確定に伴い、返還金として4,151千円の追加です。
2項1目清掃費につきましては、特定寄附金に伴う財源内訳のみの補正でございます。
18ページにまいります。
6款1項3目農業振興費につきましては、農業経営の高度化等に資する農業用機械の導入に対する補助内示を受けたことから、18節43番強い農業・担い手づくり総合支援交付金で537千円の追加です。
6目土地改良事業費につきましては、道営事業実施に係るパワーアップ対策事業の補助率変更に伴い、財源内訳のみの変更です。
7目農業用水管理費につきましては、施設改修箇所の増加に伴い、10節需用費で1,298千円の追加です。
19ページにまいります。
7款1項1目商工振興費につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大により消費の落ち込みが著しい飲食店を対象に、電子決済によるキャッシュレスポイント還元キャンペーンを実施し、町内・町外からの消費の取り込みを行う事業の実施経費として追加するもので、10節31番印刷製本費、事業周知用チラシで33千円の追加、11節50番チラシ折り込み手数料で31千円の追加、10番地域活性化事業負担金で8,191千円、44番地域活性化事業決済手数料給付金で2,177千円の追加です。なお、事業の詳細につきましては、本日差し替えさせていただきました別紙の予算に関する説明資料、事業シートの01番に記載してございます。
続きまして、18節33番中小企業近代化資金利子補給等補助金につきましては、新型コロナウイルスの影響により、融資の申込要望件数が多くあることから、貸付特例の枠を増額するために補正を行うものでございます。10,877千円の追加でございます。これにつきましても、別冊の予算に関する説明資料、実施シート02番に記載をしてございます。
続きまして、18節36番地域活性化商品券事業補助金につきましては、当初予定していました商品券事業の発行組数を増やして実施することから、事業を組替えの事業実施に対する補助金として18,468千円の追加です。これにつきましても、別冊の予算に関する説明資料、事業シート番号03番に記載をしてございます。
続きまして、18節40番キャッシュレス端末機器導入等補助金につきましては、新型コロナウイルス感染症予防対策として、非接触型であるキャッシュレスの推進を図るために、従来のハーモニーカードポイント付与の端末機器から、キャッシュレス機能搭載の端末機器へ導入する事業の補助として11,123千円の追加でございます。これにつきましても、別添の予算に関する資料、事業シート01番に詳細を記載してございます。
20ページにまいります。
18節41番小規模事業者持続的発展支援事業給付金につきましては、新型コロナウイルス感染症予防対策のための設備投資や販路開拓を目的とする国の持続化補助金の自己負担分の一部について助成する経費としまして2,167千円の追加でございます。これにつきましても、別添の予算に関する説明資料、事業シート番号04番に記載をさせていただいてございます。
続きまして、18節42番中小企業等事業再構築促進事業給付金につきましても、新分野の展開や業態の転換等の取組を通じた規模拡大を目的とする国の補助金の自己負担分の一部につきまして、経費として2,167千円を追加するものでございます。これも同じく別添資料の事業シート番号04番に記載をしてございます。
3目観光施設費につきましては、平成28年台風災害により使用できなくなっております芽室岳登山口の山小屋周辺について、現在、日高山脈、襟裳地域は国立公園化について議論をされているところでございますけれども、今後、利用者増を見込み、利用環境を整えていく必要があることから、車の駐車が可能となるよう環境整備を進めるための経費として352千円の追加です。これにつきましても、別添の説明資料、事業シート05番に記載をしております。
8款2項2目除雪対策費につきましては、除雪作業車両の購入費確定に伴い4,985千円の減額です。
21ページにまいります。
4項2目公園管理費につきましては、清水公園再整備の検討を進める中、本年、清水公園でトラックマーケットの開催やキャンプ場の開放を実施し、利用者の方から多くの意見をいただいたところでございます。その中で、公園内のドッグランの設置要望が多く寄せられたことから、設置経費として1,249千円の追加でございます。これにつきましても、別添の予算に関する資料、事業シート番号06番として記載をさせていただいてございます。
9款1項1目消防負担金につきましては、消防車両更新に係る財源内訳のみの補正でございます。
10款1項2目教育振興費につきましては、新型コロナウイルスの影響で来日が遅れておりました英語指導助手が10月から11月の間に来日できるといった予定になったことから、関係経費として、17節11番英語指導助手住宅用備品で70千円の追加、18節22番で英語指導助手渡航費用負担金で456千円の追加でございます。
22ページ中段にまいります。
5項2目文化振興費につきましては、文化芸術事業協力員としての地域おこし協力隊配置経費の追加です。この協力隊員につきましては、町の郷土文化に対する注目が集まりまして、史跡の跡の見学者が本年度に入り増加しておりまして、その説明や案内の対応が増えている状況にございます。
さらに令和4年度に開町120年として予定してございます第九合唱演奏会について、音楽的なコーディネートを図り進めていくための人材任用経費として、2節給料、3節の職員手当等、4節共済費、13節使用料及び賃借料合わせまして2,385千円の追加でございます。これにつきましても、事業の詳細につきましては、別添資料の事業シート07番に記載をさせていただいてございます。
3目文化会館費につきましては、文化センターの排風機改修に係る補助金採択及び北海道文化財団の助成金採択に伴う財源内訳のみの補正でございます。
6項2目体育施設費、14節23番アイスアリーナ除湿器交換工事につきましては、事業費確定による不用額33千円の減額です。
12節51番新体育館建設用地測量調査等委託料につきましては、新体育館建設用地の取得に向け、民間事業者の所有する土地の測量調査等に要する事前経費として317千円の追加でございます。
24ページにまいります。
13款1項1目行政費につきましては、役場庁舎の防犯対策として、正面玄関及び職員玄関に防犯カメラを設置するための費用として440千円の追加です。
2項1目基金費です。24節11番の減災基金積立金と13番の北海道市町村備荒資金組合納付金につきましては、令和2年度決算剰余金による追加でございます。将来の公債費の償還財源としていくため、減災基金積立金で112,370千円の追加、災害時の備えとして北海道市町村備荒資金組合納付金につきましては30,000千円を追加をするものです。
10番の財政調整基金積立金、12番の公共施設建設等基金積立金につきましては、町税、普通交付税の歳入追加による今回の補正予算調整額として、財政調整基金積立金に56,657千円、公共施設建設等基金積立金に100,000千円を追加するものでございます。
25ページから30ページにつきましては、今回の補正予算に係ります給与費明細書となってございます。
次に、地方債の補正につきまして説明をいたします。
恐れ入ります、5ページにお戻りください。
第2表地方債の補正です。過疎対策事業債につきましては、町債歳入予算の補正に伴い、農業基盤強化促進事業等の起債発行限度額を432,500千円から449,000千円に引き上げるものでございます。また、臨時財政対策債につきましても、歳入補正に合わせ発行可能額の確定により、限度額を250,000千円から209,609千円に変更するものでございます。
以上、一般会計補正予算(第6号)の説明とさせていただきます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 副町長、次の説明に入る前に休憩をしたいと思います。再開は11時25分とします。 (午前11時10分)
○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を続けます。
(午前11時25分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 続けて、提案理由の説明を求めます。
副町長。
○副町長(山本 司) 続きまして、議案第65号、令和3年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の設定について御説明いたします。
総額に3,693千円を追加し、歳入歳出予算の総額を1,295,241千円とするものでございます。
歳入より説明いたします。5ページをお開き願います。
1款1項1目国民健康保険税につきましては、現年度課税分の賦課決定に伴い14,829千円の減額です。
4款2項1目国民健康保険基金繰入金18,521千円の追加につきましては、国民健康保険税現年度課税分の減額と、歳出予算補正分の財源として追加するものでございます。
続きまして、歳出、6ページにまいります。
3款1項1目医業給付費につきましては、財源内訳のみの補正です。
7款1項3目償還金につきましては、前年度の北海道保険給付費等交付金の確定により、償還金3,693千円の追加であります。
以上、国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第66号、令和3年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)の設定について御説明いたします。
総額から3,405千円を減額し、歳入歳出予算の総額を193,267千円とするものでございます。
歳入より御説明いたします。5ページをお開きください。
1款1項1目後期高齢者医療保険料につきましては、7月当初賦課決定により特別徴収保険料で12,896千円の減額、2目1節現年度分普通徴収保険料で9,491千円の追加であります。
2款1項1目一般会計繰入金につきましては、前年度繰越金の額の確定に伴い624千円の減額。
3款1項1目繰越金は、前年度繰越金の確定に伴い624千円の追加であります。
6ページにまいります。歳出の補正です。
1款1項1目一般管理費につきましては、特定財源内訳のみの補正であります。
2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金(保険料分)につきましては、歳入で説明いたしました保険料収入の減額に伴い、納付金として同額の3,405千円を減額するものでございます。
以上、後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第67号、令和3年度清水町介護保険特別会計補正予算(第2号)の設定について御説明いたします。
総額に38,994千円を追加し、歳入歳出それぞれの総額を1,187,948千円とするものでございます。
それでは、歳入より説明いたします。5ページをお開き願います。
3款1項2目地域支援事業支援交付金につきましては、令和2年度交付金の確定により9千円の追加でございます。
6款1項1目一般会計繰入金につきましては、令和2年度低所得者保険料軽減負担金の確定により61千円の追加であります。
7款1項1目繰越金につきましては、令和2年度決算額の確定に伴い、残額38,924千円を前年度繰越金として追加するものであります。
6ページにまいります。歳出の補正です。
3款1項1目保険給付費準備基金積立金につきましては、令和2年度の介護給付費及び地域支援事業等の確定により24,309千円の追加であります。
5款1項2目償還金につきましては、令和2年度の介護給付費及び地域支援事業等の確定に伴い、国庫道費負担金等返還金として14,685千円の追加であります。
以上、令和3年度清水町介護保険特別会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第68号、令和3年度清水町下水道事業会計補正予算(第2号)について御説明いたします。
第2条、収益的収入及び支出の補正につきましては、下水道事業費用の確定額に700千円を追加し、費用総額を298,759千円とするものでございます。
2ページをお開き願います。
公共下水道事業収益的収入の補正はありませんので、収益的支出の補正につきまして御説明をいたします。
1款1項2目7節修繕費につきましては、清水下水終末処理場の計装監視機器の不具合修繕のため700千円の追加でございます。
以上、下水道事業会計補正予算(第2号)の説明といたします。
御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) これより一括して質疑を行います。質疑はありませんか。
12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) まず、事業番号06、清水公園のドッグラン設置について何点かお尋ねしたいのですけれども、目的の中に「公園のドッグランの設置要望が町内外から聞かれ」とあるのは、例えば何か事業があったときに集まった人たちにアンケートを取ったのか、もしくは町民何名から言われて、町外の人の何名から言われてという、何かそういう根拠があると思うのですけれども、それはどこにありますか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) ドッグランの設置、今高橋議員がおっしゃったように、要望というのは、具体的に個別のアンケートは取っておりません。
ただ、直近でいいますと、清水公園のアウトドア利用としてキャンプ事業というのを実施しました。そのときにもアンケートを取ったのですが、清水公園に必要な機能として、ペットに対応する施設があったらいいという方が一定程度いらっしゃったのと、あとはそのキャンプ事業のときにも3割程度のお客さんがペットを連れてキャンプをしていたという実績もございます。
それ以外に、私どもも定期的に清水公園に伺ったり、あるいはあそこの飲食店のサルビア等を伺っているのですが、近年、ペット連れで公園を訪れる方が多いという感覚もあって、今回の事業を実施したいということでございます。
○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) そういう要望があって、今年やってしまおうかということなのだろうと思うのですけれど、これから冬に向けて、この工事というのがどのぐらいでできて、あるいは冬の間はどんな管理をするのか、ましてや運営中という、冬の間は閉めるとしても、運営中の管理というのはどこがやるのか、その辺の計画をお知らせください。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 本来であれば春先から実施をして、当初予算に盛り込んで実施するのが議員御指摘のとおり正しいやり方だったと思います。
ただ、また新年度予算まで待って事業を実施すると時間がかかるなと思ったのと、コロナ関係でこの年度前半というのは、あまりこの観光であったり公園に積極的に人を呼び込むということをしていなかったというのもございます。
今実施すると、今月中にはドッグランというのは設置できると思っています。公園が開設している間は、ドッグランは開放したいと思っています。冬に関しては、除雪の関係もありますので、一旦ドッグランは停止をして、また雪解けとともに実施したいと思っています。
管理に関しては、建設課のほうと協議をしながら、公園の管理と一体として進めたいと思っております。
○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) ドッグランに関しては、管内ばかりではなくて全国的に設置が増えている、これはほぼ民間が設置しているところが多いかと思うんですけれども、当然ほかで設置されている後に清水町がつくるのであれば、集客、その他が目的であれば何か特徴を出さないと、ただフェンスを張っただけみたいなドッグランだと誰も見向きもしてくれないのではないかと思いますけれども、その辺の対策は何か持っていますか。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 今回のドッグランは、大型犬と小型犬に分けた形のドッグランを整備する予定です。
近隣で、例えば鹿追の道の駅ですとか、芽室町の嵐山ですとかも私のほうで見に行っておりますが、小さなところで大型犬と小型犬と一緒に入れると、お客さんや何かに聞き取りをした限り、嫌だというお話もあります。
私どもの設置するドッグランは、大型犬と小型犬というのを分けた形で設置したいと思っているのと、特色というと物すごい設備が備わっているわけではございません。これから利用者等、聞き取りをしながら、もし不足しているものがあれば適宜追加をするという形での整備を考えています。
○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) それでは、次の事業番号07番のことなのですけれど、聞くところによるとこの方、音楽のスペシャリストであるということで、この方を要するに毎年毎年募集している地域おこし協力隊と同じ扱いでということなのか、それともスペシャリストとして招へいするのか、その辺詳しくお願いできますか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
企画課長。
○企画課長(鈴木 聡) このたび、文化奨励の協力員として任用するのは、確かに議員おっしゃるとおり音楽のスペシャリストの方を考えてございます。この方につきましては、別な協力員を募集した際に応募いただきまして、面接した際にそういうスキルがあるということをお聞きいたしました。
また、清水のまちづくりに貢献したいという強い思いもあったので、今回地域おこし協力隊を追加して、文化振興を図りたいという考えの下、提案させていただいております。
今後につきましても、その人の音楽活動の関係もありますので、可能な限り地域おこし協力隊という形での任用を考えているところでございます。
○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) 大変ありがたいことだと思うのですけれども、こういう音楽に特化されたスペシャリストの方がこんな小さな町に来ていただけるということは、協力隊員というような位置づけではなく、それなりの報酬を払って招へいするというほうが、やはりプロの方なので、それなりに気持ちの入れ方といいますか、そういうのも変わってくるかと思うのですけれども、ほかの協力隊がどうこうというわけではないのですけれども、特別扱いしてもいいのではないかという気もしますし、それを協力隊の仕組みに組み入れるというのもちょっと安易かなと思うのですけれど、いかがでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
企画課長。
○企画課長(鈴木 聡) その辺の既存の協力隊とのバランスとか制度のこともあるのですけれども、今回そういう形でスキルが高いという形の方をお願いしたいと考えておりますので、若干協力隊としての給料については高く設定する予定をしてございます。
また、今後のそのスペシャリストとしての継続性というところもあるのですが、なにしろやはり本人は基本的には音楽活動をできれば再開したいと、今はどうしてもコロナの関係でなかなか公演できないというところの中で、自分のスキルを何とか活かせないかということの中での今の判断の下、こちらに応募をいただいたという状況もございます。
今後、その音楽活動がどうなっていくかということもありますので、その協力隊として活動いただいた内容も踏まえて、最高3年間という期間でございますけれども、その中でいろいろと継続していくのがいいのか、スペシャリストとして任用するのがいいのか、あとはその文化振興という面でどういうふうに活躍をしていただくかということもありますので、相対的なもとで判断していきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) 今の答弁だと、来年120周年で第九事業やるときに、この方、音楽活動再開でいなくなるということも考えられるということでよろしいですか。
○議長(桜井崇裕) 企画課長。
○企画課長(鈴木 聡) この方につきましては、3年間というものはこちらで活動したいという強い意向を持ってございます。
○議長(桜井崇裕) よろしいですか。次に質疑はありませんか。
5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) それでは私のほうから、今ちょっと高橋議員からの質問で増えそうなのが1つあったので、おおまかに5項目、25件の質問をさせていただきたいと思います。
まず1番最初に、これは確認を含めて質問させていただきます。
まちづくり推進事務報償費211千円ですか、こちらについては先ほど、渋沢さん、お孫さんというか曾孫さんというか、渋沢健さんですね。これをさっき名前出てこないし、私の知り合いがやっている、もともと更別でやっていた熱中小学校という団体というか、そこでやっているやつだと思うのですけれど、この主催団体、主催がどこなのか。本当は一個ずつ聞けばいいのですけれど、もし分かるならすぐ主催と、あと開催の経理的な大まかな部分、向こうが何ぼしょって、こっちが何ぼしょってとかというのが、もし全体像が分かれば、口頭でいいので分かる範囲で結構です。そして主催がどっちかというのを、共催なのかどうかも含めて、その辺教えていただければと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
企画課長。
○企画課長(鈴木 聡) 今回行いますまちづくり講演会につきましては、議員おっしゃったとおり、とかち熱中小学校様の御提案に基づいて開催するものでございます。
これの主催者でございますけれども、熱中小学校と町の共催という形になるかと思います。その上で開催経費の一部を町が報償費として支払うという形でございます。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) たしか隣町、芽室町でもやられたということで、企画のほうには先に確認をさせてはもらったのですけれど、うちの町としても町民の一般参加者に関しては入場料もしくは会費というのですか、入場料というのか観覧料というのか、参加料を取られるというふうな考えがあると聞いております。
その上での相対の数字については、別に今言わなくてもいいのですけれど、たしか2千円ぐらいと考えているというようなお話を伺っていましたけれど、どのぐらいの人数の想定を含めてやっているのか。それによったら人数掛ける何ぼで大体想定できる数字になると思うのですけれどいかがでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
企画課長。
○企画課長(鈴木 聡) 今回の講演会については、議員おっしゃったとおり参加料が町民の方にはかかる形になります。今のところ、熱中小学校様との話の中では2千円程度という形で進めてはございます。
全体的には、熱中小学校様のもともとの塾生もおりますので、塾生の方はもともとの塾生の代金と言っていいのでしょうか、参加料を払っている部分がございますので、その参加料についてはちょっと把握していないので何とも分からないところではあるのですが、塾生と町民含めて多くても100名程度になるのかなと思ってはいるのですが、ただコロナ禍のこともありますので、その人数に関しては改めて詳細を熱中小学校様と詰めて、皆様にお知らせしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) ごめんなさい、マイクの使い方が慣れておりません。
中身を変えて質問します。2つ目の質問になります。
今回は、渋沢健さんという方が、当町も関わりがすごくあるという形もあると思うのですけれど、非常にこの熱中小学校さんというのはすごく頑張って、いろいろな勉強をされている。公平に、時代に即した勉強をしている。
今回、渋沢健さんだからやるというのか、それとも今後、熱中小学校さんから依頼を受ければこういうのはどんどんやっていくのだと、もちろんそういうつもりで今回付き合うのかどうなのかというのをお聞きしたいと思います。今度、渋沢健さんだから今回だけ熱中小学校に付き合うのか、熱中小学校さんから今後も来たら付き合っていくというか、一緒になってまちづくりの1つとして積極的にやっていくのかどうかをお伺いしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
企画課長。
○企画課長(鈴木 聡) このたびの熱中小学校様の提案につきましては、実は今年の春にとかち熱中小学校様がさらべつ熱中小学校から名称を変更した上で十勝管内を広域的に対象として今後は取り組んでいくと変わってきたときに、事前に提案というか協力依頼が春にございました。その中で、十勝で広域にやっていくので、ぜひとも清水町様でもサテライト校という形になりますが取組ができないでしょうかというお話をいただいておりましたので、ちょっとコロナ禍ということもあるので、今後の検討課題にさせてほしいという形で終わってございました。
その後、今回、渋沢健様が講演なさるという事業が組まれたというので、ぜひ今回やりませんかという御提案でしたので、ぜひそれは検討してきた過程もございますのでやらせていただきたいというところとなったところです。
今後につきましては、今回の事業を経験した上で、今後どのような形で取り組んでいったらいいかというのは、来年度以降検討していきたいと思います。
○5番(鈴木孝寿) 熱中小学校さんは、非常に面白い授業をやられていますので、ぜひ今後とも面白いお付き合いができればすごく町の若い人たち、または一般のいろいろな人たちに刺激になるかなと思いますので、今後とも検討していただきたいと思います。
質問を変えます。
続きまして、これもちょっと質問をいろいろ考えていたところだったのですが、ちょっと確認をしていきたいと思います。地域活性化の商品券の事業補助金の関係だったのですけれど、最初にこの説明資料が変更になったのであれなのですけれど、今回この部分については北海道のプレミアム付商品券発行支援事業補助金を活用するとあったのかな。それに対してこれ、実質的に毎年やっていましたけれど、コロナ対応だと思っていたのですけれど、コロナのいわゆる国からの補助等含めて、どういう住み分けをされているのかお伺いします。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 鈴木議員おっしゃるのは、恐らく昨年度来、国からコロナ対策の交付金が当たっているけれども、清水町としては今年度に関してコロナ対策交付金をどう充てるか。この商品券事業には当たるのかというお話であると思います。
今回、補正予算はしていません。それは、財源として国の交付金をこの事業に充てるという補正予算は組んでおりません。ただ、まだコロナの交付金が流動的ではありますが、恐らくこの事業の今ここに記載されている一般財源分には、今年度支給されるコロナの交付金を充てることができるのではないかという意味合いでの補正予算だということを御理解ください。
○議長(桜井崇裕) よろしいですか。
5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 事業シート3番の地域活性化商品券事業のこの目的の中で、当面の経済支援対策としたいと、コロナに対する経済支援と書いてありますけれど、これ以外には今のところは考えていないのと、当面ということは、要は今のコロナ状況が変わったらいろいろ考えますということなのでしょうか。
一旦、1回目、2回目の緊急事態になったり、まん延防止法とかになってきたときに、何もないときまん延防止はずっとある意味継続しているとは言いながら、やはり経済的にはもう、ここ1年半、約2年近くにだんだんなってくると、人の動きというのが大分変わるわけです。
そうなってくると、支援の内容というのも少しずつ変化がないとおかしくなってくるかな。それは、今のところはもうお金の部分でしかないのだというのか、例えばそれはテイクアウトですごい協力しているのですとかやっているのは分かっているのですけれど、それ以外、どういうふうな今、商工会も含めて、また商工観光課としてどのような今後を考えていくのかをお伺いしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 当面の間というお話から説明します。
この2年間、商品券事業の予算をまず増額しております。通常の年で行くと、年2回発行の10%プレミアムで、なおかつ発行部数も限られた中で実施しているものを、昨年度は発行総額で行きますと約325,000千円、今年度も今回の補正で約400,000千円が町内に商品券としてまかれることになります。これは、元年度が約100,000千円だったことを比較すると、コロナの最中に相当の商品券がまかれると思っています。
それ以外に、どうしても商品券だけでは事業者を特定して支援するということが難しいという側面もありますので、今回、例えばキャッシュレス化を用いて飲食店にそのキャッシュレスポイントを付与したり、あるいはこの今、鈴木議員がおっしゃったとおり、世の中というのがこのコロナ後に元に戻るかどうか分からないというおそれもありますので、そういったものを打開しようとする前向きな資金に関しては、積極的に町のほうで財政支援というのをしていきたいなと考えているところでございます。
商工会とも、この辺はいろいろとお話をして、まずは商品券事業で町の中に出回るお金の量を増やそうということ、それから近代化資金等で当面資金ショートする人たちは救おうという話。それから、前向きな業務形態等を変えて新たに商売を進めようとする人には、前向きな資金は積極的に支援しようという考え方でいます。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) これはもう、ずっとその前から議論があるのですけれど、商品券については結局生活に関係していないところ、今が一番飲食に関わる、また小売りがやはり大きな打撃を受けている。その中でどういうことができるのだろうかということで、次回が多分、飲食店向けが1枚入ったりとか。なぜ、前が入っていないのだとかいうのがよくあったのと、割合から行くと、これからどんどんいろいろな産業もおかしくなってくるから今が必要になってくるのかなは思うのですけれど、一番救ってあげなければならない、もしくは一番影響があるところに焦点を絞ったやはり計画をしていかないと、普通に生活している分でこれで使う。別に、それはそれで正しいことなのだけれど、ではコロナ対策なのですかと言ったら現実的には違うのです。
そこの住み分けだけ、今後しっかり考えてほしいと思いますけれどいかがでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 6月の定例会でもそういった御指摘を受けて、私どものほうも商工会やあるいは商売やられている方と協議をしました。
前回、発行したプレミアム商品券はプレミアム率が30%で13千組発行したのですが、特に業種を指定せずに発行しました。ただ、事業規模が大きいのでパーセンテージが低くても一定程度のお金が回るのではないかという期待は持っていたものの、やはり鈴木議員のおっしゃるとおり、私どもの思惑どおりにはお金というのはなかなか回らないということも分かった次第でございます。
今回、10月9日を予定している地域活性化商品券におきましては、飲食店の専用券というのを1千円分、それから小規模事業者の専用券というのを6千円分、それ以外の共通券というのを5千円分という形に、一定程度業種を指定した商品券の発行をしたいと思っております。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 鈴木議員、これで3問目なのですが次の質問に変わりますか。
○5番(鈴木孝寿) はい。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) それでは、次の質問に変わる前に休憩をしたいというふうに思います。再開は午後1時とします。 (午前11時57分)
○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後1時00分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 質疑を続けます。5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 午前中に引き続きまして、20ページの観光施設管理、芽室岳登山口の環境整備工事について御質問をさせていただきます。
今回、駐車場の整備ということで出ております。駐車場の整備及び今後の整備計画を教えていただきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 今後の計画でございます。現地が、平成28年の大雨台風災害以来、封鎖している状態で、ただいま建設課のほうに了解を得ないといけないようになっております。この間、昨年から国立公園化の動きが進んでおりまして、地元、十勝の山岳会等から、ボランティアで登山口等の草刈りをしたいですとか、あるいは登山道の整備をしたいという依頼を受けているところでございます。
現地を私どもも確認したところ、それらの方がボランティアで来て車を止めるのも狭いような状態でしたので、まずは駐車場の整備を考えたいと思っています。
先日、環境省の職員の方とも現地に入って、今ある山小屋ですとか、これからの整備について、国や地元がどういった費用負担で実施していくのが望ましいかという意見交換をさせていただきました。まだ、国立公園化に向けて動いている最中ですので、具体的なその財源負担等は決まっていないものの、まず駐車場の整備をして、ボランティアの方たちが入れるようにした後、新年度、国立公園化になった段階で、山小屋の整備等を国だとか地元で話していきたいと思っております。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 山岳会の方がボランティアをしたいということで申し出があった。それを受けて駐車場の整備をしていきたいという今お話でした。その後については、まだまだ計画はできていないけれど、意見交換をしながら環境省または森林管理局、やっていくというお話だったと思いますけれども、山岳会さんに対しては、山岳会さんがやってほしいからということだと思うのです、まずスタートは、その話からいくと。ちなみに、その山岳会はいっぱいあるのですけれど、どちらの山岳会なのかと。質問が3つしかできないのでかみ合わせてお聞きしたいのですけれど、僕も見てきたのです。見てきた中で、今、その駐車場本当に造るのが正しいのかどうかというのがよく分からなかったですが、そのボランティアさんが入るからということで、ボランティアさんというのは、十勝山岳勤労連盟とか、そんなとこなのかなと思っています。それは、要望書みたい、もしくは何か確約ができていらっしゃるのですよね、当然。ルートが今ぐちゃぐちゃになっているというのは、私も知っています。私も何回か行ったことありますので、それがどういう部分で、山岳会さんがやっていただけるのか、もしくはボランティアでどこまでできるのか。ボランティアですから、あんまり要求するのはあれですけれど、ただ、数台で行く分であれば全然問題なく今でもできるのかななんて思ってもいました。でも、まだ実質的な計画、ましてや災害後の非常にぐちゃぐちゃになっている状態を、わざわざ今駐車場を、多分小屋の前辺りだったと聞いていますけれど、それのやる、まず本当に今それが必要なのかなという、それが、山岳会さんの要望なのかなというのをちょっと確認したいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 山岳会から文書等で要望があったわけではございません。ただ、毎年この時期になりますと、もう少し早いのですけれども、具体的にあったのは6月とか7月なのですけれども、ボランティアで地元山岳会、先ほどおっしゃった十勝の組織なのですけれども、草刈りの機械等を持って現地に伺いたいという御相談があります。
今のところ、鈴木議員も現地に行ったのであれば御存じかと思うのですけれども、鍵をかって一般の方は通れないようになっております。ボランティアの方を一般の方と同等に扱うかというのはなかなか難しいところなのですが、機械を持って、通行止めになっているところの入口から、徒歩で現地まで行くのは大変だろうということで、まだ一般開放を決めたわけではないのですが、そういった大荷物を持って登山口に入らなければいけない特殊な方に関しては、建設課や商工観光課の立会いの下でボランティア作業をしてもらうということで、そのボランティア用の車両等を止めることができる、Uターンすることができるような場所の確保のための環境整備工事でございます。
駐車場というと、何となく大がかりなものをイメージするかもしれないのですけれども、数台、車が迂回できる程度の地ならしができればいいと思っています。その後、環境省だとか、森林環境管理局とお話をして、今、土砂が流入して使えなくなっている山小屋の整備等を考えていきたいと思っております。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) この質問で3回目です。
私が行ったときは、何人かで行かさせていただいたときは十分、多分2台、3台でも、今の状況でもUターンできる状態でしたので、そこについてはちょっと、もう少し考慮すべきかなとは思いますが、どうでしょうか。これ1つ目の質問としての最後になります。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) たまたまなのですけれども、私どもも、もうこれで3、4回現地に行っているのです。一般の方の受入れというのは、鍵をかっているので受け付けていないのですけれども、測量をするための国から委託をされている事業者でしたり、あるいは私どもだったり、そこに例えば山岳会の人たちが入るとなると、今でも3、4台ぐらいはうまく切り返せば止めれる状態なのですけれども、もう少し普通のボランティアの方でも駐車できるようなスペースを確保したいというものでございます。
まだ国立公園化も決まっていませんし、山小屋の整備についても決めていないので、本当に簡易的なその場所の整備だということを御理解願いたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 簡易的でも十分止められたなという印象がありますので、そこは指摘したいと思います。
次の質問に行きます。
同じく、今回計画が特にないのだよという話でした。補正予算というのに計上するというのは、やはり緊急かつ何か、本当に突発的な部分だと思うのです。30万だからいいだろうとかという話も当然、金額にもよしあしはあるのですけれど、あそこを見てきたら、今やっても現実的にはどうなんだろうという、まず、なぜこれが、そもそも補正予算なのか。計画がないです。その後まだ、今聞いたら意見交換している最中であって、ちょっと何かがちぐはぐな部分が、何かがというか、まず何の打合せまだ終わっていないし、どういう方向性にする計画は全くない中で、登山道を整備したいというボランティアさんがいるから、そこの駐車場を何とかしたいなという話なのですけれど、だったら当初予算でいいだろうという話はするのです。でも、なぜ今回緊急的に補正を組んだのかという、まず補正に対する考え方というのを、これ商工課長言うよりは、これ総務課長が答えていただくとか、または副町長教えていただければと思いますけれど、まず、補正予算で今回緊急的に上げる理由、駐車場も、3台、4台、5台入ると大変だと思いますけれど、2台、3台ではまず余裕だと思うのです。申し訳ないですけれど見てきましたので、それで、三十何万だからいいとか悪いとかではないのですけれど、何か、ちぐはぐな計画の中でやっているというのがちょっと思うものですから、これがどうして、今補正に上がってきたのか御説明いただければと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。副町長。
○副町長(山本 司) 山小屋です。私どもも1度現地を見ております。通常の人は、先ほど商工課長が言ったとおり行けないのですけれども、一部鍵で行けないのですけれども、最終的には関係者だけ行って、山小屋あるところで迂回して帰ってこれるといった状況でございます。
議員おっしゃるとおり、計画がはっきりしていないということでございますけれども、私どもとしては、今ある山小屋を生かして、将来的に活用していきたいという思いは持ってございます。それで、工事車両等も、今後行ってそこで旋回して帰ってくるといったことも、当然視野に入れてございます。最終的には、環境省なり森林管理署と協議して、今後の山小屋の在り方、登山ルートの状況というのを決めていくことになるのですけれども、議員、2台、3台は今のままでも十分Uターンして帰ってこれるといったことはお話されましたけれども、ちょっと危険な状況もありますので、少し安心して通っていって、迂回して帰ってこれるといった部分で、工事車両、普通の乗用車だったら特に問題もないのですけれども、あそこの岩なり土砂というのですか、堆積している土砂を地ならしをして、使いいいようにしたいといった状況から考えると、今、天気のいいうちに、今年の秋、冬になる前に整備をして、次年度以降、さらに整備に向けて着手していくための前段の補正として、今回計上させていただいたということで御理解を頂きたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 鈴木議員、3問終わっているのですけれど、今違う形の中で補正に関する質疑と考えてよろしいのでしょうか。いいですか。2つ目行っているのですけれど、関連しているのですけれども、違う質問と捉えてよろしいですか。5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 整理しますと、最初のどのような計画を持って整備計画としているのかというのが、一番最初ので、それは終わりました。今は補正予算の緊急的に使い方にとってどうですかということで、これが再質問になります。
今、副町長言われましたけれど、いや、この後、もう一つの質問の中でも入ってくるのですけれど、実質9月今やって、入札するのか、これは入札までの金額ではないのであれだと思うのですけれど、10月からやれるようにしたとしても、あそこ山沿いですから、実質1か月間あるかないかだと思うのです。そのためにやるのですか。だったら、新年度でなぜやる。これ反対するわけではないです。だから、緊急なのと、どうせあともう1か月で使えなくなるのです。除雪しないのですから。だったら、今やる理由は何なのだろうと逆に思ってしまう。そんなに急いでやることなのですか。この間、5年間も何もしなかったのに。
それで、今、工事車両といいますけれど、ボランティアが入るから工事車両ではないのです。ボランティア車両なのです。ボランティア車両であれば十分転回できると思います。
その次の質問になってしまうのですけれど、今ここにかけるのだったら、もうちょっと計画的にしていただいた上で、補正という形ではなくて、三十ウン万円だからいいというわけではないのですけれど、1か月でもう雪で、雪の下になったら行けなくなるのに、今やるの。何かこれもったいないというか、ちゃんとだったら計画したりとか、先ほどの森林管理局、さらには環境省としっかり打合せした上でやられるのがベターというか、一番いいのではないかなと思うのですけれど、どうでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 副町長。
○副町長(山本 司) 議員おっしゃっているのは、ボランティアの車両が入っていったときには十分そこで折り返して帰ってこれるといった部分でございますけれども、あの部分、山小屋周辺の凸凹の部分をやはり平らにしたいというのは一つの目的です。というのは、先ほど草刈りとかというのもありましたけれども、実際山小屋の中に堆積している土砂等の一部除去等もボランティアの中でやっていただける可能性もないわけではないので、そういった部分でもお願いする意味で、山小屋周辺の土砂の撤去等も含めて、安心して旋回できるようにさせていただきたいといった部分で、当然工事車両は必要になりますので、そういった部分で早めて、新年度でもいいのではないかと言われますけれども、新年度だと雪解けして、また何か月か後に行ってならして、その後、山小屋の再整備ということになれば、やはり遅れてきます、後ろ後ろに。そういう意味で、私どもは、現地見た段階では早く補正予算で計上させていただいて、整備をしてまいりたいといった考え方でございます。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 2つ(マイク中断)、今、おっしゃられているのも分かるのですけれど、でも、僕は基本的に整備すべきだと思うのです。でも、もう1か月で雪の下になるところに、今わざわざ、そして、計画もないわけです。工事車両と言っていますけれど、最初の提案はボランティアですから、工事ではないです。
そこでいくと、ちょっと関係課ともそれぞれ打合せが終わっていないのではないかなと理解をさせていただくのですけれど、どうでしょうか、それは、工事車両が入るためにやるのですか。これ工事として出さなければならないし、これは違います、駐車場ですよね。駐車場を造るなと言っているのではないのです。駐車場も造るのは、まだほかにもいっぱい飛んでしまうからあれだけど、駐車場はいいんです、造っても、全然造ってならしたほうがいいし、分かるけれど、1か月後、そして、草刈りというけれど、秋になったらもう草刈らなくていいのです、正直いえば、山ってそういうものです。春、夏です、ずっと。
だから、僕も山を30代までやっていましたので分かるのですけれど、今そうなのかなと。それ本当にどういう打合せとどういう要望を受けてどうしているのだろうと思ってしまうのです。これ2つ目の最後の質問にしたいと思います。どうなっているのですか。答えられます。答えられないなら答えられないで結構です。
○議長(桜井崇裕) 答弁できますか。商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 鈴木議員のおっしゃるとおり、計画的でないというところは、そうではないとは言うつもりはなくて、確かに、私もこの間、国立公園化に向けた動きが、ここまで盛り上がっていろいろな方から問合せや現地を見たいというものがあるとは思いもよっていませんでした。私は、4月から商工観光課を担当しているのですが、もう6月ぐらいから、今鈴木議員おっしゃるとおり、雪が解けると同時に、山を登りたいという方が一定程度いらっしゃって、問合せがとっても来ます。建設課は建設課のほうで、まだまだここは一般の方に開放するわけはいかないからという話で、建設課ともこの間協議をしているところでございます。ただ、山登りをする方は、たとえあそこが通行止めになったとしても、歩いてでも、そこの整備をしたいというお話もあって、本来でいけば、そういったことが計画的にできればよかったのですが、その点に関しては計画的でないということは、ここで謝らなければいけないと思うのですが、できるだけ早くそういった方の要求に応えたくての最低限の整備であるということを御理解頂きたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 質問変えます。同じ観光施設費、登山口の整備なのですけれど、先ほど山小屋の話も出てきました。山小屋、うちも少なくからず建築をやっておりますので、もう基礎がむき出しになってちょっと斜めになったやつを、これ使えるかといったら使えません。公共施設として、あれすごく立派だからあれは流れなかったのだなと思っております。あれを動かすのだったら、本当にクレーンでも動きません。無理です。ということは、もう私が見た瞬間、いつ解体するのだろうという、しかも多分出ないと思うのです。あそこ両サイドともにもう水が流れているのです。下も当然えぐられているのです。これを再利用するというのは、公共の立場としてはいかがなものかなと思うのですけれど、これ建設課として使う気でいるのですか。これこのまま使えます。一般論からいうと、これ絶対使えないです、どう考えても。仮設の小屋なら別だけれど、山小屋は、あの山小屋、さすがにあれだけ傾いてしまうときついかなと、私は判断したし、写真を見せて、うちの一級建築士にも見せたところ無理という話がありましたけれど、それを無理くり使うというような考え方は、今あるかないかだけで結構です。ちょっと難しいのなら難しい、検討するなら検討するで結構ですけれど。
○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。建設課長。
○建設課長(内澤 悟) 今の質問なのですけれど、山小屋自体、今の現状の中で、そのまま現状ではなくて、ある程度改善した中で使用することが可能かどうかというお話だと思います。
私も、28年災害復旧という形の中で道路等々という形の中でいろいろなことを見させていただきました。私的には、今の状況というか、流された状況、あれは危険な部分という形の中の認識はしているところでございます。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) あんまり何度も言って、こんなとこで引っかかりたくないしあれなのですけれど、何か言っていることがあれだなと思います。
もう2点ほどあります。質問変えます。
途中まで仮設道路です。仮設です。工事用仮設、治山工事の仮設だなというのは判断をさせていただきました。途中には、仮設のカルバートみたいな水路、水流してやっているやつがあります。
仮設の道路を行き来させて事故が起きたときの道路管理者の責任というのは、個人なのか、それとも、仮設道路内での往来を許可した場合の事故、これはもう個人のものなのですか。それとも、そう危ないよと。ちょっと雨降ったらずずっといくよ、あの道はという道なのですけれど、それでも何かあったときは本人の責任ですか。それとも、注意喚起していれば、行った人の責任ですか。そこには駐車場ができました。さあ行きたいのです。仮設道路を一般論として自由に往来をさせることは難しいです。仮設道路はあくまでも仮設道路なので、そこのところで、仮設だからこそ、今やばいよこれはという指摘をしたいのです。やばいよという言い方はちょっと議会にはそぐわないので訂正させてもらいますけれど、まずいよという指摘をさせていただきますけれど、あのままやって何か事故があったときに、例えば、ボランティアの方も同じ道路走っていくわけです。だったら、もうやはり打合せが終わっていない。多分治山工事はもうすぐ終わるはずなのです。たしか僕何月と見ていたけれど、ちょっと忘れてしまいましたけれど、それからでも遅くない、イコール来春にしたほうが事故が起きないし、リスクを低減できるのだったら、そっちを僕は選択すべきだと思うのですけれど、最初の質問、仮設道路は簡単に、本来は入れたくないよなというような道路管理者としてはどういう考え方ですか。気をつけていく分にはしようがないというのであれば、それはそれでいいのですけれど。
○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。建設課長。
○建設課長(内澤 悟) 仮設道路でございます。実は、28年災害時に、町の管理している部分、そこもやられております。そちらに関しましては、令和元年度終わってきております。
それと、あと今の仮設道路と言われている部分、多分なのですけれど、治山事業の中で、今工事をやっておりまして、なおかつその区間が国有林地にないという形になっております。道路自体は、併用林道ということで、町道と林道の併せというような状況にはなっております。
今現在のところは、ある程度の自分たちの作業だとか、そういうものをいけるような形の中で、仮設道路という位置づけの中で通ったりしているというのは現状でございます。
あとは内容というか、どうしても行かざるを得ない、そういうものに関しましては、建設課としても、測量だとか、公共測量等々というものに関しましては、許可を出した中で、車の往来というか、それをさせているのが現状でございます。
あとは、その内容的なものになるのかなということで、私は思えるところでございます。だから、全く仮設道路だから行ったら駄目だよという話ではなくて、その内容によって、管理者がある程度判断をして、通れるような形の中で通っていただくと、気をつけて通っていただくというような形の中で考えているところでございます。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 反対するものではないのです。でも、もう1か月で雪の下になって何の作業もできない。だから、来年の春のためにやるのだと言っているけれど、そのための計画が全く見えない、打合せも終わっていないというからこそ来春でいいのではないかというのが心情です。
質問を変えます。ちょっと大分2つ目、3つ目は同じような質問をしていますので、最後というか、まず、その前に、あと現場に行ったときにやはりたき火跡があったりとかするわけです。山のモラルとしては、たき火をなくすというか、ちゃんときれいにして、ほかの人が分からない、もしくは環境に悪くないようにするというのが基本、山登りの基本なのです、モラルなのです。それがちょっとなっていないなというのと、ちょっと覗かせてもらったら、やはり小屋も使った跡がありました。これもやはり小屋で、さっき使える使えないという話もあったけれど、僕は使えないと思っているけれど、今ある小屋の中で事故が起きたときに、今の答弁もおっかないのです。使えるのではないかとか、僕は使えないと言っているけれど、その答弁も含めて、やはり整理整頓はもう一度しなければならないなと。
さっきに戻ると、マナーとモラルをしっかりとする、駐車場を造るよりも、呼びかけ看板のほうが今のところ必要なのかな。
あとネットで見ました。上のほうに行ったら、熊がブドウみたいなのを食べたのだよという跡があったとかと書かれているし、あそこは物すごいヒグマの生息地です。ヒグマ危険とかという、今は駐車場よりも、本当に第一優先するならば、今必要なのは、冬登山もあそこありますから、であれば、看板とかで注意喚起をして、あとモラルを、今こういう状態(マイク中断)来春ぜひに変えてもらうことでは可能かどうか、そっちのほうが先かなとは思うのですけれど、いま一度答弁をお願いします。
○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 分かりにくいかもしれないですけれども、一般の開放は、今建設課長も言ったとおり、僕らもまだまだ先の話だなとは思っています。あそこの鍵を自由に取り外しができて、一般の方が登山をできるようにするということは当面まだ認められないなと思っています。というのも、鈴木議員がおっしゃるとおり、あれを道路管理者や町が自由に行き来することを認めるには、まだ危険だという認識は、それは鈴木議員と私どもも一緒でございます。
今回は、鍵はずっとかけっぱなしでございます。もちろんボランティア車両がそこを通るにしたとしても、危険が伴うことは事実でございますので、私どもや建設課の者が立会いの中で、そこの作業等を行ってもらうということを条件にあそこを開放するということであって、一般の方を自由に行き来させることでないということは申し添えたいと思います。
あと何度も御指摘されているのですけれども、計画的でないという話は言われると、おっしゃるとおりのところもございますので、早急に新年度の予算に向けて、あの山小屋をそのまま使えるのか使えないのかということも専門的な見地から検討した上で、これからの使い方というのを考えていきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 観光施設費の関係の登山口の質問はこれで最後にしますけれど、話合いができていない、悪い言い方したらごめんなさい。話合いができていないし、ボランティアではなくても、みんな今鍵のかかったところまで車で行って、そこから4キロぐらい歩くわけです。だから、一般開放していないといったって、もう一般開放されているようなものです。山登りしたい人は3キロや4キロ普通歩きますから、全然問題なく歩きますので、それはそれなのですけれど、であれば、私の中では、これは賛成しかねるので、できれば取下げをしていただきたいなという要望をして、その回答をもらってもしようがないので、次の質問に移ります。
次の質問に行きます。
同じく公園管理費のドッグラン設置、これも同じです。ドッグランの部分を質問したいと思います。
ドッグランも先ほどの説明来あるように、すごい清水で造ってくれないかという話がいっぱいあります。私のところへも来ています。たくさん来ています。ここは、百五、六十万だったと思うのですけれど、9月のこの時期です。10月に入るか入らないか、もしかしたら10月の頭ぐらいまで工事をやって、11月の中ぐらいになったら、10月、11月雨が多くて、また雪が降って、またなくなるわけです。というか1か月ぐらいです、実質、できるのが。だったら、これも、そんな早急に、今、1か月のため、そして、残りずっと3月、4月まで雪の下です。ではなくて、例えば、ここに何を造るのかも、看板設置するのかも全然分からないのですけれど、そのぐらいの何かあってもいいかなとは思ったのですけれど、全くない中で、また降って湧いてきているではないですか。これ、なぜ今補正なのと、そんなに緊急だったのですかという質問をしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 先ほど高橋議員にも同様の質問をされて、本来、当初予算で計上し、使える期間が長いほうが予算としては好ましいというか、そういったルールで予算というのは上げるべきでないかというお話をされました。私もその点に関しては反省しなければいけないと思っております。ただ、年度内で事業を考えると僅かあと1月と話になるのですけれども、今整備しておくと、春先の工事期間というのが短縮できて、春先からドッグランを楽しむお客さんの需要に応えられるという利点もございます。
それから、今、鈴木議員がおっしゃったとおり、需要は物すごく感じます。私どものほうにも、清水公園とてもきれいなのに、そのドッグランの整備をしてくれないのかというようなお問合せだとか、先ほど申しましたように、キャンプのアンケート等でも出てきているというのもありまして、緊急というよりは、要望があったときに迅速に動いたほうがいいということで今回計上させていただきました。
本来であれば、当初予算に計上して、こういったことを積極的に取り組んだほうがよかったかもしれないのですが、御存じのとおり、これは言い訳になるかもしれないのですけれども、コロナ等でなかなか観光という人を集めるという事業を積極的に当初予算に計上しにくいという事情もございまして、この時期、当初予算で上げ切れなかったものを上げたということで、御理解を頂ければと思います。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) そのときいたかどうか、去年、一昨年の予算委員会で修正をしました。そのときの文言の1つにあるのが、計画的でないのだよねと。清水公園のいろいろな計画をするにしたって、単発でどうしたいのというところをやったけれど、なかなか理解ができなくて、あのときは修正をさせていただいたという経緯があります。
要は計画を持って何かをやらなければ駄目ではないのというような意味合いなのですけれど、今回も、これも分かる。ドッグランを設置したいという声もたくさんあるしいいのですけれど、例えば、先ほど高橋議員の質問の中でも管理はどっちがするかまだ決まっていないという、今さらここで、補正で計画性もない中で出したのではないのかと思うところの、同時にまだ運営も決まっていない、どういうふうにするかもまだ決まっていないというような、先ほど課長から発言がありました。計画なかった上で、まだ計画練っていないのかいという指摘をしたいのです。ということは、最終的には、あまりここで言ってもしようがないのですけれど、春でいいのではないですか。今急ぐ、そして、1か月ぐらいしてもう雪の下になる。どうなのでしょう。何かが、ちぐはぐではないかなというところを指摘したいと思うのですけれど、いかがですか。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 私の説明の仕方が悪かったかもしれないですが、管理は建設課で公園管理をしているので、今までどおり、公園の管理の一部として建設課が管理をいたします。ドッグランの上に入るであろう芝生ですとか雑草ですとかというのも、建設課と協力しながら、公園整備の一部としてやっていきたいと思っております。
計画的かという御指摘は、こちらも反省しなければいけないことがたくさんあると思います。もともと清水公園のその整備に関しては、先日、所管事務調査等でも御説明申し上げたかもしれませんけれども、もともと2年前に清水公園の再整備計画というのがございまして、それでいかに清水公園というのを有効に活用しようかというお話があったところでございます。
先日のアウトドアのキャンプ事業ですとか、そういったことも、その町民の清水公園を有効に活用して、住んでいる人も、訪れる人も喜ぶ公園を造ってほしいという希望をかなえるということから実施したものでございます。
今回のドッグランも、唐突に見えるかもしれないのですけれども、清水公園の再整備の一環として、皆さんに喜ばれる機能というのを、できるだけ早くということで補正計上したものでございます。本来でいけば、それを当初予算に盛り込めばよかったという御指摘は、もちろん指摘のとおりだと思うのですけれども、そういった事情も勘案の上、御理解頂きたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) では、それに関連することで質問を変えたいと思います。
事業シートの目的の中で、清水公園整備検討委員会が設置されと書いてあります。そういう答申もあったし、さらには、清水公園のトラックマーケットを令和3年、今年からやり始めて、キャンプもやり始めて、その利用者からの多くの好評を得た上でというような書き方しているのです。
公園整備計画、これはくるパというのがあると思います。くるパの中にも、多分設置するとこはサルビアさんの裏ぐらいになると思うのですけれど、ここ何造る、なっているか知っています。これは、元気広場なのです。元気広場だから駄目だと言っているわけではないのだけれど、基本構想は出来上がったよ。だから、基本計画をつくってくださいよという段階で2年前の予算委員会でちょっととまっているはずなのです。それは、多分承知しているかどうかは別として、ここ、目的には基本構想ももう書いてあるみたいなことを書いてあるけれども、思いは書いたのかもしれないです。
ましてや、またこれ文を令和3年度よりトラックマーケット、今年やりました。去年はコロナでやっていません。一昨年は清水公園フェスティバルの中でトラックマーケットやっていました。ということは初めてではないのです。
2年前にやっていても、そういう言葉が出てこなかったわけです。ただ、そのときはコロナではなかった。だから、コロナの中でいろいろなことがあってこれをやりたいのだというのは理解するのですけれど、すごく言っていることと、今出してきた、例えば、この清水公園再整備検討委員会でせっかくつくってくれたくるパ(仮称)、これの意識と大分かけ離れているのではないかなという、大分はかけ離れていないにしても、何かが違うかなと。
反対するわけではないのです。どっちにしても、この運営は建設課でやる。ただ、これ指摘したいのは犬飼ったことあります。今も飼っています。ですよね。ドッグラン、やはり毎日、ふん尿、おしっこはある程度いいと思うのですけれど、ちっちゃい子供が入るから毎日のように、大きなほう、犬の大便のほう、やはり置いていく人いるわけです、どこでも。そして、やはり子供が、清水公園はちっちゃい子から大きい子までということだから、やはり日々の管理が必要になってくる。それは誰が責任取るのだろうかと、じゃあ建設課で責任取ってくれるのかい。それとも、事業主体の商工観光かい。そこまで多分話していないと思うのです。でも、もうやるのは、やるとしたらもう来月、今月末、もしくは来月の頭です。そこも決まっているのだか決まっていないのだかよく分からないけれど、だから、反対はしないのだけれど、当初予算、来年にやって、もっとしっかりとした計画の中で、全体の計画をつくれと言っているけれど、ドッグラン自体は反対するものではない。けど、やって1か月やって、すぐまた雪の下というのは、もうそこだけが引っかかるのです。だったら、なぜ6月に上げてこなかった。それは声がようやくしたからと。6月、7月、8月にキャンプとかやって、そういうところの感想をもって、今回急きょ出したというのは分かるのですけれど、ちょっと早過ぎないか、検討をちゃんとしていないのではないかとしか思えないですし、これ自体造ることに反対はしないけれど、今回は取り下げて、3月の当初予算にされたほうが、私はいいと思いますが、それは質問とします。
○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 先ほど鈴木議員が私のほうにお示しした清水公園再整備基本構想、くるパ構想というやつは、私どもも今も参考にしながら進めております。私、そのとき商工観光課長ではなかったのですけれども、議会のほうでも、このくるパ構想というのを基に基本計画をつくるという予算に対して、体育館のその後の動きも決まっていないので、もう一度慎重に検討したほうがいいのではないかという御指摘を受けたことも十分御理解しております。
そういった中で、じゃあ体育館が移転するまで何も取り組まないかといったらそうではなくて、この間、商工観光課と建設課、まだ、私、商工観光課長になる前ですけれども、協議を当初予算や何かに向けて重ね、できるところから手をつけていこう。それでいて、このくるパ構想というのがないがしろにされないようなことをやろうということをしております。
今回実施するのは、図面、皆さんにお配りしていないので口頭で説明しても分かりにくいかもしれませんが、サルビアから駐車場と逆側に向かって造るところでございます。もともと元気広場というところと重なっているということは重々承知しておりますけれども、この元気広場で新たなことをやるときにできるだけ邪魔にならないというか、支障にならないような形で整備できたらということ、それから、サルビアで休んでいる方がドックランで犬を放しているところを見ながら休んでもらえるようなことを、意味を持たせて実施するものでございます。わずか2か月という話は、私も重々そこは反省しますし、本来でいけば6月に開けたほうがさらに充実した使い方ができたかもしれません。そこは、率直に反省申し上げたいと思います。何とか清水公園を有効利用してほしいというのは、唐突に出てきたお話ではなくて、何年も前から、町民だったり町外の人たちから出てきたお話でございます。そういったことを、ぜひ、今はコロナで大々的に清水公園にお客さんを呼び込むというイベントだとかができない中で、少しでも清水公園を有効に活用していただきたいという思いから、今回のタイミングで上げたということを御理解願いたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) すごくわかります。僕も造ったほうがいいと思っています。ただし、なぜこんな9月の補正に上げてくるのというのだけですよ。だって半年雪の下ですよ。今造っておけば来年の4月、5月にはすぐ使えますというのは、別に4月にやったっていいわけでしょ。ゴールデンウィーク前までに開通できれば本当にみんな、そのぐらいからだね、人来るの。今だったら、例えば入るとこ自販機あって入りづらいわけですよ。自販機もよけるとか、何とかって当然やらなければならないし、そういう話はきっとないだろうななんて思いながらそこを見てきました。これは要望するわけではないですけれど、今回、これもぜひ一考を願いたいなと思っています。今日補正ですから一発審議になっちゃうけれど、休憩でも取って、僕は、このままではやはり実際の計画というか、全く思いつきで先ほどの登山口もそうだし、こっちも、やっているなとしか、町民にも説明できません、僕も。そこは御理解、この後は御理解いただきたいと思います。一応指摘をさせていただきたいと思います。
質問を変えて、これが最後になります。最後の項目です。
文化芸術事業協力員設置事業です。これもいま一度、何かさっき、私、質問これで最後6つぐらいあるのですけれど、高橋議員から指摘があって、知らなかったです。もう決まっているのですね、人は。これ、事業が始まる前に決まっているのだ、それこそ追認してくれということなのですよね。そうなってくると質問の中身が全部変わってくるのですけれど、当初の質問したいと思います。これも、今、前田課長のとこに質問したのと同じなのですけれど、なんで当初予算に入れなかった、これ総合計画の中とか全く触れていないのではないかなという運営していた上で必要になったので、例えば、事業シートの中ではいろいろ書いてありますけれど、これ、もともと総合計画の中にも入っているのですか。こういう人材を設置して運営をしていくという考え方は今まであったのかなかったのかを聞きたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
企画課長。
○企画課長(鈴木 聡) 今回の協力員に対する人材の総合計画上なのですけれども、この文化振興という面での振興策については総合計画に載せて取り組んでいるところでございます。ただ、その中で具体的に人材を充てた上で具体的な施策を行うとなっていないというのも事実でございます。ただ、事業を取り組むに当たって、やはり人材がいたほうがよりよい施策に取り組まれるというような判断のもと、今回協力員としての追加というか、数を増やしながらの中でやっていきたいと判断したところでございます。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) なぜ計画にないのをやるのだ、今何かよくわからない答えでしたけれど、せっかく応募してきてくれた人が優秀だったというのですよね、きっと。それならオッケーですよ、ある意味。オッケーなんだけれど、やはり、でも、これ、清水町という民間会社がやっているわけではなくて、こういうのをやったら、やはり嘘でも募集かけないと、僕はこれ3月の予算委員会でいろいろな地域おこしではないけれど、いろいろな退職者が配置したときに、公募しないのですかと言ったのですけれど、これ公募しないですよね、結局。音楽家は今すごい大変なのですよ。それは私の友人の音大出身者の方にもよく何人かに聞きましたけれど、就職先がない、本当に大変なのだと。本当に食べていくのも大変なのだ。今まで働いている人も全然仕事がない、その中でやはり何かできないか、本当に食っていくことができないかということで自分の能力を発揮できるところにちょうど清水町があったとするならば、それはそれでハッピーなことだし、すばらしいことだと思うのですけれど、だったら、決まっているような言い方だったから、これ以上の質問難しいのだけれど、これは、難しい質問になります。史跡管理と町内外の郷土文化史跡の管理と第九合唱を中心とした音楽の文化づくりに寄与してもらうみたいな感じで書いてありますが、もう一人ぐらい採用したらいいではないですか。もう一人ぐらい本当に計画を持って、音楽と史跡は、文化系、どちらも文化だけれど、ちょっと分野違いますよね。まるっきり。郷土資料というか、郷土の歴史をやるのと音楽はまるっきり同じ社会教育の中でも分野が違うと思うのです。それを担当させるというのはすごくあれなので、もうちょっとこれ、ないですか、運営の仕方とか。質問も僕もどうしようかってさっきからずっと悩んでいたのですけれど、まずは、決まっているのだったら、それに対する、どういうふうにしゃべっているかどうかって、そんな先に決まっていると言ってよかったのか、悪かったのかも含めて、まずちょっと整理します。先に決めて出すというのは、例えばこれの予算は、予算というかお金はどこから出てくると思いますけれど、地域おこし協力隊のつくり方の中で、面接ありきではないけれど、人ありきのこういう事業をつくったというのはいいの。だってさっきそういう質問になってそういう回答になってしまったから、これ、ルール的にはオッケーですか。
○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。
副町長。
○副町長(山本 司) 地域おこし協力隊として、当初は、企画課に地域振興のための協力隊1名を募集しますよということで、これは全国に公募をかけました。そして、応募が1名ありました。その1名を面接して、採用して、実際企画課に1名おります。そのときに、期限が切れたとき、応募締切りの期限切れてすぐこの方が応募をされたのです。うちの町に。期限切れなのですけれども、応募されてきたのですよ。そして、履歴書等、あと個人と電話でのやり取り等行った中で、芸術文化にたけた方で、知識、経験を有しているということで、どうしても清水に行きたいのだという思いが強くて、いろいろやり取りをさせてもらって、町としても、その方の知識等を生かした中で、第九の合唱120年事業もございますし、社会教育課に配置した中で、それだけということではなくて、幅広い意味での郷土史の関係の事務だとか、あと、幼稚園、小学校、中学校の合唱なり吹奏楽の補助的な指導等もお願いできるという部分で、経験がございましたので、ちょっと予算と後先になってしまうのですけれども、今回予算計上して、この優秀な人材をぜひ確保してまいりたいといったことでお願いした次第でございます。
○議長(桜井崇裕) よろしいですか。5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) あと、本当にこの分だとさっき言ったように6つぐらい質問があったのですけれど、そうなってくると全然質問の内容も違うし、どうしていいのですかね、どうして判断していいかもわからないです。やっていいですか、公募していますではなくて、もう決まっています。いいのですよ、すごい優秀な人だったら、でいてほしいなと思っています。これをもしかしたらネットで見ていて、もう清水来ないなんて言われても困るので、あんまり言わないのですけれど、この質問を終えて最後、全体として、これもそうなのですけれど、結局計画って何なのですか、皆さんにとって。議会さえ通せばいいのですか。僕はそこを問いたいと思います。
町長、その答弁をもしよろしければ、臨機応変にやるのも確かにそれは政治の仕方だと思いますけれど、臨機応変、今の最後の文化芸術のやつはもしかしたら臨機応変に当たるかもしれない。でも、それ以外については、ええ、臨機応変ではなく計画に基づいていない、共通して言えるのは、計画に基づいていないのですよ。でも、そんな四角四面なことを僕は言いたくないし、全部を反対するなんて言うことはしたくない。でも、ちょっとおかしいですよね。ここ、なぜこういうような出し方をするのかなというのが僕は本当に疑問です。計画に基づいて我々もやらなければならないし、それに対しての責任も負っているのですけれど、今回も責任を負わなければならないのですよ、これ賛成したり反対、どちらにしても。でも、こんなにしつこく補正でやることなんかないのですけれど、指摘するのは、やはり計画とか、そういうのは大事にしないと、今後、そういうたがが外れると、何でもオーケーになってしまう、そういう運営で本当にいいのですかということを最後の質問にしたいと思います。町長、答弁よろしくお願いします。
○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。
副町長。
〇副町長(山本 司) 今議員から、計画に基づいてやるべきだと、当然そうでございます。清水町としましても、総合計画に基づきまして、基本構想、基本計画、実施計画とございますけれども、基本構想、基本計画の柱には基づいて、実際それを各課題を解決するために、各施策を組んで予算化をして、皆さんの議決をいただくというのが当然でございます。どこまでが大きなものとして捉えるか、あとは、小さなものとして捉えるかは別にそれぞれの物差しがございますけれども、町としても、大きな部分については当然計画にのっとって進めてまいります。そして、課題解決するために、様々な施策、方策がございます。その中で何を選択するかは、具体的な予算、補正予算、当初予算含めまして、予算計上して、その都度皆さんにその目的を御理解いただくよう説明申し上げて、実際予算計上してまいる考えでございますので、決して計画をないがしろにするといったことは当然考えてもございませんし、今後も計画に基づいて、ただ、その計画が全て細かくつくられているわけではないので、その部分は、若干無謀だと言っている部分もあろうかと思いますけれども、その辺は今後とも十分注意して、予算計上してまいりたいと思います。どうぞ御理解くださいますようお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) しつこいのであんまりやりたくないですけれど、この中で言ったら本当に芽室岳登山口とドッグランの関係、本当はこれ文化芸術もと思うけれど、言わんとすることもわからないわけでもないし、人も絡んでるし、約束も多分しているのでしょうから、それは今回あれですけれど、やはりおかしいなと思ったところは、取り下げることは考えていないのかな、できればここ2つだけ本当は議員提案すればいいのですけれど、そういう時間もないですし、この部分、ちょっとこのままでは、どうしても賛成しかねますので、組替えするなり、もしくは、ちょっとそちらで考えていただきたいなと思いますが、何かどういう質問かよくわからないですけれど、ちょっと今この2つは特に、金額が小さいから大きいからではなく、ちょっとやはり計画、僕のずっと言っている計画と計画に対しての予算組みというのがちょっといい判断はできない、そちらにとっていい判断はできない。僕は町民にとっていい判断をしていきたいと思いますが、最後、もしこれに対して回答があれば、お願いします。
○議長(桜井崇裕) 答弁、副町長。
○副町長(山本 司) 私どもも今回補正予算を計上させてもらいました。これも、町の課題解決のため、町民の皆さんのためによりよい方策として、今回補正予算を計上させていただきましたので、私どもの思いも御理解をいただくよう重ねてよろしくお願いいたします。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。
9番、中島里司議員。
失礼しました。中島さんの質問を受ける前に休憩をさせていただきます。再開は2時15分とします。 (午後2時02分)
○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後2時15分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 質疑を受けます。
9番、中島里司議員。
○9番(中島里司) 私は、補正予算の20ページ、そして21ページについて、大きなところで2項目、それらについてそれぞれ3点程度ずつ質問をしたいと思います。まず、20ページの芽室岳の登山口の関係、これ、私昔登山して、すばらしい山だと認識しています。山小屋の予算云々って、全員協議会でもお話聞いて、正直言ってうれしかったのです。ところが、うれしいものですから現地へ行きたいということで行かせていただきました。すると、そのときに金額云々というのではなくて、登山道というか、登山の登山小屋を含めて、駐車場も大事ですけれど、小屋も大事だという、私はそういう意識を持っています。そんなに山登ったことないですけれど、何か所か昔登った経験から、山小屋の必要性というのはものすごい大事なのです。今、特に新聞等でも近所の隣町の登山について、環境問題もすごく人が増えれば増えるほど環境問題は必ず出てきます。だからそれも、実際にスタートしてからいろいろな方から言ってから対応ではなくて、総合的な考え方をして、町民そして、登山家、愛好者の方々に示していって、芽室岳のすばらしさというのをやはり訴えていくべきだろうと、そうすると、ここのシートで書かれている本町の観光の1つの施設として、大きな役割を果たしてくれると私は思っています。それからいくと、何かいろいろやり取り聞いていますと、ちょっと疑問ばっかりが出てきたのですけれど、まず、この事業シートの中で、これ、私ちょっと認識がないので、この文面の中で、日高山脈襟裳地域と書いてありますけれど、国定公園これ町長に聞いたらわかるのかな、十勝をどっかに入れてくださいってやっていますよね。これ仮称でしょ、だから。それについて、まずお答えいただきたい。
○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。
副町長。
○副町長(山本 司) 現在ここに書いてある名称ではないです。今、仮称で十勝という名称を入れていただくように、十勝と日高の関係する町村において、要望している最中でございます。
○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。
○9番(中島里司) これ、決定ではないようですから、あれですけれど、ぜひ、私も報道関係でしか見ていませんけれど、やはり十勝、意外と南のほうでいろいろあれですけれど、清水町から見る日高山脈というのは登りやすいのです。登山しやすいのです。それと、先ほども出ていましたけれど、熊は当然日高山脈には、熊という問題があります。私、何となく意識しているのは、なぜかこちらの熊は人間を襲う可能性低いのです。襲わないとは言いません。向こう、南側の熊というのは意外と新聞ネタですけれども、人身事故が起きやすい、これはどうも遺伝的なものがあるようですけれども、熊を外せとは言えないのですけれども、それはそれとして、ぜひ十勝を入れてもらうように頑張っていただくことと、それを使って、私、数多くというけれど、決して清水の人は観光施設として多いとは思っていません。これは、そんなにお金かけない、予算使わないで位置づけできると思いますので、何とか、よーいんどんからしっかり計画を持ったものにしてほしいと思うのです。それらも含めてやはりこの公園化というか、それらを有効、もっともっと町として有効にしておけるわけですから、参画して、力強い仲間になってもらいたいと思います。その辺については、見通しがどうかなと思う、現状でも結構です。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
町長。
○町長(阿部一男) 国立公園化の見込みについては、今盛んにやっているとこですけれども、特に日高側の町村会だとか、そういうところといろいろ打ち合わせをしながら合わせて、今までは日高山脈、襟裳国定公園ということでしたので、十勝の名前を入れるということで強い運動をしております。本当は、本来であるならば、8月の先月に私も行ってということでしたけれども、十勝からは町村会長だけが行って、何人かで代表として行って、環境省にお願いをしているという状況ですけれども、楽観視はできませんけれども、見通しとしてはそういうこちらの名前、十勝を入れてくれという名前のことが、今年中かどうかはちょっと、今年中はさすがに無理でしょうけれども、早いうちにそういう段階になって認めてくれるのではないかなと、そんな思いは感触として持っているところでございます。
○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。
○9番(中島里司) 日高山脈公園化ということになれば、すぐ思い浮かぶのは襟裳ですから、これ私でも知識なくても、そういう意識持ちますけれども、ぜひ、十勝にも大きな経済効果上げれるようなことで情報をいろいろな部分で収集して、我が町にいい条件ができるような、そういう働きをお願いして次に移ります。
それで、次に計画について、今年、先に書いてきたものについて、大体鈴木議員がお聞きした部分で、感じ取っている部分ありますので、計画について、私は、あまり難しい話しないので、課長、いろいろ説明あったけれど、私は、よき相談相手いるではないですか。ボランティアまでしましょうという団体、正式な団体名ちょっと山岳連盟なのか、山岳協会なのか、正式な名称はわかりませんけれど、今の段階でボランティアで協力しますという方がいて、それが3月ではないですね、6月ぐらいと言っていましたね。そういう話があったの。そしたら当初予算には載せられないですね。したら、今これを急いでやるのも、いろいろ出したからには今やらなければならないと説明するのもわからないわけではないです。6月にその話いただいて、ここまで来たのであれば、3月ではない、予算要求は12月だから今年中かけて、真剣にそのよき相談相手から、来た人からまた造ってから登山した人にそれぞれ意見聞いて、また次のことではなくて、よきすばらしい相談相手いるのだから、その方にお願いして、機会をつくって、町民に聞くなんてのは、町民の方で多分芽室岳今少なくともこの5年間で登った方は私はごくわずかだと思います。ひょっとしたらゼロかもわからん。だから、本当に登山というのは趣味にして、登山を愛している、山を愛している人たちだから、そういう方たちの意見を聞いて、来年に向けてどういうふうにします。どうしたらいいですか。もっと来てもらうために、よき相談相手いるではない。そんな言葉で町民だとかいろいろな人来てから云々ではなくて、積極的に町のビジョンなりを持って、示したら、大して難しい話ではないと思うのですけれど、まず、その辺についてお聞きしておきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) おっしゃるとおり、私どものほうに御連絡をいただくのは、町民というよりは、十勝の山岳会の人たち、登山を愛している人たちから連絡が来ることがほとんどでございます。私も商工観光課に来て初めてわかったのですが、登山口だとか、そういった登山道だとかというのは、そういった人たちのボランティアによって支えられているようです。先ほど建設課長からお話もあったとおり、平成28年以来、道路を閉じているということもあって、役場のほうで、その登山口だったり登山道というのを整備したことはないのですよ。ないのだけれども、登っている方がいらっしゃるということは、そういったボランティアの人たちに支えられて登山というのがされているのだということをこのたび改めて感じたところでございます。今おっしゃるとおり、私どもよりも、実際山に登っておられる回数だとか経験だとかが深い人たちでございますので、先ほど山小屋の話も私は新年度に向けて検討しますと、今回はその人たちがボランティアの人たちが行きやすくなるための本当の最低限の整備だというお話をしましたけれども、今後の山小屋の在り方ですとか、あるいは国立公園化に向けた芽室岳の活用の方法だとかというのは、今中島議員がおっしゃるとおり、そういった経験が豊富な人たちに御相談をしながら、どういった形がいいかというのを考えていきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。
○9番(中島里司) それで、場所のことだけれど、浸水したのです。流されていないけれど、小屋があって、少し傾いていると。そして、もともとあった駐車場とか、平らなところは、玉石やなんかがごろごろ、それを何らかの形で整地して駐車場にしますと。私、所有者の関係とどういうやり取りしていいのかわからないけれど、私もちょっと現場見させてもらって、直線で10メートル行かないところに小高いところありますね、浸水していないところ、あそこにはあまり木が生えていませんね。ということは、国有林か、所管がわかりませんけれど、指定を受けているような、全くわかりませんよ。ただ、木の生え具合からいったら、防風林とか何とか林とかという指定は受けていない場所だと思うのですよ、道路ふちに。なぜそこで本当に駐車場なら、所有者、協議ありますよ、ありますけれど、あれ、ただならして、冬は車入らないのだから、入れないのだから、凍上したっていいわけだから、整地して、砂利がスリップしない程度に砂利引けば、できるのです。駐車場としては。だけれど、今の浸水跡を整備するというのは、役所がやることではないでしょ。痕跡はっきりあるのだもの。水害は、水入ったのですよと、そこに意見があるから取り急ぎ駐車場造りますよと。これでは、公園化目指している中で、それを先取りして、結局こういう浸水の跡のない場所、それに駐車場なり山小屋なり、今山小屋使えるか使えないか私、よくわからないけれど、あれはちょっと厳しいのかなと思って見てはきましたけれど、単純に僕もそのときは、クレーンで吊ってこっちに動かして大した費用ではないだろうという話、見せてもらった人に言ったのですけれど、それはそれとして、やはりそういう計画書を作って、指定になる前に町として芽室岳の清水町として観光施設、交流場所、そういう位置づけをして、指定を受ける前に実績として作ってもいいのではないかと、計画書しかり、そして来年すぐ町で予算化していきますと言って、土地所有者と交渉してもそんなに難しいことではないと思うのですよ。そういう考え方というのは内部で検討していなかったのですか。ただ、もう少しでも意見あるから早くやろうということであったのか、やったとしたら、それはそれでいいのですけれど、今後そういうことで将来無駄にならない予算、費用を使うと、そういう考え方はいま一度聞かせてください。
○議長(桜井崇裕) 建設課長。
○建設課長(内澤 悟) 山小屋の建てる場所というか、今、所有者というか国有林地内という形の中で、森林管理署の部分を無償で借りて、駐車場と建物、山小屋、それを建てているような状況でございます。平成28年、あの災害以来、森林管理署と何度かいろいろな協議をしております。まず、山小屋までいけないという形の中で、どうしたら早く行けるだろうという形の中で協議させていただいて、先ほどお話したような仮設道路、工事で使う仮設道路として一度造って、なるべく行きやすいというか、うちらも管理というより状況を見に行きやすいような形のものも協議してまいりました。
それと、新たな山小屋を建てる場所的なもの、それに関しましても、昨年、本年度2月に森林管理署とは、事前の事前の事前の協議をしておりますし、その内容の中で、今現有で立っている部分に関しましては、保安林が指定がされていない場所という形の中で話も聞いております。保安林の指定されている場所に関しましては、再構築というか、建設することは一切できないという形の中で、今の現有の近くであれば、可能性としてはあるのかなというところまで協議はしているような状況でございます。
ただし、今後の見通しだとか、この公園の国立公園化、それのお話もあって、協議は継続という形の中で、いろいろな形のほうでされているという形でございます。
以上でございます。
○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。
○9番(中島里司) 継続中ということだけれども、今のお話聞いても、やはり、こういう計画があって、この場所にこういう費用はあまりかからないと思うので、整地等々について、そういうところがあればそういうところを計画をもって許可していただけるなら、今年、来年になるのかも知れないけれど、今整備したいのですと、そのためには道路まだはっきりしていないのでしょ。だけれどそうは言ったって登山愛好家は実際登っていると。そういうこと考えたら、その人たちも中途半端なことではなくて、安全を確保してあげる、実際に天気次第だけれど、そういうものも配慮しなければ、した上で、その辺を安全を確保するためにも、既に交渉していていいのではないかと思うのだよ。そして計画を示して、町としてはこういうふうにして、観光施設としてより多くの役割を果たしてもらおうと思っていますという、そういうスタイルに持っていくべきだと思うのだよね。だから、それからいくと、どうもあそこの、副町長も現場行って見てきているけれど、これは、目線が違うから違うのかもしれないけれど、私はあの場所を見た瞬間に玉石はあるとこに駐車場どうやって造るのかなと。あれ、石よけるわけにはいかないから、あの上に土入れて、砂利乗せるのかな。だけれど、役所がやるのに浸水証拠はっきり残っているのだから、遠いとこなら本当すぐ横にちょうど入るとこにカーブしたとこのちょっと小高いよね。あそこには痕跡ないのです。せめてそのぐらいについて、だから、いま一度可能性について、やはり関係者機関と協議して、何とか私は実行に持っていっていただきたい。今のままでは、わかりましたということには多分行っても、あれ要らないのだね、今はあの敷地内何しようがいいんだね、借りているのだね既に。だから今山小屋ともとの駐車場みたいに平らな部分、これはどうしても借りているから、何をやってもいいということ。そういうことだね。だけれど、町がやるのにそこを浸水跡でやるというのはあれだから、いま一度やはりどうしたら来年以降話に乗ってもらえるか、もし接点があるのであれば、現場ばっかりではなくて、使うほうの側の人と一緒に僕は話し合いというか、入っていいのではないかと思うのです。いま一度、どっちの課長でもいいから、これは両課にまたがる場合は、考え方は、町長か副町長が答えるのが筋です。課長一人一人に聞くわけにいかないから、今後の取り組み方について、お聞きしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 副町長。
○副町長(山本 司) 登山口の駐車場についての議論が続いてございますけれども、私どもは、この352千円、環境整備工事については決して無駄になるものではないと、当然でございますけれども、私どもが現地を見て今後も関係団体、環境省、森林管理署、あと山岳会等のボランティアの方、私どもも含めて、現地で打ち合わせをするといったときにも、当然複数の車で、あそこの場所に集まって協議をすることがあります。そうした中でも安全にその場で打ち合わせをするための事前の工事費、また山小屋なりその周りの環境整備については、その金額では当然できませんので、新たな予算計上にはなります。これは、その前段の事業費として御理解をいただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。
○9番(中島里司) 計画については、3回目ですから、これで終わってなければならないのですけれど、副町長、今のお話の中で、提案されたわけですから、思いはわかります。ですけども、無駄にならないということ断言できる、質問じゃないです、私の考え方です。無駄にならないということはならない。浸水跡地に駐車場つくるのがどんな事情だろうが、だったらそれでさっきお話したとおりのことで検討していただきたいということを申し上げているのですけれど、今副町長から出た変える気はないようですから、それはそれとして今のところ聞いておきます。
今後については、やはり、観光施設として大きな位置づけをして、登山ブームというのは去ったのかな。結構いるようですね、登山。意外と十勝管内では近いほうです。行きやすい場所なのです。今、災害受けたからあれだけれど、隣の町等々では、かなり1泊で必ず行かなければならない状況にあると。あそこは多分日帰りでも、好きな方は行ける場所という位置づけになると思います。それで、当然案内板等々ある程度計画立てて、そのプロというか、好きな方の御意見を聞いて、計画を立てたときには、積極的に売り込んだ安全で安心して登れますよと、そういうキャッチフレーズでなければだめでない山沿いは。そんな今後の観光施設として芽室岳の位置づけをしっかり町として持っていくと、今後、その辺の思いか決断というか、その辺についてお聞きして、私の質問を終わりたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 私、商工観光課長でございますので、この日高山脈襟裳地域の国立公園指定に関しては、ものすごく期待をしているところでございます。観光関係の課長たちが集まる会議でも、常に話題に上るものでございます。先日、7月の26日にも日高管内の担当課長と十勝管内の担当課長と環境省の方が入りまして、どういった形でこの日高山脈襟裳地域の国立公園化に向けて盛り上がることができるかというお話をそれぞれ意見交換してきたところでございます。先ほど来、中島議員がおっしゃるとおり、こちら、十勝川というのは、いわゆるフロントカントリーという呼び方をするらしいのですけれども、登山口として最適な地域が十勝側で、自然保護地域で、あまり登山にはなじまないのだけれども、原生的な自然環境を保護し後世に残すという役割を大きく持っているのが日高側だと言われています。十勝側がより登山だったり、そういった自然に親しむ観光には適している地域であると思っております。そのときの会議でも私、環境省の方に御意見として申し上げたのですけれども、町によっては、清水町のように、平成28年から全く整備していないところもあれば、もう整備が順調に進んでいるところもございます。その管理運営方針に関しては、利用施設の整備や管理水準の平準化ということだとか、あるいは利用のルールだったり、マナーだったりの策定という様々な問題があるのですけれども、こういったことを近隣の自治体とも連携を取りながら、あるいは国とも連携を取りながら、観光施設として、最大限利用できるような形を取っていきたいと考えているところでございます。
○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。
○9番(中島里司) 今の山小屋につきましては、これで終わらせていただきます。ただ、課長、そういう環境省の方とか、関係者のお会いする機会あれば、やはり図面見せて町としてはこういうふうにしていきたいのだと、そういうときに営業していく必要あるのではないということだけ申し上げておきます。
それで、次の土木費に移らせていただきます。これも、3点ほどお聞きしたいと思います。
まずこの計画について、私、東北のほうに行ったときに、すばらしいドッグランとレストランと一体化になっているところを見まして、先ほどドッグランで犬を放し飼いにするのか。私が見たときは、子犬を放したけれど、必ず飼い主の方がいたのですね、その柵の中に。もちろん小さいお子さんも連れておられました。放し飼いといって、大小とは別にして、別々だという話ですけれど、放し飼いにして、犬同士の、多分、かなり訓練を受けている犬だと思うのですけれど、飼い主がそこへ置いてということにはちょっと本当に大丈夫なの、この計画していく上で。その辺をまずお聞きしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) ドッグランで利用したいという方は、ペットを家族の一員のように大切にされている方が多いと伺っておりますので、恐らくなのですけれども、犬を放し飼いにしていなくなるという方はほとんどいらっしゃらないと思いますし、利用規約の中にも、トラブルにならないように目を離さないでほしいという旨は書く予定であります。
あと、ドッグランの近くに、できればベンチ的なものを併設して、そのドッグランというか、犬が離れているところを見ながら過ごせるような形を取っていきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。
○9番(中島里司) 私は、課長、そこにドッグランをつくる1つの懸念、もちろん犬を愛している方々というのは、これはある部分ではすごい、家族以上ですからね、物を言わないから、物すごい犬に対して愛情を注いでいますから、場合によっては、子供よっか気を遣うようなそういう飼い方しているのが事実ですから。だから、そうしたときに私、放し飼いと言ったのは、レストランで食事とかちょっとティータイム取っているときに、中には入れないから、ちょっと犬を出しておくよと。したら、課長、目届かないのではない、あそこから。だから、その辺もやはり、つくるからには、そういうものをクリアできるような問題はすぐ出てくるわけでしょう。そういうものを含めて考えていくべきではないかと思うのですが、いかがです。課長、言った、今言った、犬を愛しているというのはすごく分かりますから、だから、その辺についてどうなのかをまずお聞きしたい。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) すみません、先ほどの私の説明が分かりにくかったと思います。コーヒー飲みながらというのは、特に、飼い主だとかそういうのではなくて、利用者の方がドッグランを眺めながらというつもりで言ったつもりでおります。
基本、利用規約、これどこのドッグランもそうなのですけれども、自分の犬から目を離さないようにとか、あるいはほかの犬とトラブルにならないようにと、それこそ今、中島議員がおっしゃるとおり、家族同様に扱う旨が利用規約に書いてありますので、そこは誤解のないように分かりやすく掲示をしていきたいと考えております。
○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。
○9番(中島里司) 今2回ほどやり取りした中でね、1つ課題が見えたね。きっとレストランの中へ入ってもらうのも大事なこと。だけれど、ドッグランのふちにベンチではなくて、レストランからコーヒーなど食べ物を食べながらとか、飲みながら、要するに、それがレストランを、あそこを確認してやろうとしているのだから、何とかそういう利用者、ただ来ていただくだけなら利用を高める工夫としてちょっとしたあずまやでも建てて、全員ではないけれど一部の方だけでもそういうそばにいて、飲食を楽しんでもらう。もちろん、犬自体も見ながら、ちゃんとかわいがりながらということになるのです。そういう発想、こうやって議論している中で思い浮かぶよね。まだほかにもあるかもしれない。だから、そういう話を次から足していくのではなくて、やはり全体の形を見せる必要があるのではないかと思うのです。その辺について、課長、今のやり取りの中からどう思われます。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 私どもも、十勝管内のドッグランといわれているところを見に行って、現地のお客さんだとかいろいろな方とお話をして、どういった施設が好ましいかということは、検討の上、今回の予算計上しているところでございます。
今中島議員がおっしゃるように、飲食、例えば、テイクアウトのコーヒーだとかというのも楽しめたほうがよろしいでしょうし、場合によっては、ふんの処理だとかも町のほうでやってほしいという要望があるということも予想はしております。
ただ、今回、どのような形がいいかというのは、ちょっと清水公園でやるのが初めてということもあって、これは計画的ではないということではなくて、やりながら、あそこの公園でやるドッグラン事業というのが、どういった形がいいのかというのは、考えていきたいと思います。今回の整備がこれで全て終了だということではなくて、やっていて現地の方とお話をしたり、あるいは、あそこにある飲食店の方と話をしながらよりよい形を、今中島議員とお話をしただけでもこういった話が出てくるというお話をされましたけれども、そういった意見交換をしながら、より使い勝手のいい施設というのを考えていきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。
○9番(中島里司) 次に、今後というか、今までの経過と今後に向けてということでちょっとお聞きしたいと思います。
これは、公園の再整備検討委員会、令和元年ですか、町民の方有志の方々で何回も協議されましたね。それらについて、このドッグランを含めて、この計画というか実施しようとするときに、この委員の方々に相談した経過は。3回だからどう聞いたらいいのかは知らないけれど。
本来は、検討委員会で実際に正式に議決された案件ではないけれど、町としてそういうふうにやった、集まってもらって何回か協議したのだから。そういうものに足していく場合に、これそのときは出ていないでしょう、検討委員会の中では、ドッグランなんて。だから、それと併せて聞きたいのは。
今回、体育館の建設場所が全員協議会で公式に発表になった。年度の発表になった。したら、あそこ空くのははっきりしたのですよ。年度が多少ずれるかも分からないけれど、相手があること。であれば、検討委員会というか、そういうものを条件がはっきりしたのだから、それらを含めて協議して、検討して、計画書を持っていいのではないの。そして、また同じ聞き方するかもしれないけれど、公園ですから、キャンプ場は何も設備らしいことしていないから、議会何もなかったけれど。あの清水公園の中で、人の動きやすい条件というのも、やはり、公園というのはそういうものなのですよ。1か所で終わるものではないのです。できるだけ公園の中歩いてもらいたい、動いてもらいたい。そうしたとき、動線がその都度思いつきでこれやっていったら、あとつながらないよ。だから、体育館の跡地も含めて、来年度に向けて公にできるような検討をしてもよろしいのではないかと思うのですが、いかがでしょう。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 先ほども御説明申し上げましたけれど、基本計画を予算計上していないというのは、まさに体育館の動向が分からないから、そういったものが分かった時に、再度、全体計画等を話し合おうという話をいたしました。役場の中でも、この間、全く清水公園の整備について話をしていなかったわけではなくて、もちろん予算のときには、商工観光課や建設課や企画課が集まって、清水公園の当初予算に盛り込むべきところは何があるだろうかとか、体育館がまだ移転するということが決まっていない中で何ができるだろうかというお話をしていたところでございます。清水公園の再整備検討委員会は、令和2年度、1月でしたかに、一度、一旦ですね。町長に答申をして、解散という形になっておりますが、今中島議員がおっしゃるとおり、せっかくつくった構想でございますから、その後、どうなったのだというお話が定期的に様々な審議会等で、あるいは住民懇談会等で御意見が出るところでございます。
私どもも、先日、アウトドア事業を実施したり、今回、ドッグラン事業をやっていたり、あるいは新年度に向けて清水公園の在り方についてお話をするときに、こういった熱意を持った方々と、再度、意見交換をする必要はあると思っておりますので、当初予算に向けて、再度、清水公園の整備検討委員会のメンバーと意見交換をしていきたいと思っております。
○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。
○9番(中島里司) その検討の中でね、結局、私、公園というのは、動線をしっかり持つべきだと。それによって、次に出てくるのは、それを拠点として町の中を、せっかく清水に来た方、動いてもらいたい。車で動くのがいいのか、自転車で動くのがいい。何か意外と自転車というのは、うち、ちょっと山だからきついから、ちょっときついとは、それでも電動バイクだと簡単に上がれるという話聞きました。それらを町が云々で、あの場所だけではなくて、民間の力を借りながら広げていく、動線をつくっていく、そういうものもただ公園整備だから公園だけで終わるのではなくて、そこに来ていただいた方の行動範囲を意図的に広がるようなアイデアというの、これには整備のあんまりなかったですよね、そういう発想は。清水公園だけこれ何とかしようというとんでもない発想がでていて、体育館前、第2駐車場だなんて書いてみたりして。だから、そうではなくて、全体を見て、町の中で貢献できる、あの場所だけではなくて、ぜひ民間ともそういう協力、いろいろなことやっている方いますよね。そういう方とも協力してより効果が上がるようなことを考えて、計画書、計画書は実施計画でもいいのですけれどね、やはり議会に示してもらいたいということをお聞きして、終わらせていただきます。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 清水公園にもしたくさんの人が集まったとしても、清水公園を利用される方が喜ぶだけで終わってはいけないと私も思っております。観光という仕事をやっている課長として、清水公園を訪れていただいた方たちが清水町内で少しでも消費につながるということを考えた中で、公園からの動線も考えていろいろなことをやっていったらいいというお話は、私も全く同じ考えでございます。
先日、キャンプ事業を実施したときに、キャンプを実施した方に、果たして、アウトドア観光に来た人たちがどの程度清水町でお金を落とすのかということで、幾つかの店に協力をしていただいてクーポン券を配ってみました。実際、十数件しか利用はなかったのですけれども、この清水公園に訪れる人、あるいはそのドッグランに訪れる人というのが、最終的に清水町内の商店だったり、あるいは近くにある観光事業者だったり、様々魅力的な施設がございますが、そういったところの消費行動につながるかということも考えながら、清水公園の今後の在り方というのは、考えていかなければいけないと思っております。
○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。
○9番(中島里司) もう質問3回終わりましたので、今課長のお話聞いていて、認めながらも実行していない、残念ながら。お話聞いていたら、ああ、将来期待できるな、そういう思いはあります。課長は実施できる立場だからね。私たちは実施できないのですから、実行できないのですから、意見しか言えないです。その辺を申し上げて、答えは要らないです。申し上げて、終わらせていただきます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) ここで休憩します。再開は3時10分とします。
(午後2時57分)
○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を続けます。
(午後3時10分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 私のほうから、4点ほど、10項目についてお伺いしたいと思います。
時間も時間ですので、簡潔にお伺いしたいと思いますけれども、まず、第1点目、19ページの商工費、キャッシュレスの端末導入についてなのですけれども、当初、配られた予算説明資料では、国の事業になったのでいいかなと思ったのですけれども、先ほどの訂正の中で、全部、21,555千円が一般財源ということで、ちょっとこの中身についてお聞きしたいなと思っております。
この事業、既に芽室と広尾でされていると思うのですけれども、まず、ここに出ている54店舗、対象、そして端末機70台ということなのですけれども、これは見込みなのか、そして、あくまでもこれは希望者、事業者ですね、事業者の希望に基づいての実施なのかについてお伺いしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 予算が通ったら説明会等を開催するのですけれども、あくまでも希望者だと思っていただいて結構です。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 54事業者も見込みということでよろしいのですね。はい。
それで、次にポイントの還元期間、ここに示されていないのですけれども、期間はどのように予定されているのか。そして、多分期間を過ぎれば、事業者は、金利負担は事業者負担になると思うのですけれども、それについて、もう一度、確認をさせていただきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) どうぞ、商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 簡単にこの事業のスケジュールをお話させていただきます。
ポイントはここに書いてあるとおり、PayPayと、d払いと、auPAY決済というものをやりますけれども、今月中に説明会等を開いて、利用希望者を募った後に、11月から1か月ごとにそれぞれのポイントを、ポイント付与を実施していきたいと思います。
具体的には、11月にPayPayを30%還元で、それから12月にd払いを、それから年が明けて、1月にauをという形をとっていきたいと思います。それぞれ町がポイントを付与する期間に関しては、決済手数料が発生したときには町が持つという形をとっていきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 11月から、それぞれのPayPayとかによって月ごとにということですね、分かりました。
これハーモニーカードありますよね、今までの。このハーモニーカードというのは、同じように使えるということでよろしいのでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) すみません、これ本当分かりにくかったかもしれないですけれど、ハーモニーカードはハーモニーカードで別事業だと思ってください。まずは、従来のスマートフォンを使った電子マネーの決済ということで、PayPayとd払いとauPAY決済というのは、QRコードをそれぞれの店に置いて、11月、1月、2月という形でやります。
それとは別に、この事業シートの1番に書いてあるハーモニーカードポイント付与機能端末機器からキャッシュレス機能というのは、今までのハーモニーカードを電子マネー化する仕組みを導入する予定です。それのための決済機器が11,123千円かかるということであって、この決済機器で、PayPayやd払いやauの支払い読取りをするわけではございません。
○議長(桜井崇裕) よろしいですか。2番、川上均議員。
○2番(川上 均) すみません、ちょっと僕もよく理解できなかったのですけれども、ハーモニーカードは今までどおりに使えないということなのです。そういうことではないのですか。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) すみません、説明悪いですね、僕ね。ハーモニーカードは、今のシステムが来年の11月まで使えるようになっています。来年の11月になると、既存のシステムというのが使えなくなるので、いずれにせよ、更新をしなければいけないことになります。ハーモニー会といろいろ打合わせをしたのですけれども、来年の11月まで経過措置として、従来のポイントカードというのは残していくのだけれども、今年の12月をめどに新しい電子マネーシステムを入れて、そこに新たなポイント付与制度をしていくという形を取りたいと思います。
参考にしたのは、芽室町のМカードというのがあるのですけれども、そのシステムというのを参考にして事業を構築させていただきました。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) なるほど、そういうことなのですね。確かに、メリット、確かに利用者にとってはメリットあると思うのですね。僕ら携帯持って、既に今までPayPayとかいろいろ使っている。ただ、携帯を持たないで、特に高齢者の方ですけれども、持たない方にとってはメリットは何もないというのが実際あると思うのですよね。そういう部分で、僕も芽室のМカードですか、Мペイ、これは、非常になかなか優れたものだなと思って、これによってキャッシュレスができれば、高齢者の方も利用できるということではあったので、今お聞きした中でそのような形で進めるということですので、何とかそういう携帯を持たない高齢者の方でも使いやすいような形のものをやっていただきたいなと思います。
続きまして、2点目ですけれども、この20ページの芽室岳の登山口の関係ですけれども、これ352千円、先ほど駐車場の面積は快適ということでお話があったのですけれども、この352千円の積算根拠、面積、工期、そしてどのような工事をされるか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 積算根拠でございます。バックホーで、これ何というのですかね、面積というよりも人工やトラックの1日の稼働で見積もりを頂いております。バックホーで地ならしをするので2日間ということで、そちらが一番機械代がかかって130千円ということです。それから、ダンプトラックで、4トントラックを1日使うということ、それで24千円。それから、切込み砂利を15平米下ろすということで、そちらで51千円、その他、作業員の人件費だったり、重機運搬費だったり、そういったものをもろもろ込みで352千円となっております。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 工期でいえば、そしたら、工期どれぐらいかかるものなのですか。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 簡単な作業でございますので、工期自体は9月中には終わらせたいと思っていますが、作業としては、3日程度で終わるというお話を聞いております。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) まだこの件について、もうちょっと確認したいのですけれども、そしたら、いわゆるバックホーで玉砂利を、石をある程度ならして、その上に砂利を敷いてならすということでよろしいのですね。これ360千の中で、352千円の中で収まるということでよろしいのでしょうか。そういう見積りだとは思うのですけれども。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) そのとおりでございます。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 先ほど、重複してもどうしようもないのですけれども、中島議員から話がありましたように、ちょっと上のほうに行けば、ささやぶですけれども、敷地、十分な敷地があると僕も確認しました。そういった中で、先ほども出ましたけれど、これ上流、多分、これ整備されていないと思うのですよね。災害そのままだと思うのですけれども、これ上流のほうを国や道が何か整備する予定があるのかどうか分かる範囲でお聞きしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 建設課長。
○建設課長(内澤 悟) 河川は、普通河川という形になっています。整備自体が、今のところ計画はなしという形です。
それと、国有林地で森林管理署のほうの山地、要するに、山の収める事業、そちらの事業も、要は、下のほうに効果的というか、そういうものがないという形の中で、そういう対策も今のところは考えていないという形の中で確認は取っております。
○議長(桜井崇裕) 川上議員、3問目になりましたけれども、次を。
○2番(川上 均) 今、関連ちょっと。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 結局、今まではあの災害からは何もなかったのですけれども、今後また、大雨が出たときに流されるような可能性もやはりあるということは、あるのですね、きっと。そういった中でやるというのは、ちょっと僕もやはりちょっと問題あるのかなと思います。そういった部分で山小屋を整備する中で、先ほど副長から工事車両も今後入れる予定ということを聞いたのですけれども、先ほど無駄はないと言いながらも、もし、今年の台風シーズンこれからの中で整備した後、台風出て、大雨が出て流されて、また来年やるというような可能性もないことはないということでよろしいのですね。お聞きします。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 天災に関しては予想は不可能なので、今言ったような形があれば、どこにつくってもという言い方は語弊があるでしょうけれども、リスクのある場所であることは間違いないと思います。現に、今、土砂が流入しているような状態のところですので、それは川上議員のおっしゃるとおりだと思います。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) いや、分かりました。先ほどありましたように、ちょっとすぐ近くに、そういう、今のところは河川敷なのですよね、結局。だから、やはり、今後、鉄砲水が出たときまた同じような形になると。ちょっと上に行けば、もう河川敷から外れるところに行けば、そういう可能性はなくなるということでは、ちょっとやはり計画的にどうなのかなということは思います。これは、ある議員もこの間話したので、また重複になるので、これについては、これで終わりたいと思います。
次、3点目のドッグラン、21ページ、これ大型、小型犬用に2つに分けてつくられるということですけれども、これも面積等どのような工事をされるのか、積算根拠を教えていただきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 大きさでございますけれども、20メートル掛ける40メートルが全体だと思ってください。20メートル。20メートル掛ける40メートルが全体です。そのうち、中、大型犬がその40メートルのうち25メートル。25メートルのところに仕切りをつくって、15メートルを小型犬にしようと思っています。さらに、そこの近くに先ほども言った規約看板等をつけて入り口を開けるという作業をしていきたいと思っております。ほとんどは、ドッグランを御覧になったことあるかと思うのですけれど、くいを打って柵をするということなので、工事の内訳のほとんどは、くいと柵に係る経費、それから人件費に係るものでございます。普通、作業員の人件費が15人くらいかかるという見積りがあるのと、あと、そのくいを合計で71本、71本のくいを打つということを見積りの中では出ております。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 続きまして、ドッグラン、うちも犬を飼っていますので、娘に話したら、できたらいいなという話はしていたのですけれども、先ほど中島議員も言ったのですけれど、ちょっと広報で鷹栖に行ったときに、レストランに併設されていたと、その話を先ほどされたと思うのです。
大抵のドッグランというのは、そういう施設というか、民間施設に併設されて、管理も含めて、例えば、利用するときは、登録料を払って、なおかつ、使用するときは、1回1時間当たり幾らだとか、1頭当たり幾らだとかということで、多分、使用料を払った中で利用すると。その代わり、きちんと管理は、やはりそのレストランなり、そこでされているということになると思うのですけれども、ここサルビアももうそうということで先ほどお聞きしましたけれども、これサルビアに管理委託する予定とかそういうことはないのでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 今のところ、そういったことは考えてございません。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) ただ、先ほど懸念されたように、今予定されているのは芝の管理だけということなのですけれども、トラブル、そしてやはり、犬のふんの対策、大体、きちんとしたところはちゃんと犬のふんをする場所も決めて、それ以外のところではやらないようにということで決められていますけれども、そういうのは、やはり厳格に守られるような形のものをやはりつくるのであれば、やはり必要かなとは思うのですけれども、そこは利用者の良心に従ってということになったら、ちょっと心配な面はあるのですけれども、そういう部分は、やはりあんまり考えていないのですかね。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 無料でまず開放する予定なのです。公園の敷地内ですので、もし料金を取るとなると、行政財産の使用料ということも発生するのですが、今回は、公園をより快適に利用してもらうという観点から無料で開放しようと思っております。ただ、良心に、利用者の良心に期待してということは言いましたが、使ってみて、実際、使い方が悪いお客さんもいるかもしれませんので、そういったときには、今言ったような管理体制を厳重にしなければいけないという事態も出てくるかもしれません。今のところ、利用者のマナーに期待して無料で開放する施設だということを御理解願いたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 3問目になりましたが、次の質問。川上均議員。
○2番(川上 均) ぜひ管理について、やはりちょっと僕、懸念あるのですよね。今、何でも無料がいいというものでもないと思いますし、100円、200円でもいいので、やはりきちんとお金を取りながら、快適に使ってもらうような形のものをやはり目指すべきではないのかなと、そういう部分で、サルビアに委託料を払いながらも使用するのが僕はやはりいいのかなと思いますので、やってみてそれからということではなくて、やはり、きちんとそこら辺も詰めながら、検討しながら、やはり進めるべきではないかなと思います。これは意見です。
最後、22ページの文化芸術事業ですけれども、事業シートの中で史跡、見学者が今年度に入り急激に増えたとあるのですけれども、実際にはどれぐらい増えたか教えていただきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 社会教育課参事。
○社会教育課参事(安ヶ平宗重) 御質問の文化芸術事業協力員の職務のほうでありますが、史跡の見学者の増加とありますが、例年ですと、年間数件程度、5、6件程度の見学者がありました。本年につきましても、そのぐらいの推移であろうと思いまして職員で対応するところであったのですが、今年の4月から数え始めましたら、8月末で138件ほど見学者が訪れております。こちら、それになりますと、職員もしくは史跡管理者のみの対応では不十分だということの現状が生じてきているところであります。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 渋沢栄一効果ということで、130を超える見学者があったということですね。非常に、これはこれでよろしいかと思うのですけれども、結局、協力隊員の方は3年間しかいないと、そういった部分では、この協力隊の方がいなくなった後は、どのような今後予定を、ここの案内等を予定されているか、あったら教えていただきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 社会教育課参事。
○社会教育課参事(安ヶ平宗重) 今年度の当初の予算のほうでも一度御説明をしたんですけれども、地域にありますボランティア団体、郷土史研究会などと協力しながら、そういった方々を育成して、この見学業務のほうを担っていただきたいと考えております。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) この協力隊の方が中心になって、それらボランティアの方を育てるような形ということで理解してよろしいのでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 社会教育課参事。
○社会教育課参事(安ヶ平宗重) 協力隊の方と一緒になりながら地域の郷土史の研究のサークルの方、そしてこの地域おこし協力隊の方と一緒になりながら、地域の文化史跡を紹介していただきたいと思っております。
○2番(川上 均) 以上です。
○議長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。7番、西山輝和議員。
○7番(西山輝和) 事業番号1番のキャッシュレスのことでちょっと聞きたいのですけれども、飲食店の対象が54店舗になっていますけれども、これみんなが同意してやってくれるのですか。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) これ54店舗というのは、商工会に入っている入っていないかかわらず、私どものほうで押さえている清水町の飲食店の数が全てでございます。経費負担は、このたび手数料等も持つ予定でありますし、ポイントも全て役場のほうで持つので、金銭的に損失というのは一切ないようにしているので、できれば、54店舗みんなに賛同していただきたいという気持ちはあるものの、やはりこの電子マネーに取り組むということに対して嫌悪感を抱いている事業者ももちろんいらっしゃるでしょうから、全部で54店舗ということを上げているものの、希望していない方に関しては、残念ながら協力いただけないという形になると思います。
○議長(桜井崇裕) 7番、西山輝和議員。
○7番(西山輝和) 端末機70台購入するとなっていますけれども、これ飲食店でないところにもこれ配るというか、希望者がいればあげる、買っていただくというようなことも考えているのですか。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 従来のハーモニーカードに代わる、先ほど川上議員からお話があった電子マネー化に伴うハーモニーカードのキャッシュレス化に関しては、もともと55件、ハーモニー会に加入しておりますので、今ハーモニー会に加入していない人ももちろん入っていただければ、この端末を差し上げることになります。
ただ、もちろんなのですけれど、ハーモニー会に入ったら入ったで、ハーモニー会の会員としてポイントを購入するという自己負担が出ますので、先ほどで言うところのキャッシュレス化の手数料みたいな形で、ポイントを事業者がハーモニー会から買うという仕組みのもとで成り立っている事業ですので、それも自分のところの経営形態と合わせながら、飲食店に限らず、入りたいところというのは入っていただきたいなと思っております。
○議長(桜井崇裕) 7番、西山輝和議員。
○7番(西山輝和) この機械はあれですか、1台幾らぐらいするのですか。それと、利用するときのお店はこれを買わなくても町からあげるということですか。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 見積りの段階なのですけれど、1台7万9,800円、これ税別なのですけれども、という見積りが上がってきております。
今回、先ほども申し上げたのですが、一般財源として上がっておりますが、年度末までにはコロナの交付金が確定して、その事業費をこの事業に充てる可能性が高い事業だと思っております。そういったことも込みで、この端末に関しては、全額、役場のほうで助成をするということを考えております。
○議長(桜井崇裕) よろしいですか。3問目になりますけれど、次の。
○7番(西山輝和) 23ページの10款の教育費の体育施設の新体育館建設用地の測量調査委託費出ているのですけれども、これあれですか、こんなに急いで測量してもいいのですか。ということは、町民から何も、意見も何も聞かないでこれどんどん進んでいるのだけれども、いいことなのだけれども、そんなのでいいのですかって言ってちょっといろいろな方からも聞かれているのですけれど、こんなに急いでやってもいいのですか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。社会教育課長。
○社会教育課長(藤田哲也) 今回の補正につきましては、8月29日の全員協議会のほうで、町として、体育館の建設用地につきまして、ホクレン農業協同組合が所有いたします土地を取得する方針ということで御説明をさせていただいたところでございます。
この方針の中で、まずベースにありますのは、建設用地といたしましては、浸水想定区域外であること、それから交通網の利便性というものを考慮と。さらに、1万平米程度以上の一定の敷地の広さがあるところということを大きな柱とし、また、昨年実施いたしましたアンケート調査の中からも市街地を望む声というものが回答者のうち、約65%を占めているというような状況でございまして、既存の町有地の部分であるとかそういったことも踏まえて、検討したところ、町としては、一番適地だろうということで、今回、取得の方針を示させていただきました。その上で、この用地の測量というのを取得することによって、一筆の地籍につきましては、約15千平米弱の用地の取得を方針として持っているわけでございますけれども、実際、測量して面積の確定行為という形を、まず一旦、取っておかなければ、今後、ホクレン農業協同組合様との用地交渉の上で面積がおおむねですよという形ではなくて、びしっと確定した金額、確定した面積、そして確定した金額で交渉を進めていきたいというのが私どもの方針でございまして、そのための測量調査ということでございます。町民の皆様のほうからは、基本構想であったり、基本計画の案ということを、今後、お示しをして、御意見を頂く機会がございますので、もちろん建設用地につきましても、町の方針としてこういった用地を選定して、そこにこういった建物を建てていくのだという考え方をお示しさせていただきたいと考えてございます。
○議長(桜井崇裕) 7番、西山輝和議員。
○7番(西山輝和) 行政の考え方はよく分かるのですけれども、ただね、町民にしてみれば、何も説明なしにいきなり決まって、とんとん拍子で進んでいるのですけれど、我々も見ても、立地条件だとかいろいろなもの見てもね、いいなとは思っているのですけれども、ただやはり説明不足というかね、そういうところにつながるのではないかなと思って心配しているわけです。
以上、終わります。
○議長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) これで質疑を終わります。
これより一括して討論を行います。討論はありませんか。
(「あります」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論ありますか。それでは、討論はあるということでありますので、原案に反対者の発言を許します。
9番、中島里司議員。中島議員、演壇で。
○9番(中島里司) 私は、今回提案されている議案第64号、令和3年度一般会計補正予算(第6号)の設定について、反対の立場で討論させていただきます。
中身的に、全体にどうのこうのということではございません。私が残念に思いましたのは、2年前に補正の出し方について議員の方々から、全員とは言いませんし、何人とは申しませんけれど意見が出ていました。それを全く私どもの考え方を何か聞き入れないで、一部の意見を捉えて提案されてきた。質疑の中でも、反対ではないけれどもという意見も中にはあります。ですが、私は議員として、2年前にこの場で協議したことが全く受け入れられない部分がある。特に、この質疑の中で、やはり計画をしっかり持って、本当に町のためになるということを考えて、もう少し理解しやすい提案をしてもらいたかった。あえて項目を申し上げれば、芽室岳の駐車場整備、ドッグラン、これにつきまして、私はそういう思いで項目としてはわずかですけれども、基本的な考え方が全く2年前の意見が生かされていないということで、ほかの議員の方についても意見がありました。
それらを踏まえて、私は反対をして、再度提案をしていただきたいということを願いながら反対の討論といたしたいと思います。議員諸侯の賛成を期待申し上げて討論とさせていただきます。
○議長(桜井崇裕) 次に、原案に賛成者の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 次に、同じく反対者の発言を許します。ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) それでは、これで討論を終わります。
(午後3時43分)
○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後3時43分)
○議長(桜井崇裕) これより、議案第64号、令和3年度清水町一般会計補正予算の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 6名です。
ただいまの結果、賛成、反対が同数であります。したがって、地方自治法第116条第1項の規定により、議長が本案に対して裁決いたします。
順次休憩します。 (午後3時45分)
○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後3時45分)
○議長(桜井崇裕) 議案第64号、令和3年度清水町一般会計補正予算(第6号)の設定については、議長は否決とします。よって、議案第64号、令和3年度清水町一般会計補正予算(第6号)の設定については否決されました。
執行部側にお尋ねします。失礼しました。
これより、議案第65号、令和3年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。
よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。
これより、議案第66号、令和3年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。
よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。
これより、議案第67号、令和3年度清水町介護保険特別会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。
よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。
これより、議案第68号、令和3年度清水町下水道事業会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。
よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。
○議長(桜井崇裕) 日程第8、議案第72号、工事請負契約の締結について、議案第73号、工事請負契約の締結について、以上2件を一括議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) それでは、議案第72号、工事請負契約の締結について、提案理由の説明を申し上げます。
工事名は処理施設電気設備工事で、契約の方法は令和3年8月31日に、山光電気株式会社、髙野電気工業株式会社、株式会社牧野電気、有限会社御影電気、Eサポート電設有限会社の5社による指名競争入札の結果、落札によるものです。
契約金額は、消費税込みで52,360千円で、契約の相手方は、株式会社牧野電気で、所在地及び代表者については議案書のとおりでございます。
本工事につきましては、清水下水終末処理場の設備更新に伴う曝気装置に付随するインバーター等の運転操作設備及び集中管理機能における監視装置、サーバー装置の機能増設のため、電気設備工事を実施するものであります。
工期といたしましては、契約の日から令和4年3月25日としてございます。
落札率につきましては、98.16%です。
以上、議案第72号の提案理由の説明をさせていただきます。
続きまして、議案第73号、工事請負契約の締結について、提案理由の御説明を申し上げます。
工事名は処理施設機械設備工事で、契約の方法につきましては、令和3年8月31日に、共和化工株式会社札幌支店、株式会社前澤エンジニアリングサービス北海道営業所、株式会社楢崎製作所、株式会社神鋼環境ソリューション北海道支店、株式会社水機テクノス札幌営業所の5社による指名競争入札の結果、落札によるものです。
契約金額は、消費税込みで111,320千円で、契約の相手方は、株式会社前澤エンジニアリングサービス北海道営業所で、所在地及び代表者については議案書のとおりでございます。
本工事につきましては、清水下水終末処理場の設備更新に伴う反応タンク設備の曝気装置2台の更新工事を実施するものであります。
工期といたしましては、契約の日から令和4年3月25日といたしてございます。
落札率につきましては、96.59%です。
以上、議案第73号の提案理由の説明をさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) これより、一括して質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
これより、一括して討論を行います。
討論ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより、議案第72号、工事請負契約の締結についてを採決します。
この採決は起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。
よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。
これより、議案第73号、工事請負契約の締結についてを採決します。
この採決は起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。
よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。
○議長(桜井崇裕) 日程第9、請願第18号、コロナ禍における農畜産物の消費拡大及び高温・干ばつによる農作物被害対策を求める請願書についてを議題とします。
請願文書表を朗読させます。事務局長。
○事務局長(田本尚彦) 朗読。
○議長(桜井崇裕) 請願第18号について、紹介議員の説明を求めます。
8番、口田邦男議員。
○8番(口田邦男) 請願理由を申し上げます。
この請願は、清水町農民連盟から出されたものでございまして、請願内容につきましては農産物の消費拡大及び高温・干ばつによる農作物被害対策を求める請願でございまして、これからいろいろ審査に入るわけでございますけれども、この件がありまして、今朝ほど以来、本町の干ばつ被害等について実態を伺ったところでございますけれども、担当課からは野菜には被害がありますけれどもほかの物にはあまり影響がないような答弁でございましたけれども、実態はそうでないと、かなり本町も被害があると私は認識しております。
そこら辺の実態が欲しかったためにお願いしたことでございますけれども、残念ながら実態をつかんでいないと私は思いますので、そこらを加味しながら審査に当たっていただきたいというふうにお願いします。
以上です。
○議長(桜井崇裕) これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
お諮りします。ただいま議題となっています請願第18号、コロナ禍における農畜産物の消費拡大及び高温・干ばつによる農作物被害対策を求める請願書については、総務産業常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。
よって、請願第18号は、総務産業常任委員会に審査を付託することに決定しました。
○議長(桜井崇裕) 日程第10、所管事務調査についてを議題とします。
委員会報告書を朗読させます。
事務局。
○事務局(宇都宮学) 朗読。
○議長(桜井崇裕) 本件に関して委員長の報告を求めます。
総務産業常任委員会委員長、鈴木孝寿議員。
○総務産業常任委員長(鈴木孝寿) 所管事務調査につきましては、今、事務局が一読していただいたとおりでございます。
問題点は、やはりお金の問題、さらには人の問題、当たり前のことなのですけれども、やはりこれは避けて通れない部分がこの人口減少時代においては特に感じられるところであります。
ただ、人口減少をしながらも、水道の多くは昨今は微増というか、若干増えてきている。それは、元気な農業に支えられている部分もありますが、結論として一番管路等々に大変、継続してお金のかかる町内の今後の在り方も含めて、また災害等も含めて、全体的に今後を考えていかなければならない、そういう時代に来ているということをしっかりと指摘をさせていただいたところでございます。
皆さんの御理解をよろしくお願い申し上げます。
○議長(桜井崇裕) これから質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
常任委員会の報告は報告書のとおり、報告済みとします。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 以上で、本日の日程は全部終了しました。
お諮りします。
議事の都合により、9月8日から9月12日までの5日間は休会にしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。
よって、9月8日から9月12日までの5日間は休会することに決定しました。9月13日は午前10時に会議を開きます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 本日はこれで散会します。 (午後4時7分)
○議長(桜井崇裕) 日程第1、請願第18号、コロナ禍における農畜産物の消費拡大及び高温・干ばつによる農作物被害対策を求める請願書についてを議題とします。
委員会報告書を朗読させます。事務局長。
○事務局長(田本尚彦) 朗読。
○議長(桜井崇裕) 本件について、総務産業常任委員長の報告を求めます。委員長、鈴木孝寿議員。
○総務産業常任委員長(鈴木孝寿) 委員会の報告をさせていただきます。
今、事務局長が言われたとおりでございます。皆様には、お手元にあると思いますが、コロナ禍における農畜産物の消費が低迷していること、さらに昨今の気象変動における高温・干ばつによる農畜産物、農産物、特に、被害対策を求める意見書でございます。これは、全会一致で採択となりました。こちらにつきまして、皆様の御理解をよろしくお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
これより請願第18号について討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより請願第18号、コロナ禍における農畜産物の消費拡大及び高温・干ばつによる農作物被害対策を求める請願書について採決します。
この採決は起立によって行います。
この請願に対する委員長の報告は採択です。請願第18号は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、請願第18号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
○議長(桜井崇裕) 日程第2、陳情第19号、先日の町議会で否決となった令和3年度清水町一般会計補正予算に関する陳情書についてを議題とします。
陳情文書を朗読させます。事務局長。
○事務局長(田本尚彦) 朗読。
○議長(桜井崇裕) お諮りします。ただいま議題となっています陳情第19号、先日の町議会で否決となった令和3年度清水町一般会計補正予算に関する陳情書については、議会運営委員会に審査を付託することにしたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。よって、陳情第19号は議会運営委員会に審査を付託することに決定しました。
一般質問に入る前に、あらかじめ申し上げます。
最初の質問は通告の全項目について一括して質問していただき、再質問がある場合は一問一答方式になりますので、よろしくお願いいたします。
また、質問、答弁に当たっては分かりやすく簡潔に行われるよう、特にお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) 日程第3、一般質問を行います。
順番に発言を許します。
4番、中河つる子議員。
○4番(中河つる子) 4番、日本共産党、中河つる子です。
1つ、防災対策について。
本町の台風災害から5年が経過しました。被災した橋などの復旧工事も終了し、生活に支障を来さなくなりました。
平成29年9月に作成の清水町防災ガイドマップの内容と避難体制についてお伺いします。
(1)番、ガイドマップの中にある「避難勧告」が今年5月に廃止され、「避難指示」一本になり、避難指示が出れば全員避難になったそうですが、全員退避のできる施設の確保はできているのでしょうか。
(2)番、安全に避難するための情報として防災無線機が各戸に貸与されましたが、その普及率はどのくらいでしょうか。
(3)番、お年寄り、障害者を含め、避難体制づくりはどのようになっていますか。
(4)番、地域への防災教育はどのようになっていますか。
項目2、「生理の貧困」対策について。
経済的な理由で生理用品の入手に苦しむ生理の貧困が、新型コロナ感染症拡大の長期化により社会問題となっております。雇用状況の悪化による収入の減少している家庭の児童、生徒、アルバイトが減り生活に困っている学生も増えています。令和3年6月16日に、菅内閣総理大臣を本部長とする、すべての女性が輝く社会づくり本部・男女共同参画推進本部合同会議で決定された女性活躍・男女共同参画の重点方針2021の中に、生理の貧困にある女性への支援等が盛り込まれています。
このコロナ禍で、とりわけ声が上げにくい児童、生徒が安心して学校へ通うために、町内の小、中、高等学校、公共施設の女子トイレの個室に生理用品を置くべきと考えますが、教育長の考えをお伺いいたします。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。町長。
○町長(阿部一男) それでは、私のほうから中河議員の1点目の防災対策についてお答えをいたします。
質問におきましては、1から4点までありますけれども、一括して続けてお答えをさせていただきます。
まず、1点目、ガイドマップの避難指示の改正と全員退避のできる施設の確保についてでありますが。
新たな災害対策基本法が本年5月20日に施行されました。これまでは、大雨や台風等により災害発生のおそれが高い状況になると避難勧告を発令することになっておりましたが、改正により避難勧告は廃止され、避難指示となり、発令の際には直ちに危険な場所から避難することとなりました。
次に、これまでの避難準備・高齢者避難開始が改正で高齢者等避難に変わり、高齢者に対してのみでなく、障害のある方や乳幼児がいる御家庭の方など避難に時間を要する方は発令されたら危険な場所から避難する。また、高齢者等以外の方も、災害が起こる可能性が高まっている状況なので、避難に向けて準備するとともに、状況に応じて自主的な避難を検討、実施することとなりました。
避難所の確保についてですが、1人当たりの避難所での必要面積は4平方メートルを想定し、公共施設や学校の建物において、計算上ですが、全町民が避難しても収容可能な面積を確保しております。
次に、2点目の質問のお答えです。
防災無線の普及率ですが、町内では災害等の緊急情報や防災情報などを伝達するため、各御家庭等に防災無線戸別受信機を配付し、令和2年度より運用しております。現在の配付状況は、全世帯の約66%となっており、今後においても普及に向けて働きかけを行ってまいります。
次に、3点目のお年寄り、障害者を含めた避難体制づくりについてですが、災害が発生または発生するおそれがある場合に、自ら避難することが困難な方が209名いらっしゃいます。この方々が迅速に避難するための支援計画として、一人ひとりに清水町災害時要支援者避難支援プランを策定しています。この支援プランの名簿については、消防、警察、社会福祉協議会など関係機関と情報を共有しながら避難の支援を行うとともに、自主防災組織や町内会、高齢者支援員による定期的な状況把握を行うこととしております。
最後の4点目ですが、地域への防災教育についてですが、第2次学校安全の推進に関する計画を踏まえ、町内の小中学校において児童、生徒が安全に関する資質、能力を育むため、1日防災学校を実施しています。この一環として、防災に関する授業にて、平成28年の台風の災害の状況や今後の対策の説明、家庭で準備する備蓄品の紹介や屋内用テントや段ボールベッドの組立ての実践、避難所運営ゲームを実施し、起こり得る状況の理解や適切な対応、安全に配慮した様々な見方、考え方に気づき、率先して行動できる意識を高める取組をしております。
また、一般町民につきましても、防災訓練や出前講座を通し、引き続き防災意識の啓発に努めてまいりたいと考えているところであります。
以上、私からの答弁とさせていただきます。
○議長(桜井崇裕) 次の答弁を求めます。教育長。
○教育委員会教育長(三澤吏佐子) それでは、私からは生理の貧困についてお答えをしてまいります。
新型コロナウイルス感染症の拡大も含めた経済的な理由で、生理用品を購入できない女性がいるという生理の貧困問題が顕在化し、女性の健康や尊厳に関わる重要な課題とされております。女性活躍・男女共同参画の重点方針2021において、内閣府は、地方公共団体が女性への寄り添った相談支援の一環として、生理用品の提供を地域女性活躍推進交付金により支援する。その際、地方公共団体に対し生理用品の提供だけではなく、それを一つのきっかけとして、生理の貧困にある背景や事情に丁寧に向き合い、きめ細かく寄り添った支援の充実を促すとしております。
また、文部科学省は、小、中、高等学校等において、生理用品の入手に困難が生じている児童、生徒が判明した場合は、養護教諭やスクールソーシャルワーカー等が連携し、生活支援や福祉制度につなぐとしています。
女子トイレの個室に生理用品を置いてはどうかとの御質問ですが、先ほど申し上げた国の重点方針に記載されているとおり、貧困により生理用品が買えない、与えられないなどの状況を把握して支援につなげていくことが重要であります。本町としては、保健室に生理用品を備えることで対応し、その理由について、養護教諭等と相談できる体制を整えることによって、貧困の状況にある児童、生徒の把握と必要な支援につなげてまいりたいと考えております。
なお、各小中学校においては、これまでも保健室に生理用品を備えて、必要なときは養護教諭による提供や相談を行ってまいりましたが、今後も困っている児童、生徒に対して十分な手が差し伸べられるよう周知や対応を徹底してまいります。
○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。4番、中河つる子議員。
○4番(中河つる子) まず、初めに防災対策についてです。
(1)番の避難指示一本になった中での全員の避難ができる施設はあるのかということに対して、具体的な数字を持ち出していただきながら説明していただいて、その点はそういう施設を整えているということでよかったと思います。
2つ目です。防災無線機が各戸に普及率が66%という中で、実際に災害が起こった場合、どのように避難周知をするのでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。総務課参事。
○総務課参事(山田寿彦) 御質問のありました防災無線の活用についてなのですが、避難指示等が出た場合には、防災無線を通じて連絡をするという形。それと、それ以外にも電話やファクス、防災メール等、あとはSNS、そういった形でお知らせするという形となっております。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 4番、中河つる子議員。
○4番(中河つる子) それでは、今までどおり電話やファクスでも、前に契約したといいますか、町民から申出というか、申込みありました。それは生きているということで、そういう方法でも連絡されるということですか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。総務課参事。
○総務課参事(山田寿彦) はい。今までどおり継続している形であります。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 4番、中河つる子議員。
○4番(中河つる子) それでは、その前に全戸に防災無線機が行き渡っていない現状の中で、多くの町民に渡るような努力といいますか、66%というのはちょっとまだまだ低いのではないかと思いますけれど、どのような工夫をされていますか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。総務課参事。
○総務課参事(山田寿彦) 防災無線の普及率についてなのですが、66%と決して多い数字ではないことは、我々も認識しております。
今後においても、配付に向けての啓発であるとか、あと最近でいうと、防災の御案内だけでなく、新型コロナウイルスの情報について等も放送しておりまして、それでまた新たに興味を持ってくれてる方々がいらっしゃいますので、そういった方々にも配付率はちょっと上がってきてるかなというのがあります。
あと、一つ今考えているのが、単身世帯の普及率が低いのではないかと考えておりますので、今後におきましては、アパートとかを管理している方、そういったオーナーさんとかにそういった働きかけをしていきたいと考えています。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 4番、中河つる子議員。
○4番(中河つる子) この防災無線機については、昨年貸与といいますか、なったと思うのですが、その後の町民への普及するための周知とかそういうのは見られないように思うのですけれども、そこら辺は文書や何かで周知をするような工夫はされてないのでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 答弁、総務課参事。
○総務課参事(山田寿彦) 申し訳ありません。普及についての周知が足りないのではないかという話なのですが、現在も定期的に広報とかそういった形でお知らせをしたりホームページとかで周知はしてるのですけれども、今後についてはもうちょっと努力していきたいと考えています。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 4番、中河つる子議員。
○4番(中河つる子) 引き続き、それでは、そういうことで普及を上げていくようにといいますか、町民に行き渡るようにやってほしいと思います。
それでは、3番についてです。お年寄りや障害者を含めということで、避難体制はどのようになってるかということの中に、町内会にも避難体制づくりの指導はしているのでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。総務課参事。
○総務課参事(山田寿彦) 町内会についての避難計画についてなのですが、今お願いしているのは、まず自主防災組織の結成についてのお願いをしておりまして、それについても100%ではないのですが、組織の結成のお願いをしているのと、そういった形の中で名簿であるとかそういった形の作成の指導なり助言をしていきたいと考えています。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 4番、中河つる子議員。
○4番(中河つる子) 私も近くの町内のお年寄りに聞いてみますと、仲のよい人たちはそういうときも連れ立って避難する、できると。だけれど、そういう仲間から外れてる人とか、近所づき合いあんまりしてない人とか、そういう方たちの避難というのがすごく心配、その方は自分も含めてと言ってましたけれども。そういう中でのやはり全員が誰一人残さないようなそういうような避難体制、こちらの今日の報告には何人かの必要な人のそういうものについては書いてありましたが、それ以外にもやはり独り暮らしの人がすごく多い中で、全体にそういう一人も残さないという方法を取るには、やはり役場からのそういう組織づくりと、やはり町内会にもそういうきめ細かな避難体制、そういうものが求められるのではないかと思いますが。そこのところをもう少し重要に考えて指導してもらいたいと思いますけれど、いかがでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 総務課参事。
○総務課参事(山田寿彦) 避難についての形なのですが、支援計画として清水町災害時要支援者避難支援プランというものは作成してるのですが、それで網羅されない方々もいらっしゃるのは当然我々も理解しております。
今後、そういった方たちとどうやって避難をしていただくかということにつきましては、今後我々の課題でもありますし、各種機関と連携をしながら協議を進めてまいりたいと考えております。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 4番、中河つる子議員。
○4番(中河つる子) やはりそういう災害があったときには、お年寄りは本当にそれを、自分はどうしたらいいのだろうということを一番考えていますので、そういうような組織化といいますか、早急にそういう組織を整えるような指導を町内会にもしてほしいと思います。
それから、次、4番目です。防災教育についてですが、いろいろな防災教育をしているということで、いいと思いました。それから、28年の台風のときには災害ボランティアで中学生も泥出しに来てくださったということで、その当時の被害に遭われた方は大変よかったということを今でも話しております。そういうことでは、小学生、中学生、学生も含めたそういう体制づくりというのは大切ではないかと思ってます。
28年の台風のときほど、遠くの親戚より近くの他人といいますか、そういう大切さを実感しました。今のコロナにも通じますけれども、災害を経験して、お年寄りや障がい者一人も取り残さない避難体制をつくる。それは、コミュニティ意識も高め、普通の生活にも潤いを与えると思いますので、今後ともその災害について組織づくりなどよろしくお願いしたいと思います。
次に、生理の貧困についてお伺いいたします。
先ほどの答弁にありました、今までどおりと変わらないとおりでやっていくという答弁でしたが。
経済的な理由で生理用品の入手に苦労した学生、これは#みんなの生理という団体の2月の調査です。これによると、生理用品の入手に苦労した学生は20.1%、生理用品でないものを使用した学生は27.1%もいたと。この調査結果が国会でも取り上げられ、さきの女性活躍・男女共同参画の重点方針2021に盛り込まれたということです。
今まで生理について表立って話しするということはなかったです。なかなかそういうものは話せるような日本の社会ではなかったのですけれど。それで、統計もなかったわけです。今回初めてインターネット上の統計でこういうことが判明したわけです。
ですから、清水でもどのぐらいのそういう困難者がいるかというのは実際のとこは分からない、そしてまたそういうことを学校のほうにも言いづらい内容だと思います。ですから、潜在的にどのぐらいいるか、でも全国的な統計を見ると全然いないのではないのではないかと思います。
コロナ禍の中で貧困に苦しむ人が多く、中でも不景気、閉店になると女性が真っ先に首を切られ、生活苦に陥ります。そんな中で、女性も声は上げ始めました。本来、女性の生理というのは哺乳動物である人間、その人類が子孫を残すために、そのための大切なことであります。生理の貧困の解決は、女性だけでなく男性と社会、ジェンダー平等等の社会の課題です。
町が今年発表した清水町総合計画の中に、SDGsが組み込まれています。SDGsは2030年までの長期的な国際社会全体の開発目標です。SDGsの目標5にジェンダー平等を実現しようという内容が入ってまして、この目標5のジェンダー平等を実現しようというのはジェンダーの平等を達成し、全ての女性と女児のエンパワーメントを図るとなっております。エンパワーメントというのは、よりよい社会を築くための責任を持った変革の主体となる力をつけること、女性にもそういう力をつけることという内容です。そういうものが入って、そしてそれが清水町の総合計画の中にも盛り込まれています。その総合計画の2か所にこのジェンダー平等の目標5というのが組み込まれています。
この新しい総合計画の推進のためにも、全ての女性と女児によりよい社会を築く力をつけるためにも、生理の貧困の解決は町の総合計画の目指す方向と一致すると思いますが、これは町長からお答えもらいたいなと思います。
○議長(桜井崇裕) 町長。
○町長(阿部一男) 今のSDGsも含めて総合計画の中で盛り込んで、それも一つの大切な部分でないかという御意見については、私も十分に同感するところでございますので、今後、ここでもいろいろなことがあるので、教育委員会の答えですけれども、いろいろなことがあるので、本当に子供たちのことを考えたら、まずは今までのことをということでお答えしたように私も聞いておりましたけれども。
今後については今のことも含めて、さすがにそんな高い数字というのは私もちょっと、20%以上という数字は今初めて聞いた数字ですので、そんなことも踏まえながら、今後についてもうちょっと時間を頂きながらしっかりとした対応を教育委員会と協議しながらしていく予定でおりますので、その辺、御了承頂きたいなと思います。
○議長(桜井崇裕) 4番、中河つる子議員。
○4番(中河つる子) 神奈川県の大和市というところで、今年実際に始めたそうです、それを。それで、25万の市で始めた内容を9千人の清水町に換算してみますと、月々11千円ぐらいの予算でこれは小中学校のトイレに置くことができるような内容でした。
それから、このトイレに置くというのが実際に始まったのは、これはまた愛知県の東郷町というところなのですが、その小中学校の子ども議会、そういうところで、小学校当時6年生の子供さんが発言して、こういう生理について苦しんでいるときに、学校のトイレに置いてもらうと、常備していただければ小まめに交換でき、心も体も健康になると思いますと、そういうような子ども議会の中での小学校6年生の女の子の発言が取り上げられまして、そしてその東郷町、それで町でも、町長さんの考えは、子ども議員さんの提案を受けて自分たちもいろいろ勉強させてもらったと、そういうような経過がありまして学校にも置くようになったと。それを聞いて、市の大きな会社の方が、それならということで寄附をしてくださったと、そういうような経過もあって、そういうふうにだんだん全国でも広がってきています。
当町でも、今までどおりというのではなく、文科省とかいろいろなところで生理用品が言い出しにくい事情の生徒にも配慮して、提供方法や配置場所などの工夫を御検討頂きたいという文科省の文書もあります。こういうのも見ますと、どのくらいの必要度があるかを調べるためにも、定期的にトイレに置いてみるなどのそういうような試験的なこともやってはどうでしょうかと思いますが、どうでしょう、教育長さん、お願いします。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。教育長。
○教育委員会教育長(三澤吏佐子) ただいまのお話については、非常に大切な問題だと私も認識をしております。
その中で、生理に関しましては、学校における保健体育の授業、また従来にはなかった適切な性教育が進んでいく中で、従来のように生理そのものを隠さなければならない、それから恥ずかしいことだというような認識から少しずつ変化が起きてると思っております。命を育むために、先ほど議員もおっしゃいましたけれども、本当に大切な機能でございます。そういう中で、男性も女性も共有する中で、このことは尊重されなければならないと思っております。
そういう教育が進む中で、子供たちが単に学校のトイレの中に生理用品があるからそれを使うということではなく、そこからさらに一歩進んで、そういう状況がある場合に心と体がどれだけ傷ついてるかということをしっかり学校側が把握するということ、さらには私どもが把握するということ、非常に大切だと思っております。そういう中で、担任の先生はもちろんでございますが、養護教諭がワンクッション、そこで子供たちの思いですとか状況を受け止める、その機会に保健室を訪れていただくということをしたいという思いも私の中にございます。そういうことも含めまして御理解を頂きたいと思うのですけれども。
ただ、今、正確な調査はしているかという御発言ございました。私どもといたしましては、その調査を行ったことはまだございません。ですので、学校ともそういうことも含めまして、もう一度対応について、そういうことが必要かどうかのことも含めまして考えてまいりたいと、相談してまいりたいと思います。よろしくお願いをいたします。
○議長(桜井崇裕) 4番、中河つる子議員。
○4番(中河つる子) ぜひ、そういう検討をしてもらって、調査をしてもらうなどして、子供さんたちがそういうことで学校へ行くのが嫌だとか、行けないとかというようなことがないようなそういう環境にしてもらいたいと思います。
私は、この質問をするに当たって、町内の女性の方たちも意見を聞いてみました。40代の女性、2人の女子生徒を育ててるお母さんは、それはとてもいいことだと、そんなのが私が学校時代にもあればすごくよかったという、そういう話しされました。それから、70代の女性に聞きますと、そういうことはいいと、私たちの時代ではそういう話もできなかった。だけれども、そういう提案が通ったら、私はそこに寄附したいと、言ってくださる人もいました。
そのように、やはり女性は今まで生理のことについては少なからず苦労してきてます。昔は全然置いてなかったトイレットペーパーが今は普通に置かれているように、生理用品もそのトイレットペーパーと同じように普通に置かれるようになると、そういうことを切に期待してます。そして、このことについては、女性一同大きな関心事として私たちこれからも注目していきたいと思ってます。ぜひ、よろしくお願いします。
以上で終わります。
○議長(桜井崇裕) 次に、3番、山下清美議員。
○3番(山下清美) 3番、公明党、山下清美でございます。事前に通告しております2項目について質問をさせていただきます。
初めに、脱炭素への取組について伺います。
2020年10月、第203回の臨時国会において、所信表明演説の中で、菅総理大臣は、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする。すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを宣言いたしました。そして、今年6月9日に地域脱炭素ロードマップが発表され、2030年までに少なくとも脱炭素先行地域を100か所以上創出に向けて、2025年までの集中期間に政策総動員すると発表されております。
北海道においても、今年6月9日、2050年までのゼロカーボン北海道の実現に向けて、関係者が目指す姿を共有し、連携・協働しながら脱炭素に向けた効果的な取組を進め、全道に拡大することを目的として、ゼロカーボン北海道推進協議会を設置されました。
また8月17日には、脱炭素・ゼロカーボンの実現に向け、全国に先駆けた取組を進めようと、国と道の会議が開かれ、2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指すとして、道はゼロカーボン北海道を新たな成長戦略の一つに掲げたところです。国も北海道での脱炭素の取組を進めたい考えを示し、全国に先駆けて設置した専門チームタスクフォースの会議が初めて開かれたところです。
このように、国や道の動きが見えてきた中で、次の点について町の考えを伺います。
1つ目ですが、今年度脱炭素を検討した事業はあるのかどうか。
2つ目です。今後、各事業に脱炭素の視点を盛り込む考えはあるのでしょうか。
3つ目、脱炭素に向けた庁内検討会議設置が必要と思うが、設置の考えはありますか。
4つ目、2025年までの集中期間に政策総動員されるが、その対応はどのように考えているのでしょうか。
5つ目、2050年脱炭素のまちの実現を目指すことを考えてはいかがでしょうか。
以上5項目について答弁願います。
続きまして、体育館建設事業について質問をさせていただきます。
体育館建設事業については、3月の定例会で、町民検討会議での御意見、利用団体からの要望や事業費コストに留意し、町長部局と協議の上、建設事業を進めてまいります。また、6月の定例会でも、今後開催してまいります町民検討会議での御意見や利用団体からの要望なども踏まえながら、庁内議論を重ねてまいります。若い世代の職員の参画も重要でありますので、庁内検討会議での議論や基本設計にも反映できるよう、意見やアイデアを聴取する機会を設けてまいりますと定例会2回に答弁を頂いたところです。
その後、8月24日の全員協議会において、建設予定地が発表されましたが、この予定地再検討も視野に建設地選定に当たって次の点について考えを伺います。5点ありますが。
1点目です。町有地の有効的な土地利用の観点からの検討はなされたのでしょうか。
そして、2項目目ですが、町民検討会議ではどのように議論され、その中での意見をどのようにそしゃくして選定されたのか。
若い世代の職員の意見をどのように掌握されたのか。
4つ目が、庁内会議での議論をどのように踏まえての選定だったのでしょうか。
5点目、建設予定地選定については、まちづくり基本条例に基づき町民の意見を聞く必要があると思いますが、町長の考えを伺います。
以上、大きい項目2項目、それと小さい項目が5点ずつありますので、それぞれ答弁をよろしくお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。町長。
○町長(阿部一男) それでは、私のほうから大きな2点の質問に答えたいと思います。
まず、大項目の1点目、脱炭素社会への取組についてでありますけれども、小項目が5つありますので、この中で逐次5点について答弁をさせていただきます。
まず、小項目1点目の本年度における脱炭素を検討した事業についてでありますけれども。
脱炭素を前面に出した事業ではありませんが、農林水産省で取り組む環境負荷低減に向けたみどり戦略の一つである化学農薬、化学肥料の低減のための土壌診断に基づく適正な施肥の推進や堆肥ペレットの積極的利用、また各家庭での省エネの推進やバイオガスプラントによる再生エネルギーの利活用促進、地域循環型社会の構築を目指すごみの減量化と再資源化などに取り組んでおります。
そのほか、役場として節電はもとより、公用自転車の配置や、町の事業ではありませんが、十勝全体で取り組んでおります月に一度の十勝一斉ノーカーデーでの徒歩や自転車での通勤奨励など、自動車の使用を縮減し、温室効果ガスの抑制に取り組んでいるところであります。
次に、小項目2点目、今後、各事業に脱炭素の視点を盛り込む考えはとの御質問にお答えをいたします。
議員御指摘のとおり、菅総理大臣が2050年カーボンニュートラル・脱炭素社会を目指すとの宣言をし、その後、環境省及び資源エネルギー庁などが脱炭素社会の実現に向けた各種施策を打ち出し、また北海道においてもゼロカーボン北海道を目指した取組が進められております。
本町におきましても、温室効果ガス削減のための脱炭素に向けた取組は重要であると考えており、太陽光やバイオガスなどの再生可能エネルギーを活用した電気の有効利用や森林等による二酸化炭素吸収源の確保などの視点を取り入れ、町全体で取り組んでいかなければならないと考えております。
次に、小項目3点目、脱炭素に向けた庁内検討会議の設置についてですが、脱炭素に向けた取組は全庁挙げて取り組むべき課題であると認識しておりますが、まずは経済や農業、建設、施設管理部門など各分野を所管する部署において、それぞれが脱炭素に向けた情報収集や研究、検討が必要であると考えています。その上で、横断的な取組が必要な課題があるならば、庁内検討会議の設置を検討したいと考えます。
次に、小項目4点目、2025年までの集中期間、政策総動員への対応についてですが。
公表された地域脱炭素ロードマップにおいて、今後の5年間を集中期間として政策を総動員すると明示され、国においては2050年カーボンニュートラルという目標に向けた取組が加速すると思われます。
今後、国における技術開発の進展に期待するとともに、本町において脱炭素に向けてどのような課題があるのか、どのような可能性があるのか調査、検討し、先進事例を参考にしながら創意工夫を持って対応していきたいと考えております。
最後に、小項目5点目、2050年脱炭素の町の実現を目指す考えはとの御質問ですが、近年頻発している猛暑や大雨などの異常気象要因として地球温暖化が指摘されており、その対策が喫緊の課題として、2015年には日本を含む世界各国でパリ協定が合意され、地球温暖化対策は世界的に最も重要な課題であると認識しております。
第6期清水町総合計画において、協働による環境保全を目指す基本的方向として、環境教育の機会の充実や再生エネルギーの利用促進を挙げていることから、清水町といたしましても国や北海道の動きを踏まえ、町民、事業所等と連携し、2050年に温室効果ガスの排出を実質ゼロにする脱炭素の町の実現に向けて取り組んでまいります。
次に、大項目2点目、体育館建設事業についてのお答えであります。
この項目についても、1から5点目まで小項目ありますので、順次続けてお答えをしたいと思います。
最初に、1点目の町有地の有効活用につきましては、浸水想定区域外の既存町有地といたしまして、旧町民テニスコート跡地と旧第一保育所及び現児童館の2つのエリアが新体育館建設用地となり得る敷地面積を有しておりますが、昨年度実施しました体育館建設に関するアンケートでは、交通の利便性や防災面の立地を考慮した意見が多く、市街地を望む回答が約65%となっており、周辺道路とのアクセス面からホクレン農業協同組合連合会様が所有する北2条8丁目7番地1の土地のうち約1万5,000平方メートルを取得し、建設用地とする方針としたところであります。
次に、2点目と3点目の町民検討会議や若者の職員の意見につきましては、今後、体育館の建設規模や機能を議論していく際に、建設用地についても御意見を伺ってまいります。
また、4点目の役場内での議論につきましては、新体育館等庁内検討会議におきまして、候補地を議題とし、浸水想定区域外で交通の利便性を考慮し、市街地が望ましいとの方向性を出しているところです。
最後に、5点目のまちづくり基本条例の関係でありますけれども、建設用地の方針につきましても、建設基本構想、基本設計案とともに、町民の皆さんの御意見を伺ってまいります。
以上、体育館建設事業についての私からの答弁とさせていただきます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 再質問に入る前に休憩を取りたいと思います。再開は11時10分とします。 (午前10時58分)
○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き一般質問を続けます。
(午前11時10分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。
3番、山下清美議員。
○3番(山下清美) 再質問をさせていただきます。
初めに、1項目目、大きい項目の脱炭素への取組について、数点、再質問をさせていただきます。
まず1点目ですけれども、これ8月の31日の新聞報道の中で環境省が概算要求の中で再生可能エネルギー導入など、地域の脱炭素化推進に向け、自治体に対する新交付金創設、これに20,000,000千円計上するということで出ておりました。そういった部分を踏まえて、今後の脱炭素の視点で取り組む考えという中ではすぐに取り組む必要があるかと思いますけれども、その点については今どのようにお考えでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
企画課長。
○企画課長(鈴木 聡) 脱炭素に向けた再生エネルギーというのが一番のカーボンニュートラルに向けた重要な視点になっているかと思います。環境省が示したそのメニューにつきましても把握はしておりますが、具体的なものがまだ私ども把握し切れていないというところもありますので、調査研究しながら取り組めるところは取り組んでいけるように、こちらの心構えというか、は準備していきたいと思っております。
○議長(桜井崇裕) 3番、山下清美議員。
○3番(山下清美) ただいまそういった部分でのいろいろな情報を得ながら取り組みたいという部分がお話がありました。そういった部分でいろいろな脱炭素に向けたこういった環境省の部分が出されましたけれども、いろいろな課にまたがる横断的な部分があると思います。そういった部分では全庁的な横断的な考え方をしっかりと持ちながら検討することが必要かと思います。3点目の中で庁内検討会議を設置する、検討したいという話でしたが、今回、国の予算が示された中では来年度予算に向けた部分の情報を収集しながら各課にまたがる部分、横断的に検討をしていく必要と思いますが、今の考えを伺います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
副町長。
○副町長(山本 司) 新年度の予算に向けて予算編成方針の中にもこの集中期間、政策総動員のこの趣旨を踏まえまして、各課における省エネ、脱炭素のメニューについて計画的に推進していくよう取りまとめた上で最終的な予算の中で調整をしてまいりたいと考えてございます。
○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。
3番、山下清美議員。
○3番(山下清美) 続きまして5点目になりますけれども、実現を目指す上で清水町は自然が豊かで本当に農村風景が美しい町ということで、それはもうアピールできるのですけれども、ゼロカーボンの町という部分も清水町の魅力として発信してもいいかなと思うのですが、町としてそういったものを発信する考えがあるかどうか、伺います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
企画課長。
○企画課長(鈴木 聡) 各自治体において今、脱炭素へ向けた宣言というものも各町で取り組みされてございます。本町におきましても、今、町長の答弁にもありましたとおり、2050年に向けて脱炭素の町を目指すと表明させていただきました。この表明によって環境省としては脱炭素の宣言の町としての位置づけになると聞いてございます。ですので、この今表明したことを踏まえて、これから来年度の当初予算も含めまして、実現性のあるものを求めていくように努めていきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 3番、山下清美議員。
○3番(山下清美) これについては、脱炭素宣言については、9月2日の新聞報道にもありましたけれども、管内で3月には鹿追が宣言、そして9月1日ですけれども更別村がカーボンゼロを宣言、そして新得町も宣言に向けた調査を行っているという部分で、今の答弁ですと、清水町も今宣言したという捉えでよろしいでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
町長。
○町長(阿部一男) ただいま、私の最初の答弁のときにゼロ温室効果ガス2050年に向かって実質ゼロにする脱炭素の町の実現に取り組んでまいりますということで宣言をしたということに、先ほども課長が答弁しましたけれども、そういうふうになります。ただ、具体的なものについては、これから国からの方針だとかそういうことをしっかりと方向に向かっていけばいいか、私が持っている思いというのはありますけれども、そんなことの中で具体的なものを次年度予算も含めて取り組んでいきたいと思っているところでございます。
○議長(桜井崇裕) 3番、山下清美議員。
○3番(山下清美) ありがとうございました。
続きまして、体育館関係につきまして、再質問を何点かさせていただきます。
この土地については、今の1,500平米ということで答弁を頂きました。この土地の選定に当たって、いろいろな部分で候補地になり得る土地という部分の先ほど答弁がありました。そういった中で町有地全体の土地利用計画の観点から、町としてどのような状況に土地が置かれているのか、例えば旧、ここで示されている旧町民テニスコート跡地だとか、第一保育所跡地、児童館の周辺、そういったエリアの土地を今後どう使っていこうかという部分も含めた中での体育館の今回の土地の選定に至ったのかという部分もちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
社会教育課長。
○社会教育課長(藤田哲也) 御質問のありました旧町民テニスコート跡地と旧第一保育所及び現児童館の2つのエリアのこの跡を今後どうしていくのかという観点も含めて体育館建設予定地というものを検討してきたのかとこういう御質問かと思います。
まず、総合計画の中でもございますけれども、町有地として町の資産を活用していくということにつきましては、当然必要なことという形で思いますが、今回、跡地の問題を具体的にどうするのだというお話ではなくて、体育館を新たに建てていくと。現施設につきましては、平成28年の台風災害で大きな被災を受け、これに対しまして町民の方々からもやはり防災意識の観点の高まり、そして避難所としての利用施設というものを大きく求める声というものがございますので、そういった声に応えていくということも踏まえた上で今回はホクレンの用地という場所をいい地点という点を考慮しまして、いわゆる現時点では最適な場所だろうということで町として方針を決めさせていただいたところでございます。決して町民テニスコート跡地とか旧第一保育所跡地をこういうふうにしましょうとか、ここは体育館の跡地として全く不適地ということではないのですけれども、やはり長く今後残していく、そして避難所という観点の避難機能という観点を考慮した部分が大変大きい中でホクレンの連合会さんが所有する用地に候補予定地とした方針決定をしたところでございます。
○議長(桜井崇裕) 3番、山下清美議員。
○3番(山下清美) ただいま土地のそれぞれの活用については、特にない中で体育館にふさわしい土地としてここを選定したという答弁を頂きました。そういった中でいろいろな土地選定やそういった部分について、まちづくり基本条例に基づく町民の意見、しっかり求めながらやっていく必要があるかと思いますが、企画のこの条例を所管をしている企画の立場ではどのような町民の意見を求め方を考えていかれているか、企画のほうから答弁いただければと思います。全体の中でこれはこうしたほうがいいという部分がもしあれば。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
企画課長。
○企画課長(鈴木 聡) 町の重要施策を決定する上においては、やはりまちづくり基本条例に基づき、町民の皆様の意見を頂いた上で決定していくというのが基本的な考え方でございます。今回の体育館建設におきましても、この条例の趣旨というものを踏まえながら、今後、いろんな町民検討会議ですとか、を踏まえた中での意見募集とかやられていくものと考えてございます。
○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。
3番、山下清美議員。
○3番(山下清美) ただいまいろいろな部分で町民の意見を聴くということで話がありました。そういった意味でいろいろなこの体育館建設事業にいろいろな町民の方が多くの町民が携わったという感じが得られるような体育館建設にされればいいなと思います。これは体育館というのは、前の質問でも話したことありますけれども、何十億という、数十年に一度の町としての一大事業と私は捉えております。そういった部分ではいろいろな町民がこの部分でこのことを意見述べられた、最終的には町としてこう決定したという部分は町で決定するのですけれども、そういった部分に多くの町民が参画できるような形、意見が述べるような形、そういったものを町として考えて、一つ一つ丁寧に意見を聴いていく必要があるかと思いますが、町としてどのように考えていますか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
副町長。
○副町長(山本 司) 体育館建設に当たって、もう既に一部は住民の皆さんの意見としてアンケート調査も行ってございます。今後とも建設の概要が決まりつつあるその前段で様々な情報を出して、様々な意見をお聴きした上で、それぞれ皆が皆さん、最初から同じ意見ということはあり得ないので、様々な意見があると思いますけれども、より多くの理解が得られる妥協点を見いだしながら合意形成してまいりたいと考えてございます。
○議長(桜井崇裕) 3番、山下清美議員。
○3番(山下清美) 多くの方が携われる、そういったのをまちづくりにしていきたいということでこの一大事業については、その都度町民の意見を聴きながらしっかりとやっていきたいということでございました。時間には本当に左右されるかもしれないけれども、そういった部分に意見を聴くところにしっかりと時間を費やしていくという部分を再確認いたしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
社会教育課長。
○社会教育課長(藤田哲也) 多くの町民の方々の意見を基に合意形成を図って事業を進めていくということで、ただいま副町長のほうからお話がありました。そういった意見を聴き、そして議論をしていくという時間をきちんと確保しながら事業を進めてまいりたいと考えております。
○議長(桜井崇裕) 次に、6番、佐藤幸一議員。
議長の許可を得ましたので、通告に従って質問いたします。3項目2点、質問いたします。
1項目目に、空き地雑草対策について伺います。
町内のあちらこちらに空き地が見られ、管理されている空き地もあれば、雑草が伸び放題の空き地も見受けられ、景観を損ねるだけでなく、夏は害虫、春や秋は火災の発生が懸念されるところでございます。町として、これら管理が不十分な地主に対し、どのような対策を取っているのか伺います。
2項目目、町長の釧路出張について伺います。
町長は自分のフェイスブックで8月6日に釧路へ出張したと書き込んでおりますが、JR釧路支社へはどんな業務だったのか伺います。新聞によりますと、特急列車の清水駅停車の要望とありますが、成果について伺います。
3項目目、新型コロナウイルス感染症対策について伺います。
1つ、国は去る8月27日から9月12日までの間、北海道に緊急事態宣言を発令し、それを受けて北海道は、清水町を一般措置区域として様々な制約を課してまいりました。特に飲食店への時短営業等が要請され、飲食店はもちろん、酒類販売事業者やタクシー事業者など、飲食業に関連する事業者は大きな打撃を受けております。飲食店に協力金の交付があるとはいえ、十分とは言えず、関連する事業者には何の支援もございません。そこで、町独自で支援金を交付し、飲食店や関連する事業者を救済する考えはないか伺います。
次に、町民のPCR検査の実施について伺います。
6月定例会でも質問いたしましたが、現在は感染力の強いデルタ株が猛威を振るっております。ワクチン接種者が罹患してもほとんどが無症状で、そこから感染拡大が大きな問題となっております。これら変化を受けて、希望する町民に対し公費でPCR検査を実施する考えはないか伺います。
以上、3項目2点、質問をいたします。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
町長。
○町長(阿部一男) それでは、私のほうから佐藤幸一議員の質問にお答えをしたいと思います。
まず、第1点目の空き地の雑草対策についてでありますけれども、町といたしましては、草刈り等がされていない状況に応じて所有者に対し文書を送付し、草刈りの実施など適正な生活環境の整備を依頼しているところであります。
空き地の適正な管理については、廃棄物の処理及び清掃に関する法律において、不法投棄抑止のための清潔保持の努力義務が規定されております。
また、とかち広域消防事務組合火災予防条例では、空き地に対し、火災予防上、必要な措置を講じなければならないとされ、広報により所有地の適正な管理について周知を行っております。
今後においても、私有地の管理は所有者等の責務であることの周知に努めるとともに、状況に応じて個別の通知を行い、町民の適正な生活環境の保持に努めてまいります。
次に、2点目のJR北海道釧路支社への要請の成果についての答弁をさせていただきます。
札幌と帯広、釧路を結ぶ特急列車については、現在、上下線とも、とかち号が5本、おおぞら号が6本運行されておりますが、そのうちおおぞら号については、十勝清水駅に停車する列車が上下各1本しかなく、ビジネス客や観光客の往来に支障を来し、町の発展を阻害する一つの要因であると考えています。
そこで、同じ状況の芽室駅がある芽室町と共に、特急列車の停車本数の増加、とりわけ需要の多いと思われるおおぞら5号、6号の停車を強く要請したものであります。
JR北海道釧路支社においては、この要請の趣旨を御理解いただいたものと考えておりますが、特急列車の停車本数を増加させるには解決しなければならない数多くの課題があると認識をしているところであります。十勝清水駅における特急列車の停車本数の増加は、駅利用者の増加とともに、札幌圏を往復する町民の利便性向上とビジネス客や観光客の往来増加による町の発展に寄与すると考えておりますので、今後においても粘り強く要請を行っていきたいと考えております。
続いて、大項目の3、新型コロナウイルス対策についてお答えをいたします。
まず、小項目1の飲食店や関連事業者に対する支援についてお答えをいたします。
今年度2回目となる緊急事態宣言が8月27日に発令されました。前回同様、人流を抑えるために、特に飲食店等の皆様に対しては、9月12日まで営業時間短縮などの要請が出ておりましたが、このたびさらに要請期間が本日から9月30日まで延長し、要請に応じることなどを要件として支援金が支給されます。
具体的には、要請等に応じた中小企業、個人事業者に対して、1店舗ごとに1日当たりの売上げが83,333円以下の場合には最大875千円、そして250千円を超える場合は、最大2,625千円等が支給されます。
また、本要請の対象外となっている事業者で影響を受けている関連事業者に対しては、経済産業省の月次支援金や北海道の特別支援金制度がございます。昨年度においては、緊急支援事業給付金として、町内事業所に約59,820千円の給付を行いましたが、現在はそれらの国や道の支援制度が創設されたため、本町独自の事業者への直接給付は実施しておりません。
今後におきましては、国や道における支援措置の動向や町内事業者の売上げ推移等の状況を見極めながら、商工会と継続的に協議を進め、様々な支援について検討してまいります。
次に、小項目2のPCR検査に関する質問にお答えをいたします。
昨年の9月定例会から毎回質問があり、佐藤議員も先ほどおっしゃっていましたように、昨年の12月定例会にと本年3月定例会にて質問を受けております。その際にもお答えしておりますが、PCR検査は保健所や医師の判断により行われる行政検査が基本であり、健康保険が適用され、検査そのものの自己負担はないとされております。しかし、本人の希望による自由診療でのPCR検査は、医療機関等が設定した費用の負担が生じることになります。無症状の感染者を確認するためには広くPCR検査を行うことも有効であるとは思いますが、検査を実施したとしてもそのときだけの結果であり、感染防止の効果が継続されるものではないことから、町民の希望者を対象としたPCR検査の実施は考えていないところであります。
以上、私の答弁とさせていただきます。
○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。
6番、佐藤幸一議員。
○6番(佐藤幸一) 1番からお聞きをいたします。
空き地雑草対策、具体的に伺います。清水10号道路の踏切手前に旧日本通運の建物があった用地がありますが、あそこは雑草どころか雑木も生えてきております。交差点の見通しも悪いし、列車から見る景観もよくございません。今までどのような対応をしてきたのか。また、これからどうする考えがあるのか伺いたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
町民生活課長。
○町民生活課長(斉木良博) 具体的に、今議員おっしゃられました旧日本通運の跡地の対応について、お答えしたいと思います。
その場所については、町民生活課としても把握をしておりまして、昨年も文書をお出ししたり、電話等によって適正な管理、草刈り等の要請をしてきたところです。残念ながら昨年の中では特にこう改善なく、見られなく今年に至っているわけですけれども、今年についてもまた文書をお出しして、所有者について電話で適正な管理の依頼をお願いしているところでございます。まだ草刈り等の確認できておりませんけれども、今後についてもまた粘り強く対応していきたいと思っています。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 6番、佐藤幸一議員。
○6番(佐藤幸一) 対策は非常にしているということでございます。町民の方からも多くの声が上がってきておりますので、できれば何かの形で進めていただきたいと思いますが、どうしようもないということでしょうから少し見守っていきたいと思います。
それでは、釧路出張問題について。
○議長(桜井崇裕) 佐藤幸一議員、答弁。
○6番(佐藤幸一) 答弁ありますか。
○議長(桜井崇裕) 町民生活課長。
○町民生活課長(斉木良博) 先ほどお答えさせていただいたとおり、なかなかこちらから文書ですとか電話等、その依頼によってなかなか対応されていないという状況でありますけれども、空き家については、国のほうで法律が設定されていて、いろいろな法律的な権限というのでしょうか、命令ができたり、勧告ができたりという部分がございます。空き地についてはなかなかその法律がないがゆえに、お願いといいましょうか、こちらから連絡を取って対応を依頼するというところにとどまっているところです。先般、今年度かな、国それから道、政党に対して政策を要望するという機会が毎年あるのですけれども、その中で空き地に対する法整備についても今要望しているところでございます。要望を聞いていただいてその法整備ができると、自治体としてもそういったような権限に基づいた行使ができるとなっていくので、その辺についても進めていきたいなと思っています。
具体的な部分については、今後についても所有者に対する管理責任というものがありますので、その辺について広報ですとか、いろいろな機会を通じて訴えて対応について求めていきたいと思っています。
以上でございます。
○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。
6番、佐藤幸一議員。
○6番(佐藤幸一) 要望しているということでよろしくお願いをしたいと思います。
次に、釧路の出張問題でございます。用件は分かりましたが、行政報告をしていないように思いますが、町の懸案事項であれば町を挙げて取り組む必要があると思いますが、町長一人で十分と考えているのか伺います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
町長。
○町長(阿部一男) まずは同じような、先ほどもあれしましたように、お答えの中に含みましたように、同じような状況にある芽室町、芽室町は我々のことも含めて人口、清水町の2倍くらいありますけれども、全くJRが4時半で閉じるのですね。うちと同じような状況に駅舎が閉じるという状況にありますので、それからまたいろいろなことがありますから、一緒に組んで、まずは要望をしに行って、状況を確認しながら、なかなかまたJRはJRでいろいろなことがございますので、災害復旧もまだ十分に富良野線辺りはあれしていないだとか、そんなこともあって、なかなかすぐこの問題について取り組んでくれるというような状況にないのですけれども、根気強く、特に私といたしましては、この5号と6号を強く、上りと下りの1本を強く要望したというのは、ちょうど午後の時間帯で清水駅も芽室駅も5時間くらいの特急が止まらないと。とかち止まってから次のとかち止まるまで、あるいは1本はおおぞらも1本は止まりますけれど、どっちにしても5、6時間の空白時間があるのです。これだとやはり行くときは何とかあれしても、清水駅で降りられないから隣の新得駅で降りるだとかそういうような状況もあるので、そんなことも含めて町にとっても大きな負担にマイナスになりますし、それから特急列車のずっとおおぞらも含めて止まる駅のいろいろな状況を、町の状況を見てみますと、千歳はまずは別として、南千歳だとか千歳は別として、それ以外のところで一番止まっている駅も含めて、帯広も別ですよ、帯広はあれですから、そうすると一番大きな町が芽室町で2番目に大きな町が清水町で、清水町より小さい駅に止まっていて、そんなこともやはり考えると今後の利用や何か考えると、絶対止めてくれなかったらいろいろなことでお互いにいろいろなマイナス面も出てくるのではないですかと、そんなことも含めて芽室町と一緒になって要望しているところでございます。
○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。
6番、佐藤幸一議員。
○6番(佐藤幸一) 要望の内容は分かりました。そこで釧路出張したわけですが、JR釧路支社から御影駅の件で何か話がありましたか。お聞きをいたします。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
企画課長。
○企画課長(鈴木 聡) 現在、JR釧路支社様からお話があったのは、御影駅につきましては、トイレについては管理費用がかさむというところと不法投棄があるというところで閉鎖したいという意向は聞いてございます。ただ、その意向を聞いた中で今後の御影の駅に関するお話をさせていただきますと、御影駅に関しては重要な駅だとJRも認識しているので、トイレ以外のことについては一切まだ何も検討していないというお話を頂いておりますので、御影駅に関する状況としては以上のとおりでございます。
○議長(桜井崇裕) 6番、佐藤幸一議員。
○6番(佐藤幸一) 御影のトイレの話なのですが、御影駅にトイレがなくなりますと、大通りにある公衆便所も冬季間使えないことになっております。そうしますと御影にいらっしゃった方がトイレをしようとしましても、するところがございません。困った問題であると思いますが、町長、どんなふうに考えますか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
企画課長。
○企画課長(鈴木 聡) 御影の方のトイレ利用に関しましては、御影地域づくりの方とも一度相談させていただきました。現状の御影駅のトイレに関しては、くみ取り式というトイレでございます。和式のトイレということもありまして、なかなか利用者が少ないと聞いてございます。そのような中でやはり管理者としてはなかなか継続するのは難しいというお話になったかと思います。
今後につきましては、御影におきましては、御影支所、公民館ございますし、公共施設も幾つかございます。また、民間コンビニエンスストアも、国道沿いではございますけれども、ありますのでそういうものを最大限利用していただくような形になっていくかと考えてございます。
○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。いいですか。
6番、佐藤幸一議員。
○6番(佐藤幸一) すみません。今回、新型コロナウイルス感染症対策としてプレミアム商品券事業がなっておりますが、全ての事業者の救済にはならないと思います。もっときめ細かい対策を打つ必要があると思いますので、いつ収束するか先の見えないコロナです。外出はするな、外食はするな、制約がある中で生活しなければなりません。一番打撃を受けている事業者に支援の手を差し伸べることは重要です。町独自の支援金制度を創設する考えはないか、再度伺います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 町長の答弁のほうからお話ありましたとおり、昨年度はコロナ対策、特に経済対策の法整備が国のほうも間に合っていない中で、町のほうも緊急的に支援金というのを支給いたしました。先ほどの答弁にもありますとおり、今、月の売上げが50%以上減少したところには経済産業省から月次支援金という月に200千円当たる制度もございますし、そこから漏れた方、前年度同期比で30%から50%まで減少した方は、道の特別支援金というのもございます。もちろんこれで全て救えるわけではないので、継続的に商工会と今回のコロナで経済的に打撃を受けている事業者の洗い出しですとか、あるいはどういった支援がいいのかというのはもちろん話し合っていく必要はあると思います。ただ当面、先般、補正予算に上げたような商品券事業ですとか、あるいは資金ショートしないための近代化資金の利子補給ですとか、そういったもので対応して今後の推移を見守りたいと思っております。
○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。
6番、佐藤幸一議員。
○6番(佐藤幸一) 感染者が高いとされるデルタ株に感染した子供たちは無症状者が多いと言われております。そこから家庭内感染に拡大するケースが報告されております。家族でワクチン接種者がいればその方は感染しても無症状で、他人に感染させるケースもあるかと思います。やはり自分が感染しているかどうか確認するには、検査しかありません。町長公約の新型コロナ感染症対策に力を入れますとあります。今がまさにそのときです。公費の検査について、再度伺います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
保健福祉課長。
○保健福祉課長(佐藤秀美) 今、佐藤議員から、感染者が出た場合の家庭内の感染という再質問だったかと思いますが、当然、感染者が発生した場合には家族内の方、多分、濃厚接触者に該当してくるかと思いますので、そういった方につきましては、行政検査の対応で検査されるのではないかなと思っております。町長からも答弁がありましたように、それ以外の一般の方の感染しているかどうかという不安という部分につきましては、これまでも一般質問で何度も答弁しておりますけれども、結局、一度検査したとしてもその後、またその不安がずっと解消されるというものではないと考えておりますので、今のところ、町独自での検査というものは考えていないところです。
○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。よろしいですか。
○6番(佐藤幸一) はい。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 次の一般質問に入る前に、ここで休憩をします。再開は午後1時とします。 (午前11時48分)
○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後1時00分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 一般質問を続けます。
12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) 12番、高橋政悦でございます。通告に従いまして、2点について質問いたします。
まず1点目、清水町地域防災計画にある自主防災組織についてということで、数点質問をさせていただきます。
近年、日本はもとより世界各地で発生している気候変動による異常気象は、それを止めるための時間、これも限りなく少なくて、もう既に着々と悪化している問題だということは、多くの方が強く感じているところだと思います。当然、環境がもたらす未来、要するに100年後の地球、例えて言うならば、地球の平均気温は現在よりも4.8度ほど上昇すると見積もられており、このまま進めば平均気温上昇による異常な高温の増加や台風やハリケーンの大型化、豪雨の増加は避けられないものと予想できます。
2016年8月に本町を襲った台風災害も例外的なことではなく、世界的異常気象の流れの中の1つであったと認識できます。
その経験を踏まえ、平成30年7月、住民の生命、体及び財産を災害等から保護するため、その対策について定めることを目的とし、清水町防災計画が策定されましたが、その中で特に町民が直接的に災害発生の防止並びに災害発生時の被害軽減を図るためにある自主防災組織について、以下のことを御質問いたします。
自主防災組織の育成等に関する進捗状況、続いて、自主防災組織の活動に関する現況、続いて、自主防災組織に対する行政の支援体制、また、資機材の整備状況と今後の方針、それと、自主防災活動の中心となる人材の養成等について町長の見解をお伺いいたします。
続いて2点目、公営住宅の用途廃止、目的外使用、事業者変更、地域対応活用についてということで、清水町にあっては、耐用年数を過ぎ老朽化しているものも含めて470戸が町営住宅として供用されておりますが、現在、入居戸数は369戸で、入居率は78%ほどと認識しております。つまり、空き家が101戸あるということですが、まずその空き家について何か対策を持っているかをお伺いします。
また、町の中長期計画の中で順次取り壊し、古くなったものは取り壊して新しく建て替るという事業が行われていることは理解しておりますけれども、町民の期待、そして、時代が移り変わるスピードに則しているかといえば、決してそうではない状況であると考えます。しかしながら、限られた予算の中でスピード感を持って計画の前倒しに踏み切ることが難しいことも理解できます。
そこで、人口ビジョンを踏まえた上で、町営住宅の用途廃止、事業主体の変更により民間事業者がリフォーム、管理を請け負い、公営住宅の入居条件に制限されることなく入居可能となる住宅の設置、また、地域対応活用、要するにサテライトオフィスなど検討余地はあると思いますけれども、町長の見解をお伺いいたします。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
町長。
○町長(阿部一男) それでは、私のほうから高橋議員の2点の質問についてお答えをいたします。
まず、1項目目の自主防災組織の質問についてであります。
自主防災組織の育成等に関する進捗状況ですが、現在、町内には131の町内会等がありますが、これまで66の町内会等に自主防災組織ができたところであります。今後も自主防災組織を結成されていない町内会等に対しては、地域住民が災害に対して地域ぐるみで力を発揮するため、結成に向けた御検討をお願いしてまいります。
組織を結成した町内会等においては、会員の避難先や避難経路の確認、非常時の連絡網の作成など、可能な範囲での自主防災活動に取り組んでいただくようお願いをしております。
平成30年に清水町自主防災組織担当職員実施要綱を制定し、それぞれの自主防災組織に担当職員を配置し、防災に関する情報の提供や組織運営の事務補助などの支援をしております。
組織の資機材等の整備につきましては、必要に応じて町民提案型まちづくり事業補助金による支援を図ってまいります。
自主防災活動の中心となる人材の養成等については、防災に関する講演会や研修会を開催し、防災のリーダーや防災マスターの育成も重要と考えているところであります。
次に、2点目の公営住宅の用途廃止、目的外使用、事業主体変更、地域対応活用についてのお答えでございます。
公営住宅につきましては、清水町町営住宅等長寿命化計画において、人口減少を見据えた低所得者向け公営住宅の管理戸数を減らしてきております。現在は470戸となっております。
このうち耐用年数30年を超過した戸数は246戸であり、入居戸数は187戸、入居率は76%となっております。また、耐用年数以内の戸数は224戸であり、入居戸数は182戸、入居率は81%となっております。
現状の空き家は101戸で、空き家率は21%となっておりますが、入居者の負担を減らし、入居しやすいように一部の公営住宅で給湯設備の未設置住宅にボイラーを設置するなど、入居率を上げる対策に取り組んでいる状況であります。
耐用年数の過ぎた公営住宅は用途廃止が可能なことから、公営住宅としての必要戸数を確保した上で、残りについては、民間事業者へ貸し付けて、リフォームを含め維持管理を行ってもらうなど、民間借家として住宅や事務所など幅広い用途で有効に活用する方策についても検討してまいりたいと思っております。
以上、答弁とさせていただきます。
○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。
12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) それでは、まず、自主防災組織についての再質問を行います。
自主防災組織については、管内町村にあって助成金を設けて積極的に育成を取り組んでいるところがあると把握しております。被災経験のある清水町は、ほかのどの町よりも積極的に取り組む問題だと思いますけれども、若干、テンションの低さが気になるところですが、どのような考えで進めていくのか、再度お伺いしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
総務課参事。
○総務課参事(山田寿彦) 自主防災組織の補助であるとか、そういった形の質問だと思いますけれども、我々としましては、今、自主防災組織が結成されていない町内会に対して結成をお願いしていくのがまず第一だと考えていますので、それをまず目指していきたいと考えています。それに対する支援というのは、今後の課題であると思っています。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) まずは足並みをそろえてからということなのかもしれないですけれども、具体的に、今、結成されている66の町内会で作られている自主防災組織、これらの具体的な活動内容というのはどのようなものでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
総務課参事。
○総務課参事(山田寿彦) 基本的に結成した町内会等においては、会員の確認であるとか、避難経路の確認であるとかをできる限りお願いしたいということは伝えてあります。あと、実際に避難訓練とか、そういった研修を行っている町内会もあります。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) 徐々に避難訓練等々、具体的な行動に移すものというのは順次広まっていくのかと思いますけれども、例えば、答弁の中にありました連絡網等々、これって個人情報に係る部分だと思いますが、それはどのように管理していて、自主防災組織の中で独自に作られているものなのか、役場からの情報を元に作られているものなのか、その辺をお伺いします。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
総務課参事。
○総務課参事(山田寿彦) 個人情報の関係もありますので、基本的には町内会独自で作成していただいております。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) 要するに個人情報がらみなので、役場が直接情報を提供するということはないということで。
それでは、あと、助成金等々はまだ考えていないという答弁でしたけれども、実際の話、北海道で、北海道町内会連合会が行われている防災活動研修会支援助成事業があって、過去に、災害前ですか、議会で視察に行ったときに、ある町で誰も応募がない事業なのだけれどずっと続いている。結局、金額は少ないのだけれども、応募するのは1つの町、2つの町、小さな町ばかりで、同じところが常に毎年申請してくるということがあって、なぜほかの町はしないのだろうというくらいの助成事業があって、それを清水町が利用しないというのも何かと思うのですけれど、そこら辺の把握はされていますか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
総務課参事。
○総務課参事(山田寿彦) 活動に対するそういう補助金があるのは可ということについての御質問かと思いますけれども、すみません、現時点で私は把握していませんでした。
そして、そのほかに町の補助といたしまして、町民提案型まちづくり事業補助金というのがありまして、それに伴って自主防災組織の提案がなされて補助した経緯はあります。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。
12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) 補助を受けた自主防災組織があるということでよろしいですね。
ただ、この66の防災組織全員がその補助を申請するすべを持っているのかというと甚だ疑問なのですが、その辺の知らしめる手法としてはどのようなことを考えていますか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
総務課参事。
○総務課参事(山田寿彦) 今後、何かしらの形でお伝えしなければならないと思っています。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) ぜひ、そういうPR的なところは頑張っていただきたいと思います。
さらに、町長答弁の中に、防災のリーダー、防災マスター等の育成は重要だという答弁をいただきましたけれども、管内で言えば音更町であったり、ほかにもあったと思うのですけれども、防災士や北海道地域防災マスターなどの資格、これはどんな資格か私もちょっと把握をしていないのですけれども、資格を取るのであれば補助すると事業を行っているようなのですが、清水町のほうはどのように考えておられますか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
総務課参事。
○総務課参事(山田寿彦) 現時点で取得に際する費用の補助とかはないです。
独自で地域防災マスター、取得されている方は数名いらっしゃるのは確認しています。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) それは、今後そういうリーダー養成的な事業を考えていくという答弁と受け取ってよろしいですか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
総務課参事。
○総務課参事(山田寿彦) まだ検討段階でありますので、必要に応じて考慮していきたいと考えています。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) あと、自主防災組織が町内で多く増えていって満遍なくなったころ、今現在ももう半分くらいはできている状態だと思うんですけど、防災組織同士の横のつながりもやはり必要になってくると思うのですが、情報交換であったり、問題点を洗い出すのにもそういうのは必要だと思うのですけれども、そういう各自主防災組織の代表が集まるような会を作る予定はございますか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
総務課参事。
○総務課参事(山田寿彦) 現時点でそういう動きはないのですけれども、ある程度、足並みがそろった時点ではそういった形での活用も考えていく次第であります。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) 防災関係については最後の質問になるかと思いますけれども、防災協定、企業さんであったり、商店であったり、いろいろな組織と結んでおられると思いますけれども、現在、協定を結んでいる組織はどんな形の組織で、どんなところかというのをお伺いしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
総務課参事。
○総務課参事(山田寿彦) 現在、様々なところで防災協定を結んでいる状況ではありますけれども、例えばどんな業種があるのかというと、清水の建設業界であるとか、各種スーパーチェーンであるとか、コンビニチェーンであるとか、ホームセンター系列であるとか、そういった様々な形での協定を結んでいる状況ではあります。すみません。今、全部で何件結んでいるかというのは、ちょっと今、資料を持ち合わせていなくてわからないのですけれども、状況としてはお話のとおりであります。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) それらの防災協定によって各商店、例えば水がないとかいう状況になったときに水が供給される場所、これはまた自衛隊の水が運ばれてくるかもしれないし、そのほか必要なものがあったらスーパーとかが支援してくれるみたいな協定だと思うのですけれど、この間、8月いっぱいでいちまる店は閉店されて、清水町から撤退された。そのときに、町長は防災協定に関しては引き続き有効にしますという、全員協議会でしたか、それで知らせを受けたのですけれども、実際、いちまるさんにしてみたら、店舗もないような町の支援は店舗のあるところの次になるだろうという気もするし、そうやってなくなってくると、ちょっと町民としても不安なところが出てくるので、このあと、スーパーには限界があるとしても、いろいろな業種の団体等々に防災協定を申し込む等々の考えはあるかどうかお伺いします。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
総務課参事。
○総務課参事(山田寿彦) 今後についても、当然考えていく必要があると思っています。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) それでは、2つ目の公営住宅の話題のほうへ移りたいと思います。
まず、最初に確認なのですけれども、答弁の中に、耐用年数の過ぎた公営住宅は用途廃止が可能、これは、ちょっと私の見た資料が間違っているのかもしれないですけれど、耐用年数が半分過ぎたものはできると理解したのですけれども、その辺の確認だけお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
建設課長。
○建設課長(内澤 悟) 耐用年数のお話であります。一般論的に耐用年数がある程度過ぎた時点で、補助金、そちらのほうの返還というのはないという形の中で認識しているところでございます。
○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) 要するに、耐用年数を半分過ぎたら用途を転用したり、例えば公営住宅ではなくするということが可能だということでいいですか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
建設課長。
○建設課長(内澤 悟) 耐用年数が半分ではなくて、一応全部、耐用年数、例えば30年って町長のほうからお話した部分なのですけれど、こちらのほうに関しましては、主に東団地だとか、宮の森団地という形の中で、補助金返還、一般的には30年過ぎた分に関しては、町のほうで用途廃止はできると。ただし、いろいろな要件が入った中で、途中で変更することもできるというお話はあるのですけれども、一般論的には耐用年数を過ぎた時点という形の中で認識しているところでございます。
○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) これに関する答弁については、私ができるのかと思っていたことがこのあと検討されるということで、とても前向きな答弁だったので、特に再質問的なことはないのですけれども、ただ、現在の町民または他町村から転入希望の方たちのニーズというのは、実際、家賃は民間アパート並みでも構わないから、例えばここの公営住宅の空いているところに友人同士で入居したいとか、年収によっては入れないけれども、制限を外して入れる場所はないだろうかというような要望がかなりあったので、要するに公営住宅法に縛られない、空いている町営住宅に入居したいという希望からこんな質問になったのですが、実際のところ、今年7月に行われた清水町総合計画審議会の中でも、多分、同じような質問等々があって、確か鈴木課長だったと思うのですけれど、答弁されていた中に前向きな答弁があったのを覚えています。
それらを踏まえて、確かに民間アパート的な使い方、もしくはサテライトオフィスについて、設置、具体的に言えば、御影地区なんかはアイスホッケーの誘致に当たって、空いているスペースを合宿所ふうにして、そこを合宿所として使えるようにとか案もきっと生まれてくると思うのですけれども、それらの方向に向かって事業を進めていただけるかどうかお伺いします。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
企画課長。
○企画課長(鈴木 聡) 総合計画で私のほうから発言させていただいた経緯もありますので、私のほうからちょっと答弁させていただきたいと思うのですが、確かに清水町内、住宅に関してはいろいろな御希望があるということも把握してございます。公営住宅に関しましても、かなり耐用年数が過ぎてきた住宅も増えてきました。今後、全体的な移住定住とか、人口ビジョンの人口対策というのもありますので、今ある資産を友好的に活用するという面も含めまして、公営住宅というものを考えていきたいと思っておりますし、公営住宅においては、町営住宅は長寿命化計画もあります。これの見直しも含めて、また、今後どれだけの公営住宅が必要なのかというところも総合的に判断して、住宅の有効活用を図ってきたいと考えます。
以上でございます。
○12番(高橋政悦) 終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) お諮りします。本日の会議はこの程度にとどめ、散会したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。よって、本日は、これをもって散会することに決定しました。明日は、午前10時に会議を開きます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 本日はこれで散会します。
(午後1時26分)
○議長(桜井崇裕) 日程第1、陳情第19号、先日の町議会で否決となった令和3年度清水町一般会計補正予算に関する陳情書についてを議題とします。
委員会報告書を朗読させます。事務局長。
○事務局長(田本尚彦) 朗読。
○議長(桜井崇裕) 本件について、議会運営委員長の報告を求めます。委員長、中島里司議員。
○議会運営委員長(中島里司) 議会運営委員会に付託を受けました陳情第19号につきまして、昨日、本会議終了後に委員会を開催して審査を行い、委員会といたしましては、全会一致で採択と決定をいたしました。
本定例会初日に審議された一般会計補正予算(第6号)について提案説明と質疑、討論の内容に基づいて、それぞれが判断し、採決の結果は否決となりました。
今回の陳情書を受けて、多数の事業が組まれた予算の中には、住民生活に直結し、迅速な対応が求められる事業について、関係する町民の切なる思いがあることを改めて認識するところであり、現状において議会として主体的に対応を図ることができない立場の中で、この陳情書に込められた思いを受け止め、対応について執行部側との協議を進めていく必要があるとして、委員会では採択と決定いたしました。
議員皆さんの賛同を頂きますようにお願いをし、報告といたします。
○議長(桜井崇裕) これより、委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
これより陳情第19号について討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより陳情第19号、先日の町議会で否決となった令和3年度清水町一般会計補正予算に関する陳情書についてを採決します。
この採決は起立によって行います。
この陳情に対する委員長の報告は採択です。陳情第19号は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、陳情第19号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 日程第2、一般質問を行います。
順番に発言を許します。5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 議長の許可を頂きましたので、一般質問をさせていただきます。5番、鈴木孝寿でございます。
大項目で3点ございます。
まず1点目、中学校の今後の在り方についてということで質問させていただきます。
先般8月24日の議会における全員協議会の場において、町長が表明されました御影中学校と清水中学校の合併については、これまで教育委員会が義務教育学校としての研究を行っているのはもちろん認識した上で、しかしながら、この合併については初めて出されて協議はされていないと思っております。
改めて、町長の考え方をお伺い申し上げます。
また、この義務教育学校の研究とともに、合併についても教育委員会において、今後、協議されると思われますが、教育委員会としての、今後どのようなスケジュールで行うのか、また、どのように取り組んでいくのかをお伺い申し上げます。
大項目2点目、職員研修及び管理職研修の在り方について、これについてお尋ねします。
私自身の一般質問でも、数度やっているかと思います。職員また管理職の研修においては、さまざまな取組をしていると総務課からもお聞きしているところでございます。
しかしながら、一般論として今もなお、いわゆる昭和時代のスポーツ根性的、通称スポ根という部分ですが、こういう指導をされている管理職が非常に多いと聞いております。
清水町の本当に要である、ど真ん中にあるこの清水町役場として、今後、この職員研修についてはどう考えていくか、これについてお伺いを申し上げます。
大項目3点目、管理職における入札等の介入について。
さきの定例会でご指摘をさせていただきました管理職の入札等の介入について、その場で調査を依頼をしたところでございます。その結果についてお伺いを申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。町長。
○町長(阿部一男) それでは私のほうから、鈴木議員の質問にお答えをさせていただきます。
まず、大項目1でありますけれども、先日開催された議会全員協議会において、本町の教育に対する私の考え方を述べさせていただきました。
その際、少子化が進む中で、子供たちの教育環境を充実させるためには、場合によっては御影地区においては義務教育学校という手法を用いた小中一貫教育に取り組む必要が生じるかもしれませんし、場合によっては清水地区と御影地区の学校の統合について検討を要する場面、必要性があるとなるときもあるかもしれないと発言をいたしましたが、固有名詞を使って清水中学校や御影中学校、それからまた合併の言葉を使った発言はしておりません。合併ではなく統合との言葉を使っております。
また、質問通告にある表明したとの表現よりも、私としては、あくまでも統合についての検討の必要があるかもしれないとの発言をしたとの認識をしているところであります。
そんな中で、続けてその後の議員の質問にお答えをしたいと思います。
現在、教育委員会においては、小中一貫教育の実現に向けて調査研究が進められておりますが、今後の議論や児童生徒数の推移の状況によっては、将来的に学校の統合を検討する可能性があるかもしれないことを申し上げたところでありますので、御理解をいただきたいと思います。
次の部分については、具体的に教育委員会に対する質問でございますので、教育長のほうから、すぐ答えたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 教育長。
○教育委員会教育長(三澤吏佐子) それでは、教育委員会の部分について、私からお答えをさせていただきます。
教育委員会といたしましては、現在、議論を始めております小中一貫教育を着実に進めていくことが重要でありまして、その中で義務教育学校の設置について議論は行うことはあると考えております。
学校の統合については、現時点で協議をする予定はありませんので、具体的なスケジュールや取組についての方針はございません。
以上でございます。
○議長(桜井崇裕) 次の答弁を、町長。
○町長(阿部一男) それでは私のほうから、2点目の職員研修及び管理職研修の在り方について答弁をさせていただきます。
職員研修の取組につきましては、町単独での職員研修のほか、十勝定住自立圏広域研修や十勝町村会等の実施する各種研修会に職員を派遣してきているところであります。
また、スポーツ根性的な指導をされる管理職が世に多いと言われる点につきましては、令和元年度になりますけれども、管理職を対象としたハラスメント研修として、パワハラと指導の違いを研修内容として実施してきているところであります。
清水町役場といたしましては、職員研修の考え方についてですが、職員研修は人材育成の基本であり、研修に対する意識の醸成や職場の支援体制が重要であり、研修効果が一個人の能力開発だけでなく、職場全体の能力向上に大きく関与するよう、個人の能力、適正、主体性を重視した能力開発と職責に応じた管理能力の向上に資する研修メニューを取り入れながら、効果的な研修を進めてまいりたいと考えております。
次に、3点目の管理職における入札管理等の介入についての質問に対するお答えでございます。
6月定例会にて依頼のありました管理職の入札の介入につきましては、6月29日、30日に副町長が各課長に対し、入札談合等関与行為防止法や公務員倫理に関する規定等に反する行為がなかったか聞き取りを行ったところでございます。
また、課長補佐職につきましては、各担当課長が同様の聞き取りを行いました。
調査の結果、入札に関し違法な行為は確認できませんでした。
なお、職員には引き続き法令を遵守し、公務員としての信頼を損なうことのないよう、指導してまいりたいと思っております。
以上3点、私からの答弁とさせていただきます。
○議長(桜井崇裕) 再質問を受けます。5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) それでは再質問をさせていただきます。
まず一番最初の中学校の今後の在り方ということで質問をさせていただきます。
私の質問から、また正反対ではないのですけれど、いわゆる言葉尻が、いろいろ違うのだなということで、それにつきましては理解をさせていただきます。
しかしながら、ちょっと確認をしたい点は、全員協議会という8月24日ですか、そのときにも、私、質問、そのときに質問させていただいております。
そのときに、多分、町長は清水地区、御影地区と言ったのでしょうけれども、私については清水中、御影中と聞こえてしまったのかもしれません。それについては、それがどっちがどうだということはないのですけれど、私が質問させていただいたときには、この唐突感のある御影中、清水中という、私は順番があるのですけれど、御影中、清水中の合併というお話をさせていただいたところ、それに対しては全く否定されなかったのです。
今回、答えが出てきて理解はするのですけれど、これ、今、本日の回答の中に、検討する可能性はあるということを一文いただきました。
この検討するタイミングというのは、例えばこれは数値的なものなのですか。それとも時代情勢その他で、何をもって今後検討する可能性があるのかだけ、若干、今、考えているところがあれば教えていただければと思います。
○議長(桜井崇裕) 町長。
○町長(阿部一男) ただいまの御質問ですけれども、検討する可能性があるのかということの中で、やはりこれからの御影地区の生徒の動向、今では8年度までの入学、小学校に入学する人が、大体生まれた数で分かっておりますので、そんなことも含めて、やはり数字的なものも含めて、それから、やはり最終的には、あのときにも話題になりましたけれども、話題になったし、一文もそういう発言を二度にわたって言ったのですけれども、子供たちの幸せを一番に考えて、どう持っていったらいいか、そのときの状況を含めながら、もしそういうような状況が検討するような、あるいは話題に乗るような状況になった場合については、そんなことも考えていかなければ駄目な部分もあるのかなと。
今のところは何でもありませんけれども、大丈夫ですけれども、今後次第によっては、やはり小学校の複式化だとか、そんなこともいろいろなことで出てくる可能性が十分あります。
今のところは、この分かっている範囲内の小学校の入学数は、一番少なくて9人です。だから、全然大丈夫なのだけれども、そんなふうにこれ以上減らないような、今後努力もしっかりとしていきながら、いろいろ先ほど言いましたように、私の基本にあるところは、地域あるいは子供たちの幸せを第一に考えると、それをいつも念頭に置きながら、いろいろな今後の方向性だとか、そんなことを十分考えていきたいなと思いますので、どうぞよろしくお願いをしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) ちょっと今回のお話は、ちょっと、若干びっくりしたというか、それはないだろうなと、私の中でも思ってはおりましたけれども、この件について、今回、町長の意見、こういう考えももしかしたらあるかもしれない、将来的にねと、今はないけれどということで、理解はさせていただきますけれども、この件は、やはり清水地区及び御影地区の保護者が特に、やはり興味を持っていることなのです。
もちろん何名と、そんな10人も20人も、どちらで聞いたわけではありません。若干名、複数名で聞かさせていただいたところ、やはり例えば今現状で、清水地区、御影地区もそんなに、もうやはり数は多いわけではない。
例えば部活動をするにしても何にしても、本当、我々が育ってきた時代とは全く違う状況が続いている。
その中で、やはり部活動とか少年団の活動、さらにはやはり友達をつくる、今、友達をつくりたくても、御影、清水合わせても9年間、ほとんど変わらないし、親も全て誰の子かも分かるし、子供も親もみんな分かっている。それがいい悪いではなくて、そうではなくて、もうちょっと幅広い交流が、もっともっと続けばいいなというような保護者からの意見がありました。
特に、例えばスポーツ交流にしても、例えば勉強的な交流にしても、何かこれから新しい取組を今後していくことによって、合併とか統合なんて必要当然なく、地域で皆さん、それぞれの子供たちが元気に生きていければいいのですけれども、ただ同じ清水にいながら、先ほど言った、例えばサッカーチームが結成できないとか、野球チームが結成できない。文化活動にしたって、吹奏楽部が、もうコンクールに出れるか出れないかとか、いろいろなことがあると思いますけれど、例えばそういうところの交流というのは、もちろん清水中学校、御影中学校ともにアイデンティティーもあれば、なかなか一緒になる機会というのが、やはり少ないと思うのです。
しかしながらそういう部分で、同じ町にいるのだし、同じ地域に、地域というか微妙に違いますけれど、しかし同じ町に住んでいるということもあって、その交流をもっともっと加速させることによって、競争力が生まれたり、もっともっと頑張ろうという気持ちになったりという、子供の前向きさをどんどん取り組んでいく、取り込んでいく必要があるのではないかと。
今回すごくいい、逆に町長のいい発言だったのかなと思いますけれども、教育長がこれを受けて、例えば義務教育一貫校、中一ギャップを含めて、いろいろなところで言われているのは私も存じております。
今回のこの町長の部分を含めて、私の提案した、お聞きした一般質問の中で、今、お伝えさせていただいた交流とか、子供たちの、これをどう考えていくか、多分、これが保護者が一番知りたいことかなと思いますけれど、もし、今、考えがあればお聞かせいただきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。教育長。
○教育委員会教育長(三澤吏佐子) ただいまの御質問の件でございますけれども、まず清水町全体で子供の数が減っているということは認識のとおりだと思います。
そういう中で、学校を1つにまとめてしまえば、何か解決するかということには、私はならないと思っております。
そして、現実に御影地域の学校は、御影地域の中で非常に独自性を持った活動を持っています。地域性とともに持っています。
それから、清水地区は清水地区なりに、そういう伝統を持って、学習活動が進んでおります。
そういう中で、例えばクラブ活動に関しましては、どこの町もそうなのですけれども、団体のスポーツに関しては、1つのチームがつくれないということは、これ、共通の悩み事でございますけれども、それについては、両校の学校の間を部活バスのような形、今、送迎バスを使っているわけですけれども、そういうことで解決をしていく。
また、少年団との協力です。それから外部コーチの導入等も、今、一つの施策の中で必要だなと思っております。そういう交流。
それから、文化活動につきましても、ぜひ、その御影地区と、それから清水地区の交流ということにつきましては進めてまいりたい部分の一つではあります。
それから、学校がそれぞれの魅力を持ちながら教育活動を進めていくことの大切さ、学校が1つになってしまうこと以外に、そういう道を探っていくということは、非常に学校自体を豊かにすると、私は思っています。逆に競い合っていくということは必要なことだと思っています。
ですから、まとめることだけが、その解決策だと、私は思わないです。
その中で、今、清水町では小中一環教育を進めようとしています。小中一環教育は、小学校と中学校を9年間のスパンで考えようというカリキュラム全体、それから教育活動についても、そういう中で十勝清水学、清水の十勝清水全体に根差した教育活動を、特殊な教育活動をしていこうという部分も、しっかり求めています。
そういう中で御影地区と清水地区の交流についても、しっかり授業の中で受け止めていきたい、学習活動の中で受け止めていきたいと思っています。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 少年団活動、また部活動、バスを出していますと。もう一つ、私、さっき質問したのですけれど学習面において、やはりこれ交流をしたほうが、逆にそっちのほうが、また刺激があるのかなと、それが御影地区、また清水地区の保護者においても、今の人数だったら、もう1クラスないし、1クラスずつぐらいですよね。それも非常に少ない中でやっているとかで、その学習の交流というか、例えばそれが何の教育か分からないですけれども、何か一緒になって自由研究をやっていくとか、そういう何か刺激、それぞれが刺激を得るようなのが、今、ちょっと回答にはなかったのですけれど、それらについてはどう考えているか、お答えいただければと思います。
○議長(桜井崇裕) 教育長。
○教育委員会教育長(三澤吏佐子) お答えしたつもりでございました。共通の認識の中で、十勝清水学というものを、今、行っております。
そして、それを進める上で、さらに深く進めていく上で、小中一貫教育ということについては、非常に大きな権威力になると考えております。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 私が言っているのは、それぞれが清水の座学でやっていると。多分、一緒にはやっていないですよね。一緒に。
保護者から言われているのは、やはり1クラス10人程度とか20人程度でやっていても、やはりそこにいても、子供たちが、やはり人がどうやって成長していくかといったら、人は、やはり人でしか、人と交わることで成長していくという、普通はみんなそう思っていると思うのですけれど、その中で言ったら、やはり定期的とは言わないですけれども、何か同じことをそれぞれで勉強するのではなくて、何か一つに一回、みんなで集まって何かをやるとか、そういうのをやはり必要かなということは考えてもいますし、ちょうどそれが今回のことで、いろいろな保護者からお話を聞きました。それについてはどうでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 教育長。
○教育委員会教育長(三澤吏佐子) 例えば教育の四季のフォーラムなどでは、両校の、両地域の学校の生徒が1つになって、町の課題について話し合ったりとか、そういう活動はしております。
さらに、芸術鑑賞会等も合同で行っていたり、そういう部分で全く交流がないということはございませんし、さらに今、議員がおっしゃるような活動につきましても、これ、具体的に余地のある話だと思いますので、交流の機会というのを、その前に、やはりベースになる部分として、小中一貫教育ということをきちっと進めた中で、それを組み入れていくということが、ばらばらにならない、1つのベースをきちっとつくるということ、この上に確立していくことは大切なことだと思っております。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) ちょっと私の言いたいところと、教育長の言いたいところが微妙にかみ合わないところがあるのですけれど、それは全体的な面として理解をしていきたいと思います。
もう一点、二点かな、これについては。義務教育学校の研究をされていると思います。ちょっと保護者からの声の中で気づいたのですけれど、何かしらの文章は来ているのかなというような感じと、役員さんはみんな知っています。何か4月、7月と、会報がたしか出ている。今年で言えば。今年だけしか出していないですね。たしか4月からですね。
何のことだろうというような形で、これは保護者全員に、ネット上ではPDFかなんかで出ていましたけど、義務教育校の、今、こういうのをやっていますよというのは、これは保護者に全員に配られているでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。学校教育課長。
○学校教育課長(大尾 智) 今、議員おっしゃられたように、学校から発信する形のもので御覧になっている保護者の方、いらっしゃるかと思うのですけれど、具体的に教育委員会として、文書として、直接保護者向けにお出ししているものはございません。
去年から、いろいろ先生方を交えた検討委員会ですとか、今年に入りましてからは、協議会を立ち上げたりという形で進めてきております。
保護者向けな、直接的な説明については、例えばPTAの総会ですとか、父母の懇談会等で、こちらから出向いて御説明を差し上げようと、今年度は計画していたのですけれども、なかなかコロナ等もございまして、そういう機会がなかなか得られないという部分もございますけれども、いずれにいたしましても保護者の方については説明する機会を設けるという部分を進めていきたいと、順次進めていきたいと考えてございます。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 保護者、もしくは、本当は保護者も大事なのですけれど、やはり子供たちの気持ちというのも当然大事になってきます。
一体、子供たちが、今の状況に満足しているのか、していないのか。でも、それは多分、満足していると思い込んでいるのは、大人の在り方かもしれません。
ただ、そういうところの中一ギャップではないけれど、行政側のギャップと親が考えることと、子供の考えることのギャップを、できるだけなくすように、そのためには、やはり親に、まずは丁寧に、今後とも情報を提供していくというのが十分必要だと思いますので、ぜひお願いしたいと思います。
また今回、発言はしたけれど表明はしていないというようなことで、それであれば今回の、私の質問に対する町長の答えは十分分かりましたけれども、町長の発言力と影響力というのは、ものすごい大きいので、それを僕なんかがマッチポンプでやる必要は当然ないですから、ただ、実際に今までなかった言葉が出てきたときには、結局はそういうことねというのは、大体分かりましたけれども、ただやはり、町長の発言力というか、影響力は大きいので、これ、大体、よく国がやるのは増税しませんといって最初は否決されて、数年後には必ず、一回税金のこと言ったらやるのだなと、みんな思うわけです。もう大体、日本人は慣れているのですけれど。
合併はしない、統合はしないと言っても、将来的にはあるのかなという、やはり選択肢もできちゃっている。でも、それはそれで、やはり子供たちにとって何がベストなのかというのは、しっかりと今後やっていただきたいと思います。
大項目1番目は終わります。
○議長(桜井崇裕) 答弁は。
○5番(鈴木孝寿) そうですね。今について答弁お願いします。
○議長(桜井崇裕) 町長。
○町長(阿部一男) いろいろな、今日、いい議論ができたのではないか、ディスカッションができたのではないかなと思っております。
いずれにしても私としては、先ほど申しましたように、子供の幸せを第一に考えながら、親とのギャップもあるということですけれども、親も含めていろいろな、清水地区も御影地区も、そういった幸せを第一に考えられるような、これから政策を取っていきたいと思いますけれども、今日のせっかくこういうふうなディスカッションができたので有意義に、これからも、この場面を有意義だったと思えるような、今後も政策を、今、議員に言われたことも参考にしながら、大体、私と思っていること同じところもたくさんありますし、改めて、ああ、そういうところもというようなこともありましたので、有意義な、これから方向に進んでいけるような、あるいは有意義だったと思えるような、そういう政策を取っていければと考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 2項目目に移りたいと思います。
職員研修及び管理職研修の在り方についてということで質問させていただきまして、先ほど答弁いただいたとおりでございます。
これ、ちょっとまず中身について、まず基本的なことをお聞きしたいのですけれど、ハラスメント研修をしましたよとか、今後は人材育成の基本をしっかりとやるために、意欲の醸成や職場の支援体制をやりつつも、研修効果、個人に最大限発揮できるようにしたいというような、そんなような答えだったと思います。
これは、例えば何の指標を基にやる。ただ一般論として研修をするのかどうかをお聞きしたいと思います。
指標をもって、何かの指標をもって、うちの町の管理職は、ここがもうちょっと必要だよとか、逆にこういうことをするとより効果的だよというのがあると思います。
これは、何を目的、目標というか、何を指標、何の数値に全てはならないけれど、ただ一般論として研修していますというのか、何かを基に研修をしていますというのか、それはどちらなのですか。
もし研修、何かの目的というか、何かあって研修をするのであれば、それは何が基本になっているのですか。ここをお聞きしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) 職員研修におきましては、平成29年3月に策定をしました清水町人材育成基本方針に沿って、その中で職員研修についてうたっておりますので、そこで求められる職員像です。そういったものを育成するために職員研修を実施しているところでございます。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 例えば、非常に能力の高い人、まだそこまで到達していない人、同じ研修をしても、そんなに伸びは変わらないわけです。
それは何をもってやるのですか。ただ一律に研修をするというだけなのですかということを一番に質問したのです。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) 当然、職員全体を対象にした研修もございますし、例えば外部の、先ほど申し上げました十勝定住自立圏の研修ですとか、町村会の研修、それから、ちょっと最近、ちょっとコロナの関係で行っておりませんけれども、自治体学校ですとか市町村アカデミーなど、それぞれ個別のメニューもございますので、それに併せて役職、それから個人の希望だとか、そういったものに併せて、それぞれ個人の研修も実施しているところでございます。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) ちょっと、今日は傍聴席も高校生がいらっしゃるので、すごく厳しい発言はしないでおこうと思いながらも、ちょっとたまに語気を荒げてしまうのですが、僕が聞きたいのは、まずは清水町役場に何の問題点があるのだろうというところから始めないと、結局、おざなりの研修をしたって何の効果も、いや、何の効果も上がらないとは言いません。多少の効果が上がると思います。
ここでちょっとお伺いします。総務課として、まず清水町役場の離職率、いわゆる中途退職、離職率というのは、どのぐらい、これは高いか低いかという、何か押さえ方、もしくは離職率を計算したことがあるかをお聞きしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) さきの議会でも、そういった中途離職です。退職される方の人数ということで質問ございました。
そのとき、ちょっと今、数字を持ってございませんけれども、最近やはり、いろいろ価値観が変わってきているところだとか、いろいろ結婚される方ということもいらっしゃって、いろいろなタイプがあって離職される方が増えてきているのは確かかなと思っております。
これが高いのか低いのかというと、なかなかちょっと、今のところ判断できませんけれども、そういったいろいろ、例えば違う仕事をしたいといった場合ですとか、いろいろありますので、最近増えてきているというのは正直感じておりますけれども、それが高いのか低いのかというところまでは、ちょっと今のところは判断できないという状況でございます。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 参考までにお聞きしたいですけれど、過去に比べたら高いのか低いのか、お聞かせ願いたいと思います。例えば20年前とか、それに比べるとどうでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) 20年前から比較すると、やはり増えてきているのかなと感じております。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 今、マネジメントの世界で、例えばこれだけ200人も300人も関係者入れたら300人ぐらいか、基本的に離職率の調べ方というのは、その正職員だけではなく、会計年度職員や1か月以上働いた方が、働いている方が途中で辞めるというのも含めた離職率という計算の仕方が一般的だと言われています。
私が言いたいのは、それを、やはり統計取る必要があると思うのです。統計取る必要があるというか、実際、どこの職場、どこの部署が一番多いのか、どこの部署が多いのは、やはりいろいろなしがらみではないけれど、いろいろなことで多いのかな、何なのかなというのを、やっぱりやっていかないと、若い人たちの離職は基本止まらないというか、今のような昭和のやり方と言ったら、僕は怒られる、また、さっきのあれですけれど、昭和のやり方というか、やり方も対処方法も、こうやって研修しているからいいだろうではなく、今の若い人たちのためにはどうしたらいいかということ、それは管理職がやはり、しっかりと指導をしていく。
でも指導方法を間違えると、すぐ辞める。でも、辞めるのは当たり前ですよ。今、どこにでも就職先ありますから。だから、そういう、ただ人材をしっかりと獲得した上で、その人たちが辞めないというような職場にすることも重要だと思うのです。
そのためには、やはりこういう指標、何の指標でやるか、離職率でやっていくのか、それ以外にあるのなら、ぜひやってほしいと思いますけれど、そういうところで、どこに何が問題があるのかというのを、やはりそれを置いてけぼりにすると改善はしないと思うのです。それについては、どういうふうに考えますか。
○議長(桜井崇裕) 総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) そうですね。確かにその離職率を下げていくということも大事になってきます。
管理職においても、一回研修したからそれでいいというわけではなくて、これについては、やはり繰り返ししながら、管理職としての、やはり責務として、当然指導するべきところ等はございますけれども、働きやすい環境、それから職員の、部下のことをしっかり指導していって、働きやすい環境、そしてやりがいやすい、職員がやりがいを持って仕事ができるような体制をつくっていかなければならないと思いますし、そういった職場にある問題点というのを、どう改善していくのかということも、恐らくこれからの職員研修の課題かなと思っておりますので、そういったところは十分検討しながら、効果的な職員研修に努めていきたいと考えてございます。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 効果的な研修をしていきたいと言っていますけれど、結局、答えていることはよく分からないのです。
具体的に、やはりこれで新卒の子をやるには、やはり管理職だけやっても駄目なのです。やはり職員もやらなければならない。それの中で、うちの役場、清水町にとって一番の問題は何だろうかという、まずそこの仮説を立てると。でも、仮説を立てるには数値がないとできないわけです。仮説も立たないわけです。
そういう部分で、もう少し教科書どおりのお答えも結構でございますけれども、やはり数値、いろいろなものを計算したら数値も出てきますから、そういうことでやられるのも一つだよと言っているのですけれど、それについてはどう思いますか。
○議長(桜井崇裕) 総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) そういった、しっかりとした分析というのは、今まで正直、そこまではできていないという状況があります。
今、議員、御指摘のとおり、そういったところについても、やはりしっかりと分析をしながら、対策といいますか、職員研修も含めて取り組んでまいりたいと考えてございます。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 私も語気を荒くすると、議会パワハラになるのではないかなと、最近心配しておりますけれど、これはお互いに、やはりしっかり考えて、うちの町が、特に清水町の役場はしっかりとした方針の基にやらないと、それにやはり見ているわけです。町民とかいろいろなところが。ぜひ、やってほしいなと。
ちゃんと指標というか、そんな指標一つ取るにしても、そんなに難しいことではないと思うのです。実は、その離職率を取ってみるとかというのは。それはぜひ前向きに、そこまでやったことがないと、そこまで言っていただきましたので、ぜひ検討していただきたいなと思います。
それと同時に、人を育てていくということは本当に難しいことですし、他町村から若干聞くと、多分、うちの離職率は高いのだろうなと、一瞬判断せざるを得ないかなとは思います。
でもそれは一過性のものであるかもしれないので、それを、やはりいい町、いい職場イコール、役場なんか特にいい職場になれば、役場を活性化すれば、やはり町全体も活性化していくのではないかと。もちろん住民が活性化して、卵が先か鶏が先かとなりますけれど、まずは、でも頑張ってほしいという部分で、人を育てることについて、いま一度、町長の考え方、今の研修を含めた上で、今後どういうふうに町をやっていくか、町を、町の役場を運営していくかという町長の、改めて今の会話を聞いた、会話というか議論を聞いた上での町長の考え方をお伺いしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。副町長。
○副町長(山本 司) 職員研修でございます。議員おっしゃった部分で離職率がうちの町が高いかどうか、これは私どもも申し訳ないのですけれど、計算していませんので、高いとも低いとも、この場では私からは申し上げられません。
ただ、職員が働きやすい職場にするための研修については、管理職もそうですし、一般職もそうです。基本的に誰もが自分の職場に生きがいを持って元気に働きたいと、あと、能力を発揮したいだとか、成果を上げたい、成長したいと、日々仕事を通じて充実感を持って、住民のために仕事をしていくというのが当然でございます。
当然でございますので、働きやすい環境をつくっていくために、一人一人の能力アップも含めて、研修の機会を充実させてまいりたいと考えてございます。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 職員全体が本当にやりがいを持ってできるように、町長、副町長ともに理事者として、しっかりとサポートをしていただきたいと、それは強く思います。
今、町長と言ったら副町長が答えていただきましたけれど、今、副町長の答えを聞いた上で、町長にも改めてお伺いしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 町長。
○町長(阿部一男) 基本的には副町長が私の代わりに答えていただきましたけれど、ただ、今の状況を見ていると、今は令和の時代ですけれども、令和ですけれども、平成生まれの、平成30年間ありましたけれども、平成生まれの人が、職員が、やはり3分の1ぐらいになってきていると、はっきりした数字はあれですけれど、そんな中で我々昭和生まれと、長い長い昭和の生まれの生活をしてきた経過と、いろいろなことでジェネレーションのギャップだとかそういうのもあるでしょうし、なかなか、それから過去には職員の、ちょうどこの新人の職員を指導する、その人たちの採用が、ずっとなかったと、40代、30代の中ぐらいからの職員がすごく少ないだとか、そういうことをあれしますと、大変運営としては難しい状況が出てきているなということも認識をしながら、今後については、今、副町長から言いましたように、しっかりとした皆さんが生きがいを持って、先ほどの質問の中にありましたけれども、しっかりと町の中で、自分の仕事の責任を果たせるような、そんな職員をしっかりと育成していくという思いは、今日、いろいろなことの中で、こういうディスカッションの中で、そんなことを改めて思ったところでございますので、頑張ってその辺もやっていきたいなと思っているところでございます。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 本当、町長、副町長にお答えをいただきました。本当によろしくお願いしたいと思います。
というのは、別にここに話す必要もないし、する気はないのですけれど、それだけ差し迫ったこともいっぱいあるということに御認識をいただければと思います。
今までやっていたことが正しいと思ったら大きな間違いであって、今までは正しかった、今やったらもうハラスメント、または今度は人権問題とか名誉毀損になってくる場合もいっぱいあるのです。
その教育ができているのかできていないのかというのが、すごく不安でしょうがないのです。
どことは言いませんし、あれですけれど、でも本当、そう思っている人たちが多いということで、そこは十分注意してほしいなと思います。
参考までにというか、参考までという話はないのですけれど、数日前に北海道、道の総務にいる、総務にいるって、これ言っては駄目なのだろうけれど、北海道にいる友人が言っておりました。
入庁3年以内の退職率というのが半端ないのだよね。みんな辞めていくのだよね。ただそれは、どこの問題なのかといったら、まだそこ、道ですら、あれだけでかいマンモスの職場になってくると難しいところです。
ただそんなにマンモスではないうちの職場で考えていくと、うちのというか、役場で考えていくと、まだまだ対応できるし、対応すべきだし、それが町の、町づくりの基本中の基本になると思いますので、ぜひそれについて、それについて質問ですから質問しなければならないので、最後はちょっと総務課長に、ぜひ、よく怒る人が、結局は昭和の、さっき言ったように怒ることが多いといって、最後、例えばアンガーマネジメントが、今、ある。いわゆる6秒ルールとかがあるのですけれど、これをやはり職員全体に、いや、これは管理職だけではなくて、やはり受けた側の人間も、怒る前に、やはりしっかりと、それを活力にするのがこのマネジメントですから、ぜひそういうのも含めて検討してほしいなと思います。
これ、質問で2番は終わりたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) 今、議員からもそういった御指摘をいただきましたので、そういった点も十分含めながら、研修、効果的な研修に努めてまいりたいと考えてございます。
○議長(桜井崇裕) 次の質問に移りますか。
○5番(鈴木孝寿) すぐ終わります。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 3番目の質問にいきたいと思います。
今、御答弁いただきました。さきの定例会で依頼した件については全くないと、聞き取りを行った結果はないと。
これに一つだけ質問させてください。
これ質問したら、副町長怒るのではないかなと思って、副町長が各課長に対して、先ほど聞き取り調査を行ったと。町長は当然あれですからいいとして、副町長もないと言ってください。当然、副町長も管理職ですから、よろしくお願いします。
○議長(桜井崇裕) 副町長。
○副町長(山本 司) 私も、法に触れるようなことは一切ございません。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) こちらについては、今後、私としては、これで終わらさせていただきまして、今後については関係機関に委ねたいと思っていますので、以上で質問を終えたいと思います。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) ここで休憩します。再開は11時5分とします。
(午前10時52分)
○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午前11時05分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 一般質問を続けます。
次に、10番、奥秋康子議員。
○10番(奥秋康子) 10番、奥秋康子。議長のお許しを頂きましたので、一般質問をさせていただきます。
投票時間見直しの検討結果ということで、3月議会で一般質問をいたしました投票時間の見直しにつきまして、数か月の時間が経過したところでございますので、その検討状況をお尋ねをいたします。
町内の14か所の投票所のうち、市街地にある4か所の投票所の閉鎖時間を2時間繰り上げ、6時にすることを求めましたが、投票率向上のための投票機会の確保に努めなければならないとして、十分に協議をし検討をしていくということでございました。その検討状況についてお伺いをいたします。
次に、十勝管内の19市町村のうち14町村が全ての投票時間を短縮をしているが、有権者の多い5市町村が午後8時まで確保しているとして、清水町もそこに含まれてございます。十勝の中心帯広市、また、4万人を大きく超える全道一の町音更町、そして幕別町、芽室町でも1万8,000人強と、清水町の約2倍の人口であり、これらの市・町と同じと考えているのは町民感情から判断しても非常に理解し難いところでございます。
有権者の投票機会は、期日前投票において告示日から毎日午後8時まで投票できることから、投票時間を短縮しても確保できるのではないかと思います。
次に、投票率向上のための投票機会の確保に努めなければならないということでございますけれども、投票率の低下現象として、若い世代の投票率が低下していると考えられます。そういう中で、子供の頃からの主権者教育が注目をされているところでございます。投票率向上のための積極的な選挙権の行使を促す取みが必要ではないかと思います。
以上、選挙管理委員会の御所見を伺います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
選挙管理委員長。
○選挙管理委員会委員長(山本修一) それでは、投票時間の見直しについてお答えいたします。
3月の定例議会におきまして、市街地の投票所の投票時間の繰上げについて御質問を頂き、選挙管理委員会において検討を行ったところであります。
その中で、投票所における時間別の投票者数や管内市町村の投票時間の状況から、市街地にある4か所の投票所の閉鎖時間については、1時間程度の繰上げを前向きに検討していくこととなったところであります。
なお、導入時期につきましては、現在の新型コロナウイルス感染症への対応として、総務省からは、投票所に選挙人が集中することを避けるよう対策を求める通達等があることより、導入時期につきましては慎重に判断してまいりたいと考えておりますので、御理解頂きたいと思います。
また、投票率向上に向けては、町のホームページや防災行政無線の活用、広報車の運行、選挙広報の発行等により、一人でも多くの方に投票していただけるよう取り組んでまいります。
以上、答弁とさせていただきます。
○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。
10番、奥秋康子議員。
○10番(奥秋康子) 今、選挙管理委員長から答弁を頂きました。4か所につきまして、1時間の繰上げを検討をしていくこととなったところということでございますけれども、これは、1時間ということは、地方選挙、国政選挙も含めて、全てということで理解してよろしいでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) 選挙におきましては、それぞれ選挙ごとに時間を分けますと、これはなかなか有権者投票される方も混乱すると思いますので、地方選挙、国政選挙かかわらず統一して実施してまいりたいと考えてございます。
○議長(桜井崇裕) 10番、奥秋康子議員。
○10番(奥秋康子) この導入時期というのか、今のところはまだ定かでないというところでございますが、いつからこれを導入していこうとお考えでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) 多分、衆議院選挙が恐らく10月、11月に行われると思いますけれども、この選挙におきましては、現状のコロナの感染状況から見て導入は難しいのかなということで選挙管理委員会では検討をしてございます。
次の選挙になりますと、来年の参議院選挙、その後、町議会議員選挙と続きますけれども、これにつきましても今のコロナの感染状況等も今後の推移を見ながら導入時期については検討をしてまいりたいと考えてございます。
○議長(桜井崇裕) 10番、奥秋康子議員。
○10番(奥秋康子) その導入時期は了解いたしました。
この投票率の向上が、大変こだわっております。もちろんこれに向けてはいかがでしょうか。2016年に選挙権の年齢が満20歳から18歳に下げられたわけでございますけれども、若い世代の層というのはどのように捉えていらっしゃるのでしょうか。投票率を上げるために広報活動でなくて、やはり若い世代の層というのも低いようにも聞いておりますけれど、そういうことはないでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 答弁、総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) 年齢別の投票率というとこまで分析していないのですけれども、一般的に若い世代の投票率が低いと言われてございますので、そういった18歳に引き下げられたこともございますので、そういった若い方に投票していただけるような、なかなか有効な対策というのもないのですけれども、選挙管理委員会についても、そういったことについてもいろいろ検討をしながら投票率の向上に向けて取り組んでまいりたいと考えてございます。
○議長(桜井崇裕) 10番、奥秋康子議員。
○10番(奥秋康子) やはり、投票率の高い低いというものは、そのときの選挙の争点によって若干違ってくるのかなと私も考えております。
その中で、全体の傾向として、若い世代が投票率が低いということも非常に今重要視されているというのも聞いておりますので、この若い人の投票率を高めることが、生涯を通じて、やはり投票率を高めるためには必要だなと考えておりますので、子供の頃からやはり主権者教育というものをする必要があるのではないかなと考えております。
そういう中で、今回教育委員会には質問いたしませんけれども、近い将来を見据えて、教育委員会と連携をしながら主権者教育というものを進めていくということは、これは大事ではないかなと思いますけれども、選挙管理委員長にお伺いしますけれど、いかがでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) 確かに議員おっしゃるとおり主権者教育というのは重要かと思います。恐らく学校のほうでもそういった取組をされていると思いますけれども、教育委員会としてもそういった学校と連携して取り組めることがありましたら取り組んでまいりたいと思いますので、その辺については教育委員会と十分連携を取っていきたいという考えでございます。
○議長(桜井崇裕) 10番、奥秋康子議員。
○10番(奥秋康子) ぜひ、学校と協力しながら、将来のためにそれを取り組んでいっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
それから、今ある投票制度というものも最大限に活用していくためのこの広報活動というものをさらに努力をしていただきたいと思います。もう1回選挙管理委員長に御答弁を頂いて、私の質問を終わりたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 選挙管理委員長。
○選挙管理委員会委員長(山本修一) 投票率向上のために、事務方、いろいろアイデアを考えながら、少しでも投票率アップをしていきたいと思います。
また、私の考えですけれど、国をもうちょっと若い人が投票できるような今のこのこういう時代に、投票所に行かなくてもできるようなことを国がやってほしいなと、私の思いです。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 次に、2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 2番、川上議員です。議長の許可がありましたので、私は4項目について質問をしたいと思います。
まず、1項目目です。いちまるの閉店による影響と今後の取組ということですけれども、スーパーいちまるが8月末で閉店いたしました。改めてこの間の存続に向けた対応と今後発生する買物弱者、そして跡地利用を含めたまちづくり政策について町長の考えをお伺いいたします。
2項目目、プレミアム付商品券の課題と今後の取組でございます。
プレミアム付商品券につきましては、本来、地域の消費喚起・生活支援の側面が強いと思いますが、現在は昨年から続くコロナ禍の消費落ち込みによる中小事業者への支援が優先されるべきと私は思われます。
しかし、この1年間を振り返ると一般的な消費と一部大型消費に偏って、肝心な支援を必要としている中小事業者には回っていない現状が見られます。3度目の緊急事態宣言もあり、商品券の行き届かない中小事業者への直接支援の実施を強く求めたいと思います。町長の考えを伺います。
3項目目、清水高校の振興策と来年度学級数維持に向けた取組です。
清水高校の3学級間口をどう維持していくかが問われた1年であり、この間の高校の魅力発信と併せて、町外の生徒を取り込むための経済支援の取組など多様な方策が求められておりますが、今後の取組について教育長の考えをお伺いいたします。
4項目目、ハラスメント対策の結果と本年度のハラスメント調査の取組についてです。
役場内のハラスメント問題については、町長は適切な管理職への啓発と研修等によりなくせるとのこの間答弁をしてきていたと思いますが、その効果と結果についてお伺いします。
また、本年度のハラスメント調査の取組状況についてお伺いいたします。
以上、4点につきましてよろしくお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。町長。
○町長(阿部一男) それでは、川上議員の質問にお答えをさせていただきます。
まず、大項目3は教育委員会のほうで答えますけれども、一番最後にお答えさせていただきます。
まず1点目、いちまるの閉店による影響と今後の取組についての答弁でございます。
プラザいちまる清水店は、平成14年11月の開店以来、経営手法を変えながら約19年間にわたり営業を続けてまいりましたが、8月末をもって閉店いたしました。
7月30日に現在の経営主体であるイオン北海道株式会社より執行役員2名が清水町役場に来庁し、現店舗の冷蔵施設の老朽化、人員確保等今後のことを総合的に勘案し、営業を継続することが困難であるため閉店するという話がありました。
取締役会での決定事項であるため、会社の方針は覆すことができませんが、方針が決定後、従業員については、本人の希望を最大限尊重し、継続して雇用を望む従業員は帯広の店舗への配置転換を御理解を頂いたと伺っております。
当該スーパーの利用者は、1日当たり600名から1,000名だと伺っておりますので、慣れ親しんだ多くの町民が不自由を感じていることと思います。車社会とはいえ、一定程度歩いて買物に来ていた町民もいると思いますので、現在運行しているコミュニティバスや買い物銀行バスの充実等、買物弱者対策を検討してまいりたいと考えております。
また、跡地利用についてですが、当該建物については、日本甜菜製糖株式会社の所有であり、賃貸契約については翌年の3月末まで、来年ですね。3月の末まで継続するとのことであります。
今後におきましては、新たな活用方法等について、日本甜菜製糖株式会社と継続的に情報交換を進め、有効な町の支援等を早急に検討していきたいと考えているところであります。
続きまして、大項目2のプレミアム付商品券の課題と今後の取組についてお答えをいたします。
プレミアム付商品券については、昨年度、本町においては新型コロナウイルス感染症の影響を勘案し、町内の消費喚起を図るため3回の商品券を発行いたしました。プレミアム分を含む発行総額は325,331,500円となっており、令和元年度に実施した発行総額が107,694,500円でありますので、金額にして約3倍の資金量が出回り、かなりの消費行動につながったと考えているところであります。
昨年度の商品券利用における業種別の金額とその割合は、上位業種として、自動車燃料が92,486,500円で約28%、食料品が92,392,500円で、これも同じく約28%、飲食店が55,671,000円で17%が挙げられます。また、食料品の中で大型スーパー3軒の合計が32,890千円を占めています。
この1年半でさまざまな経済分野に影響が出ておりますが、本町において落ち込みが激しいのは、経済センサスの区分における業種の中で、飲食、宿泊業であると分析しておりますが、御指摘のとおりプレミアム付商品券は消費者の動向次第であるため、コロナ禍による消費の落ち込みが顕著である業種で利用されない可能性があります。
このため、10月に発行予定でありました地域活性化商品券には、飲食店専用券や小規模店舗専用券を設けるとともに、11月以降、電子マネーのポイント付与を活用した新たな消費喚起策を行う予定でありましたが、先般の補正予算では理解を得られませんでしたが、今後よい方向に向かっていくのではないかと思っているところでございます。
昨年においては、緊急支援事業給付金として、町内事業者に約59,820千円の給付を行いましたが、現在は経済産業省の月次支援金や北海道の特別支援金制度が創設されたため、本町独自の事業者への直接給付は実施しておりません。
今後におきましては、国や道における支援措置の動向や、町内事業者の売上推移等の状況を見極めながら商工会と継続的に協議を進め、さまざまな支援について検討をしてまいります。
続きまして、4点目のハラスメント対策についてお答えをいたします。
役場内のハラスメント対策につきましては、職場内におけるハラスメント防止要綱を定め、職員が快適に働ける健全な職場環境が確保されるよう努めるとともに、全職員がハラスメントに対する理解を深めるため、職員研修会を実施するなどハラスメントの防止に取り組んでいるところであります。
その効果と結果につきましては、明確な効果と結果を把握することは難しい状況ですが、職員のハラスメントに対する理解は深まってきているものと思っておりますし、今後とも継続して取り組んでいくことが重要であると考えております。
次に、本年度のハラスメントの調査の取組についてでありますが、これまで無記名によるアンケート調査を行ってまいりましたが、実態を把握することが難しく、問題の解決につながらないことから、いろいろと方策を検討したところですが、本年度についてはアンケート調査を行わず、職員のプライバシーと秘密の確保が図られる外部相談窓口について職員周知を行っており、職員が安心して相談できる体制を充実していくことが問題解決につながっていくものと考えております。
以上、私からの3点の答弁とさせていただきます。
○議長(桜井崇裕) 教育長。
○教育委員会教育長(三澤吏佐子) それでは、清水高等学校の振興のことにつきましてお答えをいたしたいと思います。
清水高等学校の募集学級数は、平成9年度に北海道で最初の総合学科として新たにスタートをして以来、4学級定員を維持してまいりましたが、令和3年度より3学級へと1学級の削減となりました。
平成元年に約92千人であった北海道の中学校卒業者数は、令和3年では半数を大きく下回る41千人を切るまで減少し、この間、道内公立高等学校の数及び学級数も大きく減少してまいりました。
このような状況の中、清水高等学校につきましては、全道・全国から入学できることや、選択制科目の充実により進学にも就職にも対応できることなど、総合学科としての強みを生かしながら4学級を維持してきたところです。
今後は、現在の3学級をできるだけ長く維持するために、町としては、清水高等学校振興会などを通じた支援を行ってまいりたいと考えております。
清水高等学校振興会を通じた清水高等学校への支援は、これまでも資格取得検定料や模擬試験料、進路チャレンジクラスで使用するタブレットの借上料や通信費など、ICT活用事業経費、パン甲子園への出場などのグルメ開発事業経費、総合学科を語る集いの経費などを実施してまいりました。
昨年度からは、町内御影地区からの通学費全額補助や、学校で昼食が購入できると便利であるとの生徒の要望に応え、町内業者が校内で行うパン販売への助成も開始いたしました。
今年度は、魅力発信事業として、8月よりFM-JAGAの放送に教員や生徒が出演し、高校の魅力を発信する番組の提供を行っておりますし、近く生徒の活躍をPRする大型看板の設置も予定をしております。
次年度からは、プログラミング教育が必修となることにより授業でタブレットの活用が始まり、生徒が個人で購入することになると考えられることから、現在、保護者への経済的支援として、タブレットの購入経費の助成を検討しております。
また、清水高等学校においては令和4年度より、学習指導要領改訂に併せて、これまでの5系列から地域と連携した課題解決学習やコミュニケーション力などを学ぶ社会創造、産業に必要な基本的なテクノロジーやプログラミングなどを学ぶ科学技術、地元食材を用いた商品開発や販売促進のビジネスモデルなどを学ぶ食品ビジネス、福祉・介護・保育等で進学するための学習などを行う保健福祉の4系列へと再編されます。
新たな系列による授業が展開されることによって、より魅力ある清水高等学校に変わる期待が高まるのではないかと考えております。
さらに、従来1回であった中学校3年生とその保護者向けの体験入学について、今年度は回数を増やし、施設見学・部活動体験・授業体験の3回に分けて実施されるとのことであり、学校としてよりきめ細やかなPRに取り組んでおられますので、入学希望者の増加へとつながるものではないかと期待をしているところであります。
○議長(桜井崇裕) 再質問を受けます。
2番、川上均議員。
○2番(川上 均) まず、1項目目でございます。この半年の間に、食彩館に続きまして、いちまるが閉店したと、既に閉店しましたので今さら言っても仕方ないというのはあるのですが、やはり町民の多くは、何とかならなかったのかという疑問の声が町民の中からですね、やはり大きいものがあるというのも事実なのですよ。
食彩館は、やはり閉店のときに既に町民の間では、いちまるが撤退するのではないかといううわさが僕もやはり家族から聞いていました。さらにサツドラの移転もすぐ決まったということでは、既にサツドラは当然知っていることで移転になったのかなと。
という部分では、なぜ食彩館が閉店になって、そのようなうわさもあっている中で、情報収集がされなくて、このように対応できなかったのかということを改めてお聞きしたいと思いますが、町長、いかがでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 今、川上議員がおっしゃったようなうわさというか、そういった感覚というのは誰もが持つと思います。以前から比べて、いちまるにお客さんが少ないですとか、あるいは食彩館跡にサッポロドラッグストアーが移転しただとか、それは個人的には私も不安を抱えていたのは事実でございます。全く安穏としていたわけではございません。
ただ、企業も決して店舗を閉店するだとか、あるいは移転するだとかということを、それは企業の利益を追求する上で私どもには話すことはございません。これは、幾ら情報収集をしたところで、情報収集できるものとできないものがあります。
今回も、もちろんイオン北海道と直接接触する前に複数の企業といろいろやり取りをして、いろいろお話を伺ったものの、正式な形で閉店するというお話は聞くことができませんでした。その辺の事情も御理解頂きたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) それはそうですよね。企業側がそう簡単に本当のことを言うわけはないと思います。それを知るのがやはり情報収集能力であって、危機管理能力、そして、やはり、いわゆる政治力だと思うのです。やはり政治力が欠如しているから、このようなことになっているのか、町長、そのように思われないでしょうか。町長にお聞きします。
○議長(桜井崇裕) 答弁、町長。
○町長(阿部一男) 政治力の欠如ですか。そうですか。この民間の部分の情報収集というのは、すごく難しくて、その前に今、前田商工観光課長が言いましたように、これは逆に絶対漏れて言うようなことはなかったと思うというような、いろいろな経過も含めて聞いていてね。
それから、私もちょっと、ひょっとしたらいろいろなことがあるかなというような可能性はあったのだけれども、実は、本当の急転直下で決まったというような話もいろいろなことの中で、経過として伺っている部分も含めると、情報収集能力がないと言われたらあれなのだけれども、限界はありますね。その辺も御理解を頂いて、今後どうするかということも真剣になって考えていかなければならない部分はあるのでないかなと思います。
通常、こういう部分については、統合だとか、それから閉店だとか移転だとか、そんな部分については、Aコープの場合は、たまたまちょっと早くだけれど、でも限界はあります、知ったのはね。それは農協が大家さんであるという関係だからちょっと早目に知れたのだけれども、それを止めることができたかだとか、そんなことにはならないと思いますので。
何と言おうが、議員の思いを言ってくれるのは勝手でというか、別に悪いことではないですので、だけれども、私としては、この部分についてはどうすることもできなかったなと、それよりも今後どうやってやっていったらいいかということをまずみんなと一緒に考えていかなければならないかなという思いであります。
実は、私もいろいろなことがあって、ほとんど年明けてからの買物は、我が家ではこのイオンのほうに行っておりましたけれども、そんなことも職員に何かちょっといろいろなことあるかもしれないから、イオンも大切にしようねという話はしたことがありますし、そんな、本当の微力ですけれども、そんな部分は少し動いていたことはありますので、その辺も含めて総合的に議員が判断してくれればいいかなと、そんなふうに思うところであります。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) これは私が言っているのではなくて、やはり多くの町民が言っていることですので、この質問はこれで、次に移りたいと思います。
今、町長がおっしゃったように、やはり今後の、どう対応をするかだと思うのですね。やはり住民への影響、これについてどう考えていくのか。やはり、僕、大きく4つあると思うのですよね、影響は。
1つは買物弱者が発生していると、2つ目が雇用の場の創出です。従業員の流出、そして3つ目は購買力の流出、これは聞くところによると、やはり生協がトドックが増えて、今なかなか配達が追いつかない状況だと聞いております。
そして、車の乗れる人はどうしているか、フクハラは駐車場が狭いので車では怖くて行けない、だから芽室に行っている、そういう方が結構多くいらっしゃいます。事実、芽室に通勤されている方が最近、今月に入ってから、朝は普通だけれども、帰りがけ、芽室から清水に帰るのに40キロ、50キロで走る車が多くて渋滞が多い、何でかなというような話をしていました。
結局不慣れな高齢者の方が芽室まで買物に行っているという現状もやはりあるのかなと思っております。
4つ目が、町全体のイメージの低下。
そういった中で、まず第一は、買物弱者の方の対策、特に高齢者の方、車を持っていない方、これについては今どのように考えていらっしゃるかお伺いしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
企画課長。
○企画課長(鈴木 聡) 今回の閉店に伴う買物弱者への対策としましては、既存のコミュニティバスの活用、また、買い物銀行バスの充実ということを考えてございます。
現在、8月に閉店ですので、9月入ってどういうような形の買物への需要の動向がどうなってくるのか見極めていきたいと思っておりますし、買い物銀行バスについては、社会福祉協議会に委託している事業でもございますので、その実態等も社会福祉協議会と協議させていただきながら検討をしていきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 買い物銀行バスが主体になるのかなと、それだけが全てではないのですけれども。
僕、社協に行って聞きました。そしたら、町から何も相談がないと、社協の今の買い物銀行バスは1台しかないので、それも今フルに活用されていて、これ以上増えても対応はできない。運転手の確保もあるので、簡単に増車はできないけれども、やはり町に考えてほしいと、そのようなことを言われました。
そういう部分では、ちょっと対応がやはり、見極めるのももちろん必要ですけれども、ちょっと遅いのかなと思うのですけれど、いかがでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 企画課長。
○企画課長(鈴木 聡) 買い物銀行バスについては、来年の予算要求に向けて、実際どういうことができるのかということは、社会福祉協議会と相談していきたいと思いますし、やはり、今の買い物銀行バスについては需要が高まっていると、登録者も増えてきている状況です。
そのような中で、確かに車の問題となるとこちらも認識してございますので、その点については今後、社会福祉協議会と協議していきたいと考えてございます。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) ぜひ早急に対応をしていただきたいなということと、いろいろな交通手段あると思うのですね。ほかの町を見ても、例えば、ほかの自治体では、住民の自家用車を借りて相乗りしながら有償ボランティアの形で利用しているところもあります。さまざまな課題があるので、それがいろいろな方策について考えていただきたいなと思っております。
時間があまりありませんので次に移りますけれども。
○議長(桜井崇裕) 川上議員、答弁はよろしいですか。
○2番(川上 均) ええ、よろしいです。次の質問に移ります。
これ、まちづくり計画の影響というのはないのでしょうか。例えば、第6期の総合計画への影響についてお伺いしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 企画課長。
○企画課長(鈴木 聡) たしか、この総合計画に関しましては昨年策定しまして、本年から実施されている計画でございます。その計画策定において、この閉店というものは加味されていなかったというのも事実でございます。
ただ、基本的な方針としては変わらないかとは思いますけれども、具体的な施策を実施します実施計画もございます。それも今後、毎年見直ししている状況でもありますし、基本的計画も前期・後期分けてございます。その見直しの段階で的確にこの情勢を見極めた上で政策展開というものを考えていきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) この項目、最後の質問にしたいと思うのですけれども、大きな課題のもう一つ、やはり跡地利用だと思うのです。
この跡地をどうするか、もちろん町の土地ではないので、日甜の土地ですから、人の土地を勝手にということにもならないとは思うのですけれども、やはり、町が率先して活用方法を探っていく、これは重要なことだと思うのですけれども、そういう認識は町長、どのように考えていらっしゃるでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 答弁、町長。
○町長(阿部一男) 跡地利用については当然、家主、あるいは地主さんといろいろすぐ打ち合わせに入っておりますので、そんなことも含めて重要な部分だと思っておりますので、そう簡単にはいかないけれども、協力して、文書にもあったと思いますけれども、協力して、町民にとってどういうものが、あそこにまた開店だったり営業ができればいいのかということは十分協議していきたいなと思います。
また、そのための支援というのは積極的に行っていかなければだめかなと、そんなことも思っているところであります。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) ぜひ、これから力を入れて日甜さんと協力しながらやっていただきたいなと思います。
ただ、やはり町の姿勢ですよね。
例えば、例ですけれども、今、南富良野の隣、管内ですけれども、町にホテルを建てていると、道の駅に今モンベルを造っています、道の駅に。来年6月オープンだと言っていますけれども、町長が非常に足げ通ってモンベル本社に行ってようやく誘致をしたと、それぐらい労力を使わないと、なかなか企業は来てくれない、そういう部分では、あの跡地に例えばコストコを呼ぶだとか、無印を呼ぶだとか、これは無理な発想かもしれないですけれど、それぐらいの発想を持ってぜひ努力していただきたいなと思いますが、町長、もう一度答弁を頂きたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 町長。
○町長(阿部一男) いろいろな選択肢を視野に入れて、うまくいくかどうかわかりませんけれども、そういう動きは、少し行動をしておりますし、ただ、今は足がなかなか、すぐどこかに出かけるだとか、緊急事態宣言も含めてなかなかできませんけれども、そういうふうなことは議員に言われるまでもなく、いろいろな選択肢を広げていくような考えについては十分思っておりますので、しっかりと理解をしてほしいなと思います。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 次の項目、2項目目に移りたいと思います。
プレミアム商品券の関係ですけれども、町長にお伺いしたいのですけれども、今回のコロナ対策というのは、誰に対しての対策なのか、ちょっと町長の考えをお伺いしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) コロナに対する商品券絡みの経済対策だと思うのですけれども、あくまでも私共が対策しているターゲットの中心は商業主だと思ってください。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) そうですよね。繰り返される緊急事態宣言、そして、その目的は人流抑制ですよね。人流抑制によって影響が出る業種の支援が本来は必要だと。これもやはり5つほど僕はあると思うのですね。やはり一番大きいのは、営業時間が制限される夜の飲食店ですね。ホテル、旅館業、タクシー等の旅客業ですか。これはちょっと形態は違うのですけれども、このコロナによって葬儀の関係も大きく変わった。そういう部分では葬祭業、そして最後にはこれらに関連する業者ですね。
先ほどの答弁の中で、今までもそうなのですけれども、道からの支援金、そして国からの月次支援金があるから、町としては商品券以外の独自の直接支援はしないと言っているのですけれども、実際にこれだけでは足りないと思うのですよね。月次支援金、月100千ですよ、月100千。これで飲食業以外の業種について、先ほど言った旅館業だとか酒屋さんもそうですし、関連する業者の方たちには行き届かないということで、そういう部分の直接の支援金を出してほしいということなのですけれども、これについていかがでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 今、月次支援金や道の支援金のお話がありました。その金額について、足りるか足りないかというお話を、今、ここでするつもりはありません。国も道もその金額が適当だと思って、月次支援金制度や道の特別支援金制度をつくっていると思います。
私どもも、先ほど町長から答弁があったとおり、それで過不足なく実施できているかというのは、やはり商業主や商工会とお話をしなければいけないことだと思っております。
もちろん、商品券だとかポイントによって、その消費経済行動というのを促すというのを、今、中心にやっているものの、必ずしも、今、川上議員が御指摘しているように、全ての業種にこちらの計画どおりに資金が流入するかといったら、そんなことはないことは僕らも重々承知しております。
そのために、これは清水町は僕は全国でもトップクラスだと思っているのですが、中小企業近代化資金の無利子貸付や保証料の全額免除という制度をしております。あらゆる業種に対して無利息と保証料が無料でございます。資金ショートしないために、まずは会社を潰さないために無利息で融資をします。こちらも借入金だからという感覚はあるかもしれないですけれど、例えば15,000千円を借りたとしたら、業種によっていろいろ違うのですけれども、利子補給の相当額でいくと10年間で1,500千程度のインパクトがありますし、保証料に関しても本来であれば600千円を事業主が負担しなければいけないものを町が持っております。当面の資金不足に対応するための制度というのは、まずはこの中小企業近代化資金で補って、後はこのコロナによる経済疲弊というのがこれからどれだけ続くか分からないのですけれども、そのときそのときの状況を見て、プレミアム商品券の増大だったり、あるいは場合によっては、今、川上議員が言うように国や道の制度がなくなってしまったときに、町単独で支援しなければいけない場面もあると思いますので、そのときにはそういったことも考えていかなければいけないと思っております。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 今、近代化資金、これだけのことをやっているというお話はあったのですけれども、やはり飲食店の受け止めは全然違いますよね。
やはりあくまでもこれ借金なのですよね。借金。これはいずれ返さないとならないと。1年だろうが10年だろうが。今、先を見通せない中で皆さん何を考えているかといったら、一応最大限は一応借りる。でも返さないとならないから、できる限り使わないでおくというのが、今、現状だというお話をいろいろ聞いています。
そういった中で、これ限界があるのではないかなと。これあくまでも借金。やはり、今、必要としているのは直接支援。これ清水で何でできないのか。帯広、今回商品券140%ですよ。豊頃は直接、飲食店1店舗に300千円支給していますよ。これ違うのですけれど、上士幌は学生に10千円の町内特産品を送付したり、広尾だとか本別、これは100%の商品券出しながらやっています。なぜできないのかということだと思うのです。認識の違いといえばそれまでなのかもしれないのですけれども、みんなやはり夜の飲食店の皆さんはそう言っていますよ。なぜこれができないのか、もう一度お聞きしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) みんな言っているだとか、言っていないだとかとかというのは、具体的には、私は私なりに商工会としっかり話をして飲食業部会の皆さんともやり取りをしているつもりです。川上議員が聞いているお話と私が聞いているお話は若干違うかもしれません。それは立場も違うので、私に言えないことを川上議員におっしゃっているかもしれません。それを前提でお話しますけれども、商品券事業、今、パーセントの話をしました。ある町は100%やっているだとか、ある町は40%もやっている。清水町はどうしてできないのかというお話をしました。
僕はプレミアム率の問題ではないと思っています。できるだけたくさんの資金というのが、そこの町に出回るのが大事なのであって、30%にしたところで購買の限度量が決まっているのであれば、町の中に出回る資金というのは少ないと思っております。これは6月の議会等でも複数の議員に質問をされました。今まで清水町は商品券を販売するときには、限度額を決めて足切りという制度を取っているので、希望する方にはできるだけその希望どおりに商品券の販売をしてほしいという要望もありました。今回の補正予算にはそういったことも盛り込んで、前回の商品券購買のときに全ての希望どおりに販売した結果、1万3,000組が販売されたので、今回も足切りを行うことなく、当初予算では7,000組の販売にしていましたけれども、13千組まで上げようということで、とにかく町の中に出回る資金量を増やそうという感覚で取り組んでおります。
令和元年度に関しては、約10,000千円、それから去年度は約30,000千円の資金量が商品券で町の中を出回ったのですけれども、今年度に関しては総額では40,000千以上の商品券というのがこの町に出回るように思っております。
いろいろできること、できないことはあると思うのですけれども、今、清水町としてできることをできるだけ取り組みたいということで、前回も補正予算を計上させていただきましたので、その辺は御理解いただきたいと考えております。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 僕、冒頭でお聞きしましたよね。これ誰のためのコロナ対策なのか。やはりその困っているところのコロナ対策だと思うのですね。幾ら資金を流通したってそこにいかなかったら意味がないと思うのですね。
お聞きします。今回の6月の商品券、今はまだ9月末までありますけれども、実際の利用内訳は把握しているかどうかお聞きします。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) まだ、全ての商品券の回収は終わってありませんが、恐らく商工会が川上議員にお渡しした資料は私もいただいておりますので、8月末程度ですよね。末程度の金額、率については把握しております。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 持っているなら分かりやすいと思うのですけれども、8月末現在、正式にいえば27日、利用率は約7割と聞いております。
その中で、例年どおりまず多く使われているのは、燃料関係は26%、約3割ですね。次に使われているのが、意外だったのですけれど建設業ですね。これも同じ26%、3割。建設業は今まで10%過去なかったのですけれども、今回多く使われている。そして、食料品が20%で、肝心の飲食業は11%、例年どおりです。
ですので、同じ飲食業の中でも昼の飲食業と夜の飲食業は違うと思うのですね。今回、やはり困っているのは夜の飲食業だと思うのです。ですから、10%、11%の中でも夜の飲食店にどれぐらい流れているか、個別は分かりませんけれども、そういう現状でやはり幾ら資金回したって、困っているところに回っていないというのが現状だと思うのですけれども、なぜできないのかなと。
だから、今回補正予算でキャッシュレスの関係も出たのですけれども、だってポイントついたとしても結局お客さんが行かなかったら、結局意味がないと。なので、これもね、僕的には、今、補正予算でやるべきことではないなと思ってはいるのですけれども、やはり直接支援が、今、必要ではないかということなのですけれども、もう一度お聞きします。
○議長(桜井崇裕) 川上議員。答弁の前にこの商品券の質問はほかにありますか。
○2番(川上 均) あと若干です。
○議長(桜井崇裕) それでは、答弁をもって休憩をはさみたいと思いますが、よろしいですか。
○2番(川上 均) はい。
○議長(桜井崇裕) 答弁をお願いします。商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 直接給付が誤解しないでいただきたいのですけれど、直接給付が必要ではないということを言っているわけではありません。いろいろな施策をやった後に状況を見ながら直接給付というのも必要だということは、先ほど述べさせていただきました。
今は冷え込んでいるまずはその消費を温めるということから、当初予算や何かで見ていた商品券事業だったり、あるいはそのポイント事業というのを中心に行いますけれども、先ほど川上議員が言ったように、余り飲食店にパーセンテージが上がっていないですよねという話は私も見て、ちょっとがっかりしたと言ったらあれなのですけれども、見込みとは違ったなという思いはありました。昨年度はもう少し飲食店に商品券が回っていたという実績もございましたので、そこは認めるところでございます。ただ、それは率の話であって、資金の量の話でいくともともとその令和元年度ぐらいのときには、10,000千円ぐらいの資金しか回していなかったものが、2年度、3年度と資金のたくさんの量を回しているので、パーセントが低くても、前よりはたくさんのお金というのが飲食店に流れ込んでいるというのはあります。
後は、これも6月の議会で複数の議員から指摘されましたとおり、商品券事業でそういったことをコントロールできるかというのは難しいのですけれども、飲食店の専用券ですとか、あるいはその小規模なお店にしか使えない券ですとか、多少そういった制限をかけながら商品券を今回は販売したいということで、補正予算を計上させていただいたところです。
今、先にやらなければいけないものがどうなのかというのは、その私と意見が変わるところだと思うのですけれども、決して直接給付を否定しているものではないということを御理解いただきたいと思います。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) ここで休憩します。
なお、再開は午後1時とします。 (午後0時04分)
○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後1時00分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 一般質問を続けます。2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 続きをさせていただきます。
商品券は余りこの問題に時間を取りたくはないのですけれど、これデメリットというのは何かあるのでしょうか、お聞きしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) デメリットというか、商業をやられている方にとってのデメリットというのはないと思います。でも、少なからず税金を投入する事業なので、町全体の財政だとかそういったことを考えたときには、そのプレミアム分というのが皆さんの税金を用いるので、そういった意味でのデメリットはあると思いますが、事業を実施することによるデメリットというのはほとんどないと思っております。
強いて言えば、川上議員がおっしゃるように、こちらの思惑どおりに消費がコントロールできないということはデメリットに当たるかもしれないですね。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) デメリットですね。実は商品券というのはもともとプレミアム商品券、要するにこれは消費の先取りなのですよ、これは。結局、今まで買わなくてもいいやつをプレミアムがつくから買おうかと。だから先取りですね。ということは、必ずこれ反動があるのですよね。結局、次の商品券出るまで待とう、必ずそういう気持ちになるのですよ。今、ほしいけれどもちょっと待てば商品券が出る。そういうデメリットがあるということと、今回いろいろ聞いた中でやはりちょっと大きな問題かなと思うのは、この商品券を利用して換金している人がいるという話を聞いたのですけれど、これ本当にそうでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 換金しているという事実は把握しておりませんし、もしそういった事実があるのであれば、ゆゆしき事態でありますので、今、ここでどなたがというお話を伺うつもりはありませんが、私のところに個別に教えていただければと思います。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) そういう事実があるということですので、これを含めていろいろ対応を考えていただきたいなと思います。
時間がありませんので、商品券はこの程度にしまして、ぜひ商品券を僕は否定しているわけではないです。これはこれでやはりやるべきだと思うので、やはり今後も適正に使われるような形に、そして適正にされるような形でお願いいたしたいと思います。
続きまして、3番目。
○議長(桜井崇裕) いや、答弁を。
○2番(川上 均) はい。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 御意見として賜ります。
不正があったかないかとここで議論するつもりはございませんが、より一層その購入する方に対して正しい使い方をするようにということは、商工会と協力しながら周知徹底に努めてまいりたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) ぜひ、よろしくお願いいたします。
続きまして、3項目目ですね。
清水高校の振興策の関係ですけれども、僕、振興策については、先ほど教育長から答弁ありましたけれども、もちろん一つとして高校としての魅力ですよね。そして、その魅力を情報発信する。これはとても大事なことだと思います。まずはそこが原点になると思います。
ただ、2つ目として、やはり経済的支援というのはやはり大きいと思うのですよ。
そして、3つ目としては、やはり道に対する働きかけ。やはり3学期の存続に向けた働きかけ。
4つ目としては、学校の関係者、学校、PTA、振興会との連携だと思うのですね。まず、魅力発信として、高校として頑張っているのは非常に分かります。認めます。本当に頑張っているなと。
ただ、やはり町として何をするかだと思うのですね。まず、経済的な支援ですね。御影の通学の助成は決まりましたからそれはいいことなのですけれども、ほかの学校を見たら僕も調べたのですけれども、帯広からの通学費、全部、入学一時金、例えば50千円、制服代、もろもろ下宿代、学校給食、給食の提供、あらゆることをやはりほかの町、出尽くしているのですよね。びっくりするぐらい。それが全ていいとは言いませんけれども、やはり経済的な支援、これはやはり抜きには考えられない。幾ら魅力的な学校であっても、やはりお金がなかったら通えないというのも現実だと思います。
うちの場合は、やはり近隣、新得、鹿追、例えば芽室から来ている人ですね。やはりそこら辺の生徒に対しても最低限の経済的支援というのは必要ではないかなと思うのですけれども、教育長いかがお考えでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 教育長。
○教育委員会教育長(三澤吏佐子) 先ほど申し上げましたように、今回、高校の授業の中で1年生に関しましては、道の方針としてGIGAスクール構想にのっとって1人1台のパソコン端末を用意するということになっております。それにつきましては、各県いろいろ対応は違うわけなのですけれども、道に関しましては、各自用意をするという方向に、今、かじが切られようとしております。ですので、端末代につきまして1年生に関しては、順次1年、2年、3年という形で3年がかりで進めていくわけですけれども、来年入学するお子さんに関しては、その部分について支援をしたいと思っております。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 改めて質問いたします。経済的支援ですね、もう一つの大きな問題はほかの町、やはり先ほどもう一度言いますけれども、例えば上士幌、更別、大樹、大体のところ、こういうところは全額通学費出しているのです。
具体的に言ったほうがいいのでしょうかね。入学一時金を足寄は一時金を支給しています。あと上士幌は制服ブレザー、スラックス、スカート50千円を支給しています。これらはスタートラインが違うのですよね。そういうところと競争して生徒を集めないとならないという部分では、やはり清水は1歩も2歩も遅れていると、学校の魅力はあるのですよ。あってもせっかくその学校の魅力を経済的な支援のない中で生かし切れてないという、生徒の確保につながっていないというのがあると思うのですけれど、そういうのも含めて調べたり、町として何とかしないとならないのかということにならないのかを、教育長にお聞きします。
○議長(桜井崇裕) 教育長。
○教育委員会教育長(三澤吏佐子) 今、お話があったようなことにつきましては、それぞれの町の事情も含めて努力されていることは承知をしております。ただ、学校の規模につきましてもそれぞれ違いますし、町の財政についてもそれぞれ違うと思います。その中で、40,000千円、50,000千円の費用をそこに投じることができる町、それからそれをどうしてもかけて学校の存続をしていこうというところで、それだけの金額をかける、その考え方もあると思います。
ただ、今、清水町としてそのタイミングであるかというとなかなか難しいところもあるのではないでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 何も全部やれと言っているわけではないです。できることをやはり可能性として考えるのが、やはり教育長ではないでしょうかね。そういうことを言っているのです。そういうことです。考えてほしいなということを要望しまして、時間がないので、次の。
○議長(桜井崇裕) いや、答弁をさせてください。答弁よろしくお願いします。
○2番(川上 均) 補正として考えていただきたいなと思うのですが、いかがでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 教育長。
○教育委員会教育長(三澤吏佐子) 先ほど申し上げましたとおり、議員のお話の中にも出てまいりました制服の問題、1人分50千円程度と今お話しあったと思いますけれども、タブレットにつきましても、それくらいの費用は1人1台分かかると思います。品物が違う、今一番学校としてタイムリーに欲しいものということを、学校側とも協議した中で、それを見据えているところでございます。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) いや、ちょっとかみ合わないので結構です。
続きまして、昨年、中島議員も提唱しました30人学級、総合学科の中の30人学級の取組、あのときは複数の同じ総合学科の中で協議しながら、道に対して要請していこうということで取り組みますという話を聞いたと思うのですけれども、その後どうなったのかちょっとお聞かせ願いたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
学校教育課長。
○学校教育課長(大尾 智) 中島議員から質問いただいて検討させていただきますというお話をさせていただいておりますけれども、まだ具体的な取組については進んでいない状況でございます。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) これはやはり総合学科として残っていくためには、とても大事なことだと思うのです。3学級、今すぐ2学級になるとは言いませんけれども、やはり2学級に間口が減るという可能性は、近い将来的にはやはりあるわけですよね。そういった中で何とか総合学科としての魅力を含めた中で残していく、3学級を最低限残していくという中では、やはりこの取組というのは大事だと思うのです。一つのこれは全てではないですよ、30人学級は。でもこれはやはり総合学科として残していく取組としては重要だということで、昨年そういう話を中島議員はしたと思うのですけれども、そういった部分でされてない。今後どうなのですか、検討するのですか、しないのですか。お聞きしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。
学校教育課長。
○学校教育課長(大尾 智) 清水高校の存続につきましては、あらゆることを考えながら存続に向けた取組を進めてまいりたいと考えてございます。そういった中で、なかなか30人学級という部分についての維持、存続という部分については、かなりハードルが高い要望になるのだろうなと考えてございますので、引き続き検討させていただきたいとは考えておりますけれども、あらゆる学校への支援等を含めて、先ほど一般質問の答弁にもございましたとおり、新たな系列の再編等もございますので、今後、その辺の部分も新たな学校としての魅力も高まってくるのだろうという部分も見据えながら、引き続き検討させていただきたいなと考えてございます。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 去年も検討という話は聞いたのですよね。これ期限を切ってくださいよ。いつまで検討するのか、来年の当初予算に載せるのかどうなのかを含めて、やはり検討するといっても約束されているわけではないですから、そこら辺をきちんと期限を切ってやはりやっていただきたいなと思うのですがいかがですか。教育長、いかがですか。
○議長(桜井崇裕) 川上議員、今の質問ではっきり期限を切って来年度の当初予算に載せれというような意見ですが、その意見でよろしいですか。
○2番(川上 均) 載せれたら載せてほしい。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 休憩します。 (午後1時28分)
○議長(桜井崇裕) 再開します。 (午後1時28分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 今の発言について、断定するのかしないのか、そこを明確にはっきりしていただきたいと思います。その上で質問をもう一度お願いします。
2番、川上均議員。
○2番(川上 均) ぜひ検討していただきたいと、それも早急に検討していただきたいということですけれど、よろしいでしょうか、教育長にお伺いします。
○議長(桜井崇裕) 教育長。
○教育委員会教育長(三澤吏佐子) 今の御質問ですけれども、何を検討しようとおしゃっているのでしょうか。ちょっと混乱してよく分かりません。お願いします。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 今、お話させていただいたのは30人学級の取組、去年そういうお話があったので検討すると言われた中でこの1年検討されてなかったということですので、ある程度の期限を切った中で早急に検討をしていただきたいということです。いかがでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 教育長。
○教育委員会教育長(三澤吏佐子) それはあくまでも道内全体の総合学科についてということで考えてよろしいのでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 川上議員、さっき30人学級と学科については課長が答弁していますね。よろしいですか、その点について。30人学級は今後、どうしていくかについては課長が検討していくという答弁をしていますけれども、なかなか実施されないという部分もありますけれども、そういう質問で再度繰り返しの質問ということになってきますか。
再開して2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 30人学級について、昨年も取組は重要だということで教育長は話はされています、答弁の中で。ですので、ぜひ早急に取組を検討していただきたいということですけれども、いかがでしょうか。
○教育委員会教育長(三澤吏佐子) その件につきましては、前向きに検討をさせていただきたいと思います。
○2番(川上 均) 時間がないのでもう最後の質問をしたいと思うのですけれど、この間、高校とまたは振興会またはPTA高校の、この振興策について何回か協議されたのかどうかをちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。
○学校教育課長(大尾 智) 当然、振興策というか、予算として清水高校振興会への補助金を計上いたします。その際には、当然、我々と振興会役員、それから学校関係者で協議して予算を計上しておりますので、必要に応じて協議は行ってございます。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 確かに予算的な部分はやはり話をさせてもらいたいと思うのですけれども、存続に向けた協議をどうやって教育委員会と高校と振興会もそうですけれども、協議しながらお互い話し合って、今後どういう取組をしていったらいいかということを、今後、取り組んで今までなかったのかどうなのかを含めて、教育長の考えをお伺いしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 教育長。
○教育委員会教育長(三澤吏佐子) 先ほど来、議員から「存続」という言葉がたくさん出てくるのですけれども、今、清水高校自体が存続の危機にあるとは考えておりません。間口は1つ減りましたけれども、学校の中でいろいろな取組をする中で学校の魅力を今アピールしようとしています。そして、私共もそれに精一杯応援をしようとしているところでございます。そういう中でいろいろな振興策を振興会とともに実行しようとしている、また実行している最中でございます。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 分かりました。次の質問に移りたいと思います。
ハラスメントの関係ですけれども、先ほど答弁ありましたように、今回、アンケートを実施しないと、なぜ実施しないのか、もう一度確認をさせていただきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) 先ほど町長の答弁にもありましたとおり、2年間ほど無記名によるアンケート調査を実施したことがあります。なかなかいろいろな意見を出されるのですけれども、やはり問題を解決していくためには、その案件を特定して調査をし、そして対処していかなければならない状況ですけれども、なかなかその無記名ということで具体的なことについて把握することが、実際できなかったりですとか、なかなかそれが問題解決につながっていないという状況もございまして、今年度についてはいろいろな方策を検討したのですけれども、アンケートは実施しないで、まず、そういった本人のプライバシーを保護して、しっかりとした相談体制を取っていくことが、まず重要かなということで、本年度は実施してない状況でございます。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 何と言いますか、現実に一昨年11件、昨年13件、アンケートからハラスメントの実態があったということだと思うのですね。ということは、やはりアンケートをしないということは、結局、それが全部潜在化しないで結局、うやむやになってしまう。今もうやむやみたいな感じですけれども、そういうふうになってしまうのではないかと思うのです。
お聞きしたいと思うのですけれども、実際にこのアンケートの中で具体的に誰々が、誰々に対してハラスメントをしていたという記入はなったのかどうかを、ちょっと伺いたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) その点につきましては、やはり個人のプライバシーもありますので、お答えできないと考えています。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) プライバシーの問題ではなくて、それの回答があったかどうかの確認だけ、それもプライバシーですか。もう一回お伺いします。
○議長(桜井崇裕) 総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) 無記名ですので、そして、そういったこともあったかどうかということは公になる自体が、やはりアンケート書く職員にとっては書けないというプレッシャーというか、そういったことにもつながりますので、その辺についてはお答えできません。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) あるのですよ、これ、僕も何人かに聞いているのですよ。実際に具体的に誰々が誰々にハラスメントしていると、これ調べればいいではないですか。匿名だから調べられないということないですよ。これ嘘で書く人なんかいないのだから、現実的に。やはり当事者を調べるべき、最低限当事者を調べて何もなかったらそれはそれでいいではないですか。現実的にそういうアンケート結果は出ている。職員からそういう話を聞いているのですよ。なぜできないのですか、それが。もう一回お伺いします。
○議長(桜井崇裕) 総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) 誰々から誰々にという話がありましたけれども、実際にアンケートを書いた職員に、その事実を確認しなければならないということもありますので、それがだれが書いたのか特定できないという状況の中では、非常に難しいのかなと考えてございます。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) それ言えないから匿名で書くのではないですか。言えたら誰だって匿名で書かないで、直接総務課に話しますよ。できないからそういう話をするのではないですか。それが匿名だから、調べることもできない。ああ、5分ですか。ということであれば、本当に意味がないというか、本当に解決する気持ちがないのではないかと思うのですけれど、いかがでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) これまでもハラスメントに関しては答弁させていただいておりますけれども、当然、町としましてもハラスメントのない職場づくりというのは、これはもう目指しているところでありますので、ハラスメントの解決に向けては最善を尽くしてまいりたいと考えてございます。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 相談窓口に今810千円出して委託料を払って相談窓口あるけれど、相談件数はないということですね。
○議長(桜井崇裕) 総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) 令和2年度におきましては、1件の相談があったと報告を受けてございます。ただ、これにつきましてはあくまでも本人がそういった情報は町のほうには知らせないでほしいということでありますので、具体的な内容については把握してございません。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 結局、それは解決したのでしょうか。伺います。
○議長(桜井崇裕) 総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) それにつきましては、外部相談窓口と本人の中での相談となってございますので、あくまでも町にはその辺の内容については報告しないでほしいということですので、解決したかどうかは分かりませんけれども、多分、外部相談窓口のほうから適切なアドバイスなりなんなりがあったのかなと考えてございます。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 結局、解決していないのですよ、これ、本人に聞いたって。どうしてなのかなと、結局、解決ならないから相談窓口に誰も相談しないと。でもハラスメントは実際にあるということなのですよね。これ810千円、これもったいないですよね、はっきり言って。これどうなのかなと思うのですけれども、僕思うのですけれども、やはり第三者機関を、やはり弁護士を入れた本当に中立な第三者機関を設置して、やはりその中で公正にやはりこのハラスメントを取扱うそれぐらいしないと、僕はだめだと思うのですけれども、どうですか。伺います。
○議長(桜井崇裕) 副町長。
○副町長(山本 司) 相談窓口でございますけれども、現在、内部的には総務課が相談窓口、あと外部の相談窓口もございます。そういったところに相談をいただくと、そうした上で案件によって解決すべきものは解決してまいりたいと考えてございます。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 間違いなくハラスメントはあります。その事実だけ申し添えて何とかやはり解決してほしいのですよ。職員が病んでいるのですよ、はっきり言って。これは間違いなく、こういう職員が病んだ職場の中でいいまちづくりができるわけないのですよこれは、はっきり言って。ですので、やはり職員の声を真摯に受け止めて、やはり対処してほしい。いかがでしょうか、町長、お伺いします。これで最後の質問にします。
○議長(桜井崇裕) 町長。
○町長(阿部一男) 私は町長であるけれども、さらに知ってのとおり職場の清水町役場の長でもあります。そのことの中で2年前にアンケートを私が決断をしてアンケートを始めました。そして2年たってみていろいろなことが出てきて、必ずしも一番いい解決策ではないな、限界があるなということもあったので、私の意志でアンケートの取りやめを決定をいたしました。それ以上でもそれ以外でもありません。
以外でもないと付け加えますけれども、やはりアンケートをやってみて、すごい勉強になったのはアンケートは本当にいろいろなことを考えた中で実施しないと、いろいろな利用の仕方があるなと、そんなことも含めていろいろしていくと、マイナス面のほうが随分多かったかなと、そんな中でいろいろと勉強させてもらったことも含めて、今回は一回やらないでみると、そういう結論になったところでございます。
○議長(桜井崇裕) 川上議員、時間が来ましたので、川上議員の一般質問はこれで終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 以上で、本日の日程は全部終了しました。
明日9月15日は午前10時に会議を開きます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 本日はこれで散会します。
(午後1時44分)
○議長(桜井崇裕) 日程第1、認定第1号、令和2年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号、令和2年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号、令和2年度清水町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号、令和2年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号、令和2年度清水町水道事業会計決算の認定について、認定第6号、令和2年度清水町下水道事業会計決算の認定について、以上、合計6件の各会計決算の認定についてを一括議題とします。
提出者より、一括議題とした合計6件について、総括的な提案理由の説明を求めます。
副町長。
○副町長(山本 司) 令和2年度決算につきまして、総括的な説明をさせていただきます。
令和2年度の決算につきましては、認定議案に監査委員による決算審査意見書を添付し、また、別冊子にて清水町各会計歳入歳出決算書並びに主要政策成果表を配付させていただいております。
最初に、清水町各会計の決算でございますが、主要政策成果表の1ページ及び2ページをお開き願います。
会計別の決算額総括表でございます。
会計別に歳入歳出及び歳入歳出差引き残高を記載しておりますけれども、2ページの左側の列にございます決算額の歳入歳出差引き残額を御覧願います。
一般会計の歳入歳出差引き残高ですけれども、350,209,799円となっております。これにつきましては、地方財政法及び地方自治法の規定に基づき、決算剰余金として200,000,000円を財政調整基金に積立てをし、残額の105,209,799円は令和3年度会計に繰越ししております。
令和3年度会計では、この翌年度繰越額から前年度繰越金予算額5,000,000円と前年度から今年度への繰越事業費充当財源繰越額2,840,000円を除いた額から、減債基金積立金に112,370,000円及び北海道市町村備荒資金組合納付金に30,000,000円を積み立てる補正予算につきまして、次の臨時会へ提案をさせていただく予定でございます。
次に、国民健康保険特別会計でございます。
歳入歳出差引き残高は、15,327,367円でございます。決算剰余金として、全額を国民健康保険基金へ積立てをしております。
次に、後期高齢者医療保険特別会計でございます。歳入歳出差引き残高625,897円を令和3年度会計へ繰越ししております。
次の介護保険特別会計につきましても、38,924,523円を令和3年度会計へ繰越ししております。
その下の企業会計でございます。
水道事業会計につきましては、収益的収支の差引き残額が29,547,695円、資本的収支の差引き残高につきましては、マイナス73,762,948円となっております。
資本的収支の不足額分は、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分消費税、資本的収支調整額で補填しております。
下水道事業会計につきましては、収益的収支の差引き残額が28,847,430円、資本的収支の差引き残高がマイナス52,921,323円となり、資本的収支の不足額につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補填しております。
次に、ページが後ろにまいりまして、13ページ、14ページをお開き願います。
13ページの中ほど8番、債務残高の状況を御覧ください。
過去10か年の推移をそれぞれ記載をしてございます。
債務残高につきましては、平成26年以降、120億円から130億円程度で推移しまして、令和2年度末には12,981,532,000円となったところでございます。
その下の表、9番、基金残高の状況を御覧ください。
基金残高につきましては、30億円を維持しながら財政運営をしてきておりますけれども、令和2年度末には40億円台の残高となったところでございます。
今後につきましても、公共施設の老朽化に伴う更新等に大きな財政支出も見込まれますことから、効率的な事務事業の執行に努めてまいるところでございます。
以上、決算の概要となりましたけれども、令和2年度各会計決算の認定議案に係ります説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(桜井崇裕) 質疑を行う前に、各議員にお願いいたします。質疑をされる場合は、初めに質疑箇所のページ数を言ってから、質疑していただくようにお願いいたします。
なお、主な事業内容、事業効果等につきましては、配付しております主要政策成果表に記載されておりますので、できるだけ省略していただき、効率よく審議を実施していきたいと考えておりますので、御協力をお願いいたします。
ここでお諮りします。
認定第1号から認定第6号に係る令和2年度清水町各会計決算認定の6件につきましては、本会議での質疑を3回までとする会議規則第54条の規定を適用しないで審議を進めたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。よって、認定第1号から認定第6号に係る令和2年度清水町各会計決算認定の6件につきましては、会議規則第54条の規定を適用しないで審議を進めることに決定しました。
なお、審議につきまして、一般会計の歳入は款ごと、歳出は項ごとに、特別会計等は会計ごとに進めます。質疑の方法は、最初の質疑から一問一答方式により行い、それぞれ款、項、会計ごとに連続して質疑していただきます。次の人に質問が移った後は、再び質問することはできませんので、よろしくお願いいたします。
また、質疑、答弁にあっては、分かりやすく簡潔に行われるよう特にお願いいたします。
認定第1号、令和2年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定についてを審議します。
これから質疑を行います。清水町各会計歳入歳出決算書11ページをお開きください。
清水町一般会計歳入歳出決算事項別明細書により、歳入は款ごとに質疑を受けます。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第2款地方譲与税、13ページ、14ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第3款利子割交付金、15ページ、16ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第4款配当割交付金、17ページ、18ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第5款株式等譲渡所得割交付金、19ページ、20ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第6款地方消費税交付金、21ページ、22ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第7款ゴルフ場利用税交付金、23ページ、24ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第8款環境性能割交付金、25ページ、26ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第9款地方特例交付金、27ページ、28ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第10款地方交付税、29ページ、30ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第11款交通安全対策特別交付金、31ページ、32ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第12款分担金及び負担金、33ページ、34ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第13款使用料及び手数料、35ページから40ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第14款国庫支出金、41ページから46ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第15款道支出金、47ページから54ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第16款財産収入、55ページ、56ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第17款寄附金、57ページ、58ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第18款繰入金、59ページ、60ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第19款繰越金、61ページ、62ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第20款諸収入、63ページから68ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第21款町債、69ページ、70ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第22款法人事業税交付金、71ページ、72ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
これより、歳入全般について特に質疑があればお受けします。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
以上で、歳入の質疑を終わります。
次に、73ページからの歳出の質疑を行います。
清水町一般会計歳入歳出決算事項別明細書により、歳出は項ごとに質疑を受けます。
第1款議会費、第1項議会費、73ページから76ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
以上で、議会費の質疑を終わります。
第2款総務費、第1項総務管理費、77ページから100ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第2款総務費、第2項徴税費、99ページから102ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第2款総務費、第3項戸籍住民基本台帳費、101ページから104ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第2款総務費、第4項選挙費、103ページ、104ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第2款総務費、第5項統計調査費、103ページから106ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第2款総務費、第6項監査委員費、105ページ、106ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
以上で、総務費の質疑を終わります。
第3款民生費、第1項社会福祉費、107ページから124ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第3款民生費、第2項児童福祉費、123ページから136ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
以上で、民生費の質疑を終わります。
第4款衛生費、第1項保健衛生費、137ページから150ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 上着脱いでいますけれど、よろしいでしょうか。
○議長(桜井崇裕) よろしいです。
○5番(鈴木孝寿) 今日はあまりしゃべらない予定だったのですけれど。
146ページ、公衆トイレの管理ということであります。これ、昨日もちょっと若干一般質問でもあった件でしたけれど、御影の公衆トイレの中で、昨日の回答も含めていろいろ考えていくと、御影の町なかに、実質24時間でやっているといったらコンビニぐらいしかない。コンビニということで昨日はお話もありましたけれど、果たしてそれが本当に正しいのかなというのがちょっと心配になりまして、例えば、これを検討する中で、今、この中には入っていない例えば御影の、難しいと思うのです。例えば駅のトイレを町営というわけにはいかないのか、もしくは、町が実際、委託というかそういう形でやって、要は、これ緊急時の町民の健康を守るというのが公衆トイレの管理の基本だと思いますので、これ前向きではないですけれど、ちょっと検討する必要があるのかなと思っています。
もしくは、ないのであれば、本当の町なかにある、冬はやっていないのかな、あれをずっと例えば365日、やるならやるという形にするとかという方法も今後出てくるのかなと思いますが、昨日と重なって大変申し訳ないのですけれど、今後の方針というか、その辺、考え方をお聞きしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) (中断)町民生活課長。
○町民生活課長(斉木良博) 御影の公衆トイレの関係でございます。検討の中で、老朽化していたり、また、使用状況の中でどれほどの方が利用しているのかということも含めて、古い部分については撤去をするということで、今年度実施したところでございます。
その中で、昨日答弁したとおり、公民館もあったりするので、そちらのほうを利用するということも可能かなというふうには思っておりました。御影駅については、検討の中で特に項目として入れて考えたことはございません。公営というのでしょうか、町営ではないので、入れて考えたことはないです。
あと、冬季の部分について、開けるか開けないかという部分なのですけれども、今のところ、経費の関係上、利用状況から考えて、冬季の期間の利用も少ないということもあると想定をしていますので、今のところは開けない方向でと思っております。
以上でございます。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 意外に住民が使わないのです。正直言って公衆トイレというのは。ただ、そこに来た人、もしくは何らかの形で来た人は、基本、駅舎の近くにはトイレがあるということで、観光面で御影に行くという方も少なくはない。そして、どうしてもあの地域というのは、ふと行ったときに、駅に来られている方は意外にいないわけではない。ただ、例えばくみ取り料から何から算出していくと、きっとJRとしても必要ないかなという決断はしたのだと思うのですが、とは言いながら、やはり御影の顔である駅のところに、やはり何もないというのも、今後、ちょっと検討する課題の一つかな。日中なら、公民館とか世代間を含めて、例えば、アイスアリーナも含めてそういうところでは用を足すということはできると思うのですけれども、現実的には、ある程度の時間になると全部閉まってしまいますので、そうなると、24時間とは言いませんけれど、ある程度駅にふと来たときに、やはりないというのはちょっと印象の問題なのかなと考えるのですけれど、どうでしょうか。
これはどなたが回答するかは何とも言えないのですけれど、これ、ちょっと検討する一つの材料かなと思いますので、ぜひ検討していただければと思うのですが、いま一度お願いいたします。
○議長(桜井崇裕) 町民生活課長。
○町民生活課長(斉木良博) 検討の視点としては、やはり町民利用という部分を主に考えておりました。今、鈴木議員から住民以外の利用もということがあって、御影駅に来られる方もいるということですが、住民以外の方については、自分たちもそうですけれども、コンビニを探したりとか、逆に言うと昼間は公共施設を探したりとか、それ以外の時間であればコンビニというような形で、自分はそういったような対応をしていたりするので、同様の考え方を今しております。
御影駅の印象という部分のお話もありました。現状を確認してみたいなと思います。
以上でございます。
○議長(桜井崇裕) よろしいですか。
ほかに質疑ありませんか。
2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 146ページです。葬祭場管理の関係なのですけれども、事業シートの中で、今初めて目にしたのですけれども、新しい葬祭場が令和9年度に一応開始予定ということで出されているのですけれども、概要をもし今、分かっている範囲で教えていただきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。町民生活課長。
○町民生活課長(斉木良博) 新葬祭場の計画、内容についてという御質問でございますが、こちらについては、年度、6期の総合計画の中でどのあたりに更新を予定するかというスケジュールの確認等をしている中でございます。
施設の内容等については、これから検討するというふうに思っております。
現葬祭場が、建築して間もなく50年になるという経過を、年数を迎えていますので、近い将来といいましょうか、何年かのうちに更新をするという考えの下、今のところスケジュールの予定を組んでいるというところでございます。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) これから内容を練られるということで、令和9年ですから、若干時間はあるのですけれども、ぜひ、以前にもお話ししたのですけれども、清水、家族葬ができる場所がないと。お葬式の形態も大分コロナで変わってはきてはいるのですけれども、家族葬が主流になってきている中で、本州では葬祭場に家族葬ができる施設も一緒に併設しているところが、今増えているということもありますので、そういうことも加味しながら、ぜひ検討を頂きたいなと思いますが、いかがでしょう。
○議長(桜井崇裕) 町民生活課長。
○町民生活課長(斉木良博) 葬祭場の機能の部分について、以前にも質問を頂いたことがあったかと思います。
葬儀を行う形態といいましょうか、内容についても時代とともに変わっているという状況がございます。葬祭場の機能についても、その時代時代で、建てるときに新たな機能があれば、新たな機能を付加していくということも可能かと思います。9年という予定を立てておりますが、検討に当たっては、そんな要素も含めて検討していきたいと思っています。
○議長(桜井崇裕) よろしいですか。
ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) これで質疑を終わります。
第4款衛生費、第2項清掃費、149ページから152ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
以上で、衛生費の質疑を終わります。
第5款労働費、第1項労働費、153ページ、154ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
以上で、労働費の質疑を終わります。
第6款農林業費、第1項農業費、155ページから172ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。1番、深沼達生議員。
○1番(深沼達生) 160ページの農業次世代人材投資事業の補助金なのですけれども、事業シートのほうに、新規就農で入られて、もう農地を求めても施設しかなくて、なかなか農地を取得できなくて、それがちょっとやはり全てが買い餌になることで、経費も加算している部分というのもちょっと聞いているのですが、そこら辺はどうですか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。農林課長。
○農林課長(寺岡治彦) 今の御質問ですけれども、まさしく深沼議員おっしゃったとおり、農地をまだまだ拡大傾向がうちの町は強いものですから、農地を手放さないというか、貸し付ける方が多いということで、新規就農者の方が農地をすぐ取得できるという現状には至っておりません。
○議長(桜井崇裕) 1番、深沼達生議員。
○1番(深沼達生) ただ、何とか、多分、新規就農で入るときに、タイミング的な部分もあると思うのですが、結局後継者がいなくて、その農家自体をやめるときに、うまく新規就農者がそこにぽっと入れるような形であれば、何とかなるのかなと思うので、そこら辺はちょっとこれから新規就農者を募集するに当たって、そこがちょっと多分ネックになる部分もあると思うので、考えていただければと思います。
○議長(桜井崇裕) 農林課長。
○農林課長(寺岡治彦) まさしくそのとおりだと私も思っております。最終的には地域の方の理解というものが必要になってくるかと思いますが、農業委員会さんともいろいろ今後相談していきたいと考えております。
○議長(桜井崇裕) 1番、深沼達生議員。
○1番(深沼達生) もう1つ、農村浄化槽の設置のことなのですけれども、これも年々浄化槽を設置する人たちが増えてきているのですが、ちょっとこれって1件、何回までと決まっているのかだけ、ちょっと教えてください。
○議長(桜井崇裕) 農林課長。
○農林課長(寺岡治彦) 申請者の人の回数については決まってはおりません。
○議長(桜井崇裕) 1番、深沼達生議員。
○1番(深沼達生) ということは、複数回申請しても大丈夫だということですよね。今、親の世帯、息子たちの世帯とやはり分かれてきたりしている家がかなり多いと思うので、規制がないのであればよろしいです。
終わります。
○議長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) これで質疑を終わります。
第6款農林業費、第2項林業費、171ページ、176ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 174ページ、有害鳥獣対策事業、シートの関係は187ページですけれど、ここでやはり鹿の被害というのがものすごい多いという形と、最近ではやはりアライグマが非常に多いという関係になっていると思います。
最近、電気の牧柵とか、あと、超音波の牧柵、そういう部分が非常に有効だということなのですけれど、これ、ちょっと有害鳥獣のとことはちょっと関係ないかもしれないのですけれど、牧柵の関係の補助金の今、申請状況及び、またそれの今増えているのか、減っているのか、また金額的にはどのようにされているのか、まず1点お聞きしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。農林課長。
○農林課長(寺岡治彦) 有害鳥獣に対する電牧柵の設置のまず補助ですけれども、農協さんと役場とそれぞれ4分の1ずつを持って、自己負担が2分の1という形でやってはございます。
ほとんどが今言われた従来型の電牧柵を設置しているという状況でございます。
あとほかに何かありましたか。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 電牧以外に超音波もそれは対象になるのかどうか、お聞きしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 農林課長。
○農林課長(寺岡治彦) 超音波の電牧柵というのを、私はちょっと勉強不足でちょっとまだ承知していなかったのですけれども、農家さんが設置する場合、ほとんどが農協の資材を通じて設置しておりますので、その辺はちょっと農協の資材のほうとも今後確認していきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) ぜひよろしくお願いします。
あと、もう1点、これも前のいつだか、予算委員会のときに私、お話ししたのですけれど、鳥類の捕獲数、多分これはカラスだと思うのですけれど、やはり清水町に限らず、いろいろなところが多いのですが、特にやはり町なか、清水町内、御影の町もめちゃくちゃ多いのです。これ、そろそろやはり何らかの形で鳥類の何か異常に毎年増えているなというのと、そして、必ずとまっているところはもう物すごいふんだらけになっている、これは一番いいのは鷹でも飼って、下を歩いて、というそういうのがありますけれども、何か抜本的にはなかなか解決策はないにしても、清水の一部、本当、例えば商店街のど真ん中がもうふんだらけになっていたり、朝の4時ぐらいから、今だったらものすごいカラスの鳴き声とか、非常にこれはもう町民一人一人がどうにもならないと言いながらも、猟友会の方々とこれをやっても全然何もならない。でも何かをやっぱり考えていかなければならないかなと。例えば、鷹のよく農家さんでもぐるぐる、昔で言うゲイラカイトみたいな、たこみたいなやつを有効的に設置して、カラス被害を軽減しているというところはありますけれど、全体を通じてこれ考えていかなければならない時期だろうな。農家さんにも、結局いろいろなところに行って、病原菌の媒介のもとになるのかなと考えていますので、これはそろそろ何らかの形で考えていく必要があるかなと、予算委員会でも言いましたけれど、そのときは何も方法はないといって終わったのですけれど、さすがにこの半年見ていても、あまり状況はひどいなと思いますので、ちょっと研究を進めていただきたいなと思うのですが、いかがでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 答弁。農林課長。
○農林課長(寺岡治彦) カラスの駆除に関しましては、確かに最近、私も増えているという実感はしております。
農家さんからも、今、鈴木議員おっしゃったように、一番怖いのは菌を運んでくるという部分で、農家さんのほうでは駆除依頼が結構来るようなこともあるのですけれども、なかなかカラスも頭がいいので、猟友会の方が行ったら逃げると、なかなか猟銃、散弾とかでも捕る数が限られてくるということがございます。
今年、新得町さんとカラスの駆除について、ちょっと情報交換をした際に、新得町は箱わなでカラスを捕っているということもお聞きしました。うちにも箱わながあります。今、修理に出しているところなのですけれども、ちょっとそういった部分でどのような効果というか、捕獲数が増加していくのかというのは、来年度に向けてちょっと検討していきたいと思っております。
○議長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) これで質疑を終わります。
以上で、農林業費の質疑を終わります。
第7款商工費第1項商工費、177ページから182ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。11番、加来良明議員。
○11番(加来良明) 1項目だけ質疑させていただきます。
昨日の一般質問の川上議員の中で、178ページの商品券、38番についての使い方について質問がありましたけれども、川上議員の質問の中で、根拠は示せれないということでしたけれども、あの後、商工会に私も個人的に問い合せたのですけれども、その中でそういうことは聞いていないと、事実は把握していないというお話を頂きました。
その中で、我々、今日、この決算について、この事業が正しく執行されているかどうかということを判断しなければいけないので、この事業が正しく執行されているのかということを、町としてはどのように昨日の質疑を踏まえて考えているのか、答弁をお願いします。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 昨日のお話の続きになりますが、私どもは補助金の交付要綱だとか、条例規則に基づいて交付金の支出をしております。もし、万が一不正があった際には、全ての補助金を取り消すことになります。
私どもは、補助金の申請から始まって、その後、支出が正しかったかどうかというのを検定いたします。昨日のお話も、念のため私のほうで商工会にも確認をさせていただきました。商工会の事務局のほうは一切そういった事実はないという返答がありました。ただ、これは言った、言わないの話になるので、議会から一部の議員からこういったお話があったということもお伝えはさせていただきました。
ただ、令和2年度の決算においては、私は決して不正があったものだとは認識しておりませんし、正しい支出をしたものだということを、この場で確認させていただきます。
○11番(加来良明) 終わります。
○議長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。よろしいですか。5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) どこになるかあれなのですけれど、清水町でまず商工のほうで四景+1でしたか。ちょっと今予算がそこの分あるかないかといったら、多分ないと思うのですけれど、これ、四景+1の中の1か所、円山牧場のてっぺんです。どこでお話しすべきか、さっきのトイレだったのかどうだったのかというのもちょっとあるのですが、せっかくやっているところのあそこのトイレが災害以来、水が来ていないと。やはりこれこそ商工、先ほどちらっとトイレの話でいろいろな人を呼ぶ上では、一番先に直さなければならないかなと思ってございます。ここで言うのが正しいのかどうか分かりませんが、ぜひ、検討を。どういう検討を今年したか、もし分かれば。検討していなければ検討していないで結構ですけれど、四景+1でやっている事業ですから、その部分についてどういうお考えを持っているかお聞きしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 建設課長。
○建設課長(内澤 悟) 建設課の内澤です。よろしくお願いします。
円山展望台のトイレに関しましては、平成28年の災害で、川からこう揚水というか取っているような形なのですけれど、その分のパイプの部分でかなり破損したという状況になっております。
現状の中で、電気、そちらのほうも事故というか、北電側ではなくて役場側のほうである程度電気の設置、柱だとか電線です。そちらのほうも設置しております。高台という形の中で、高圧受電、あの設備も実は町のほうで設置しております。それの老朽化というかその兼ね合いもありまして、28年、災害が起こってから、当面の間、一応休止という形で考えているようなことでございます。
費用対効果という話ではないのですけれど、また水を上に上げるという話になれば、相当量の事業費、そちらのほうもかかるという話の中で、当面の間は使用しないようにするというような判断で、今来ているようなところでございます。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 私は利活用の面からお話をさせていただきます。
今、建設課長がお話ししたとおりで、今まで予算措置していないということをまず御説明いたしました。私ども、これからどうしたいかというお話もさせていただきます。鈴木議員おっしゃるように、四景+1として、特に一昨年、NHKの朝の連続ドラマの「なつぞら」であそこの地域が注目されたということもあって、とても清水町の中では人気スポットになっております。
今年度、今、建設課長が言ったような状況を分かりつつも、町長や副町長、それから担当者を連れて現地確認もしております。いろいろな困難はあるとは思うのですけれども、水道設備、それからトイレの設備、その他もろもろ、あのまんまにしておいていいかというと、私は観光担当者としてあのまんまにしておくのは好ましくないと思っております。
新年度の予算に向けて、どういった手法が取れるのか、既存のトイレの改修が可能なのか、それとも新規設備を造ってしまったほうが財政的にも有利なのかということも含めて、新年度の予算に向けて庁内で検討していきたいとは思っております。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) よく町民の方が、知り合いをここいいよと連れていくと、去年、おととし、今年もそうだったみたいですけれど、何か人間は本を読んでいると、そのインクの匂いで催すという現象があります。それとまた、高いところに行くと、すごくそういう現象もあるらしいのです、なぜか知らないですけれど。それは生理現象ですからよく分かりませんけれど。
ということで、そこの裏側に物すごい個人の不法投棄というか、それが多いというのはもうずっと聞いていることで、それがここが清水の「なつぞら」だの、一番のところがそんなことではやはり。これは本当に、嫌味に聞こえたらごめんなさい、これこそ補正予算でもやってやるべきかなというのは強く思いますので、ぜひ、その際には非常にしっかりと後押しをしていきたいと思いますので、この冬になる前に、現地調査等々しながら、検討して、できれば来年の、無理だと思いますけれど、ゴールデンウイーク前ぐらいまでには、本当に再オープンさせると非常にいいかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 貴重なアドバイス、ありがとうございます。私も4月に商工観光課に来て、全く同じことを思いました。建設課と私、技術的なことはなかなか分からないところもあるので、どういった形が町にとって一番なのかということを、やる方向を前提に庁内で検討していきたいと思います。
○5番(鈴木孝寿) 終わります。
○議長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) これで質疑を終わります。
以上で、商工費の質疑を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) ここで、休憩します。再開は11時5分とします。
(午前10時52分)
○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午前11時05分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 第8款土木費、第1項土木管理費、183ページ、184ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第8款土木費、第2項道路橋梁費、183ページから190ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第8款土木費、第3項河川費、189ページから192ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第8款土木費、第4項都市計画費、191ページから194ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。4番、中河つる子議員。
○4番(中河つる子) 194ページでしょうか。公園管理費の中ですが、御影鉄南公園に、前に簡易トイレというのですか、置型のトイレがあったのですが、今年の春頃に撤去されてしまったのですが、それはとても不便だということが聞こえてきています。
子供たちが遊ぶ中でも使用ということもありますし、あそこの公園は保育所の子供もよく遊びに来て使うところですので、トイレの撤去というのはとても不便なのですけれど、新しいのを付け替えるのか、それとも撤去してしまったのか、それをお聞きしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。町民生活課長。
○町民生活課長(斉木良博) 仮設つきのトイレをたしか設置してあった場所だと思うのです。そちらについて、今年度、令和3年度なのですけれども、清水地区も含めて5か所、仮設トイレを撤去させていただきました。撤去するに当たっては、それぞれトイレの老朽度合いとか使用度合いとか、そういったようなものも含めて見させていただいた中で、撤去の部分を検討して、御影のトイレについてもあまり使用状況、それほど多くないというのでしょうか、の判断の下、撤去をさせていただいて、新しくつけるということではなくて、撤去という形で今年度実施をさせていただきました。
○議長(桜井崇裕) 4番、中河つる子議員。
○4番(中河つる子) 使用する件数が少ないというのは、ドアが閉まらないとか、使用状況がちょっと使いづらかったのです。子供ではなかなか閉め切れないとか、大人でも大変という感じでしたので、そういう面でのちょっと使用が少なかったかもしれませんけれど、必要度はすごくあると思いますので、子供たちも遊びに来ていますし、ぜひつけれるのなら、再度設置してほしいと思いますけれど、いかがでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 町民生活課長。
○町民生活課長(斉木良博) 分かりました。ちょっとそのような要望ですとか、利用状況のニーズについて、調査してみます。
○議長(桜井崇裕) よろしいですか。
○4番(中河つる子) はい。
○議長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) これで質疑を終わります。
第8款土木費、第5項住宅費、193ページから194ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第8款土木費、第6項下水道費、197ページ、198ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
以上で、土木費の質疑を終わります。
第9款消防費、第1項消防費、199ページから202ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
以上で、消防費の質疑を終わります。
第10款教育費、第1項教育総務費、203ページから210ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第10款教育費、第2項小学校費、209ページから216ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第10款教育費第3項中学校費、215ページから222ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。2番、川上均議員。
○2番(川上 均) スクールバスの管理費の関係なのですけれども、直接スクールバスではないのですけれども。ページ数220ページです。
働いている人、今年の夏、コロナの影響でボーナスが出なかったと。でも、委託費にはきちんと人件費含めて見積りはされて出されていると思うのですけれども、そういう問題は相手先の問題で済まされるのかどうなのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。
○学校教育課長(大尾 智) スクールバスの運行事業につきましては、コロナの影響も若干あったのかなとは思うのですけれど、スクールバスですので、学校は通常どおり行われていた時期がほとんどでございましたので、スクールバスの委託料については、ほぼ予定どおり支払いがされたのかなと思います。
ただ、項目はここではないのですけれど、町民バスとかはコロナの影響でいろいろな団体等の利用がなかったので、そこは利用状況に合わせて委託額を変更したという経過がありますので、そういう全体を含めた中で、確かに例年より委託料が少なかったという影響がもしかすると、今、川上議員がおっしゃっていたようなところに影響があったのかなという気はいたしますが、スクールバスの委託料については、学校が通常どおり行われておりましたので、あまり影響なかったのかなと思ってございます。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) あまり言ってもあれですけれども、要するに、ほかの事業が赤字だから、スクールバスの部分で補填しているという話もお聞きしています。
相手先がいることだから何とも言えないのですけれども、やはりきちんと委託料が適正に使用されるような形のものを、やはりこれからも委託側として監視しながらやっていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。
○学校教育課長(大尾 智) 当然、委託の業者さんと綿密に協議させていただいた中で、適正な人件費を含めての委託料の支出というものに努めてまいりたいと考えてございます。
○2番(川上 均) 以上です。
○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 今のちょっとどこを言ったらいいのか。スクールバスの関係でなのですけれど、220ページのスクールバス運行事業、今、川上議員が言われたとこ。ここで言うのかどうかがちょっとあれなのですけれど、少年団とか部活動バス、ここで言っていいのですかね、ほかないですものね。ちょっともし違うなら指摘していただきたいのですけれど。
ごめんなさい、これ、小学校、中学校、当然一緒。
(マイク中断)そうしましたら、中学校運営関係全般でちょっとお聞きしたいのですけれど、これ、ちょっと小学校のときにも言えばよかったのですが、小中の今エアコン設置というのが要望されて、どこまで今やっているのかな、どういう考え方を持ってやられているのかなというのは、保護者からもいろいろ聞くところで、現状がちょっと私自身もまだ確認を取っていなかったのですけれど、今の現状を小学校、中学校ともに教えて、小学校ちょっと終わりましたけれど、よろしければお聞かせ頂きたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。
○学校教育課長(大尾 智) エアコンの設置につきましては、近年、毎年暑い日が続くということで、保護者からの要望も上がってきているところでございます。
先般行われました町長と町民の懇談会の席でもそういう声が聞かれました。町長は、その中でも前向きに検討するというお答えをいたしましたので、今、うちのほうでは、学校の中でどこまでの部分に設置したらいいかという部分を検討いたしました。それによって、どの程度の経費がかかるのかという部分を、今、建設課、建築のほうとも数字的な部分を詰めております。
ただし、本来であれば全部の教室に、学校全体にということができればいいのですけれど、なかなか経費的な部分もございますので、どこまで、どの程度のものをどの教室までというところで、今、数字的な部分で精査をしております。予算づけする方向で、時期についてはまだはっきり決定しておりませんけれども、設置に向けた予算づけをしたいという方向で検討をしているところでございます。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 全部につけたら物すごい金額になると思いますし、ちょっと電気の問題が、維持の問題も大変なのでしょうけれど、昨年からもうマスク着用ということで、非常に小学校、中学校の子供たちも授業中も多分マスクしていますよね、当然。そうすると、どういう状況が生まれるかといったら、本当に、今日もちょっとテレビを見ていると、やはり熱中症の子供たちが、内地が特に多いのでしょうけれど、北海道も今年とか去年、3年前ぐらいからやはり急激に、去年、今年なんか全然違うぐらいの気候になっていると思います。ましてやもう去年からコロナでという話で、多分去年もエアコンの話があったと思うのですけれど、結局今年もなかった。
来年以降、どうやって自衛していけばいいのかなというのが、保護者の方が非常に心配されていると。多分それが町長との懇談の中でも出てきていると思うのですが、これ実現性はどうなのですか。現実的に難しいのですか。
○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。
○学校教育課長(大尾 智) 議員おっしゃるとおり、例えば、全ての本来でというか、理想としては、各特別教室等も含めて全ての教室にというのが理想だと思うのですけれども、確かに経費的というか財政的な部分もございますので、必要最小限といったらいいのでしょうか、の部分には必要であろうということで、今先ほど申し上げたように、経費的な部分を今積み上げておりますので、昨年のもうコロナ禍においては、やはり換気という部分も非常に大切であり、さらに暑いということもありましたので、よく牛舎とかで使われるような大型の扇風機とかも廊下に設置して、風通しをよくして、それで、学校の中では大分風の動きが出てきたということで、下がってはいたのですけれども、さすがに暑い、30度を超える日が続くという状況もありましたので、先ほど申し上げたように設置に向けた今費用の積算をしておりますので、今後、町長部局というか、財政サイドともさらに協議いたしまして、設置できる方向で検討を進めてまいりたいと考えてございます。
○議長(桜井崇裕) よろしいですか。
○5番(鈴木孝寿) はい。
○議長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第10款教育費、第4項幼稚園費、221ページから226ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第10款教育費、第5項社会教育費、225ページから244ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 232ページ、図書館・郷土史料館費なのですけれども、今、エアコンのお話があったのですけれども、図書館もエアコンがなくて、私も以前、ちょっといろいろな試験勉強や何かしながら図書館を利用したとき、やはり暑いという、ほかから比較すれば、施設から比較すればまだ若干涼しいのですけれども、やはり結構暑いと。そういった中で、結構今本州のほうではクールシェアということで、やはり図書館にエアコン入っていますよね、本州ほとんど。そういった中で、近くのやはり町内のお年寄りだとか、エアコン入っていない人に図書館に来てもらって、日中過ごしていただいて、結局、熱中症を防ぐというようなことをやっていて、結構効果があるということも結構聞いています。
そういう部分では、そういう今後、今、学校の話もありましたけれども、そういう在宅の高齢者の方の熱中症対策ということも含めて、そして図書館の利用増進ということも含めて、図書館にエアコンを設置するような状況を考えていただいたらどうかなと思うのですけれど、いかがでしょうか。お伺いします。
○議長(桜井崇裕) 社会教育課参事。
○社会教育課参事(安ヶ平宗重) 現在、図書館・郷土史料館のほうには、エアコンを2か所設置しております。1か所は幼児が集まるおはなしの部屋、1階にございます。もう1か所は2階の視聴覚室、そちらのほうにエアコンを設置しております。
今、川上議員おっしゃられたクールシェアについては、図書館のみならず文化センターも含めまして、今後検討していかなければならないなと思って考えております。
○議長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。3番、山下清美議員。
○3番(山下清美) 図書館の関係でございます。232ページ、下のほうで、図書館資料ということで決算額が出ております。この額がずっとかなり長く続いております。そして今回、特に図書の関係の資料の関係で特化した部分で、今回こういう部分で導入したという部分があれば、お教え頂きたいと思います。
資料でいくと243ページです。
○議長(桜井崇裕) 社会教育課参事。
○社会教育課参事(安ヶ平宗重) 図書館の資料につきましては、備品購入費として、ここ近年は毎年3,000千円の資料購入費で購入しておりました。一般書や児童書、絵本などを含めまして、成果表にあるとおりに1,670冊ほど購入しております。
昨年度は、これに郷土史の関係資料ということで、200千円ほど増加しまして、渋沢栄一が人気が高まっておりますので、渋沢栄一を含めました関係資料を115冊ほど購入しております。この郷土史関係の資料の収集につきましては、今後も今年も含めまして充実させていきたいと思っております。
○議長(桜井崇裕) よろしいですか。
ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第10款教育費第6項保健体育費、243ページから252ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 244ページ、体育施設費です。コロナの影響で、今、これは体育館だけではないのですけれども、さわやかプラザのときにも言えばよかったのですけれども、今、使用制限で使用されていないと、コロナのことで。隣の新得町はこういう公共施設、今、町民に限って開いているのです。そういう部分で、やはりそんなに密になるほど体育館も利用されている状況ではないという中で、例えばランニングコーナーだけは認めるだとか、やはりそういう健康増進というか、やはり運動しないことによって、逆に健康の阻害の要因になってくるということもありますので、何とかこういう町民限定にするだとかという方法で、そういう施設を再開するなり開放できないのか、ちょっとそこら辺の考え方をお伺いしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。
○社会教育課長(藤田哲也) 長引くコロナ禍の情勢の中で、やはり活動がスポーツのみならず、文化も含めまして、大人も子供も大きな影響を受けていると。こういった部分で、活動が止まってしまうことでひきこもりになってしまったり、いろいろな心配がまたコロナ以外の別の面で健康面、精神面含めて出てきているのかなと、今、当然認識しているところでございます。
ただ、今回、9月の12日の緊急事態宣言がさらに延長されて9月末までということになっておりますけれども、今回の8月27日からの延長の際も、屋外のパークゴルフの御利用につきましては、マスク着用の上屋外であると。しかも基本的には4人、1組以下でプレーを頂くというような形の中で御利用を頂いておりますけれども、それぞれ屋内系の施設につきましては、まだ現状のコロナ情勢を鑑みますと、もう少し我慢を頂いて、コロナの感染予防にしっかりと取り組んでいく必要があるのかなということで、9月末までは閉館の措置を原則として、閉館させていただいております。
一部、少年団や部活動、子供たちにつきましては、その世代でなければできない活動という点につきましては、道教育委員会のほうからもそういった活動については、必要最小限、厳選した上での活動ということを中で認めていくという方向性も出ておりますので、こういった点の例外的な利用は現在施設のほうで御相談を受けて対応してまいっているとこですけれども、現時点では町民限定という利用形態でなく、今回の緊急事態宣言下につきましては、もう少しコロナ対策に感染予防に重点を置いて、施設の御利用については、大変申し訳ないですけれども、利用できないと、原則休館という状態にせざるを得ないと判断をさせていただいているところでございます。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) おっしゃることは分かるのですけれども、隣の新得町はやはりうまくされているのだなという部分もやはりありますし、やっぱり町民の方からは新得いいなという話をやはり聞くのです。そういう部分で、難しい面もあると思うのですけれども、ぜひちょっと検討して頂きたいなという部分と、もう1点、今の話はまた別として、もう1点。
○議長(桜井崇裕) 最初に何点という。今の答弁。
○2番(川上 均) もう一度お願いいたします。
○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。
○社会教育課長(藤田哲也) 現在、町民限定という形態での御利用を利用形態を取っているのは、新得町、それから十勝管内、鹿追町という部分で承知をしているところでございます。
確かに町民の方には、何とか、羨ましいな、いいなという声があるのだろうなということは当然思いますけれども、先ほどの答弁の繰り返しになりますけれども、現時点での状況を踏まえますと、やはり緊急事態宣言という部分で、長引いてくることで、いろいろなマスコミ報道でも一部そういったメッセージ性の効果とかどうなのだと、いろいろなこともマスコミ報道もございますけども、これは現時点ではやはり国内の法律の中では最上位に当たっての警戒レベルにあるという形の中でございますので、繰り返しの答弁になりますけれども、現時点での町民限定での利用とかという部分につきましては、考えてはいないということでございます。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 今すぐではなくて、今後の課題ということでお願いしたいなと思います。
もう1点。体育館のNPOのたしか今回は切替えの時期ということでお話を聞いているのですけれども、何か要綱が変わって、対応変わったということを聞いて、今延びているということを聞いているのですけれど、その点についてちょっと詳しくお伺いしたいなと思います。
○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。
○社会教育課長(藤田哲也) 社会体育施設の指定管理制度についてでございますけれども、本年度令和3年度末をもちまして、現在の5か年間の指定管理期間を終える形になります。令和4年以降の指定管理者の公募手続でございますけれども、現在、検討しておりますのは、団体の申請資格につきまして、どういった資格基準を設けるかという点につきまして、従前のままの形態でいくか、それとも大きく申請資格につきまして、例えば十勝管内まで広げるとか、そういった検討を、これは決定ではなく検討をさせていただいているということでいる状況でございます。
そういった点の検討の整理がつきました段階で、今後、お知らせ版やホームページ、並びに公募要領の制定を行って進めてまいるという形で考えているとこでございます。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 新たな検討ということなのですけれど、何か検討をしなければならないような要因があったのかどうかお伺いしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 川上議員、これ決算に関する質疑とちょっと離れている部分もあるのですが、よろしいですか。
○2番(川上 均) 関連しますのでお願いします。
○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。
○社会教育課長(藤田哲也) 現在、同じく指定管理制度を取っておりますのは、アイスアリーナ及び御影のパークゴルフ場の指定管理につきまして、指定管理制度を用いてございます。また、さらに十勝管内の近隣町村等におきましても、自町のみならず、例えば十勝管内の事業体という形を公募の対象とするというような形態を取っている町も多々あるという状況でございます。
現在、社会体育施設の指定管理者につきましては、今回、現在の指定管理の更新機関につきましては、清水町内に本店または支店を置く団体、もしくは法人というのを団体の申請資格の基本ベースに置いておりますので、この点につきまして、管内情勢等も踏まえまして検討を進めるという状況になっているということでございます。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 併せて、アイスアリーナも同様だということでよろしいのでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。
○社会教育課長(藤田哲也) アイスアリーナにつきましては、従前の公募の時点から、十勝管内に本社を置く団体というのを基本的な団体申請資格のエリアのベースに置いているところでございます。
この点につきましては、アイスホッケーという一定の特化したスポーツの部分としては、社会体育施設のかなり範ちゅうが狭まってまいりますので、こういった点も踏まえて従前より十勝管内としてきているという状況となってございます。
○議長(桜井崇裕) よろしいですか。ほかに質疑ありませんか。
5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 先ほど質問したとこでございます。244ページ、小中学生スポーツ活動送迎事業の委託料、この部分なのですけれど、今の運営している部分について、若干、人数が少ないときにはバス等、もしくはタクシーなのかあれなのですけれど、なかなか運営していただけない。多分それはもちろん1人、2人になるとちょっと厳しくなってくるのかなあというような、ごめんなさい、そういう要望が出ておりました。そういう運用の中で何か制限がかけられているのか、もしくは1人、2人だったら本当にスポーツ送迎の関係でいくと、コスト面でいったらちょっと難しいのかなと思うのですけれど、そういう事実がなければないでいいですし、実際のところはどういう感じになっているかお聞きしたいと思います。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 休憩します。 (午前11時37分)
○議長(桜井崇裕) 再開します。 (午前11時37分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。
○社会教育課長(藤田哲也) 決算成果表の249ページを、大変恐縮でございますが御覧頂きたいと存じます。
小中学生のスポーツ活動送迎事業につきまして、令和2年度の実施状況について記載をしているところでございます。
このスポーツ活動の送迎事業につきましては、令和元年度に中学生のまず部活動を対象として事業を開始しております。令和2年度からは少年団活動も対象に加えて送迎活動を実施したところでございますけれども、現状、令和2年度につきましては、中ほどのほうに記載がございますけれども、御影中学校のサッカー部が2名、これは御影と清水間を往復する、御影から清水に来るということでございます。それから、清水中学校の野球部9名、これにつきましては、新得町の野球部のほうと合同チームを編成しておりまして、新得会場のほうに送迎を行っているものでございます。
さらに、清水中学校アイスホッケー部2名並びに御影清水スケート少年団17名と、こちらは清水側から御影のアイスアリーナ、もしくは多目的公園広場に設置されますスケート場への送迎活動を行っているものでございます。
いずれも、現状の利用状況の人数の中では、社会福祉協議会のほうに委託をしておりますが、そちらのほうでワンボックスタイプの車を現状では基本2台、この部活動送迎バスのほうに充てる形で運用をしております。このバスにつきましては、15時までは買物・銀行バスとして運用がなされ、15時以降につきまして、この小中学生のスポーツ活動の送迎事業の車両として活用しているという形となってございます。
こういった現状の利用状況の中で、令和2年度で申し上げれば126日間の日数の運行を行っております。決算額788千円と比較しますと、大体1日6,000円ぐらいで運行ができているという状態ですが、この点につきましては、例えば、今後ニーズが増えていくという形の中では、当然、車両の大型化であったり、例えば増便をしていくというような形の部分が必要になってくると、コストは当然将来的には上がっていくのかなと想定をしているところでございますけれども、教育委員会といたしましては、子供たちが少しでも多くのスポーツ活動の選択肢を得ていただいて、その中で清水御影で、さらにまた少子化の中では近隣町村との合同チームというのももう一つの活動形態として、ある程度もう確立していくというか、そういう流れというのも大きく動いておりますので、こういった活動形態を少しでも選択肢を取っていただいて、活動しやすい環境をつくっていくという形の中では、本事業につきましては、大変重要なものと考えてございますので、御指摘の費用対効果の問題も当然あるかと思いますけれども、そういったものも検討を常にしながら、この事業につきましては、拡充していくという方向の中で進めていきたいと考えているとこでございます。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 分かりました。ちょっと私が聞いていたのは、多分、もしかしたらそこをスポーツ団体、少年団だったと思うのですけれど、ちょっとしっかりと理解していないところもあるかもしれませんので、それについては、改めて私もつなぎ役をしてみたいなと思いますし、その際には、相談に乗っていただければと思いますという要望を言ってはいけないので、お願いしたいと思いますがよろしいでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。
○社会教育課長(藤田哲也) 年度の当初の段階で、各少年団のほうに、こういった制度がありますよということにつきましては、当然、令和2年度も本年度も周知をしております。ただ、令和2年度につきましては、少年団活動最初の年でございますので、ちょっと周知の部分として各団体のほうの理解としても、細かな部分よくちょっと分からないという部分もあったのかもしれませんが、年度当初に限らず、常に1年間通じまして御相談のほうは受けさせていただきまして、対応できるものは対応していくという形で考えているところでございます。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 了解いたしました。それはよく分かりました。よろしくお願いします。
続いて、ちょっと指定管理の関係だったのですけれど、ページ数は244からです。この前、パークゴルフやっているお母さん方からもすごく、何かあったときにはすぐ相談に乗ってくれるから体育館なんかはすごくいいよと、本当に感謝しておりました。また、アイスアリーナの関係は、私、アイスホッケーをやっているいろいろな人たちから本当に評価、御影があって本当にいいわというか、このまま頼みますねなんて話、両方とも共通して言えることは、今まで役場直営でやっていた場合から比べたら、やはり人件費というのは大分抑えられているのだなと思っております。
とは言いながら、やはりどちらもメンバーはそんなに変わらず、アイスアリーナのほうも体協のほうも変わらないと。変われないのですよね。今、金額的に。もう少し、評判がいい2団体ですから、やはり組織が長年続いていくためにこそ、どちらの組織にも例えば若い職員を入れてみるとか、そういうふうなことをして永続的に回るような仕組みづくりをしていかなければならないのかなと特に指摘したいと思います。
先般、総務産業で委員会で調査した調査結果の発表はこれからか。したのですよね。今、各施設とか委託先とか本当に困っているのは、人間を、熟練工もしくは慣れている人を育てていくというのが大変だということもありますので、今までは取りあえず予算について何人で何ぼという多分計算式だと思うのですけれど、改めて、例えば、多分両施設とも困っているというのは人の問題がなかなか回っていかないというのがよく指摘されていましたので、今回決算の中でもいろいろな数字が出てきていると思うのですけれど、どちらももともとの金額から、職員直営で考えていたときよりも大分抑えられているということを踏まえていくと、少し考えていく、将来清水町の活性化のためにもこういう部分は必要かなとは思うのですけれど、教育長どういうふうに考えられるているかお伺いしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。
○社会教育課長(藤田哲也) 指定管理の更新に当たりましてですけれども、アイスアリーナにつきましても、体育館等の社会体育施設につきましても、指定管理者の指定に関する手続というものについて、条例規則のほうは本町は持ってございます。この中で、まず指定管理者のほうから、この期間中における利用計画、それから収支計画といったものを公募の段階で御提出を頂き、審査会を開いた上で、指定管理の候補者を決定をいたして、その後、経費につきまして町とその候補者のほうと協議をさせていただくという形を取ってまいっております。その上で、議会のほうに債務負担行為と併せて指定管理者の指定を付議させていただいているという流れかというとこでございます。
御指摘の人件費につきましても、この手続の中の協議の中で、当然お話合いをしていく形になってまいるかと思います。
役場と直営時代と比べては、当然、物件費というよりは人件費が抑えられているというのが実情なのかなと思う一方で、この令和3年度までの5か年間におきましても、それぞれ指定管理者のほうで、いわゆるパート職員ではなくて通年雇用の職員を、やはり事務系の補助職員であっても確保するというような部分でも、かなりやはり社会保険がついた常勤的な雇用を求めたいというようなお声を受けながら、それぞれの指定管理者の努力の中でそういった人材を確保してきていただいてきたというのが、令和3年度までの経過と認識してございますので、更新の際にはこういった雇用情勢という部分につきましても留意いたしますし、御指摘のあった職員の代謝、これは運動の部分に関しての指導であったり、アイスホッケーの指導であったりという部分につきまして、そういった方々のやはり代謝というものも、当然、組織には必要ですので、こういった部分につきましても当然留意をさせていただきまして、候補となられた指定管理者のほうと協議をさせていただくということで進めてまいるとこでございます。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 御影アイスアリーナのメンバーも清水の体協もほとんど御影に住んだり、清水に住んだりというもう町民です。そこでなれ合いになる必要はないのですけれど、実質もうこの人たちでしっかりやってもらって、さらにその文化を継続してもらわければならないというのが現実だと思うのです。その中では、やはり文化を継続する、その文化というか企業文化というか、そういうのを継続させるためには何が必要かといったら、いなくなったから新しい人を入れるとかという話には当然ならないと思うのです。やはりそれは将来的に委託している、会社で考えれと言ってしまえばそれまでですけれど、そんなの大手しかできないし、地方でやはりこうやってやってもらうためには、根ざしてやってもらうためには、そういう部分をやはり考えていかなければならない時期に来ているのかなと思っています。
それは今回、この決算を基に次回、予算を立てるときにはぜひ参考にしながらも考えてほしいなと思います。それはもうここだけではないですよね。実際、いろいろなところも全ての町の委託している場所なのかみんな共通して言えると思うのですけれど、特に今、一番先に出てくるとこですから、ぜひ検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。
○社会教育課長(藤田哲也) それぞれの指定管理者となられる業者の部分でございますけれども、基本的にまず公募という手続の中で、年間の期間を定めて手続を図るということが条例の中で定めてございます。したがいまして、その期間が常に反復をして継続されていくという仕組みのものではございませんが、それぞれやはり長年、今回それぞれもう8年ですか、3年と5年という更新期間をそれぞれ経ていますので、8年なりの指定管理事業を実施していただいた方の中で、当然、そういった地元の住民との関わりであったり、そういった点で有効な部分になっているという点は多々あると認識はしてございますけれども、それぞれ期間を定めた中で幅広い業者の中から提案を頂くという形を考えてございますし、それぞれの業者におきましても、いろいろな業者同士もやはりメリットというかデメリットというよりは、いわゆる自分の業態として、得てとしている部分、それから不得手としている部分とやはりあると思うのです。こういった部分につきましても、業者同士がお互いに、例えばコンビネーションを図って一つの事業を組み立てていくという形というのも、今後一つの方策なのかなと思っております。
したがいまして、団体につきましても、合併というか共同体という形での申請も当然あるわけでございまして、こういった点、幅広い申請資格というものを制度としては設けて進めていくという形でございますし、一方で、その審査の候補の中でこれまでの実績であったり、やはり町民との関わり方であったりという部分も当然候補者選定の一つの要素になってくるだろうと私は認識をしているとこでございます。
○5番(鈴木孝寿) 終わります。
○議長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) これで質疑を終わります。
以上で、教育費の質疑を終わります。
第11款災害復旧費、第1項公共土木施設災害復旧費、253ページ、254ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
以上で、災害復旧費の質疑を終わります。
第12款公債費、第1項公債費、255ページ、256ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
以上で、公債費の質疑を終わります。
第13款諸支出金、第1項行政費、257ページから262ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
第13款諸支出金、第2項基金費、261ページ、262ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
以上で、諸支出金の質疑を終わります。
第14款予備費、第1項予備費、263ページから266ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
以上で、予備費の質疑を終わります。
これより、歳出全般について、特に質疑があればお受けします。質疑はありませんか。4番、中河つる子議員。
○4番(中河つる子) すみません、先ほどの御影の駅のトイレのことについて、ちょっと聞き忘れましたのでよろしいですか。歳出全般。
○議長(桜井崇裕) 歳出全般の質問なので、さっき審議したことに戻る質問はできないということで。
○4番(中河つる子) そうですか。必要度をちょっと言うのを忘れたなと思ったのですけれど。
○議長(桜井崇裕) できません。
ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
以上で、歳出の質疑を終わります。
次に、実質収支に関する調書、267ページ、財産に関する調書、269ページから275ページの質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
以上をもちまして、認定第1号、令和2年度清水町一般会計歳入歳出決算の質疑を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) ここで、休憩します。再開は午後1時とします。
(午前11時55分)
○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後1時00分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 認定第2号に入る前に、先ほど、川上均議員から、昨日の会議における発言について、会議規則第63条の規定によって、プレミアム商品券の換金の不正に関する部分の発言を取り消したいとの申出がありました。
お諮りします。これを許可することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。よって、川上議員から発言取消しの申出を許可することに決定しました。
認定第2号、令和2年清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを審議します。
これから、質疑を行います。281ページをお開きください。
清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書により歳入歳出並びに調書について、一括して質疑を受けます。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
以上で、認定第2号、令和2年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。
認定第3号、令和2年度清水町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを審議します。
これから、質疑を行います。319ページをお開きください。
清水町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書により歳入歳出並びに調書について一括して質疑を受けます。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
以上で、認定第3号、令和2年度清水町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。
認定第4号、令和2年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを審議します。
これから、質疑を行います。343ページをお開きください。
清水町介護保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書により、歳入歳出並びに調書について、一括して質疑を受けます。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
以上で、認定第4号、令和2年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。
認定第5号、令和2年度清水町水道事業会計決算の認定についてを審議します。
これから質疑を行います。381ページをお開きください。
収益的収入及び支出、資本的収入及び支出、財務諸表、事業報告書について、一括して質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
以上で、認定第5号、令和2年度清水町水道事業会計決算の質疑を終わります。
認定第6号、令和2年度清水町下水道事業会計決算の認定についてを審議します。
これから、質疑を行います。423ページをお開きください。
収益的収入及び支出、資本的収入及び支出、財務諸表、事業報告書について一括して質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
以上で、認定第6号、令和2年度清水町下水道事業会計決算の質疑を終わります。
これより、順次、討論、採決を行います。
認定第1号、令和2年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定について、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより、認定第1号、令和2年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本決算は認定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。
よって、認定第1号は、認定することに決定しました。
次に、認定第2号、令和2年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより、認定第2号、令和2年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本決算は認定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。
よって、認定第2号は、認定することに決定しました。
次に、認定第3号、令和2年度清水町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより、認定第3号、令和2年度清水町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本決算は認定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。
よって、認定第3号は、認定することに決定しました。
次に、認定第4号、令和2年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより、認定第4号、令和2年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本決算は認定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。
よって、認定第4号は、認定することに決定しました。
次に、認定第5号、令和2年度清水町水道事業会計決算の認定について、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより、認定第5号、令和2年度清水町水道事業会計決算の認定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本決算は認定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。
よって、認定第5号は、認定することに決定しました。
次に、認定第6号、令和2年度清水町下水道事業会計決算の認定について、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより、認定第6号、令和2年度清水町下水道事業会計決算の認定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本決算は認定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。
よって、認定第6号は、認定することに決定しました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 以上で、本日の日程は全部終了しました。
お諮りします。議事の都合により、9月16日から20日の5日間は休会にしたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。よって、9月16日から20日の5日間は休会することに決定しました。
9月21日は、午前10時に会議を開きます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 本日は、これで散会します。
(午後1時11分)
○議長(桜井崇裕) 日程第1、議案第60号、清水町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の制定についてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。税務課長。
○税務課長(青沼博信) それでは、私から議案第60号、清水町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の制定につきまして、提案理由の制定の内容につきまして御説明申し上げます。
お手元に事前にお配りさせていただいております議案説明資料につきましては、ページ番号1ページから2ページに、清水町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例制定の概要を用意させていただきましたので、本議案による条例の本則と御一緒に御覧いただきながら、資料をもちまして御説明させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、議案説明資料の1ページをお開きください。本条例の制定理由について申し上げます。
平成12年に制定されました過疎地域自立促進特別措置法が、令和3年3月31日に限時法、いわゆる時限立法としての期限を迎え、本町において制定しておりました清水町過疎地域における固定資産税の免除に関する条例についても、法令と同様に期限を迎えたことから、令和3年3月31日に失効したところでございます。
こちらの件に関しましては、4月の臨時会において条例に経過措置を設ける改正について御説明、報告させていただいたとおりでございます。
そこで、国は引き続き過疎対策を講じていくため、令和3年4月1日から過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法を新たに制定し、過疎地域の産業振興をより効果的、持続的に促進していくことを定めた同法に基づく固定資産税の課税免除の対象となる業種及び設備投資の項目を定めた3月に失効した条例の、いわゆる後継の条例となる清水町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例を新たに制定、提案させていただくものです。
条例の説明につきましては、議案の条例につきまして法令名ですとか、かなりちょっと分かりづらくなる部分がございますので、3月の条例のいわゆる後継の条例となることなものですから、3月に失効した条例をいわゆる旧条例、今回御提案させていただく条例を新条例として、比較しやすいように今回資料をつくらせていただきまして、条ごとに御説明させていただきたいと思いますので、この資料をもって御説明させていただきます。
まず、条例名については、先ほど申し上げたとおりでございます。
まず、第1条につきましては、対象区域と業種等を定めた条となってございます。対象区域につきましては、後ほど御審議頂きます清水町過疎地域持続的発展市町村計画に掲載の産業振興促進地域、いわゆる清水町の全域が対象となってございます。
業種につきましては、これまで製造業、農林水産業等販売業、旅館業でございましたが、そちらに情報サービス業等を追加いたしました。情報サービス業とは、情報サービス業、インターネット付随サービス業、有線放送業、情報通信により得たデータの分析市場調査業でございます。
また、新たな設備投資といたしまして、新設、増設に加えまして、取得または製造もしくは建設を追加いたしてございます。
建設等につきましては、増築、改築、修繕、または模様替えのための工事による取得または建設を含んでございます。
次に、第2条でございます。こちらにつきましては、対象期間と取得価格の要件を規定してございます。
対象期間につきましては、法律で定められた条に沿って、国において過疎地域を公示された令和3年4月1日から、令和6年3月31日までの間の取得または増設したもの等について対象となります。
課税免除については、従来の免除と同じように、新たな課税から3年間という形でございます。
次に、取得価格の要件でございます。これまでのいわゆる27,000千円という基準がございましたけれども、今回の条例、法令はそちらの部分をかなり緩和された状況となってございます。業種、資本金、または出資金によりまして取得価格を記載のとおり5,000千円から20,000千円の間でかなりハードルが下がった要綱となってございます。
2ページをお開きください。
第3条につきましては、課税免除の申請を規定してございます。第4条につきましては、課税免除の取消し、第5条につきましては、この条例で定める以外のものについて、規則への委任条項を規定してございます。
附則の第1項といたしまして、施行期日につきましては、こちらは公布の日から施行とさせていただきます。
次に、附則第2項でございます。第2項につきましては、清水町企業立地促進条例の一部改正をこの条例の附則において実施させていただきたいと思います。
企業立地促進条例におきましては、企業の支援が主な内容となってございますけれども、こちらの課税免除につきましても、企業支援という部分で課税免除という形で同じ支援をさせていただく条例となります。これまでの旧条例につきましても、重複した支援内容とならないように、企業立地促進条例でこちらの条例、この条例に対象のものは対象外とする規定を設けてございます。
今回、条例が新たな条例になるものですから、こちらの条例の附則において新しい条例を規定させていただく改正を附則でさせていただくものです。
次に、附則第3項でございます。こちらにつきましては、ただいま申し上げました企業立地促進条例の改正において、改正をしてしまって不利益が出ないように、経過措置を設けさせていただく規定を設けさせていただいております。
以上、簡単でございますけれども、制定の理由について御説明させていただきました。この条例につきましては、法令に沿った形で制定し、事業者へのこれまでの課税免除によるいわゆる支援施策を引き続き実施することで、本町のような過疎地域の指定となる産業の振興と、地域事業者の持続性を高める支援施策を担う条例でございます。
また、この条例による地方税の減収分につきましては、これまでと同様に減収分の75%を、普通交付税にて補塡される国からの財政支援措置も整備されていることを申し添えます。
以上、議案第60号、清水町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の制定について御説明させていただきました。御審議のほどどうぞよろしくお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) これより質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより議案第60号、清水町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の制定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。
○議長(桜井崇裕) 日程第2、議案第61号、清水町個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) それでは、議案第61号、清水町個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
本条例の改正理由につきましては、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律第55条によりまして、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、略称番号利用法が改正されたことに伴いまして、特定個人情報の提供に係る引用規定の改正などが行われたことから、清水町個人情報保護条例について一部改正を行うものでございます。
議案説明資料の3ページの新旧対照表を御覧頂きたいと思います。
改正内容につきましては、情報提供ネットワークシステムの所管をデジタル庁に変更することに伴いまして、総務大臣から内閣総理大臣に改める改正が行われたことから、条例第27条の2第2項の総務大臣を内閣総理大臣へ改正し、また番号利用法の第19条に第4号が新たに追加されたことによりまして、引用条項のずれが生じたことによりまして、それぞれ改正するものであります。
附則としましては、番号利用法の施行期日が令和3年9月1日であることから、この条例は公布の日から施行し、令和3年9月1日から適用するものであります。
以上、議案第61号の提案理由の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) これより質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
○議長(桜井崇裕) これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより議案第61号、清水町個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。
○議長(桜井崇裕) 日程第3、議案第62号、町税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。税務課長。
○税務課長(青沼博信) それでは、議案第62号、町税条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の説明と改正の内容について御説明申し上げます。
例規集につきましては、第1巻7,001ページから搭載してございます。町税条例に関わる改正であり、議案説明資料につきましては、ページ番号5ページから7ページに新旧対照表を、9ページに町税条例等の一部を改正する条例の改正概要を御用意させていただきました。
今回の改正につきましては、4月臨時会において御承認頂きました町税条例の一部改正と同様に、地方税法等の一部を改正する法律が令和3年3月31日に公布されたことに伴い、令和4年1月1日以降に施行される改正部分と、この地方税法等の一部改正に、中小企業等経営強化法の一部改正が6月16日に公布、施行されたことに伴い、町税条例の一部に改正が必要となる規定があることから、御提案させていただくものです。
改正内容につきましては、議案説明資料の町税条例等の一部を改正する条例の改正概要により御説明させていただきますので、議案説明資料の9ページをお開きください。
まず、改正の概要でございます。先ほど申し上げましたとおり、令和3年度の地方税制の改正に伴う地方税法等の一部を改正する法律による地方税法等の改正に伴い、個人住民税における扶養親族の範囲の見直し、個人住民税における特定一般用医薬品等購入に係る医療費控除の特例の延長、固定資産税の特例措置に関わる引用先法令の改正に伴い、町税条例の改正が必要となる条項について改正を行います。
改正となる対象の町税条例について、項目ごと、条ごとに御説明させていただきます。
まず、1点目といたしまして、第24条の第2項でございます。個人の住民税の非課税の範囲の規定でございます。
こちらは、地方税法の改正に合わせて改正するものです。個人住民税の均等割、所得割の非課税限度額の基準判定に用いる扶養親族の範囲を、扶養控除における国外居住親族の取扱いの見直しに合わせて改正する見直しでございます。
施行については、令和6年1月1日からの施行となります。
2つ目でございます。第36条の3の3第1項でございます。個人の住民税に係る公的年金等受給者の扶養親族申告書に関わる改正でございます。
こちらにつきましては、公的年金受給者のうち、扶養親族を有する者が提出する扶養控除申告書における扶養親族の範囲を、扶養控除における国外居住親族の取扱いの見直しに合わせて改正する見直しでございます。
次に、3点目です。附則第5条第1項、個人の住民税の非課税の範囲でございます。こちらにつきましては、1点目の第24条の第2項で説明した改正の内容と同様の改正でございます。
次に、4点目でございます。附則の第6条、特定一般用医薬品等購入を支払った場合の医療費控除の特例でございます。こちらにつきましては、平成30年から令和4年度まで実施される特定一般用医薬品等購入に係る医療費控除の特例、いわゆるセルフメディケーション税制(自主服薬税制)が医療費の適正化に資することとされて重要視となったことから、期間を令和9年度まで延長する改正でございます。
5点目でございます。附則の第10条の2、固定資産税の特例措置でございます。こちらにつきましては、固定資産税の特例措置に関わる引用法令、産業競争力強化法等の一部の改正により、中小企業等経営強化法が改正されたため、これまで引用していた引用先の法令の規定が見直しになったことから、町税条例についても見直す改正でございます。
次に、この条例の附則といたしまして、第1条の施行日につきましては、ただいま項目ごとに御説明申し上げました条ごとの施行に関する規定を設けさせていただいてございます。
また、附則の第2条、第3条でございますね、につきましては、この条例による改正による必要となる経過措置の規定を設けるわけでございます。
以上、簡単でございますけれども、議案第62号、町税条例の一部を改正する条例の制定につきまして提案の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) これより質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより議案第62号、町税条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。
○議長(桜井崇裕) 日程第4、議案第63号、清水町手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。町民生活課長。
○町民生活課長(斉木良博) 議案第63号、清水町手数料徴収条例の一部を改正する条例につきまして説明をさせていただきます。
例規集につきましては、第1巻の7,811ページから記載され、該当するページについては、7,831ページとなってございます。
改正内容につきまして御説明をさせていただきます。
別冊で議案説明資料をお配りさせていただきます。11ページを御覧いただきたいと思います。
この改正は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正によりまして、個人番号、いわゆるマイナンバーカードの再交付に係る手数料について、マイナンバーの業務を行っている地方公共団体情報システム機構において手数料の徴収事務を行い、その徴収事務を市町村に委託できるということになったために、改正を行うものでございます。
従前は、条例に基づいて清水町が徴収し、国から交付されるマイナンバーカードに係る事務委託金を頂くときの算出のときに控除されていたものですけれども、9月1日から施行する番号利用法の改正によりまして、9月以降の再交付手数料については、歳入歳出外現金として保管し、年度末に機構に納付する取扱いとなりました。
清水町手数料徴収条例第2条の別表中、名称欄、個人番号カードの再交付手数料、この項目について削除を行うものでございます。
附則につきましては、番号利用法の改正が9月1日施行ということになってございますので、この条例は公布の日から施行し、令和3年9月1日から適用するということになります。
以上、議案第63号、清水町手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) これより質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより議案第63号、清水町手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。
○議長(桜井崇裕) 日程第5、議案第69号、清水町過疎地域持続的発展市町村計画の策定についてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。企画課長。
○企画課長(鈴木 聡) では、私のほうから議案第69号、清水町過疎地域持続的発展市町村計画の策定について、提案理由の御説明を申し上げます。
これまで過疎地域における各種対策につきましては、昭和45年以来5次にわたり、議員立法により制定された特別措置法の下行われてきました。今回、新しく制定されました過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法においては、令和13年3月31日までの時限立法とし、過疎地域の役割、課題、目指す姿を全文で明らかにするとともに、法の目的を過疎地域の持続発展とされたところでございます。
また、過疎地域の要件につきましても、人口減少率の基準年を昭和50年とし、財政力を合わせた基準より過疎地域が公示されることとなり、北海道においては148団体、十勝においては一部箇所を含む14団体が過疎地域と公示されました。
過疎地域として公示された市町村においては、過疎地域持続的発展市町村計画を策定することができ、計画の策定により持続的な発展を行うための各種施策に対し、国庫補助率のかさ上げや地方税の減収補塡、交付税措置がされる過疎対策事業債の発行などの財政支援措置が受けられることになります。
本町におきましても、これまでその時々の特別措置法に基づき、過疎地域の公示を受け、市町村計画を策定し、国からの財政支援を受けながら生活基盤や公共施設等の整備を進めてまいりました。
今後におきましても、本町の持続的な発展を目指し施策を進めるため、新法に基づく市町村計画を策定したく、計画案を提案するものでございます。
それでは、計画の概要について御説明いたします。
今回提案しております清水町過疎地域持続的発展市町村計画につきましては、計画期間を令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5か年とし、第6期総合計画や第2期人口ビジョン総合戦略及び広域連携事業との整合性を図りつつ、各種施策を進めてまいります。
計画書案の1ページから15ページまでにつきましては、基本的な事項として本町の概要や人口及び産業の推移と動向などを記載しておりますが、その中で14ページの地域の持続的発展の基本方針、15ページの計画達成状況の評価に関する事項及び公共施設等総合管理計画に係る記述が今回新しく追加された項目となります。
追加項目であります基本方針につきましては、総合計画における6つの施策の大綱を基本方針とし、目標値につきましては、5年後の人口を9,065人、出生数を250人とするなど、第2期人口ビジョン総合戦略で定める基本目標と同じ目標とさせていただいたところでございます。
また、計画達成状況の評価におきましては、町民が参加する清水町総合計画審議会において評価を頂くこととしております。
続く16ページから43ページまでは、移住・定住や産業振興、地域における情報化など、11の分野における現況と課題、それに対する対策及び計画する事業について記載し、併せて今回追加項目であります公共施設等総合管理計画との整合について記載しております。
その中で、特に説明させていただく事項としまして、まず16ページ、移住・定住地域交流の促進、人口育成についてにつきましては、本計画の一番の目標であります人口減少対策について、新規就業支援事業や企業支援、交流人口、関係人口の創出からの移住・定住支援に取り組むとともに、将来の地域を担う子供たちがふるさとに根づくための歴史や地域資源を生かした学習による郷土愛の醸成を図ることとしております。
次に、23ページ、議案第60号と関連しますが、産業振興の促進に関わる事項として、町内全域を対象に対象業種を製造業ほか5業種とし、あらゆる分野で連携し、農業の担い手確保や地域ブランドの確立、企業誘致促進などの振興策に取り組むこととしております。
次に、24ページ、地域における情報化について、具体的な計画は記載しておりませんが、人口減少や高齢化が進む中、ICTやAIなどの未来技術の活用が一層求められます。また、新型コロナウイルス感染症の影響により、社会経済活動や学校教育、働き方などの生活スタイルが大きく変わろうとしており、情報伝達網や安定的な通信環境の確保が必要であることから、対策を進めることとしております。
次に、25ページ、交通施設の整備、交通手段の確保について、これまでと同様、道路などの社会基盤整備を行うことに加えて、移動手段として欠かすことのできない自家用車における高齢ドライバーの方に対するサポカーや安全装置の購入支援、公共交通による移動手段の支援を行う計画としております。
最後に、43ページ、再生可能エネルギーの利用促進について、地域温暖化の急速な進行は全世界の課題であり、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量の削減、節煙や再生可能エネルギーの利用促進など、ゼロカーボン北海道の実現に向けた取組を進めてまいります。特に、バイオガスの利用促進に努めることとしております。
以上、施策の一部について御説明いたしましたが、他の施策につきましても取組を継続しつつ、新たな対策を加えて本町の持続的発展を目指してまいります。
なお、最終ページにつきましては、過疎地域持続的発展特別事業分として位置づけるソフト事業を記載しております。
最後に、本計画につきましては、8月26日付で北海道の同意を得ております。
以上、議案第69号、清水町過疎地域持続的発展市町村計画の策定について、提案理由の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) これより質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより議案第69号、清水町過疎地域持続的発展市町村計画の策定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) ここで休憩します。
会場の準備を行います。 (午前10時32分)
○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午前10時33分)
○議長(桜井崇裕) 日程第6、議案第70号、清水町教育委員会教育長の任命についてを議題とします。
提出者より説明を求めます。町長。
○町長(阿部一男) それでは、私のほうから議案第70号、清水町教育委員会教育長の任命についての提案理由の説明を申し上げます。
清水町教育委員会教育長に、清水町北3条西2丁目2番地にお住まいの三澤吏佐子氏を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
三澤氏につきましては、この10月3日で1期3年の任期満了を迎えますことから、再任について提案させていただきます。
三澤氏は、平成17年から教育委員、平成18年から教育委員長、そして平成30年からは教育長として町の教育行政に取り組んでいただいております。
また、町総合計画の教育分野の将来像、学びから生きる力を育むまちの推進を図る上で、コミュニティスクールの推進、ICT教育の充実、小中一環教育の実現、部活動の支援、高校振興の充実、芸術・文化・スポーツ活動及び生涯学習の推進などについて、豊富な知識、経験を有しており、最もふさわしい方として提案させていただきますので、同意のほどをよろしくお願い申し上げます。
○議長(桜井崇裕) 人事案件ですが、特に質疑はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
これより議案第70号、清水町教育委員会教育長の任命についてを採決します。
この採決は、無記名投票により行います。
議場の出入り口を閉めます。
(議場閉鎖)
○議長(桜井崇裕) ただいまの出席議員数は12人です。
次に、立会人を指名します。会議規則第31条第2項の規定により、立会人に2番、川上均議員及び3番、山下清美議員を指名します。
投票用紙を配ります。
念のために申し上げます。本件に賛成の方は「賛成」と、反対の方は「反対」と記載願います。
繰り返します。本件は賛成の方は「賛成」と、反対の方は「反対」と記載願います。
なお、会議規則第83条の規定により、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は「否」とみなします。
(投票用紙配付)
○議長(桜井崇裕) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検します。
(投票箱点検)
○議長(桜井崇裕) 異状なしと認めます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) ここで休憩します。 (午前10時40分)
○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午前10時41分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) ただいまから投票を行います。
事務局長が議席番号と氏名を読み上げますので、順番に投票願います。
点呼を命じます。事務局長。
○事務局長(田本尚彦) それでは、投票順序を申し上げます。
(事務局長点呼・議員投票)
○議長(桜井崇裕) 投票漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 投票漏れなしと認めます。
投票を終わります。
開票を行います。
川上議員及び山下議員、開票の立会いをお願いいたします。
(開 票)
○議長(桜井崇裕) 投票の結果を報告します。
投票総数 12票、有効投票 12票、無効投票 0票です。
有効投票のうち 賛成 6票、反対 6票、以上のとおり投票の結果、賛成、反対が同数であります。
したがって、地方自治法第116条第1項の規定により、議長が本件に対して裁決いたします。
議案第70号、清水町教育委員会教育長の任命については、議長は同意しないと裁決します。
○議長(桜井崇裕) 再開します。
日程第7、議案第71号、清水町監査委員の選任についてを議題とします。
提出者より説明を求めます。町長。
○町長(阿部一男) それでは、議案第71号、清水町監査委員の選任について、提案理由の説明を申し上げます。
清水町監査委員に、清水町南1条1丁目19番地にお住いの飯野光彦氏を選任したいので、地方自治法第196条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。飯野氏におかれましては、医療機関の事務職として長年勤務され、本年3月末に定年退職されております。財務管理、事業の経営管理なども優れた見識をお持ちの方であり、監査委員として適任でありますので、今回提案させていただきました。同意のほど、よろしくお願いをいたします。
○議長(桜井崇裕) 人事案件ですが、特に質疑ありませんか。ありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
これより、議案第71号、清水町監査委員の選任についてを採決します。
お諮りします。本件は、これに同意することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。よって、議案第71号は同意することに決定しました。
○議長(桜井崇裕) 日程第8、意見案第6号、林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書についてを議題とします。
職員に意見書案を朗読させます。事務局。
○事務局(宇都宮学) 朗読。
○議長(桜井崇裕) 本案について、提案理由の説明を求めます。鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 意見案第6号につきまして御説明申し上げます。
林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書でございます。
中身につきましては、今、事務局が一読いただいたとおりでございます。委員の皆様の御理解のほど、よろしくお願いします。
○議長(桜井崇裕) 質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
これより、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより、意見案第6号、林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、意見案第6号は原案のとおり可決されました。
提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、環境大臣、復興大臣といたします。
○議長(桜井崇裕) 日程第9、意見案第7号、コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書についてを議題とします。
職員に意見書案を朗読させます。事務局。
○事務局(宇都宮学) 朗読。
○議長(桜井崇裕) 本案について、提案理由の説明を求めます。鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書でございます。
コロナは、もう皆さん御存知のとおり非常に厳しい今後対応がなってくるんではないかと言われているところでございます。
意見書案の内容につきましては今朗読したとおりでございますので、皆様方の御理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(桜井崇裕) これから質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
これより、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより、意見案第7号、コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、意見案第7号は原案のとおり可決されました。
提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、経済産業大臣、内閣官房長官、経済再生担当大臣といたします。
○議長(桜井崇裕) 日程第10、意見案第8号、国土強靱化に資する社会資本整備等に関する意見書についてを議題とします。
職員に意見書案を朗読させます。事務局。
○事務局(長谷川真弓) 朗読。
○議長(桜井崇裕) 本案について、提案理由の説明を求めます。鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 国土強靱化に資する社会資本整備等に関する意見書については、中身につきましては今事務局が朗読したとおりでございますが、当町においてもこの前段に書かれております平成28年の台風災害によって、非常に災害の関係でインフラが破壊されたと。そういう部分も含めて当町としてしっかりこれを出していきたいと考えております。皆様の御理解のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) これから質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
これより、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより、意見案第8号、国土強靱化に資する社会資本整備等に関する意見書についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、意見案第8号は原案のとおり可決されました。
提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、国土交通大臣、国土強靱化担当大臣といたします。
○議長(桜井崇裕) 日程第11、意見案第9号、コロナ禍における農畜産物の消費拡大及び高温・干ばつによる農作物被害対策を求める意見書についてを議題とします。
職員に意見書案を朗読させます。事務局。
○事務局(長谷川真弓) 朗読。
○議長(桜井崇裕) 本案について、提案理由の説明を求めます。鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) コロナ禍における農畜産物の消費拡大及び高温・干ばつによる農作物被害対策を求める意見書でございます。
当町内においても、干ばつについては影響があると言われてございます。この後収穫される、例えば豆類等においても非常に影響があるだろう。さらにはやはり最初から言われておりますコロナ禍におけるということで、コロナの影響というのは計り知れないぐらい、非常に問題が増えております。
それらを含めた意見書でございますので、皆様方の御理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(桜井崇裕) これから質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
これより、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより、意見案第9号、コロナ禍における農畜産物の消費拡大及び高温・干ばつによる農作物被害対策を求める意見書についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、意見案第9号は原案のとおり可決されました。
提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、農林水産大臣といたします。
○議長(桜井崇裕) 日程第12、所管事務等の調査についてを議題とします。
会議規則第72条及び第74条の規定により、お手元に配付しましたとおり、総務産業常任委員会から、町営住宅及び移住支援住宅等の現状について、その他所管に関する事項について、厚生文教常任委員会から、保育所の運営について、学童保育の運営について、その他所管に関する事項について、広報広聴常任委員会から議会広報誌の編集及び発行について、その他議会広報及び広聴に関する事項について、議会運営委員会から、議会の運営とその諸規定について、議長の諮問に関する事項について、所管事務等の調査の申出があります。
お諮りします。所管事務等の調査の申出について、申出のとおり承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。よって、本申出のとおり承認されました。
○議長(桜井崇裕) 日程第13、議員の派遣についてを議題とします。
お諮りします。議員派遣の件については、お手元に配付したとおり、清水高校模擬議会事前学習及び清水町議会報告会と町民との意見交換会への派遣することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。よって、議員の派遣については、お手元に配付しましたとおり、清水高校模擬議会事前学習へ派遣することに決定しました。
なお、この際お諮りします。ただいま決定した派遣内容について、諸般の事情により変更する場合は、議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。よって、派遣内容の変更については議長に一任することに決定しました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) これで本日の日程は全部終了しましたので、会議を閉じます。
監査委員職務執行者より挨拶したい旨の申出がありますので、これを許可いたします。監査委員職務執行者。
○監査委員職務執行者(渡辺富士雄) 貴重な時間をいただきましたので、監査委員の退任に当たり、一言挨拶させていただきます。
6月14日付で代表監査委員の任期満了を迎え、監査委員職務執行者として期日である9月30日をもちまして、監査委員の職を退任させていただきます。2期8年間と3か月余り、監査委員として財務に関する事務の執行及び事業の執行状況について例月出納検査並びに毎年度の決算審査と定期監査等により監査を実施してきました。監査を通して、職員の皆さんに指摘や指導を行わせていただきましたが、監査委員としての使命を果たせたかどうか反省する点もありますが、形式的な監査にならないように努力してまいりました。
また、この間、自然災害やハラスメント問題等の事案が発生したことが記憶に残っております。これから先にも、コロナウイルス対策をはじめとして対応が必要な課題が多々あると思いますが、職員の一人一人が役割の自覚と創意工夫をするとともに働きやすい環境づくりに心がけながら、第6期清水町総合計画の実現に向けて努力していただくようお願い申し上げます。
最後になりましたが、議会議員及び職員の皆様には御理解と御協力を賜りましたことを、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。今後とも清水町がますます発展することをお祈り申し上げて、退任の挨拶とさせていただきます。長い間、本当にありがとうございました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 以上をもって、令和3年第5回清水町議会定例会を閉会します。
(午前11時30分)